JP2016161591A - 光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板 - Google Patents

光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板 Download PDF

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Abstract

【課題】感度とはんだ耐熱性との双方に優れる光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板を提供する。
【解決手段】本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物は、多官能エポキシ樹脂(a1)のエポキシ基に対し、不飽和モノカルボン酸(a2)を反応させ、その反応生成物に対し、水酸基の一部が残存するように多塩基酸無水物(a3)を反応させて得られるカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)の水酸基に対し、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を少なくとも1種含むシラン化合物を加水分解縮合反応させて得られる化合物(A−2)を部分的に反応させて得られるカルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)と、光重合開始剤(B)と、有機窒素化合物(C)と、を含むことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板に関する。詳しくは、感度とはんだ耐熱性との双方に優れる光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板に関する。
プリント配線板の製造に用いられるソルダーレジストは、高精度、高密度化の観点から、露光後、現像することにより画像形成し、加熱硬化して塗膜を形成する液状アルカリ現像型ソルダーレジストが使用されている。
近年、はんだに含まれる鉛が環境や人体に有害であることから、鉛を含まない、いわゆる鉛フリーはんだの利用が盛んに検討されている。この鉛フリーはんだは、これまではんだ付け温度が220℃〜230℃が標準的であったものが、290℃前後と高いものになってきている。このような状況の下、ソルダーレジストに対するはんだ耐熱性を高めるために、これまでの有機系材料に加え無機系のシラン系化合物を用いたソルダーレジスト組成物が提案されている。
例えば、特許文献1では、はんだ耐熱性に加え、PCT耐性、冷熱サイクル耐性に優れるソルダーレジスト膜を得るために、(A)ノボラックフェノール樹脂(1)とアルコキシシラン部分縮合物(2)とを部分的に脱アルコール縮合反応させて得られるアルコキシ基含有シラン変性フェノール樹脂、(B)エポキシ樹脂、及び(C)溶剤を含有するソルダーレジト組成物が提案されている。
また、特許文献2では、耐熱性を高めて、部品実装時には鉛フリー半田による高温度実装にも耐えることができるようにするなどの観点から、アルコキシシラン化合物の部分加水分解物と有機溶剤からなる第一液及びアルコキシチタンと有機溶剤からなる第二液から構成される第一液と第二液とを混合し硬化させる二液タイプのソルダーレジスト塗料において、第一液及び/又は第二液にチタン酸カリウム繊維を含有させる二液タイプのソルダーレジスト塗料が提案されている。
一方、特許文献3では、レーザー光に対して高感度にするとともに、経時保存安定性及び基板に対する密着性を改善するために、水酸基と2以上の(メタ)アクリロイル基とを有するエチレン性不飽和化合物にシリカ及び/又はシリケートが化学結合してなる有機無機複合体(有機無機ハイブリッド樹脂)を用いることが提案されている。
特開2002−40663号公報(特許請求の範囲等) 特許第3928136号公報(特許請求の範囲等) 特許第4501402号公報(特許請求の範囲等)
ソルダーレジスト組成物において、これまでに提案された有機無機ハイブリッド樹脂を用いることにより高いはんだ耐熱性等は得られるようになったが、感度とのバランスでなお改善の余地があった。
そこで本発明の目的は、感度とはんだ耐熱性との双方に優れる光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、樹脂成分として特定のカルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニスを使用することにより、組成物成分としてエポキシ樹脂を使用しなくとも上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物は、多官能エポキシ樹脂(a1)のエポキシ基に対し、不飽和モノカルボン酸(a2)を反応させ、その反応生成物に対し、水酸基の一部が残存するように多塩基酸無水物(a3)を反応させて得られるカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)の水酸基に対し、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を少なくとも1種含むシラン化合物を加水分解縮合反応させて得られる化合物(A−2)を部分的に反応させて得られるカルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)と、光重合開始剤(B)と、有機窒素化合物(C)と、を含むことを特徴とするものである。
本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物においては、前記多官能エポキシ樹脂(a1)がジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂またはクレゾールノボラック型エポキシ樹脂であることが好ましい。また、前記不飽和モノカルボン酸(a2)は、好ましくは(メタ)アクリル酸である。さらに、前記有機窒素化合物(C)は、好ましくはジシアンジアミド、メラミン又はその誘導体のいずれか少なくとも1種である。
また、本発明の硬化物は、前記光硬化性熱硬化性樹脂組成物を基材に塗布し、活性エネルギー線の照射により光硬化させて得られることを特徴とするものである。
さらに、本発明のプリント配線板は、前記光硬化性熱硬化性樹脂組成物を基材上に塗布して形成した塗膜を、パターン状に光硬化させて得られる硬化塗膜を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、感度とはんだ耐熱性との双方に優れる光硬化性熱硬化性樹脂組成物、その硬化物、およびプリント配線板を提供することができる。また、本発明によれば、エポキシ樹脂を使用せずに、かかる効果を得ることができるため、一液タイプの光硬化性熱硬化性樹脂組成物とすることが可能となる。
以下、本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物の各成分について詳細に説明する。
<カルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)>
本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物(以下、「樹脂組成物」とも称する)に用いるカルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)(以下、「有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)」とも称する。)は、
多官能エポキシ樹脂(a1)のエポキシ基に対し、不飽和モノカルボン酸(a2)を反応させ、その反応生成物に対し、水酸基の一部が残存するように多塩基酸無水物(a3)を反応させ、水酸基を残存させたカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)を得る工程(1)、
上記工程(1)の反応生成物である水酸基を残存させたカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)に対し、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を少なくとも1種含むシラン化合物を加水分解縮合反応させて得られる化合物(A−2)を、混合または部分的に反応させる工程(2)をこの順に含む製造方法により得られる。
まず、上記有機無機ハイブリット樹脂ワニス(A)は、多官能エポキシ樹脂(a1)を出発原料とする。代表的なものとしては、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAのノボラック型エポキシ樹脂などがあり、常法により、それぞれのノボラック樹脂にエピクロルヒドリンを反応せしめて得られるような化合物を用いることができる。感度およびはんだ耐熱性の観点から、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂が好ましい。
上記工程(1)においては、多官能エポキシ樹脂(a1)のエポキシ基と不飽和モノカルボン酸(a2)のカルボキシル基とのエステル化反応によって生成した反応生成物に対し、水酸基の一部が残存するように多塩基酸無水物(a3)を反応させたものであり、前者のエステル化反応により生成したバックボーン・ポリマーの側鎖に上記後者の反応によって多数の遊離のカルボキシル基を付与したものであるため、アルカリ水溶液による現像が可能となる。
上記不飽和モノカルボン酸(a2)としては、アクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、飽和又は不飽和二塩基酸無水物と1分子中に1個の水酸基を有する(メタ)アクリレート類との反応物等があり、これらを単独又は2種以上組み合わせて用いることができるが、光硬化性の観点から、アクリル酸又はメタクリル酸が好ましく、アクリル酸がより好ましい。
なお、本明細書において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート、メタクリレート及びそれらの混合物を総称する用語であり、他の類似の表現についても同様である。
また、上記多塩基酸無水物(a3)としては、代表的なものとして無水マレイン酸、無水コハク酸、無水イタコン酸、無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、無水エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水メチルエンドメチレンテトラヒドロフタル酸、無水クロレンド酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸などの二塩基性酸無水物;無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物などの芳香族多価カルボン酸無水物;その他これに付随する例えば5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物のような多価カルボン酸無水物誘導体などが使用できる。
上記工程(2)は、工程(1)の反応生成物である水酸基を残存させたカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)に対し、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を少なくとも1種含むシラン化合物を加水分解縮合反応させて得られる化合物(A−2)を、混合または部分的に反応させる工程である。この工程において、上記加水分解縮合反応における加水分解は、例えば(メタ)アクリロイル基を有するアルコキシシラン化合物を用いた場合、アルコキシシラン3当量に対し水1当量前後を添加することが好ましい。この理由は、水の量がこの比率より少ないと加水分解が充分進まず、多いと系内から余分な水を抜く必要があり、水が残存した場合は縮合が進み難く、樹脂の流動性が失われるからである。また、上記加水分解縮合反応における加水分解は、常温での撹拌において反応が進むが、撹拌時間が短い場合、充分な加水分解が起こらないため30分以上、好ましくは3時間以上の撹拌が必要である。一方、上記加水分解縮合反応における縮合反応は、加水分解と同時に常温でも部分的に起こっているが、時間の短縮のために温度を上げて反応を進めることができる。高温での縮合反応はアクリル成分がゲル化を起こすため、100℃以下の反応が好ましい。
本発明においては、上記工程(2)中で上記工程(1)の反応生成物である水酸基を残存させたカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)を部分的にハイブリッド化することにより、感度およびはんだ耐熱性との双方に優れる光硬化性熱硬化性樹脂組成物を得ることができる。
本発明においては、有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)の合成時に少なくとも(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を用いる。このような(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物の具体的な例としては、例えば、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン等の(メタ)アクリロイル基を有するアルコキシシラン化合物などが挙げられる。これらを単独又は2種以上組み合わせて用いることができるが、なかでも、感度およびはんだ耐熱性の観点から、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシランや3−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシランが好ましい。
また、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物と組み合わせて用いることができるシラン化合物としては、シランカップリング剤として一般に知られているシラン化合物が使用でき、例えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等が挙げられる。
なお、本明細書において、有機無機ハイブリッド樹脂ワニスとは、水酸基を残存させたカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)と、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を少なくとも1種含むシラン化合物を加水分解縮合反応させて得られる化合物(A−2)との混合物または部分反応物とする。
<光重合開始剤(B)>
本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物は、光重合開始剤(B)を使用する。光重合開始剤としては、下記の群から選択される1種以上の光重合開始剤を使用することができる。
上記光重合開始剤としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテルなどのベンゾインとそのアルキルエーテル類;アセトフェノン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノープロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オンなどのアセトフェノン類;2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2−ターシャリーブチルアントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミルアントラキノンなどのアントラキノン類;アセトフェノンジメチルケタール、ベンジルジメチルケタールなどのケタール類;ベンゾフェノンなどのベンゾフェノン類又はキサントン類などが挙げられる。上記のような光重合開始剤の使用量の好適な範囲は、有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)100質量部に対して好ましくは0.2〜30質量部、より好ましくは2〜20質量部となる割合である。
<有機窒素化合物(C)>
上記有機窒素化合物(C)としては、ジシアンジアミド、メラミンおよびその誘導体などが挙げられる。本発明においては、この有機窒素化合物を用いることにより、銅箔の変色を防止することができる。特にメラミンを添加することにより、塗膜にUVを照射したり、熱履歴を与えたりする劣化試験後においても、塗膜の黄変や反射率の低下を少なくすることができる。
メラミンは、2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリアジンであり、その主な用途としては、メラミン樹脂の原料として用いられる。メラミンは、ホルマリンと反応させることにより、メチロールメラミンを得ることができ、これを、触媒を利用して加熱することでメチロールメラミンがメチレン結合となり、メラミン樹脂を製造できる。メラミンの主な製法としては、尿素をアンモニアの高圧下で反応させる方法がある。メラミンは、工業的にはこの製法で作られている。また、メラミンの他の製法としては、石灰窒素、ジシアンジアミド、青酸からも合成することができる。さらに、メチロールメラミン等のメラミン誘導体を用いてもよい。
メラミンの誘導体として、モノアセチルメラミン、ジアセチルメラミン、トリアセチルメラミン等があり、より具体的には、ステアリン酸無水物、パルミチン酸無水物、ミリスチン酸無水物、ラウリン酸無水物、カプリン酸無水物、カプリル酸無水物、無水酪酸、無水酢酸などの置換体が知られており、特開平8−193073において、メラミン−乳酸塩、メラミン−マロン酸塩、メラミン−モノ(2−メタクリロイルオキシエチル)アシッドホスフェート塩、メラミン−トルエンスルホン酸、メラミン−テトラヒドロフタル酸がソルダーレジストとして評価されている。
このような有機窒素化合物の好ましい配合量は、上記カルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)の固形分100質量%に対して0.5〜15質量%であり、より好ましくは1〜10質量%である。配合量が0.5質量%以上であると、その効果が明らかとなり、15質量%以下であると、保存安定性、現像性、塗膜の耐水性等が良好となる。
本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物には、さらに必要に応じて硫酸バリウム、酸化珪素、タルク、クレー、炭酸カルシウムなどの公知慣用の充填剤、フタロシアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーン、酸化チタン、カーボンブラックなどの公知慣用の着色剤、消泡剤、密着性付与剤またはレベリング剤などの各種添加剤類、あるいはハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、ピロガロール、ターシャリーブチルカテコール、フェノチアジンなどの公知慣用の重合禁止剤類を加えてもよい。
本発明の光硬化性熱硬化性樹脂組成物は、例えば、プリント配線板用基板上にスクリーン印刷法、ロールコーター法、あるいはカーテンコーター法などにより全面に塗布し、レジストパターンフィルムを通して活性エネルギー線を照射し、必要部分を硬化後、アルカリ水溶液で未露光部を溶かしさり、次いで加熱硬化させることにより、目的とするソルダーレジスト皮膜を形成せしめることができる。
上記現像に使用されるアルカリ水溶液としては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、リン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、アンモニア、アミン類などのアルカリ水溶液が使用できる。また、光硬化させるための照射光源としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプまたはメタルハライドランプなどが適当である。その他、レーザー光線なども露光用活性光線として利用できる。
以下、実施例及び比較例を示して、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。なお、以下において「部」及び「%」とあるのは、特に断りのない限り全て質量基準である。
[合成例1(工程(1)による樹脂1の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコにクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC社製N−695、エポキシ当量215g/eq、軟化点96℃)108gを量り取り、ここに、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート135gを加え、加熱溶解した。その後、アクリル酸39.6g(1.1当量)、フェノチアジン0.10gおよびテトラメチルアンモニウムクロライド0.15gを加え、還流条件下、ゲル化防止のため空気0.5L/minを吹き込みながら105℃で8時間撹拌を行った。さらに、無水テトラヒドロフタル酸45.6g(水酸基に対して0.6当量)を加え、100℃で4時間撹拌し、樹脂1を得た。合成して得られた樹脂1は、常温で液体であり、不揮発分60%、酸価58mKOH/gであった。
[合成例2(工程(1)による樹脂2の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコにジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂104gを量り取り、ここに、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート104gを加え、加熱溶解した。その後、アクリル酸31.7g(1.1当量)、フェノチアジン0.10gおよびテトラメチルアンモニウムクロライド0.15gを加え、還流条件下、ゲル化防止のため空気0.5L/minを吹き込みながら105℃で8時間撹拌を行った。さらに、無水テトラヒドロフタル酸36.5g(水酸基に対して0.6当量)を加え、100℃で4時間撹拌し、樹脂2を得た。合成して得られた樹脂2は、常温で液体であり、不揮発分66%、酸価47.5mKOH/gであった。
[合成例3(工程(1)による樹脂3の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコにナフタレン型エポキシ樹脂82.0gを量り取り、ここに、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート104gを加え、加熱溶解した。その後、アクリル酸39.6g(1.1当量)、フェノチアジン0.10gおよびテトラメチルアンモニウムクロライド0.15gを加え、還流条件下、ゲル化防止のため空気0.5L/minを吹き込みながら105℃で4時間撹拌を行った。さらに、無水テトラヒドロフタル酸45.6g(水酸基に対して0.6当量)を加え、100℃で1時間撹拌し、樹脂3を得た。合成して得られた樹脂3は、常温で液体であり、不揮発分63%、酸価59.1mKOH/gであった。
[合成例1−1(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−1の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコに3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)37.4g、蒸留水3.74gおよびジラウリル酸ジブチル錫0.37gを量り取り、窒素置換後、常温で130rpm、3時間の撹拌を行った。
次に、合成例1で得た樹脂1(クレゾールノボラック型エポキシ樹脂のアクリレート酸無水物付加物)60.0gを加え、還流条件下、空気0.5L/minを吹き込みながら80℃で1時間撹拌した。その後、還流管を外し、100℃で1時間の撹拌および加熱を行い、樹脂1と有機無機ハイブリッドアクリルオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−1とする。
[合成例1−2(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−2の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコに3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)28.1g、テトラエトキシシラン(Tetraethоxysilane;TEOS)8.32g、蒸留水3.64g、ジラウリル酸ジブチル錫0.36gを量り取り、窒素置換後、常温で130rpm、3時間の撹拌を行った。
次に、合成例1で得た樹脂1(クレゾールノボラック型エポキシ樹脂のアクリレート酸無水物付加物)60.0gを加え、還流条件下、空気0.5L/minを吹き込みながら80℃で1時間撹拌した。その後、還流管を外し、100℃で1時間の撹拌および加熱を行い、樹脂1と有機無機ハイブリッドアクリルオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−2とする。
[合成例1−3(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−3の合成)]
3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)28.1gを18.73gに、テトラエトキシシラン(Tetraethоxysilane;TEOS)8.32gを16.64gに変えた以外は合成例1−2と同様の方法で、樹脂1と有機無機ハイブリッドアクリルオリゴマーとの比率を変えた混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−3とする。
[合成例1−4(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−4の合成)]
3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)37.4gを、テトラエトキシシラン(Tetraethоxysilane;TEOS)33.28gに、蒸留水3.74gを3.33gに、かつ、ジラウリル酸ジブチル錫0.37gを0.33gに変えた以外は合成例1−1と同様の方法で、樹脂1とアクリロイル基を含まない有機無機ハイブリッドオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−4とする。
[合成例1−5(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−5の合成)]
3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)37.4gをフェニルトリエトキシシラン(PEOS、信越化学工業社製KBE−103)38.40gに、蒸留水3.74gを3.84gに、かつ、ジラウリル酸ジブチル錫0.37gを0.38gに変えた以外は合成例1−1と同様の方法で、樹脂1と芳香環を含有しアクリロイル基を含まない有機無機ハイブリッドオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−5とする。
[合成例2−1(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−2−1の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコに3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)28.1g、テトラエトキシシラン(Tetraethоxysilane;TEOS)8.32g、蒸留水3.64gおよびジラウリル酸ジブチル錫0.36gを量り取り、窒素置換後、常温で130rpm、3時間の撹拌を行った。
次に、合成例2で得た樹脂2(ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂のアクリレート酸無水物付加物)55.6gを加え、還流条件下、空気0.5L/minを吹き込みながら80℃で1時間撹拌した。その後、還流管を外し、100℃で1時間の撹拌および加熱を行い、樹脂2と有機無機ハイブリッドアクリルオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−2−1とする。
[合成例2−2(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−2−2の合成)]
テトラエトキシシラン(Tetraethоxysilane;TEOS)8.32gをフェニルトリエトキシシラン(PEOS、信越化学工業社製KBE−103)9.60gに変えた以外は合成例2−1と同様の方法で、樹脂2と芳香環を含有する有機無機ハイブリッドアクリルオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−2−2とする。
[合成例3−1(工程(2)による有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−3−1の合成)]
500cc三口セパラブルフラスコに3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製KBM−5103)28.1g、テトラエトキシシラン(Tetraethоxysilane;TEOS)8.32g、蒸留水3.64gおよびジラウリル酸ジブチル錫0.36gを量り取り、窒素置換後、常温で130rpm、3時間の撹拌を行った。
次に、合成例3で得た樹脂3(ナフタレン型エポキシ樹脂のアクリレート酸無水物付加物)57.8gを加え、還流条件下、空気0.5L/minを吹き込みながら80℃で1時間撹拌した。その後、還流管を外し、100℃で1時間の撹拌および加熱を行い、樹脂3と有機無機ハイブリッドアクリルオリゴマーとの混合物を得た。この混合物を有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−3−1とする。
<実施例1〜6および比較例1〜6の光硬化性熱硬化性樹脂組成物の調製>
上記合成例で得られた有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−1〜A−3−1、樹脂1〜3および印刷前の粘度調整用の溶剤であるプロピレングリコールメチルエーテルアセテート以外の下記表1および2に示す各成分を表中に記載の割合(質量部)にて配合し、井上製作所社製3本ロールミルでそれぞれの成分を分散させた。
次に、上記合成例で得られた有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−1〜A−3−1、樹脂1〜3の感光性樹脂固形分10質量部(表中のA−1−1〜A−3−1および樹脂1〜3の成分中、感光性樹脂固形分はすべて10質量部である。)と、有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−1〜A−3−1、樹脂1〜3および印刷前の粘度調整用の溶剤であるプロピレングリコールメチルエーテルアセテート以外の分散物2.8質量部と、を混合し、光硬化性熱硬化性樹脂組成物を調製した。
Figure 2016161591
*1:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−1(シラン化合物;KBM−5103のみ)
*2:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−2(シラン化合物の質量比;KBM−5103:TEOS=3:1)
*3:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−3(シラン化合物の質量比;KBM−5103:TEOS=1:1)
*4:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−4(シラン化合物;TEOSのみ)
*5:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−1−5(シラン化合物;PEOSのみ)
*6:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−2−1(シラン化合物の質量比;KBM−5103:TEOS=3:1)
*7:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−2−2(シラン化合物の質量比;KBM−5103:PEOS=3:1)
*8:有機無機ハイブリッド樹脂ワニスA−3−1(シラン化合物の質量比;KBM−5103:TEOS=3:1)
*9:樹脂1(シラン化合物;含まない)
*10:樹脂2(シラン化合物;含まない)
*11:樹脂3(シラン化合物;含まない)
*12:光重合開始剤、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタン−1−オン(BASFジャパン社製)
*13:熱硬化性化合物
*14:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬社製)
*15:消泡・レベリング剤(共栄社化学社製)
*16:有機溶剤
*17:クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(DIC社製N−695)60gをジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(ECA)40gで溶解させた樹脂
Figure 2016161591
上記実施例1〜6および比較例1〜6の各光硬化性熱硬化性樹脂組成物について、以下の各項目について試験を行い、評価した。各評価の結果を、表3および4に示した。なお、評価試験の方法は以下に示す。
<感度>
上記実施例1〜6および比較例1〜6で得られた光硬化性熱硬化性樹脂組成物を、ガラスエポキシ基板の銅箔上にスクリーン印刷でそれぞれ全面塗布し、熱風循環式乾燥炉で80℃、30分乾燥した。これらの基板に、コダックNo.2のステップタブレットを当て、200mJ/cmで露光し、スプレー圧0.2MPaの1質量%NaCO水溶液で、1分間現像し、塗膜が完全に残っている段数を評価した。
◎:残存段数 14〜12段
〇:残存段数 11〜9段
△:残存段数 8〜6段
×:残存段数 5〜3段
××:残存段数 2〜0段
<はんだ耐熱性>
上記実施例1〜6および比較例1〜6で得られた光硬化性熱硬化性樹脂組成物を、回路形成されたプリント配線板にスクリーン印刷でそれぞれ全面塗布し、熱風循環式乾燥炉で80℃、30分乾燥した。これらの基板にソルダーレジストパターンが描かれたネガフィルムを当て、露光量800mJ/cmの露光条件で露光し、スプレー圧0.2MPaの1質量%NaCO水溶液で1分間現像し、ソルダーレジストパターンを形成した。この基板を、150℃で60分熱硬化し、評価基板を作製した。
この評価基板に、ロジン系フラックスを塗布して、予め260℃に設定したはんだ槽に30秒間浸漬し、常温まで基板温度が下がった後に、再度フラックスを塗布して、260℃のはんだ槽に30秒間浸漬した。このはんだ浸漬1回、2回の基板を、イソプロピルアルコールでフラックスを洗浄した後、セロハン粘着テープによるピールテストを行い、レジスト層の膨れ・剥がれ・変色について、以下の基準で評価した。
○:全く変化が認められないもの
△:ほんの僅か変色等の変化があるもの
×:レジスト層の膨れ、剥がれがあるもの
<保存安定性>
上記実施例1〜6および比較例1〜6で得られた光硬化性熱硬化性樹脂組成物を調整した後、25℃での粘度の初期値を、EHD型粘度計で測定(5rpm値)し、その後、25℃の恒温槽に1週間または1ヶ月間保管し、それぞれの期間後に初期値と同様に粘度を測定した。その増粘率から、以下の判定基準で評価した。
○:増粘率が130%未満
△:増粘率が130〜200%以内
×:ゲル化もしくは増粘率が200%超
Figure 2016161591
Figure 2016161591
*18:感度が低く、現像後に塗膜が残らなかったため測定不可
上記表中に示すように、所定の反応によって得られるカルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニスと、光重合開始剤と、熱硬化性化合物とを含む各実施例1〜6の組成物においては、比較例1〜6に対して、いずれも感度とはんだ耐熱性との双方に優れることが確認された。

Claims (6)

  1. 多官能エポキシ樹脂(a1)のエポキシ基に対し、不飽和モノカルボン酸(a2)を反応させ、その反応生成物に対し、水酸基の一部が残存するように多塩基酸無水物(a3)を反応させて得られるカルボキシル基を含有する感光性樹脂(A−1)の水酸基に対し、(メタ)アクリロイル基を有するシラン化合物を少なくとも1種含むシラン化合物を加水分解縮合反応させて得られる化合物(A−2)を部分的に反応させて得られるカルボキシル基含有感光性有機無機ハイブリッド樹脂ワニス(A)と、光重合開始剤(B)と、有機窒素化合物(C)と、を含むことを特徴とする光硬化性熱硬化性樹脂組成物。
  2. 前記多官能エポキシ樹脂(a1)がジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂またはクレゾールノボラック型エポキシ樹脂である請求項1記載の光硬化性熱硬化性樹脂組成物。
  3. 前記不飽和モノカルボン酸(a2)が(メタ)アクリル酸である請求項1または2記載の光硬化性熱硬化性樹脂組成物。
  4. 前記有機窒素化合物(C)がジシアンジアミド、メラミン又はその誘導体のいずれか少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか一項記載の光硬化性熱硬化性樹脂組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の光硬化性熱硬化性樹脂組成物を基材に塗布し、活性エネルギー線の照射により光硬化させて得られることを特徴とする硬化物。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項記載の光硬化性熱硬化性樹脂組成物を基材上に塗布して形成した塗膜を、パターン状に光硬化させて得られる硬化塗膜を有することを特徴とするプリント配線板。
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