JP2012027261A - ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
小型で動画撮影に適したズームレンズおよび撮像装置を提供する。
【解決手段】
本発明に係るズームレンズは、物体体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の第4レンズ群G4からなり、広角端から望遠端への変倍の際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2に挟まれる間隔が狭まり、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3に挟まれる間隔が広がると共に各レンズ群に挟まれる間隔が変化し、無限遠合焦状態から至近距離合焦状態へのフォーカシングに際して、第4レンズ群G4が光軸方向に移動し、広角端にて条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ズームレンズに関するものであって、特に交換レンズシステムに用いられるとともに、動画撮影を可能とする標準ズームレンズに適したズームレンズに関する。
本発明は、ズームレンズに関するものであって、特に交換レンズシステムに用いられるとともに、動画撮影を可能とする標準ズームレンズに適したズームレンズに関する。
従来、デジタルカメラにおいては動画撮影が可能な製品が知られている。近年では、レンズ交換式のデジタルカメラにおいてもカメラボディの動画撮影機能に対応した交換レンズの検討が行われている。
従来の静止画撮影用のカメラでは、一瞬の撮影チャンスを切り取る事が目的であったため、構図を決めた後に、撮影の瞬間に狙った被写体へピントが合っていれば良く、そのための機能が求められていた。具体的には、いわゆる位相差方式のオートフォーカス(AF)機能が採用されており、早さと精度を兼ね備えたAF方式であった。
しかしながら、動画撮影において、一部のプロ用ビデオカメラは熟練したカメラマンがマニュアルフォーカス(MF)にて合焦作業を行うが、多くの民生用ビデオカメラでは常時、AFシステムを働かせて被写体距離に応じて合焦状態を保つ必要がある。そのための方法として、撮像素子によるコントラストAF方式(いわゆる山登り方式)が採用されている。
さらに、合焦状態を維持するために、フォーカスレンズを合焦位置の光軸方向前後に、常に微小量動かすこと(ウォブリングと言われる)によってコントラストの変化を測定しておき、合焦状態が変化していると判断された場合には、フォーカスレンズを適切に移動させることによって、再度、合焦し直すように動作する。このウォブリング機能は、フレームレートに応じて非常に高速な動作が必要とされるため、ウォブリングに使用するレンズには軽量化が求められている。
また、常にフォーカスレンズを動かしているが、その移動範囲は焦点深度内となっている。従って、ウォブリング中のピンボケは認識できないよう制御されているが、像倍率の変化が大きい場合には、画像が常に揺らいでいるように見えてしまい非常に不自然となる。従って、ウォブリング時の倍率変化を小さく抑えることが重要な要求項目となっている。
さらに、ズーム時のウォブリングレンズのフォーカス感度(レンズの単位移動量に対する像面の移動量)の変化が大きいと、広角端と望遠端にてウォブリングレンズに必要とされる移動量が大きく異なってしまい、高速で微小量動かす際の制御が困難となる。従って、ウォブリングレンズのフォーカス感度の変化量は、ズーム全域で出来る限り小さくすることが望ましい。
特許文献1には、小型で安価な望遠ズームレンズの設計例が提案されている。これは、正・負・正の3群ズームタイプを採用するとともに、第2レンズ群にてフォーカシングを行うことで、構成レンズ枚数も少なく、小型で安価な望遠ズームレンズを構成することが可能となっている。
一方、特許文献2、特許文献3には、動画撮影を考慮したデジタルカメラの交換レンズシステム用途として提案されたズームレンズが提案されている。
特開2008−70410号公報 特開2009−122620号公報 特開2009−265652号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたズームレンズは、ウォブリング時の像倍率変化が大きく動画撮影には適するものとはなっていない。また、特許文献2、特許文献3に開示されたズームレンズは、ズーム群数が多く、レンズ構成枚数も多くなりやすく、大型でコスト高なものとなっている。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、小型な望遠ズームレンズに有利な正・負・正・負の4群ズームレンズであって、フォーカシング時に画面が見やすいズームレンズを提供することを目的とするものである。さらには、ウォブリング動作時での画像が見やすいズームレンズを提供することを目的とするものである。
それにより、デジタルカメラの交換レンズシステム用途に適し、動画機能にも対応しており、ウォブリングを可能とした、小型で低コスト化に有利なズームレンズを提供することが可能となる。さらには、このようなズームレンズを備えた撮像装置の提供を目的としている。
上述の課題を解決するために、本発明の接眼光学系、及び、電子ビューファインダーは以下の何れかとするものである。
本発明のズームレンズは、撮像素子の撮像面側に配置されるズームレンズであって、物体体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群、負屈折力の第2レンズ群、正屈折力の第3レンズ群、負屈折力の第4レンズ群からなり、
広角端から望遠端への変倍の際に第1レンズ群と第2レンズ群に挟まれる間隔が狭まり、第2レンズ群と第3レンズ群に挟まれる間隔が広がると共に各レンズ群に挟まれる間隔が変化し、
無限遠合焦状態から至近距離合焦状態へのフォーカシングに際して、第4レンズ群が光軸方向に移動し、
広角端にて以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とするものである。
|(100*(y1’−y1)/y1)|/△s < 1.2 ・・・(1)
|(100*(y0.7’−y0.7)/y0.7)|/△s < 1.2・・・(2)
但し、
y1は、撮像面上での最大像高、
y0.7は、最大像高y1の0,7倍、
y1’は、無限遠の物体に対して第4レンズ群を移動させて無限遠合焦時から△sのデ
フォーカス量が生じたときの、無限遠合焦時にy1の像高に至る撮影画角と同じ画角の主
光線が撮像面と交わる位置の光線高、
y0.7’は、無限遠の物体に対して第4レンズ群を移動させて無限遠合焦時から△sの
デフォーカス量が生じたときの、無限遠合焦時にy0.7の像高に至る撮影画角と同じ画角
の主光線が撮像面と交わる位置の光線高、
△sは、8*最大像高y1/1000
であり、y1、y0.7、y1’、y0.7’、△sの単位は何れもmmである。
以下に、本発明のズームレンズにおいて、上記構成をとる理由と作用を説明する。
正屈折力のレンズ群を最も物体側に配置した正先行タイプのズームレンズを採用することで、変倍比の確保や望遠端での明るさの確保に有利となり、望遠ズームレンズとしての好ましいレンズ配置となる。主な変倍は第1−第2レンズ群間の間隔変化と第2−第3レンズ群間の間隔変化にて行うことができる。加えて、負屈折力の第4レンズ群を配置することにより、第1ないし第3レンズ群のサイズを小さくできる。そのため、小型で安価なズームレンズを構成することに有利となる。
本発明の構成は、小型の望遠ズームレンズに適している。従来技術のように、物体側より正・負・正の屈折力配置のズームレンズにて第2レンズ群をフォーカスレンズ群とすると、近距離での収差変動は補正し易いものとなる。しかしながら、フォーカスレンズ群の重量が大きいこと、第2レンズ群のフォーカス感度の変化が大きいこと、等を理由として駆動機構の制御が困難なものとなる。
したがって、ズームレンズのフォーカスレンズ群の高速駆動(さらには、動画撮影におけるウォブリング)を考慮したフォーカス方式を実現する必要があり、フォーカス群の軽量化が求められる。さらに、ズーミング状態におけるフォーカスレンズ群のフォーカス感度の変化を小さくするためには、第3レンズ群よりも像側にフォーカスレンズ群を配置するのが良いことが分かった。そこで、本発明では、正屈折力の第3レンズ群の像側に、負屈折力の第4レンズ群を配置し、第4レンズ群にてフォーカシング(さらには、ウォブリング)を行うようにしている。ズーミングに際し、第3レンズ群と第4レンズ群は一体的に移動させることも可能であるが、これらレンズ群の間隔を可変とすることで、ズーミングに伴う像面湾曲の変化を小さくすることが可能となる。
このような構成により、本発明のズームレンズは、従来のズームレンズと比べ、フォーカシング(さらには動画撮影中のウォブリング)時に、像倍率の変化を小さく成したものである。像倍率の変化量は、像の高さによっても異なるが、特定の像高のみでは不十分であり、画面全体で変化量を小さくしなければならない。
条件式(1)と(2)は、そのための条件式であり、デフォーカス量に対する像倍率変化量の条件を規定するものである。なお、デフォーカス量△sの値によっても異なるが、ここでは許容深度に相当するデフォーカス量で計算している。一般的に、許容深度はFナンバー*許容錯乱円径で表すことができるが、本発明では、Fナンバー=8、許容錯乱円径=最大像高(y1)/1000とした。
条件式(1)と(2)のどちらか一方だけを満たすことは、比較的容易であるが、本発明のように画面全体で変化量を小さくするためには、(1)と(2)の両式を満たす必要がある。また、両式を満足することで、これ以外の像高や焦点距離状態においても像倍率変化を小さく維持することができることが分かった。条件式(1)と(2)式の上限を上回ると、像倍率の変化量が大きくなり、好ましくない。
図1は、本発明のズームレンズについて、その条件式の定義を説明するための模式図である。説明の便宜上、第1から第4の各レンズ郡中のレンズ形状、枚数は簡略化して記載するとともに、ウォブリングを想定した第4レンズ群の移動量、光路は誇張して記載している。
本発明のズームレンズは、物体側から像側(撮像面)に向かって順に、正屈折力の第1レンズ群、負屈折力の第2レンズ群、正屈折力の第3レンズ群、負屈折力の第4レンズ群にて構成されている。
図中、光線Aは無限遠合焦時において、撮像面の最大像高(y1)の位置に入射する主
光線を示している。また、光線Bは無限遠合焦時において、撮像面の最大像高(y1)の
0.7倍(y0.7)の位置に入射する主光線を示している。
本発明のズームレンズでは、第4レンズ群を移動させることでフォーカシング、あるいは、ウォブリングを行うことを特徴とするものである。図中、光線A’は、第4レンズ群がフォーカシング、あるいは、ウォブリングにより移動したことで、撮像面よりもデフォーカス量ΔSだけ離れた位置に結像した場合における主光線Aの変位状態が示されている。
また、光線B’は、第4レンズ群がフォーカシング、あるいは、ウォブリングにより移動したことで、撮像面よりもデフォーカス量ΔSだけ離れた位置に結像した場合における主光線Bの変位状態が示されている。なお、デフォーカス量ΔSは、前述したように、8*最大像高(y1)/1000としている。
この光線A’が撮像面において結像する像高をy1’、光線B’が撮像面で結像する像
高をy0.7’と規定している。
負屈折力の第4レンズ群は軽量化やフォーカス感度の確保に有利となる。加えて、第4レンズ群を繰り出した際は、第4レンズ群と像面との間は大きくなるものの第4レンズ群での軸外での主光線の入射高は低くなり、撮像面上での倍率変化を相殺する関係となる。よって、第4レンズ群の移動に伴う倍率の変化を抑えやすくフォーカシング(更にはウォブリング)動作での倍率変化を抑えられる。特に、動画撮影を行う場合に有利となる。このように、第4レンズ群はフォーカシングのみならず、フォーカシング前に光軸方向にウォブリング移動するレンズ群としてもよい。
また、観察条件が厳しくなり、大画面のTV等で観察されても良好な動画像を得るためには、広角端にて以下の条件式(1−1)および(2−1)を満足する事がより好ましい。
|(100*(y1’−y1)/y1)|/△s < 1.0 ・・・(1−1)
|(100*(y0.7’−y0.7)/y0.7)|/△s < 1.0・・・(2−1)
広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第3レンズ群と第4レンズ群は、広角端での位置よりも望遠端にて物体側へ位置するように移動し、第2レンズ群は、像側に移動した後、物体側に移動する移動軌跡を含んで移動することが好ましい。
このような構成を採用することで、広角端でのズームレンズ全長を小さくでき、それに付随して径方向も小さくでき変倍比の確保に有利となる。また、第2レンズ群を上述の移動とすることで、主たる変倍を第2レンズ群と第3レンズ群にて負担する際のバランスを調整でき、光学性能の向上に有利となる。
第4レンズ群は、正レンズ1枚と負レンズ1枚の2枚のレンズからなることが好ましい。
第4レンズ群の軽量化を図りつつ正レンズと負レンズにて相互に収差をキャンセルしあうことで第4レンズ群での諸収差の低減に有利となる。
また、第3レンズ群は、物体側から順に正屈折力の物体側サブレンズ群と、正屈折力の像側サブレンズ群からなり、物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群との間の光軸上の空気間隔が第3レンズ群中の空気間隔のうちで最大となるように物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群を配置し、
以下の条件式(3)、(4)を満足することが好ましい。
0.8 < f3f/f3r < 1.8 ・・・(3)
0.1 < dA/f3 < 0.6 ・・・(4)
但し、
f3fは、第3レンズ群中の物体側サブレンズ群の焦点距離、
f3rは、第3レンズ群中の像側サブレンズ群の焦点距離、
dAは、物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群に挟まれる空気間隔の光軸上距離、
f3は、第3レンズ群の焦点距離、である。
条件式(3)は、物体側サブレンズ群の焦点距離と像側サブレンズ群の焦点距離の好ましい比率に関する。物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群にて第3レンズ群の屈折力を適度に負担することで、球面収差や軸外収差のバランス良い補正が可能になる。条件式(3)の下限0.8を下回らないように、物体側サブレンズ群の屈折力負担を適度に抑えることで、球面収差の発生を抑えやすくなる。また、条件式(3)の上限1.8を上回らないようにすることで、軸外コマ収差の発生を抑えやすくなる。
条件式(4)は、物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群の間の好ましい空気間隔距離に関する。条件式(3)と合わせて、物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群は適切な距離の空気間隔を挟む事が好ましい。条件式(4)の下限0.1を下回らないようにして空気間隔距離を確保することで物体側サブレンズ群と像側サブレンズ群での収差補正の役割を分担しやすくなり、特に軸外コマ収差の補正に有利となる。また、条件式(4)の上限0.6を上回らないようにすることで、第3レンズ群の全長が大きくなりすぎないようにすることが好ましい。
また、各レンズ群が以下の条件式(5)、(6)、(7)、(8)を満足することが好ましい。
2.0 < f1/fw < 4.0 ・・・(5)
−1.0 < f2/fw < −0.5 ・・・(6)
0.5 < f3/fw < 1.0 ・・・(7)
−1.5 < f4/fw < −0.5 ・・・(8)
但し、
fwは、広角端無限遠合焦時のズームレンズ全系焦点距離、
f1、f2、f3、f4は、それぞれ第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群の焦点距離、である。
条件式(5)は第1レンズ群の好ましい屈折力に関する。条件式(5)の下限2.0を下回らないように第1レンズ群の屈折力を適度に抑えることで、第1レンズ群中のレンズ枚数を抑えつつ収差補正を行いやすくなる。条件式(5)の上限4.0を上回らないように第1レンズ群の屈折力を確保することで、ズーミングに伴う第1レンズ群の移動量を低減でき、望遠端側での全長を小さくできる。
条件式(6)は第2レンズ群の好ましい屈折力に関する。条件式(6)の下限−1.0
を下回らないように第2レンズ群の屈折力を確保することで、ズーミングにおける第1レンズ群や第2レンズ群の移動量を小さくでき小型化に有利となる。条件式(6)の上限−0.5を上回らないように第2レンズ群の屈折力を抑えることで、第2レンズ群での収差補正が容易となる。
条件式(7)は第3レンズ群の好ましい屈折力に関する。条件式(7)の下限0.5を下回らないように第3レンズ群の屈折力を適度に抑えることで収差補正に有利となる。条件式(7)の上限1.0を上回らないように第3レンズ群の屈折力を確保することで小型化に有利となる。
条件式(8)は第4レンズ群の好ましい屈折力に関する。条件式(8)の下限−1.5を下回らないようにして第4レンズ群の屈折力を確保することで、フォーカシングにおける移動量を小さくでき小型化に有利となる。条件式(8)の上限−0.5を上回らないようにすることで、第4レンズ群の屈折力を適度に抑えることで、第4レンズ群での収差発生を小さくでき、少ないレンズ枚数でも収差補正が可能となる。
また、第3レンズ群中におけるレンズ同士の間の空気間隔が最大となる位置よりも物体側に明るさ絞りが配置されることが好ましい。
このような構成によれば、第3レンズ群におけるこの空気間隔の前側と後側で収差補正を分担できる。加えて、明るさ絞りをこの位置にすることで、第4レンズ群にてフォーカシングやウォブリングを行うために好ましい光線状態(第4レンズ群に入射する軸外の主光線の入射高や軸外の主光線と光軸とのなす角)となる。
さらに、明るさ絞りは、広角端から望遠端への変倍に際して第3レンズ群と一体で移動することが好ましい。このような構成によれば、第3レンズ群の径方向の小型化に有利となる。
また、第4レンズ群は、正屈折力のメニスカス単レンズと負屈折力の単レンズの2枚のレンズ構成からなることが好ましい。このような構成は、第4レンズ群における色収差補正のための最小構成レンズ枚数であって、2枚のレンズを離して配置することにより、コマ収差等の補正に有利となる。
このとき、第4レンズ群は、以下の条件式(9)と(10)を満足することが好ましい。
0 < n4n−n4p ・・・(9)
15 < v4n−v4p ・・・(10)
但し、
n4p、n4nは、それぞれ、第4レンズ群中の正屈折力のメニスカス単レンズと負屈折力の単レンズのd−lineにおける屈折率、
v4p、v4nは、それぞれ、第4レンズ群中の正屈折力のメニスカス単レンズと負屈折力の単レンズのアッベ数、である。
条件式(9)を満たすように、負レンズの屈折率を高く設定することで、像面湾曲等の収差補正が良好に行える。また、条件式(10)を満たすように、負レンズのアッベ数を大きく設定することで、色収差の良好な補正が可能となる。
また、撮像面の最大像高y1は、以下の条件式(10)を満足することが好ましい。
8.0 < y1 < 25.0 ・・・(11)
条件式(11)の下限8.0を下回らないようにして撮像面積を確保することで、高感度撮影時の信号ノイズを防ぎやすくなる。加えて、フォーカシング(更にはウォブリング)動作の移動量を大きくでき、制御が容易となる。また、条件式(11)の上限25.0を上回らないようにして撮像面積の増大を防ぐことで、ズームレンズの大型化を抑えやすくなる。加えて、フォーカシング(更にはウォブリング)動作するレンズも小さくなり、その動作時の電力消費を抑えやすくなる。
また、本発明は正レンズ群が先行するタイプのズームレンズであり、変倍比の確保に有利となる。シェーディング低減のためには、負屈折力の第4レンズ群を像面から適度に離せるスペックとするのがよくズームレンズが以下の条件式(12)、(13)を満足することが好ましい。
3.3<ft/fw<5.5 ・・・(12)
10°< ωw < 20° ・・・(13)
但し、
fwは、広角端無限遠合焦時のズームレンズ全系焦点距離、
ftは、望遠端無限遠合焦時のズームレンズ全系焦点距離、
ωwは、広角端無限遠合焦時の最大半画角、である。
これらは、レンズ構成を用いる場合の好ましいズームレンズのスペックを特定するものである。条件式(12)は好ましい変倍比を特定するものである。下限3.3を下回らないように変倍比を確保することでさまざまな撮影シーンに対応でき好ましい。上限5.5を上回らないようにすることで、収差変動の低減や望遠端での明るさの確保に有利となる。
条件式(13)は好ましい広角端での半画角を特定するものである。下限10°を下回らないように画角を確保することでさまざまな撮影シーンに対応可能となる。また、上限20°を上回らないように画角を適度に抑えることで、シェーディングの低減に有利となる。
上述のいずれかに記載のズームレンズと撮像素子とを備えた撮像装置としてもよい。
なお、上述の各構成にて、定義で示していない場合は無限遠合焦時での構成とする。また、上述の構成の複数を同時に満足することがより好ましい。
各条件式では、上限値または下限値を更に以下のようにすることがより好ましい。このような上限値または下限値を採用することで、上述の効果をさらに高めることが可能となる。
条件式(1)、(1−1)について
上限値を0.8、更には0.7とすることがより好ましい。
条件式(2)、(2−1)について
上限値を0.8、更には0.7とすることがより好ましい。
条件式(3)について
下限値を0.9とすることがより好ましい。
上限値を1.4、更には1.2とすることがより好ましい。
条件式(4)について
下限値を0.3とすることがより好ましい。
上限値を0.5とすることがより好ましい。
条件式(5)について
下限値を3.0とすることがより好ましい。
上限値を3.5とすることがより好ましい。
条件式(6)について
下限値を−0.9とすることがより好ましい。
上限値を−0.65とすることがより好ましい。
条件式(7)について
下限値を0.65とすることがより好ましい。
上限値を0.8とすることがより好ましい。
条件式(8)について
下限値を−1.3さらには−1.0とすることがより好ましい。
上限値を−0.7さらには−0.9とすることがより好ましい。
条件式(9)について
下限値を0.005とすることがより好ましい。
レンズ材料の入手のし易さから上限値を0.7を設けてもよい。
条件式(10)について
下限値を15.2とすることがより好ましい。
レンズ材料の入手のし易さから上限値を60を設けることとしてもよい。
条件式(11)について
下限値を10.0とすることがより好ましい。
上限値を20.0、さらには15.0とすることがより好ましい。
本発明によれば、小型で動画撮影に適したズームレンズおよび撮像装置を提供できる。
本発明のズームレンズにおける条件式の定義を説明するための模式図。 本発明の実施例1のズームレンズを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例2のズームレンズを展開して光軸に沿ってとった断面図。 本発明の実施例1のズームレンズの収差図。 本発明の実施例1のズームレンズの収差図。 本発明の実施例2のズームレンズの収差図。 本発明の実施例2のズームレンズの収差図。 本発明のズームレンズを交換レンズとして用いた撮像装置の断面図。 本発明のデジタルカメラの外観を示す前方斜視図。 本発明のデジタルカメラの外観を示す後方斜視図。 本発明のデジタルカメラの制御構成を示すブロック図。
本発明の実施例1、実施例2のズームレンズについて図を用いて説明する。図2、図3は、本発明の実施例1、実施例2のズームレンズを展開して光軸に沿ってとった断面図で
ある。各図において(a)は広角端(WE)、(b)は中間状態(ST)、(c)は望遠端(TE)を示している。
[実施例1]
図2は、実施例1のズームレンズの断面図である。実施例1のズームレンズは、図に示すように物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の第4レンズ群G4にて構成されている。図中、Iは像面、Cはカバーガラスを示している。
第1レンズ群G1は、正レンズと負メニスカスレンズの接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から像側に順に、負レンズと、正レンズと、負レンズと、からなる。
第3レンズ群G3は、物体側から像側に順に、絞りS、正レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズからなる前群ユニットG3fと、負レンズ、正レンズ、正レンズからなる後群ユニットG3bと、からなる。
第4レンズ群G4は、像側へ凸面を向けた正メニスカスレンズと、負レンズと、からなる。
この実施例1のズームレンズの動作について説明する。ズーム動作において、第1レンズ群G1〜第4レンズ群G4は、それぞれ独立して移動する。フォーカス動作、ウォブリング動作は、第4レンズ群G4にて行われる。無限から近距離へのフォーカスに際し、第4レンズ群G4は像側へ移動する。
第1レンズ群G1は、広角端から望遠端までの変倍時、第2レンズ群G2との間隔を拡大しつつ、物体側に移動する。
第2レンズ群G2は、広角端から望遠端への変倍時、物体側に凹な軌跡を描くように移動するとともに、第3レンズ群G3との間隔を縮小するように移動する。
第3レンズ群G3は、広角端から望遠端への変倍時、第4レンズ群G4との間隔が拡大したのち縮小するように移動する。
第4レンズ群G4は、広角端から望遠端への変倍時、物体側へと移動する。
[実施例2]
図3は、実施例2のズームレンズの断面図である。実施例2のズームレンズは、図に示すように物体側から像側に順に、正屈折力の第1レンズ群G1、負屈折力の第2レンズ群G2、正屈折力の第3レンズ群G3、負屈折力の第4レンズ群G4にて構成されている。図中、Iは像面、Cはカバーガラスを示している。
第1レンズ群G1は、正レンズと負メニスカスレンズの接合レンズからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から像側に順に、負レンズと正レンズの接合レンズと、負レンズと、からなる。
第3レンズ群G3は、物体側から像側に順に、絞りS、正レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズからなる前群ユニットG3fと、負レンズ、正レンズ、正レンズからなる後
群ユニットG3bと、からなる。
第4レンズ群G4は、像側へ凸面を向けた正メニスカスレンズと、負レンズと、からなる。
この実施例2のズームレンズの動作について説明する。ズーム動作において、第1レンズ群G1〜第4レンズ群G4は、それぞれ独立して移動する。フォーカス動作、ウォブリング動作は、第4レンズ群G4にて行われる。無限から近距離へのフォーカスに際し、第4レンズ群G4は像側へ移動する。
第1レンズ群G1は、広角端から望遠端までの変倍時、第2レンズ群G2との間隔を拡大しつつ、物体側に移動する。
第2レンズ群G2は、広角端から望遠端への変倍時、物体側に凹な軌跡を描くように移動するとともに、第3レンズ群G3との間隔を縮小するように移動する。
第3レンズ群G3は、広角端から望遠端への変倍時、第4レンズ群G4との間隔が拡大したのち縮小するように移動する。
第4レンズ群G4は、広角端から望遠端への変倍時、物体側へと移動する。
[数値実施例]
以下に上記実施例1、実施例2の各種数値データ(面データ、可変間隔データ、各種データ1、各種データ2)を示す。
面データには、面番号毎に各レンズ面(光学面)の曲率半径r、面間隔d、各レンズ(光学媒質)のd線(587.6nm)に対する屈折率nd、各レンズ(光学媒質)のd線のアッベ数νdが示されている。曲率半径r、面間隔dの単位はいずれもミリメートル(mm)である。面データ中、面番号の右側に付されたアスタリスク“*”は、そのレンズ面が非球面形状であることを、また、曲率半径に記載する“∞”は、無限大であることを示している。
各種データ1には、広角端(WE)、中間(ST)、望遠端(TE)における各種ズームデータが示されている。ズームデータとしては、焦点距離、Fナンバー(Fno)、画角(2ω)、像高、バックフォーカス(BF)、可変する面間隔dが示されている。各種データ2には、第1〜第4レンズ群における焦点距離f1〜f4が示されている。
[数値実施例1]
面番号 r d nd νd
1 87.805 5.000 1.51633 64.14
2 -87.805 2.100 1.78472 25.68
3 -178.563 d3(可変)
4 107.059 1.130 1.72916 54.68
5 18.723 1.247
6 19.754 2.205 1.84666 23.78
7 40.830 1.481
8 -47.239 1.020 1.78800 47.37
9 340.768 d9(可変)
10(絞り) ∞ 0.900
11 36.669 2.276 1.49700 81.54
12 -101.134 0.150
13 26.352 3.170 1.48749 70.23
14 -39.131 1.200 1.91082 35.25
15 401.570 10.124
16 -40.884 0.950 1.83400 37.16
17 33.793 1.277
18 63.406 2.973 1.60311 60.64
19 -25.058 0.150
20 35.694 2.290 1.77250 49.60
21 -128.815 d21(可変)
22 -37.415 1.700 1.59270 35.31
23 -22.381 4.700
24 -19.390 1.000 1.60311 60.64
25 86.781 d25(可変)
26 ∞ 4.000 1.51633 64.14
27 ∞ 0.800
像面 ∞

各種データ1
WE ST TE
焦点距離 40.804 77.526 147.015
Fno 4.08 4.45 5.87
2ω(゜) 30.41 15.69 8.30
像高 10.82 10.82 10.82
BF 22.819 26.667 49.994
d3 0.800 36.336 60.036
d9 19.251 5.300 1.022
d21 10.473 10.957 2.294
d25 19.380 23.228 46.555

各種データ2
f1 139.30
f2 -35.21
f3 29.05
f4 -38.89
[数値実施例2]
面番号 r d nd νd
1 88.502 5.100 1.51633 64.14
2 -69.916 2.100 1.80518 25.42
3 -130.441 d3(可変)
4 89.512 1.500 1.72916 54.68
5 15.466 2.650 1.80810 22.76
6 30.504 2.010
7 -30.352 1.020 1.77250 49.60
8 -327.681 d8(可変)
9(絞り) ∞ 1.000
10 34.760 2.468 1.49700 81.54
11 -83.968 0.200
12 23.409 3.514 1.48749 70.23
13 -38.261 1.150 1.90366 31.32
14 197.372 12.654
15 -94.069 0.980 1.72342 37.95
16 24.369 1.644
17 61.320 2.598 1.60311 60.64
18 -39.599 0.200
19 26.200 2.689 1.77250 49.60
20 -284.030 d20(可変)
21 -40.239 1.680 1.67270 32.10
22 -24.829 5.000
23 -22.056 1.000 1.74100 52.64
24 153.489 d24(可変)
25 ∞ 4.000 1.51633 64.14
26 ∞ 0.800
像面 ∞

各種データ1
WE ST TE
焦点距離 40.800 77.523 147.004
Fno 4.08 4.56 5.91
2ω(゜) 30.79 15.83 8.33
像高 10.82 10.82 10.82
BF 22.951 28.633 49.431
d3 1.200 33.640 54.683
d8 15.853 6.439 2.100
d20 9.224 9.389 2.516
d24 19.513 25.195 45.993

各種データ2
f1 127.83
f2 -28.11
f3 28.72
f4 -38.15
図4、図6は、実施例1、実施例2における(a)広角端(WE)、(b)中間(ST)、(c)望遠端(TE)での無限物点における諸収差図である。また、図5、図7は、実施例1、実施例2における(a)広角端(WE)、(b)中間(ST)、(c)望遠端(TE)での撮影距離0.9mにおける諸収差図である。
これら諸収差図において、SAは球面収差、ASは非点収差、DTは歪曲収差、CCは倍率色収差を示す。球面収差SAは、587.6nm(d線:実線)、435.8nm(g線:破線)、656.3nm(C線:点線)の各波長について示されている。また、倍率色収差CCは、d線を基準としたときの435.8nm(g線:破線)、656.3nm(C線:点線)の各波長について示されている。また、非点収差DTは、実線がサジタル像面、破線がメリジオナル像面のものを示している。なお、FNOはFナンバーを、FIYは最大像高を示す。
上記実施例1、実施例2について、各条件式(1)〜(13)の値を下記に示しておく
実施例1 実施例2
条件式(1) 0.66 0.78
条件式(2) 0.65 0.76
条件式(3) 0.95 0.95
条件式(4) 0.35 0.44
条件式(5) 3.41 3.13
条件式(6) -0.86 -0.69
条件式(7) 0.71 0.70
条件式(8) -0.95 -0.94
条件式(9) 0.010 0.068
条件式(10) 25.30 20.50
条件式(11) 10.82 10.82
条件式(12) 3.60 3.60
条件式(13) 15.21 15.40
図8は、本発明のズームレンズを用い、撮像素子として小型のCCD又はCMOSなどを用いた撮像装置としての一眼ミラーレスカメラの断面図である。図8において、1は一眼ミラーレスカメラ、2は鏡筒内に配置された撮像レンズ系、3は撮像レンズ系2を一眼ミラーレスカメラ1に着脱可能とする鏡筒のマウント部であり、スクリュータイプやバヨネットタイプ等のマウントが用いられる。この例では、バヨネットタイプのマウントを使用している。また、4は撮像素子面、5はバックモニタである。
このような構成の一眼ミラーレスカメラ1の撮像レンズ系2として、例えば上記実施例1、2に示した本発明のズームレンズが用いられる。
図9、図10は、ズームレンズを撮影光学系41に組み込んだ、本発明に係る撮像装置の構成の概念図を示す。図9は撮像装置としてのデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図10は同背面斜視図である。
この実施形態のデジタルカメラ40は、撮影用光路42上に位置する撮影光学系41、シャッターボタン45、液晶表示モニタ47等を含み、デジタルカメラ40の上部に配置されたシャッターボタン45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1のズームレンズを通して撮影が行われる。撮影光学系41によって形成された物体像が結像面近傍に設けられた撮像素子(光電変換面)上に形成される。この撮像素子で受光された物体像は、処理手段によって電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニタ47に表示される。また、撮影された電子画像は記録手段に記録することができる。
図11は、デジタルカメラ40の主要部の内部回路を示すブロック図である。なお、以下の説明では、前述した処理手段51は、例えば、CDS/ADC部24、一時記憶メモリ17、画像処理部18等で構成され、記憶手段52は、記憶媒体部等で構成される。
図11に示されるように、デジタルカメラ40は、操作部12と、この操作部12に接続された制御部13と、この制御部13の制御信号出力ポートにバス14及び15を介して接続された撮像駆動回路16並びに一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定情報記憶メモリ部21を備えている。
上記の一時記憶メモリ17、画像処理部18、記憶媒体部19、表示部20、及び設定
情報記憶メモリ部21は、バス22を介して相互にデータの入力、出力が可能とされている。また、撮像駆動回路16には、CCD49とCDS/ADC部24が接続されている。
操作部12は、各種の入力ボタンやスイッチを備え、これらを介して外部(カメラ使用者)から入力されるイベント情報を制御部に通知する。制御部13は、例えばCPUなどからなる中央演算処理装置であって、不図示のプログラムメモリを内蔵し、プログラムメモリに格納されているプログラムに従って、デジタルカメラ40全体を制御する。
CCD49は、撮像駆動回路16により駆動制御され、撮像光学系41を介して形成された物体像の画素ごとの光量を電気信号に変換し、CDS/ADC部24に出力する撮像素子である。
CDS/ADC部24は、CCD49から入力される電気信号を増幅し、かつ、アナログ/デジタル変換を行って、この増幅とデジタル変換を行っただけの映像生データ(ベイヤーデータ、以下RAWデータという。)を一時メモリ17に出力する回路である。
一時記憶メモリ17は、例えばSDRAM等からなるバッファであり、CDS/ADC部24から出力されるRAWデータを一時的に記憶するメモリ装置である。画像処理部18は、一時記憶メモリ17に記憶されたRAWデータ又は記憶媒体部19に記憶されているRAWデータを読み出して、制御部13にて指定された画質パラメータに基づいて歪曲収差補正を含む各種画像処理を電気的に行う回路である。
記憶媒体部19は、例えばフラッシュメモリ等からなるカード型又はスティック型の記憶媒体を着脱自在に装着して、これらのフラッシュメモリに、一時記憶メモリ17から転送されるRAWデータや画像処理部18で画像処理された画像データを記録して保持する。
表示部20は、液晶表示モニタ47などにて構成され、撮影したRAWデータ、画像データや操作メニューなどを表示する。設定情報記憶メモリ部21には、予め各種の画質パラメータが格納されているROM部と、操作部12の入力操作によってROM部から読み出された画質パラメータを記憶するRAM部が備えられている。
このように構成されたデジタルカメラ40は、撮像光学系41として本発明のズームレンズを採用することで、小型で動画撮像に適した撮像装置とすることが可能となる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…レンズ交換式カメラ
2…撮像レンズ系
3…マウント部
4…撮像素子面
5…バックモニタ
12…操作部
13…制御部
14、15…バス
16…撮像駆動回路
17…一時記憶メモリ
18…画像処理部
19…記憶媒体部
20…表示部
21…設定情報記憶メモリ部
22…バス
24…CDS/ADC部
40…デジタルカメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
45…シャッターボタン
47…液晶表示モニタ

Claims (14)

  1. 撮像素子の撮像面側に配置されるズームレンズであって、
    物体体側から像側に順に、
    正屈折力の第1レンズ群、
    負屈折力の第2レンズ群、
    正屈折力の第3レンズ群、
    負屈折力の第4レンズ群からなり、
    広角端から望遠端への変倍の際に前記第1レンズ群と前記第2レンズ群に挟まれる間隔が狭まり、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群に挟まれる間隔が広がると共に各レンズ群に挟まれる間隔が変化し、
    無限遠合焦状態から至近距離合焦状態へのフォーカシングに際して、前記第4レンズ群が光軸方向に移動し、
    広角端にて以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴とする
    ズームレンズ。
    |(100*(y1’−y1)/y1)|/△s < 1.2 ・・・(1)
    |(100*(y0.7’−y0.7)/y0.7)|/△s < 1.2・・・(2)
    但し、
    y1は、前記撮像面上での最大像高、
    y0.7は、前記最大像高y1の0,7倍、
    y1’は、無限遠の物体に対して前記第4レンズ群を移動させて無限遠合焦時から△s
    のデフォーカス量が生じたときの、無限遠合焦時に前記y1の像高に至る撮影画角と同じ
    画角の主光線が前記撮像面と交わる位置の光線高、
    y0.7’は、無限遠の物体に対して前記第4レンズ群を移動させて無限遠合焦時から△
    sのデフォーカス量が生じたときの、無限遠合焦時に前記y0.7の像高に至る撮影画角と
    同じ画角の主光線が前記撮像面と交わる位置の光線高、
    △sは、8*最大像高y1/1000
    であり、y1、y0.7、y1’、y0.7’、△sの単位は何れもmmである。
  2. 前記第4レンズ群は、前記フォーカシング前に光軸方向にウォブリング移動することを特徴とする
    請求項1記載のズームレンズ。
  3. 広角端にて以下の条件式(1−1)、(2−1)を満足することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のズームレンズ。
    |(100*(y1’−y1)/y1)|/△s < 1.0 ・・・(1−1)
    |(100*(y0.7’−y0.7)/y0.7)|/△s < 1.0・・・(2−1)
  4. 広角端から望遠端への変倍の際に、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群と前記第4レンズ群は、広角端での位置よりも望遠端にて物体側へ位置するように移動し、前記第2レンズ群は、像側に移動した後、物体側に移動する移動軌跡を含んで移動することを特徴とする
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載のズームレンズ。
  5. 前記第4レンズ群は、正レンズ1枚と負レンズ1枚の2枚のレンズからなることを特徴とする 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群は、物体側から順に正屈折力の物体側サブレンズ群と、正屈折力の像側サブレンズ群からなり、
    前記物体側サブレンズ群と前記像側サブレンズ群との間の光軸上の空気間隔が前記第3
    レンズ群中の空気間隔のうちで最大となるように前記物体側サブレンズ群と前記像側サブレンズ群を配置し、
    以下の条件式(3)、(4)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のズームレンズ。
    0.8 < f3f/f3r < 1.8 ・・・(3)
    0.1 < dA/f3 < 0.6 ・・・(4)
    但し、
    f3fは、前記第3レンズ群中の前記物体側サブレンズ群の焦点距離、
    f3rは、前記第3レンズ群中の前記像側サブレンズ群の焦点距離、
    dAは、前記物体側サブレンズ群と前記像側サブレンズ群に挟まれる空気間隔の光軸上距離、
    f3は、前記第3レンズ群の焦点距離、である。
  7. 以下の条件式(5)、(6)、(7)、(8)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のズームレンズ。
    2.0 < f1/fw < 4.0 ・・・(5)
    −1.0 < f2/fw < −0.5 ・・・(6)
    0.5 < f3/fw < 1.0 ・・・(7)
    −1.5 < f4/fw < −0.5 ・・・(8)
    但し、
    fwは、広角端無限遠合焦時のズームレンズ全系焦点距離、
    f1、f2、f3、f4は、それぞれ前記第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群の焦点距離、である。
  8. 前記第3レンズ群中におけるレンズ同士の間の空気間隔が最大となる位置よりも物体側に明るさ絞りが配置されることを特徴とする
    請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のズームレンズ。
  9. 前記明るさ絞りは、広角端から望遠端への変倍に際して前記第3レンズ群と一体で移動することを特徴とする
    請求項8記載のズームレンズ。
  10. 前記第4レンズ群は、正屈折力のメニスカス単レンズと負屈折力の単レンズの2枚のレンズ構成からなることを特徴とする
    請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のズームレンズ。
  11. 前記第4レンズ群は、以下の条件式(9)と(10)を満足することを特徴とする
    請求項10に記載のズームレンズ。
    0 < n4n−n4p ・・・(9)
    15 < v4n−v4p ・・・(10)
    但し、
    n4p、n4nは、それぞれ、前記第4レンズ群中の前記正屈折力のメニスカス単レンズと負屈折力の単レンズのd−lineにおける屈折率、
    v4p、v4nは、それぞれ、前記第4レンズ群中の前記正屈折力のメニスカス単レンズと負屈折力の単レンズのアッベ数、である。
  12. 前記撮像面の最大像高y1は、以下の条件式(10)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のズームレンズ。
    8.0 < y1 < 25.0 ・・・(11)
  13. 以下の条件式(12)、(13)を満足することを特徴とする
    請求項1乃至請求項12のいずれかに記載のズームレンズ。
    3.3<ft/fw<5.5 ・・・(12)
    10°< ωw < 20° ・・・(13)
    但し、
    fwは、広角端無限遠合焦時のズームレンズ全系焦点距離、
    ftは、望遠端無限遠合焦時のズームレンズ全系焦点距離、
    ωwは、広角端無限遠合焦時の最大半画角、である。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のズームレンズと、
    前記撮像素子と、を備えたことを特徴とする
    撮像装置。
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