JP2016161104A - 変速機の変速操作機構 - Google Patents
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Abstract
Description
セレクト操作によりシフトレバー510とロッドエンド521とが互いに逆方向に揺動すると、ねじりばね530の両側のアーム部が開き、これにより当該アーム部が閉じる方向、すなわちシフトレバー510をニュートラル位置に復帰させる方向にリターン力が作用するようになっている。
さらにこのとき、セレクト操作完了時にシフトレバー510とロッドエンド521に作用するリターン力が大きくなるため、シフト操作時におけるシフトレバー510と係止部532との間のフリクションも大きくなり、シフトレバーのシフト操作時の操作フィーリングが悪化する。
シフトレバーと、該シフトレバーのセレクト操作により回動し、該シフトレバーのシフト操作により軸方向に移動するコントロールロッドと、前記シフトレバーをセレクト操作位置からニュートラル位置に復帰させるセレクトリターン機構とを備えた変速機の変速操作機構であって、
前記セレクトリターン機構は、
前記コントロールロッドに巻回されたコイル部と、該コイル部の両端から延びる一対のアーム部とを有し、該一対のアーム部が閉じる方向に弾性力が生じるように構成されたねじりばねと、
前記コントロールロッドに設けられ、前記一対のアーム部の開き角を所定角度以上の大きさに規制する規制部と、
前記コントロールロッドの回動時に、前記ねじりばねの回動後方側のアーム部の回動を阻止し、前記開き角を前記所定角度より増加させる回動阻止部とを有することを特徴とする。
変速機ケースに設けられ、シフトパターンに対応する溝が形成されて前記シフトレバーの動作経路を規制するガイドプレートを備え、
前記回動阻止部は、前記ガイドプレートの枠部であることを特徴とする。
ニュートラル状態で、前記ねじりばねの一方のアーム部と他方のアーム部とは、前記コントロールロッドの軸心を通る鉛直線に対して、軸方向視で対称に設けられていることを特徴とする。
さらにこのとき、セレクト操作完了時にシフトレバーに作用するリターン力は従来技術よりも小さくなり、したがってシフト操作に伴うフリクションも小さくなる。これにより、シフト操作時の操作フィーリングを従来技術よりも向上させることができる。
図1から図3を参照して、変速操作機構1の全体構成を説明する。
図5のグラフの横軸は、シフトレバーの操作ノブのストローク量Sを示し、縦軸はシフトレバーに作用するリターン力Rを示す。また、一点鎖線は図9に示す従来技術を示し、実線は第1実施形態を示す。従来技術と第1実施形態とで、ねじりばねのばね定数は同じである。また、両ねじりばねに加えられるセット荷重は同じである。また、対象となるセレクト操作位置は、3,4速シフトレーンr3以外の同じレーンである。横軸のSfinはセレクト操作完了時のストローク量を示し、縦軸のRsetはねじりばねに加えられるセット荷重を示す。
図6から図8を参照して、本発明の第2実施形態による変速操作機構201の構成を説明する。図6、図7、図8は、それぞれ図1、図3、図4に対応する。第2実施形態の説明と対応する図面において、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
10 シフトレバー
20 コントロールロッド
21,221 ロッドエンド
24,224 延設部(規制部)
30 ねじりばね
31 コイル部
32,33 アーム部
40 プレート部材(回動阻止部)
100 変速機ケース
240 ガイドプレート
241 パターン溝
242 枠部(回動阻止部)
Claims (3)
- シフトレバーと、該シフトレバーのセレクト操作により回動し、該シフトレバーのシフト操作により軸方向に移動するコントロールロッドと、前記シフトレバーをセレクト操作位置からニュートラル位置に復帰させるセレクトリターン機構とを備えた変速機の変速操作機構であって、
前記セレクトリターン機構は、
前記コントロールロッドに巻回されたコイル部と、該コイル部の両端から延びる一対のアーム部とを有し、該一対のアーム部が閉じる方向に弾性力が生じるように構成されたねじりばねと、
前記コントロールロッドに設けられ、前記一対のアーム部の開き角を所定角度以上の大きさに規制する規制部と、
前記コントロールロッドの回動時に、前記ねじりばねの回動後方側のアーム部の回動を阻止し、前記開き角を前記所定角度より増加させる回動阻止部とを有することを特徴とする
変速機の変速操作機構。 - 変速機ケースに設けられ、シフトパターンに対応する溝が形成されて前記シフトレバーの動作経路を規制するガイドプレートを備え、
前記回動阻止部は、前記ガイドプレートの枠部であることを特徴とする、
請求項1に記載の変速機の変速操作機構。 - ニュートラル状態で、前記ねじりばねの一方のアーム部と他方のアーム部とは、前記コントロールロッドの軸心を通る鉛直線に対して、軸方向視で対称に設けられていることを特徴とする、
請求項1または2に記載の変速機の変速操作機構。
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JP2015042704A JP6090350B2 (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | 変速機の変速操作機構 |
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JP2015042704A JP6090350B2 (ja) | 2015-03-04 | 2015-03-04 | 変速機の変速操作機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6090350B2 JP6090350B2 (ja) | 2017-03-08 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07332487A (ja) * | 1994-06-02 | 1995-12-22 | Aisin Ee I Kk | マニュアルトランスミッションのシフトコントロール機構 |
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