JP2014104310A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014104310A
JP2014104310A JP2012261848A JP2012261848A JP2014104310A JP 2014104310 A JP2014104310 A JP 2014104310A JP 2012261848 A JP2012261848 A JP 2012261848A JP 2012261848 A JP2012261848 A JP 2012261848A JP 2014104310 A JP2014104310 A JP 2014104310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
outer tub
contact surface
lower support
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012261848A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Aida
修司 会田
Hisayasu Nemoto
久泰 根本
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Masuaki Inoue
益明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2012261848A priority Critical patent/JP2014104310A/ja
Priority to TW102133657A priority patent/TW201430185A/zh
Priority to CN201310632325.7A priority patent/CN103850091A/zh
Publication of JP2014104310A publication Critical patent/JP2014104310A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • D06F37/24Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a vertical axis

Abstract

【課題】
吊り棒の変形の影響を受けずに外槽の振れ回りを抑制でき、外槽と防振装置の摺動接触面のグリース切れの防止し、摺動接触面での抵抗を大きくし脱水起動時の外槽の振れ回りが小さくなる洗濯機を提供する。
【解決手段】
底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、該外槽を収納する外枠と、前記外槽を前記外枠に懸架支持する防振装置を備え、該防振装置は、吊り棒と、前記外枠から前記吊り棒を支持する上部支持体と、前記吊り棒の下部が挿通され前記外槽の支持部下面に摺動接触する下部支持体と、前記吊り棒の下部に配し荷重を受ける防振ばねとを有する洗濯機において、前記外槽の支持部下面または前記下部支持体の摺動接触面に凹凸を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防振装置により外槽を懸架支持する洗濯機の振動低減に関するものである。
従来の洗濯機は、底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、前記外槽を収納する外枠と、前記外槽を前記外枠に懸架支持する防振装置と、前記回転翼を取り付けた洗濯軸と、この洗濯軸を駆動するモータとを備え、前記防振装置は、吊り棒と、前記外枠の四隅から前記吊り棒を支持する上部支持体と、前記吊り棒の下部が挿通され前記外槽の支持部下面に摺動接触する下部支持体と、前記吊り棒の下部に配し荷重を受ける防振ばねを備えた構成となっている。前記構成の洗濯機において、洗いおよび濯ぎ工程後に外槽内の洗濯兼脱水槽内に衣類が片寄った状態で、遠心脱水工程のために前記洗濯兼脱水槽を高速で回転すると、回転中特に共振時に洗濯兼脱水槽を内包する外槽が振動する。この振動を抑制するために種々の防振装置が実用化されている。その一例として、下記特許文献1がある。この特許文献には、洗濯機本体の四隅補強体と球面部で接触する、防振装置の上部に位置する上部支持体の球面部に、放射状や同心円状の溝を設けている。これにより、前記溝がグリース溜りとして作用し、脱水中に上部支持体が引っかかりながら回転するのを防止でき、外枠の四隅補強体と上部支持体の接触面で衝突音の発生を防止できるとともに、洗濯中の上部支持体の摺動による異音の発生を防止することができ、さらに、脱水起動時においては、外枠の四隅補強体と上部支持体の接触する面での抵抗を大きくして、外槽の振れ回りを小さくすることができる。
特開平11-19388号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術の防振装置は、外槽の振れ回りを防振装置の上部支持体で抑制するため、外槽の振れ回りは防振装置を構成する吊り棒を介して上部支持体に伝わるが、細い棒材である吊り棒は外槽から伝わる力により変形するため、上部支持体の移動量は少なくなり、振れ回りの抑制力が低下することを考慮していなかった。
本発明の目的は、吊り棒の変形の影響を受けず、外槽の振れ回りを抑制する洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、該外槽を収納する外枠と、前記外槽を前記外枠に懸架支持する防振装置を備え、該防振装置は、吊り棒と、前記外枠から前記吊り棒を支持する上部支持体と、前記吊り棒の下部が挿通され前記外槽の支持部下面に摺動接触する下部支持体と、前記吊り棒の下部に配し荷重を受ける防振ばねとを有する洗濯機において、前記外槽の支持部下面または前記下部支持体の摺動接触面に凹凸を設ける。
本発明によれば、外槽支持部または下部支持体の摺動接触面に設けた凹凸の低い部分がグリース溜めとなり、洗濯中や脱水中における外槽支持部と下部支持体の断続的に動く等の引っかかるような異常な動きを防止でき、外槽支持部と下部支持体の摺動接触面での衝突音等の異音の発生を防止でき、さらに、洗濯中や脱水起動時においては、外槽と下部支持体の摺動接触面での抵抗を大きくして、外槽の振れ回りを低減した洗濯機を提供できる。
防振装置の縦断面図である。(実施例1) 洗濯機の縦断面図である。(実施例1) 洗濯機の平面断面図である。(実施例1) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例1)(b)外槽の支持部のA1−A1断面図である。(実施例1) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例1)(b)外槽の支持部のA2−A2断面図である。(実施例1) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例1)(b)外槽の支持部のA3−A3断面図である。(実施例1) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例1)(b)外槽の支持部のA4−A4断面図である。(実施例1) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例2)(b)外槽の支持部のA5−A5断面図である。(実施例2) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例2)(b)外槽の支持部のA6−A6断面図である。(実施例2) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例3)(b)外槽の支持部のA7−A7断面図である。(実施例3) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例4)(b)外槽の支持部のB1−B1断面図である。(実施例4) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例4)(b)外槽の支持部のB2−B2断面図である。(実施例4) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例4)(b)外槽の支持部のB3−B3断面図である。(実施例4) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例4)(b)外槽の支持部のB4−B4断面図である。(実施例4) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例5)(b)外槽の支持部のB5−B5断面図である。(実施例5) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例5)(b)外槽の支持部のB6−B6断面図である。(実施例5) (a)外槽支持部を下部から見た図である。(実施例6)(b)外槽の支持部のB7−B7断面図である。(実施例6) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例7)(b)防振装置の下部支持体のC1−C1断面図である。(実施例7) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例7)(b)防振装置の下部支持体のC2−C2断面図である。(実施例7) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例7)(b)防振装置の下部支持体のC3−C3断面図である。(実施例7) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例7)(b)防振装置の下部支持体のC4−C4断面図である。(実施例7) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例8)(b)防振装置の下部支持体のC5−C5断面図である。(実施例8) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例8)(b)防振装置の下部支持体のC6−C6断面図である。(実施例8) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例9)(b)防振装置の下部支持体のC7−C7断面図である。(実施例9) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例10)(b)防振装置の下部支持体のD1−D1断面図である。(実施例10) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例10)(b)防振装置の下部支持体のD2−D2断面図である。(実施例10) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例10)(b)防振装置の下部支持体のD3−D3断面図である。(実施例10) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例10)(b)防振装置の下部支持体のD4−D4断面図である。(実施例10) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例11)(b)防振装置の下部支持体のD5−D5断面図である。(実施例11) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例11)(b)防振装置の下部支持体のD6−D6断面図である。(実施例11) (a)防振装置の下部支持体を上から見た図である。(実施例12)(b)防振装置の下部支持体のD7−D7断面図である。(実施例12)
以下、本発明の実施形態について、適宜図を参考にして詳細に説明する。
<実施例1>図2及び図3は本発明の一実施例の洗濯機の全体構造を示し、図2は洗濯機の縦断面図、図3は洗濯機の平面断面図を示す。この図では、洗濯機の基本構成要素のみについて記載し、その他の要素例えばパネルスイッチ等は省略し図示していない。その主要構成は、外枠1とこの外枠1に防振装置2を介して弾性支持されている合成樹脂製の外槽3、この外槽3に内装され撹拌翼4を内装し不つりあいをキャンセルするための流体バランサ10を装着するSUS製の洗濯兼脱水槽5、この洗濯兼脱水槽5を脱水軸11に固定するためのアルミ製のフランジ6、このフランジ6を支え洗濯軸11と内外二重構造を構成する脱水軸12、洗濯軸11を駆動するときにモータ8からの入力を歯車にて減速する減速機構7、この減速機構7と同一軸上に設けられたモータ8、この減速機構7とモータ8を支持し外槽3に保持されている取付板9とである。前記モータ8は洗濯時には減速機構7を介し洗濯軸11をへて撹拌翼4のみを回転させ、脱水時には脱水軸12をへて洗濯兼脱水槽5及び攪拌翼4をともに高速回転する。また、前記外槽3には防振装置2と摺動接触し、荷重を受ける支持部13を設けている。
防振装置2の基本構成は図1に示すように、外槽3を外枠1に揺動自在に支持するための球状面を有する上部支持体14と、この上部支持体14に保持され外槽3を吊り下げる吊り棒15と、この吊り棒15が挿通され前記外槽の支持部13下面と摺動接触する下部支持体16と、前記吊り棒15下部に配し外槽3を弾性するための防振ばね17と、筒状の前記下部支持体16に内封されその内周面と摺動し摩擦減衰を得るための摺動部材18から構成されている。本実施例では、前記防振装置2を構成する前記吊り棒15の変形の影響を受けずに、前記外槽3の振れ回りを抑制するとともに、その摺動接触面のグリース切れ防止のために、前記外槽3と前記防振装置2とが摺動接触する部分である、前記外槽3の支持部13と防振装置2の下部支持体14との摺動接触面19a、19bに凹凸を設けることにより、高い部分に囲まれた低い部分がグリース溜めとして作用し、洗濯中や脱水中の前記外槽3の支持部13と前記防振装置2の前記下部支持体14の断続的に動く等の引っかかるような異常な動きを防止でき、前記外槽3と前記下部支持体14の摺動接触面19a、19bでの衝突音等の異音の発生を防止することができ、さらに、洗濯中や脱水起動時においては、前記外槽3と前記下部支持体14の摺動接触面19a、19bでの抵抗を大きくして、前記外槽3の振れ回りを低減できる。
凹凸を設ける場所は、前記外槽3の支持部13の摺動接触面19aでも、前記防振装置2の下部支持体14の摺動接触面19bのどちらでもよい。なお、本実施例では凹部を設けた場合には溝部、凸部を設けた場合には突起部として表現する。
その一例として図4に示すように、外槽3の支持部13の摺動接触面19aに同心円状の溝部20を設けることにより、その溝部20がグリース溜めになり、前述した作用効果を実現できる。この溝部20が同心円状のため、グリースが外槽3の支持部13の内側や外側に流れにくくなりグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体14が相対的にどの方向に移動したとしても、溝部20に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるので、溝部20に溜まっているグリースが摺動接触面19aに押し上げられるため、摺動接触面19aでの抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図5に示すように円の一部が途切れるような形状の溝部23でも、図6に示すような楕円形状の溝部26でも、図7に示すような渦巻状の溝部29でも、同心円状の溝部20と同様に、外槽3と防振装置2の下部支持体14が相対的にどの方向に移動したとしても、溝部23、26、29に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるため、同心円状の溝部20と同様の効果が得られる。
<実施例2>図8に示すように、外槽3の支持部30の摺動接触面31に放射状の溝部32を設けることにより、その溝部32がグリース溜めになり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この溝部32は放射状となっているため、グリースが外槽3の支持部30の内側や外側に流れにくくなりグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体14がどの方向に相対的に移動したとしても、溝部32に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるので、溝部32に溜まっているグリースが摺動接触面31に押し上げられるため、摺動接触面31での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図9に示すように両端が解放されていない放射状溝35にすることにより、グリースが外槽3の支持部33の内側や外側にさらに流れにくくなり、グリース切れを防止できる。また、実施例では放射状溝は直線であるが、曲線でも同様の効果が得られる。
<実施例3>図10に示すように、外槽3の支持部36の摺動接触面37に半球状の溝部38を設けることにより、その溝部38がグリース溜めになり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この半球状の溝部38がグリースを溜めて保持する構造になっているためグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体14がどの方向に相対的に移動したとしても、溝部38に溜まっているグリースが摺動接触面37に押し上げられるため、摺動接触面37での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。この溝部の形状は円柱状や円錐台の略円柱状にしても、半球状の溝部38と同様に溝部内にグリースを溜めることができるため、同様の効果が得られる。また、溝部の形状は半球状や略円柱状などように底面が円でなく、楕円や三角形や四角形のような多角形でもよい。
<実施例4>図11に示すように、外槽3の支持部39の摺動接触面40に同心円状の突起部41を設けることにより、その突起部41とグリース溜め面42の高さの差がグリース溜めになり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この突起部41が同心円状のため、高さが低くくグリース溜めとなるグリース溜め面42も同心円状になるため、グリースが外槽3の支持部39の内側や外側に流れにくくなりグリースが切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体14がどの方向に相対的に移動したとしても、突起部41に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるので、グリース溜め面42のグリースが突起部41に押し上げられるため、摺動接触面40での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図12に示すように円の一部が途切れるような形状の突起部45でも、図13に示すような楕円形状の突起部49でも、図14に示すような渦巻状の突起部53でも、同心円状の突起部41と同様に、外槽3と防振装置2の下部支持体14が相対的にどの方向に移動したとしても、突起部45、49、53に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるため、同心円状の突起部41と同様の効果が得られる。
<実施例5>図15に示すように、外槽3の支持部55の摺動接触面56に放射状の突起部57を設けることにより、その突起部57とグリース溜め面58の高さの差がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この突起部57は放射状となっているため、放射状の突起部57間のグリース溜め面58にグリースを溜めることができグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体14がどの方向に相対的に移動したとしても、突起部57に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるので、グリース溜め面58のグリースが突起部57に押し上げられるため、摺動接触面56での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図16に示すように突起部61の両端が最内周や外周まで達していなくとも、放射状の突起61間のグリース溜め面62にグリースを溜めることができグリース切れを防止できる。また、実施例では放射状の突起部は直線であるが、曲線でも同様の効果が得られる。
<実施例6>図17に示すように、外槽3の支持部63の摺動接触面64に半球状の突起部65を設けることにより、その突起部65とグリース溜め面66の高さの差がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。突起部65間のグリース溜め面66にグリースを溜めることができグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体14がどの方向に相対的に移動したとしても、突起部65間をグリースが通り抜けるため、摺動接触面64での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。この突起部の形状は円柱状や円錐台の略円柱状にしても、半球状の突起部65と同様に突起部間のグリース溜め面にグリースを溜めることができるため、同様の効果が得られる。また、突起部の形状は半球状や略円柱状などように底面が円でなく、楕円や三角形や四角形のような多角形でもよい。
<実施例7>図18に示すように、防振装置2の下部支持体67の摺動接触面68に同心円状の溝部69を設けることにより、その溝部69がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この溝部69が同心円状のため、グリースが防振装置2の下部支持体67の内側や外側に流れにくくなりグリース切れを防止できる。そのうえ、下部支持体67の上面に溝部69があるため、グリースは下方に流れにくくなる。
そして、外槽3と防振装置2の下部支持体67がどの方向に相対的に移動したとしても、溝部69に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるので、溝部69のグリースが摺動接触面61に押し上げられるため、摺動接触面68での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減することが可能になる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図19に示すように円の一部が途切れるような形状の溝部72でも、図20に示すような楕円形状の溝部75でも、図21に示すような渦巻状の溝部78でも、同心円状の溝部69と同様に、外槽3と防振装置2の下部支持体70、73、75が相対的にどの方向に移動したとしても、溝部72、75、78に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるため、同心円状の溝部69と同様の効果が得られる。
<実施例8>図22に示すように、防振装置2の下部支持体79の摺動接触面80に放射状の溝部81を設けることにより、その溝部81がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この溝部81は放射状となっているため、グリースが防振装置2の下部支持体79の内側や外側に流れにくくなりグリース切れを防止できる。そのうえ、下部支持体79の上面に溝部81があるため、グリースは下方に流れにくくなる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体79がどの方向に相対的に移動したとしても、溝部81に対して平行以外に移動する部分があるので、溝部81のグリースが摺動接触面80に押し上げられるため、摺動接触面80での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図23に示すような両端が解放されていない放射状溝84にすることにより、グリースが防振装置2の下部支持体82の内側や外側にさらに流れにくくなり、グリース切れを防止できる。また、実施例では放射状溝は直線であるが、曲線でも同様の効果が得られる。
<実施例9>図24に示すように、防振装置2の下部支持体85の摺動接触面86に半球状の溝部87を設けることにより、その溝部87がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この半球状の溝部87がグリースを溜めて保持する構造になっているためグリース切れを防止できる。そのうえ、下部支持体85の上面に溝部87があるため、グリースは下方に流れにくくなる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体85がどの方向に相対的に移動したとしても、溝部87のグリースが摺動接触面86に押し上げられため、摺動接触面86での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。この溝部の形状は円柱状や円錐台の略円柱状にしても、半球状の溝部87と同様に溝部内にグリースを溜めることができるため、同様の効果が得られる。また、溝部の形状は半球状や略円柱状などように底面が円でなく、楕円や三角形や四角形のような多角形でもよい。
<実施例10>図25に示すように、防振装置2の下部支持体88の摺動接触面89に同心円状の突起部90を設けることにより、その突起部90とグリース溜め面91の高さの差がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。この突起部90が同心円状のため、高さが低いグリース溜め面91も同心円状になるため、グリースが防振装置2の下部支持体88の内側や外側に流れにくくなりグリース切れを防止できる。そのうえ、下部支持体88の上面にグリース溜め面91があるため、グリースは下方に流れにくくなる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体88がどの方向に相対的に移動したとしても、突起部90に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるので、グリース溜め面91のグリースが突起部90に押し上げられるため、摺動接触面89での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図26に示すように円の一部が途切れるような形状の突起部94でも、図27に示すような楕円形状の突起部98でも、図28に示すような渦巻状の突起部102でも、同心円状の溝部90と同様に、外槽3と防振装置2の下部支持体92、96、100が相対的にどの方向に移動したとしても、溝部94、98、102に対して平行とは異なる方向に移動する部分があるため、同心円状の溝部90と同様の効果が得られる。
<実施例11>図29に示すように、防振装置2の下部支持体104の摺動接触面105に放射状の突起部106を設けることにより、その突起部106とグリース溜め面107の高さの差がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。
この突起部106は放射状となっているため、放射状の突起部106間のグリース溜め面107にグリースを溜めることができグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体104がどの方向に相対的に移動したとしても、突起部106に対して平行以外に移動する部分があるので、グリース溜め面107のグリースが突起部106に押し上げられるため、摺動接触面105での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。また、図30に示すように突起部110の両端が最内周や外周まで達していなくとも、放射状の突起110間のグリース溜め面111にグリースを溜めることができグリース切れを防止できる。また、実施例では放射状突起は直線であるが、曲線でも同様の効果が得られる。
<実施例12>図31に示すように、防振装置2の下部支持体112の摺動接触面113に半球状の突起部114を設けることにより、その突起部114とグリース溜め面115の高さの差がグリース溜めとなり、前述した実施例1と同様の作用効果を実現できる。
突起部114間のグリース溜め面115にグリースを溜めておくことができグリース切れを防止できる。そして、外槽3と防振装置2の下部支持体112がどの方向に相対的に移動したとしても、突起部114間をグリースが通り抜けるため、摺動接触面113での抵抗が大きくなり、外槽3の振れ回りを低減できる。さらに、粘性の高いグリースを使用することにより、より大きな抵抗力を得ることができ、外槽3の振れ回りをさらに低減できる。この突起部の形状は円柱状や円錐台の略円柱状にしても、半球状の突起部114と同様に突起部間のグリース溜め面にグリースを溜めることができるため、同様の効果が得られる。また、突起部の形状は半球状や略円柱状などように底面が円でなく、楕円や三角形や四角形のような多角形でもよい。
1…外枠、2…防振装置、3…外槽、4…攪拌翼、5…洗濯兼脱水槽、
6…フランジ、7…減速機構、8…モータ、9…取付板、10…バランサ、
11…洗濯軸、12…脱水軸、13…外槽支持部、14…上部支持体、
15…吊り棒、16…下部支持体、17…防振ばね、18…摺動部材、
19a…外槽の支持部の摺動接触面、
19b…防振装置の下部支持体の摺動接触面、20…溝部、
21…外槽支持部、22…摺動接触面、23…溝部、
24…外槽支持部、25…摺動接触面、26…溝部、
27…外槽支持部、28…摺動接触面、29…溝部、
30…外槽支持部、31…摺動接触面、32…溝部、
33…外槽支持部、34…摺動接触面、35…溝部、
36…外槽支持部、37…摺動接触面、38…溝部、
39…外槽支持部、40…摺動接触面、41…突起部、42…グリース溜め面、
43…外槽支持部、44…摺動接触面、45…突起部、46…グリース溜め面、
47…外槽支持部、48…摺動接触面、49…突起部、50…グリース溜め面、
51…外槽支持部、52…摺動接触面、53…突起部、54…グリース溜め面、
55…外槽支持部、56…摺動接触面、57…突起部、58…グリース溜め面、
59…外槽支持部、60…摺動接触面、61…突起部、62…グリース溜め面、
63…外槽支持部、64…摺動接触面、65…突起部、66…グリース溜め面、
67…下部支持体、68…摺動接触面、69…溝部、
70…下部支持体、71…摺動接触面、72…溝部、
73…下部支持体、74…摺動接触面、75…溝部、
76…下部支持体、77…摺動接触面、78…溝部、
79…下部支持体、80…摺動接触面、81…溝部、
82…下部支持体、83…摺動接触面、84…溝部、
85…下部支持体、86…摺動接触面、87…溝部、
88…下部支持体、89…摺動接触面、90…突起部、91…グリース溜め面、
92…下部支持体、93…摺動接触面、94…突起部、95…グリース溜め面、
96…下部支持体、97…摺動接触面、98…突起部、99…グリース溜め面、
100…下部支持体、101…摺動接触面、102…突起部、
103…グリース溜め面、
104…下部支持体、105…摺動接触面、106…突起部、
107…グリース溜め面、
108…下部支持体、109…摺動接触面、110…突起部、
111…グリース溜め面、
112…下部支持体、113…摺動接触面、114…突起部、
115…グリース溜め面、

Claims (5)

  1. 底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する外槽と、該外槽を収納する外枠と、前記外槽を前記外枠に懸架支持する防振装置を備え、該防振装置は、吊り棒と、前記外枠から前記吊り棒を支持する上部支持体と、前記吊り棒の下部が挿通され前記外槽の支持部下面に摺動接触する下部支持体と、前記吊り棒の下部に配し荷重を受ける防振ばねとを有する洗濯機において、前記外槽の支持部下面または前記下部支持体の摺動接触面に凹凸を設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1において、前記凹凸は、溝または突起であることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項2において、前記溝または突起は、同心円状または渦巻状であることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項2において、前記溝または突起は、放射状であることを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項2において、前記溝または突起は、略半球状または略円柱状であることを特徴とする洗濯機。
JP2012261848A 2012-11-30 2012-11-30 洗濯機 Pending JP2014104310A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012261848A JP2014104310A (ja) 2012-11-30 2012-11-30 洗濯機
TW102133657A TW201430185A (zh) 2012-11-30 2013-09-17 洗衣機
CN201310632325.7A CN103850091A (zh) 2012-11-30 2013-11-29 洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012261848A JP2014104310A (ja) 2012-11-30 2012-11-30 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014104310A true JP2014104310A (ja) 2014-06-09

Family

ID=50858205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012261848A Pending JP2014104310A (ja) 2012-11-30 2012-11-30 洗濯機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2014104310A (ja)
CN (1) CN103850091A (ja)
TW (1) TW201430185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108978126A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 日立空调·家用电器株式会社 洗衣机

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017042328A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. 洗濯機
CN108662068B (zh) * 2017-03-27 2021-06-11 重庆海尔洗衣机有限公司 减震器和包括该减震器的洗衣机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52112676U (ja) * 1976-02-24 1977-08-26
JPH0450744U (ja) * 1990-09-07 1992-04-28

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241472A (en) * 1975-09-29 1977-03-31 Hitachi Ltd Vibration-preventing apparatus for full-automatic washing machine
JPH1119388A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 脱水兼用洗濯機の防振装置
CN1570251A (zh) * 2003-07-25 2005-01-26 乐金电子(天津)电器有限公司 直立型洗衣机的悬挂装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52112676U (ja) * 1976-02-24 1977-08-26
JPH0450744U (ja) * 1990-09-07 1992-04-28

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108978126A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 日立空调·家用电器株式会社 洗衣机
TWI662168B (zh) * 2017-05-31 2019-06-11 日商日立空調 家用電器股份有限公司 washing machine

Also Published As

Publication number Publication date
CN103850091A (zh) 2014-06-11
TW201430185A (zh) 2014-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2384660C1 (ru) Стиральная машина барабанного типа
RU2627008C2 (ru) Устройство для обработки белья
US20090151398A1 (en) Anti-vibration device
US9963814B2 (en) Washing machine
US20160024705A1 (en) Non-cylindrical damping element suspension
JP6827049B2 (ja) 洗濯機の可変減衰ショックアブソーバ及び洗濯機
JP2014104310A (ja) 洗濯機
US20160010261A1 (en) Washing machine
US10316450B2 (en) Washing machine
RU2497991C2 (ru) Стиральная машина
JP2012042052A (ja) 回転シャフトたわみ振動制振装置
JP6484461B2 (ja) 洗濯機
JP2016137092A (ja) 洗濯機
US20110023556A1 (en) Suspension System for Washing Machines
CN107923104B (zh) 具有轴向偏移摩擦块的线性阻尼器
EP2628840B1 (en) Washing machine with improved damper apparatus
JP4941454B2 (ja) ドラム式洗濯機
WO2014147931A1 (ja) 洗濯機
JP2018201631A (ja) 洗濯機
CN107075772B (zh) 顶开式洗衣机
KR20050110072A (ko) 밸런서가 구비된 드럼세탁기 및 모터
RU2489613C1 (ru) Устройство для стабилизации вращения вертикального ротора
KR20120102298A (ko) 세탁장치
RU2701039C1 (ru) Ротор центрифуги для отжима белья
KR100228627B1 (ko) 전자동 탈수 세탁기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206