JPH1119388A - 脱水兼用洗濯機の防振装置 - Google Patents

脱水兼用洗濯機の防振装置

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JPH1119388A
JPH1119388A JP17672997A JP17672997A JPH1119388A JP H1119388 A JPH1119388 A JP H1119388A JP 17672997 A JP17672997 A JP 17672997A JP 17672997 A JP17672997 A JP 17672997A JP H1119388 A JPH1119388 A JP H1119388A
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JP
Japan
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support
washing machine
main body
washing
outer tub
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Application number
JP17672997A
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English (en)
Inventor
Junji Kamiya
純司 神谷
Shinji Matsuoka
真二 松岡
Hidemi Fuchigami
英已 渕上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯兼脱水槽の外側に位置する外槽を弾性支
持する脱水兼用洗濯機の防振装置において、脱水中の支
持体の引っかかりながら回転するのを防止し、洗濯機本
体の四隅補強体と支持体の接触面で衝突音の発生を防止
するとともに、洗濯中の支持体の摺動による異音の発生
を防止し、さらに、脱水起動時においては、洗濯機本体
の四隅補強体と支持体の接触する面での抵抗を大きくし
て、外槽の振れ回りを小さくする。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱
水時の水を受ける外槽1を洗濯機本体の四隅からサスペ
ンション12により弾性支持し、このサスペンション1
2の上部に位置する支持体13により洗濯機本体から吊
り棒1を支持する。支持体13は、洗濯機本体の四隅補
強体9と球面部14で接触し、球面部14に放射状の溝
5を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯兼脱水槽の外
側に位置する外槽を弾性支持する脱水兼用洗濯機の防振
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、脱水兼用洗濯機は、図7に示すよ
うに構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】図に示すように、外槽1は、脱水時の水を
受けるもので、内部に洗濯兼脱水槽2を回転自在に配設
し、洗濯兼脱水槽2の内底部に攪拌翼3を回転自在に配
設している。外槽1の下部には、モータ4とベルトで連
結されている減速機5を固着している。減速機5の駆動
軸は二重構造になっており、外側に軸には、洗濯兼脱水
槽2を固定し、内側の軸には撹拌翼3を固定している。
また、外槽1は、洗濯機本体6の四隅から外槽1に一体
に設けた支持片7を介してサスペンション8により防振
支持されている。
【0004】サスペンション8は、図8に示すように、
外槽1の支持片7から洗濯機本体6の四隅補強体9まで
を吊り棒10で吊り下げ、洗濯機本体6の四隅補強体9
と吊り棒10との間に支持体11を有している。支持体
11と四隅補強体9とは球面で接触し、この接触面にグ
リースを塗布することにより、洗濯中や、脱水中の外槽
1の揺れや振動に対して、円滑に動作するようにされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、長期使用により四隅補強体9と支持体11の接触
面のグリースの層が薄くなったとき、脱水中の外槽1の
振動から支持体11が四隅補強体9に引っかかりながら
回転し、四隅補強体9と支持体11の間に衝突音が発生
したり、また同じく、長期使用により接触面のグリース
の層が薄くなったとき、洗濯中の外槽1の揺れから、支
持体11が移動したとき、四隅補強体9と支持体11の
接触面で異音が発生したり、脱水起動時に外槽1の振れ
回りが大きく、外槽1が洗濯機本体6に衝突するという
問題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、脱水中の支持体の引っかかりながら回転するのを防
止し、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接触面で衝突
音の発生を防止するとともに、洗濯中の支持体の摺動に
よる異音の発生を防止し、さらに、脱水起動時において
は、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接触する面での
抵抗を大きくして、外槽の振れ回りを小さくすることを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱水
時の水を受ける外槽を洗濯機本体の四隅からサスペンシ
ョンにより弾性支持し、このサスペンションの上部に位
置する支持体により洗濯機本体から吊り棒を支持する。
支持体は、洗濯機本体の四隅補強体と球面部で接触し、
球面部に放射状の溝を設けたものである。
【0008】これにより、放射状の溝がグリース溜りと
して作用し、脱水中の支持体の引っかかりながら回転す
るのを防止でき、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接
触面で衝突音の発生を防止できるとともに、洗濯中の支
持体の摺動による異音の発生を防止することができ、さ
らに、脱水起動時においては、洗濯機本体の四隅補強体
と支持体の接触する面での抵抗を大きくして、外槽の振
れ回りを小さくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱水時の水を
受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅から弾性支
持するサスペンションと、このサスペンションの上部に
位置し洗濯機本体から吊り棒を支持する支持体とを備
え、前記支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強体と球面
部で接触し、前記球面部に放射状の溝を設けたものであ
り、長期使用したとき支持体と四隅補強体との接触面の
グリースがなくならないように、放射状の溝がグリース
溜りとして作用し、脱水中の外槽の振動から支持体が引
っかかりながら回転することで、洗濯機本体の四隅補強
体と支持体の衝突音が発生するのを防止することがで
き、また、放射状の溝にグリースが溜まることにより耐
久性が向上するとともに、放射状の溝により樹脂部品の
ひけを防止できて、球面精度を向上することができ、異
音の発生を防止することができる。さらに、脱水起動時
に、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接触する面での
抵抗が大きくなり、外槽の振れ回りを小さくすることが
できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、支持体は、球面部に放射状の溝を
外周面の内側まで設けたものであり、長期使用したとき
支持体と四隅補強体との接触面のグリースがなくならな
いように、放射状の溝がグリース溜りとして作用し、脱
水中の外槽の振動から支持体が引っかかりながら回転す
ることで、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の衝突音が
発生するのを防止することができ、また、放射状の溝を
球面部の外周面より内側までにすることにより、グリー
スが球面より外周面に押し出されるのを防止し耐久性を
向上することができるとともに、放射状の溝により樹脂
部品のひけを防止できて、球面精度を向上することがで
き、異音の発生を防止することができる。さらに、脱水
起動時に、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接触する
面での抵抗が大きくなり、外槽の振れ回りを小さくする
ことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、洗濯兼脱水槽の
外側に位置して洗濯、脱水時の水を受ける外槽と、この
外槽を洗濯機本体の四隅から弾性支持するサスペンショ
ンと、このサスペンションの上部に位置し洗濯機本体か
ら吊り棒を支持する支持体とを備え、前記支持体は、前
記洗濯機本体の四隅補強体と球面部で接触し、前記球面
部に同心円状または渦巻状の溝を設けたものであり、長
期使用したとき支持体と四隅補強体との接触面のグリー
スがなくならないように、同心円状または渦巻状の溝が
グリース溜りとして作用し、脱水中の外槽の振動から支
持体が引っかかりながら回転することで、洗濯機本体の
四隅補強体と支持体の衝突音が発生するのを防止するこ
とができ、また、同心円状または渦巻状の溝にグリース
が溜まることにより耐久性が向上するとともに、同心円
状または渦巻状の溝により樹脂部品のひけを防止でき
て、球面精度を向上することができ、異音の発生を防止
することができる。さらに、脱水起動時に、洗濯機本体
の四隅補強体と支持体の接触する面での抵抗が大きくな
り、外槽の振れ回りを小さくすることができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、洗濯兼脱水槽の
外側に位置して洗濯、脱水時の水を受ける外槽と、この
外槽を洗濯機本体の四隅から弾性支持するサスペンショ
ンと、このサスペンションの上部に位置し洗濯機本体か
ら吊り棒を支持する支持体とを備え、前記支持体は、前
記洗濯機本体の四隅補強体と球面部で接触し、前記球面
部に支持体の上面から球面部まで貫通した小孔を設けた
ものであり、長期使用により支持体と四隅補強体との接
触面のグリースが押し出されても、絶えずグリースが小
孔を通じて補充されて、耐久性を向上することができる
ともに、洗濯中、脱水中の外槽の揺れや回転から支持体
が回転、移動したときの異音の発生を防止でき、さら
に、脱水起動時においては、洗濯機本体の四隅補強体と
支持体の接触する面での抵抗が大きくなり、外槽の振れ
回りを小さくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0014】(実施例1)図1に示すように、サスペン
ション12は、外槽1を洗濯機本体の四隅から弾性支持
するもので、外槽1の支持片7から洗濯機本体の四隅補
強体9までを吊り棒10で吊り下げ、洗濯機本体の四隅
補強体9と吊り棒10との間に支持体13を設けてい
る。支持体13は、ポリアセタール、ポリプロピレンな
どの樹脂で形成し、図2に示すように、洗濯機本体の四
隅補強体9と接触する面に球面部14を有しており、球
面部14に複数の放射状の溝15を設けている。
【0015】上記構成において作用を説明すると、支持
体13の球面部14と四隅補強体9との接触面にグリー
スを塗布することにより、洗濯中や、脱水中の外槽1の
揺れや振動に対して、円滑に動作することができる。
【0016】このとき、球面部14に設けた放射状の溝
15は、グリース溜まりとして作用し、長期使用したと
きでも、支持体13と四隅補強体9との接触面のグリー
スがなくなることがなく、脱水中の外槽1の振動から支
持体13が引っかかりながら回転することで、洗濯機本
体の四隅補強体9と支持体13の衝突音が発生するのを
防止することができ、また、放射状の溝15にグリース
が溜まることにより耐久性を向上することができる。
【0017】また、支持体13を樹脂により成型すると
き、放射状の溝15によりひけを防止できて、球面部1
4の球面精度を向上することができ、異音の発生を防止
することができる。さらに、脱水起動時に、洗濯機本体
の四隅補強体9と支持体13の接触する面での抵抗が大
きくなり、外槽1の振れ回りを小さくすることができ
る。
【0018】(実施例2)図3に示すように、支持体1
6は、ポリアセタール、ポリプロピレンなどの樹脂で形
成し、洗濯機本体の四隅補強体9と接触する面に球面部
17を有しており、球面部17に複数の放射状の溝18
を外周面の内側まで設けている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0019】上記構成において作用を説明すると、支持
体16の球面部17と四隅補強体9との接触面にグリー
スを塗布することにより、洗濯中や、脱水中の外槽1の
揺れや振動に対して、円滑に動作することができる。
【0020】このとき、球面部17に外周面の内側まで
設けた放射状の溝18は、グリース溜まりとして作用
し、長期使用したときでも、放射状の溝18の外にグリ
ースが押し出されることがなく、支持体16と四隅補強
体9との接触面のグリースがなくなることがないため、
脱水中の外槽1の振動から支持体16が引っかかりなが
ら回転することで、洗濯機本体の四隅補強体9と支持体
16の衝突音が発生するのを防止することができ、ま
た、放射状の溝18にグリースが溜まることにより耐久
性を向上することができる。
【0021】また、支持体16を樹脂により成型すると
き、放射状の溝18によりひけを防止できて、球面部1
7の球面精度を向上することができ、異音の発生を防止
することができる。さらに、脱水起動時に、洗濯機本体
の四隅補強体9と支持体16の接触する面での抵抗が大
きくなり、外槽1の振れ回りを小さくすることができ
る。
【0022】(実施例3)図4に示すように、支持体1
9は、ポリアセタール、ポリプロピレンなどの樹脂で形
成し、洗濯機本体の四隅補強体9と接触する面に球面部
20を有しており、球面部20に複数の同心円状の溝2
1を設けている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0023】上記構成において作用を説明すると、支持
体19の球面部20と四隅補強体9との接触面にグリー
スを塗布することにより、洗濯中や、脱水中の外槽1の
揺れや振動に対して、円滑に動作することができる。
【0024】このとき、球面部20に設けた同心円状の
溝21は、グリース溜まりとして作用し、この同心円状
の溝21にグリースが溜まることにより、支持体19の
摺動を円滑にできるとともに、同心円状の溝21の外に
グリースが押し出されることがなく、長期使用したとき
でも、支持体19と四隅補強体9との接触面のグリース
がなくなることがないため、脱水中の外槽1の振動から
支持体19が引っかかりながら回転することで、洗濯機
本体の四隅補強体9と支持体19の衝突音が発生するの
を防止することができ、また、同心状の溝21にグリー
スが溜まることにより耐久性を向上することができる。
【0025】また、支持体19を樹脂により成型すると
き、同心円状の溝21によりひけを防止できて、球面部
20の球面精度を向上することができ、異音の発生を防
止することができる。さらに、脱水起動時に、洗濯機本
体の四隅補強体9と支持体19の接触する面での抵抗が
大きくなり、外槽1の振れ回りを小さくすることができ
る。
【0026】なお、本実施例では、支持体19の球面部
20に複数の同心円状の溝21を設けているが、図5に
示すように、支持体22の球面部23に渦巻状の溝24
を設けてもよく、同様の作用効果を得ることができる。
【0027】(実施例4)図6に示すように、支持体2
5は、ポリアセタール、ポリプロピレンなどの樹脂で形
成し、洗濯機本体の四隅補強体9と接触する面に球面部
26を有しており、球面部26に支持体25の上面から
球面部26まで貫通した小孔27を複数個設けている。
他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成において作用を説明すると、支持
体25の内側にグリースを塗布すると、グリースは小孔
27を通じて四隅補強体9と支持体25の接触面に流れ
出ることにより、洗濯中や、脱水中の外槽1の揺れや振
動に対して、円滑に動作することができる。
【0029】したがって、長期使用により接触面のグリ
ースが押し出されても、絶えずグリースが小孔27を通
じて補充され、支持体19と四隅補強体9との接触面の
グリースがなくなることがないため、脱水中の外槽1の
振動から支持体19が引っかかりながら回転すること
で、洗濯機本体の四隅補強体9と支持体19の衝突音が
発生するのを防止することができ、また、補充されたグ
リースにより耐久性を向上することができる。さらに、
脱水起動時に、洗濯機本体の四隅補強体9と支持体19
の接触する面での抵抗が大きくなり、外槽1の振れ回り
を小さくすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱
水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅
から弾性支持するサスペンションと、このサスペンショ
ンの上部に位置し洗濯機本体から吊り棒を支持する支持
体とを備え、前記支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強
体と球面部で接触し、前記球面部に放射状の溝を設けた
から、長期使用したとき支持体と四隅補強体との接触面
のグリースがなくならないように、放射状の溝がグリー
ス溜りとして作用し、脱水中の外槽の振動から支持体が
引っかかりながら回転することで、洗濯機本体の四隅補
強体と支持体の衝突音が発生するのを防止することがで
き、また、放射状の溝にグリースが溜まることにより耐
久性を向上でき、さらに、脱水起動時に、洗濯機本体の
四隅補強体と支持体の接触する面での抵抗が大きくな
り、外槽の振れ回りを小さくすることができる。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、支
持体は、球面部に放射状の溝を外周面の内側まで設けた
から、長期使用したとき支持体と四隅補強体との接触面
のグリースがなくならないように、放射状の溝がグリー
ス溜りとして作用し、脱水中の外槽の振動から支持体が
引っかかりながら回転することで、洗濯機本体の四隅補
強体と支持体の衝突音が発生するのを防止することがで
き、また、放射状の溝を球面部の外周面より内側までに
することにより、グリースが球面より外周面に押し出さ
れるのを防止し耐久性を向上することができ、さらに、
脱水起動時に、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接触
する面での抵抗が大きくなり、外槽の振れ回りを小さく
することができる。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱水時の水を受ける
外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅から弾性支持する
サスペンションと、このサスペンションの上部に位置し
洗濯機本体から吊り棒を支持する支持体とを備え、前記
支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強体と球面部で接触
し、前記球面部に同心円状または渦巻状の溝を設けたか
ら、長期使用したとき支持体と四隅補強体との接触面の
グリースがなくならないように、同心円状または渦巻状
の溝がグリース溜りとして作用し、脱水中の外槽の振動
から支持体が引っかかりながら回転することで、洗濯機
本体の四隅補強体と支持体の衝突音が発生するのを防止
することができ、また、同心円状または渦巻状の溝にグ
リースが溜まることにより耐久性が向上でき、さらに、
脱水起動時に、洗濯機本体の四隅補強体と支持体の接触
する面での抵抗が大きくなり、外槽の振れ回りを小さく
することができる。
【0033】また、請求項4に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱水時の水を受ける
外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅から弾性支持する
サスペンションと、このサスペンションの上部に位置し
洗濯機本体から吊り棒を支持する支持体とを備え、前記
支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強体と球面部で接触
し、前記球面部に支持体の上面から球面部まで貫通した
小孔を設けたから、長期使用により支持体と四隅補強体
との接触面のグリースが押し出されても、絶えずグリー
スが小孔を通じて補充されて、耐久性を向上することが
できるともに、洗濯中、脱水中の外槽の揺れや回転から
支持体が回転、移動したときの異音の発生を防止でき、
さらに、脱水起動時においては、洗濯機本体の四隅補強
体と支持体の接触する面での抵抗が大きくなり、外槽の
振れ回りを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の脱水兼用洗濯機の防振
装置の断面図
【図2】(a) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の断
面図 (b) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の下面図
【図3】(a) 本発明の第2の実施例の脱水兼用洗濯機の
防振装置の支持体の断面図 (b) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の下面図
【図4】(a) 本発明の第3の実施例の脱水兼用洗濯機の
防振装置の支持体の一例の断面図 (b) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の下面図
【図5】(a) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の他
の例の断面図 (b) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の下面図
【図6】(a) 本発明の第4の実施例の脱水兼用洗濯機の
防振装置の支持体の断面図 (b) 同脱水兼用洗濯機の防振装置の支持体の下面図
【図7】従来の脱水兼用洗濯機の防振装置を備えた脱水
兼用洗濯機の断面図
【図8】同脱水兼用洗濯機の防振装置の断面図
【符号の説明】
1 外槽 9 四隅補強体 10 吊り棒 12 サスペンション 13 支持体 14 球面部 15 放射状の溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱
    水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅
    から弾性支持するサスペンションと、このサスペンショ
    ンの上部に位置し洗濯機本体から吊り棒を支持する支持
    体とを備え、前記支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強
    体と球面部で接触し、前記球面部に放射状の溝を設けた
    脱水兼用洗濯機の防振装置。
  2. 【請求項2】 支持体は、球面部に放射状の溝を外周面
    の内側まで設けた請求項1記載の脱水兼用洗濯機の防振
    装置。
  3. 【請求項3】 洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱
    水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅
    から弾性支持するサスペンションと、このサスペンショ
    ンの上部に位置し洗濯機本体から吊り棒を支持する支持
    体とを備え、前記支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強
    体と球面部で接触し、前記球面部に同心円状または渦巻
    状の溝を設けた脱水兼用洗濯機の防振装置。
  4. 【請求項4】 洗濯兼脱水槽の外側に位置して洗濯、脱
    水時の水を受ける外槽と、この外槽を洗濯機本体の四隅
    から弾性支持するサスペンションと、このサスペンショ
    ンの上部に位置し洗濯機本体から吊り棒を支持する支持
    体とを備え、前記支持体は、前記洗濯機本体の四隅補強
    体と球面部で接触し、前記球面部に支持体の上面から球
    面部まで貫通した小孔を設けた脱水兼用洗濯機の防振装
    置。
JP17672997A 1997-07-02 1997-07-02 脱水兼用洗濯機の防振装置 Pending JPH1119388A (ja)

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