JP2018185489A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents
ズームレンズ及び撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018185489A JP2018185489A JP2017088804A JP2017088804A JP2018185489A JP 2018185489 A JP2018185489 A JP 2018185489A JP 2017088804 A JP2017088804 A JP 2017088804A JP 2017088804 A JP2017088804 A JP 2017088804A JP 2018185489 A JP2018185489 A JP 2018185489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens group
- group
- zoom
- zoom lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title abstract description 28
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 claims abstract description 173
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 47
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 102
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 63
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 20
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 description 19
- 206010010071 Coma Diseases 0.000 description 15
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 13
- 230000002547 anomalous effect Effects 0.000 description 7
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 3
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 3
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 3
- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 102100022108 Aspartyl/asparaginyl beta-hydroxylase Human genes 0.000 description 1
- 101000901030 Homo sapiens Aspartyl/asparaginyl beta-hydroxylase Proteins 0.000 description 1
- 206010073261 Ovarian theca cell tumour Diseases 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 208000001644 thecoma Diseases 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/16—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
- G02B15/163—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a first movable lens or lens group and a second movable lens or lens group, both in front of a fixed lens or lens group
- G02B15/167—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a first movable lens or lens group and a second movable lens or lens group, both in front of a fixed lens or lens group having an additional fixed front lens or group of lenses
- G02B15/173—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a first movable lens or lens group and a second movable lens or lens group, both in front of a fixed lens or lens group having an additional fixed front lens or group of lenses arranged +-+
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Abstract
Description
(2)50.00 < Vdp1ave < 71.00
(3) 0.50 < Hi_t/Hstop_t < 1.60
(4) 1.79 < Ndni < 2.10
(5)26.00 < Vdni < 37.00
但し、
Ndp1ave:前記第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対する屈折率の平均値
Vdp1ave:前記第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対するアッベ数の平均値
Hi_t:当該ズームレンズの望遠端において、軸上光束が前記第iレンズ群の最も物体側の面を通過するときの光軸からの最大高さ
Hstop_t:当該ズームレンズの望遠端において、軸上光束が開口絞りを通過するときの光軸からの最大高さ
Ndni:前記第iレンズ群に含まれる前記負レンズGniのd線に対する屈折率
Vdni:前記第iレンズ群に含まれる前記負レンズGniのd線に対するアッベ数
1−1.ズームレンズの構成
まず、本件発明に係るズームレンズの実施の形態を説明する。本実施の形態のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、少なくとも1つのレンズ群を含む後群とを備え、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍し、第1レンズ群以降に開口絞りを備え、第1レンズ群は、後述する条件式(1)及び条件式(2)を満たし、後群に含まれる、正の屈折力を有するレンズ群を第iレンズ群(但し、iは3以上の自然数)としたとき、当該第iレンズ群のうち少なくとも1つは後述する条件式(3)を満たし、且つ、後述する条件式(4)及び条件式(5)を満たす負レンズGniを少なくとも1枚含むことを特徴とする。以下、当該ズームレンズの構成に関する事項をまず説明し、その後に条件式に関する事項を説明する。
当該ズームレンズは、上記構成等を満足する限り、その具体的なレンズ群構成は特に限定されるものではない。例えば、後群に含まれるレンズ群の数は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。ズームレンズを構成するレンズ群の数が多くなれば、高変倍比及び高い光学性能を実現する上で有利である。しかしながら、ズームレンズを構成するレンズ群の数が多くなると、当該ズームレンズの小型・軽量化、低コスト化を図ることが困難になる。また、変倍の際にレンズ群を光軸に沿って移動させるための移動機構等も複雑になる。そこで、ズームレンズの構成を簡素化することにより、小型化、低コスト化するという観点からは、後群に含まれるレンズ群の数は2つ以下であることが好ましく、1つであることがより好ましい。後群に含まれるレンズ群の数を2つ以下、より好ましくは1つとすることにより、十分な光学性能を維持しつつ、当該ズームレンズの小型・軽量化、レンズ群を移動させるための移動機構等の簡素化を図ることにより、低コスト化を実現することがより容易になる。ここで、後群は、全体で正の屈折力を有しても、負の屈折力を有しても良いが、正の屈折力を有することが好ましい。本実施例にあるような望遠ズームレンズでは、広角端では第1レンズ群及び第2レンズ群の合成焦点距離が負の値となる。被写体像を像面に結像させるには、後群に正の屈折力を配置する必要がある。そのため、本実施例にあるような望遠ズームレンズでは、後群は全体で正の屈折力を有することが好ましい。
本件発明において、後群は、第iレンズ群を含むものとする。第iレンズ群は、上述したとおり、後群に含まれる正の屈折力を有するレンズ群である。第2レンズ群の物体側に配置される第3レンズ群を正の屈折力を有するレンズ群とし、当該第3レンズ群が本件発明にいう第iレンズ群であることが好ましい。しかしながら、第iレンズ群は必ずしも第3レンズ群である必要はない。すなわち、条件式(3)を満たし、かつ条件式(4)、(5)を満たす負レンズGniを備える第iレンズ群が後群に配置されていればよく、第3レンズ群を負の屈折力を有するレンズ群とし、第3レンズ群より像側に正の屈折力を有するレンズ群(第iレンズ群)を配置した場合も同様に本件発明の効果を得ることができる。また、後群が2つ以上の第iレンズ群を備える場合、そのうちの少なくとも1つの第iレンズ群が条件式(3)を満たし、かつ条件式(4)、(5)を満たす負レンズGniを備えていればよく、複数の第iレンズ群が上記各条件式を満たしていてもよい。なお、後群に含まれる第iレンズ群の数は、上記と同様の理由から、2つ以下であることが好ましく、1つであることが好ましい。
当該ズームレンズは、第1レンズ群以降に開口絞りを備える。ここで、第1レンズ群以降に開口絞りを備えるとは、開口絞りが第1レンズ群内、又は、第1レンズ群よりも像側に配置されることを意味する。当該ズームレンズの光学系内における開口絞りの位置は、第iレンズ群との関係で後述する条件式(3)を満たす限り特に制限されるものではない。例えば、後述する実施例では、第iレンズ群の物体側若しくは第iレンズ群内に開口絞りを配置した例を挙げたが、本件発明に係るズームレンズにおいて、開口絞りは第1レンズ群の像側、第2レンズ群の像側等、撮像素子の大きさや当該ズームレンズの画角範囲等に応じて、適宜、適切な位置に配置することができる。
次に、当該ズームレンズが満たすべき条件、又は、満足することが好ましい条件について説明する。
(2)50.00 < Vdp1ave < 71.00
(3) 0.50 < Hi_t/Hstop_t < 1.60
(4) 1.79 < Ndni < 2.10
(5)26.00 < Vdni < 37.00
Ndp1ave:第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対する屈折率の平均値
Vdp1ave:第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対するアッベ数の平均値
Hi_t:当該ズームレンズの望遠端において、軸上光束が前記第iレンズ群の最も物体側の面を通過するときの光軸からの最大高さ
Hstop_t:当該ズームレンズの望遠端において、軸上光束が開口絞りを通過するときの光軸からの最大高さ
Ndni:第iレンズ群に含まれる負レンズGniのd線に対する屈折率
Vdni:第iレンズ群に含まれる負レンズGniのd線に対するアッベ数
条件式(1)は、第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対する屈折率の平均値を規定する。第1レンズ群は正の屈折力を有するため、少なくとも1枚の正レンズを含む。条件式(1)中のNdp1aveは、第1レンズ群に含まれる各正レンズのd線に対する屈折率の総和を、第1レンズ群に含まれる正レンズの総数で除した値である。当該条件式(1)を満たすことにより、第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対する屈折率の平均値が適正な範囲内となる。すなわち、第1レンズ群に配置する正の屈折力が適正な範囲内となり、第1レンズ群で発生する収差を小さくすることができ、少ないレンズ枚数で良好に収差補正を行うことが可能になる。そのため、ズーム全域で収差補正を良好に行うことができ、小型で高性能なズームレンズを実現することができる。
条件式(2)は、第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対するアッベ数の平均値を規定する。条件式(2)中のVdp1aveは、第1レンズ群に含まれる各正レンズのd線に対するアッベ数の総和を、第1レンズ群に含まれる正レンズの総数で除した値である。当該条件式(2)を満たすことにより、第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対するアッベ数の平均値が適正な範囲内となる。そのため、少ないレンズ枚数で軸上色収差、倍率色収差を良好に補正することができ、ズーム全域において色収差の良好な小型のズームレンズを実現することができる。
条件式(3)は、当該ズームレンズの望遠端において第iレンズ群に対し、軸上光束が第iレンズ群の最も物体側の面を通過するときの光軸からの最大高さと、軸上光束が開口絞りを通過するときの光軸からの最大高さとの比を規定する。条件式(3)を満たすことにより、第iレンズ群の最も物体側の面を通過するときの軸上光束の最外光線の光軸からの高さが適正な範囲内となり、第iレンズ群における球面収差やコマ収差の発生を抑制することができる。そのため、少ないレンズ枚数で、高性能なズームレンズを実現することが容易になり、当該ズームレンズの小型化及び低コスト化を図ることができる。
条件式(4)は、第iレンズ群に含まれる負レンズGniのd線に対する屈折率を規定する。条件式(4)を満たす場合、当該負レンズGniで発生する球面収差やコマ収差を抑制することができるため、少ないレンズ枚数でこれらの収差を補正することが容易になる。そのため、ズーム全域で高性能な小型のズームレンズを低コストで実現することができる。
条件式(5)は、第iレンズ群に含まれる負レンズGniのd線に対するアッベ数を規定する。当該条件式(5)を満たす場合、第iレンズ群に含まれる正レンズにおいて発生する軸上色収差、倍率色収差を良好に補正することができ、ズーム全域において色収差の良好な小型のズームレンズを実現することができる。
当該ズームレンズにおいて、第1レンズ群は以下の条件式(6)及び条件式(7)を満たす負レンズを少なくとも1枚含むことが好ましい。
(7) 15.00 < Vdn1 < 37.00
但し、
Ndn1:第1レンズ群に含まれる負レンズのd線に対する屈折率
Vdn1:第1レンズ群に含まれる負レンズのd線に対するアッベ数
当該ズームレンズは、以下の条件式(8)を満足することが好ましい。
但し、
f1:第1レンズ群の焦点距離
ft:望遠端における当該ズームレンズ全系の焦点距離
当該ズームレンズにおいて、第iレンズ群に含まれる負レンズGniの物体側には、以下の条件式(9)及び条件式(10)を満たす正レンズGpiが隣接配置されることが好ましい。
(10)50.00 < Vdpi < 80.00
但し、
Ndpi:前記正レンズレンズGpiのd線に対する屈折率
Vdpi:前記正レンズGpiのd線に対するアッベ数
当該ズームレンズにおいて第2レンズ群以降のレンズ群を第jレンズ群(但し、jは2以上の自然数)としたとき、各第jレンズ群は下記式を満足することが好ましい。
Bj_t:当該ズームレンズの望遠端における第jレンズ群の横倍率
Bj_w:当該ズームレンズの広角端における第jレンズ群の横倍率
次に、本件発明に係る撮像装置について説明する。本件発明に係る撮像装置は、上記本件発明に係るズームレンズと、当該ズームレンズの像側に設けられた、当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする。ここで、撮像素子に特に限定はなく、CCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子等も用いることかできる。本件発明に係る撮像装置は、デジタルカメラやビデオカメラ等のこれらの固体撮像素子を用いた撮像装置に好適である。また、当該撮像装置は、レンズが筐体に固定されたレンズ固定式の撮像装置であってもよく、一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ等のレンズ交換式の撮像装置であってもよいのは勿論である。
図1は、本件発明に係る実施例1のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズである。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例1について説明する。表1に、当該ズームレンズのレンズデータを示す。表1において、「No.」は物体側から数えたレンズ面の順番、「R」はレンズ面の曲率半径、「D」はレンズ面の光軸上の間隔、「Nd」はd線(波長λ=587.5600nm)に対する屈折率、「νd」はd線(波長λ=587.600nm)に対するアッベ数をそれぞれ示している。また、開口絞り(絞りS)は、面番号の次に「STOP」を付して示している。さらに、レンズ面が非球面である場合には、面番号の次に「ASPH」を付し、曲率半径Rの欄には近軸曲率半径を示し、「inf.」は∞を表している。
但し、cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、k は円錐係数、A4、A6、A8、A10は各次数の非球面係数である。
図5は、本件発明に係る実施例2のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズである。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例2について説明する。表4に、当該ズームレンズのレンズデータを示す。表5に、非球面について非球面係数及び円錐定数を示す。表6に、当該ズームレンズの各焦点距離(F)におけるFナンバー(Fno)、半画角(W)、変倍時に移動する各レンズ群(可動群)の像側のレンズ間隔を示す。また、図5〜図8に、当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。さらに、条件式(1)〜条件式(3)、条件式(8)及び条件式(11)の数値と各レンズ群の合成焦点距離(f1、f2、f3)を表19に示す。なお、条件式(4)〜条件式(7)、条件式(9)及び条件式(10)の数値は表4を参照することができる。
図9は、本件発明に係る実施例3のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズである。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例3について説明する。表7に、当該ズームレンズのレンズデータを示す。表8に、非球面について非球面係数及び円錐定数を示す。表9に、当該ズームレンズの各焦点距離(F)におけるFナンバー(Fno)、半画角(W)、変倍時に移動する各レンズ群(可動群)の像側のレンズ間隔を示す。また、図10〜図12に、当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。さらに、条件式(1)〜条件式(3)、条件式(8)及び条件式(11)の数値と各レンズ群の合成焦点距離(f1、f2、f3)を表19に示す。なお、条件式(4)〜条件式(7)、条件式(9)及び条件式(10)の数値は表7を参照することができる。
図13は、本件発明に係る実施例4のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズである。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例4について説明する。表10に、当該ズームレンズのレンズデータを示す。表11に、非球面について非球面係数及び円錐定数を示す。表12に、当該ズームレンズの各焦点距離(F)におけるFナンバー(Fno)、半画角(W)、変倍時に移動する各レンズ群(可動群)の像側のレンズ間隔を示す。また、図14〜図16に、当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。さらに、条件式(1)〜条件式(3)、条件式(8)及び条件式(11)の数値と各レンズ群の合成焦点距離(f1、f2、f3)を表19に示す。なお、条件式(4)〜条件式(7)、条件式(9)及び条件式(10)の数値は表10を参照することができる。
図17は、本件発明に係る実施例5のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4から構成され、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズである。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例5について説明する。表13に、当該ズームレンズのレンズデータを示す。表14に、非球面について非球面係数及び円錐定数を示す。表15に、当該ズームレンズの各焦点距離(F)におけるFナンバー(Fno)、半画角(W)、変倍時に移動する各レンズ群(可動群)の像側のレンズ間隔を示す。また、図18〜図20に、当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。さらに、条件式(1)〜条件式(3)、条件式(8)及び条件式(11)の数値と各レンズ群の合成焦点距離(f1、f2、f3、f4)を表19に示す。なお、条件式(4)〜条件式(7)、条件式(9)及び条件式(10)の数値は表13を参照することができる。
図21は、本件発明に係る実施例6のズームレンズの構成を示すレンズ断面図である。当該ズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とから構成され、各レンズ群の間隔を変えることにより変倍を行うズームレンズである。
次に、当該ズームレンズの具体的数値を適用した数値実施例6について説明する。表16に、当該ズームレンズのレンズデータを示す。表17に、非球面について非球面係数及び円錐定数を示す。表18に、当該ズームレンズの各焦点距離(F)におけるFナンバー(Fno)、半画角(W)、変倍時に移動する各レンズ群(可動群)の像側のレンズ間隔を示す。また、図22〜図24に、当該ズームレンズの無限遠合焦時の縦収差図を示す。さらに、条件式(1)〜条件式(3)、条件式(8)及び条件式(11)の数値と各レンズ群の合成焦点距離(f1、f2、f3)を表19に示す。なお、条件式(4)〜条件式(7)、条件式(9)及び条件式(10)の数値は表1を参照することができる。
G2・・・第2レンズ群
G3・・・第3レンズ群
G4・・・第4レンズ群
S ・・・開口絞り
I ・・・像面
Claims (7)
- 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、少なくとも1つのレンズ群を含む後群とを備え、
各レンズ群の間隔を変えることにより変倍し、
前記第1レンズ群以降に開口絞りを備え、
前記第1レンズ群は、以下の条件式(1)及び条件式(2)を満たし、
前記後群に含まれる、正の屈折力を有するレンズ群を第iレンズ群(但し、iは3以上の自然数)としたとき、当該第iレンズ群のうち少なくとも1つは以下の条件式(3)を満たし、且つ、以下の条件式(4)及び条件式(5)を満たす負レンズGniを少なくとも1枚含むこと、
を特徴とするズームレンズ。
(1) 1.45 < Ndp1ave < 1.65
(2)50.00 < Vdp1ave < 71.00
(3) 0.50 < Hi_t/Hstop_t < 1.60
(4) 1.79 < Ndni < 2.10
(5)26.00 < Vdni < 37.00
但し、
Ndp1ave:前記第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対する屈折率の平均値
Vdp1ave:前記第1レンズ群に含まれる正レンズのd線に対するアッベ数の平均値
Hi_t:当該ズームレンズの望遠端において、軸上光束が前記第iレンズ群の最も物体側の面を通過するときの光軸からの最大高さ
Hstop_t:当該ズームレンズの望遠端において、軸上光束の最外光線が前記開口絞りを通過する光軸からの最大高さ
Ndni:前記第iレンズ群に含まれる前記負レンズGniのd線に対する屈折率
Vdni:前記第iレンズ群に含まれる前記負レンズGniのd線に対するアッベ数 - 前記第1レンズ群は、以下の条件式(6)及び条件式(7)を満たす負レンズを少なくとも1枚含む請求項1に記載のズームレンズ。
(6) 1.70 < Ndn1 < 2.10
(7) 15.00 < Vdn1 < 37.00
但し、
Ndn1:前記第1レンズ群に含まれる前記負レンズのd線に対する屈折率
Vdn1:前記第1レンズ群に含まれる前記負レンズのd線に対するアッベ数 - 以下の条件式(8)を満たす請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
(8) 0.10 < f1/ft < 1.00
但し、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離
ft:望遠端における当該ズームレンズ全系の焦点距離 - 前記負レンズGniの物体側には、以下の条件式(9)及び条件式(10)を満たす正レンズGpiが隣接配置される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
(9) 1.45 < Ndpi < 1.75
(10)50.00 < Vdpi < 80.00
但し、
Ndpi:前記正レンズGpiのd線に対する屈折率
Vdpi:前記正レンズGpiのd線に対するアッベ数 - 前記第iレンズ群は、前記負レンズGniと前記正レンズGpiとからなる接合レンズを含む請求項4に記載のズームレンズ。
- 当該ズームレンズにおいて前記第2レンズ群以降のレンズ群を第jレンズ群(但し、jは2以上の自然数)としたとき、各第jレンズ群は以下の条件式(11)を満足する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のズームレンズ。
(11)1.0≦ Bj_t/Bj_w ≦ 50.0
Bj_t:当該ズームレンズの望遠端における前記第jレンズ群の横倍率
Bj_w:当該ズームレンズの広角端における前記第jレンズ群の横倍率 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のズームレンズと、当該ズームレンズの像側に設けられた、当該ズームレンズによって形成された光学像を電気的信号に変換する撮像素子とを備えたことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017088804A JP6826941B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | ズームレンズ及び撮像装置 |
CN201711336321.9A CN108802981B (zh) | 2017-04-27 | 2017-12-14 | 变焦镜头以及摄像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017088804A JP6826941B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | ズームレンズ及び撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018185489A true JP2018185489A (ja) | 2018-11-22 |
JP6826941B2 JP6826941B2 (ja) | 2021-02-10 |
Family
ID=64095209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017088804A Active JP6826941B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | ズームレンズ及び撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6826941B2 (ja) |
CN (1) | CN108802981B (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6169016A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-04-09 | Canon Inc | ズ−ムレンズ |
JPS63298210A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-06 | Sigma:Kk | ズ−ムレンズ |
JPH01314219A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-19 | Minolta Camera Co Ltd | コンパクトな高変倍率ズームレンズ系 |
JPH116958A (ja) * | 1997-06-16 | 1999-01-12 | Minolta Co Ltd | ズームレンズ |
JP2008070410A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Olympus Imaging Corp | ズームレンズ |
US20090180183A1 (en) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Samsung Techwin Co., Ltd. | Zoom lens system |
JP2012027261A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Olympus Imaging Corp | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 |
JP2014044319A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Nikon Corp | 可変焦点距離レンズ、撮像装置、可変焦点距離レンズの調整方法 |
CN103728714A (zh) * | 2012-10-16 | 2014-04-16 | 深圳市涞卡光电技术有限公司 | 一种变焦镜头 |
JP2015191064A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 株式会社ニコン | 変倍光学系、撮像装置及び変倍光学系の製造方法 |
JP2017040855A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
-
2017
- 2017-04-27 JP JP2017088804A patent/JP6826941B2/ja active Active
- 2017-12-14 CN CN201711336321.9A patent/CN108802981B/zh active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6169016A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-04-09 | Canon Inc | ズ−ムレンズ |
JPS63298210A (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-06 | Sigma:Kk | ズ−ムレンズ |
JPH01314219A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-19 | Minolta Camera Co Ltd | コンパクトな高変倍率ズームレンズ系 |
JPH116958A (ja) * | 1997-06-16 | 1999-01-12 | Minolta Co Ltd | ズームレンズ |
JP2008070410A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Olympus Imaging Corp | ズームレンズ |
US20090180183A1 (en) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Samsung Techwin Co., Ltd. | Zoom lens system |
JP2012027261A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Olympus Imaging Corp | ズームレンズ及びそれを備えた撮像装置 |
JP2014044319A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Nikon Corp | 可変焦点距離レンズ、撮像装置、可変焦点距離レンズの調整方法 |
CN103728714A (zh) * | 2012-10-16 | 2014-04-16 | 深圳市涞卡光电技术有限公司 | 一种变焦镜头 |
JP2015191064A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 株式会社ニコン | 変倍光学系、撮像装置及び変倍光学系の製造方法 |
JP2017040855A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN108802981B (zh) | 2021-11-12 |
CN108802981A (zh) | 2018-11-13 |
JP6826941B2 (ja) | 2021-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9477070B2 (en) | Zoom lens and imaging apparatus | |
JP6580003B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP2016050945A (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP6493896B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JPWO2014041786A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP6859230B2 (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
JPWO2013031188A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP6173975B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
WO2013031180A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP2017097197A (ja) | 広角レンズ及び撮像装置 | |
JP5767330B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JPWO2013031185A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP6865134B2 (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
US9069158B2 (en) | Variable magnification optical system and imaging apparatus | |
JP2017068116A (ja) | ズームレンズ、光学機器及びズームレンズの製造方法 | |
JP6657008B2 (ja) | 変倍光学系及び撮像装置 | |
JP6698339B2 (ja) | 光学系及び撮像装置 | |
JP6546752B2 (ja) | 光学系及び撮像装置 | |
JPWO2013031184A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP5767710B2 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
WO2013031179A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
WO2013031182A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JP6826941B2 (ja) | ズームレンズ及び撮像装置 | |
JPWO2013031177A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 | |
JPWO2013031178A1 (ja) | ズームレンズおよび撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200826 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201012 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201223 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6826941 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |