JP2014180784A - 気流発生装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の画像形成装置において騒音低減が可能な気流発生装置を提供する。
【解決手段】気流発生装置10は、筐体12と、筐体12内に設けられた吸引装置20、22、24と、一端が吸引装置20、22、24の吸引口に接続され、他端の吸気口が、画像形成装置本体が設置される床面から計測される基準高さより下方に位置する吸気ダクトと、一端が吸引装置20、22、24の排出口へ接続され、他端が基準高さより上方にあり、筐体12の上面に設けられた排気口28に接続される排気ダクトと、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、気流発生装置及び気流発生装置を備えた画像形成装置に関する。
業務用の大型の画像形成装置は、短時間に大量の画像を印刷するので、電子部品類の冷却や記録媒体の吸着搬送等に空気を大量使用している。この大量の空気は、画像形成装置本体の外側に配置させた気流発生装置で発生させている。しかし、気流発生装置に設けられたダクトを流れる空気の風切り音が騒音の原因となっていた。
画像形成装置の騒音低減技術や冷却技術には、例えば特許文献1がある。
特許文献1は、給排気ダクト、ファン、吸気口及び排気口等(気流発生装置)を、画像形成装置本体の背面側に設け、吸気口及び排気口を画像形成装置本体の下方に配置して、騒音を低減させる構成である。
しかし、特許文献1は、コンパクトな画像形成装置自体の吸排機構であり、画像形成装置の外側に別途設けた気流発生装置には適用できない。
特開2008−15047号公報
本発明は上記事実を考慮し、大型の画像形成装置において騒音低減が可能な気流発生装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る気流発生装置は、筐体と、前記筐体内に設けられた吸引装置と、一端が前記吸引装置の吸引口に接続され、他端の吸気口が、画像形成装置本体が設置される床面から計測される基準高さより下方に位置する吸気ダクトと、一端が前記吸引装置の排出口へ接続され、他端が前記基準高さより上方にあり、前記筐体の上面に設けられた排気口に接続される排気ダクトと、を有している。
第1態様によれば、例えば操作者の耳の位置を基準高さとしたとき、基準高さより低い位置に設けられた吸気ダクトの吸気口から空気が取り込まれ、基準高さより高い位置に設けられた排気口から、取り込まれた空気が排気される。このように、基準高さから、吸気口と排気口を上下方向へ離すことにより、基準高さにおける騒音を低減することができる。
本発明の第2態様は、第1態様に係る気流発生装置において、前記筐体内部を上下に仕切る仕切板と、前記筐体の底面に形成され、前記筐体へ空気を取り込む底面取入口と、前記仕切板の上の上室へ設けられ、前記底面取入口から空気を取り入れ、前記筐体の上面から排出させる排出装置と、前記仕切板に設けられ、前記下室から前記上室へ向かう空気通路を形成する開口部と、を有している。
本構成によれば、排出装置により、底面空気取込口から取り込まれた空気が、筐体の上面から筐体外へ排出される。これにより、筐体内部で底面から上面への空気のスムーズな流れを発生させることができ、冷却時の騒音を小さくできる。また、仕切板に形成した開口部を通して空気を流すことで、周囲を流れる空気で吸引装置の発熱部を冷却し、吸引装置の運転環境を良好に維持することができる。
本発明の第3態様は、第1態様又は第2態様に記載の気流発生装置において、前記筐体の上面に形成され、前記筐体へ空気を取り込む上面取入口と、前記上面取入口と前記吸引装置の間に設けられ、前記上面取入口から取り込まれた前記空気を前記吸引装置へ導く整流板と、を有している。
本構成によれば、整流板に沿って、上面取込口から吸引した空気を、吸引装置の発熱部へ導くことができる。即ち、上面取込口から吸引した空気で、吸引装置を効果的に冷却することができ、吸引装置の運転環境を良好に維持することができる。
本発明の第4態様は、第2態様又は第3態様に記載の気流発生装置において、前記排出装置を有圧換気扇としている。
即ち、有圧換気扇を、筐体内部の空気を筐体の外へ排出する吸引装置として使用するので、大風量の空気をスムーズに排出し、騒音を低減できる。
本発明の第5態様は、第1態様〜第4態様に記載の気流発生装置において、前記吸引装置は、吸引圧力の異なる第1ブロア、第2ブロア、第3ブロアの3種類のブロアで構成されている。
第1ブロア、第2ブロア、及び第3ブロアの吸引空気特性を異ならせているので、画像形成装置からの空気取り込み量を最適値に設定でき、風切音を押え、騒音を低減することができる。
本発明の第6態様は、第5態様に係る気流発生装置において、前記仕切板の前記開口部は、前記第1ブロア、前記第2ブロア、前記第3ブロアの位置に対応させて開口されている。
この構成とすることにより、下面取込口から取り込まれた空気を、第1ブロア、第2ブロア、及び第3ブロアの発熱部の周囲に、下方から適切に当てることができ、それぞれの冷却効果を高め、吸引装置の運転環境を良好に維持することができことができる。
本発明の第7態様は、第1態様〜第6態様のいずれか1項に記載の気流発生装置において、前記吸気ダクトは3本が上下方向に配置され、前記吸気ダクトの他端の吸気口は、前記画像形成装置本体から延出された本体側吸気ダクトと接続され、前記吸気ダクトの最上部の高さが前記基準高さより低くされている。
この構成とすることにより、画像形成装置本体からの大量の空気を、本体側吸気ダクトを介して基準高さより下で気流発生装置に取り込むことができる。また、基準高さにおける騒音を低減できる。
本発明の第8態様は、第1態様〜第7態様に係る気流発生装置において、前記筐体の内側には吸音材が貼られている。
これにより、吸音材が、筐体内部の騒音を吸収するので、筐体の外へ伝播する騒音を低減させることができる。
本発明の第9態様に係る画像形成装置は、第1態様〜第8態様のいずれか1つに係る気流発生装置と、前記気流発生装置が発生させる吸引空気で前記録媒体を吸着搬送する搬送装置と、搬送される前記記録媒体にインクを噴射して記録する記録ヘッドと、を有している。
本構成によれば、騒音の小さな気流発生装置が使用されるので、画像形成装置の吸引空気による騒音を低減させることができ、運転音の静かな画像形成装置を提供できる。
本発明の第10態様は、第9態様に係る画像形成装置において、前記気流発生装置は、前記画像形成装置本体の操作部が設けられた正面側と反対の裏面側に配置されている。
これにより、気流発生装置が操作者から遠くなり、操作者の位置における騒音を低下させることができる。
本発明は上記構成としてあるので、大型の画像形成装置において騒音低減が可能な気流発生装置を提供することができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係る気流発生装置を斜め上方から見た斜視図であり、(B)は斜め下方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る気流発生装置の内部構成を模式的に示した正面図である。 (A)は従来の気流発生装置内の気流を模式的に示す側面図であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る気流発生装置内の気流を模式的に示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の全体構成を模式的に示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の騒音の測定位置を示す平面図であり、(B)は、騒音の測定結果をまとめた表であり、(C)は騒音の認証基準値をまとめた表である。 本発明の第1実施形態に係る気流発生装置内部の温度の測定位置を示す正面図であり、(B)は、温度の測定結果をまとめた表である。
(第1実施形態)
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る気流発生装置10について説明する。気流発生装置10は、後述する画像形成装置14に組み込まれ、気流発生装置10が発生させる気流(吸引空気)は、画像形成装置14の内部の電子部品類の冷却や記録媒体の吸着搬送等に使用される。
図1(A)、図1(B)の斜視図、及び図2の内部構成図に示すように、気流発生装置10は、外観が略立方体形状の筐体12を有している。筐体12は鋼板や樹脂等で形成され、内部には、吸引空気を発生させる吸引装置としての第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24が収納されている。
筐体12の内部には、更に、3本の吸気ダクト38A、38B、38C、及び3本の排気ダクト39A、39B、39Cが収納されている。吸気ダクト38Aは、一端が第1ブロア20の吸引口に接続され、他端の吸気口側が筐体12の側壁に設けられた接続部26Aに接続されている。吸気ダクト38Bは、一端が第1ブロア22の吸引口に接続され、他端の吸気口側が筐体12の側壁に設けられた接続部26Bに接続されている。吸気ダクト38Cは、一端が第1ブロア24の吸引口に接続され、他端の吸気口側が筐体12の側壁に設けられた接続部26Cに接続されている。
接続部26A、26B、26Cは上下方向に配置され、最上部の接続部26Aの床面からの高さH2が、基準高さP(例えば、画像形成装置14が設置される床面50から計測される高さH1が1.6mの位置)より下方(H2<H1)に取り付けられている。
ここに、基準高さPは、後述するドイツ国の認証機関BG(Berufsgenossenschaften)で定められている騒音測定位置(床面からの高さ)であり、具体的には、操作する人の平均的と思われる耳の位置(床面50からの耳の高さ)であるH1=1.6mの高さである。また、本実施形態では、接続部26A、26B、26Cの最上部の高さH2を0.8mとした。
また、排気ダクト39Aは、一端が第1ブロア20の排気口に接続され、他端が排気口28Aに接続されている。排気ダクト39Bは、一端が第1ブロア22の排気口に接続され、他端が排気口28Bに接続されている。排気ダクト39Cは、一端が第1ブロア24の排気口に接続され、他端が排気口28Cに接続されている。
接続部26A、26B、26Cには、筐体12の外側から、画像形成装置本体16から吸引された吸引空気の通風路となる本体側吸気ダクト58A、58B、58Cがそれぞれ接続される。
また、排気口28A、28B、28Cの高さH3は、いずれも基準高さPより上方であり(H1<H3)、筐体12の上面に設けられている。排気口28A、28B、28Cの筐体12の外側には、排気を屋外へ排出する外部側排気ダクト59A、59B、59Cがそれぞれ接続される。また、本実施形態では、排気口28A、28B、28Cの高さ(気流発生装置10の筐体12の高さ)H3を2.0mとした。
図2に示すように、筐体12の内部には、筐体12の内部を水平方向に仕切る仕切板40が設けられている。仕切板40は、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24
の支持部材、及び筐体12の内部を水平に仕切り、上下方向の空気の流れを制限する平板で形成され、仕切板40には、複数の開口部46A、46Bが設けられている。開口部46A、46Bは、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の位置に対応させて開口され、筐体内を上方へ向けて移動する矢印Kで示す空気の通路を形成している。即ち、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の発熱部の冷却に効果的な位置に開口されている。
第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24は、仕切板40より上の上室に設けられ、接続部26A、26B、26Cは、仕切板40より下の側壁に設けられ、吸気ダクト38A、38B、38Cは、仕切板40を上下方向へ貫通している。また、排気口28A、28B、28Cは、仕切板40より上の上面57に設けられている。
本構成によれば、基準高さPより低い位置に設けられた接続部26において、画像形成装置本体16からの吸引空気が取り込まれる。また、吸引空気は、基準高さPより高い位置に設けられた排気口28から排出される。この結果、騒音源の1つとなる接続部26、排気口28が、基準高さから離され、基準高さPにおける騒音を低減することができる。また、底面取込口30から取り込んだ空気を第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24のそれぞれに当てることができ、冷却効果を高めることができる。
図2に示すように、筐体12の仕切板40より下の下室44には、真空ポンプ47、48、49が設けられている。真空ポンプ47、48、49は、吸排気配管51A、51B52A、52B、53A、53Bで画像形成装置本体16とそれぞれ接続されている。
筐体12の底面56には、矢印Kで示す空気を筐体12の内部へ取り込む底面取込口30が形成され、筐体12の上面には、筐体12の内部へ空気を取り込む上面取込口32が形成されている。上面取込口32の近くの上面57には、筐体12の上面から鉛直下方へ設けられた整流板36が取り付けられている。整流板36は、鋼鈑や樹脂板を平板状とした形状を有し、筐体12の上面57に上端部が固定され、鉛直下方へ向けられている。また、正面方向全幅に渡る幅を有し、高さは、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の上部に達する高さを有している。
また、筐体12の仕切板40で仕切られた上室42の上部には、筐体12内の空気を矢印Kで示すように、筐体外へ排出させる排出装置としての有圧換気扇34が取り付けられている。更に、筐体12の内側には、騒音を吸収する吸音材35が、開口部を除く全面に貼られている。
本構成によれば、有圧換気扇34により、上面取込口32と底面取込口30から取り込まれた空気で、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24、及び真空ポンプ47、48、49が冷却される。このとき、冷却空気は、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24、及び真空ポンプ47、48、49の周囲を囲むように流れるので、冷却効果を高めることができる。また、筐体の内部で発生した騒音を吸音材で低減させることができる。
次に、図3を用いて筐体内部の空気の流れを説明する。筐体12の内部の空気の流れは、気流発生装置10の騒音原因となるのみでなく、内部に収納された第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24、及び真空ポンプ47、48、49の温度上昇を抑制する作用にも影響を及ぼすため、適正な流れを確保する必要がある。
図3(A)は、従来の気流発生装置における筐体内部の気流を模式的に示した図であり、図3(B)は、本実施形態の気流発生装置10における筐体内部の気流を模式的に示した図である。
図3(A)の曲線K1、K2に示すように、従来の筐体12内部の気流は、筐体12の上面57の有圧換気扇34により、筐体12の底面56の開口部30から取り込まれ、真空ポンプ47、48、49を冷却しながら上昇し、仕切板40の開口部46A、46Bを通過して、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24を冷却した後、有圧換気扇34で筐体12の外へ排出される。しかし、この構成では、流れが第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の外側のみを通過し、中央部には流れない。この結果、中央部の冷却性能が不足していた。
図4(B)の曲線K3、K4、K5に本実施形態の空気の流れを示す。
具体的には、上面57に新しく設けられた上面取込口32から取り込まれた空気は、曲線S3で示すように、整流板36に沿って下方へ導かれ、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の、モータ等の発熱部を冷却して有圧換気扇34で筐体12の外へ排出される。即ち、有圧換気扇34に直接吸引されるのを抑制し、整流板36に沿って、上面取込口32から吸引した空気を、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の発熱部(モータ)の位置まで下げることができる。
また、本実施形態では、仕切板40の開口部46Aを開口部46Bに近づけた位置に開口している。これにより、曲線K4、K5は、筐体12の底面56の開口部30から取り込まれ、真空ポンプ47、48、49を冷却しながら上昇した後、仕切板40の開口部46A、46Bを通過して、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24を冷却した後、有圧換気扇34で筐体12の外へ排出される。このとき、曲線K4が筐体12の中央部を流れるよう導かれるため、底面取込口30から吸引した空気を有効に、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24の冷却に活用できる。
本構成とすることにより、気流発生装置10の第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24が、画像形成装置本体16から空気を吸引する際、吸引された空気は、基準高さPより低い位置に設けられた、筐体12の接続部26A、26B、26Cから取り込まれ、基準高さPより高い位置に設けられた排気口28A、28B、28Cから排気される。これにより、基準高さPから、騒音発生源の1つを離すことができるので、基準高さPにおける騒音を、吸引空気量が多くても、小さくすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。
図4の平面図に示すように、気流発生装置10は、画像形成装置14に組み込まれている。矢印Fの方向が画像形成装置14の操作部が設けられた面(正面)であり、矢印Rの方向が画像形成装置14の給紙部が設けられた給紙側であり、矢印Lの方向が画像形成装置14の排紙部が設けられた排紙側である。気流発生装置10は、矢印Bで示す正面の裏側(背面側)に配置されている。この構成において、気流発生装置10から画像形成装置14へ気流(吸引空気)を供給する。
気流発生装置10と画像形成装置本体16の間は、本体側吸気ダクト58A、58B、58Cで、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24と画像形成装置本体16が連結されている。また、給排気配管51A、51B、52A、52B、53A、53Bで、真空ポンプ47、48、49と画像形成装置本体16が連結されている。
先ず、図5を用いて、画像形成装置14の構成要素毎に概要を説明する。
《装置構成》
図5は、本発明に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置を模式的に示す正面図である。このインクジェット記録装置14は、枚葉の用紙(記録媒体)Pに水性UVインク(水性媒体を使用したUV(紫外線)硬化型のインク)を用いてインクジェット方式で画像を記録するインクジェット記録装置であり、主として、用紙Pを給紙する給紙部88と、給紙部88から給紙された用紙Pの表面(画像記録面)に所定の処理液を付与する処理液付与部94と、処理液付与部94で処理液が付与された用紙Pの乾燥処理を行う処理液乾燥処理部90と、処理液乾燥処理部90で乾燥処理が施された用紙Pの表面に水性UVインクを用いてインクジェット方式で画像を記録する画像記録部86と、画像記録部86で画像が記録された用紙Pの乾燥処理を行うインク乾燥処理部98と、インク乾燥処理部98で乾燥処理された用紙Pに水を付与する水付与部80と、水付与部80で水が付与された用紙PにUV照射処理(定着処理)を行って画像を定着させるUV照射処理部92と、UV照射処理部92でUV照射処理された用紙Pを排紙する排紙部96と、吸引空気を発生させる気流発生装置10とを備えている。気流発生装置10は、給排気配管51A、51B、52A、52B、53A、53B、及び本体側吸気ダクト58A、58B、58Cでインクジェット記録装置本体101と接続されている。
〈給紙部〉
給紙部88は、給紙台100に積載された用紙Pを1枚ずつ処理液付与部94に給紙する。給紙手段の一例としての給紙部88は、主として、給紙台100と、サッカー装置102と、給紙ローラ対104と、フィーダボード106と、前当て108と、給紙ドラム110とで構成される。
用紙Pは、多数枚が積層された束の状態で給紙台100に載置される。給紙台100は、図示しない給紙台昇降装置によって昇降可能に設けられる。給紙台昇降装置は、給紙台100に積載された用紙Pの増減に連動して、その駆動が制御され、束の最上位に位置する用紙Pが常に一定の高さに位置するように、給紙台100を昇降させる。
記録媒体としての用紙Pは、特に限定されないが、一般のオフセット印刷などで使用される汎用の印刷用紙(いわゆる上質紙、コート紙、アート紙などのセルロースを主体とする用紙)を用いることができる。
サッカー装置102は、給紙台100に積載されている用紙Pを上から順に1枚ずつ取り上げて、給紙ローラ対104に給紙する。サッカー装置102は、昇降自在かつ揺動自在に設けられたサクションフット102Aを備え、このサクションフット102Aによって用紙Pの上面を吸着保持して、用紙Pを給紙台100から給紙ローラ対104に移送する。ここに、サクションフット108Aには、気流発生装置10からの吸引空気が接続されている。この際、サクションフット102Aは、束の最上位に位置する用紙Pの先端側の上面を吸着保持して、用紙Pを引き上げ、引き上げた用紙Pの先端を給紙ローラ対104を構成する一対のローラ104A、104Bの間に挿入する。
給紙ローラ対104は、互いに押圧当接された上下一対のローラ104A、104Bで構成される。上下一対のローラ104A、104Bは、一方が駆動ローラ(ローラ104A)、他方が従動ローラ(ローラ104B)とされ、駆動ローラ(ローラ104A)は、図示しないモータに駆動されて回転する。モータは、用紙Pの給紙に連動して駆動され、サッカー装置102から用紙Pが給紙されると、そのタイミングに合わせて駆動ローラ(ローラ104A)を回転させる。上下一対のローラ104A、104Bの間に挿入された用紙Pは、このローラ104A、104Bにニップされて、ローラ104A、104Bの回転方向(フィーダボード106の設置方向)に送り出される。
フィーダボード106は、用紙幅に対応して形成され、給紙ローラ対104から送り出された用紙Pを受けて、前当て108までガイドする。このフィーダボード106は、下方に向けて傾斜して設置され、その搬送面の上に載置された用紙Pを搬送面に沿って滑らせて前当て108までガイドする。
フィーダボード106には、用紙Pを搬送するためのテープフィーダ106Aが幅方向に間隔をおいて複数設置される。テープフィーダ106Aは、無端状に形成され、図示しないモータに駆動されて回転する。フィーダボード106の搬送面に載置された用紙Pは、このテープフィーダ106Aによって送りが与えられて、フィーダボード106の上を搬送される。
また、フィーダボード106の上には、リテーナ106Bとコロ106Cとが設置される。
リテーナ106Bは、用紙Pの搬送面に沿って前後に縦列して複数配置される(本例では2つ)。このリテーナ106Bは、用紙幅に対応した幅を有する板バネで構成され、搬送面に押圧当接されて設置される。テープフィーダ106Aによってフィーダボード106の上を搬送される用紙Pは、このリテーナ106Bを通過することにより、凹凸が矯正される。
コロ106Cは、前後のリテーナ106Bの間に配設される。このコロ106Cは、用紙Pの搬送面に押圧当接されて設置される。前後のリテーナ106Bの間を搬送される用紙Pは、このコロ106Cによって上面が抑えられながら搬送される。
前当て108は、用紙Pの姿勢を矯正する。この前当て108は、板状に形成され、用紙Pの搬送方向と直交して配置される。また、図示しないモータに駆動されて、揺動可能に設けられる。フィーダボード106の上を搬送された用紙Pは、その先端が前当て108に当接されて、姿勢が矯正される(いわゆる、スキュー防止)。前当て108は、給紙ドラム110への用紙の給紙に連動して揺動し、姿勢を矯正した用紙Pを給紙ドラム110に受け渡す。
給紙ドラム110は、前当て108を介してフィーダボード106から給紙される用紙Pを受け取り、処理液付与部94へと搬送する。給紙ドラム110は、円筒状に形成され、図示しないモータに駆動されて回転する。給紙ドラム110の外周面上には、グリッパ110Aが備えられ、このグリッパ110Aによって用紙Pの先端が把持される。給紙ドラム110は、グリッパ110Aによって用紙Pの先端を把持して回転することにより、用紙Pを周面に巻き掛けながら、処理液付与部94へと用紙Pを搬送する。
〈処理液付与部〉
処理液付与部94は、用紙Pの表面(画像記録面)に所定の処理液を付与する。この処理液付与部94は、主として、用紙Pを搬送する処理液付与ドラム112と、処理液付与ドラム112によって搬送される用紙Pの印刷面に所定の処理液を付与する処理液付与ユニット114とで構成される。
処理液付与ドラム112は、給紙部88の給紙ドラム110から用紙Pを受け取り、処理液乾燥処理部90へと用紙Pを搬送する。処理液付与ドラム112は、円筒状に形成され、図示しないモータに駆動されて回転する。処理液付与ドラム112の外周面上には、グリッパ112Aが備えられ、このグリッパ112Aによって用紙Pの先端が把持される。処理液付与ドラム112は、このグリッパ112Aによって用紙Pの先端を把持して回転することにより、用紙Pを周面に巻き掛けながら、処理液乾燥処理部90へと用紙Pを搬送する(1回転で1枚の用紙Pを搬送する。)。処理液付与ドラム112と給紙ドラム110は、互いの用紙Pの受け取りと受け渡しのタイミングが合うように、回転が制御される。すなわち、同じ周速度となるように駆動されるとともに、互いのグリッパ112Aの位置が合うように駆動される。
処理液付与ユニット114は、処理液付与ドラム112によって搬送される用紙Pの表面に処理液をローラ塗布する。この処理液付与ユニット114は、主として、用紙Pに処理液を塗布する塗布ローラ114Aと、処理液が貯留される処理液槽114Bと、処理液槽114Bに貯留された処理液を汲み上げて、塗布ローラ114Aに供給する汲み上げローラ44Cとで構成される。
なお、本例では、処理液をローラ塗布する構成としているが、処理液を付与する方法は、これに限定されるものではない。この他、インクジェットヘッドを用いて付与する構成やスプレーにより付与する構成を採用することもできる。
〈処理液乾燥処理部〉
処理液乾燥処理部90は、表面に処理液が付与された用紙Pを乾燥処理する。この処理液乾燥処理部90は、主として、用紙Pを搬送する処理液乾燥処理ドラム116と、用紙搬送ガイド118と、処理液乾燥処理ドラム116によって搬送される用紙Pの印刷面に乾燥風(乾燥風)を吹き当てて乾燥させる処理液乾燥処理ユニット120とで構成される。
処理液乾燥処理ドラム116は、処理液付与部94の処理液付与ドラム112から用紙Pを受け取り、画像記録部86へと用紙Pを搬送する。処理液乾燥処理ドラム116は、円筒状に組んだ枠体で構成され、図示しないモータに駆動されて回転する。処理液乾燥処理ドラム116の外周面上には、グリッパ116Aが備えられ、このグリッパ116Aによって用紙Pの先端が把持される。処理液乾燥処理ドラム116は、このグリッパ116Aによって用紙Pの先端を把持して回転することにより、画像記録部86に用紙Pを搬送する。なお、本例の処理液乾燥処理ドラム116は、外周面上の2カ所にグリッパ116Aが配設され、1回の回転で2枚の用紙Pが搬送できるように構成されている。処理液乾燥処理ドラム116と処理液付与ドラム112は、互いの用紙Pの受け取りと受け渡しのタイミングが合うように、回転が制御される。すなわち、同じ周速度となるように駆動されるとともに、互いのグリッパの位置が合うように駆動される。
用紙搬送ガイド118は、処理液乾燥処理ドラム116による用紙Pの搬送経路に沿って配設され、用紙Pの搬送をガイドする。
処理液乾燥処理ユニット120は、処理液乾燥処理ドラム116の内側に設置され、処理液乾燥処理ドラム116によって搬送される用紙Pの表面に向けて、気流発生装置10からの吸引空気を電気ヒータで加熱した乾燥風を吹き当てて乾燥処理する。これにより、処理液中の溶媒成分が除去されて用紙Pの表面にインク凝集層が形成される。本例では、2台の処理液乾燥処理ユニット120が、処理液乾燥処理ドラム内に配設され、処理液乾燥処理ドラム116によって搬送される用紙Pの表面に向けて乾燥風を吹き当てる構成とされている。
〈画像記録部〉
画像記録部86は、用紙Pの印刷面にC、M、Y、Kの各色のインク(水性UVインク)の液滴を打滴して、用紙Pの印刷面にカラー画像を描画する。この画像記録部86は、主として、用紙Pを搬送する画像記録ドラム122と、画像記録ドラム122によって搬送される用紙Pを押圧して、用紙Pを画像記録ドラム122の周面に密着させる用紙押さえローラ124と、用紙PにC、M、Y、Kの各色のインク滴を吐出する吐出ヘッドの一例としてのインクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kと、用紙Pに記録された画像を読み取るインラインセンサ128と、インクミストを捕捉するミストフィルタ60と、ドラム冷却ユニット62とで構成される。
画像記録ドラム122は、処理液乾燥処理部90の処理液乾燥処理ドラム116から用紙Pを受け取り、インク乾燥処理部98へと用紙Pを搬送する。画像記録ドラム122は、円筒状に形成され、図示しないモータに駆動されて回転する。画像記録ドラム122の外周面上には、グリッパ122Aが備えられ、このグリッパ122Aによって用紙Pの先端が把持される。画像記録ドラム122は、このグリッパ122Aによって用紙Pの先端を把持して回転することにより、用紙Pを周面に巻き掛けながら、インク乾燥処理部98へと用紙Pを搬送する。また、画像記録ドラム122は、その周面に多数の吸引穴(図示せず)が所定のパターンで形成される。吸引穴は、気流発生装置10と接続されており、穴部から空気を吸引する。画像記録ドラム122の周面に巻き掛けられた用紙Pは、この吸引穴から吸引されることにより、画像記録ドラム122の周面に吸着保持されながら搬送される。これにより、高い平滑性をもって用紙Pを搬送することができる。
なお、この吸引穴からの吸引は一定の範囲でのみ作用し、所定の吸引開始位置から所定の吸引終了位置との間で作用する。吸引開始位置は、用紙押さえローラ124の設置位置に設定され、吸引終了位置は、インラインセンサ128の設置位置の下流側に設定される(たとえば、インク乾燥処理部98に用紙を受け渡す位置に設定される。)。すなわち、少なくともインクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kの設置位置(画像記録位置)とインラインセンサ128の設置位置(画像読取位置)では、用紙Pが画像記録ドラム122の周面に吸着保持されるように設定される。
なお、用紙Pを画像記録ドラム122の周面に吸着保持させる機構は、上記の負圧による吸着方法に限らず、静電吸着による方法を採用することもできる。
また、本例の画像記録ドラム122は、外周面上の2カ所にグリッパ122Aが配設され、1回の回転で2枚の用紙Pが搬送できるように構成されている。画像記録ドラム122と処理液乾燥処理ドラム116は、互いの用紙Pの受け取りと受け渡しのタイミングが合うように、回転が制御される。すなわち、同じ周速度となるように駆動されるとともに、互いのグリッパの位置が合うように駆動される。
用紙押さえローラ124は、画像記録ドラム122の用紙受取位置(処理液乾燥処理ドラム116から用紙Pを受け取る位置)の近傍に配設される。この用紙押さえローラ124は、ゴムローラで構成され、画像記録ドラム122の周面に押圧当接させて設置される。処理液乾燥処理ドラム116から画像記録ドラム122に受け渡された用紙Pは、この用紙押さえローラ124を通過することによりニップされ、画像記録ドラム122の周面に密着させられる。
4台のインクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kは、画像記録ドラム122による用紙Pの搬送経路に沿って一定の間隔をもって配置される。このインクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kは、用紙幅に対応したラインヘッドで構成され、ノズル面が画像記録ドラム122の周面に対向するように配置される。各インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kは、ノズル面に形成されたノズル列から、画像記録ドラム122に向けてインクの液滴を吐出することにより、画像記録ドラム122によって搬送される用紙Pに画像を記録する。
なお、上記のように、各インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kから吐出させるインクは、水性UVインクが用いられる。水性UVインクは、打滴後に紫外線(UV)を照射することにより、硬化させることができる。
インラインセンサ128は、画像記録ドラム122による用紙Pの搬送方向に対して、最後尾のインクジェットヘッド56Kの下流側に設置され、インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kで記録された画像を読み取る。このインラインセンサ128は、たとえば、ラインスキャナで構成され、画像記録ドラム122によって搬送される用紙Pからインクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kによって記録された画像を読み取る。
なお、インラインセンサ128の下流側には、インラインセンサ128に近接して接触防止板126が設置される。この接触防止板126は、搬送の不具合等によって用紙Pに浮きが生じた場合に、用紙Pがインラインセンサ128に接触するのを防止する。
ミストフィルタ60は、最後尾のインクジェットヘッド54Kとインラインセンサ128との間に配設され、画像記録ドラム122の周辺の空気を吸引してインクミストを捕捉する。このように、画像記録ドラム122の周辺の空気を吸引してインクミストを捕捉することにより、インラインセンサ128へのインクミストの進入を防止でき、読み取り不良等の発生を防止できる。
ドラム冷却ユニット62は、画像記録ドラム122に気流発生装置10から供給された冷風を吹き当てて、画像記録ドラム122を冷却する。このドラム冷却ユニット62は、主として、エアコン(図示せず)と、そのエアコンから供給される冷気を画像記録ドラム122の周面に吹き当てるダクト62Aとで構成される。ダクト62Aは、画像記録ドラム122に対して、用紙Pの搬送領域以外の領域に冷気を吹き当てて、画像記録ドラム122を冷却する。本例では、画像記録ドラム122のほぼ上側半分の円弧面に沿って用紙Pが搬送されるので、ダクト62Aは、画像記録ドラム122のほぼ下側半分の領域に冷気を吹き当てて、画像記録ドラム122を冷却する構成とされている。具体的には、ダクト62Aの吹出口が、画像記録ドラム122のほぼ下側半分を覆うように円弧状に形成され、画像記録ドラム122のほぼ下側半分の領域に冷気が吹き当てられる構成とされている。
ここで、画像記録ドラム122を冷却する温度は、インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kの温度(特にノズル面の温度)との関係で定まり、インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kの温度よりも低い温度となるように冷却される。これにより、インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kに結露が生じるのを防止することができる。すなわち、インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kよりも画像記録ドラム122の温度を低くすることにより、画像記録ドラム側に結露を誘発することができ、インクジェットヘッド54C、54M、54Y、54Kに生じる結露(特にノズル面に生じる結露)を防止することができる。
〈インク乾燥処理部〉
インク乾燥処理部98は、画像記録後の用紙Pを乾燥処理し、用紙Pの記録面に残存する液体成分を除去する。インク乾燥処理部98は、主として、画像が記録された用紙Pを搬送するチェーングリッパ64と、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pにバックテンションを付与するバックテンション付与手段の一例としてのバックテンション付与機構66と、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pを乾燥処理する乾燥ユニットの一例としてのインク乾燥処理ユニット68とで構成される。
チェーングリッパ64は、インク乾燥処理部98、水付与部80、UV照射処理部92、排紙部96において共通して使用される用紙搬送機構であり、画像記録部86から受け渡された用紙Pを受け取って、排紙部96まで搬送する。
このチェーングリッパ64は、主として、画像記録ドラム122に近接して設置される第1スプロケット64Aと、排紙部96に設置される第2スプロケット64Bと、第1スプロケット64Aと第2スプロケット64Bとに巻き掛けられる無端状のチェーン64Cと、チェーン64Cの走行をガイドする複数のチェーンガイド(図示せず)と、チェーン64Cに一定の間隔をもって取り付けられる複数のグリッパ64Dとで構成される。第1スプロケット64Aと、第2スプロケット64Bと、チェーン64Cと、チェーンガイドとは、それぞれ一対で構成され、用紙Pの幅方向の両側に配設される。グリッパ64Dは、一対で設けられるチェーン64Cに掛け渡されて設置される。
第1スプロケット64Aは、画像記録ドラム122から受け渡される用紙Pをグリッパ64Dで受け取ることができるように、画像記録ドラム122に近接して設置される。この第1スプロケット64Aは、図示しない軸受に軸支されて、回転自在に設けられるとともに、図示しないモータが連結される。第1スプロケット64A及び第2スプロケット64Bに巻き掛けられるチェーン64Cは、このモータを駆動することにより走行する。
第2スプロケット64Bは、画像記録ドラム122から受け取った用紙Pを排紙部96で回収できるように、排紙部96に設置される。すなわち、この第2スプロケット64Bの設置位置が、チェーングリッパ64による用紙Pの搬送経路の終端とされる。この第2スプロケット64Bは、図示しない軸受に軸支されて、回転自在に設けられる。チェーン64Cは、無端状に形成され、第1スプロケット64Aと第2スプロケット64Bとに巻き掛けられる。
チェーンガイドは、所定位置に配置されて、チェーン64Cが所定の経路を走行するようにガイドする(=用紙Pが所定の搬送経路を走行して搬送されるようにガイドする。)。本例のインクジェット記録装置14では、第2スプロケット64Bが第1スプロケット64Aよりも高い位置に配設される。このため、チェーン64Cが、途中で傾斜するような走行経路が形成される。具体的には、第1水平搬送経路70Aと、傾斜搬送経路70Bと、第2水平搬送経路70Cとで構成される。
第1水平搬送経路70Aは、第1スプロケット64Aと同じ高さに設定され、第1スプロケット64Aに巻き掛けられたチェーン64Cが、水平に走行するように設定される。第2水平搬送経路70Cは、第2スプロケット64Bと同じ高さに設定され、第2スプロケット64Bに巻き掛けられたチェーン64Cが、水平に走行するように設定される。傾斜搬送経路70Bは、第1水平搬送経路70Aと第2水平搬送経路70Cとの間に設定され、第1水平搬送経路70Aと第2水平搬送経路70Cとの間を結ぶように設定される。
チェーンガイドは、この第1水平搬送経路70Aと、傾斜搬送経路70Bと、第2水平搬送経路70Cとを形成するように配設される。具体的には、少なくとも第1水平搬送経路70Aと傾斜搬送経路70Bとの接合ポイント、及び、傾斜搬送経路70Bと第2水平搬送経路70Cとの接合ポイントに配設される。
グリッパ64Dは、チェーン64Cに一定の間隔をもって複数取り付けられる。このグリッパ64Dの取り付け間隔は、画像記録ドラム122からの用紙Pの受け取り間隔に合わせて設定される。すなわち、画像記録ドラム122から順次受け渡される用紙Pをタイミングを合わせて画像記録ドラム122から受け取ることができるように、画像記録ドラム122からの用紙Pの受け取り間隔に合わせて設定される。
チェーングリッパ64は、以上のように構成される。上記のように、第1スプロケット64Aに接続されたモータ(図示せず)を駆動すると、チェーン64Cが走行する。チェーン64Cは、画像記録ドラム122の周速度と同じ速度で走行する。また、画像記録ドラム122から受け渡される用紙Pが、各グリッパ64Dで受け取れるようにタイミングが合わせられる。
バックテンション付与機構66は、チェーングリッパ64によって先端を把持されながら搬送される用紙Pにバックテンションを付与する。図2及び図3に示すように、このバックテンション付与機構66は、主として、ガイドプレート72と、そのガイドプレート72の上面に形成される多数の吸引穴から空気を吸引する複数の吸引ファンと、を備えている。また、ガイドプレート72の下面には、吸引した空気を吐き出すための多数の穴204が設けられている。
ガイドプレート72は、用紙幅に対応した幅を有する中空状のボックスプレートで構成される。このガイドプレート72は、チェーングリッパ64による用紙Pの搬送経路(=チェーンの走行経路)に沿って配設される。具体的には、第1水平搬送経路70Aと傾斜搬送経路70Bとを走行するチェーン64Cに沿って配設され、チェーン64Cから所定距離離間して配設される。チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pは、その裏面(画像が記録されていない側の面)が、このガイドプレート72の上面(チェーン64Cと対向する面:摺接面)の上を摺接しながら搬送される。
ガイドプレート72の摺接面(上面)には、多数の吸引穴200が所定のパターンで多数形成される。上記のように、ガイドプレート72は、中空のボックスプレートで形成される。吸引ファン202は、このガイドプレート72の中空部(内部)を吸引する。これにより、摺接面に形成された吸引穴200から空気が吸引される。
ガイドプレート72の吸引穴200から空気が吸引されることにより、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pの裏面が吸引穴200に吸引される。これにより、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pにバックテンションが付与される。
上記のように、ガイドプレート72は、第1水平搬送経路70Aと傾斜搬送経路70Bとを走行するチェーン64Cに沿って配設されるので、第1水平搬送経路70Aと傾斜搬送経路70Bとを搬送されている間、バックテンションが付与される。
図1に示すように、インク乾燥処理ユニット68は、チェーングリッパ64の内部(特に第1水平搬送経路70Aを構成する部位の前半側)に設置され、第1水平搬送経路70Aを搬送される用紙Pに対して乾燥処理を施す。このインク乾燥処理ユニット68は、第1水平搬送経路70Aを搬送される用紙Pの記録面に乾燥風を吹き付けて乾燥処理する。インク乾燥処理ユニット68は、第1水平搬送経路70Aに沿って複数台配置される。この設置数は、インク乾燥処理ユニット68の処理能力や用紙Pの搬送速度(=印刷速度)等に応じて設定される。すなわち、画像記録部86から受け取った用紙Pが第1水平搬送経路70Aを搬送されている間に乾燥させることができるように設定される。したがって、第1水平搬送経路70Aの長さも、このインク乾燥処理ユニット68の能力を考慮して設定される。なお、このインク乾燥処理ユニット68の構成については、後に詳述する。
〈水付与部〉
水付与部80は、チェーングリッパ64の内部(特に第1水平搬送経路70Aを構成する部位の後半側)に設置され、第1水平搬送経路70Aを搬送されるインク乾燥処理部98を通過した後の用紙Pに対して水を付与する。水付与部80は、主として、乾燥処理された用紙Pを搬送するチェーングリッパ64と、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pにバックテンションを付与するバックテンション付与機構66と、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pに水を付与する水付与手段の一例としての水付与ユニット82とで構成される。水付与ユニット82は、例えば、用紙Pに微細な水滴を噴霧することで、用紙Pに対して水を付与する。これにより、用紙Pの水分量が調整される。水付与ユニット82は、第1水平搬送経路70Aに沿って複数台配置される。この設置数は、水付与ユニット82の処理能力や用紙Pの搬送速度(=印刷速度)等に応じて設定される。すなわち、インク乾燥処理ユニット68による用紙の乾燥後、用紙Pが第1水平搬送経路70Aを搬送されている間に用紙Pの所定量の水分を付与することができるように設定される。
〈UV照射処理部〉
UV照射処理部92は、水性UVインクを用いて記録された画像に紫外線(UV)を照射して、画像を定着させる。このUV照射処理部92は、主として、用紙Pを搬送するチェーングリッパ64と、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pにバックテンションを付与するバックテンション付与機構66と、チェーングリッパ64によって搬送される用紙Pに紫外線を照射する定着ユニットの一例としてのUV照射ユニット74とで構成される。 上記のように、チェーングリッパ64とバックテンション付与機構66は、インク乾燥処理部98、水付与部80及び排紙部96と共に共通して使用される。
UV照射ユニット74は、チェーングリッパ64の内部(特に傾斜搬送経路70Bを構成する部位)に設置され、傾斜搬送経路70Bを搬送される用紙Pの記録面に紫外線を照射する。このUV照射ユニット74は、紫外線ランプ(UVランプ)を備え、傾斜搬送経路70Bに沿って複数配設される。そして、傾斜搬送経路70Bを搬送される用紙Pの記録面に向けて紫外線を照射する。このUV照射ユニット74の設置数は、用紙Pの搬送速度(=印刷速度)等に応じて設定される。すなわち、用紙Pが傾斜搬送経路70Bを搬送されている間に照射した紫外線によって画像を定着させることができるように設定される。したがって、傾斜搬送経路70Bの長さも、この用紙Pの搬送速度等を考慮して設定される。
〈排紙部〉
排紙部96は、一連の画像記録処理が行われた用紙Pを回収する。この排紙部96は、主として、UV照射された用紙Pを搬送するチェーングリッパ64と、用紙Pを積み重ねて回収する排紙台76とで構成される。
上記のように、チェーングリッパ64は、インク乾燥処理部98及びUV照射処理部92と共に共通して使用される。チェーングリッパ64は、排紙台76の上で用紙Pを開放し、排紙台76の上に用紙Pをスタックさせる。 排紙台76は、チェーングリッパ64から開放された用紙Pを積み重ねて回収する。この排紙台76には、用紙Pが整然と積み重ねられるように、用紙当て(前用紙当て、後用紙当て、横用紙当て等)が備えられる(図示せず)。
また、排紙台76は、図示しない排紙台昇降装置によって昇降可能に設けられる。排紙台昇降装置は、排紙台76にスタックされる用紙Pの増減に連動して、その駆動が制御され、最上位に位置する用紙Pが常に一定の高さに位置するように、排紙台76を昇降させる。
次に、効果検証結果について図6、図7を用いて説明する。
図6(A)は、騒音測定位置を示す平面図であり、図6(B)は、測定結果をまとめた表である。騒音測定は、上述した、ドイツ国の認証機関BGが定めた規格に基づいて、画像形成装置14の周囲を矩形に囲む測定位置で実測し、結果を認証基準値と比較した。
図6(A)において、矢印Fの方向が、画像形成装置14の操作部が設けられた面(正面)であり、矢印Rの方向が画像形成装置14の用紙を給紙する給紙部が設けられた給紙側であり、矢印Lの方向が、画像形成装置14の画像が形成された用紙は排紙される排紙部が設けられた排紙側である。上述した気流発生装置10は、矢印Bで示す面、即ち正面に対して背面側に配置されている。
騒音の測定位置は、図6(A)の黒丸S1〜S8印で示す、画像形成装置14を矩形状に囲む8か所である。測定点8か所は、いずれも、床面から高さ1.6mの位置(基準高さ)である。
騒音の結果を図6(B)の表に示す。図6(B)の左端の欄に示す8か所の測定位置における、改善前と改善後の騒音値(Aスケール)を対比して示している。
ここに、改善前の気流発生装置は、図示は省略するが、筐体の側壁に設けられた空気取込み口の接続部は、水平方向に3個並べられ、最上部の接続部の中心部の高さが、床面から1338mmである。また、筐体の接続部と異なる側壁に設けられが排気口は、水平方向に3個並べられ、最上部の排気口の床面からの高さが1043mmとされている。
これに対し、改善後の気流発生装置は、図1に示した本実施形態の気流発生装置10であり、筐体12の側壁に設けられた空気取込み口の接続部26A、26B、26Cは、鉛直方向に3個並べられ、最上部の接続部26Aの中心部の高さH2が、床面から0.8mmとされている。また、筐体の上面に設けられが排気口は、上面に水平方向に3個が配置され、筐体12の上面57の床面からの高さが2.0mmとされている。
結果から、例えば、画像形成装置14の正面における測定位置S3では、改善前には81dB(A)であった騒音レベルが、改善後は、74dB(A)に低下しており、約7dB(A)の低減効果が見られた。また、気流発生装置10の近傍の測定位置S7では、改善前の騒音値は、87dB(A)であったが、改善後は、74dB(A)に低下しており、約13dB(A)の低減効果が見られた。このことから、気流発生装置10の改良が、騒音低減に大きく貢献したことが認められる。なお、計測室の暗騒音は、72dB(A)であった。
図6(C)の表には、ドイツ国の認証機関BGの認証基準値を示している。認証基準値は用紙の最大幅で区分され、例えば、最大紙幅が450mm以上である本実施形態の画像形成装置14では、8か所の中での実測された最大値が82dB(A)以下であることが要求されている。本実施形態の気流発生装置10を組み込んだ画像形成装置14(改善後)では、8か所の中での最大騒音値が、測定位置S1における騒音値76dB(A)となっており、要求使用を満たすことができた。
図7は温度上昇の測定結果を示している。
図7(A)は気流発生装置10の内部の温度計測位置を示す正面図であり、図7(B)は温度測定結果をまとめた表である。温度測定位置は、図7(A)の黒丸印で示す6か所T1〜T6である。即ち、第1ブロア20、第2ブロア22、第3ブロア24のそれぞれの近傍3か所(測定点T1、T2、T3)、及び真空ポンプ47、真空ポンプ48、真空ポンプ49それぞれの近傍の3か所(測定点T4、T5、T6)で測定した。
図7(B)は、測定結果を示す図であり、改善前と改善後の値を測定した。改善前と改善後は、上述して騒音測定時の場合と同じである。例えば、第3ブロア24の測定点T1の温度は、改善前では31℃(温度上昇Δt=8.7℃)であったが、改善後では26.2(温度上昇Δt=2.2℃)となり、温度上昇が小さくなっている。
同様に、例えば、真空ポンプ47の測定点T4は、改善前の温度は30.2℃(温度上昇Δt=7.2℃)であったが、本実施形態の気流発生装置10(改善後)の温度は26.4(温度上昇Δt=2.4℃)となり、温度上昇が小さくなっている。このことから、筐体12の内部の空気流の改善が、温度低減に大きく貢献したことが認められる。なお、計測時の室温は、改善前が23.0℃、改善後が24.0℃であった。
10 気流発生装置
12 筐体
14 画像形成装置
16 画像形成装置本体
20 第1ブロア(吸引装置)
22 第2ブロア(吸引装置)
24 第3ブロア(吸引装置)
26 接続部
28 排気口
30 底面取込み口
34 有圧換気扇
38 吸気ダクト
39 排気ダクト
40 仕切板
50 床面
H1 基準高さ
H2 吸気口高さ
H3 排出口高さ

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられた吸引装置と、
    一端が前記吸引装置の吸引口に接続され、他端の吸気口が、画像形成装置本体が設置される床面から計測される基準高さより下方に位置する吸気ダクトと、
    一端が前記吸引装置の排出口へ接続され、他端が前記基準高さより上方にあり、前記筐体の上面に設けられた排気口に接続される排気ダクトと、
    を有する気流発生装置。
  2. 前記筐体内部を上下に仕切る仕切板と、
    前記筐体の底面に形成され、前記筐体へ空気を取り込む底面取入口と、
    前記仕切板の上の上室へ設けられ、前記底面取入口から空気を取り入れ、前記筐体の上面から排出させる排出装置と、
    前記仕切板に設けられ、前記下室から前記上室へ向かう空気通路を形成する開口部と、
    を有する請求項1に記載の気流発生装置。
  3. 前記筐体の上面に形成され、前記筐体へ空気を取り込む上面取入口と、
    前記上面取入口と前記吸引装置の間に設けられ、前記上面取入口から取り込まれた前記空気を前記吸引装置へ導く整流板と、
    を有する請求項1又は2に記載の気流発生装置。
  4. 前記排出装置は有圧換気扇である請求項2又は3に記載の気流発生装置。
  5. 前記吸引装置は、吸引圧力の異なる第1ブロア、第2ブロア、第3ブロアの3種類のブロアで構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の気流発生装置。
  6. 前記仕切板の前記開口部は、前記第1ブロア、前記第2ブロア、前記第3ブロアの位置に対応させて開口されている請求項5に記載の気流発生装置。
  7. 前記吸気ダクトは3本が上下方向に配置され、前記吸気ダクトの他端の吸気口は、前記画像形成装置本体から延出された本体側吸気ダクトと接続され、前記吸気ダクトの最上部の高さが前記基準高さより低い請求項1〜6のいずれか1項に記載の気流発生装置。
  8. 前記筐体の内側には吸音材が貼られている請求項1〜7のいずれか1項に記載の気流発生装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の気流発生装置と、
    前記気流発生装置が発生させる吸引空気で記録媒体を吸着搬送する搬送装置と、
    搬送される前記記録媒体にインクを噴射して記録する記録ヘッドと、
    を有する画像形成装置。
  10. 前記気流発生装置は、前記画像形成装置本体の操作部が設けられた正面側と反対の裏面側に配置されている請求項9に記載の画像形成装置。
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