JP2016154705A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊り棒と摺動部材の摺動により減衰力を発生させる防振装置において、摺動部材を成形するときに金型から摺動部材を強引に抜くことなく、摺動部材の局所的な塑性変形(へたり)も抑えることを可能にし、生産性や信頼性が高い防振装置を有する洗濯機を提供することにある。【解決手段】本発明は、底部に回転翼を有する内槽と、該内槽を内包する外槽と、該外槽を収納する外枠と、防振装置によって前記外槽を前記外枠に懸架支持する洗濯機において、前記防振装置は一端を前記外枠に支持され、他端にばね座を介して圧縮ばねを支持する吊り棒と、該吊り棒と摺動する摺動部材と、前記吊り棒と前記摺動部材との間に介在された潤滑剤とを備え、前記摺動部材の貫通孔の少なくとも上面または下面が多角形であるように構成した。【選択図】 図2

Description

本発明は、洗濯機に関するものであり、特に外槽の振動を抑制する防振装置に関するものである。
一般的な洗濯機は、底部に回転翼を有する内槽と、この内槽を内包する外槽と、この外槽を収納する外枠と、外槽を外枠に懸架支持する防振装置と、回転翼を取り付けた洗濯軸と、この洗濯軸を駆動するモータとを備えた構成となっている。このような構成の洗濯機において、洗いおよびすすぎ工程後に内槽内の衣類が片寄った状態で、遠心脱水工程のために内槽を高速で回転する場合、回転速度を上昇させる過程において、外槽の共振により外槽に振動が発生し、洗濯機に大きな振動や騒音が発生する。そこで、防振装置により外槽の振動を低減するとともに、外槽に生じる振動が外枠に伝わることを低減するように保持されている。このような防振装置として、例えば、特開平8−10489号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
振動防止装置は、長手の案内棒と、該案内棒が通される貫通孔を有し、水槽から荷重を受けると案内棒に沿って摺動し変位するゴム体と、前記案内棒に沿って変位するゴム体により伸縮されるコイルばねと、前記案内棒とゴム体との間に介在された潤滑材と、前記ゴム体の変位内容に応じて前記ゴム体を締め付けてゴム体と案内棒との摺動抵抗を変化させる締付手段とを備え、前記ゴム体には、前記案内棒が挿通された貫通孔の内面に潤滑材を貯留する凹部が形成されている。前記凹部は、貫通孔の内周方向に延びる環状凹溝や貫通孔の軸方向に延びる凹溝や多数の微細な凹陥部を含む、と記載されている。
特開平8−10489号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術には、生産性や信頼性については考慮されていない。例えば、ゴム体に設ける凹部が環状溝や多数の微細な凹陥部の場合、ゴム体の溝部が貫通孔の内周面より外周側に配置されるため、ゴム体を成形するときに金型の凹部を成形する部分(金型では凸形状になる)がゴム体の貫通孔の内周面より外周側に存在することになる。そのため、案内棒の軸方向に金型を抜く場合には、ゴム体の凹部に金型が入りこんでいる状態で強引に抜くことになる。材質がゴムのため強引に抜くことは可能であるが、ゴム体や金型に負担がかかるため、寸法精度の悪化や金型寿命を短くしてしまうという問題がある。
また、ゴム体に設ける凹部が貫通孔の軸方向に延びる凹溝の場合、凹溝の有無によりゴム体の剛性が異なってしまい、押し付け力が同じでも変形量が異なってしまう。つまり、ゴム体の凹溝方向に案内棒が押し付けられる場合は、凹溝部では力を受けることができないため、凹溝横の摺動面角部(摺動面と凹溝部が交わる個箇所)のみで力を受けることになる。このため、摺動面全体で力を受ける他方向より力を受ける面積が少なくなるので、ゴム体の摺動面角部の応力が大きくなる。これにより、ゴム体の摺動面角部で局所的な塑性変形(へたり)や摩耗が発生しやすいという問題がある。
本発明の目的は、吊り棒と摺動部材の摺動により減衰力を発生させる防振装置において、摺動部材を成形するときに金型から摺動部材を強引に抜くことなく、摺動部材の局所的な塑性変形(へたり)も抑えることを可能にし、生産性や信頼性が高い防振装置を有する洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、一例として、底部に回転翼を有する内槽と、該内槽を内包する外槽と、該外槽を収納する外枠と、防振装置によって前記外槽を前記外枠に懸架支持する洗濯機において、前記防振装置は一端を前記外枠に支持され、他端にばね座を介して圧縮ばねを支持する吊り棒と、該吊り棒と摺動する摺動部材と、前記吊り棒と前記摺動部材との間に介在された潤滑剤とを備え、前記摺動部材の貫通孔の少なくとも上面または下面が多角形であるように構成した。
本発明によれば、吊り棒と摺動部材の摺動により減衰力を発生する防振装置において、摺動部材の吊り棒が捜通された貫通孔を軸方向から見て多角形に形成することにより、摺動部材を成形するときに金型から摺動部材を抜きやすくなる。そして、貫通孔の多角形の辺部で吊り棒と摺動するため、前述した凹溝のように力を受ける面積が欠如することはないため、凹溝のように局所的に剛性が低い部分がなく、局所的に高い応力が発生しにくい。また、平面と丸棒の接触のため、押し付け力が大きくなり変形量が増加すると、これに伴い接触面積も増加し力を受ける面積が増加するので、応力が局所的に大きくなることを緩和できる。このため、貫通孔の辺部方向に押し付けられ一辺で押し付け力を受ける場合も、貫通孔の角部方向に押し付けられ二辺で押し付け力を受ける場合も、局所的に高い応力が発生しにくい構造となる。これにより、局所的な塑性変形(へたり)や摩耗を防止できる。また、貫通孔の多角形の辺部が摺動部に、角部が潤滑剤溜めになるので、摺動部材の吊り棒の軸方向長さに渡って摺動部分と潤滑剤が当接することができ、摺動部分の潤滑剤切れの防止ができる。これにより、生産性と信頼性が高い防振装置を有した洗濯機を提供できる。
実施例1に係る洗濯機の概略縦断面図である。 実施例1に係る防振装置の概略縦断面図である。 実施例1に係る防振装置の図2のA−A線についての概略断面図である。 実施例2に係る防振装置の概略縦断面図である。 実施例2に係る防振装置の図4のB−B線についての概略断面図である。 実施例3に係る洗濯機の概略縦断面図である。 実施例3に係る防振装置の概略縦断面図である。 実施例3に係る防振装置の図7のC−C線についての概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図を参考にして詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る洗濯機の概略を説明する縦断面図である。この図では、洗濯機の基本構成要素のみについて記載し、その他の要素、例えばパネルスイッチ等は省略し図示していない。その主要構成は、外枠1とこの外枠1に防振装置2を介して弾性支持されている合成樹脂製の外槽3、この外槽3に内装され回転翼4を内装し衣類などの洗濯物の不つりあいをキャンセルするための流体バランサ10を装着するSUS製の内槽5、この内槽5を脱水軸12に固定するためのアルミ製のフランジ6、このフランジ6を支え脱水軸12と内外二重構造を構成する洗濯軸11を駆動するときに歯車にて減速する減速機構7、この減速機構7と同一軸上に設けられたモータ8、このモータ8及び減速機構7を支持し外槽3に保持されている取付板9である。上記構成において、モータ8は洗いやすすぎ工程時に減速機構7を介し洗濯軸11を経て回転翼4のみを回転させ、脱水工程時には脱水軸12を経て内槽5および回転翼4をともに高速回転させて遠心脱水を行う。ここで、内槽5の外周部には多数の通水孔5aが設けられているので、高速回転に伴って洗濯物に含まれていた水が絞り出される。このとき内槽5の中の洗濯物に片寄りが生じると、内槽5および外槽3は振動し、特に脱水回転開始時における共振により大きく振動する。この振動を抑えるための減衰力を付与するとともに、外槽3の振動が外枠1に伝わらないようにするため防振装置2で保持されている。
本発明の実施形態1に係る防振装置2について、図1と図2、図3を用いて説明する。図2は防振装置2の下側部分の概略縦断面図である。図3は図2に示したA−A線の概略断面図である。防振装置2は、外槽3を外枠1に揺動自在に懸架支持するための球状面を有するスライダ13、一端をスライダ13に保持され他端にばね座19を介して外槽3を弾性支持するための防振ばね18を支持する吊り棒14、この吊り棒14を貫通し外槽3と当接する滑動体15、この滑動体15の下側に配設し防振ばね18と当接する上部が開放され有底の筒体16、この筒体16に内包され吊り棒14の外周面を摺動する摺動部材17、この摺動部材17と吊り棒14との間に介在された潤滑剤(図示せず)で構成さている。なお、この摺動部材17は変形可能なゴムなどの弾性体で構成されており、潤滑剤は一般的に半固体状のグリースなどを使用している。
外槽3が振動し、外槽3の滑動体15と当接する部分が上下方向に振動すると、滑動体15や筒体16も吊り棒14の軸方向(上下方向)に振動する。これにより、外枠1から揺動自在に支持され上下動しない吊り棒14と滑動体15及び筒体16は相対的に往復動することになる。このため、筒体16の内周面に配された摺動部材17も吊り棒14と相対的に往復動することになる。これにより、摺動部材17の内接面が吊り棒14の外周面と摺動し、クーロン摩擦力が発生し、これが減衰力として働き振動を抑制する。そして、摺動部材17を吊り棒14に押し付ける力が大きいと、発生する減衰力も大きくなる。また、防振装置2の防振ばね18により、外槽3を外枠1に弾性的に懸架支持し、外槽3の振動を外枠1に伝え難い構造になっている。なお、吊り棒14と摺動部材17の摺動面の潤滑材が枯渇すると、特に摺動部材17の摩耗が進行し、初期の減衰力を保てなくなるため外槽3の振動が増加し、長期にわたり安定した性能を維持できなくなる。
そこで、図3に示すように、摺動部材17の吊り棒14が捜通された貫通孔17aを吊り棒14の軸方向から見て多角形に形成することにより、貫通孔17aの多角形の辺部17bが摺動部に、角部17cが潤滑剤溜めになるので、摺動部材17の吊り棒14の軸方向長さに渡って摺動部分と潤滑剤が当接することができ、摺動部分の潤滑剤切れの防止ができる。また、貫通孔17aが、吊り棒14の軸方向長さに渡りほぼ同じ形状をしているため、摺動部材17を成形する場合に、吊り棒14の軸方向に金型から摺動部材を抜きやすい構造になる。このため、摺動部材17や金型に負担がかからないので、寸法精度や金型寿命の低下を防止できる。また、摺動部材17の上面(摺動部材17の吊り棒14軸方向上側端面)と下面(摺動部材17の吊り棒14軸方向下側端面)において、貫通孔17aの形状は略同一形状としているが、貫通孔17aの下面の形状を円形にすることにより、貫通孔17aの下面と吊り棒14は全周で当接できる。これにより、貫通孔17aに潤滑剤を溜めやすくなり、長時間運転しない場合などでも、貫通孔17aに潤滑剤を保持するでき、摺動部分の潤滑剤切れをさらに防止できる。なお、貫通孔17aの形状は、図3のような六角形に限定することはなく、三角形以上でよく、辺部17bや角部17cが曲線状であってもよい。そして、貫通孔17aの端部に面取り等の傾斜をつけてもよい。また、滑動体15と筒体16は、別部品ではなく一体成型品でもよい。
図4は、本発明の実施形態2に係る防振装置21の下側部分の概略縦断面図である。図5は、図4に示したB−B線の概略断面図である。洗濯機全体構成は、実施形態1と同様であるため説明は省略し、防振装置21のみについて説明を行う。
実施例1で述べたように、外槽3の振動を抑えるための減衰力は、摺動部材25の内接面が吊り棒22の外周面と摺動し、クーロン摩擦力が発生し、これが減衰力として働いている。この減衰力は、摺動部材25の押し付け力が大きいほど大きくなる。つまり、摺動部材25の径方向の寸法誤差が、減衰力の増減に影響を与えることになる。また、摩耗しにくい硬いゴム等で製造すると、寸法誤差の影響はより大きくなる。そのため、図4と図5に示すように、摺動部材25の吊り棒22が捜通された貫通孔25aを軸方向から見て多角形に形成し、その辺部25bの外周側に貫通孔25aより小さい小孔25dを設けることにより、辺部25bの剛性を低減でき径方向の寸法誤差の影響を小さくできる。また、小孔25dも貫通孔25aと同様に、吊り棒22の軸方向長さに渡りほぼ同じ形状をしているため、摺動部材25を成形する場合に、軸方向に金型から摺動部材を抜きやすい構造になる。これにより、摺動部材25や金型に負担がかからないため、寸法精度や金型寿命の低下を防止できる。なお、摺動部材25の製造時の金型の都合上、小孔25dの一部分が埋まった状態でも、摺動する25bの剛性を小さくできればよい。また、小孔25dの形状は、図5のような楕円でなくでも、円形や矩形、扇形でもよい。
図6は、本発明の実施形態3に係る洗濯機の概略を説明する縦断面図である。この図では、洗濯機の基本構成要素のみについて記載し、その他の要素、例えばパネルスイッチ等は省略し図示していない。この主要構成は、外周部に多数の通水孔43aを有し洗濯物を洗濯脱水するために回転するドラム43、このドラム43を内包する外槽42、この外槽42を収納する筐体41、この筐体41と外槽42との間に装備し外槽42の荷重を受ける防振ばね48、外槽42と筐体41の間に装備し外槽42の振動を抑制する防振ダンパ49、ドラム43を駆動するドラム駆動用モータ44、一端をドラム43の回転中心に固定した回転軸45、筐体41に設けた洗濯物の出し入れを行うとともに、水漏れや洗濯物の飛び出しを防止するドア47、外槽42と筐体41の開口部を弾性接続するベローズ46である。上記構成において、洗いやすすぎ工程時にドラム43はドラム駆動用モータ44により低速回転駆動され、ドラム43内の洗濯物を持ち上げ水面上に落下させて洗浄・濯ぎを行う。脱水工程時には、ドラム43をより高速回転させて遠心脱水を行う。このときドラム43の内の洗濯物に片寄りが生じると、ドラム43および外槽42は振動し、特に脱水回転開始時における外槽42の共振により大きく振動する。この振動を抑えるために減衰力を付与するとともに、外槽42の振動が筺体41に伝わらないようにするため防振ダンパ49で保持されている。
本発明の実施形態3に係る防振ダンパ49について、図6と図7、図8を用いて説明する。図7は、防振ダンパ49の概略縦断面図である。図8は、図7に示したC−C線の概略断面図である。防振ダンパ49は、一方の端を外槽42に支持棒50を介して支持させ、他方の端に支持部材51を介して筺体41の下面を支持している。支持部材51の上側に配設し支持棒50を貫通し下部が開放され有底の筒体52、この筒体52の内周部に配設し支持棒50の外周面と摺動する摺動部材53、この摺動部材53と支持棒50との間に介在された潤滑剤(図示せず)で構成さている。なお、この摺動部材53は変形可能なゴムなどの弾性体で構成されており、潤滑剤は一般的に半固体状のグリースなどを使用している。
外槽42が振動し、外槽42の支持棒50取り付け部分が上下方向に振動すると、これと連動して支持棒50も軸方向(上下方向)に振動する。これにより、筺体41に取り付けられ上下動しない支持部材51及び筒体52は、支持棒50と相対的に往復動することになる。このため、筒体52の内周部に配設された摺動部材53も支持棒50と相対的に往復動することになる。これにより、摺動部材53の内接面が支持棒50の外周面と摺動し、クーロン摩擦力が発生し、これが減衰力として働き振動を抑制する。なお、摺動部材53を支持棒50に押し付ける力が大きいと、発生する減衰力も大きくなる。そして、支持棒50と摺動部材53の摺動面の潤滑材が枯渇すると、特に摺動部材53の摩耗が進行し、初期の減衰力を保てなくなるため外槽42の振動が増加し、長期にわたり安定した性能を維持できなくなる。
そこで、図8に示すように、摺動部材53の支持棒50が捜通された貫通孔53aを支持棒50の軸方向から見て多角形に形成することにより、貫通孔53aの多角形の辺部53bが摺動部に角部53cが潤滑剤溜めになるので、摺動部材53の軸方向長さに渡って摺動部分と潤滑剤が当接することができ、摺動部分の潤滑剤切れの防止ができる。また、貫通孔53aが、支持棒50の軸方向長さに渡りほぼ同じ形状をしているため、摺動部材53を成形する場合に、支持棒50の軸方向に金型から摺動部材を抜きやすい構造になる。このため、摺動部材53や金型に負担がかからないので、寸法精度や金型寿命の低下を防止できる。また、摺動部材53の上面(摺動部材53の支持棒50軸方向上側端面)と下面(摺動部材53の支持棒50軸方向下側端面)において、貫通孔53aの形状は略同一形状としているが、貫通孔53aの下面の形状を円形にすることにより、貫通孔53aの下面と支持棒50は全周で当接できる。これにより、貫通孔53aに潤滑剤を溜めやすくなり、長時間運転しない場合などでも、貫通孔53aに潤滑剤を保持するでき、摺動部分の潤滑剤切れをさらに防止できる。なお、貫通孔53aの形状は、図8のような六角形に限定することはなく、三角形以上でよく、辺部53bや角部53cが曲線状であってもよい。そして、貫通孔53aの端部に面取り等の傾斜をつけてもよい。また、支持部材51と筒体52は、別部品ではなく一体成型品でもよい。そして、摺動部材53に実施形態2のように貫通孔53aの辺部53bの外周側に貫通する小孔を設けてもよい。また、実施形態1のようなドラム(図1では内槽5)が略垂直の洗濯機の防振装置2とともに、減衰力を増加する目的で防振ダンパ49を設置してもよい。
1…外枠、2…防振装置、3…外槽、4…回転翼、5…内槽、5a…通水孔、6…フランジ、7…減速機構、8…モータ、9…取付板、10…流体バランサ、11…洗濯軸、12…脱水軸、13…スライダ、14…吊り棒、15…滑動体、16…筒体、17…摺動部材、17a…貫通孔、17b…辺部、17c…角部、18…防振ばね、19…ばね座、21…防振装置、22…吊り棒、23…滑動体、24…筒体、25…摺動部材、25a…貫通孔、25b…辺部、25c…角部、25d…小孔、26…防振ばね、27…ばね座、41…筐体、42…外槽、43…ドラム、43a…通水孔、44…ドラム駆動用モータ、45…回転軸、46…ベローズ、47…ドア、48…防振ばね、49…防振ダンパ、50…支持棒、51…支持部材、52…筒体、53…摺動部材、53a…貫通孔、53b…辺部、53c…角部。

Claims (3)

  1. 底部に回転翼を有する内槽と、該内槽を内包する外槽と、該外槽を収納する外枠と、防振装置によって前記外槽を前記外枠に懸架支持する洗濯機において、
    前記防振装置は、一端を前記外枠に支持され、他端にばね座を介して圧縮ばねを支持する吊り棒と、該吊り棒と摺動する摺動部材と、前記吊り棒と前記摺動部材との間に介在された潤滑剤と、を備え、
    前記摺動部材の貫通孔の少なくとも上面または下面が多角形であることを特徴とする洗濯機。
  2. 回転するドラムを内包する外槽と、該外槽を収容する筺体と、防振ばねと防振ダンパによって前記外槽を前記筺体に防振支持する洗濯機において、前記防振ダンパは一方の端で前記外槽を支持する支持棒と、前記筺体の下面を支持する支持部材と、前記支持棒に対して摺動する摺動部材と、前記支持棒と前記摺動部材との間に介在された潤滑剤とを備え、前記摺動部材の貫通孔の少なくとも上面または下面が多角形であることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2において、
    前記摺動部材の貫通孔の外周側に、前記貫通孔よりも小さい複数の小孔を有したことを特徴とした洗濯機。
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