JP2016164682A - 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 - Google Patents

結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016164682A
JP2016164682A JP2016096317A JP2016096317A JP2016164682A JP 2016164682 A JP2016164682 A JP 2016164682A JP 2016096317 A JP2016096317 A JP 2016096317A JP 2016096317 A JP2016096317 A JP 2016096317A JP 2016164682 A JP2016164682 A JP 2016164682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
negative
positive
object side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016096317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6147392B2 (ja
Inventor
啓介 市川
Keisuke Ichikawa
啓介 市川
三原 伸一
Shinichi Mihara
伸一 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Publication of JP2016164682A publication Critical patent/JP2016164682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6147392B2 publication Critical patent/JP6147392B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1445Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being negative
    • G02B15/144511Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being negative arranged -+-+
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/69Control of means for changing angle of the field of view, e.g. optical zoom objectives or electronic zooming
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/18Optical objectives specially designed for the purposes specified below with lenses having one or more non-spherical faces, e.g. for reducing geometrical aberration
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/16Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
    • G02B15/20Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having an additional movable lens or lens group for varying the objective focal length

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

【課題】所望のバックフォーカスを有し、結像性能が高く、小型で薄型な結像光学系及びそれを有する電子撮像装置を提供する。【解決手段】物体側から順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズG3群と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなり、変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、第1レンズ群は、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、第2レンズ群は、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなり、第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、第2レンズ成分は、接合レンズを有し、第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなる。【選択図】図1

Description

本発明は、結像光学系及びそれを有する電子撮像装置に関するものである。
近年、撮像素子の高画素数化やデジタル画像処理技術の進展により、銀塩35mmフィルムカメラからデジタルカメラにとって代わった。また、ファインダーとして用いられる小型の液晶パネルの画素数も増えてきたため、レンズ交換式カメラも、いわゆる一眼レフレックス方式のカメラから、クイックリターンミラーを廃止した新しいコンセプトのカメラ(ミラーレス一眼カメラ)に移行しつつある。
クイックリターンミラーの廃止により、バックフォーカスがある程度短く、小型で高性能な撮像光学系の設計が可能となった。また、得られるファインダー像の大きさがレンズの結像サイズ、すなわちイメージサークル径に依存するといった制約がなくなる。このため、撮像フォーマットサイズが小さくても大きなファインダー像が得られ、加えて小型で高性能な撮像光学系の設計が可能となっている。
ところで、バックフォーカスが短く撮像フォーマットの小さなカメラとして、レンズ固定式の小型カメラ、通称コンパクトカメラが普及している。コンパクトカメラに適したズームレンズが、特許文献1〜3に記載されている。特許文献1〜3のズームレンズは、物体側から順に、負屈折力のレンズ群と、正屈折力のレンズ群と、正屈折力のレンズ群とからなる。
様々なタイプのズームレンズのなかで、最も基本的なタイプのズームレンズの構成は、物体側から順に、負屈折力のレンズ群と、正屈折力のレンズ群とからなる2群構成である。特許文献1〜3のズームレンズは、この2群構成のズームレンズの像側に正屈折力の第3レンズ群を加えたものである。レンズ群の数を増やすと、光学系の全長が広角端において長くなりがちであるが、このようにすることで、広角端における光学系の全長の増大を抑えつつ、高い変倍比が得られる。
なお、レンズ群の群数を3より多くしても、光学系の全長を短縮する効果は少ない。レンズ群の群数を4にしたズームレンズが、引用文献4〜6に記載されている。特許文献4〜6のズームレンズは、物体側から順に、負屈折力のレンズ群と、正屈折力のレンズ群と、負屈折力のレンズと、正屈折力のレンズ群とからなる。特許文献4〜6のズームレンズは、コンパクトカメラ用のズームレンズとして提案されている。しかしながら、結局、3群構成のズームレンズの方がポピュラーになっている。
上述のように、クイックリターンミラーを廃止したことにより、新しいコンセプトのカメラの光学系では、従来よりもバックフォーカスを短くできるようになった。しかしながら、新しいコンセプトのカメラの光学系もレンズ交換式の光学系である以上、光学系の全長よりもレンズの総厚が小さいことが重要であることには変わりがない。また、フランジ面(レンズ取り付け面)からの光学系の突出量にも制限がある。このようなことから、新しいコンセプトのカメラの光学系のバックフォーカスは、コンパクトカメラ用の光学系のバックフォーカスよりも長くする必要がある。
上述のように、コンパクトカメラのズームレンズには、レンズ群の屈折力が、物体側から順に、負・正・正であるズームレンズと、負・正・負・正であるズームレンズとがある。負・正・正のズームレンズでは、バックフォーカスを長くすると、光学系の小型化や薄型化は困難となる。一方、負・正・負・正のズームレンズでは、バックフォーカスを長くしても、光学系の小型化や薄型化が可能である。
負・正・負・正のズームレンズで、バックフォーカスをある程度長くしたズームレンズが、特許文献7や特許文献8に開示されている。
特開2002− 48975号公報 特開2002−365545号公報 特開2003−140043号公報 特開2003−131130号公報 特開2008−233611号公報 特開2012− 22106号公報 特開2012− 58406号公報 特開2012−133230号公報
特許文献7のズームレンズでは、開口絞りの位置やレンズ形状によるスペースの無駄が存在する。また、特許文献8のズームレンズでは、レンズ枚数が多いことによるスペースの無駄が存在する。
また、新しいコンセプトのカメラでは、撮像した画像の画質に、一眼レフレックス方式のカメラと同様の高い画質が求められる。すなわち、新しいコンセプトのカメラでは、撮像した画像の画質は、コンパクトカメラのそれよりも高レベルが要求される。そのため、新しいコンセプトのカメラのズームレンズには、高い結像性能が求められる。しかしながら、特許文献7、8のズームレンズの結像性能(光学性能)は、十分に高いとは言い難い。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所望のバックフォーカスを有し、結像性能(光学性能)が高く、小型で薄型な結像光学系及びそれを有する電子撮像装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の結像光学系は、
物体側から順に、
負屈折力の第1レンズ群と、
正屈折力の第2レンズ群と、
負屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、からなり、
変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなり、
第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第2レンズ成分は、接合レンズを有し、
第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなることを特徴とする。
また、本発明の別の結像光学系は、
物体側から順に、
負屈折力の第1レンズ群と、
正屈折力の第2レンズ群と、
負屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、からなり、
変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、
第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなるか、又は、さらに第2レンズ成分の像側に正屈折力の第3レンズ成分を有し、
第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第2レンズ成分は、接合レンズを有し、
第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなることを特徴とする。
また、本発明の更に別の結像光学系は、
物体側から順に、
負屈折力の第1レンズ群と、
正屈折力の第2レンズ群と、
負屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、からなり、
変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなるか、又は、さらに第2レンズ成分の像側に第3レンズ成分を有し、
第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第2レンズ成分は、接合レンズを有し、
第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする。
−100<(R21F+R21R)/(R21F−R21R)<−0.2 (1)
ここで、
21Fは、第1レンズ成分の最も物体側面の近軸曲率半径、
21Rは、第1レンズ成分の最も像側面の近軸曲率半径、
である。
また、本発明の電子撮像装置は、
上記の結像光学系と、
撮像面を有する撮像素子を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、所望のバックフォーカスを有し、結像性能(光学性能)が高く、小型で薄型な結像光学系及びそれを有する電子撮像装置を提供できる。
実施例1にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例1にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例2にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例2にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例3にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例3にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例4にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例4にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例5にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例5にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例6にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例6にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例7にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例7にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例8にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例8にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例9にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例9にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例10にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例10にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例11にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例11にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例12にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例12にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例13にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例13にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 実施例14にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での断面図である。 実施例14にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)〜(d)は広角端、(e)〜(h)は中間、(i)〜(l)は望遠端での状態を示している。 本実施例による結像光学系を交換レンズとして用いたレンズ交換式カメラの断面図である。 本実施例によるレンズ交換式カメラの外観を示す前方斜視図である。 図16のレンズ交換式カメラの後方斜視図である。 図16のレンズ交換式カメラの主要部の内部回路の構成ブロック図である。
以下に、本発明にかかる結像光学系をズームレンズに適用した実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。すなわち、実施形態の説明に当たって、例示のために特定の詳細な内容が多く含まれるが、これらの詳細な内容に色々なバリエーションや変更を加えても、本発明の範囲を超えない。従って、以下で説明する本発明の例示的な実施形態は、権利請求された発明に対して、一般性を失わせることなく、また、何ら限定をすることもなく、述べられたものである。
まず、本実施形態の結像光学系における基本構成を説明する。基本構成では、レンズ群の数は4つであり、4つのレンズ群は、物体側から、負屈折力の第1レンズ群と、正屈折力の第2レンズ群と、負屈折力の第3レンズ群と、正屈折力の第4レンズ群の順で配置されている。そして、変倍時に、隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
本実施形態の結像光学系は、新しいコンセプトのカメラに適した光学系である。新しいコンセプトのカメラ光学系では、光学系のバックフォーカスは、一眼レフレックス方式のカメラ用の光学系のバックフォーカスほどの長さは不要であるが、ある程度の長さは必要である。そこで、レンズ群の屈折力を物体側から順に、負・正・負・正とし、変倍時に隣り合うレンズ群の間隔を変化させている。このようにすることで、本実施形態の結像光学系では、コンパクトカメラ用の光学系のバックフォーカスよりも長いバックフォーカスを実現している。しかも、結像光学系の結像性能については、一眼レフレックス方式のカメラの光学系における結像性能と同等のレベルできる。特に、第3レンズ群の屈折力を負にすることで、光学系の全長を短縮しつつ、所望のバックフォーカスが確保できる。
また、基本構成では、第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなる。一方、第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなる。なお、レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズである。
第3レンズ群では、レンズ枚数を1枚にすることで光学系の薄型化ができ、レンズ枚数を2枚にすることで結像性能を高められる。また、第4レンズ群を1つの正レンズ成分にすることで収差を良好に補正でき、しかも学系を薄型にできる。
次に、第1実施形態の結像光学系について説明する。第1実施形態の結像光学系は、上述の基本構成を備えている。そして、第1実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなる。また、第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなり、第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、第2レンズ成分は、接合レンズを有する。
第1レンズ群の構成を上述のようにすることで、歪曲収差、非点収差及びコマ収差を良好に補正できる。
一方、光学系のFナンバー(F値)を小さくしようとすると、第2レンズ群を通過する従属光線の高さは、各像高で高くなる。従属光線の高さが高くなると、球面収差、コマ収差及び軸上色収差の補正が困難になりやすい。しかも、光学系を薄型にするには、光学系の全長を短縮する必要があるが、そのためには第2レンズ群の屈折力を大きくしなくてはならない。そうすると、球面収差、コマ収差及び軸上色収差の補正が更に困難になる。そこで、第2レンズ群の構成を上述のようにすることで、球面収差、コマ収差及び軸上色収差を良好に補正できる。
第2実施形態の結像光学系について説明する。第2実施形態の結像光学系は、上述の基本構成を備えている。そして、第2実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなるか、又は、さらに第2レンズ成分の像側に正屈折力の第3レンズ成分を有し、第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、第2レンズ成分は、接合レンズを有する。
第1レンズ群の構成と第2レンズ群の構成を上述のようにすることで、第1実施形態の結像光学系と同様の効果が得られる。また、第2レンズ群が第3レンズ成分を有する場合、球面収差やコマ収差を良好に補正できる。
第3実施形態の結像光学系について説明する。第3実施形態の結像光学系は、上述の基本構成を備えている。そして、第3実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなるか、又は、さらに第2レンズ成分の像側に第3レンズ成分を有し、第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、第2レンズ成分は、接合レンズを有し、以下の条件式(1)を満足する。
−100<(R21F+R21R)/(R21F−R21R)<−0.2 (1)
ここで、
21Fは、第1レンズ成分の最も物体側面の近軸曲率半径、
21Rは、第1レンズ成分の最も像側面の近軸曲率半径、
である。
第1レンズ群の構成と第2レンズ群の構成を上述のようにすることで、第1実施形態の結像光学系と同様の効果が得られる。また、第2レンズ群が第3レンズ成分を有する場合、球面収差やコマ収差を良好に補正できる。そして、条件式(1)を満足することで、球面収差、非点収差及びコマ収差を更に良好に補正できる。なお、近軸曲率半径を、光軸上における曲率半径としても良い。
条件式(1)の下限値を上回ることで、球面収差の補正を有利に行なえる。一方、条件式(1)の上限値を下回ることで、非点収差やコマ収差などの軸外収差の補正を有利に行なえる。なお、補正を有利に行なえるとは、収差を良好に補正できるという意味である。
なお、条件式(1)に代えて、次の条件式(1’)を満足することが、より好ましい。
−100<(R21F+R21R)/(R21F−R21R)<−0.75 (1’)
さらに、条件式(1)に代えて、次の条件式(1”)を満足することが、より一層好ましい。
−100<(R21F+R21R)/(R21F−R21R)<−1.2395 (1”)
また、レンズ面が球面の場合、負の球面収差や内コマが発生しやすい。そこで、第2レンズ成分に非球面を導入すると、これらの収差の発生を抑制できる。第2レンズ成分に非球面を導入する場合も、条件式(1)を満足すると良い。
また、第1〜3実施形態の結像光学系(以下、本実施形態の結像光学系とする)では、変倍時、各レンズ群は以下のように移動することが好ましい。
広角端から望遠端への変倍時、第1レンズ群は、一旦像側に移動した後、物体側へ移動する(往復運動をする)。第2レンズ群は、物体側にのみ移動する。第3レンズ群は、広角端での位置よりも望遠端での位置の方がおおむね物体側(あるいは、少なくとも物体側)となるように移動する。なお、第3レンズ群は、このように移動しない場合もある。第4レンズ群は固定する(静止している)。第4レンズ群を固定にすることで、鏡筒の構造が複雑にならず、また、光学系が大型にならない。なお、第4レンズ群を移動させても良い。第4レンズ群を移動させることは、変倍時の非点収差の変動を小さくする点で有利である。
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ成分と第2レンズ成分の間に、開口絞りを有することが好ましい。
このようにすると、変倍時に第2レンズ群が移動する空間を十分に確保できる。また、変倍時の軸外収差の変動、特にコマ収差や非点収差の変動を小さくできる。
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
−10<(R22F+R22R)/(R22F−R22R)<10 (2)
ここで、
22Fは、第2レンズ成分の最も物体側の面の近軸曲率半径、
22Rは、第2レンズ成分の最も像側の面の近軸曲率半径、
である。
条件式(2)の下限値を上回ることで、非点収差や球面収差の補正が有利に行なえる。一方、条件式(2)の上限値を下回ることで、コマ収差の補正が有利に行なえる。
なお、条件式(2)に代えて、次の条件式(2’)を満足することが、より好ましい。
−10<(R22F+R22R)/(R22F−R22R)<6 (2’)
さらに、条件式(2)に代えて、次の条件式(2”)を満足することが、より一層好ましい。
−10<(R22F+R22R)/(R22F−R22R)<−0.24 (2”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
0<fw/|R22c|<5.0 (3)
ここで、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
22cは、第2レンズ成分において最も像側に位置する接合面の近軸曲率半径、
である。
ここで、第2レンズ成分の接合レンズにおいて、最も像側に位置するレンズが正凸レンズの場合、R22cは正の値であり、負レンズの場合、R22cは負の値となる。
条件式(3)の下限値を上回ることで、軸上色収差や球面収差の補正不足を防止できる。軸上色収差については、短波長での収差量が負の値にならないようにできる。一方、条件式(3)の上限値を下回ることで、正レンズの縁肉の厚みが不足しない(十分な厚みが得られる)。この場合、正レンズの光軸上での厚みを増大させなくて済むので、光学系を薄型にできる。なお、この正レンズは、接合レンズを形成している一方のレンズである。
なお、条件式(3)に代えて、次の条件式(3’)を満足することが、より好ましい。
0<fw/|R22c|<2.7 (3’)
さらに、条件式(3)に代えて、次の条件式(3”)を満足することが、より一層好ましい。
0<fw/|R22c|<1.92 (3”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
0.1<f2/f21<2.0 (4)
ここで、
2は、第2レンズ群の焦点距離、
21は、第1レンズ成分の焦点距離、
である。
条件式(4)の下限値を上回ることで、第2レンズ成分側での収差発生量の急増を抑制できる。一方、条件式(4)の上限値を下回ることで、第1レンズ成分自体での収差発生量の急増を抑制できる。条件式(4)を満足することで、第2レンズ群全体での屈折力と第1レンズ成分の屈折力とのバランスを最適にできるので、双方の収差の発生量を少なくできる。
なお、条件式(4)に代えて、次の条件式(4’)を満足することが、より好ましい。
0.1<f2/f21<0.94 (4’)
さらに、条件式(4)に代えて、次の条件式(4”)を満足することが、より一層好ましい。
0.1<f2/f21<0.78 (4”)
また、本実施形態の結像光学系では、第2レンズ群のいずれかの面に、非球面を導入することが好ましい。このようにすることで、第2レンズ成分側での収差の発生量と第1レンズ成分自体での収差の発生量を、共に少なくできる。なお、非球面は、第1レンズ成分に導入するほうが好ましい。この場合、条件式(4)を満足することが好ましい。
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(5)を満足することが好ましい。
0.01<d212/fw<0.4 (5)
ここで、
212は、第1レンズ成分と第2レンズ成分との光軸上での空気間隔、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
である。
条件式(5)の下限値を上回ることで、球面収差、コマ収差及び非点収差の各々を、総合的に良好に補正できる。一方、条件式(5)の上限値を下回ることで、第2レンズ群の光軸上での厚みの増大を回避できる。そのため、光学系を薄型にできる。
なお、条件式(5)に代えて、次の条件式(5’)を満足することが、より好ましい。
0.05<d212/fw<0.4 (5’)
さらに、条件式(5)に代えて、次の条件式(5”)を満足することが、より一層好ましい。
0.05<d212/fw<0.3 (5”)
また、本実施形態の結像光学系では、第2レンズ成分の接合レンズは、負レンズと、負レンズに接合された正レンズと、を有し、以下の条件式(6)、(7)を満足することが好ましい。
0<ν22p−ν22n<80 (6)
−0.7<N22p−N22n<0.2 (7)
ここで、
22pは、第2レンズ成分の正レンズのd線における屈折率、
ν22pは、第2レンズ成分の正レンズの線を基準としたアッベ数、
22nは、第2レンズ成分の負レンズのd線における屈折率、
ν22nは、第2レンズ成分の負レンズの線を基準としたアッベ数、
である。
条件式(6)の下限値を上回ることで、軸上色収差の補正不足を防止できる(軸上色収差について、短波長での収差量が負の値にならないようにできる)。一方、条件式(6)の上限値を下回ることで、実用可能な光学材料を使って色収差ができる。なお、条件式(6)の上限値を上回っても色収差の補正はできるが、使用できる光学材料が現時点で存在しない。
条件式(7)の下限値を上回ることで、球面収差の補正には不利になるが、ペッツバール和が正の大きな値になりにくい。一方、条件式(7)の上限値を下回ることで、ペッツバール和を適正な値にしづらくなるが、球面収差の補正不足(負の値の側)を防止できる。
なお、条件式(6)に代えて、次の条件式(6’)を満足することが、より好ましい。
0<ν22p−ν22n<57 (6’)
さらに、条件式(6)に代えて、次の条件式(6”)を満足することが、より一層好ましい。
0<ν22p−ν22n<44.9 (6”)
なお、条件式(7)に代えて、次の条件式(7’)を満足することが、より好ましい。
−0.35<N22p−N22n<0.2 (7’)
さらに、条件式(7)に代えて、次の条件式(7”)を満足することが、より一層好ましい。
−0.3085<N22p−N22n<0.2 (7”)
また、本実施形態の結像光学系では、第2レンズ成分の接合レンズは、物体側から、負レンズ、正レンズの順に接合されていることが好ましい。
ところで、第1〜第4レンズ群を上述のように移動させることで、所望のバックフォーカスを確保し、光学系の全長を短縮できるが、更に第3レンズ群を、第2レンズ群との空気間隔がより大きくなるように移動させると良い。
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
0.0<M3/M2<0.85 (8)
ここで、
2=|M2w−M2t|、M3=|M3w−M3t|、
2wは、広角端における第2レンズ群の位置、
2tは、望遠端における第2レンズ群の位置、
3wは、広角端における第3レンズ群の位置、
3tは、望遠端における第3レンズ群の位置であって、
いずれも、無限遠物点合焦における位置、
である。
条件式(8)の下限値を上回ることで、所定のレンズ群を制限内で移動させても変倍比の減少を防止できる。一方、条件式(8)の上限値を下回ることで、望遠端における光学系の全長の増大を抑制できるか、又はバックフォーカスの減少を防止できる。
なお、条件式(8)に代えて、次の条件式(8’)を満足することが、より好ましい。
0.35<M3/M2<0.85 (8’)
さらに、条件式(8)に代えて、次の条件式(8”)を満足することが、より一層好ましい。
0.35<M3/M2<0.75 (8”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
0.5<f4/|f3|<5.0 (9)
ここで、
3は、第3レンズ群の焦点距離、
4は、第4レンズ群の焦点距離、
である。
条件式(9)は、第3レンズ群の屈折力と第4レンズ群の屈折力に関する条件式であって、所望のバックフォーカスを確保した際に、併せて、光学系の全長の短縮と所望の変倍比の確保を実現するための条件式である。
条件式(9)の下限値を上回ることで、所定のレンズ群を制限内で移動させた場合や、光学系の全長を制限した場合であっても、変倍比の減少を防止できる。一方、条件式(9)の上限値を下回ることで、光学系の全長を短縮したときに、軸外収差の補正を有利に行なえ、また、変倍時の非点収差の変動を抑制できる。
なお、条件式(9)に代えて、次の条件式(9’)を満足することが、より好ましい。
0.9<f4/|f3|<3.2 (9’)
さらに、条件式(9)に代えて、次の条件式(9”)を満足することが、より一層好ましい。
1.29<f4/|f3|<1.89 (9”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(10)を満足することが好ましい。
−2.20<β234w<−0.45 (10)
ここで、
β234wは、第2レンズ群から第4レンズ群までの広角端における合成倍率であって、無限遠物点合焦時の合成倍率、
である。
条件式(10)は、所望のバックフォーカスの確保と、望遠側における光学系の全長の増大の抑制に関する条件式である。
所望のバックフォーカスを確保しつつ、光学系の全長の短縮を行なうと、第2レンズ群以降の全てのレンズ群の合成倍率が高くなる。すると、望遠側における光学系の全長が増大しやすくなる。このような場合、たとえ負屈折力の第3レンズ群を導入して光学系の全長の増大を抑制するにしても、光学系の全長の増大はある程度以内に収めた方が良い。なお、第2レンズ群以降の全てのレンズ群の合成倍率とは、第2レンズ群から第4レンズ群までを1つの光学系としてみなした場合の合成倍率のことである。
条件式(10)の下限値を上回ることで、望遠側における光学系の全長の増大を抑制できる。一方、条件式(10)の上限値を下回ることで、所望のバックフォーカスを容易に確保できる。
なお、条件式(10)の下限値を下回ると、光学系の全長が増大し、上限値を上回ると、所望のバックフォーカスの確保が困難になる。このような状態、敢えて望遠端での全長を短縮したり、所望のバックフォーカスを得ようとすると、特に、変倍時におけるコマ収差や非点収差の変動が大きくなりやすい。
なお、条件式(10)に代えて、次の条件式(10’)を満足することが、より好ましい。
−1.50<β234w<−0.45 (10’)
さらに、条件式(10)に代えて、次の条件式(10”)を満足することが、より一層好ましい。
−1.30<β234w<−0.55 (10”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(11)を満足することが好ましい。
−0.70<β2w<−0.35 (11)
ここで、
β2wは、広角端における第2レンズ群の倍率であって、無限遠物点合焦時の倍率、
である。
条件式(11)は第2レンズ群の倍率に関する条件式であって、第2レンズ群の移動量の抑制に関する条件式である。変倍時の第2レンズ群の移動量は、第2レンズ群自身の持つ倍率の絶対値が小さいほど少なくて済む。
条件式(11)の下限値を上回ることで、第2レンズ群の移動量が大きくならい。そのため、光学系の全長を制限した場合であっても、所望の変倍比が得られる。一方、条件式(11)の上限値を下回ることで、所望のバックフォーカスを確保できる。
なお、条件式(11)の上限値を上回ると、所望のバックフォーカスの確保が困難になる。このような状態、敢えて望遠端での全長を短縮したり、所望のバックフォーカスを得ようとすると、特に、変倍時におけるコマ収差や非点収差の変動が大きくなりやすい。
なお、条件式(11)に代えて、次の条件式(11’)を満足することが、より好ましい。
−0.60<β2w<−0.40 (11’)
さらに、条件式(11)に代えて、次の条件式(11”)を満足することが、より一層好ましい。
−0.57<β2w<−0.41 (11”)
また、本実施形態の結像光学系では、第4レンズ群は、変倍時に移動しないことが好ましい。
変倍時に、第4レンズ群が移動しない(静止している)ことで、鏡枠の機構を簡易にできる。そのため、光学系を小型にできる。一方、収差補正の面では、変倍時、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が変化するので、第4レンズ群が移動しなくても補正上問題は生じない。
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(12)を満足することが好ましい。
0.6<fw/f2<1.4 (12)
ここで、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
2は、第2レンズ群の焦点距離、
である。
条件式(12)は第2レンズ群の屈折力に関する条件式であって、第2レンズ群の移動量の抑制に関する条件式である。第2レンズ群の屈折力が大きいほど、光学系の全長が短縮でき、また、変倍時の第2レンズ群の移動量が少なくて済む。
条件式(12)の下限値を上回ることで、変倍時の第2レンズ群の移動量を少なくでき、また、光学系の全長を短縮できる。一方、条件式(12)の上限値を下回ることで、所望のバックフォーカスを確保でき、同時に、各収差、特に、コマ収差や非点収差の補正を有利に行なえる。
なお、条件式(12)に代えて、次の条件式(12’)を満足することが、より好ましい。
0.7<fw/f2<1.3 (12’)
さらに、条件式(12)に代えて、次の条件式(12”)を満足することが、より一層好ましい。
0.75<fw/f2<1.25 (12”)
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、以下の条件式(13)を満足することが好ましい。
1<SF11n−SF12n<4.0 (13)
ここで、
SF11n=(R11nF+R11nR)/(R11nF−R11nR) (13a)、
SF12n=(R12nF+R12nR)/(R12nF−R12nR) (13b)、
11nFは、第1レンズ群の第1負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
11nRは、第1レンズ群の第1負レンズの像側面の近軸曲率半径、
12nFは、第1レンズ群の第2負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
12nRは、第1レンズ群の第2負レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
第1レンズ群では、歪曲収差、非点収差及びコマ収差が発生しやすい。条件式(13)の下限値を上回ることで、これらの収差を、全体に亘り、バランスよく、良好に補正できる。なお、全体とは、例えば、変倍時における広角端から望遠端までの範囲や、合焦時における無限遠物点から近点までの範囲のことである。
また、光学系の設計時、隣り合う2つのレンズが干渉する配置(レンズの一部が互いに重なってしまう配置)になる場合がある。条件式(13)の上限値を下回ることで、第1負レンズと第2負レンズとが干渉することなく、第1負レンズと第2負レンズとの空気間隔を少なくできる。そのため、光学系を薄型にできる。
なお、条件式(13)に代えて、次の条件式(13’)を満足することが、より好ましい。
1<SF11n−SF12n<3.35 (13’)
さらに、条件式(13)に代えて、次の条件式(13”)を満足することが、より一層好ましい。
1<SF11n−SF12n<3.1 (13”)
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、以下の条件式(14)を満足することが好ましい。
−0.1<R1pF/R12nR<1 (14)
ここで、
1pFは、第1レンズ群の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
12nRは、第1レンズ群の第2負レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
第1レンズ群では、歪曲収差、非点収差及びコマ収差が発生しやすい。条件式(14)の下限値を上回ることで、これらの収差を、全体に亘り、バランスよく、良好に補正できる。一方、条件式(14)の上限値を下回ることで、第2負レンズと正レンズとが干渉することなく、第2負レンズと正レンズとの空気間隔を少なくできる。そのため、光学系を薄型にできる。
なお、条件式(14)に代えて、次の条件式(14’)を満足することが、より好ましい。
−0.01<R1pF/R12nR<1.0 (14’)
さらに、条件式(14)に代えて、次の条件式(14”)を満足することが、より一層好ましい。
0.33<R1pF/R12nR<1.0 (14”)
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、以下の条件式(15)を満足することが好ましい。
0.1<d112/fw<0.7 (15)
ここで、
112は、第1レンズ群の第1負レンズと第2負レンズとの光軸上の空気間隔、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
である。
第1レンズ群では、歪曲収差、非点収差及びコマ収差が発生しやすい。条件式(15)の下限値を上回ることで、これらの収差を、全体に亘り、バランスよく、良好に補正できる。一方、条件式(15)の上限値を下回ることで、第1レンズ群における厚みの増大を抑制できる。そのため、光学系を薄型にできる。
なお、条件式(15)に代えて、次の条件式(15’)を満足することが、より好ましい。
0.1<d112/fw<0.5 (15’)
さらに、条件式(15)に代えて、次の条件式(15”)を満足することが、より一層好ましい。
0.1<d112/fw<0.34 (15”)
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、以下の条件式(16)を満足することが好ましい。
0.4<(R1nF+R1nR)/(R1nF−R1nR)<1.5 (16)
ここで、
1nFは、第1レンズ群の負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
1nRは、第1レンズ群の負レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
第1レンズ群では、歪曲収差、非点収差及びコマ収差が発生しやすい。条件式(16)の下限値を上回ることで、これらの収差を、全体に亘り、バランスよく、良好に補正できる。一方、条件式(16)の上限値を下回ることで、光学系の全長を短縮できる。
なお、条件式(16)に代えて、次の条件式(16’)を満足することが、より好ましい。
0.4<(R1nF+R1nR)/(R1nF−R1nR)<1.1 (16’)
さらに、条件式(16)に代えて、次の条件式(16”)を満足することが、より一層好ましい。
0.4<(R1nF+R1nR)/(R1nF−R1nR)<1.0 (16”)
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、以下の条件式(17)を満足することが好ましい。
−7.0<(R1pF+R1pR)/(R1pF−R1pR)<−1.2 (17)
ここで、
1pFは、第1レンズ群の正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
1pRは、第1レンズ群の正レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
条件式(17)の下限値を上回ることで、光学系の全長の短縮ができる。また、第1レンズ群では、歪曲収差、非点収差及びコマ収差が発生しやすい。条件式(17)の上限値を下回ることで、これらの収差を、全体に亘り、バランスよく、良好に補正できる。
なお、条件式(17)に代えて、次の条件式(17’)を満足することが、より好ましい。
−4.0<(R1pF+R1pR)/(R1pF−R1pR)<−1.2 (17’)
さらに、条件式(17)に代えて、次の条件式(17”)を満足することが、より一層好ましい。
−3.7<(R1pF+R1pR)/(R1pF−R1pR)<−1.2 (17”)
また、本実施形態の結像光学系では、第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、以下の条件式(18)を満足することが好ましい。
0.1<d12/fw<0.55 (18)
ここで、
12は、第1レンズ群の負レンズと正レンズとの光軸上の空気間隔、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
である。
第1レンズ群では、歪曲収差、非点収差及びコマ収差が発生しやすい。条件式(18)の下限値を上回ることで、これらの収差を、全体に亘り、バランスよく、良好に補正できる。一方、条件式(18)の上限値を下回ることで、第1レンズ群における厚みの増大を抑制できる。そのため、光学系を薄型にできる。
なお、条件式(18)に代えて、次の条件式(18’)を満足することが、より好ましい。
0.13<d12/fw<0.50 (18’)
さらに、条件式(18)に代えて、次の条件式(18”)を満足することが、より一層好ましい。
0.21<d12/fw<0.47 (18”)
また、本実施形態の結像光学系では、合焦時、第3レンズ群は移動し、第3レンズ群は、最も物体側に負レンズを有し、以下の条件式(19)を満足することが好ましい。
0.4<(R3F+R3R)/(R3F−R3R)<3.5 (19)
ここで、
3Fは、第3レンズ群の負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
3Rは、第3レンズ群の負レンズの像側面の近軸曲率半径、
である。
第3レンズ群は、移動させても収差の変動量が少ない。そのため、第3レンズ群は合焦用のレンズ群として最適である。
条件式(19)の下限値を上回ることで、合焦による球面収差やコマ収差の変動量の増大を抑制できる。一方、条件式(19)の上限値を下回ることで、広角端において、より近距離の物体に合焦しても、第3レンズ群と第4レンズ群との干渉を防止できる。
なお、条件式(19)に代えて、次の条件式(19’)を満足することが、より好ましい。
0.5<(R3F+R3R)/(R3F−R3R)<2.7 (19’)
さらに、条件式(19)に代えて、次の条件式(19”)を満足することが、より一層好ましい。
0.55<(R3F+R3R)/(R3F−R3R)<2.5 (19”)
また、本実施形態の結像光学系では、第3レンズ群は1つのレンズで構成することが好ましい。
このようにすることで、光学系を薄型にできる。
また、本実施形態の結像光学系では、合焦時、第3レンズ群は移動し、第3レンズ群は第1負レンズと第2負レンズからなり、以下の条件(20)を満足することが好ましい。
−0.35<(R31R+R32F)/(R31R−R32F)<0 (20)
ここで、
31Rは、第3レンズ群の第1負レンズの像側面の近軸曲率半径、
32Fは、第3レンズ群の第2負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
である。
第1負レンズと第2負レンズを備えることによって、両者の間に、凸形状の空気レンズが形成される。条件式(20)は、この空気レンズに関する条件式である。
条件式(20)の下限値を上回ることで、合焦による非点収差の変動量の増大を抑制できる。一方、条件式(20)の上限値を下回ることで、合焦による球面収差やコマ収差の変動量の増大を抑制できる。
なお、条件式(20)に代えて、次の条件式(20’)を満足することが、より好ましい。
−0.3<(R31R+R32F)/(R31R−R32F)<−0.1 (20’)
さらに、条件式(20)に代えて、次の条件式(20”)を満足することが、より一層好ましい。
−0.25<(R31R+R32F)/(R31R−R32F)<−0.15 (20”)
また、本実施形態の結像光学系では、第3レンズ群は、最も物体側に負レンズを有し、以下の条件式(21)を満足することが好ましい。
−0.2<N4−N3F<0.6 (21)
ここで、
3Fは、第3レンズ群の負レンズを形成する媒質のd線に対する屈折率、
4は、第4レンズ群の正レンズ成分を形成する媒質のd線に対する屈折率、
である。
条件式(21)の下限値を上回ることで、ペッツバール和が正の大きな値になりにくい。一方、条件式(21)の上限値を下回ることで、実用可能な光学材料を使って色収差ができる。なお、条件式(21)の上限値を上回っても収差補正はできるが、使用できる光学材料が現時点で存在しない。
なお、条件式(21)に代えて、次の条件式(21’)を満足することが、より好ましい。
−0.02<N4−N3F<0.6 (21’)
さらに、条件式(21)に代えて、次の条件式(21”)を満足することが、より一層好ましい。
0.11<N4−N3F<0.6 (21”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(22)を満足することが好ましい。
0.12<fw/f4<0.6 (22)
ここで、
4は、第4レンズ群の焦点距離、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
である。
条件式(22)の下限値を上回ることで、第4レンズ群の屈折力が小さくなり過ぎない。この場合、第3レンズ群の屈折力も小さくする必要がないため、第3レンズ群を合焦用のレンズ群として使用できる。一方、条件式(22)の上限値を下回ることで、第4レンズ群の屈折力が大きくなり過ぎない。変倍時、第4レンズ群から出射する主光線の射出角が変動するが、条件式(22)の上限値を下回ることで、この変動の増大を抑制できる。
なお、条件式(22)の上限値を上回ると、射出角の変動が増大する。このような状態で、敢えて第3レンズ群の屈折力を大きくしたり、主光線の射出角をより適正にしようとすると、特に、変倍時におけるコマ収差や非点収差の変動が大きくなりやすい。
なお、条件式(22)に代えて、次の条件式(22’)を満足することが、より好ましい。
0.12<fw/f4<0.44 (22’)
さらに、条件式(22)に代えて、次の条件式(22”)を満足することが、より一層好ましい。
0.12<fw/f4<0.42 (22”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(23)を満足することが好ましい。
0.0<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<8.0 (23)
ここで、
4Fは、第4レンズ群の物体側の面の近軸曲率半径、
4Rは、第4レンズ群の像側の面の近軸曲率半径、
である。
条件式(23)の下限値を上回ることで、光学系の全長を短縮できる。一方、条件式(23)の上限値を下回ることで、広角端において、第3レンズ群と第4レンズ群との干渉を防止できる。
なお、条件式(23)の上限値を上回ると、第3レンズ群と第4レンズ群とが干渉しやすくなる。このような状態で、敢えて光学系の全長を更に短縮させたり、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔を広げようとすると、特に、変倍時におけるコマ収差や非点収差の変動が大きくなりやすい。
なお、条件式(23)に代えて、次の条件式(23’)を満足することが、より好ましい。
0.2<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<8.0 (23’)
さらに、条件式(23)に代えて、次の条件式(23”)を満足することが、より一層好ましい。
0.47<(R4F+R4R)/(R4F−R4R)<8.0 (23”)
また、本実施形態の結像光学系では、以下の条件式(24)を満足することが好ましい。
0.8<fb/fw<1.5 (24)
ここで、
bは、第4レンズ群の最終面からガウス像点までの光軸上の距離、
wは、広角端における結像光学系の全系の焦点距離、
である。
条件式(24)の下限値を上回ることで、所望のバックフォーカスを確保できる。一方、条件式(24)の上限値を下回ることで、光学系の全長の増大を抑制できる。また、特にコマ収差や歪曲収差の補正が有利に行なえる。なお、fbは、空気換算したときの距離である。
なお、条件式(24)に代えて、次の条件式(24’)を満足することが、より好ましい。
0.9<fb/fw<1.5 (24’)
さらに、条件式(24)に代えて、次の条件式(24”)を満足することが、より一層好ましい。
1.0<fb/fw<1.5 (24”)
また、本実施形態の結像光学系では、第4レンズ群を、変倍時及び合焦時に固定することが好ましい。
変倍時及び合焦時に、第4レンズ群を固定する(静止させる)ことで、鏡筒の構造が複雑にならず、また、光学系が大型にならない。なお、第4レンズ群を、変倍時及び合焦時に固定する場合、条件式(24)を満足することが好ましい。
また、本実施形態の結像光学系では、変倍時、開口絞りは第2レンズ群と一体で移動することが好ましい。
このようにすると、変倍時に第2レンズ群が移動する空間を十分に確保できる。また、変倍時の軸外収差の変動、特にコマ収差や非点収差の変動を小さくできる。
なお、上述のように、第3レンズ群は1枚のレンズで構成することは可能である。但し、第3レンズ群を合焦用のレンズ群とする場合、第3レンズ群は2枚のレンズで構成する方が良い。このようにすることで、収差を補正が有利に行なえ、また、合焦時の第3レンズ群の移動量を少なくできる。しかし、光学系を薄型にするのは困難である。
また、第3レンズ群を2枚のレンズで構成する場合は、2枚のレンズは、共に負レンズとするのがよい。但し、より良好な色収差補正を行なう場合は、2枚のレンズは、負レンズと正レンズとするのが良い。第3レンズ群を負レンズと正レンズとで構成する場合、前後の順はどちらでも構わない。
また、第4レンズ群は、近軸構成や収差補正の観点から、1つのレンズ成分で構成すれば十分である。2つ以上のレンズ成分で第4レンズ群を構成すると、光学系が大型になるだけである。
また、本実施形態の電子撮像装置は、上記のいずれかの結像光学系と、撮像面を有する撮像素子を備えることを特徴とする。
このようにすることで、所望のバックフォーカスを有し、結像性能(光学性能)が高く、小型で薄型な結像光学系を備えた撮像装置を実現できる。
なお、各条件式について、下限値、上限値の何れかまたは双方を限定することで、その機能をより確実にできるので好ましい。また、各条件式について、より限定した条件式の数値範囲の上限値あるいは下限値のみを限定しても構わない。また、条件式の数値範囲を限定するにあたっては、上記の各条件式の上限値又は下限値を、上記の他の条件式の上限値又は下限値としても良い。
以下に、本発明のある態様に係る結像光学系の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、屈折力の正、負は近軸曲率半径に基づく。
実施例1に係る結像光学系について説明する。図1は実施例1に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図(レンズ断面図)であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。なお、以下全ての実施例において、レンズ断面図中、Cはカバーガラス、Iは撮像素子の撮像面を示している。
図2は実施例1にかかる結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図であって、ωは半画角である。なお、収差図における記号は、後述の実施例においても共通である。
また、これらの収差図において、(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ、広角端における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示している。
また、(e)、(f)、(g)、(h)は、それぞれ中間焦点距離状態おける球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示している。
また、(i)、(j)、(k)、(l)は、それぞれ、望遠端における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示している。
実施例1の結像光学系は、図1に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL5と両凸正レンズL6とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL4と接合レンズ(負メニスカスレンズL5)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、両凹負レンズL7からなる。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL8からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、正メニスカスレンズL4の両面と、両凹負レンズL7の像側面と、両凸正レンズL8の像側面と、の合計4面に設けられている。
次に、実施例2に係る結像光学系について説明する。図3は実施例2に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図4は実施例2に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例2の結像光学系は、図3に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、両凹負レンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL3と接合レンズ(負メニスカスレンズL4)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL1の像側面と、正メニスカスレンズL3の両面と、負メニスカスレンズL6両面と、の合計5面に設けられている。
次に、実施例3に係る結像光学系について説明する。図5は実施例3に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図6は実施例3に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例3の結像光学系は、図5に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、両凸正レンズL5と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL3と接合レンズ(負メニスカスレンズL4)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、両凹負レンズL6からなる。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL7からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、負メニスカスレンズL1の像側面と、正メニスカスレンズL3の両面と、両凹負レンズL6像側面と、の合計4面に設けられている。
次に、実施例4に係る結像光学系について説明する。図7は実施例4に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図8は実施例4に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例4の結像光学系は、図7に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6と、両凸正レンズL7(第3レンズ成分)と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL5と両凸正レンズL6とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL4と接合レンズ(負メニスカスレンズL5)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8からなる。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL9からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、負メニスカスレンズL1の物体側面と、負メニスカスレンズL2の物体側面と、正メニスカスレンズL4の物体側面と、両凸正レンズL6の像側面と、負メニスカスレンズL8の像側面と、両凸正レンズL9の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例5に係る結像光学系について説明する。図9は実施例5に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図10は実施例5に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例5の結像光学系は、図9に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8(第3レンズ成分)と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている(第1レンズ成分)。また、負メニスカスレンズL6と正メニスカスレンズL7とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、2つの接合レンズの間(負メニスカスレンズL5と負メニスカスレンズL6との間)に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、負メニスカスレンズL1の両面と、正メニスカスレンズL4の物体側面と、正メニスカスレンズL7の像側面と、負メニスカスレンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例6に係る結像光学系について説明する。図11は実施例6に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図12は実施例6に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例6の結像光学系は、図11に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8(第3レンズ成分)と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている(第1レンズ成分)。また、両凸正レンズL6と負メニスカスレンズL7とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、2つの接合レンズの間(負メニスカスレンズL5と両凸正レンズL6との間)に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL2の両面と、正メニスカスレンズL4の物体側面と、両凸正レンズL6の物体側面と、負メニスカスレンズL9の像側面と、正メニスカスレンズL10の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例7に係る結像光学系について説明する。図13は実施例7に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図14は実施例7に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例7の結像光学系は、図13に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、両凸正レンズL4(第1レンズ成分)と、両凸正レンズL5と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7(第3レンズ成分)と、からなる。ここで、両凸正レンズL5と負メニスカスレンズL6とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、両凸正レンズL4と接合レンズ(両凸正レンズL5)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL2の両面と、両凸正レンズL4の物体側面と、両凸正レンズL5の物体側面と、正メニスカスレンズL7の像側面と、負メニスカスレンズL8の像側面と、正メニスカスレンズL10の像側面と、の合計7面に設けられている。
次に、実施例8に係る結像光学系について説明する。図15は実施例8に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図16は実施例8に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例8の結像光学系は、図15に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、両凹負レンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6(第3レンズ成分)と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL4と正メニスカスレンズL5とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL3と接合レンズ(負メニスカスレンズL4)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL1の両面と、正メニスカスレンズL3の物体側面と、正メニスカスレンズL5の像側面と、負メニスカスレンズL7の像側面と、正メニスカスレンズL8の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例9に係る結像光学系について説明する。図17は実施例9に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図18は実施例9に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例9の結像光学系は、図17に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、両凹負レンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、からなる。ここで、負メニスカスレンズL4と正メニスカスレンズL5とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL3と接合レンズ(負メニスカスレンズL4)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、両凹負レンズL6からなる。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL7からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL1の両面と、正メニスカスレンズL3の物体側面と、正メニスカスレンズL5の像側面と、両凹負レンズL6の像側面と、両凸正レンズL7の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例10に係る結像光学系について説明する。図19は実施例10に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図20は実施例10に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例10の結像光学系は、図19に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、両凹負レンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(第1レンズ成分)と、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、からなる。ここで、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL3と接合レンズ(両凸正レンズL4)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL7からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL1の両面と、正メニスカスレンズL3の物体側面と、両凸正レンズL4の物体側面と、負メニスカスレンズL6の像側面と、正メニスカスレンズL7の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例11に係る結像光学系について説明する。図21は実施例11に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図22は実施例11に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例11の結像光学系は、図21に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、両凹負レンズL1と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(第1レンズ成分)と、両凸正レンズL4と、両凹負レンズL5と、両凸正レンズL6と、からなる。ここで、両凸正レンズL4と両凹負レンズL5と両凸正レンズL6とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、正メニスカスレンズL3と接合レンズ(両凸正レンズL4)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、両凹負レンズL7からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL8からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL1の両面と、正メニスカスレンズL3の物体側面と、両凸正レンズL4の物体側面と、両凹負レンズL7の像側面と、正メニスカスレンズL8の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例12に係る結像光学系について説明する。図23は実施例12に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図24は実施例12に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例12の結像光学系は、図23に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凸正レンズL6と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL7と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている(第1レンズ成分)。また、両凸正レンズL6と負メニスカスレンズL7とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、2つの接合レンズの間(負メニスカスレンズL5と両凸正レンズL6との間)に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL2の両面と、正メニスカスレンズL4の物体側面と、両凸正レンズL6の物体側面と、負メニスカスレンズL8の像側面と、正メニスカスレンズL9の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例13に係る結像光学系について説明する。図25は実施例13に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図26は実施例13に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例13の結像光学系は、図25に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL4と負メニスカスレンズL5とが接合されている(第1レンズ成分)。また、負メニスカスレンズL6と両凸正レンズL7とが接合されている(第2レンズ成分)。開口絞りSは、2つの接合レンズの間(負メニスカスレンズL5と負メニスカスレンズL6との間)に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL9からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL2の両面と、正メニスカスレンズL4の物体側面と、両凸正レンズL7の像側面と、負メニスカスレンズL8の像側面と、正メニスカスレンズL9の像側面と、の合計6面に設けられている。
次に、実施例14に係る結像光学系について説明する。図27は実施例14に係る結像光学系の無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図、図28は実施例14に係る結像光学系の無限遠物点合焦時における収差図である。
実施例14の結像光学系は、図27に示すように、物体側より順に、負屈折力の第1レンズ群G1と、正屈折力の第2レンズ群G2と、負屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、からなる。また、開口絞りSは、第2レンズ群G2中に配置されている。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1と、両凹負レンズL2と、両凸正レンズL3と、からなる。
第2レンズ群G2は、両凸正レンズL4(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL6と、両凸正レンズL7と、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL8と、からなる。ここで、正メニスカスレンズL5と負メニスカスレンズL6が接合されている(第2レンズ成分)。また、両凸正レンズL7と負メニスカスレンズL8とが接合されている(第3レンズ成分)。開口絞りSは、両凸正レンズL4と接合レンズ(正メニスカスレンズL5)との間に配置されている。
第3レンズ群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9からなる。
第4レンズ群G4は、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズL10からなる。
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1は像側に移動した後、物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は固定である(静止している)。
非球面は、両凹負レンズL2の両面と、両凸正レンズL4の両面と、負メニスカスレンズL9の両面と、の合計6面に設けられている。
次に、上記各実施例の結像光学系を構成する光学部材の数値データを掲げる。なお、各実施例の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1、νd2、…は各レンズのアッベ数、*印は非球面である。また、ズームデータにおいて、中間は中間焦点距離状態、焦点距離は結像光学系全系の焦点距離、FNO.はFナンバー、ωは半画角、fbはバックフォーカス、f1、f2…は各レンズ群の焦点距離である。なお、全長は、レンズ最前面からレンズ最終面までの距離にバックフォーカスを加えたものである。バックフォーカスは、レンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算して表したものである。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次の式で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+k)(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
また、非球面係数において、「e−n」(nは整数)は、「10−n」を示している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 42.568 1.00 1.88300 40.76
2 13.000 4.70
3 -43.642 1.00 1.58313 59.38
4 39.571 0.30
5 22.024 2.74 1.84666 23.78
6 70.155 (可変)
7* 11.480 2.62 1.80610 40.92
8* 17.915 1.50
9(絞り) ∞ 1.20
10 35.545 1.00 1.80518 25.42
11 11.913 2.88 1.59201 67.02
12 -16.863 (可変)
13 -754.403 1.00 1.52542 55.78
14* 13.413 (可変)
15 169.036 3.98 1.52542 55.78
16* -27.440 12.64
17 ∞ 2.50 1.51633 64.14
18 ∞ 1.00
像面(撮像面)∞

非球面データ
第7面
k=0.000
A4=1.04519e-04,A6=9.46949e-07
第8面
k=0.000
A4=2.70732e-04,A6=2.19929e-06
第14面
k=0.000
A4=-1.22363e-05,A6=4.07279e-06,A8=-2.39287e-07,A10=4.55669e-09
第16面
k=0.000
A4=8.25660e-06,A6=-1.07341e-07,A8=3.37348e-10

ズームデータ
ズーム比 2.88
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.54 30.53 41.84
FNO. 3.96 5.59 6.84
画角2ω 82.73 39.50 29.27
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 15.43 15.43 15.43
全長(in air) 74.14 68.01 72.88

d6 22.78 5.17 1.30
d12 4.82 11.03 14.00
d14 7.18 12.44 18.25

各群焦点距離
f1=-20.84 f2=16.73 f3=-25.07 f4=45.25
数値実施例2
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 -4899.806 1.00 1.88300 40.76
2* 10.310 4.63
3 20.824 2.51 1.92286 18.90
4 43.256 (可変)
5* 12.180 2.54 1.74320 49.34
6* 101.992 1.50
7(絞り) ∞ 1.75
8 17.847 0.80 1.80518 25.42
9 6.608 2.80 1.51823 58.90
10 -24.116 (可変)
11* 67.284 0.80 1.49700 81.61
12* 10.693 (可変)
13 -33.128 2.60 1.72916 54.68
14 -20.000 12.34
15 ∞ 2.50 1.51633 64.14
16 ∞ 1.00
像面(撮像面)∞

非球面データ
第2面
k=-0.997
A4=3.21631e-05
第5面
k=0.000
A4=4.30614e-08,A6=-5.15774e-08
第6面
k=0.000
A4=8.01720e-05,A6=-1.23753e-07
第11面
k=0.000
A4=-2.68957e-05,A6=-5.90843e-06
第12面
k=0.000
A4=4.70207e-05,A6=-7.57755e-06

ズームデータ
ズーム比 2.88
広角端 中間 望遠端
焦点距離 12.62 21.42 36.34
FNO. 3.69 4.77 6.62
画角2ω 90.76 54.97 33.49
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 15.10 15.10 15.10
全長(in air) 61.08 56.66 61.10

d4 18.62 7.10 0.30
d10 1.50 3.81 6.94
d12 4.95 9.73 17.83

各群焦点距離
f1=-18.39 f2=14.29 3=-25.70 f4=63.87
数値実施例3
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 552.578 1.00 1.88300 40.76
2* 10.779 5.61
3 24.113 3.20 1.92286 18.90
4 55.210 (可変)
5* 13.515 3.42 1.74320 49.34
6* 126.166 1.50
7(絞り) ∞ 2.27
8 22.477 0.80 1.80518 25.42
9 7.324 3.33 1.51823 58.90
10 -22.640 (可変)
11 -60.815 0.80 1.49700 81.61
12* 14.816 (可変)
13 80.719 3.50 1.72916 54.68
14 -49.232 12.34
15 ∞ 2.50 1.51633 64.14
16 ∞ 1.00
像面(撮像面)∞

非球面データ
第2面
k=-0.996
A4=2.27255e-05
第5面
k=0.000
A4=-3.99721e-06
第6面
k=0.000
A4=5.69340e-05
第12面
k=0.000
A4=3.98988e-05,A6=-9.37734e-07,A8=-7.70573e-09

ズームデータ
ズーム比 2.88
広角端 中間 望遠端
焦点距離 12.62 21.41 36.34
FNO. 3.79 4.89 6.79
画角2ω 90.39 55.46 33.48
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 15.09 15.09 15.09
全長(in air) 69.09 63.73 69.09

d4 21.53 8.08 0.30
d10 2.12 5.14 9.04
d12 4.94 10.00 19.24

各群焦点距離
f1=-20.12 f2=16.24 f3=-23.89 f4=42.42
数値実施例4
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1* 70.337 0.80 1.85400 40.39
2 11.503 3.50
3* -50.991 0.50 1.60875 59.65
4 -3754.010 0.20
5 16.781 1.50 1.94595 17.98
6 26.490 (可変)
7* 11.217 2.10 1.76802 49.24
8 36.463 1.00
9(絞り) ∞ 2.01
10 23.706 0.60 1.62477 30.77
11 6.394 3.02 1.49700 81.54
12* -1641.600 0.62
13 59.100 1.20 1.75436 47.95
14 -198.035 (可変)
15 151.484 0.40 1.58313 59.38
16* 13.524 (可変)
17 187.064 3.30 1.76802 49.24
18* -37.355 12.00
19 ∞ 3.00 1.51633 64.14
20 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=2.26103e-05,A6=-3.51161e-07,A8=1.69708e-09
第3面
k=0.000
A4=-2.07382e-05,A6=6.55180e-07,A8=-2.86770e-09
第7面
k=0.000
A4=-2.19373e-05,A6=-1.73068e-07,A8=-8.86085e-10
第12面
k=0.000
A4=1.45493e-04,A6=1.68176e-06,A8=7.77713e-09
第16面
k=0.000
A4=3.86039e-05,A6=-1.06197e-06
第18面
k=0.000
A4=-1.28490e-05,A6=-1.43475e-08,A8=1.77178e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.71 4.54 5.95
画角2ω 83.31 48.94 29.92
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.62 14.62 14.62
全長(in air) 60.25 55.32 62.23

d6 17.85 6.44 0.60
d14 3.03 8.01 13.31
d16 4.01 5.50 12.98

各群焦点距離
f1=-19.88 f2=15.49 f3=-25.49 f4=40.80
数値実施例5
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1* 39.128 0.80 1.85400 40.39
2* 12.616 3.50
3 -48.386 0.50 1.61800 63.33
4 35.568 0.20
5 17.045 1.50 1.94595 17.98
6 28.487 (可変)
7* 10.831 2.21 1.76802 49.24
8 125.656 0.60 1.59270 35.31
9 15.477 2.00
10(絞り) ∞ 1.00
11 12.815 0.40 1.80518 25.42
12 8.000 3.51 1.49700 81.54
13* 93.885 0.20
14 17.429 1.20 1.58313 59.38
15 108.788 (可変)
16 141.313 0.40 1.48749 70.23
17* 11.620 (可変)
18 -23.253 3.30 1.76802 49.24
19* -15.496 12.00
20 ∞ 3.00 1.51633 64.14
21 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=-2.58338e-05,A6=7.43926e-07,A8=-3.17228e-09
第2面
k=0.000
A4=-9.02659e-06,A6=7.91562e-07,A8=6.63653e-09
第7面
k=0.000
A4=-2.16487e-05,A6=-2.76441e-07,A8=3.52567e-09
第13面
k=0.000
A4=1.63113e-04,A6=1.77285e-06,A8=1.79008e-08
第17面
k=0.000
A4=1.47209e-04,A6=-2.16619e-06
第19面
k=0.000
A4=-7.08922e-07,A6=-2.93531e-08,A8=1.09182e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.54 4.29 5.64
画角2ω 83.31 48.11 29.79
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.59 14.59 14.59
全長(in air) 59.38 54.70 61.37

d6 16.45 5.83 0.60
d15 3.02 7.45 11.34
d17 4.00 5.50 13.52

各群焦点距離
f1=-18.46 f2=14.34 f3=-26.00 f4=51.05
数値実施例6
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 25.160 0.80 1.88300 40.76
2 12.826 3.50
3* -41.836 0.50 1.85400 40.39
4* 35.413 0.20
5 15.850 1.50 1.94595 17.98
6 30.145 (可変)
7* 8.576 3.00 1.76802 49.24
8 15.269 0.60 1.80810 22.76
9 9.258 2.00
10(絞り) ∞ 1.00
11* 18.095 2.00 1.76802 49.24
12 -14.664 0.40 1.80810 22.76
13 -34.251 0.60
14 48.560 1.20 1.77250 49.60
15 47.809 (可変)
16 29.318 0.40 1.58313 59.38
17* 11.178 (可変)
18 -23.490 2.80 1.76802 49.24
19* -15.539 12.00
20 ∞ 3.00 1.51633 64.14
21 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=5.23377e-05,A6=3.59100e-07,A8=-1.91143e-09
第4面
k=0.000
A4=7.77190e-05,A6=5.43566e-07,A8=-7.39929e-10
第7面
k=0.000
A4=-6.35797e-05,A6=-5.04553e-07,A8=-7.00706e-09
第11面
k=0.000
A4=-1.13191e-04,A6=-8.65089e-07,A8=-1.61655e-08
第17面
k=0.000
A4=7.55801e-05,A6=-1.73442e-06
第19面
k=0.000
A4=-3.39094e-06,A6=-1.80999e-08,A8=9.58656e-11

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.23 40.93
FNO. 3.64 4.45 5.83
画角2ω 83.34 48.31 29.87
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.55 14.55 14.55
全長(in air) 58.89 54.23 60.86

d6 16.83 6.03 0.60
d15 2.99 7.64 11.74
d17 4.00 5.50 13.48

各群焦点距離
f1=-19.84 f2=14.82 f3=-31.24 f4=51.84
数値実施例7
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 32.968 0.80 1.88300 40.76
2 11.379 3.50
3* -46.903 0.50 1.85400 40.39
4* 26.303 0.20
5 13.197 1.50 1.94595 17.98
6 23.113 (可変)
7* 13.670 1.96 1.49700 81.54
8 -861.231 1.00
9(絞り) ∞ 1.96
10* 13.091 3.46 1.58313 59.38
11 -11.195 0.60 1.80518 25.42
12 -26.893 0.56
13 -29.575 1.20 1.77250 49.60
14* -23.150 (可変)
15 30.615 0.40 1.76802 49.24
16* 12.667 1.20
17 60.983 0.40 1.77250 49.60
18 16.301 (可変)
19 -46.698 2.70 1.76802 49.24
20* -19.831 12.00
21 ∞ 3.00 1.51633 64.14
22 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=9.17035e-05,A6=-7.69848e-07,A8=9.74662e-09
第4面
k=0.000
A4=1.51523e-04,A6=-2.62626e-07,A8=1.18230e-08
第7面
k=0.000
A4=-2.26957e-05,A6=-1.45234e-06,A8=1.25258e-08
第10面
k=0.000
A4=2.52188e-05,A6=1.51156e-06,A8=6.89294e-08
第14面
k=0.000
A4=1.68569e-04,A6=6.35388e-07,A8=1.13058e-07
第16面
k=0.000
A4=1.43321e-04,A6=7.31759e-07,A8=-3.70416e-08
第20面
k=0.000
A4=-1.64132e-05,A6=-1.80022e-07,A8=2.29197e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.94
FNO. 3.64 4.45 5.83
画角2ω 83.38 48.06 29.82
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.46 14.46 14.46
全長(in air) 57.20 53.83 59.15

d6 13.94 5.23 0.60
d14 2.92 6.68 11.24
d18 3.92 5.51 10.92

各群焦点距離
f1=-13.66 f2=11.94 f3=-14.00 f4=43.00
数値実施例8
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1* -151.957 0.80 1.85400 40.39
2* 12.201 3.50
3 20.576 1.50 1.94595 17.98
4 41.055 (可変)
5* 10.726 2.00 1.76802 49.24
6 43.535 1.00
7(絞り) ∞ 2.01
8 23.264 0.60 1.80000 29.84
9 6.088 3.01 1.58313 59.38
10* 61.543 0.60
11 45.294 1.20 1.77250 49.60
12 -216.005 (可変)
13 1674.858 0.40 1.58313 59.38
14* 16.209 (可変)
15 -401.569 3.30 1.76802 49.24
16* -27.388 12.00
17 ∞ 3.00 1.51633 64.14
18 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=-8.79338e-06,A6=1.12267e-07,A8=-2.28492e-10
第2面
k=0.000
A4=-5.83277e-05,A6=-1.21262e-07,A8=-1.06113e-09
第5面
k=0.000
A4=-3.81693e-05,A6=3.12995e-07,A8=-1.11374e-08
第10面
k=0.000
A4=7.12148e-05,A6=2.74101e-06,A8=-6.47450e-08
第14面
k=0.000
A4=5.78771e-05,A6=-9.50629e-07
第16面
k=0.000
A4=-5.55119e-06,A6=-1.97140e-08,A8=2.17516e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.64 4.45 5.82
画角2ω 83.47 48.71 29.67
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.57 14.57 14.57
全長(in air) 60.12 54.89 62.11

d4 18.64 6.68 0.60
d12 3.00 8.22 13.56
d14 3.98 5.50 13.46

各群焦点距離
f1=-21.27 f2=16.24 f3=-28.07 f4=38.12
数値実施例9
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1* -394.439 0.80 1.85400 40.39
2* 12.656 3.50
3 19.832 1.50 1.94595 17.98
4 35.488 (可変)
5* 10.428 2.01 1.76802 49.24
6 43.871 1.00
7(絞り) ∞ 2.01
8 36.922 0.60 1.80000 29.84
9 5.793 3.02 1.74320 49.34
10* 84.526 (可変)
11 -174.212 0.40 1.58313 59.38
12* 19.303 (可変)
13 5043.898 3.30 1.76802 49.24
14* -26.880 12.00
15 ∞ 3.00 1.51633 64.14
16 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=-5.85175e-06,A6=7.70228e-08,A8=-1.82684e-10
第2面
k=0.000
A4=-4.28920e-05,A6=5.88567e-09,A8=-1.59461e-09
第5面
k=0.000
A4=-1.85849e-05,A6=6.90713e-07,A8=-1.09294e-08
第10面
k=0.000
A4=1.99127e-04,A6=4.83842e-06,A8=-4.47976e-09
第12面
k=0.000
A4=6.04462e-05,A6=-7.96093e-07
第14面
k=0.000
A4=-1.13720e-06,A6=-3.43724e-08,A8= 2.37205e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.64 4.45 5.82
画角2ω 83.54 48.66 29.65
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.59 14.59 14.59
全長(in air) 58.64 53.26 60.63

d4 18.88 6.77 0.60
d10 3.02 8.27 13.62
d12 4.00 5.50 13.67

各群焦点距離
f1=-22.87 f2=16.30 f3=-29.78 f4=34.82
数値実施例10
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1* -168.268 0.80 1.85400 40.39
2* 15.084 3.50
3 21.978 1.50 1.94595 17.98
4 37.039 (可変)
5* 8.851 2.27 1.76802 49.24
6 16.925 2.00
7(絞り) ∞ 1.06
8* 25.356 3.00 1.74320 49.34
9 -7.627 0.60 1.80000 29.84
10 89.056 (可変)
11 199.095 0.40 1.58313 59.38
12* 18.947 (可変)
13 -115.357 3.30 1.76802 49.24
14* -22.102 12.00
15 ∞ 3.00 1.51633 64.14
16 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=2.72241e-05,A6=-5.99429e-08,A8=1.91612e-11
第2面
k=0.000
A4=2.14057e-06,A6=1.97234e-07,A8=-1.42016e-09
第5面
k=0.000
A4=4.22435e-05,A6=5.32305e-08,A8=6.25519e-08
第8面
k=0.000
A4=-2.99726e-04,A6=-2.22853e-06,A8=-2.47487e-07
第12面
k=0.000
A4=8.99368e-05,A6=-6.95079e-07
第14面
k=0.000
A4=-1.81614e-07,A6=-3.28774e-08,A8=1.79232e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.64 4.45 5.82
画角2ω 83.26 48.27 29.73
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.59 14.59 14.59
全長(in air) 59.73 54.11 61.73

d4 19.73 7.05 0.60
d10 3.01 8.53 13.80
d12 3.97 5.51 14.31

各群焦点距離
f1=-24.59 f2=17.19 f3=-35.94 f4=35.06
数値実施例11
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1* -54.872 0.80 1.85400 40.39
2* 14.575 3.50
3 28.865 1.50 1.94595 17.98
4 88.726 (可変)
5* 10.928 2.02 1.76802 49.24
6 28.839 1.00
7(絞り) ∞ 2.01
8* 19.878 2.01 1.76802 49.24
9 -166.884 0.60 1.80000 29.84
10 8.353 3.01 1.58913 61.14
11 -59.731 (可変)
12 -97.435 0.40 1.58313 59.38
13* 14.552 (可変)
14 -1686.356 3.30 1.76802 49.24
15* -25.233 12.00
16 ∞ 3.00 1.51633 64.14
17 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第1面
k=0.000
A4=3.64590e-05,A6=-9.65472e-08,A8=-7.99425e-11
第2面
k=0.000
A4=-1.27577e-05,A6=2.22192e-07,A8=-3.29968e-09
第5面
k=0.000
A4=1.09704e-05,A6=6.44001e-07,A8=3.49708e-09
第8面
k=0.000
A4=-1.54512e-04,A6=-1.80912e-06,A8=-2.03039e-08
第13面
k=0.000
A4=7.54296e-05,A6=-9.52666e-07
第15面
k=0.000
A4=2.58189e-06,A6=-3.97178e-08,A8=1.56159e-10

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.64 4.45 5.82
画角2ω 83.56 48.01 29.60
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.61 14.61 14.61
全長(in air) 60.75 54.28 62.73

d4 18.94 6.38 0.60
d11 3.05 7.63 11.46
d13 4.00 5.51 15.92

各群焦点距離
f1=-21.37 f2=15.52 f3=-21.68 f4=33.33
数値実施例12
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 26.253 0.80 1.88300 40.76
2 13.010 3.50
3* -39.585 0.50 1.85400 40.39
4* 38.478 0.20
5 15.857 1.50 1.94595 17.98
6 29.708 (可変)
7* 8.477 3.00 1.76802 49.24
8 15.849 0.60 1.80810 22.76
9 9.273 2.00
10(絞り) ∞ 1.00
11* 17.709 2.00 1.76802 49.24
12 -15.221 0.40 1.80810 22.76
13 -35.312 (可変)
14 28.845 0.40 1.58313 59.38
15* 10.847 (可変)
16 -23.194 2.80 1.76802 49.24
17* -15.427 12.00
18 ∞ 3.00 1.51633 64.14
19 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=6.18405e-05,A6=2.82992e-07,A8=-1.72231e-09
第4面
k=0.000
A4=8.80144e-05,A6=4.63885e-07,A8=-7.09644e-10
第7面
k=0.000
A4=-6.32074e-05,A6=-5.95081e-07,A8=-6.00273e-09
第11面
k=0.000
A4=-1.30179e-04,A6=-7.86812e-07,A8=-2.63639e-08
第15面
k=0.000
A4=6.45661e-05,A6=-1.91054e-06
第17面
k=0.000
A4=-3.96751e-06,A6=1.65529e-08,A8=-4.60492e-11

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.64 4.45 5.83
画角2ω 83.28 48.26 29.89
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.58 14.58 14.58
全長(in air) 58.36 53.57 60.35

d6 16.82 5.97 0.60
d13 4.25 8.81 12.63
d15 4.00 5.50 13.84

各群焦点距離
f1=-19.74 f2=14.72 f3=-30.06 f4=51.86
数値実施例13
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 33.889 0.80 1.88300 40.76
2 13.101 3.50
3* -76.255 0.50 1.85400 40.39
4* 37.934 0.20
5 15.214 1.50 1.94595 17.98
6 26.122 (可変)
7* 8.154 2.40 1.76802 49.24
8 11.279 0.60 1.80810 22.76
9 8.606 2.00
10(絞り) ∞ 1.00
11 14.609 0.40 1.80810 22.76
12 8.383 2.70 1.76802 49.24
13* -69.528 (可変)
14 36.433 0.40 1.58313 59.38
15* 12.312 (可変)
16 -25.221 2.80 1.76802 49.24
17* -16.102 12.00
18 ∞ 3.00 1.51633 64.14
19 ∞ 0.65
像面(撮像面)∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=1.07603e-05,A6=8.22641e-07,A8=-3.03419e-09
第4面
k=0.000
A4=3.78781e-05,A6=9.17467e-07,A8=-1.04299e-09
第7面
k=0.000
A4=-6.25297e-05,A6=-3.77391e-07,A8=-1.26726e-08
第13面
k=0.000
A4=1.31616e-04,A6=1.24879e-06,A8=3.14782e-08
第15面
k=0.000
A4=7.80282e-05,A6=-1.17984e-06
第17面
k=0.000
A4=-1.75007e-06,A6=5.75761e-09,A8=-3.96356e-11

ズームデータ
ズーム比 2.85
広角端 中間 望遠端
焦点距離 14.35 24.24 40.95
FNO. 3.64 4.45 5.83
画角2ω 83.27 48.26 29.89
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 14.58 14.58 14.58
全長(in air) 59.25 54.26 61.24

d6 17.37 6.14 0.60
d13 4.50 9.23 13.08
d15 4.00 5.50 14.18

各群焦点距離
f1=-20.37 f2=15.23 f3=-32.09 f4=51.16
数値実施例14
単位mm

面データ
面番号 r d nd νd
物面 ∞ ∞
1 60.000 0.90 1.91082 35.25
2 12.991 5.25
3* -39.482 0.80 1.59201 67.02
4* 94.022 0.52
5 41.845 2.50 1.92286 18.90
6 -1238.605 (可変)
7* 13.943 2.77 1.58313 59.38
8* -120.649 2.00
9(絞り) ∞ 1.00
10 15.051 2.00 1.66998 39.27
11 25.000 1.00 1.80518 25.42
12 10.003 1.41
13 17.250 2.50 1.80610 40.92
14 -15.568 1.00 1.84666 23.78
15 -117.920 (可変)
16* 46.691 1.00 1.85135 40.10
17* 14.483 (可変)
18 -38.544 3.04 1.83481 42.71
19 -20.000 12.34
20 ∞ 2.66 1.51633 64.14
21 ∞ 1.00
像面(撮像面)∞

非球面データ
第3面
k=0.000
A4=2.33547e-06,A6=-1.51329e-07
第4面
k=0.000
A4=-1.61652e-05,A6=-1.76376e-07
第7面
k=0.000
A4=-3.83243e-05
第8面
k=0.000
A4=6.69603e-06,A6=1.11614e-07
第16面
k=0.000
A4=-1.01940e-04,A6=-6.25158e-07
第17面
k=0.000
A4=-3.21030e-05,A6=-1.10392e-06

ズームデータ
ズーム比 2.88
広角端 中間 望遠端
焦点距離 12.62 21.72 36.34
FNO. 2.86 3.78 5.17
画角2ω 92.10 54.51 33.49
像高 11.15 11.15 11.15
fb(in air) 15.09 15.09 15.09
全長(in air) 67.08 63.14 67.09

d6 19.87 7.61 0.30
d15 1.50 4.10 8.12
d17 2.94 8.64 15.89

各群焦点距離
f1=-19.66 f2=15.80 f3=-25.02 f4=46.34
次に、各実施例における条件式(1)〜(24)の値を掲げる。なお、-(ハイフン)は値が存在しないことを表している。これは、条件式の値を算出するための構成(要素)が存在しないためである。

条件式 実施例1 実施例2 実施例3
(1)(R21F+R21R)/(R21F-R21R) -4.56785 -1.27123 -1.23995
(2)(R22F+R22R)/(R22F-R22R) 0.356466 -0.14939 -0.00362
(3)fw/|R22c| 1.220334 1.909596 1.722897
(4)f2/f21 0.498719 0.776994 0.807445
(5)d212/fw 0.185719 0.257243 0.29887
(6)ν22p22n 41.6 33.48 33.48
(7)N22p-N22n -0.21317 -0.28695 -0.28695
(8)M3/M2 0.546602 0.702938 0.67385
(9)f4/|f3| 1.804772 2.485169 1.775899
(10)β234w -0.69764 -0.68613 -0.62721
(11)β2w -0.45709 -0.43968 -0.43091
(12)fw/f2 0.868989 0.883203 0.777273
(13)SF11n-SF12n 1.830389 - -
(14)R1pF/R12nR 0.556576 - -
(15)d112/fw 0.323289 - -
(16)(R1nF+R1nR)/(R1nF-R1nR) - 0.9958 1.039789
(17)(R1pF+R1pR)/(R1pF-R1pR) - -2.8566 -2.55088
(18)d12/fw - 0.367021 0.4443
(19)(R3F+R3R)/(R3F-R3R) 0.965063 1.377916 0.608207
(20)(R31R+R32F)/(R31R-R32F) - - -
(21)N4-N3F 0 0.23216 0.23216
(22)fw/f4 0.32131 0.197568 0.297476
(23)(R4F+R4R)/(R4F-R4R) 0.72068 4.046946 0.242292
(24)fb/fw 1.062204 1.195117 1.195909

条件式 実施例4 実施例5 実施例6
(1)(R21F+R21R)/(R21F-R21R) -1.88866 -5.66269 -26.1468
(2)(R22F+R22R)/(R22F-R22R) -0.97153 -1.31616 -0.30863
(3)fw/|R22c| 2.244098 1.79382 0.978605
(4)f2/f21 0.760975 0.512643 0.302679
(5)d212/fw 0.209694 0.209365 0.209011
(6)ν22p22n 50.77 56.12 26.48
(7)N22p-N22n -0.12777 -0.30818 -0.04008
(8)M3/M2 0.466335 0.533552 0.520264
(9)f4/|f3| 1.600599 1.963527 1.659721
(10)β234w -0.72175 -0.7775 -0.72311
(11)β2w -0.53158 -0.5269 -0.53719
(12)fw/f2 0.92608 1.000456 0.968277
(13)SF11n-SF12n 2.418565 1.799035 2.99657
(14)R1pF/R12nR -0.00447 0.47923 0.447568
(15)d112/fw 0.243927 0.243893 0.243903
(16)(R1nF+R1nR)/(R1nF-R1nR) - - -
(17)(R1pF+R1pR)/(R1pF-R1pR) - - -
(18)d12/fw - - -
(19)(R3F+R3R)/(R3F-R3R) 1.196051 1.179195 2.232506
(20)(R31R+R32F)/(R31R-R32F) - - -
(21)N4-N3F 0.18489 0.28053 0.18489
(22)fw/f4 0.351656 0.28111 0.276787
(23)(R4F+R4R)/(R4F-R4R) 0.667097 4.995488 4.908887
(24)fb/fw 1.018571 1.01679 1.01527

条件式 実施例7 実施例8 実施例9
(1)(R21F+R21R)/(R21F-R21R) -0.96875 -1.6538 -1.6236
(2)(R22F+R22R)/(R22F-R22R) -0.34519 -2.21553 -2.55118
(3)fw/|R22c| 1.282294 2.357565 2.477333
(4)f2/f21 0.440849 0.899368 0.938817
(5)d212/fw 0.206341 0.209439 0.209962
(6)ν22p22n 33.96 29.54 19.5
(7)N22p-N22n -0.22205 -0.21687 0.0568
(8)M3/M2 0.456981 0.472995 0.477159
(9)f4/|f3| 3.071801 1.358091 1.169435
(10)β234w -1.05078 -0.67488 -0.62747
(11)β2w -0.52753 -0.53228 -0.52921
(12)fw/f2 1.201774 0.883994 0.880699
(13)SF11n-SF12n 1.772711 - -
(14)R1pF/R12nR 0.501718 - -
(15)d112/fw 0.243819 - -
(16)(R1nF+R1nR)/(R1nF-R1nR) - 0.851351 0.937822
(17)(R1pF+R1pR)/(R1pF-R1pR) - -3.00939 -3.53357
(18)d12/fw - 0.243866 0.243882
(19)(R3F+R3R)/(R3F-R3R) 2.411446 1.019545 0.800501
(20)(R31R+R32F)/(R31R-R32F) -1.52432 - -
(21)N4-N3F 0 0.18489 0.18489
(22)fw/f4 0.333808 0.37646 0.412112
(23)(R4F+R4R)/(R4F-R4R) 2.476263 1.146386 0.989398
(24)fb/fw 1.008847 1.01552 1.016766

条件式 実施例10 実施例11 実施例12
(1)(R21F+R21R)/(R21F-R21R) -3.19226 -2.22034 -22.2985
(2)(R22F+R22R)/(R22F-R22R) -1.79612 -0.50061 -0.332
(3)fw/|R22c| 1.881861 1.71805 0.942821
(4)f2/f21 0.798123 0.710376 0.319312
(5)d212/fw 0.212879 0.210027 0.209048
(6)ν22p22n 19.5 31.3 26.48
(7)N22p-N22n -0.0568 -0.21087 -0.04008
(8)M3/M2 0.489162 0.586314 0.540122
(9)f4/|f3| 0.975499 1.53688 1.725526
(10)β234w -0.58382 -0.67149 -0.72701
(11)β2w -0.53401 -0.48356 -0.53083
(12)fw/f2 0.83523 0.924875 0.974664
(13)SF11n-SF12n - - 2.950424
(14)R1pF/R12nR - - 0.412096
(15)d112/fw - - 0.243889
(16)(R1nF+R1nR)/(R1nF-R1nR) 0.835466 0.580245 -
(17)(R1pF+R1pR)/(R1pF-R1pR) -3.91849 -1.9644 -
(18)d12/fw 0.243839 0.243893 -
(19)(R3F+R3R)/(R3F-R3R) 1.210356 0.740115 2.205309
(20)(R31R+R32F)/(R31R-R32F) - - -
(21)N4-N3F 0.18489 0.18489 0.18489
(22)fw/f4 0.409413 0.430623 0.276701
(23)(R4F+R4R)/(R4F-R4R) 1.474009 1.030381 4.972499
(24)fb/fw 1.016323 1.018004 1.016113

条件式 実施例13 実施例14
(1)(R21F+R21R)/(R21F-R21R) -37.1374 -0.79281
(2)(R22F+R22R)/(R22F-R22R) -0.65273 4.96343
(3)fw/|R22c| 1.711827 0.504767
(4)f2/f21 0.280742 0.731471
(5)d212/fw 0.208981 0.237734
(6)ν22p22n 26.48 13.85
(7)N22p-N22n -0.04008 -0.1352
(8)M3/M2 0.542768 0.661813
(9)f4/|f3| 1.594552 1.852433
(10)β234w -0.70448 -0.64195
(11)β2w -0.53178 -0.45397
(12)fw/f2 0.942423 0.798778
(13)SF11n-SF12n 1.924813 1.961224
(14)R1pF/R12nR 0.401054 0.445055
(15)d112/fw 0.243892 0.416057
(16)(R1nF+R1nR)/(R1nF-R1nR) - -
(17)(R1pF+R1pR)/(R1pF-R1pR) - -
(18)d12/fw - -
(19)(R3F+R3R)/(R3F-R3R) 2.020849 1.899306
(20)(R31R+R32F)/(R31R-R32F) - -
(21)N4-N3F 0.18489 -0.01654
(22)fw/f4 0.280483 0.272295
(23)(R4F+R4R)/(R4F-R4R) 4.531632 3.15709
(24)fb/fw 1.016119 1.194801
また、要素値を以下に示す。

実施例1 実施例2 実施例3
R21F 11.4799 12.1797 13.5152
R21R 17.9151 101.9917 126.1658
R22F 35.5447 17.8467 22.4768
R22R -16.8631 -24.1155 -22.64
fw 14.53808 12.61918 12.61919
|R22c| 11.9132 6.6083 7.3244
f2 16.72988 14.28798 16.23521
f21 33.5457 18.3888 20.1069
d212 2.7 3.2462 3.7715
ν22p 67.02 58.9 58.9
ν22n 25.42 25.42 25.42
N22p 1.59201 1.51823 1.51823
N22n 1.80518 1.80518 1.80518
M2 20.26785 18.32353 21.22567
M3 11.07845 12.8803 14.30291
f4 45.24624 63.87263 42.42084
|f3| 25.07034 25.70152 23.88696
SF11n 1.879314 - -
R11nF 42.5685 - -
R11nR 13 - -
SF12n 0.048925 - -
R12nF -43.6419 - -
R12nR 39.5707 - -
R1pF 22.0241 - -
R12nR 39.5707 - -
d112 4.7 - -
R1nF - -4899.81 552.5776
R1nR - 10.3105 10.7789
R1p - 20.8236 24.1135
R1pR - 43.2556 55.21
d12 - 4.6315 5.6067
R3F -754.403 67.2836 -60.8153
R3R 13.4127 10.6932 14.8159
R31R - - -
R32F - - -
N4 1.52542 1.72916 1.72916
N3F 1.52542 1.497 1.497
R4F 169.0361 -33.1279 80.7186
R4R -27.4398 -20 -49.2325
fb 15.4424 15.0814 15.0914

実施例4 実施例5 実施例6
R21F 11.2175 10.8312 8.5763
R21R 36.4635 15.4771 9.2584
R22F 23.7065 12.8153 18.0951
R22R -1641.6 93.8845 -34.2508
fw 14.34854 14.35056 14.34997
|R22c| 6.3939 8 14.6637
f2 15.49384 14.34402 14.82011
f21 20.3605 27.9805 48.9631
d212 3.0088 3.0045 2.9993
ν22p 81.54 81.54 49.24
ν22n 30.77 25.42 22.76
N22p 1.497 1.497 1.76802
N22n 1.62477 1.80518 1.8081
M2 19.25047 17.84566 18.23398
M3 8.97717 9.52158 9.48649
f4 40.80275 51.04957 51.84474
|f3| 25.49217 25.99891 31.23703
SF11n 1.391025 1.95172 3.079713
R11nF 70.3369 39.1277 25.1602
R11nR 11.50289 12.6159 12.8259
SF12n -1.02754 0.152684 0.083143
R12nF -50.9907 -48.3864 -41.8359
R12nR -3754.01 35.5679 35.4132
R1pF 16.7812 17.0452 15.8498
R12nR -3754.01 35.5679 35.4132
d112 3.5 3.5 3.5
R1nF - - -
R1nR - - -
R1p - - -
R1pR - - -
d12 - - -
R3F 151.4837 141.3132 29.3177
R3R 13.5236 11.6202 11.1784
R31R - - -
R32F - - -
N4 1.76802 1.76802 1.76802
N3F 1.58313 1.48749 1.58313
R4F 187.0645 -23.2526 -23.4896
R4R -37.3549 -15.4959 -15.539
fb 14.615 14.5915 14.5691

実施例7 実施例8 実施例9
R21F 13.6697 10.7256 10.4275
R21R -861.231 43.5355 43.8706
R22F 13.091 23.2643 36.9218
R22R -26.893 61.5429 84.5265
fw 14.3549 14.35215 14.35119
|R22c| 11.1947 6.0877 5.793
f2 11.94476 16.23557 16.29523
f21 27.0949 18.0522 17.3572
d212 2.962 3.0059 3.0132
ν22p 59.38 59.38 49.34
ν22n 25.42 29.84 29.84
N22p 1.58313 1.58313 1.7432
N22n 1.80518 1.8 1.8
M2 15.32842 20.04194 20.28059
M3 7.00479 9.47974 9.67707
f4 43.00346 38.12395 34.82353
|f3| 13.99943 28.07171 29.77809
SF11n 2.054115 - -
R11nF 32.9681 - -
R11nR 11.3788 - -
SF12n 0.281404 - -
R12nF -46.9033 - -
R12nR 26.3028 - -
R1pF 13.1966 - -
R12nR 26.3028 - -
d112 3.5 - -
R1nF - -151.957 -394.439
R1nR - 12.201 12.6561
R1p - 20.5757 19.8325
R1pR - 41.0552 35.4883
d12 - 3.5 3.5
R3F 30.615 1674.858 -174.212
R3R 12.6666 16.2095 19.3031
R31R 12.6666 - -
R32F 60.9825 - -
N4 1.76802 1.76802 1.76802
N3F 1.76802 1.58313 1.58313
R4F -46.6982 -401.569 5043.898
R4R -19.8313 -27.3875 -26.8801
fb 14.4819 14.5749 14.5918

実施例10 実施例11 実施例12
R21F 8.8507 10.9283 8.4768
R21R 16.9252 28.8385 9.2728
R22F 25.3564 19.878 17.7089
R22R 89.0564 -59.7307 -35.3121
fw 14.35371 14.35053 14.35077
|R22c| 7.6274 8.3528 15.2211
f2 17.18534 15.51618 14.72381
f21 21.5322 21.8422 46.111
d212 3.0556 3.014 3
ν22p 49.34 61.14 49.24
ν22n 29.84 29.84 22.76
N22p 1.7432 1.58913 1.76802
N22n 1.8 1.8 1.8081
M2 21.13037 20.33403 18.22385
M3 10.33618 11.92212 9.8431
f4 35.05927 33.32507 51.86376
|f3| 35.93985 21.68359 30.05678
SF11n - - 2.964603
R11nF - - 26.2534
R11nR - - 13.0095
SF12n - - 0.014178
R12nF - - -39.5847
R12nR - - 38.4779
R1pF - - 15.85661
R12nR - - 38.4779
d112 - - 3.5
R1nF -168.268 -54.8722 -
R1nR 15.0838 14.5755 -
R1p 21.978 28.8651 -
R1pR 37.0392 88.7263 -
d12 3.5 3.5 -
R3F 199.0949 -97.4346 28.8449
R3R 18.9475 14.5518 10.8467
R31R - - -
R32F - - -
N4 1.76802 1.76802 1.76802
N3F 1.58313 1.58313 1.58313
R4F -115.357 -1686.36 -23.1945
R4R -22.1019 -25.2331 -15.4274
fb 14.588 14.6089 14.582

実施例13 実施例14
R21F 8.1544 13.9431
R21R 8.6057 -120.649
R22F 14.6091 15.0511
R22R -69.5275 10.0033
fw 14.35059 12.61917
|R22c| 8.3832 25
f2 15.22734 15.7981
f21 54.2396 21.5977
d212 2.999 3
ν22p 49.24 39.27
ν22n 22.76 25.42
N22p 1.76802 1.66998
N22n 1.8081 1.80518
M2 18.75944 19.5725
M3 10.18203 12.95334
f4 51.16387 46.3438
|f3| 32.08668 25.0178
SF11n 2.260411 1.552697
R11nF 33.8892 60
R11nR 13.1009 12.9909
SF12n 0.335597 -0.40853
R12nF -76.2554 -39.4822
R12nR 37.9338 94.0224
R1pF 15.2135 41.8451
R12nR 37.9338 94.0224
d112 3.5 5.2503
R1nF - -
R1nR - -
R1p - -
R1pR - -
d12 - -
R3F 36.4331 46.691
R3R 12.312 14.4826
R31R - -
R32F - -
N4 1.76802 1.83481
N3F 1.58313 1.85135
R4F -25.2212 -38.5435
R4R -16.1023 -20
fb 14.5819 15.0774
図29は、電子撮像装置としてのミラーレス一眼カメラの断面図である。図29において、ミラーレス一眼カメラ1の鏡筒内には撮影レンズ系2が配置される。マウント部3は、撮影レンズ系2をミラーレス一眼カメラ1のボディに着脱可能とする。マウント部3としては、スクリュータイプのマウントやバヨネットタイプのマウント等が用いられる。この例では、バヨネットタイプのマウントを用いている。また、ミラーレス一眼カメラ1のボディには、撮像素子面4、バックモニタ5が配置されている。なお、撮像素子としては、小型のCCD又はCMOS等が用いられている。
そして、ミラーレス一眼カメラ1の撮影レンズ系2として、例えば上記実施例1〜14に示した結像光学系が用いられる。
図30、図31は、本実施例の結像光学系を備えた撮像装置の構成の概念図を示す。図30は撮像装置としてのミラーレス一眼カメラ40の外観を示す前方斜視図、図31は同後方斜視図である。このミラーレス一眼カメラ40の撮影光学系41に、本実施例の結像光学系が用いられている。
この実施形態のミラーレス一眼カメラ40は、撮影用光路42上に位置する撮影光学系41、シャッターボタン45、液晶表示モニター47等を含み、ミラーレス一眼カメラ40の上部に配置されたシャッターボタン45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1の結像光学系を通して撮影が行われる。撮影光学系41によって形成された物体像が、結像面近傍に設けられた撮像素子(光電変換面)上に形成される。この撮像素子で受光された物体像は、処理手段によって電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、撮影された電子画像は記憶手段に記録することができる。
図31は、ミラーレス一眼カメラ40の主要部の内部回路を示すブロック図である。なお、以下の説明では、前述した処理手段は、例えばCDS/ADC部24、一時記憶メモリ17、画像処理部18等で構成され、記憶手段は、記憶媒体部19等で構成される。
図31に示すように、ミラーレス一眼カメラ40は、操作部12と、この操作部12に接続された制御部13と、この制御部13の制御信号出力ポートにバス14及び15を介して接続された撮像駆動回路16並びに一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21を備えている。
上記の一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21は、バス22を介して相互にデータの入力、出力が可能とされている。また、撮像駆動回路16には、CCD49とCDS/ADC部24が接続されている。
操作部12は、各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部13に通知する。制御部13は、例えばCPUなどからなる中央演算処理装置であって、不図示のプログラムメモリを内蔵し、プログラムメモリに格納されているプログラムにしたがって、ミラーレス一眼カメラ40全体を制御する。
CCD49は、撮像駆動回路16により駆動制御され、撮影光学系41を介して形成された物体像の画素ごとの光量を電気信号に変換し、CDS/ADC部24に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部24は、CCD49から入力する電気信号を増幅し、かつ、アナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時記憶メモリ17に出力する回路である。
一時記憶メモリ17は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部24から出力されるRAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部18は、一時記憶メモリ17に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部19に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部13にて指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記憶媒体部19は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記録媒体を着脱自在に装着して、これらのフラッシュメモリに、一時記憶メモリ17から転送されるRAWデータや画像処理部18で画像処理された画像データを記録して保持する。
表示部20は、液晶表示モニター47などにて構成され、撮影したRAWデータ、画像データや操作メニューなどを表示する。設定情報記憶メモリ部21には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、操作部12の入力操作によってROM部から読み出された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。
このように構成されたミラーレス一眼カメラ40は、結像性能(光学性能)が高く、小型で薄型な撮像装置とすることが可能となる。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。例えば、上記各実施例により示された形状枚数には必ずしも限定されない。また、上記各実施例において、カバーガラスCは必ずしも配置しなくても良い。また、各レンズ群内又は各レンズ群外に、上記各実施例に図示されていないレンズであって実質的に屈折力を有さないレンズを配置してもよい。
以上のように、本発明は、所望のバックフォーカスを有し、結像性能(光学性能)が高く、小型で薄型な結像光学系及びそれを有する電子撮像装置に適している。
G1…第1レンズ群
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
S…明るさ(開口)絞り
C…平行平板
I…像面
1…ミラーレス一眼カメラ
2…撮影レンズ系
3…鏡筒のマウント部
4…撮像素子面
5…バックモニタ
12…操作部
13…制御部
14、15…バス
16…撮像駆動回路
17…一時記憶メモリ
18…画像処理部
19…記憶媒体部
20…表示部
21…設定情報記憶メモリ部
22…バス
24…CDS/ADC部
40…ミラーレス一眼カメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
45…シャッターボタン
47…液晶表示モニター
49…CCD
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の結像光学系は、
物体側から順に、
負屈折力の第1レンズ群と、
正屈折力の第2レンズ群と、
負屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、からなる4群ズームレンズの結像光学系であり、
変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群は、像側に移動した後に物体側に移動し、第2レンズ群は物体側にのみ移動し、
レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、
第1レンズ群中に含まれるレンズの総数は2であり、
第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、第3レンズ成分と、を有する3つのレンズ成分からなり
第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第2レンズ成分は、接合レンズからなり
第3レンズ群は、像側の面の曲率絶対値が物体側の面の曲率絶対値よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
以下の条件式(1)と(8’)を満足することを特徴とする。
−100<(R21F+R21R)/(R21F−R21R)<−0.2 (1)
0.35<M 3 /M 2 <0.85 (8’)
ここで、
R21Fは、第1レンズ成分の最も物体側面の近軸曲率半径、
R21Rは、第1レンズ成分の最も像側面の近軸曲率半径、
2 =|M 2w −M 2t |、M 3 =|M 3w −M 3t |、
2w は、広角端における第2レンズ群の位置、
2t は、望遠端における第2レンズ群の位置、
3w は、広角端における第3レンズ群の位置、
3t は、望遠端における第3レンズ群の位置であって、
いずれも、無限遠物点合焦における位置、
である。
また、本発明の別の結像光学系は、
物体側から順に、
負屈折力の第1レンズ群と、
正屈折力の第2レンズ群と、
負屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、からなる4群ズームレンズの結像光学系であり、
変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群は、像側に移動した後に物体側に移動し、第2レンズ群は物体側にのみ移動し、
レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、
第1レンズ群中に含まれるレンズの総数は2であり、
第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、正の屈折力を有する第3レンズ成分と、を有する3つのレンズ成分からなり、
第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第2レンズ成分は、接合レンズからなり、
第3レンズ群は、像側の面の曲率絶対値が物体側の面の曲率絶対値よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする結像光学系。
−100<(R 21F +R 21R )/(R 21F −R 21R )<−0.2 (1)
ここで、
21F は、第1レンズ成分の最も物体側面の近軸曲率半径、
21R は、第1レンズ成分の最も像側面の近軸曲率半径、
である。
また、本発明の別の結像光学系は、
物体側から順に、
負屈折力の第1レンズ群と、
正屈折力の第2レンズ群と、
負屈折力の第3レンズ群と、
正屈折力の第4レンズ群と、からなる4群ズームレンズの結像光学系であり、
変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群は、像側に移動した後に物体側に移動し、第2レンズ群は物体側にのみ移動し、
レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、
第1レンズ群中に含まれるレンズの総数は2であり、
第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、を有する2つのレンズ成分からなり、
第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第2レンズ成分は、負レンズと正レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
第3レンズ群は、像側の面の曲率絶対値が物体側の面の曲率絶対値よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする結像光学系。
−100<(R 21F +R 21R )/(R 21F −R 21R )<−0.2 (1)
ここで、
21F は、第1レンズ成分の最も物体側面の近軸曲率半径、
21R は、第1レンズ成分の最も像側面の近軸曲率半径、
である。
また、基本構成では、第3レンズ群は、像側の面の曲率絶対値が物体側の面の曲率絶対値よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなる。一方、第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなる。なお、レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズである。
また、本実施形態の結像光学系では、第2レンズ成分の接合レンズは、負レンズと、負レンズに接合された正レンズと、を有し、以下の条件式(6)、(7)を満足することが好ましい。
0<ν22p−ν22n<80 (6)
−0.7<N22p−N22n<0.2 (7)
ここで、
22pは、第2レンズ成分の負レンズに接合される正レンズのうち何れかの正レンズのd線における屈折率、
ν22pは、第2レンズ成分の何れかの正レンズの線を基準としたアッベ数、
22nは、第2レンズ成分の何れかの正レンズに接合される負レンズのうち何れかの負レンズのd線における屈折率、
ν22nは、第2レンズ成分の何れかの負レンズの線を基準としたアッベ数、
である。

Claims (11)

  1. 物体側から順に、
    負屈折力の第1レンズ群と、
    正屈折力の第2レンズ群と、
    負屈折力の第3レンズ群と、
    正屈折力の第4レンズ群と、からなり、
    変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
    レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなり、
    前記第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
    前記第2レンズ成分は、接合レンズを有し、
    前記第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
    前記第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなることを特徴とする結像光学系。
  2. 物体側から順に、
    負屈折力の第1レンズ群と、
    正屈折力の第2レンズ群と、
    負屈折力の第3レンズ群と、
    正屈折力の第4レンズ群と、からなり、
    変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
    レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなるか、又は、さらに前記第2レンズ成分の像側に正屈折力の第3レンズ成分を有し、
    前記第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
    前記第2レンズ成分は、接合レンズを有し、
    前記第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
    前記第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなることを特徴とする結像光学系。
  3. 物体側から順に、
    負屈折力の第1レンズ群と、
    正屈折力の第2レンズ群と、
    負屈折力の第3レンズ群と、
    正屈折力の第4レンズ群と、からなり、
    変倍時、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、
    レンズ成分は、単レンズもしくは接合レンズであって、
    前記第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズと、正レンズと、からなるか、又は、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に、第1レンズ成分と、第2レンズ成分と、からなるか、又は、さらに前記第2レンズ成分の像側に第3レンズ成分を有し、
    前記第1レンズ成分は、正の単レンズからなるか、又は、正レンズと負レンズがこの順で接合された接合レンズからなり、
    前記第2レンズ成分は、接合レンズを有し、
    前記第3レンズ群は、像側の面の曲率が物体側の面の曲率よりも大きいレンズを最も物体側に有し、全体として1枚又は2枚のレンズからなり、
    前記第4レンズ群は、1つの正レンズ成分からなり、
    以下の条件式(1)を満足することを特徴とする結像光学系。
    −100<(R21F+R21R)/(R21F−R21R)<−0.2 (1)
    ここで、
    21Fは、前記第1レンズ成分の最も物体側面の近軸曲率半径、
    21Rは、前記第1レンズ成分の最も像側面の近軸曲率半径、
    である。
  4. 前記第1レンズ成分と前記第2レンズ成分の間に、開口絞りを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の結像光学系。
  5. 前記第2レンズ成分の前記接合レンズは、負レンズと、該負レンズに接合された正レンズと、を有し、
    以下の条件式(6)、(7)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の結像光学系。
    0<ν22p−ν22n<80 (6)
    −0.7<N22p−N22n<0.2 (7)
    ここで、
    22pは、前記第2レンズ成分の前記正レンズのd線における屈折率、
    ν22pは、前記第2レンズ成分の前記正レンズの線を基準としたアッベ数、
    22nは、前記第2レンズ成分の前記負レンズのd線における屈折率、
    ν22nは、前記第2レンズ成分の前記負レンズの線を基準としたアッベ数、
    である。
  6. 以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の結像光学系。
    0.0<M3/M2<0.85 (8)
    ここで、
    2=|M2w−M2t|、M3=|M3w−M3t|、
    2wは、広角端における前記第2レンズ群の位置、
    2tは、望遠端における前記第2レンズ群の位置、
    3wは、広角端における前記第3レンズ群の位置、
    3tは、望遠端における前記第3レンズ群の位置であって、
    いずれも、無限遠物点合焦における位置、
    である。
  7. 前記第1レンズ群は、物体側から順に、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
    以下の条件式(13)を満足することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の結像光学系。
    1<SF11n−SF12n<4.0 (13)
    ここで、
    SF11n=(R11nF+R11nR)/(R11nF−R11nR) (13a)、
    SF12n=(R12nF+R12nR)/(R12nF−R12nR) (13b)、
    11nFは、前記第1レンズ群の前記第1負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
    11nRは、前記第1レンズ群の前記第1負レンズの像側面の近軸曲率半径、
    12nFは、前記第1レンズ群の前記第2負レンズの物体側面の近軸曲率半径、
    12nRは、前記第1レンズ群の前記第2負レンズの像側面の近軸曲率半径、
    である。
  8. 前記第1レンズ群は、前記物体側から順に、物体側から順に、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
    以下の条件式(14)を満足することを特徴とする請求項1、3、7のいずれか1項に記載の結像光学系。
    −0.1<R1pF/R12nR<1 (14)
    ここで、
    1pFは、前記第1レンズ群の前記正レンズの物体側面の近軸曲率半径、
    12nRは、前記第1レンズ群の前記第2負レンズの像側面の近軸曲率半径、
    である。
  9. 前記第1レンズ群は、前記物体側から順に、第1負レンズと、第2負レンズと、正レンズと、からなり、
    以下の条件式(15)を満足することを特徴とする請求項1、3、7、8のいずれか1項に記載の結像光学系。
    0.1<d112/fw<0.7 (15)
    ここで、
    112は、前記第1レンズ群の前記第1負レンズと前記第2負レンズとの光軸上の空気間隔、
    wは、広角端における前記結像光学系の全系の焦点距離、
    である。
  10. 第4レンズ群は、変倍時及びフォーカシング時に固定であり、
    以下の条件式(24)を満足することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の結像光学系。
    0.8<fb/fw<1.5 (24)
    ここで、
    bは、前記第4レンズ群の最終面からガウス像点までの光軸上の距離、
    wは、広角端における前記結像光学系の全系の焦点距離、
    である。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の結像光学系と、
    撮像面を有する撮像素子を備えたことを特徴とする電子撮像装置。
JP2016096317A 2012-12-03 2016-05-12 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 Active JP6147392B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012264328 2012-12-03
JP2012264328 2012-12-03

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014551033A Division JP5938107B2 (ja) 2012-12-03 2013-11-22 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016164682A true JP2016164682A (ja) 2016-09-08
JP6147392B2 JP6147392B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=50883278

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014551033A Active JP5938107B2 (ja) 2012-12-03 2013-11-22 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2016096318A Active JP6147393B2 (ja) 2012-12-03 2016-05-12 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2016096317A Active JP6147392B2 (ja) 2012-12-03 2016-05-12 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2016096316A Active JP6147391B2 (ja) 2012-12-03 2016-05-12 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Family Applications Before (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014551033A Active JP5938107B2 (ja) 2012-12-03 2013-11-22 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP2016096318A Active JP6147393B2 (ja) 2012-12-03 2016-05-12 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016096316A Active JP6147391B2 (ja) 2012-12-03 2016-05-12 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9602733B2 (ja)
JP (4) JP5938107B2 (ja)
WO (1) WO2014087855A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014097355A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 パナソニック株式会社 ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
TWI518357B (zh) * 2014-02-26 2016-01-21 信泰光學(深圳)有限公司 成像鏡頭
JP2016157076A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 株式会社ニコン ズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法
JP7041458B2 (ja) 2015-11-10 2022-03-24 三協立山株式会社 建具
CN108369329B (zh) * 2015-12-09 2021-07-02 株式会社尼康 变焦镜头以及光学设备
JP6969780B2 (ja) * 2017-07-24 2021-11-24 株式会社シグマ 大口径比レンズ
JP6797768B2 (ja) 2017-08-24 2020-12-09 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置
JP6374077B1 (ja) * 2017-10-19 2018-08-15 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. 撮像光学レンズ
JP6373470B1 (ja) * 2017-10-19 2018-08-15 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. 撮像光学レンズ
JP6371897B1 (ja) * 2017-10-30 2018-08-08 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. 撮像光学レンズ
JP6374623B1 (ja) * 2017-11-18 2018-08-15 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. 撮像光学レンズ
US10254514B1 (en) * 2017-12-18 2019-04-09 AAC Technologies Pte. Ltd. Camera optical lens
WO2019235471A1 (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社nittoh ズームレンズシステムおよび撮像装置
WO2020012639A1 (ja) * 2018-07-13 2020-01-16 株式会社ニコン 変倍光学系、光学機器、および変倍光学系の製造方法
JP7377768B2 (ja) 2020-06-03 2023-11-10 コニカミノルタ株式会社 ズームレンズ、撮像光学装置及びデジタル機器
JP7105852B2 (ja) * 2020-11-18 2022-07-25 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置
JP7265075B2 (ja) * 2020-11-18 2023-04-25 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置
CN117063108A (zh) 2021-04-15 2023-11-14 株式会社尼康 变倍光学系统、光学设备及变倍光学系统的制造方法
CN114779440B (zh) * 2022-04-29 2024-01-12 福建福光天瞳光学有限公司 一种8k超高清光学镜头及其成像方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055496A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Olympus Corp 変倍光学系
JP2006208889A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2012027262A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Olympus Imaging Corp ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2012133230A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP2012133228A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4460734B2 (ja) 2000-05-23 2010-05-12 オリンパス株式会社 電子撮像装置
JP4217415B2 (ja) 2001-04-04 2009-02-04 オリンパス株式会社 電子撮像装置
JP4004268B2 (ja) 2001-10-22 2007-11-07 オリンパス株式会社 ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置
JP4112210B2 (ja) 2001-11-07 2008-07-02 オリンパス株式会社 ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置
JP2005156828A (ja) * 2003-11-25 2005-06-16 Olympus Corp 変倍光学系及びそれを用いた電子機器
US7540671B2 (en) 2003-11-17 2009-06-02 Olympus Corporation Variable-power optical system and electronic device using same
JP2008233611A (ja) 2007-03-22 2008-10-02 Konica Minolta Opto Inc 変倍光学系、撮像装置及びデジタル機器
JP5082604B2 (ja) * 2007-06-08 2012-11-28 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 変倍光学系、撮像装置及びデジタル機器
JP5566207B2 (ja) 2010-07-14 2014-08-06 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2012027261A (ja) 2010-07-23 2012-02-09 Olympus Imaging Corp ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP5726464B2 (ja) 2010-09-07 2015-06-03 オリンパス株式会社 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5695446B2 (ja) * 2011-03-01 2015-04-08 オリンパスイメージング株式会社 ズームレンズ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055496A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Olympus Corp 変倍光学系
JP2006208889A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Canon Inc ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2012027262A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Olympus Imaging Corp ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2012133230A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
JP2012133228A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Panasonic Corp ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016164681A (ja) 2016-09-08
US9602733B2 (en) 2017-03-21
JPWO2014087855A1 (ja) 2017-01-05
JP5938107B2 (ja) 2016-06-22
JP6147391B2 (ja) 2017-06-14
JP6147393B2 (ja) 2017-06-14
JP2016173592A (ja) 2016-09-29
JP6147392B2 (ja) 2017-06-14
US20150237266A1 (en) 2015-08-20
WO2014087855A1 (ja) 2014-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6147392B2 (ja) 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置
JP5981011B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
US8446512B2 (en) Image forming optical system and electronic image pickup apparatus equipped with same
JP6050653B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2012083601A (ja) ズームレンズまたはそれを備えた撮像装置
JP5781244B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2009276622A (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2014235190A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP5659036B2 (ja) ズームレンズ
JP2012230209A (ja) マクロモードを備えたズームレンズ
JP2015004880A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2019066694A (ja) 変倍光学系及びそれを備えた撮像装置
WO2017175306A1 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP5778410B2 (ja) 光路折り曲げ部材を有するズームレンズ及びそれを備える撮像装置
JP5881846B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2012108279A (ja) 光路折り曲げ部材を有するズームレンズ及びそれを備える撮像装置
JP2014174526A (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP6404417B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP5780727B2 (ja) 4群ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP6190940B2 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP5985016B2 (ja) 光路折り曲げ部材を有するズームレンズ及びそれを備える撮像装置
WO2021070285A1 (ja) ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置
JP2012128249A (ja) 4群ズームレンズ及びそれを備える撮像装置
JP2009037117A (ja) 3群ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160608

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170516

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6147392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250