JP2016154418A - 駆動装置、インバータ取り外し方法及びインバータ取り付け方法 - Google Patents

駆動装置、インバータ取り外し方法及びインバータ取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インバータの容易な交換を可能とする装置及び方法を提供する。【解決手段】駆動装置1は、電動機2と、インバータを収容し、電動機2に取り付けられる回路ケース50と、インバータに接するように回路ケース50に設けられ、冷却液を通す流路R1と、電動機2に設けられ、流路R1に連なって冷却液を通す流路R2と、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態にて冷却液の流路外に開放可能となるように、流路R1の少なくとも一端側に設けられた開放端D1と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、駆動装置、インバータ取り外し方法及びインバータ取り付け方法に関する。
特許文献1には、電力変換装置と回転電機とが一体化された構成が開示されている。
特開2011−182480号公報
一般に、回転電機の寿命に比べ電力変換装置(インバータ)の寿命は短いので、上記構成においては、回転電機を駆動対象に搭載した状態にてインバータを交換するニーズが想定される。そこで本開示は、インバータの容易な交換を可能とする駆動装置、インバータ取り外し方法及びインバータ取り付け方法を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る駆動装置は、電動機と、インバータを収容し、電動機に取り付けられる回路ケースと、インバータに接するように回路ケースに設けられ、冷却液を通す第一冷却流路と、電動機に設けられ、第一冷却流路に連なって冷却液を通す第二冷却流路と、回路ケースが電動機に取り付けられた状態にて冷却液の流路外に開放可能となるように、第一冷却流路の少なくとも一端側に設けられた開放端と、を備える。
本開示の一実施形態に係るインバータ取り外し方法は、(A) 輸送機械に固定された電動機と、インバータを収容して電動機に上方から取り付けられた回路ケースとを備える駆動装置において、インバータに接するように回路ケース内に設けられた冷却流路から冷却液を排出すること、(B) (A)の後にインバータに対する電気系の取り外しを行うこと、(C) (B)の後に回路ケースを電動機から取り外すこと、を含む。
本開示の一実施形態に係るインバータ取り付け方法は、(a) インバータを収容した回路ケースを輸送機械に固定された電動機に取り付けること、(b) (a)の後にインバータに対する電気系の接続を行うこと、(c) インバータに接するように回路ケース内に設けられた冷却流路に対し、(b)の後に冷却液を通すこと、を含む。
本開示によれば、インバータを容易に交換できる。
輸送機械の模式図である。 駆動装置の斜視図である。 図2とは異なる方向からの斜視図である。 図2中のIV−IV線に沿う断面図である。 図2中のV−V線に沿う断面図である。 回路ケースを電動機から分離した状態を示す斜視図である。 図6とは異なる方向からの斜視図である。 図2中の回路ケースを省略して示す斜視図である。 図3中の回路ケースを省略して示す斜視図である。 回路ケース本体の内部構造を示す斜視図である。 図4中のXI−XI線に沿う断面図である。 図4中のXII−XII線に沿う断面図である。 インバータの取り外し手順を示す図である。 インバータの取り外し手順を示す図である。 インバータの取り外し手順を示す図である。 インバータの取り外し手順を示す図である。 インバータの取り外し手順を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔駆動装置〕
図1に示すように、駆動装置1は、自動車又は鉄道車両等の輸送機械9に動力源として搭載される。以下の説明における「上下」は、輸送機械9に搭載された状態での上下を意味する。図2〜図4に示すように、駆動装置1は、電動機2とインバータユニット3とを備える。
(電動機)
電動機2は、例えば同期型又は誘導型の三相交流モータである。電動機2は、ロータ11と、ステータ12と、回転検出器13と、モータケース20とを有する。ロータ11は、シャフト14と、例えば永久磁石等の界磁磁石(不図示)とを含む。ステータ12はロータ11を取り囲むように設けられている(図5参照)。ステータ12は例えば電機子巻線を含み、三相交流電力の供給に応じて回転磁界を発生させる。回転検出器13は例えばレゾルバであり、ロータ11の回転角度を検出する。
モータケース20はロータ11及びステータ12を収容し、輸送機械9内に固定される。モータケース20は、筒体21と、その両端部を塞ぐ端壁22A,22Bとを有する。モータケース20は、筒体21内部にロータ11及びステータ12を収容する。ロータ11のシャフト14は端壁22A,22Bにより回転自在に保持され、ステータ12は筒体21の内周面に固定される。シャフト14の一端(以下、「出力端」という。)14aは端壁22Aを貫通してモータケース20の外側に延出する。
以下の説明においては、シャフト14に沿う方向を「電動機2の長手方向」といい、鉛直方向及び長手方向に直交する方向を「電動機2の幅方向」という。「上下」は、鉛直方向における上下を意味する。単に「側方」という場合には、鉛直方向に交差する全ての方向を含む。
筒体21内には、ステータ12を取り囲む環状の空洞21aが形成されている(図5参照)。筒体21の下部には、空洞21aに連通すると共に外側に開口するドレン孔21dが設けられている(図4参照)。ドレン孔21dは、例えばねじ込み式のドレンプラグ24により塞がれている。
筒体21の側部には、それぞれ空洞21aに連通すると共に外側に開口する側孔21b,21cが設けられている。側孔21b,21cは、筒体21の周上において互いに逆側に位置している。側孔21b、空洞21a、側孔21cは、一連の流路R2を構成する。
側孔21b,21cの周縁部には、筒体21の外周面から外側に突出した継手パイプ23A,23Bがそれぞれ設けられている。継手パイプ23A,23Bは、途中で筒体21側に曲がっており、その先端部は筒体21の外周面に沿う方向に開口している。すなわち駆動装置1は、流路R1の両端部にそれぞれ接続される一対の継手パイプ23A,23Bを更に備える。
図6に示すように、筒体21の上部には、接続部31及び支柱36A,36Bが設けられている。筒体21の上部において、接続部31は出力端14aの遠位側に位置し、支柱36A,36Bは出力端14aの近位側に位置している。
接続部31は、給電ターミナル32と、信号コネクタ34と、周壁35とを有する。給電ターミナル32及び信号コネクタ34は電動機2の幅方向に沿って並んでいる。給電ターミナル32は、三相交流電力に対応する入力端子33U,33V,33Wを有する。入力端子33U,33V,33Wは、ステータ12の巻線にそれぞれ接続されており、電動機2の幅方向に沿って並んでいる。信号コネクタ34は、回転検出器13に接続されている。周壁35は、筒体21の外周面から上方に突出し、給電ターミナル32及び信号コネクタ34を囲んでいる。周壁35の上面には、上方に開口する位置決め孔35a,35bが設けられている。
支柱36A,36Bは、電動機2の幅方向に沿って並んでおり、それぞれ上方に突出している。
周壁35及び支柱36A,36Bは、互いに協働してインバータユニット3の回路ケース50(後述)を支持する。位置決め孔35a,35bは、回路ケース50の位置決め用の嵌合部として機能する。すなわち駆動装置1は、電動機2の上部に設けられた第一嵌合部の一例として、位置決め孔35a,35bを更に備える。
なお、ここに示した電動機2の構成は一例であり、これに限定されない。例えば、界磁磁石がステータ12側に設けられ、電機子巻線がロータ11側に設けられていてもよい。
(インバータユニット)
図4、図8及び図9に示すように、インバータユニット3は、インバータ40と、回路ケース50とを有する。インバータ40は、回路基板41と、平滑コンデンサ42と、ヒートシンク43と、出力端子44U,44V,44Wと、中継導体45P,45Nと、信号ケーブル46と、入力端子48P,48Nとを有する。
回路基板41は、電力変換用のスイッチング回路と、スイッチング回路を制御するための制御回路とを含んでいる。スイッチング回路及び制御回路は、同一の基板上に搭載されていてもよいし、互いに別の基板上に搭載されていてもよい。回路基板41は、直流電力を所望の周波数の三相交流電力に変換し、電動機2に供給する。平滑コンデンサ42は、直流電源からの入力電圧を平滑化する。ヒートシンク43は、回路基板41に対して積層され、回路基板41上のスイッチング素子等が発した熱を放出する。
出力端子44U,44V,44Wは、回路基板41からそれぞれ延出し、回路基板41により生成された三相交流電力を出力する。出力端子44U,44V,44Wは、入力端子33U,33V,33Wにそれぞれ接続される。中継導体45P,45Nは、回路基板41及び平滑コンデンサ42を接続し、直流電力を回路基板41に導く。信号ケーブル46は回路基板41から延出し、回転検出器13からの出力信号を回路基板41上の制御回路に伝送する。信号ケーブル46の先端部には信号コネクタ47が設けられており、信号コネクタ47は信号コネクタ34に接続される。入力端子48P,48Nは、平滑コンデンサ42からそれぞれ張り出している。入力端子48P,48Nには、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nがそれぞれ接続される。
図2〜4に示すように、回路ケース50はインバータ40を収容し、上方から電動機2に取り付けられる。回路ケース50は、ケース本体51と、天板60とを有する。
ケース本体51は、上方に開口する周壁53と、その底部を塞ぐ底部52とを有する。底部52及び周壁53は、平面視にて矩形状を呈するが、これは必須ではない。底部52の下面には、位置決め突起54A,54Bが設けられている(図6及び図7参照)。
位置決め突起54A,54Bは、電動機2の上部に設けられた位置決め孔35a,35bに対して上方からそれぞれ嵌合する。すなわち駆動装置1は、回路ケース50の下部に設けられ、上記第一嵌合部に上方から嵌合する第二嵌合部の一例として、位置決め突起54A,54Bを更に備える。位置決め突起54A,54Bが位置決め孔35a,35bに嵌合することにより、電動機2に対する回路ケース50の位置が容易に定まる。このとき、周壁53の外周面をなす一対の平行面は電動機2の長手方向に沿い、他の一対の平行面は電動機2の幅方向に沿う。
回路ケース50の下部には、側方に張り出した取り付け代58が形成されている。取り付け代58は、位置決め突起54A,54Bが位置決め孔35a,35bに嵌合した状態において、周壁35及び支柱36A,36Bの上に位置する。取り付け代58は、周壁35及び支柱36A,36Bに対してボルトB1により上方から締結される。すなわち駆動装置1は、回路ケース50を上方から電動機2に締結する部材の一例として、ボルトB1を更に備える。
ケース本体51の外部には、把持用の取っ手55A,55Bが設けられている。取っ手55A,55Bは、例えば周壁53の外周面のうち、電動機2の幅方向に沿う一対の平行面からそれぞれ外側に張り出している。取っ手55A,55Bは、ケース本体51を電動機2に対して着脱する際の搬送に利用可能である。
ケース本体51内において、底部52の上面には隆起部56が形成されている(図10参照)。隆起部56は電動機2の幅方向に沿って延びており、その両端部は周壁53の内面に繋がっている。これにより、ケース本体51内が、出力端14aの近位側の領域A1と出力端14aの遠位側の領域A2とに区画されている。
隆起部56の上面には、電動機2の幅方向に沿う溝部56aが形成されている。周壁53には、溝部56aの両端部にそれぞれ連なると共に、周壁53の側方に開口した側孔53a,53bが形成されている(図11参照)。側孔53a,53bは、周壁53の外周面のうち、電動機2の長手方向に沿う一対の平行面にそれぞれ開口している。側孔53a,53bは、いずれも溝部56aに比べて下方に位置しており、互いに逆向きに開口している。
側孔53a,53bの周縁部には、周壁53から側方に突出した継手パイプ57A,57Bがそれぞれ設けられている。すなわち駆動装置1は、回路ケース50から側方に突出し、流路R1の両端部にそれぞれ接続される一対の継手パイプ57A,57Bを更に備える。一対の継手パイプ57A,57Bはそれぞれ側方に曲げられている。これにより、継手パイプ57A,57Bの開放端D1が周壁53に近接しており、その開口方向が周壁53の外周面に沿っている。
底部52において、領域A2に対応する部分には開口部52aが形成されている。開口部52aは、接続部31に対応するように位置している。周壁53のうち、電動機2の長手方向に沿う一対の壁部のいずれか一方には、開口部53c,53dが形成されている。開口部53c,53dは、ケース本体51内の領域A1に開口しており、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nを受け入れる。すなわち駆動装置1は、回路ケース50の側部に設けられ、端子91P,91Nを受け入れる開口部(第三開口部)の一例として、開口部53c,53dを更に備える。
隆起部56上には、ヒートシンク43を介して回路基板41が取り付けられる。回路基板41及びヒートシンク43は、例えばボルト等の締結部材(不図示)により上方から隆起部56に締結される。この状態において、側孔53a,53b及び溝部56aは、インバータ40のヒートシンク43に接する流路R1を構成する(図11参照)。
継手パイプ57Aは、給液用のホース4を介して冷却液の供給源に接続される。これにより、冷却液が流路R1を通る。すなわち駆動装置1は、インバータ40に接するように回路ケース50に設けられ、冷却液を通す第一冷却流路の一例として、流路R1を更に備える。冷却液は、例えば水である。冷却液の供給源は、例えば輸送機械9のラジエータである。
溝部56aは、鉛直方向に交差するように延在してインバータ40に接する吸熱部として機能する。側孔53aは、回路ケース50の側部から吸熱部に冷却液を導く給液部として機能する。側孔53bは、吸熱部から回路ケース50の側部に冷却液を導く排液部として機能する。
継手パイプ57Bは、中継用のホース5を介して上記継手パイプ23Bに接続される。これにより、流路R1と上記流路R2とが連なり、流路R1から排出された冷却液が更に流路R2を通る。すなわち駆動装置1は、 電動機2に設けられ、上記第一冷却流路に連なって冷却液を通す第二冷却流路の一例として、流路R2を更に備える。
継手パイプ23Bの逆側に設けられた継手パイプ23Aは、環流用のホース6を介して冷却液の供給源に接続される。これにより、流路R1,R2と供給源との間で冷却液が循環する。
このような配管によれば、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態においても、ホース4,5を取り外すことによって継手パイプ57A,57Bの端部をそれぞれ開放可能である(図12参照)。継手パイプ57A,57Bはケース本体51から側方に突出し、更に側方に曲がっているので、継手パイプ57A,57Bの開口方向が鉛直上方又は鉛直下方に向くことはない。このため、流路R1の両端部は回路ケース50の側方に開放される。
継手パイプ57Aとホース4との接続部、及び継手パイプ57Bとホース5との接続部は、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態にて流路R1の端部を冷却液の流路外に開閉するように機能する。継手パイプ57A,57Bの開放端D1は、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態にて冷却液の流路外に開放可能である。すなわち駆動装置1は、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態にて冷却液の流路外に開放可能となるように、流路R1の少なくとも一端側に設けられた開放端D1を更に備える。開放端D1は継手パイプ57A,57Bの端部に設けられており、流路R1を回路ケース50の側方に開放するように構成されている。なお、「冷却液の流路外」とは、ホース4,5が継手パイプ57A,57Bにそれぞれ接続された状態における流路の外を意味する。
回路基板41から延出した出力端子44U,44V,44Wは、開口部52aを経て入力端子33U,33V,33W上にそれぞれ配置される。出力端子44U,44V,44Wは、入力端子33U,33V,33Wに対してボルトB2により上方から締結される。すなわち駆動装置1は、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wに上方から締結する部材の一例として、ボルトB2を更に備える。
回路基板41から延出した信号ケーブル46の信号コネクタ47は、開口部52aを経て信号コネクタ34に接続される(図16参照)。
ケース本体51内の領域A1には、平滑コンデンサ42が収容される。平滑コンデンサ42は、入力端子48P,48Nが隆起部56の逆側に張り出すように配置される。なお、入力端子48P,48Nは、互いに異なる長さで平滑コンデンサ42から張り出している。電動機2の長手方向において、入力端子48P,48Nの先端部の位置は開口部53c,53dの位置にそれぞれ対応している。
領域A1内には、開口部53c,53dから電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nがそれぞれ導入される(図12参照)。領域A1内に導入された端子91P,91Nは、入力端子48P,48N上にそれぞれ配置される。端子91P,91Nは、入力端子48P,48Nに対してボルトB3により上方から締結される。すなわち駆動装置1は、端子91P,91Nを入力端子48P,48Nに上方から締結する部材の一例として、ボルトB3を更に備える。
電源ケーブル90P,90Nの外周には、封止部材92P,92Nがそれぞれ設けられている。封止部材92P,92Nは、周壁53の外面に当接し、開口部53c,53dと電源ケーブル90P,90Nとの隙間をそれぞれ封止する。封止部材92P,92Nは、例えばボルト等の締結部材(不図示)により、側方から周壁53に締結される。
天板60は、ケース本体51上に配置され、周壁53の上部を塞ぐ。天板60は、周壁53に対してボルトB4により上方から締結される。天板60は、開口部60a,60bを有する。開口部60aは、端子91P,91Nと入力端子48P,48Nとの接続部の上方に位置する。開口部60bは出力端子44U,44V,44Wと入力端子33U,33V,33Wとの接続部の上方に位置する。すなわち駆動装置1は、回路ケース50の上部に設けられ、インバータ40の入力端子48P,48N及び出力端子44U,44V,44Wをそれぞれ開放する第一開口部及び第二開口部の一例として、開口部60a,60bを更に備える。
天板60上には、開口部60a,60bをそれぞれ覆うカバー61A,61Bが配置される。カバー61A,61Bは、天板60に対してボルトB5により上方から締結される。すなわち駆動装置1は、開口部60a,60bをそれぞれ覆うカバー61A,61Bを更に備える。また、駆動装置1は、カバー61A,61Bを回路ケース50に上方から締結する部材の一例として、ボルトB5を更に備える。
〔インバータの交換方法〕
続いて、インバータユニット3の交換手順について説明する。一般に、電動機の寿命に比べてインバータの寿命は短いので、駆動装置1においては、駆動対象である輸送機械9に電動機2を搭載した状態にてインバータユニット3を交換するニーズが想定される。以下に示す手順は、このようなニーズに対応し、電動機2を輸送機械9から取り外すことなくインバータユニット3の交換を行うための手順である。
(インバータの取り外し手順)
まず、図13に示すように、ホース4,5を継手パイプ57A,57Bからそれぞれ取り外し、継手パイプ57Bの端部から冷却液を排出する。すなわち、第一冷却流路である流路R1から冷却液を排出する。このとき、継手パイプ57A側からの加圧又は継手パイプ57B側からの吸引により冷却液の排出を促進してもよい。継手パイプ57Aの端部から冷却液を排出してもよい。この場合、継手パイプ57B側からの加圧又は継手パイプ57A側からの吸引により冷却液の排出を促進してもよい。
ホース5を継手パイプ57Bから取り外さずに、ホース4のみを継手パイプ57Aから取り外し、更にドレンプラグ24をモータケース20のドレン孔21dから取り外し、ドレン孔21dから冷却液を排出してもよい。すなわち、流路R1の両端部のうち流路R2の逆側の端部を開放し、流路R2のドレン孔21dを経て流路R1から冷却液を排出してもよい。この後ホース5を継手パイプ57Bから取り外し、流路R1内に残留した冷却液を継手パイプ57A,57Bのいずれかの端部から更に排出してもよい。
ホース4,5を継手パイプ57A,57Bから取り外さずに、ドレンプラグ24をドレン孔21dから取り外し、ドレン孔21dから冷却液を排出した後に、ホース4,5を継手パイプ57A,57Bからそれぞれ取り外し、流路R1内に残留した冷却液を継手パイプ57A,57Bのいずれかの端部から更に排出してもよい。
上述したように、溝部56aは電動機2の幅方向に沿っており、側孔53a,53bはそれぞれ回路ケース50の側方に開口しているので、いずれの排出手法においても、冷却液は鉛直方向に交差する方向に沿って流路R1から排出される。
次に、図14に示すように、カバー61A,61Bを天板60に締結していたボルトB5を上方に取り外し、カバー61A,61Bを天板60から取り外す。これにより開口部60a,60bが開放される。
次に、インバータ40に対する電気系の取り外しを行う。具体的には、図15に示すように、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nを入力端子48P,48Nに締結していたボルトB3を上方に取り外し、端子91P,91Nを回路基板41内から引き抜く。これにより、端子91P,91Nが入力端子48P,48Nから取り外される。その後、図16に示すように、出力端子44U,44V,44Wを入力端子33U,33V,33Wに締結していたボルトB2を上方に取り外す。これにより、出力端子44U,44V,44Wが入力端子33U,33V,33Wから取り外される。更に、信号コネクタ47を信号コネクタ34から上方に取り外す。
次に、図17に示すように、回路ケース50を電動機2に締結していたボルトB1を上方に取り外すことで、回路ケース50を電動機2から取り外す。このときに、取っ手55A,55Bを把持して回路ケース50を搬送してもよい。
(インバータの取り付け手順)
インバータユニット3の取り付けは、取り外しの逆の手順にて行う。まず、輸送機械9に固定された電動機2の上にインバータユニット3を配置する(図17参照)。このときに、位置決め突起54A,54Bを位置決め孔35a,35bに嵌合させる。これにより、インバータユニット3の位置が定まる。その後、ボルトB1により、回路ケース50を電動機2に上方から締結する。
次に、インバータ40に対する電気系の接続を行う。具体的には、まず信号コネクタ47を信号コネクタ34に上方から接続する。更に、ボルトB2により、出力端子44U,44V,44Wを入力端子33U,33V,33Wに上方から締結する。これにより、出力端子44U,44V,44Wが入力端子33U,33V,33Wに接続される(図16参照)。その後、端子91P,91Nを開口部53c,53dから領域A1内に挿入し、ボルトB3により、端子91P,91Nを入力端子48P,48Nに上方から締結する。これにより、端子91P,91Nが入力端子48P,48Nに接続される(図15参照)。
次に、開口部60a,60bをそれぞれ覆うようにカバー61A,61Bを配置し、ボルトB5により、カバー61A,61Bを天板60に上方から締結する(図14参照)。
次に、ホース5を継手パイプ57Bに接続し、ホース4を継手パイプ57Aに接続する(図13参照)。その後、流路R1,R2に冷却液を通す。上述したように、溝部56aは電動機2の幅方向に沿っており、側孔53a,53bはそれぞれ回路ケース50の側方に開口しているので、冷却液は鉛直方向に交差する方向に沿って流路R1に通される。以上でインバータユニット3の交換が完了する。
〔本実施形態の効果〕
以上に説明したように、駆動装置1は、電動機2と、インバータ40を収容し、電動機2に取り付けられる回路ケース50と、インバータ40に接するように回路ケース50に設けられ、冷却液を通す流路R1と、電動機2に設けられ、流路R1に連なって冷却液を通す流路R2と、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態にて冷却液の流路外に開放可能となるように、流路R1の少なくとも一端側に設けられた開放端D1と、を備える。
この構成によれば、回路ケース50が電動機2に取り付けられた状態にて流路R1からの液抜きが可能となるので、流路R1から冷却液を取り除いた状態で電気系の取り外し作業を行うことが可能となる。従って、インバータ40を容易に交換できる。
回路ケース50は上方から電動機2に取り付けられ、開放端D1は、流路R1を回路ケース50の側方に開放するように構成されていてもよい。この場合、回路ケース50及び電動機2が並ぶ方向に対して交差する方向への液抜きが可能となる。このため、回路ケース50と電動機2との接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
流路R1は、鉛直方向に交差するように延在してインバータ40に接する吸熱部(溝部56a)と、回路ケース50の側部から吸熱部に冷却液を導く給液部(側孔53a)と、吸熱部から回路ケース50の側部に冷却液を導く排液部(側孔53b)とを有してもよい。給液部及び排液部は吸熱部に比べて下方に位置していてもよい。この場合、電気系の取り外し作業に先立って冷却液をより確実に除去できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
駆動装置1は、回路ケース50から側方に突出し、流路R1の両端部にそれぞれ接続される一対の継手パイプ57A,57Bを更に備えてもよい。開放端D1は一対の継手パイプ57A,57Bの少なくとも一方の端部に設けられていてもよい。この場合、側方に突出した継手パイプ57A,57Bの端部に開放端D1が設けられることで、回路ケース50と電動機2との接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
一対の継手パイプ57A,57Bはそれぞれ側方に曲げられていてもよい。この場合、ホースの配管を回路ケース50及び電動機2側に寄せ、省スペース化を図ることができる。また、継手パイプ57A,57Bが真下方向に曲げられる場合に比べ、インバータ40と電動機2との接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
駆動装置1は、回路ケース50を上方から電動機2に締結する部材(ボルトB1)と、回路ケース50の上部に設けられ、インバータ40の入力端子48P,48Nを開放する第一開口部(開口部60a)と、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nをインバータ40の入力端子48P,48Nに上方から締結する部材(ボルトB3)と、第一開口部を覆う第一カバー(カバー61A)と、回路ケース50の上部に設けられ、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを開放する第二開口部(開口部60b)と、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wに上方から締結する部材(ボルトB2)と、第二開口部を覆う第二カバー(カバー61B)と、を更に備えてもよい。
この場合、電気系及び機械系の取り外し作業を行う方向に対し、冷却液の排出作業を行う方向が交差するので、電気系及び機械系の接続部への液だれをより確実に防止できる。また、電気系の接続部を上方に開放するための開口部をカバーで覆うことで、電気系の接続部への液だれを一層確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
駆動装置1は、回路ケース50の側部に設けられ、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nを受け入れる第三開口部(開口部53c,53d)を更に備えてもよい。この場合、電源ケーブル90P,90Nを第三開口部から通すことで、カバー61Aによる開口部60aの封止をより確実に行うことができる。これにより、電気系の接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
駆動装置1は、電動機2の上部に設けられた第一嵌合部(位置決め孔35a,35b)と、回路ケース50の下部に設けられ、第一嵌合部に上方から嵌合する第二嵌合部(位置決め突起54A,54B)と、を更に備えてもよい。この場合、駆動対象である輸送機械9に電動機2が搭載された状態においても、電動機2と回路ケース50との位置決めを容易に行うことができる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
駆動装置1は、回路ケース50の外部に設けられた把持用の取っ手55A,55Bを更に備えてもよい。この場合、回路ケース50の取り出し及び再配置が容易となる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
駆動装置1におけるインバータユニット3の取り外し手順は、(A) 電動機2が輸送機械9に固定された状態にて、流路R1から冷却液を排出すること、(B) 上記(A)の後にインバータ40に対する電気系の取り外しを行うこと、(C) 上記(B)の後に回路ケース50を電動機2から取り外すこと、を含む。
この手順によれば、流路R1から冷却液を取り除いた状態で電気系の取り外し作業を行うことが可能となる。更に、電気系を取り外した状態で機械系の取り外し作業を行うことが可能となる。従って、電動機2が輸送機械9に搭載された状態においてもインバータ40を容易に交換できる。
上記(B)では、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nをインバータ40の入力端子48P,48Nから取り外した後に、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子から取り外してもよい。この場合、電源供給が遮断された状態にて、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wから取り外すことができる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
上記(A)では、鉛直方向に交差する方向に沿って冷却液を流路R1から排出し、上記(B)では、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nをインバータ40の入力端子48P,48Nに締結していた部材(ボルトB3)及びインバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wに締結していた部材(ボルトB3)を上方に取り外し、上記(C)では、回路ケース50を電動機2に締結していた部材(ボルトB1)を上方に取り外してもよい。この場合、電気系及び機械系の取り外し作業を行う方向に対し、冷却液の排出作業を行う方向が交差するので、電気系及び機械系の接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
上記(A)では、加圧及び吸引の少なくともいずれかによって冷却液を流路R1から排出してもよい。この場合、電気系の取り外し作業に先立って冷却液をより確実に除去できるので、電気系の接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
電動機2に対するインバータユニット3の取り付け手順は、(a) 回路ケース50を輸送機械9に固定された電動機2に取り付けること、(b) 上記(a)の後にインバータ40に対する電気系の接続を行うこと、(c) 上記(b)の後に流路R1に冷却液を通すこと、を含む。
この手順によれば、機械系の接続により、電動機2に対する回路ケース50の位置が定まった状態にて電気系の接続作業を行うことが可能となる。電気系の接続を冷却液の通液に先立って行うことで、冷却液が存在しない状態で電気系の接続作業を行うことが可能となる。これらのことから、電動機2が輸送機械9に搭載された状態においてもインバータ40を容易に交換できる。
上記(b)では、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wに接続した後に、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nをインバータ40の入力端子48P,48Nに接続してもよい。この場合、電源供給が遮断された状態にて、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wに接続することができる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
上記(a)では、回路ケース50を電動機2に上方から締結し、上記(b)では、インバータ40の出力端子44U,44V,44Wを電動機2の入力端子33U,33V,33Wに上方から締結し、電源ケーブル90P,90Nの端子91P,91Nをインバータ40の入力端子48P,48Nに上方から締結し、上記(c)では、鉛直方向に交差する方向に沿って冷却液を流路R1に通してもよい。この場合、電気系及び機械系の接続作業を行う方向に対し、冷却液の通液作業を行う方向が交差するので、電気系及び機械系の接続部への液だれをより確実に防止できる。従って、インバータ40を更に容易に交換できる。
以上、実施形態について説明したが、本開示は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。第一嵌合部及び第二嵌合部は、上述した構成(位置決め突起54A,54B及び位置決め孔35a,35b)に限られない。例えば、回路ケース50側に位置決め孔が設けられ、これに嵌合する位置決め突起が電動機2側に設けられていてもよい。各種締結用の部材としてボルトを例示したが、これに限られない。例えば、圧入ピン等を締結用の部材として用いてもよい。
1…駆動装置、2…電動機、9…輸送機械、35a,35b…位置決め孔(第一嵌合部)、40…インバータ、44U,44V,44W…出力端子、48P,48N…入力端子、50…回路ケース、53a…側孔(給液部)、53b…側孔(排液部)、53c,53d…開口部(第三開口部)、54A,54B…位置決め突起(第二嵌合部)、55A,55B…取っ手、56a…溝部(吸熱部)、57A,57B…継手パイプ、60a…開口部(第一開口部)、60b…開口部(第二開口部)、61A…カバー(第一カバー)、61B…カバー(第二カバー)、90P,90N…電源ケーブル、91P,91N…端子、B1,B2,B3,B5…ボルト(締結部材)、D1…開放端、R1…流路(第一冷却流路)、R2…流路(第二冷却流路)。

Claims (16)

  1. 電動機と、
    インバータを収容し、前記電動機に取り付けられる回路ケースと、
    前記インバータに接するように前記回路ケースに設けられ、冷却液を通す第一冷却流路と、
    前記電動機に設けられ、前記第一冷却流路に連なって前記冷却液を通す第二冷却流路と、
    前記回路ケースが前記電動機に取り付けられた状態にて前記冷却液の流路外に開放可能となるように、前記第一冷却流路の少なくとも一端側に設けられた開放端と、を備える駆動装置。
  2. 前記回路ケースは上方から前記電動機に取り付けられ、
    前記開放端は、前記第一冷却流路を前記回路ケースの側方に開放するように構成されている、請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記第一冷却流路は、鉛直方向に交差するように延在して前記インバータに接する吸熱部と、
    前記回路ケースの側部から前記吸熱部に前記冷却液を導く給液部と、前記吸熱部から前記回路ケースの側部に前記冷却液を導く排液部とを有し、
    前記給液部及び前記排液部は前記吸熱部に比べて下方に位置している、請求項2記載の駆動装置。
  4. 前記回路ケースから側方に突出し、前記第一冷却流路の両端部にそれぞれ接続される一対の継手パイプを更に備え、
    前記開放端は前記一対の継手パイプの少なくとも一方の端部に設けられている、請求項2又は3記載の駆動装置。
  5. 前記一対の継手パイプはそれぞれ側方に曲げられている、請求項4記載の駆動装置。
  6. 前記回路ケースを上方から前記電動機に締結する部材と、
    前記回路ケースの上部に設けられ、前記インバータの入力端子を開放する第一開口部と、
    電源ケーブルの端子を前記インバータの入力端子に上方から締結する部材と、
    前記第一開口部を覆う第一カバーと、
    前記回路ケースの上部に設けられ、前記インバータの出力端子を開放する第二開口部と、
    前記インバータの出力端子を前記電動機の入力端子に上方から締結する部材と、
    前記第二開口部を覆う第二カバーと、を更に備える請求項2〜5のいずれか一項記載の駆動装置。
  7. 前記回路ケースの側部に設けられ、前記電源ケーブルの端子を受け入れる第三開口部を更に備える、請求項6記載の駆動装置。
  8. 前記電動機の上部に設けられた第一嵌合部と、
    前記回路ケースの下部に設けられ、前記第一嵌合部に上方から嵌合する第二嵌合部と、を更に備える、請求項1〜7のいずれか一項記載の駆動装置。
  9. 前記回路ケースの外部に設けられた把持用の取っ手を更に備える、請求項1〜8のいずれか一項記載の駆動装置。
  10. (A) 輸送機械に固定された電動機と、インバータを収容して前記電動機に上方から取り付けられた回路ケースとを備える駆動装置において、前記インバータに接するように前記回路ケース内に設けられた冷却流路から冷却液を排出すること、
    (B) 前記(A)の後に前記インバータに対する電気系の取り外しを行うこと、
    (C) 前記(B)の後に前記回路ケースを前記電動機から取り外すこと、を含むインバータ取り外し方法。
  11. 前記(B)では、電源ケーブルの端子を前記インバータの入力端子から取り外した後に、前記インバータの出力端子を前記電動機の入力端子から取り外す、請求項10記載のインバータ取り外し方法。
  12. 前記(A)では、鉛直方向に交差する方向に沿って前記冷却液を前記冷却流路から排出し、
    前記(B)では、前記電源ケーブルの端子を前記インバータの入力端子に締結していた部材及び前記インバータの出力端子を前記電動機の入力端子に締結していた部材を上方に取り外し、
    前記(C)では、前記回路ケースを前記電動機に締結していた部材を上方に取り外す、請求項11記載のインバータ取り外し方法。
  13. 前記(A)では、加圧及び吸引の少なくともいずれかによって前記冷却液を前記冷却流路から排出する、請求項10〜12のいずれか一項記載のインバータ取り外し方法。
  14. (a) インバータを収容した回路ケースを輸送機械に固定された電動機に取り付けること、
    (b) 前記(a)の後に前記インバータに対する電気系の接続を行うこと、
    (c) 前記インバータに接するように前記回路ケース内に設けられた冷却流路に対し、前記(b)の後に冷却液を通すこと、を含むインバータ取り付け方法。
  15. 前記(b)では、前記インバータの出力端子を前記電動機の入力端子に接続した後に、電源ケーブルの端子を前記インバータの入力端子に接続する、請求項14記載のインバータ取り付け方法。
  16. 前記(a)では、前記回路ケースを前記電動機に上方から締結し、
    前記(b)では、前記インバータの出力端子を前記電動機の入力端子に上方から締結し、前記電源ケーブルの端子を前記インバータの入力端子に上方から締結し、
    前記(c)では、鉛直方向に交差する方向に沿って前記冷却液を冷却流路に通す、請求項15記載のインバータ取り付け方法。
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