JP2016161242A - ヒートポンプ及び冷熱生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換媒体と反応する際の温度が、熱交換媒体との反応量が低下する温度となる場合にも、生成する冷熱の温度上昇を抑制できるヒートポンプ及び冷熱生成方法を提供する。【解決手段】吸着式ヒートポンプ10は、第1熱交換媒体を蒸発させる蒸発/凝縮部12A及び第2熱交換媒体が流通する配管12Bを含む蒸発/凝縮器12と、第1熱交換媒体を保持する吸着部14A,16A及び第2熱交換媒体が流通する配管14B,16Bを各々含む第1吸着器14,16と、第1吸着器から脱離した第1熱交換媒体を保持する第2吸着器18を含む。第1熱交換媒体と反応可能な状態の第1吸着器16の吸着部16Aを蒸発/凝縮器の蒸発/凝縮部と連通させ、第1吸着器14の吸着部14Aを第2吸着器の吸着部18Aと連通させると共に、第1吸着器14の配管14Bを蒸発/凝縮器12の配管12Bと直列に接続する。【選択図】図4

Description

本発明はヒートポンプ及び冷熱生成方法に関する。
特許文献1には、蒸発器、吸着器、蓄熱反応器及び凝縮器を備え、まず、蒸発器を蓄熱反応器と接続すると共に吸着器を凝縮器と接続することで、蒸発器で冷熱を生成すると共に、蓄熱反応器で生成された反応熱を吸着器に作用させて吸着器を再生し、次に、蒸発器を吸着器と接続することで蒸発器で冷熱を生成する構成の吸着式ヒートポンプが開示されている。
特開2014−40959号公報
吸着式ヒートポンプにおいて、吸着器の吸着材が熱交換媒体を吸着する際には吸着熱が発生するが、吸着材による熱交換媒体の吸着量は吸着材の温度(吸着温度)によって変化し、吸着温度が上昇すると吸着量が低下する傾向にある。このため、特許文献1に記載の技術において、吸着熱によって吸着温度が上昇し、これに伴って吸着器の吸着量が低下すると、蒸発器における蒸発量も低下するので、蒸発器で生成される冷熱の温度が上昇することになる。
なお、上記の課題は、特許文献1に記載の技術において、熱交換媒体と反応して熱交換媒体を保持する反応器として、例えば、物理吸着、化学吸着、吸収、化学反応等の何れの反応を利用した反応器を用いた場合にも共通する課題である。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、熱交換媒体と反応する際の温度が、熱交換媒体との反応量が低下する温度となる場合にも、生成する冷熱の温度上昇を抑制できるヒートポンプ及び冷熱生成方法を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るヒートポンプは、第1熱交換媒体を蒸発させる蒸発部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を含む蒸発器と、前記蒸発器で蒸発された第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する反応部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を各々含む複数の第1反応器と、前記第1反応器から脱離した第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する第2反応器と、複数の前記第1反応器のうち、一部の前記第1反応器の前記反応部を前記蒸発器の蒸発部と連通させる場合に、他の前記第1反応器の前記反応部を前記第2反応器と連通させると共に、前記第2反応器と連通させた他の前記第1反応器の前記流通部を前記蒸発器の前記流通部と直列に接続する切替部と、を含んでいる。
請求項1記載の発明では、第1熱交換媒体を蒸発させる蒸発部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を含む蒸発器、蒸発器で蒸発された第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する反応部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を各々含む複数の第1反応器、及び、第1反応器から脱離した第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する第2反応器が設けられている。そして、切替部は、複数の前記第1反応器のうち、一部の第1反応器の反応部を蒸発器の蒸発部と連通させる場合に、他の第1反応器の反応部を第2反応器と連通させる。これにより、蒸発器の蒸発部と連通された一部の第1反応器の反応部が第1熱交換媒体と反応することで、蒸発器で冷熱が生成され、他の第1反応器と連通された第2反応器が第1熱交換媒体と反応することで、第2反応器と連通された他の第1反応器でも冷熱が生成される。
ここで、蒸発器の蒸発部と連通された一部の第1反応器の反応部が第1熱交換媒体と反応する際の温度が、第1熱交換媒体との反応量が低下する温度である場合、第1熱交換媒体との反応量の低下に伴って蒸発器における第1熱交換媒体の蒸発量が低下し、蒸発器で生成される冷熱の温度が上昇する。これに対して請求項1記載の発明では、切替部が、第2反応器と連通させた他の第1反応器の流通部を蒸発器の流通部と直列に接続するので、蒸発器で生成された冷熱が、第2反応器と連通された他の第1反応器で生成された冷熱と重畳されることで、生成された冷熱の温度(第2熱交換媒体の温度)が全体として低下される。従って、請求項1記載の発明によれば、熱交換媒体と反応する際の温度が、熱交換媒体との反応量が低下する温度となる場合にも、生成する冷熱の温度上昇を抑制することができる。
なお、請求項1記載の発明において、複数の第1反応器は、例えば請求項2に記載したように、蒸発器と第2反応器との間に並列に配置することができる。これにより、個々の第1反応器と蒸発器及び第2反応器との間に、各々の間の連通・閉塞を切替え可能なバルブ等の開閉部を各々設けることで、個々の第1反応器と蒸発器及び第2反応器との間を独立して連通又は閉塞することができる。
また、請求項1又は請求項2記載の発明において、例えば請求項3に記載したように、第1熱交換媒体が水、若しくはアンモニアであり、第1反応器の反応部の反応材として、相対蒸気圧0.1〜0.9の範囲内で第1熱交換媒体との反応量が全反応容量の70%以上を示す反応材を用いることができる。これにより、第1熱交換媒体と反応可能な状態の第1反応器の反応部が蒸発器の蒸発部と連通された際に、第1反応器と蒸発器との温度差により相対蒸気圧が0.1〜0.9の範囲内になれば、第1反応器の反応部を、全反応容量の70%以上の第1熱交換媒体と反応させることができる。
また、請求項3記載の発明において、例えば請求項4に記載したように、第2反応器の反応材として、第1反応器の冷熱生成温度が0〜25℃で、第1反応器の反応材が全反応容量の70%以上を反応できる平衡圧以下になる反応材を用いることができる。これにより、他の第1反応器の反応部が第2反応器と連通された際に、他の第1反応器から第1熱交換媒体を脱離させることができる。
また、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、例えば請求項5に記載したように、蒸発器は、供給された第1熱交換媒体を凝縮する凝縮器を兼ね、切替部は、第1熱交換媒体を保持している状態の第2反応器を、第1反応器を介して、又は第1反応器をバイパスするバイパス配管を介して、蒸発器の蒸発部と連通させることができる。これにより、第1熱交換媒体を保持している状態の第2反応器から第1熱交換媒体を脱離させ、第2反応器から脱離した第1熱交換媒体を蒸発器で凝縮させることができる。
請求項6記載の冷熱生成方法は、第1熱交換媒体を蒸発させる蒸発部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を含む蒸発器と、前記蒸発器で蒸発された第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する反応部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を各々含む複数の第1反応器と、前記第1反応器から脱離した第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する第2反応器と、を用い、複数の前記第1反応器のうち、一部の前記第1反応器の前記反応部を前記蒸発器の蒸発部と連通させる場合に、他の前記第1反応器の前記反応部を前記第2反応器と連通させると共に、前記第2反応器と連通させた他の前記第1反応器の前記流通部を前記蒸発器の前記流通部と直列に接続することで冷熱を生成させるので、請求項1記載の発明と同様に、第1熱交換媒体と反応する際の温度が、第1熱交換媒体との反応量が低下する温度となる場合にも、生成する冷熱の温度上昇を抑制することができる。
本発明は、熱交換媒体と反応する際の温度が、熱交換媒体との反応量が低下する温度となる場合にも、生成する冷熱の温度上昇を抑制できる、という効果を有する。
実施形態に係る吸着式ヒートポンプの概略構成図である。 吸着式ヒートポンプの制御系の概略ブロック図である。 ヒートポンプ制御処理の内容を示すフローチャートである。 吸着式ヒートポンプの第1の冷熱生成ステップでの状態を示す説明図である。 吸着式ヒートポンプの第2の冷熱生成ステップでの状態を示す説明図である。 吸着式ヒートポンプの第2吸着器再生ステップでの状態を示す説明図である。 各種の吸着材の吸着等温線を示す線図である。 吸着材としてAQSOA−Z05を用いた第1吸着器の吸着温度が変化したときの、蒸発/凝縮器の蒸発温度と第1吸着器の吸着量との関係の変化を示す線図である。 吸着材としてY型ゼオライトを用いた第2吸着器の吸着温度が変化したときの、第1吸着器の脱着温度と第1吸着器からの脱着量との関係の変化を示す線図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る吸着式ヒートポンプ10が示されている。吸着式ヒートポンプ10は、主な構成要素として、蒸発/凝縮器12、第1吸着器14,16、第2吸着器18及び制御部20(図2参照)を備えている。
なお、本実施形態において、吸着式ヒートポンプ10は本発明に係るヒートポンプの一例であり、蒸発/凝縮器12は本発明における蒸発器(より詳しくは請求項5に記載の蒸発器)の一例であり、第1吸着器14,16は本発明における第1反応器の一例である。また、本実施形態において、第2吸着器18は本発明における第2反応器の一例であり、制御部20は後述するバルブ駆動部130及びバルブ群132と共に、本発明における切替部の一例である。
蒸発/凝縮器12は、第1熱交換媒体を蒸発/凝縮させる蒸発/凝縮部12Aと、当該蒸発/凝縮部に配設され第2熱交換媒体が流通する配管12Bと、を備えている。蒸発/凝縮器12は、後述する第1の冷熱生成ステップ及び第2の冷熱生成ステップにおいて、蒸発/凝縮部で第1熱交換媒体を蒸発(気化)させることで冷熱を生成し、配管12Bを流通する第2熱交換媒体を冷却する。蒸発/凝縮器12は、後述する第2吸着器再生ステップにおいて、気化した状態の第1熱交換媒体を蒸発/凝縮部で凝縮させる。なお、蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aは本発明における蒸発器の蒸発部の一例、配管12Bは本発明における蒸発器の流通部の一例である。
なお、第1熱交換媒体としては、例えば、水、或いはアンモニアを用いることができる。水及びアンモニアは、吸着式ヒートポンプ10において求められる条件(温度及び圧力)で吸着材に対し吸着及び脱着し、しかも安価に調達できる。但し、第1熱交換媒体は、例えば炭素数1〜4のアルコール等を用いてもよいし、単一物質を用いても2種以上の混合物を用いてもよい。また、第2熱交換媒体としては、例えば、水、或いはアンモニア、或いは水と水溶性溶剤との混合溶媒を用いることができる。
蒸発/凝縮器12の配管12Bの一端には配管30,32の一端が各々接続されている。配管30の他端は冷熱負荷22に接続され、配管32の他端は中温熱源24に接続されている。配管30,32の途中にはバルブ34,36が設けられている。バルブ34,36は、モータ等を含むバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉される。なお、図2では、吸着式ヒートポンプ10に設けられた各バルブを「バルブ群132」と総称して表記している。バルブ駆動部130は制御部20(図2参照)に接続されており、バルブ34,36は選択的に開閉されるように制御部20によって開閉が制御される。これにより、蒸発/凝縮器12の配管12Bには、冷熱負荷22又は中温熱源24から第2熱交換媒体が選択的に供給される。
なお、冷熱負荷22の具体例は特に限定されないが、例えば、冷熱負荷22としては空調負荷、より詳しくは空調装置の室外機が挙げられる。また、本実施形態において、冷熱負荷22からは、例えば30[℃]の第2熱交換媒体が供給される。
なお、中温熱源24は吸着式ヒートポンプ10で生成される冷熱よりも高温であればよく、中温熱源24の具体例も特に限定されないが、例えば、吸着式ヒートポンプ10が内燃機関を搭載した車両に設けられる場合、中温熱源24としては内燃機関の冷却水等を用いることができる。また、本実施形態において、中温熱源24からは、例えば40[℃]の第2熱交換媒体が供給される。
また、蒸発/凝縮器12の配管12Bの他端には配管38,40の一端が各々接続されている。配管38の他端は中温熱源24に接続され、配管40の他端には配管54,56の一端が各々接続されている。配管38,40の途中にはバルブ42,44が設けられている。バルブ42,44はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、選択的に開閉されるように制御部20によって開閉が制御される。
第1吸着器14は、第1熱交換媒体を吸着する吸着材が設けられ第1熱交換媒体を吸着/脱離(脱着)させる吸着部14Aと、当該吸着部14Aに配設され第2熱交換媒体が流通する配管14Bと、を備えている。また、第1吸着器16は第1吸着器14と同一の構造とされ、第1熱交換媒体を吸着する吸着材が設けられ第1熱交換媒体を吸着/脱離させる吸着部16Aと、当該吸着部16Aに配設され第2熱交換媒体が流通する配管16Bと、を備えている。なお、本実施形態では、第1吸着器14,16の吸着部14A,16Aの吸着材として、AQSOA−Z05(「AQSOA」は三菱樹脂株式会社の登録商標)を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、AQSOA−Z01、活性炭、メソポーラスシリカ、ゼオライト、シリカゲル、粘土鉱物等であってもよい。
なお、第1吸着器14,16の吸着部14A,16Aは本発明における第1吸着器の反応部の一例であり、第1吸着器14,16の配管14B,16Bは本発明における第1吸着器の流通部の一例である。また、AQSOA−Z05は請求項3に記載の反応材の一例である。
蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部には配管46,48の一端が接続されている。配管46の他端は第1吸着器14の吸着部14Aに接続されており、配管46を介して蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器14の吸着部14Aは連通されている。同様に、配管48の他端は第1吸着器16の吸着部16Aに接続されており、配管48を介して蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器16の吸着部16Aは連通されている。配管46,48の途中にはバルブ50,52が設けられている。バルブ50,52はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
配管54の一端は第1吸着器14の配管14Bの一端に接続されており、配管56の一端は第1吸着器16の配管16Bの一端に接続されている。配管54,56の途中にはバルブ58,60が設けられている。バルブ58,60はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
また、第1吸着器14の配管14Bの一端には配管62の一端も接続されており、第1吸着器16の配管16Bの一端には配管64の一端も接続されている。配管62,64の他端は接続されている。配管62,64の途中にはバルブ66,68が設けられている。バルブ66,68はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。また、配管62,64の他端の接続部には配管70の一端が接続されており、配管70の他端は中温熱源24に接続されている。
また、第1吸着器14の配管14Bの他端には、配管72,74の一端が各々接続されている。配管72の他端は冷熱負荷22に接続されており、配管74の他端は中温熱源24に接続されている。配管72,74の途中にはバルブ76,78が設けられている。バルブ76,78はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
また、第1吸着器16の配管16Bの他端には、配管80,82の一端が各々接続されている。配管80の他端は冷熱負荷22に接続されており、配管82の他端は中温熱源24に接続されている。配管80,82の途中にはバルブ84,86が設けられている。バルブ84,86はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
第2吸着器18は、前述した第1吸着器14,16と同様に、第1熱交換媒体を吸着する吸着材が設けられ第1熱交換媒体を吸着/脱離させる吸着部18Aと、当該吸着部18Aに配設され第2熱交換媒体が流通する配管18Bと、を備えている。本実施形態では、第2吸着器18の吸着部18Aの吸着材として、Y型ゼオライトを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、活性炭、メソポーラスシリカ、ゼオライト、シリカゲル、粘土鉱物等であってもよい。また、第2吸着器18の吸着部18Aが吸着可能な第1熱交換媒体の容量は、第1吸着器14,16の吸着部14A,16Aが吸着可能な第1熱交換媒体の容量よりも大きく(例えば2倍以上と)されている。第2吸着器18は本発明における第2反応器の一例であり、Y型ゼオライトは請求項4に記載の反応材の一例である。
第1吸着器14の吸着部14Aには配管88の一端が接続されている。配管88の他端は第2吸着器18の吸着部18Aに接続されており、第1吸着器14の吸着部14Aと第2吸着器18の吸着部18Aは配管88を介して連通されている。同様に、第1吸着器16の吸着部16Aには配管90の一端が接続されている。配管90の他端は第2吸着器18の吸着部18Aに接続されており、第1吸着器16の吸着部16Aと第2吸着器18の吸着部18Aは配管90を介して連通されている。配管88,90の途中にはバルブ92,94が設けられている。バルブ92,94はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
また、第2吸着器18の配管18Bの一端には配管96,98の一端が各々接続されている。配管96の他端は中温熱源24に接続されており、配管98の他端は高温熱源26に接続されている。配管96,98の途中にはバルブ100,102が設けられている。バルブ100,102はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
また、第2吸着器18の配管18Bの他端には配管104,106の一端が各々接続されている。配管104の他端は中温熱源24に接続されており、配管106の他端は高温熱源26に接続されている。配管104,106の途中にはバルブ108,110が設けられている。バルブ108,110はバルブ駆動部130(図2参照)によって開閉され、制御部20によって開閉が制御される。
なお、高温熱源26は中温熱源24よりも高温であればよく、高温熱源26の具体例も特に限定されないが、例えば、吸着式ヒートポンプ10が内燃機関を搭載した車両に設けられる場合、高温熱源26としては内燃機関の排気ガス等を用いることができる。また、本実施形態において、高温熱源26からは、例えば200[℃]の第2熱交換媒体が供給される。
図2に示すように、制御部20は、CPU120、ROMやRAM等を含むメモリ122、ハードディスクドライブ、或いはフラッシュメモリを含む不揮発性の記憶部124、入出力(I/O)インタフェース部126を備えている。記憶部124には、CPU120が後述するヒートポンプ制御処理を行うためのヒートポンプ制御プログラム128がインストールされている。先に説明したバルブ駆動部130はI/Oインタフェース部126に接続されている。
次に本実施形態の作用を説明する。吸着式ヒートポンプ10の制御部20は、電力が供給されている間、図3に示すヒートポンプ制御処理を行う。なお、ヒートポンプ制御処理は本発明に係る冷熱生成方法が適用された処理である。
本実施形態に係る吸着式ヒートポンプ10は、動作ステップとして、第1の冷熱生成ステップ、第2の冷熱生成ステップ及び第2吸着器再生ステップが設けられている。各ステップの詳細は後述するが、第1の冷熱生成ステップでは、蒸発/凝縮器12で蒸発した第1熱交換媒体を第1吸着器16の吸着部16Aで吸着すると共に、第1吸着器14の吸着部14Aから脱離した第1熱交換媒体を第2吸着器18の吸着部18Aで吸着することで、蒸発/凝縮器12及び第1吸着器14で冷熱が生成される。
また、第2の冷熱生成ステップでは、蒸発/凝縮器12で蒸発した第1熱交換媒体を第1吸着器14の吸着部14Aで吸着すると共に、第1吸着器16の吸着部16Aから脱離した第1熱交換媒体を第2吸着器18の吸着部18Aで吸着することで、蒸発/凝縮器12及び第1吸着器16で冷熱が生成される。また、第2吸着器再生ステップでは、第2吸着器18の吸着部18Aから第1熱交換媒体を脱離させて蒸発/凝縮器12で凝縮させることで、第2吸着器18が再生される。
ヒートポンプ制御処理のステップ200において、制御部20は、第1の冷熱生成ステップを開始するタイミングが到来したか否か判定する。ステップ200の判定が否定された場合はステップ202へ移行し、ステップ202において、制御部20は、第2の冷熱生成ステップを開始するタイミングが到来したか否か判定する。ステップ202の判定が否定された場合はステップ204へ移行し、ステップ204において、制御部20は、第2吸着器再生ステップを開始するタイミングが到来したか否か判定する。ステップ204の判定が否定された場合はステップ200に戻り、ステップ200〜204の何れかの判定が肯定される迄、ステップ200〜204を繰り返す。
本実施形態において、各ステップの実行順序は、一例として、第1の冷熱生成ステップと第2の冷熱生成ステップとを交互に繰り返し、第2吸着器18の再生が必要になった時点で第2吸着器再生ステップを割り込み実行するパターンとすることができる。第1の冷熱生成ステップ及び第2の冷熱生成ステップの継続時間は、例えば、実験等によって最適値を予め求めておき、第1の冷熱生成ステップを最適値に相当する時間継続した後、第2の冷熱生成ステップを最適値に相当する時間継続することを繰り返すことができる。また、第1熱交換媒体の温度を検出して後述する相対圧を算出し、算出した相対圧に基づいて第1の冷熱生成ステップと第2の冷熱生成ステップの継続時間を決定するようにしてもよい。
また、第2吸着器再生ステップを割り込み実行するタイミングは、例えば、第1の冷熱生成ステップと第2の冷熱生成ステップの繰り返し回数が所定回に達したか否かに基づいて判定するようにしてもよいし、例えば、第2吸着器再生ステップを前回行ってからの経過時間が所定時間を越えたか否かに基づいて判定するようにしてもよい。また、第2吸着器再生ステップの継続時間については、例えば、実験等によって最適値を予め求めておき、第2吸着器再生ステップを最適値に相当する時間継続することができる。
(第1の冷熱生成ステップ)
第1の冷熱生成ステップを開始するタイミングが到来すると、ステップ200の判定が肯定されてステップ206へ移行する。ステップ206において、制御部20は、図4にも示すように、蒸発/凝縮器12の配管12Bと冷熱負荷22との間のバルブ34、蒸発/凝縮器12の配管12Bと第1吸着器14の配管14Bとの間のバルブ44,58、第1吸着器14の配管14Bと冷熱負荷22との間のバルブ76、蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器16の吸着部16Aとの間のバルブ52、第1吸着器16の配管16Bと中温熱源24との間のバルブ68,86、第1吸着器14の吸着部14Aと第2吸着器18の吸着部18Aとの間のバルブ92、及び、第2吸着器18の配管18Bと中温熱源24との間のバルブ100,108を各々開放する。
また、次のステップ208において、制御部20は、図4にも示すように、蒸発/凝縮器12の配管12Bと中温熱源24との間のバルブ36,42、蒸発/凝縮器12の配管12Bと第1吸着器16の配管16Bとの間のバルブ60、第1吸着器16の配管16Bと冷熱負荷22との間のバルブ84、蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器14の吸着部14Aとの間のバルブ、第1吸着器14の配管14Bと中温熱源24との間のバルブ66,78、第1吸着器16の吸着部16Aと第2吸着器18の吸着部18Aとの間のバルブ94、及び、第2吸着器18の配管18Bと高温熱源26との間のバルブ102,110を各々閉塞する。ステップ208の処理を行うとステップ200に戻る。
上述したバルブ群132の開閉により、第1の冷熱生成ステップでは、図4に示すように、蒸発/凝縮器12で蒸発した第1熱交換媒体が、蒸発/凝縮器12から第1吸着器16の吸着部16Aに供給される。そして、吸着部16Aの吸着材は、吸着部16Aに供給された第1熱交換媒体に反応し、第1熱交換媒体を吸着する。
ここで、吸着式ヒートポンプ10で生成する冷熱の温度T1を15[℃]、中温熱源24から第1吸着器16の配管16Bに供給される第2熱交換媒体の温度T2を30[℃]と仮定する。第1吸着器16の吸着部16Aにおける相対圧φ2は、蒸発/凝縮器12の温度T1における飽和蒸気圧P1、第1吸着器16の吸着部16Aの温度T2における飽和蒸気圧P2を用いて、φ2=P1/P2となる。例えばP1=1.5[kPa]、P2=4.3[kPa]とすると、φ2≒0.348である。
図7には、第1吸着器14の吸着部14Aや第1吸着器16の吸着部16A、第2吸着器18の吸着部18Aに使用可能な各種の吸着材について、相対圧と吸着量との関係を示している。図7から、第1吸着器16の吸着部16Aで吸着材として使用しているAQSOA−Z05は、相対圧φ2が0.348のとき、吸着可能な第1熱交換媒体量のほぼ全量を吸着できる。
また、第1の冷熱生成ステップでは、バルブ92を開放することで、前回の第2の冷熱生成ステップで第1熱交換媒体を吸着している状態の第1吸着器14の吸着部14Aと、第2吸着器18の吸着部18Aとが連通される。また、バルブ100,108を開放することで、中温熱源24から第2吸着器18の配管18Bに第2熱交換媒体が供給される。これにより、第1吸着器14の吸着部14Aに吸着されていた第1熱交換媒体が吸着部14Aから脱離(脱着)し、第2吸着器18の吸着部18Aに吸着される。
ここで、第1吸着器14の吸着部14Aの温度T1を15[℃]、中温熱源24から第2吸着器18の配管18Bに供給される第2熱交換媒体の温度T2を30[℃]と仮定する。第1吸着器14の吸着部14Aにおける相対圧φ1は、第2吸着器18の吸着部18Aにおける温度T2での平衡圧P3、第1吸着器14の吸着部14Aの温度T1での飽和蒸気圧P4を用いて、φ1=P3/P4と定義される。実質的に、P4≒P1である。
本実施形態において、第2吸着器18の吸着部18Aは吸着材としてY型ゼオライトを用いている。図7に示すY型ゼオライトの吸着等温線において、相対圧φ1=0.05になるまでY型ゼオライトを使用すると仮定した場合、第2吸着器18の吸着部18Aにおける温度T2での平衡圧P3は、
P3=P2×0.05=4.3[kPa]×0.05=0.215[kPa]
となる。これにより、φ1=0.143となる。図7から明らかなように、第1吸着器14の吸着部14Aの吸着材であるAQSOA−Z05は、相対圧が0.143のとき、吸着可能な第1熱交換媒体量のほぼ全量を脱着できる。
但し、上記では中温熱源24から供給される第2熱交換媒体の温度T2を30[℃]と仮定したが、本実施形態では、中温熱源24から温度T2が40[℃]の第2熱交換媒体が供給され、第1吸着器16の吸着部16Aの温度(吸着温度)T2も40[℃]となる。図8に示すように、吸着材としてAQSOA−Z05を用いている第1吸着器16は、吸着温度T2が30[℃]であれば、蒸発/凝縮器12の温度T1が15[℃]であっても吸着可能な第1熱交換媒体量のほぼ全量を吸着できるが、吸着温度T2が35[℃]に上昇すると、蒸発/凝縮器12の温度T1が15[℃]のときの第1熱交換媒体量の吸着量が大幅に低下する。そして、吸着温度T2が40[℃]まで上昇すると、蒸発/凝縮器12の温度T1が15[℃]のときに第1熱交換媒体量を殆ど吸着できなくなる。
従って、本実施形態に係る吸着式ヒートポンプ10は、中温熱源24から供給される第2熱交換媒体の温度が比較的高く(例えば40[℃]に)なると、第1吸着器16による第1熱交換媒体の吸着のみで、温度T1が15[℃]の冷熱を蒸発/凝縮器12で生成することは困難である。
これに対し、吸着材としてY型ゼオライトを用いている第2吸着器18は、図9に示すように、第1吸着器14の吸着部14Aの脱着温度T1が15[℃]の場合、吸着温度T2が30[℃]から40[℃]に上昇したとしても、第1吸着器14の吸着部14Aからの第1熱交換媒体の脱着量(第2吸着器18の吸着部18Aによる第1熱交換媒体の吸着量)は殆ど低下しない。このため、第1吸着器14では吸着部14Aからの第1熱交換媒体の脱着に伴って冷熱が発生する。
そして、第1の冷熱生成ステップでは、バルブ44,58,76を開放することで、蒸発/凝縮器12の配管12B、第1吸着器14の配管14B及び冷熱負荷22を直列に接続し、当該接続によって形成された循環路(冷熱負荷22→配管30→蒸発/凝縮器12の配管12B→配管40→配管54→第1吸着器14の配管14B→配管72→冷熱負荷22と循環する循環路)に第2熱交換媒体を流通させている。
これにより、蒸発/凝縮器12で生成された冷熱と第1吸着器14で生成された冷熱とが重畳され、中温熱源24から温度が40[℃]の第2熱交換媒体が供給されるという条件であっても、冷熱負荷22から蒸発/凝縮器12の配管12Bに供給された温度が30[℃]の第2熱交換媒体が、例えば、蒸発/凝縮器12の出口では23[℃]、第1吸着器14の出口では14[℃]まで冷却された後に、冷熱負荷22に供給されることになる。また、第1の冷熱生成ステップでは、前述のように、第1吸着器14の吸着部14Aに吸着されていた第1熱交換媒体のほぼ全量が脱着され、第2吸着器18の吸着部18Aの吸着材に吸着されるので、第1吸着器14の吸着部14Aが再生される。
(第2の冷熱生成ステップ)
第2の冷熱生成ステップを開始するタイミングが到来すると、ステップ202の判定が肯定されてステップ210へ移行する。ステップ210において、制御部20は、図5にも示すように、蒸発/凝縮器12の配管12Bと冷熱負荷22との間のバルブ34、蒸発/凝縮器12の配管12Bと第1吸着器16の配管16Bとの間のバルブ44,60、第1吸着器16の配管16Bと冷熱負荷22との間のバルブ84、蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器14の吸着部14Aとの間のバルブ50、第1吸着器14の配管14Bと中温熱源24との間のバルブ66,78、第1吸着器16の吸着部16Aと第2吸着器18の吸着部18Aとの間のバルブ94、及び、第2吸着器18の配管18Bと中温熱源24との間のバルブ100,108を各々開放する。
次のステップ212において、制御部20は、図5にも示すように、蒸発/凝縮器12の配管12Bと中温熱源24との間のバルブ36,42、蒸発/凝縮器12の配管12Bと第1吸着器14の配管14Bとの間のバルブ58、第1吸着器14の配管14Bと冷熱負荷22との間のバルブ76、蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器16の吸着部16Aとの間のバルブ52、第1吸着器16の配管16Bと中温熱源24との間のバルブ68,86、第1吸着器14の吸着部14Aと第2吸着器18の吸着部18Aとの間のバルブ92、及び、第2吸着器18の配管18Bと高温熱源26との間のバルブ102,110を各々閉塞する。ステップ212の処理を行うとステップ200に戻る。
上述したバルブ群132の開閉により、第2の冷熱生成ステップでは、図5に示すように、蒸発/凝縮器12で蒸発した第1熱交換媒体が、蒸発/凝縮器12から第1吸着器14の吸着部14Aに供給される。そして、吸着部14Aの吸着材は、吸着部14Aに供給された第1熱交換媒体に反応し、第1熱交換媒体を吸着する。
また、第2の冷熱生成ステップでは、バルブ94を開放することで、前回の第1の冷熱生成ステップで第1熱交換媒体を吸着している状態の第1吸着器16の吸着部16Aと、第2吸着器18の吸着部18Aとが連通される。また、バルブ100,108を開放することで、中温熱源24から第2吸着器18の配管18Bに第2熱交換媒体が供給される。これにより、第1吸着器16の吸着部16Aに吸着されていた第1熱交換媒体が吸着部16Aから脱離(脱着)し、第2吸着器18の吸着部18Aに吸着される。
そして、第2の冷熱生成ステップでは、バルブ44,60,84を開放することで、蒸発/凝縮器12の配管12B、第1吸着器16の配管16B及び冷熱負荷22を直列に接続し、当該接続によって形成された循環路(冷熱負荷22→配管30→蒸発/凝縮器12の配管12B→配管40→配管56→第1吸着器16の配管16B→配管80→冷熱負荷22と循環する循環路)に第2熱交換媒体を流通させている。
これにより、蒸発/凝縮器12で生成された冷熱と第1吸着器16で生成された冷熱とが重畳され、中温熱源24から温度が40[℃]の第2熱交換媒体が供給されるという条件であっても、冷熱負荷22から蒸発/凝縮器12の配管12Bに供給された温度が30[℃]の第2熱交換媒体が、例えば、蒸発/凝縮器12の出口では23[℃]、第1吸着器16の出口では14[℃]まで冷却された後に、冷熱負荷22に供給されることになる。また、第2の冷熱生成ステップでは、前述のように、第1吸着器16の吸着部16Aに吸着されていた第1熱交換媒体のほぼ全量が脱着され、第2吸着器18の吸着部18Aの吸着材に吸着されるので、第1吸着器16の吸着部16Aが再生される。
(第2吸着器再生ステップ)
また、第2吸着器再生ステップを開始するタイミングが到来すると、ステップ204の判定が肯定されてステップ214へ移行する。ステップ214において、制御部20は、図6にも示すように、蒸発/凝縮器12の配管12Bと中温熱源24との間のバルブ36,42、蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aと第1吸着器14,16の吸着部14A,16Aとの間のバルブ50,52、第1吸着器14,16の吸着部14A,16Aと第2吸着器18の吸着部18Aとの間のバルブ92,94、及び、第2吸着器18の配管18Bと高温熱源26との間のバルブ102,110を各々開放する。
次のステップ216において、制御部20は、図6にも示すように、蒸発/凝縮器12の配管12Bと冷熱負荷22との間のバルブ34、蒸発/凝縮器12の配管12Bと第1吸着器14,16の配管14B,16Bとの間のバルブ44,58,60、第1吸着器14,16の配管14B,16Bと冷熱負荷22との間のバルブ76,84、第1吸着器14,16の配管14B,16Bと中温熱源24との間のバルブ66,78,68,86、及び、第2吸着器18の配管18Bと中温熱源24との間のバルブ100,108を各々閉塞する。ステップ216の処理を行うとステップ200に戻る。
上述したバルブ群132の開閉により、第2吸着器再生ステップでは、図6に示すように、高温熱源26から第2吸着器18に高温の第2熱交換媒体が供給され、第2吸着器18の吸着部18Aの吸着材が加熱されることで、第2吸着器18の吸着部18Aの吸着材に吸着されていた第1熱交換媒体が脱着する。これにより、第2吸着器18の吸着部18Aが再生される。吸着部18Aから脱着した第1熱交換媒体は、第1吸着器14,16を経由して蒸発/凝縮器12へ供給され、蒸発/凝縮器12で凝縮される。
なお、蒸発/凝縮器12で凝縮された第1熱交換媒体は、吸着式ヒートポンプ10の系外へ排出するようにしてもよいし、図示しない液タンクに一旦貯留し、蒸発/凝縮器12における第1熱交換媒体の蒸発に再利用するようにしてもよい。
なお、上記では第2吸着器再生ステップにおいて、第2吸着器18の吸着部18Aから脱着(気化)した第1熱交換媒体を、第1吸着器14,16を経由して蒸発/凝縮器12へ供給する態様を説明したが、これに限定されるものではなく、第2吸着器18の吸着部18Aと蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aとを直接接続するバイパス配管を設け、当該バイパス配管を経由して第2吸着器18の吸着部18Aから蒸発/凝縮器12の蒸発/凝縮部12Aへ第1熱交換媒体を供給するように構成してもよい。
また、上記では第2吸着器18の吸着部18Aから脱着(気化)した第1熱交換媒体を蒸発/凝縮器12で凝縮する態様を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、第2吸着器18の吸着部18Aから脱着(気化)した第1熱交換媒体を、蒸発/凝縮器12と別に設けた凝縮器で凝縮するようにしてもよいし、例えば、第2吸着器18の吸着部18Aから脱着(気化)した第1熱交換媒体を、凝縮することなく吸着式ヒートポンプ10の系外へ排出することも可能である。
また、上記では本発明に係るヒートポンプの一例として吸着式ヒートポンプ10を説明すると共に、本発明における第1反応器及び第2反応器の一例として、吸着材によって第1熱交換媒体を吸着及び脱着する構成の第1吸着器14及び第2吸着器18を説明したが、本発明における第1反応器及び第2反応器は、吸着材によって第1熱交換媒体を吸着及び脱着する構成に限定されるものではなく、第1熱交換媒体の飽和蒸気圧以下の圧力で第1熱交換媒体と反応することで、系の圧力を低下させることが可能な反応器であればよい。ここでいう反応には、物理吸着、化学吸着、吸収、化学反応等が含まれる。
10 吸着式ヒートポンプ
12 蒸発/凝縮器
12A 蒸発/凝縮部
12B 配管
14,16 第1吸着器
14A,16A 吸着部
14B,16B 配管
18 第2吸着器
20 制御部
130 バルブ駆動部
132 バルブ群

Claims (6)

  1. 第1熱交換媒体を蒸発させる蒸発部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を含む蒸発器と、
    前記蒸発器で蒸発された第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する反応部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を各々含む複数の第1反応器と、
    前記第1反応器から脱離した第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する第2反応器と、
    複数の前記第1反応器のうち、一部の前記第1反応器の前記反応部を前記蒸発器の蒸発部と連通させる場合に、他の前記第1反応器の前記反応部を前記第2反応器と連通させると共に、前記第2反応器と連通させた他の前記第1反応器の前記流通部を前記蒸発器の前記流通部と直列に接続する切替部と、
    を含むヒートポンプ。
  2. 複数の前記第1反応器が、前記蒸発器と前記第2反応器との間に並列に配置されている請求項1記載のヒートポンプ。
  3. 前記第1熱交換媒体が水、若しくはアンモニアであり、前記第1反応器の前記反応部の反応材として、相対蒸気圧0.1〜0.9の範囲内で第1熱交換媒体との反応量が全反応容量の70%以上を示す反応材を用いる請求項1又は請求項2記載のヒートポンプ。
  4. 前記第2反応器の反応材として、前記第1反応器の冷熱生成温度が0〜25℃で、前記第1反応器の反応材が全反応容量の70%以上を反応できる平衡圧以下になる反応材を用いる請求項3記載のヒートポンプ。
  5. 前記蒸発器は、供給された第1熱交換媒体を凝縮する凝縮器を兼ね、
    前記切替部は、第1熱交換媒体を保持している状態の前記第2反応器を、前記第1反応器を介して、又は前記第1反応器をバイパスするバイパス配管を介して、前記蒸発器の蒸発部と連通させる請求項1〜請求項4の何れか1項記載のヒートポンプ。
  6. 第1熱交換媒体を蒸発させる蒸発部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を含む蒸発器と、
    前記蒸発器で蒸発された第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する反応部及び第2熱交換媒体が流通する流通部を各々含む複数の第1反応器と、
    前記第1反応器から脱離した第1熱交換媒体と反応して第1熱交換媒体を保持する第2反応器と、
    を用い、
    複数の前記第1反応器のうち、一部の前記第1反応器の前記反応部を前記蒸発器の蒸発部と連通させる場合に、他の前記第1反応器の前記反応部を前記第2反応器と連通させると共に、前記第2反応器と連通させた他の前記第1反応器の前記流通部を前記蒸発器の前記流通部と直列に接続する
    ことで冷熱を生成させる冷熱生成方法。
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