JP2016156875A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な作業で、画像形成装置の筐体をユーザーの所望する色の筐体に交換することを可能にする。【解決手段】記録紙に画像を形成する画像形成部と、当該画像形成部を収容する筐体とを備えた画像形成装置において、筐体は、筒形の側壁部、および当該側壁部に連接して一体的に形成された底部を有する有底筒状の筐体本体部と、筐体本体部の開口部を覆うように筐体本体部に取り付けられる蓋部と、を備え、画像形成部は、筐体本体部とは別体とされて筐体本体部内の底部上に載置され、本画像形成装置から蓋部が取り外され、画像形成部が開口部側に持ち上げられることで、画像形成部が筐体本体部内から開口部を通して外部に取り出されて、本画像形成装置から筐体本体部が取り外される。【選択図】図1

Description

本発明は、記録紙に画像を形成する画像形成装置に関し、特に、画像形成装置の外郭を構成する筐体に関する。
近年、印字スピード等の画像形成装置の性能に対する要求だけでなく、画像形成装置の外観デザインに対する要求も高まっている。そこで、画像形成装置の意匠性を高めるために、画像形成装置の外郭を構成する筐体に対して様々な工夫がなされている。
特開2013−109174号公報
画像形成装置の外観デザインに対する好みは、ユーザー毎に異なる場合が多い。特に、画像形成装置の外郭を構成する筐体の色の好みは、ユーザー毎に異なるのが一般的である。また、画像形成装置の設置場所や使用形態によっても適する筐体の色が変わる。そこで、ユーザーの色の好み、設置場所、使用形態に合わせて、様々なカラーバリエーションの画像形成装置を販売することが考えられる。しかしながら、この場合、画像形成装置の購入後に、ユーザーの色の好み、設置場所、使用形態等が変わったとしても、筐体の色を変えることができないという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、簡易な作業で、画像形成装置の筐体をユーザーの所望する色の筐体に交換することを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像読取装置は、記録紙に画像を形成する画像形成部と、当該画像形成部を収容する筐体とを備えた画像形成装置において、前記筐体は、筒形の側壁部、および当該側壁部に連接して一体的に形成された底部を有する有底筒状の筐体本体部と、前記筐体本体部の開口部を覆うように前記筐体本体部に取り付けられる蓋部と、を備え、前記画像形成部は、前記筐体本体部とは別体とされて前記筐体本体部内の前記底部上に載置され、本画像形成装置から前記蓋部が取り外され、前記画像形成部が前記開口部側に持ち上げられることで、前記画像形成部が前記筐体本体部内から前記開口部を通して外部に取り出されて、本画像形成装置から前記筐体本体部が取り外される、画像形成装置である。
上記の本発明によれば、簡易な作業で、画像形成装置の筐体をユーザーの所望する色の筐体に交換することができる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の画像形成部とミシン目ユニットの構成を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を前面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を後面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の開閉部等が開かれた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を前面側から見た断面図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置を側面側からみた断面図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の筐体内の空気の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1の分解斜視図である。図2は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1の画像形成部41とミシン目ユニット50の構成を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置1の外郭を構成する筐体10と、筐体10の内部に収容される画像形成ユニット40、ミシン目ユニット50、およびトナーカートリッジ60等の収容物とから概略構成される。画像形成装置1は、画像形成ユニット40に加えてミシン目ユニット50を備えており、記録紙上に画像を形成する画像形成処理と、記録紙に対してミシン目を入れるミシン目加工処理とを行うことができる。
画像形成処理では、まず、画像形成ユニット40の給紙部42が、給紙部42内の記録紙カセットに収容された記録紙を画像形成ユニット40の画像形成部41に向けて搬送(給紙)する。画像形成部41は、図2に示すように、感光体ドラム412、帯電装置(不図示)、露光装置411、および現像装置(不図示)等を備え、帯電、露光、現像の工程により、PC等の外部機器から出力された画像データに基づき、感光体ドラム412にトナー画像を形成する。感光体ドラム412に形成されたトナー像は、記録紙搬送路上を搬送されてきた記録紙Pに転写される。そして、内部に加熱源である通電発熱体を備えた加熱ローラー414と、加熱ローラー414に対向配置された加圧ローラー415とを有する定着ユニット413(定着部)により記録紙Pに定着処理が施される。
ミシン目ユニット50は、記録紙搬送方向に直交する方向に回転軸を有するローラー51と、ローラー51の周面上に複数個の刃が記録紙搬送方向に直交する方向に直線上に配設されてなる刃部52とを備える。当該ローラー51と刃部52とは、ユーザーがミシン目ユニット50をミシン目ユニットホルダ38から着脱する際に、取手となる取手部531が設けられた筐体53内に収容されている(図1参照)。
ミシン目ユニット50のローラー51は、不図示の駆動部により回転駆動される。ローラー51が回転することで、刃部52が記録紙Pに貫入する状態と、刃部52が記録紙Pに貫入しない状態とに切り替わる。これにより、記録紙P上に記録紙搬送方向に直交する方向に沿ったミシン目Mが形成される。
上記のミシン目ユニット50は、記録紙搬送路上の画像形成部41よりも記録紙搬送方向における下流側に配設される。より詳しくは、ミシン目ユニット50は、定着ユニット413よりも記録紙搬送方向における下流側、かつ、記録紙が画像形成装置1から排紙される排紙口よりも記録紙搬送方向における上流側に配設される。これにより、記録紙搬送路上を搬送されてきた記録紙は、定着処理後にミシン目加工処理が施され、その後に排紙部43により画像形成装置1の外部に排紙されることになる。
図3は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1を前面側から見た斜視図である。図4は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1を後面側から見た斜視図である。図5は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1の開閉部35等が開かれた状態を示す斜視図である。図6は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1を前面側から見た断面図である。図7は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1を側面側から見た断面図である。図8は、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1の筐体10内の空気の流れを示す図である。以下では、上記の画像形成ユニット40およびミシン目ユニット50等を収容する筐体10の構成を、主に図1を参照しつつ、適宜図3乃至図8を参照して説明する。
筐体10は、有底筒状の筐体本体部20と、筐体本体部20の筒状の開口部24を覆う蓋部30とから構成される。筐体本体部20は、略四角形状の底部22と、当該底部22に連接して一体的に形成された筒形の側壁部21とを備える。側壁部21は、底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有しており、このため、筐体10は、側面視で上辺が下辺よりも長い逆台形形状になっている(図3、図4参照)。
また、側壁部21は、側壁部21の一部が開閉可能とされた開閉部23を備える。開閉部23が閉じた状態(図3参照)から開いた状態(図5参照)に切り替わることで、筐体10内に収容された画像形成ユニット40の給紙部42(記録紙カセット)に、ユーザーが記録紙を投入可能な状態になる。
底部22には、筐体10の外部から筐体10の内部に空気が流入する流入口となるルーバー25(第1のルーバー)が配設されている。図6に示すように、ルーバー25は、底部22の外縁部222(底部22と側壁部21とが連接する連接部分)に形成されている。当該外縁部は、底部22における外縁部222以外の部分である中央部221よりも、蓋部30側に向けて突出している。このため、図8に示すように、画像形成装置1を床や机等の平面B(設置面)に設置した場合に、底部22の中央部221が床や机等の平面Bに接した状態となり、底部22の外縁部222が床や机等の平面Bから離間した状態となる。このように、底部22の外縁部222が床や机等の平面Bから離間しているので、その間に形成された間隙からルーバー25を通って筐体10の内部に空気が流入可能となる(図8中の矢印F1参照)。また、ルーバー25の配設位置が筐体10の側面ではなく筐体10の底部22とされるため、ルーバー25がユーザーに視認され難くなっている。
図1に戻って、蓋部30は、第1部材32および第2部材31の2つの部材から構成される。第1部材32は、その外縁部が筐体本体部20の底部22側(筐体本体部20の開口部24側とは反対側)に向けて没入している窪み形状を有する。当該外縁部には、筐体10の内部から筐体10の外部に空気が排出される排出口となるルーバー37(第2のルーバー)が配設されている。
ここで、図6に示すように、画像形成ユニット40は、筐体本体部20とは別体とされて、底部22の中央部221上に載置される。このため、筐体10内の外縁部、すなわち側壁部21と画像形成ユニット40との間には間隙Sが形成される。図8に示すように、底部22に配設されたルーバー25から筐体10内に流入した空気は、上記の間隙Sに流れ込み(図8中の矢印F1参照)、筐体10内に収容された画像形成ユニット40等の熱源との間で熱交換が行われ暖められる。当該暖められた空気は上方へ向かい(図8中の矢印F2参照)、蓋部30に配設されたルーバー37から外部に排出される(図8中の矢印F3参照)。このように、筐体10内にファンを設けなくとも、筐体10内で空気が下方(底部22側)から上方(蓋部30側)へ向かって流れ、ルーバー25とルーバー37とを結ぶ空気の通り道(空気流路)が筐体10内に形成される。このため、筐体10内にファンを設けなくとも、暖められた空気を画像形成装置1の外部に効率よく排出することができる。加えて、側壁部21が底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有しており、空気流路となる上記の間隙Sが上方へ向かうにつれて広くなっているため、暖められた空気が筐体10内で滞留しにくくなっている。
上記のように、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1では、筐体10の蓋部30と底部22とに空気の流入口または排出口となるルーバーを配設して、暖められた空気を画像形成装置1の外部に排出しているため、一般の画像形成装置のように、筐体10の側面である側壁部21にルーバーを配設する必要がない。このため、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1では、側壁部21にルーバーを配設していない(図3、図4参照)。従って、画像形成ユニット40等の熱源により暖められた空気のうち、開閉部23の周囲に形成された隙間から排出される少量の空気を除く大部分の空気は、側壁部21側から外部に排出されずに間隙S内を上方に向かう。この際、間隙S内を上方に向かう空気は、側壁部21と接し、側壁部21との間での熱交換により熱を奪われる。また、側壁部21は、間隙S内の空気だけでなく、画像形成装置1の外部の空気とも接しているため、側壁部21が間隙S内を進む空気から奪った熱が画像形成装置1の外部に放熱される。
このように、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1では、筐体10内の中央部に熱源となる画像形成ユニット40等を配設し、筐体10内の外縁部に空気流路を形成することで、空気流路と外部の空気とが側壁部21を挟んで位置している。また、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1では、側壁部21にルーバーを配設していない。このため、側壁部21が、空気の排出口としてではなく、間隙S内を上方に向かう空気から熱を奪うとともに、当該奪った熱を画像形成装置1の外部に放熱する放熱部として機能する。これにより、画像形成装置1の排熱性能を高めることが可能となる。
また、側壁部21が底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有しているため、側壁部21が間隙S内の暖められた空気と接する面積、および、外部の空気と接する面積を、傾斜形状を有しない場合と比較して広くすることができる。このため、側壁部21の放熱部としての放熱性能が、傾斜形状を有しない場合と比較して高い。
図1に戻って、第1部材32は、その中央部が外縁部より更に筐体本体部20の底部22側に向けて没入した没入部33が形成されている。当該没入部33は、斜面形状を有し、画像形成ユニット40の排紙部43から排紙された画像形成済みの記録紙を載置する記録紙トレイとしての役割を果たす。
更には、第1部材32は、ミシン目ユニット50を収容するミシン目ユニットホルダ38を有する。当該ミシン目ユニットホルダ38内にミシン目ユニット50を収容することで、ミシン目ユニット50が、筐体10内の記録紙搬送路上の予め定められた位置で保持される。ミシン目ユニット50は、刃部52の刃の大きさや隣り合う刃の間隔が異なる複数種類のユニットがある。ユーザーは、第2部材31の開閉部35を開き、ミシン目ユニットホルダ38からミシン目ユニット50を取り出し、所望の種類のミシン目ユニット50をミシン目ユニットホルダ38に収容することで(図5参照)、所望の種類のミシン目が形成された画像形成済みの記録紙を得ることができる。このように、ミシン目ユニット50は、画像形成装置1の装置本体に対して着脱自在に配設される。
ここで、図7に示すように、画像形成ユニット40の側面には、搬送ガイド44が設けられている。搬送ガイド44は、その下部に儲けられた支点45を中心に図7中の矢印方向に開閉可能とされる。搬送ガイド44が開かれた状態において、画像形成ユニット40内の記録紙搬送路が露出する。
第2部材31の開閉部35を開き、ミシン目ユニット50を筐体10内から取り出した場合に、筐体10の上面から内部へユーザーの手が進入可能な空間が形成される。記録紙詰まり(ジャム)が発生した場合、ユーザーは、当該空間に手を挿入して搬送ガイド44を開くことで、記録紙搬送路に詰まった記録紙を取り出す作業(ジャム処理)を行うことが可能となる。側壁部21が底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有しているため、上方から手を挿入して行うジャム処理が行い易くなっている。
図1に戻って、第2部材31は、第1部材32の上方に配設され、筐体本体部20の開口部24側から見て少なくとも第1部材32に形成されたルーバー37を覆う傘部としての役割を果たす。これにより、図8に示すように、画像形成装置1を床や机等の平面Bに設置した状態において、ルーバー37から外部に空気が排出可能でありながらも(図8中の矢印F3参照)、ルーバー37がユーザーに視認され難くなっている(図3、図4参照)。加えて、ユーザーが画像形成装置1に近づいた場合であっても、ルーバー37から装置外部に排出された暖かい空気がユーザーに直接当たり難くなっている。
また、図8に示すように、傘部としての第2部材31は、高さ方向において、側壁部21の蓋部30側における端部と同じ位置に位置している。そして、ルーバー37は、高さ方向において、側壁部21の蓋部30側における端部よりも底部22側に位置している。これにより、ルーバー37に対する上方(蓋部30側)からの視線が傘部としての第2部材31に遮られるのに加えて、ルーバー37に対する側方(側壁部21側)からの視線が側壁部21により遮られるため、ルーバー37がよりユーザーに視認され難くなっている。なお、第2部材31を、側壁部21の蓋部30側における端部と同じ位置に位置させるのではなく、当該端部よりも底部22側に位置させてもよい。この場合であっても、ルーバー37に対する側方からの視線が側壁部21により遮られる。
図1に戻って、第2部材31は、その中央部に開口部34が形成されている。当該開口部34は、画像形成ユニット40により画像が形成された記録紙が装置の外部に向けて排紙される排紙口としての役割を果たす。
画像形成済みの記録紙が排紙される排紙口が蓋部30に形成されているため、排紙口の近傍に配設される定着ユニット413は、筐体10内の蓋部30側の領域に位置する。既述の通り空気流路となる間隙Sが上方(蓋部30側)へ向かうにつれて広くなっているため、定着ユニット413の近傍に位置する間隙Sが広い。定着ユニット413は、筐体10に収容された構成のうち最も多くの熱を発熱する構成であるが、上記のように定着ユニット413の近傍に位置する間隙Sが広いため、定着ユニット413から放出された熱が筐体10内で滞留しにくく、熱を効率よく画像形成装置1の外部に放熱することができる。
また、第2部材31は、トナーカートリッジ60を収容するトナーカートリッジホルダ36を有する。当該トナーカートリッジホルダ36内にトナーカートリッジ60を収容することで(図5参照)、トナーカートリッジ60が筐体10内の予め定められた位置で保持され、画像形成ユニット40の画像形成部41の現像部(不図示)に対してトナーを補給可能な状態となる。
更には、第2部材31には、電源ボタン、OKボタン、キャンセルボタン等の物理キーからなる操作部70が配設されている。ユーザーは、操作部70に対して押下操作等を行うことにより、画像形成装置1に対して画像形成に関する指示やミシン目加工に関する指示を入力することができる。
以下、筐体10の外観形状等について、更に説明する
既述の通り、蓋部30は、筐体本体部20の筒状の開口部24を覆うように筐体本体部20に取り付けられており、ユーザーにより、蓋部30を筐体10から取り外し可能となっている。
図6に示すように、蓋部30の第1部材32と第2部材31との間には間隙が形成されており、当該間隙に手を挿入して上方に持ち上げることで、蓋部30を筐体10から取り外すことができる。すなわち、蓋部30の第2部材31は、第1部材32に形成されたルーバー37を覆う傘部としての役割に加えて、筐体10から蓋部30を取り外す際にユーザーの手に掴まれる取っ手としての役割を果たす。
蓋部30を筐体10から取り外した場合、底部22の中央部221上に載置された画像形成ユニット40をユーザーが掴むことができ、画像形成ユニット40を筐体10から開口部24を通して外部に取り出し可能となる。既述の通り、側壁部21は、底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有しており、開口部24の開口面積が底部22よりも大きいため、画像形成ユニット40が筐体10から取り出しやすくなっている。画像形成ユニット40を筐体10から取り外した場合、筐体本体部20だけが残ることになる。すなわち、画像形成装置1から筐体本体部20が取り外される。
ここで、筐体本体部20は、色が異なる複数種類の筐体がある。ユーザーは所望の色を有する筐体本体部20を選択し、当該選択した筐体本体部20内に一度取り外した画像形成ユニット40を収容する。そして、筐体本体部20に蓋部30を取り付け、画像形成装置1の組み立てが完了する。このように、筐体本体部20が、筒形の側壁部21と側部22とが連接して一体的に形成された有底筒状を有しているため、当該有底筒状の筐体本体部20から画像形成ユニット40を取り出すという簡易な作業で、筐体本体部20を取り替えることができる。画像形成装置1の側面部である側壁部21は、目に付きやすく、画像形成装置1全体の意匠性に与える影響が大きい。ユーザーは、筐体本体部20を取り替え、所望の色の筐体本体部20にすることで、画像形成装置1全体の意匠性を大きく変更することができる。
また、筐体本体部20は、ポリカーボネイト等の樹脂材料からなる。筐体本体部20は、当該樹脂材料を射出成形等して製造される。筐体本体部20は複雑な形状ではなく、極めて単純な形状を有するため、製造コストを削減することができる。また、ポリカーボネイト等の樹脂材料に顔料を混入することで、様々な色の筐体本体部20を製造することができるため、塗装により筐体本体部20の色を変える場合と比較して、製造コストを削減することができる。すなわち、多くのカラーバリエーションの筐体本体部20をユーザーに安価に提供することが可能となる。
また、図3および図4に示すように、筐体本体部20の側壁部21には、ルーバーが配設されていない。さらに、物理キーからなる操作部70も蓋部30側に配設されており、側壁部21に配設されていない。このように、筐体本体部20の側壁部21は、開閉部23を除き、突起、溝、窪み、孔等の凹凸がなく、フラットな面で構成されている。一般の画像形成装置では、ユーザーの目に付きやすい画像形成装置の側面部に、空気の流入口または排出口となるルーバー等を配設しているため、意匠性が大きく損なわれていた。これに対して、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1では、空気の流入口または排出口となるルーバーを側壁部21に配設しなくとも排熱が可能な構成としたため、側壁部21に突起、溝、窪み、孔等の凹凸を可能な限り少なくすることができる。これより、フラットな面で側壁部21を構成したフラットデザインを実現することができ、高い意匠性を備えることができる。
また、既述の通り、本発明の一実施形態にかかる画像形成装置1では、空気の流入口として底部22に配設したルーバー25、および、空気の排出口として蓋部30に配設したルーバー37も、ユーザーに視認され難くなるようにしている。このため、ルーバー25およびルーバー37が画像形成装置1の意匠性を損ない難い。
なお、本発明は、上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
例えば、蓋部30を画像形成ユニット40と連結されるように構成してもよい。これにより、ユーザーが蓋部30の第2部材31を取っ手として掴み、蓋部30を筐体10から取り外すことで、画像形成ユニット40が蓋部30と一体に筐体10から取り外される。蓋部30と画像形成ユニット40とを一つの作業工程で取り外すことが可能となるため、筐体本体部20を取り替える際に必要となる作業工程を削減することができる。
また、筐体本体部20の側壁部21に開閉部23を配設しない構成にしてもよい。これにより、ユーザーの目に付きやすい側壁部21における突起、溝、窪み、孔等の凹凸をより削減することができる。なお、この場合、例えば、蓋部30に上記の開閉部23に代わる構成を配設する。
また、上記の実施形態における図1、図3および図4等では、筒形の側壁部21を構成する4つの面の全ての面が底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有する場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。側壁部21を構成する複数の面のうち少なくとも1つの面が底部22から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有していれば、既述の暖められた空気が筐体10内で滞留し難いといった放熱性に関する効果や、画像形成ユニット40が筐体10から取り出し易いといった作業性に関する効果が得られる。
また、上記の実施形態では、第2部材31の開閉部35を開きミシン目ユニット50を筐体10内から取り出した際に筐体10の内部に形成される空間に、上方から手を挿入することでジャム処理を行う場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。側壁部21の背面側にその一部が開閉可能とされた開閉部を設けてもよい。当該開閉部を開くことで、搬送ガイド44が露出してジャム処理を行うことが可能な状態になる。
1 画像形成装置
10 筐体
20 筐体本体部
21 側壁部
22 底部
25 ルーバー(第1のルーバー)
30 蓋部
31 第2部材
32 第1部材
37 ルーバー(第2のルーバー)
40 画像形成ユニット
41 画像形成部
42 給紙部
43 排紙部
50 ミシン目ユニット

Claims (8)

  1. 記録紙に画像を形成する画像形成部と、当該画像形成部を収容する筐体とを備えた画像形成装置において、
    前記筐体は、
    筒形の側壁部、および当該側壁部に連接して一体的に形成された底部を有する有底筒状の筐体本体部と、
    前記筐体本体部の開口部を覆うように前記筐体本体部に取り付けられる蓋部と、を備え、
    前記画像形成部は、前記筐体本体部とは別体とされて前記筐体本体部内の前記底部上に載置され、
    本画像形成装置から前記蓋部が取り外され、前記画像形成部が前記開口部側に持ち上げられることで、前記画像形成部が前記筐体本体部内から前記開口部を通して外部に取り出されて、本画像形成装置から前記筐体本体部が取り外される、画像形成装置。
  2. 本画像形成装置を設置面に設置した状態において、前記底部の一部が前記設置面から離間し、
    前記底部における前記設置面から離間する部分に空気の流入口となる第1のルーバーが配設され、前記蓋部に空気の排出口となる第2のルーバーが配設され、
    前記側壁部には、空気の流入口または排出口となるルーバーが配設されず、
    前記筐体内の前記側壁部と前記画像形成部との間に形成された間隙が、前記底部側から前記蓋部側に向かう空気の流路となる、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記蓋部は、前記開口部側から見て少なくとも前記第2のルーバーを覆う傘部を有し、当該傘部が、本画像形成装置から前記蓋部を取り外す際にユーザーの手に掴まれる取っ手として機能する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記蓋部は、外縁部が前記底部側に向けて没入している窪み形状を有し、
    前記第2のルーバーは、前記窪み形状を有する前記外縁部に配設され、
    前記第2のルーバーは、高さ方向において、前記側壁部の前記開口部側における端部よりも前記底部側に位置しており、
    前記傘部は、高さ方向において、前記側壁部の前記開口部側における端部と同じ位置に位置し、または当該端部よりも前記底部側に位置している、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記蓋部は、前記画像形成部と連結されており、
    前記蓋部を前記筐体本体部から取り外すことにより、前記画像形成部が前記蓋部と一体に前記筐体本体部から取り外される、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記側壁部は、筒形を構成する複数の面のうち少なくとも1つの面が前記底部から離れるにつれて外側に向けて広がる傾斜形状を有する、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記側壁部は、前記側壁部の一部が開閉可能とされた開閉部を有し、
    前記開閉部が閉じた状態から開いた状態に切り替わることで、前記筐体内に収容された記録紙カセットにユーザーが記録紙を投入可能な状態になる、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記筐体本体部は、樹脂材料からなる、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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