JP6610225B2 - 駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来、電動パワーステアリング装置用のモータ駆動装置が知られている。例えば特許文献1では、コネクタケースとヒートシンクとの間、および、ヒートシンクとモータカバー61との間にOリングを設けることで、防水仕様の電子制御ユニットを構成している。
特開2015−134598号公報
特許文献1では、電子制御ユニットが温度変化に晒され、部材が反った場合、Oリングの圧縮率が低下し、防水性が低下する虞がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、防水性の低下を抑制可能な駆動装置を提供することにある。
本発明の駆動装置は、保持部材(30)と、コネクタユニット(50)と、カバー部材(80)と、シール部材(69)と、を備える。
保持部材は、回転電機(10)の軸方向の一方側に設けられる。
コネクタユニットは、コネクタ部(54、55)、ベース部(51)、脚部(61、63)を有し、保持部材の回転電機と反対側に固定される。コネクタ部は、配線を接続可能に形成される。ベース部には、コネクタ部が形成される。脚部は、ベース部の外縁に設けられ、保持部材との接続に用いられる。
カバー部材は、コネクタ部が露出した状態で、コネクタユニットおよび保持部材を収容する。
シール部材は、ベース部とカバー部材との間に設けられる。
ここで、コネクタユニットにおいて、回転電機と反対側を第1側、回転電機側を第2側とする。また、軸方向における位置を、高さ位置とする。
シール部材は、ベース部の第1側の端面である第1ベース端面(511)に配置される。
脚部の第1側の端面(611)の高さ位置は、ベース部の第2側の端面である第2ベース端面(612)よりも第1側である。
ベース部と脚部との間には、ベース部から径方向外側に延びるつなぎ部(62、64)が設けられる。つなぎ部の板厚は、ベース部の板厚より小さい。
本発明では、ベース部とカバー部材との間にシール部材を設けることで、コネクタユニットとカバー部材との間を気密または液密にシール可能である。
また、脚部の第1側の端面の高さ位置を第2ベース端面より第1側としている。これにより、脚部の第1側の端面が第2ベース端面よりも第2側にある場合と比較し、熱負荷による第1ベース端面の反り量を抑えることができ、熱負荷による防水性の低下を抑制可能である。
本発明の第1実施形態によるステアリングシステムを示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の側面図である。 本発明の第1実施形態によるコントローラ部を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるコントローラ部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるヒートシンクにコネクタユニットを組み付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるヒートシンクにコネクタユニットを組み付けた状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるヒートシンクにコネクタユニットを組み付けた状態を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットを示す平面図である。 図9のX方向矢視図である。 図9のXI方向矢視図である。 図9のXII方向矢視図である。 図9のXIII方向矢視図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットおよびコネクタ固定ねじを示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットの脚部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットの脚部を示す側面図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットの脚部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるコネクタユニットの脚部を示す側面図である。 本発明の第1実施形態による段差と反り量との関係を示す説明図である。 本発明の第2実施形態によるコネクタユニットを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態によるコネクタユニットを示す側面図である。 本発明の第2実施形態によるコネクタユニットを示す側面図である。
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図19に示す。
図1および図2に示すように、本実施形態の駆動装置1は、回転電機としてのモータ10、および、コントローラ部20を備え、電動パワーステアリング装置109に適用される。
図1は、電動パワーステアリング装置109を備えたステアリングシステム100の全体構成を示すものである。ステアリングシステム100は、操舵部材であるステアリングホイール101、ステアリングシャフト102、ピニオンギア106、ラック軸107、および、車輪108、および、電動パワーステアリング装置109等を備える。
ステアリングホイール101は、ステアリングシャフト102と接続される。ステアリングシャフト102には、運転者がステアリングホイール101を操作すること等でステアリングシャフト102に加わるトルクを検出するトルクセンサ104が設けられる。ステアリングシャフト102の先端には、ピニオンギア106が設けられる。ピニオンギア106は、ラック軸107に噛み合っている。ラック軸107の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪108が設けられる。
運転者がステアリングホイール101を回転させると、ステアリングホイール101の接続されたステアリングシャフト102が回転する。ステアリングシャフト102の回転運動は、ピニオンギア106によってラック軸107の直線運動に変換される。一対の車輪108は、ラック軸107の変位量に応じた角度に操舵される。
電動パワーステアリング装置109は、駆動装置1、および、モータ10の回転を減速してラック軸107に伝える動力伝達部である減速ギア90等を含む。本実施形態では、駆動装置1は、減速ギア90のハウジング91に取り付けられている。すなわち、本実施形態の電動パワーステアリング装置109は、ラック軸107の駆動をアシストする、所謂「ラックアシストタイプ」である。
図2に示すように、モータ10は、図示しないステータ、ロータ、および、ロータと一体に回転するシャフト等を備える。ステータ、ロータおよびシャフト等は、モータケース11に収容される。モータ10は、例えば3相交流のブラシレスモータであり、図示しないバッテリから電力が供給されることで駆動する。
モータケース11は、例えば鉄等の金属にて、筒状に形成される。モータケース11の軸方向の一側には、フロントフレーム12が設けられ、他側には、リアフレーム13が設けられる。スルーボルト15は、フロントフレーム12側から挿入され、リアフレーム13に締結される。これにより、フロントフレーム12およびリアフレーム13は、モータケース11を挟み込んだ状態で固定される。本実施形態では、モータケース11、フロントフレーム12、および、リアフレーム13により、モータ10の外郭が形成される。
フロントフレーム12からは、シャフトと一体に回転する出力端17が露出する。出力端17は、減速ギア90に接続される。これにより、モータ10の回転が、減速ギア90に出力される。
モータ10の軸方向および径方向を、駆動装置1全体としての「軸方向」および「径方向」とみなし、適宜単に「軸方向」および「径方向」と記載する。また、シャフトの軸線を延長した仮想線を、単に「軸線」という。
図2〜図5に示すように、コントローラ部20は、保持部材としてのヒートシンク30、制御基板41、パワー基板43、パワーモジュール45、および、コネクタユニット50等を有し、モータ10を軸方向に投影した投影領域内に収まるように設けられる。コントローラ部20は、モータ10側の一部がリアフレーム13内に収容された状態にて、リアフレーム13に固定される。また、コントローラ部20のモータ10と反対側は、カバー部材80により覆われる(図2参照)。
図3に示すように、リアフレーム13は、露出部131、および、露出部131のモータ10と反対側に形成される挿入部132を有する。露出部131は、カバー部材80から露出する。挿入部132は、カバー部材80に挿入される。挿入部132の周壁には、環状のOリング溝が形成され、モータ側Oリング14が嵌め込まれる。モータ側Oリング14は、例えばゴム等の弾性部材により環状に形成される。
なお、図3は、カバー部材80を外した状態のIII方向矢視図であり、図3ではモータ10を省略した。
図2に示すように、カバー部材80は、頂部81、および、筒部82を有する有底筒状に形成され、頂部81がモータ10と反対側となるように設けられる。カバー部材80の内部には、コントローラ部20が収容される。すなわち、本実施形態のコントローラ部20は、リアフレーム13およびカバー部材80で形成される収容空間に配置される。
頂部81には、コネクタ挿通孔が形成され、後述の給電コネクタ54および信号コネクタ55がモータ10側から挿通される。これにより、給電コネクタ54および信号コネクタ55がカバー部材80から露出する。また、頂部81には、カバー固定ねじ85がモータ10と反対側から挿通されるねじ挿通孔が形成される。カバー固定ねじ85は、コネクタユニット50に固定される。これにより、カバー部材80は、コネクタユニット50に固定される。
筒部82の先端側には、リアフレーム13の挿入部132が挿入される。モータ側Oリング14は、規定範囲内の圧縮率で圧縮された状態で、リアフレーム13の挿入部132とカバー部材80の筒部82の内壁とで挟み込まれる。これにより、モータ側Oリング14は、リアフレーム13とカバー部材80との間を、気密または液密にシールしている。
図4〜図7に示すように、ヒートシンク30は、放熱部31、挿通孔形成部33、制御基板固定部34、パワー基板固定部35、および、コネクタ固定部37等を有し、アルミ等の熱伝導性のよい素材で形成される。ヒートシンク30は、制御基板41、パワー基板43、および、パワーモジュール45等のモータ10の駆動制御に用いられる電子部品を保持する保持部材として機能する。
放熱部31は、側面視略矩形の柱状に形成される。放熱部31には、軸線を挟んで両側に、パワーモジュール45が固定されるモジュール固定面311が形成される。放熱部31の内側には、モータ10と反対側に開口する収容室32が形成される。収容室32には、パワー基板43のヒートシンク30側の面に実装されるコンデンサ、チョークコイル等の比較的大型の電子部品が収容される。
挿通孔形成部33には、挿通孔331が形成される。挿通孔331には、リアフレーム13と締結される図示しないコントローラ固定ねじが挿通される。コントローラ固定ねじがリアフレーム13に締結されることで、コントローラ部20がリアフレーム13に固定される。
制御基板固定部34には、制御基板41を挟んだ状態にて制御基板固定ねじ42が締結される。これにより、制御基板41がヒートシンク30に保持される。
パワー基板固定部35には、パワー基板43を挟んだ状態にてパワー基板固定ねじ44が締結される。これにより、パワー基板43がヒートシンク30に保持される。
コネクタ固定部37には、コネクタ固定ねじ75によりコネクタユニット50が固定される。
固定部34、35、37は、それぞれ2つずつ、軸線に対して、略対称に形成される。
制御基板41は、ヒートシンク30のモータ10側に設けられる。制御基板41には、マイコンやプリドライバ等、通電量が比較的小さい電子部品が実装される。
パワー基板43は、ヒートシンク30を挟んでモータ10の反対側に設けられる。パワー基板43には、コンデンサやチョークコイル等の通電量が大きく、比較的大型の電子部品が実装される。
図4に示すように、パワーモジュール45は、モータ10のステータに巻回される巻線に通電される電流を切り替えるインバータを構成する図示しない複数のスイッチング素子等を有する。スイッチング素子は、パッケージ部451に封止される。
本実施形態では、3相巻線を2組有しており、2つの3相巻線毎にインバータが設けられる。また、パワーモジュール45は、インバータ毎に設けられる。すなわち、本実施形態では、2つのパワーモジュール45が設けられる。パワーモジュール45は、幅広面がモジュール固定面311に当接した状態にて、モジュール固定ねじ49にてヒートシンク30に固定される。これにより、パワーモジュール45のスイッチング素子のスイッチング等により生じる熱が、ヒートシンク30に放熱される。なお、パワーモジュール45とヒートシンク30との間に、放熱シートや放熱ゲル等の放熱部材を設けてもよい。
また、パワーモジュール45は、いずれもパッケージ部451から突出して形成される制御端子452、パワー端子453、および、モータ端子455を有する。
制御端子452は、パッケージ部451のモータ10側に突出する。制御端子452は、モータ10と反対側から制御基板41の端子挿通孔に挿通され、はんだ等により制御基板41と電気的に接続される。
パワー端子453は、パッケージ部451のモータ10と反対側に突出する。パワー端子453は、ヒートシンク30側に折り曲げられて、モータ10側からパワー基板43の端子挿通孔に挿通され、はんだ等によりパワー基板43と電気的に接続される。
モータ端子455は、パッケージ部451のモータ10と反対側に突出する。モータ端子455の先端には、取出線挿入部が形成される。モータ端子455は、ヒートシンク30から離れる方向に折り曲げられ、モータ10の巻線から取り出される図示しない取出線が、モータ10側から挿入される。モータ端子455と取出線とは、はんだ等により電気的に接続される。
図8〜図18にコネクタユニット50を示す。図14は、図10と対応する図であって、コネクタユニット50にカラー71および固定部材としてのコネクタ固定ねじ75を組み付けた状態を示す図である。また、図15〜図18は、脚部61近傍を拡大した拡大図である。図16が図9のX方向矢視図に対応する拡大図であり、図18が図9のXI方向矢視図に対応する拡大図であって、図16および図18では、コネクタ固定ねじ75を組み付けた状態とした。ただし、図9にはコネクタ固定ねじ75を記載していない。
コネクタユニット50は、ベース部51、給電コネクタ54、信号コネクタ55、給電端子57、信号端子保持部58、信号端子59、および、脚部61等を有し、樹脂等で形成される。コネクタユニット50は、ヒートシンク30を挟んでモータ10と反対側に設けられる。
ここで、コネクタユニット50の軸方向において、モータ10と反対側を「第1側」、モータ10側を「第2側」とする(図10等参照)。
ベース部51は、メインベース部52、および、補強部53を有する。メインベース部52は、略円板状に形成される。補強部53は、メインベース部52の周壁525よりも径方向内側であって、メインベース部52から第2側に突出して形成される。補強部53の内側には、適宜、リブ等を設けてもよい。補強部53を設けることで、熱負荷によるメインベース部52の反りが抑制される。
ここで、ベース部51の第1側の端面を第1ベース端面511、ベース部51の第2側の端面を第2ベース端面512とする。本実施形態では、第1ベース端面511はメインベース部52の第1側の端面であり、第2ベース端面512は補強部53の第2側の端面である。なお、第2ベース端面512は、例えばリブ等、第2側の端部で規定される仮想平面であってもよい。
ベース部51は、ヒートシンク30およびヒートシンク30のモータ10と反対側の面に固定されるパワー基板43と離間している。これにより、コネクタユニット50をヒートシンク30に組み付けた状態にて、パワー基板43の端子接続状態等を、コネクタユニット50側の斜め方向から確認することができる。また、コネクタユニット50とパワー基板43との絶縁が保たれる。
第1ベース端面511には、カバー固定部514が形成される。本実施形態では、カバー固定部514は3箇所に形成される。カバー固定部514には、カバー固定ねじ85が締結される(図2参照)。これにより、カバー部材80がコネクタユニット50に固定される。
第1ベース端面511には、給電コネクタ54および信号コネクタ55よりも外側に環状のOリング溝515が形成される。図9に示すように、Oリング溝515には、シール部材としてのコネクタ側Oリング69が配置される。コネクタ側Oリング69は、規定範囲内の圧縮率で圧縮された状態で、コネクタユニット50のベース部51とカバー部材80の頂部81(図2参照)の内壁とで挟み込まれる。これにより、コネクタ側Oリング69は、コネクタユニット50とカバー部材80との間を、気密または液密にシールしている。
図8等に示すように、第1ベース端面511には、給電コネクタ54および信号コネクタ55が設けられる。給電コネクタ54および信号コネクタ55は、第1側に開口し、第1側から配線を接続可能に形成される。給電コネクタ54は、バッテリとの接続に用いられる。信号コネクタ55は、トルクセンサ104(図1参照)やCAN(Controller Area Network)等との接続に用いられる。本実施形態では、給電コネクタ54および信号コネクタ55が「コネクタ部」に対応する。
図13および図17等に示すように、給電端子57は、電源端子571およびグランド端子572を含む。電源端子571およびグランド端子572は、給電コネクタ54を経由して、それぞれ、バッテリおよびグランドに接続される。
電源端子571およびグランド端子572は、メインベース部52のパワーモジュール45が設けられない一方側の周壁525から径方向外側に突出し、第2側に折り曲げられる。電源端子571およびグランド端子572の先端は、パワー基板43の端子挿通孔に挿通され、はんだ等によりパワー基板43と電気的に接続される。これにより、パワー基板43、および、パワー基板43と電気的に接続される制御基板41、パワーモジュール45、および、モータの巻線に、給電可能となる。
電源端子571およびグランド端子572は、第1側から見たとき、メインベース部52から突出する箇所と、パワー基板43との接続箇所との少なくとも一部が重複しないように、ずらして形成される。本実施形態では、電源端子571の先端は、グランド端子572側にずらして形成される。また、グランド端子572の先端は、電源端子571側にずらして形成される。これにより、第1側から見て、電源端子571およびグランド端子572と、パワー基板43との接続状態を確認可能である。
信号端子保持部58は、給電端子57と反対側にて、ベース部51から第2側に突出し、ヒートシンク30の中間位置まで延びて形成される(図5参照)。これにより、ヒートシンク30と信号端子59との絶縁が確保される。信号端子保持部58の先端側は、ヒートシンク30のパワーモジュール45が設けられない側面に形成される凹部に収容される。本実施形態では、信号端子保持部58は、挿通孔形成部33とコネクタ固定部37との間であって、挿通孔形成部33およびコネクタ固定部37よりも内側に配置される。これにより、径方向体格を大型化することなく、信号端子59が制御基板41側に導かれる。
信号端子59は、信号端子保持部58の第2側に突出して形成される。信号端子59の先端は、制御基板41の端子挿通孔に挿通され、はんだ等により制御基板41と電気的に接続される。信号端子59は、信号コネクタ55から入力される各信号の伝達に用いられる。これにより、トルクセンサ104やCAN等からの信号が、制御基板41に実装されるマイコン等にて利用可能となる。
本実施形態では、信号端子59は7本であるが、信号数等に応じて適宜変更可能である。
脚部61およびつなぎ部62は、ベース部51から径方向外側に突出して形成される。本実施形態では、円筒状に形成される部分を脚部61とし、ベース部51から脚部61に至る間の部分をつなぎ部62とする。以下、軸方向における位置関係、すなわち例えば図10等の上下方向の位置関係を、適宜「高さ位置」という。
脚部61は、ヒートシンク30のコネクタ固定部37に対応する2箇所に形成される。詳細には、脚部61は、給電端子57と隣り合う箇所、および、信号端子保持部58と隣り合う箇所の2箇所に形成される。本実施形態では、信号端子保持部58と隣り合う脚部61は、つなぎ部62を介して信号端子保持部58と連続的に形成されている。また、2つの脚部61は、モータ10の軸線に対し、概ね対称に配置される。
脚部61は、略円筒状に形成され、カラー71が挿入される。本実施形態では、脚部61の第1側の端面を第1端面611、第2側の端面を第2端面612とする。
脚部61の第1端面611は、つなぎ部62の第1側の端面と同じ高さ位置に形成される。また、つなぎ部62の第2側の端面622は、ベース部51の第2ベース端面512と同じ高さ位置に形成される。脚部61の軸方向における大きさは、つなぎ部62より大きく、第2端面612は、第2ベース端面512よりも第2側である。
すなわち、脚部61の第1端面611およびつなぎ部62の第1側の端面の高さ位置は、ベース部51の第1ベース端面511と第2ベース端面512との間である。また、ベース部51の第2ベース端面512は、脚部61の第1端面611およびつなぎ部62の第1側の端面621と、脚部61の第2端面612との間である。
カラー71は、外径が脚部61の内径と一致するように、例えば金属等で円筒状に形成される。カラー71は、軸方向において、脚部61の第1端面611および第2端面612から突出する。カラー71の第2側の端部712は、ヒートシンク30のコネクタ固定部37と当接する。また、カラー71の第1側の端部711は、コネクタ固定ねじ75と当接する。脚部61の内側にカラー71を設けることで、ねじ止めによる脚部61の摩耗が抑制される。
脚部61およびカラー71には、コネクタ固定ねじ75が挿入される。コネクタ固定ねじ75は、ヒートシンク30のコネクタ固定部37に締結される。これにより、コネクタユニット50は、ヒートシンク30に固定される。
本実施形態の駆動装置1は、ラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置109に用いられており、図示しない車両のエンジンルームに搭載される(図1参照)。そのため、駆動装置1の内部に水が浸入しないように、防水構造としている。具体的には、駆動装置1の内部への水の浸入を防ぐべく、モータ側Oリング14、および、コネクタ側Oリング69を設けている。
上述の通り、コネクタ側Oリング69は、コネクタユニット50のベース部51の第1ベース端面511に設けられる(図9参照)。また、コネクタユニット50は、脚部61に挿入されるコネクタ固定ねじ75にて、ヒートシンク30に固定される。
ここで、Oリング設置面であるベース部51の第1ベース端面511と脚部61の第1端面611との段差ΔH(図16および図18参照)と、熱負荷がかかったときの第1ベース端面511の反り量Wとの関係を図19に示す。反り量Wは、Oリング溝515における基準位置から第1側または第2側への変位量とする。図19に示すように、段差ΔHが大きくなると、熱負荷がかかったときに、第1ベース端面511の反り量Wが大きくなる。第1側への反り量が大きくなると、コネクタ側Oリング69の圧縮率が増加する。圧縮率が増加し、基準範囲外となると、割れ等、Oリングの破損につながる虞がある。また、第2側への反り量が大きくなると、コネクタ側Oリング69の圧縮率が低下する。圧縮率が低下し、基準範囲外となると、隙間から水等が侵入する虞がある。
そこで本実施形態では、段差ΔHをできるだけ小さくすることで、第1ベース端面511の反り量Wが小さくなるようにしている。具体的には、脚部61の第1端面611が、ベース部51の第2ベース端面512よりも第1側となるように、脚部61およびつなぎ部62を形成している。
また、本実施形態では、コネクタ固定ねじ75の第1側の端部である頂端751が、第1ベース端面511から突出しないように、段差ΔHを設定している。具体的には、図16および図18に示すように、カラー71の第1端面611からの突出量Cと、コネクタ固定ねじ75の頭部の高さSとの和よりも、段差ΔHが大きくなるように、脚部61を形成している。コネクタ固定ねじ75の頂端751が第1ベース端面511より第2側となるように脚部61を形成することで、略平板状であるカバー部材80の頂部81の内側面との干渉を防ぐことができる。
以上説明したように、駆動装置1は、ヒートシンク30と、コネクタユニット50と、カバー部材80と、コネクタ側Oリング69と、を備える。
ヒートシンク30は、モータ10の軸方向の一方側に設けられる。
コネクタユニット50は、給電コネクタ54および信号コネクタ55、ベース部51、ならびに、脚部61を有し、ヒートシンク30のモータ10と反対側に固定される。給電コネクタ54および信号コネクタ55は、配線を接続可能に形成される。ベース部51には、給電コネクタ54および信号コネクタ55が形成される。脚部61は、ベース部51の外縁に設けられ、ヒートシンク30との接続に用いられる。
カバー部材80は、給電コネクタ54および信号コネクタ55が露出した状態で、コネクタユニット50およびヒートシンク30を収容する。
コネクタ側Oリング69は、ベース部51とカバー部材80との間に設けられる。
本実施形態では、コネクタユニット50において、モータ10と反対側を第1側、モータ10側を第2側とする。コネクタ側Oリング69は、ベース部51の第1側の端面である第1ベース端面511に配置される。脚部61の第1側の端面である第1端面611の高さ位置は、ベース部51の第2側の端面である第2ベース端面512よりも第1側である。より詳細には、第1端面611の高さ位置は、第1ベース端面511と第2ベース端面512との間である。
本実施形態では、ベース部51とカバー部材80との間にコネクタ側Oリング69を設けることで、コネクタユニット50とカバー部材80との間を気密または液密にシール可能である。
また、第1端面611の高さ位置を、第2ベース端面512より第1側とし、コネクタ側Oリング69の設置面である第1ベース端面511との段差ΔHができるだけ小さくなるようにしている。これにより、第1端面611が第2ベース端面512よりも第2側にある場合と比較し、熱負荷による第1ベース端面511の反り量Wを抑えることができ、コネクタ側Oリング69の圧縮率が基準範囲から外れるのを抑制可能である。したがって、熱負荷による防水性の低下を抑制可能である。
ベース部51と脚部61との間には、つなぎ部62が設けられる。これにより、ヒートシンク30の形状に応じ、脚部61を適切な箇所に配置可能である。
つなぎ部62は、第1側の端面621の高さ位置が、脚部61の第1端面611と等しく、第2側の端面622の高さ位置が、ベース部51の第2側の端面である第2ベース端面512と等しい。これにより、つなぎ部62を簡素な形状とすることができる。
駆動装置1は、脚部61に挿入され、ヒートシンク30に固定されるコネクタ固定ねじ75をさらに備える。
コネクタ固定ねじ75の第1側の端部である頂端751の高さ位置は、第1ベース端面511より第2側である。換言すると、コネクタ固定ねじ75は、第1ベース端面511から突出しない。これにより、カバー部材80の頂部81と、コネクタ固定ねじ75とが干渉しないので、カバー部材80と第1ベース端面511との間にコネクタ側Oリング69を適切に配置可能である。
駆動装置1は、脚部61とコネクタ固定ねじ75との間に設けられ、第1側の端部711にてコネクタ固定ねじ75と当接し、第2側の端部712にてヒートシンク330と当接するカラー71をさらに備える。例えば脚部61が樹脂で形成される場合、金属等のカラー71を設けることで、ねじ止めによる脚部61の摩耗を防ぐことができる。
ベース部51は、給電コネクタ54および信号コネクタ55が形成されるメインベース部52、および、メインベース部52から第2側に突出して形成される補強部53を含む。補強部53を設けることで、熱負荷による第1ベース端面511の反り量Wを、より低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図20〜図22に示す。
本実施形態では、コネクタ部150の脚部63およびつなぎ部64が上記実施形態と異なるので、この点を中心に説明する。本実施形態では、脚部63の第1側の端面を第1端面631、第2側の端部を第2端面632とする。
本実施形態では、脚部63の第1端面631およびつなぎ部64の第1側の端面641の高さ位置は、ベース部51の第1ベース端面511の高さ位置と等しい。すなわち、第1ベース端面511と第1端面631との段差ΔHは0である。これにより、第1ベース端面511の反り量Wを可及的小さくすることができる。なお、カバー部材80がコネクタ固定ねじ75と干渉しないように、カバー部材80には、例えばコネクタ固定ねじ75の頭部を逃がすための凹部等の頭部収容室を形成することが望ましい。
また、脚部63の第2端面632およびつなぎ部64の第2側の端面642の高さ位置は、ベース部51の第2ベース端面512よりも第1側である。また、つなぎ部64の第2側の端面642の高さ位置は、ベース部51のメインベース部52の第2側の端面522よりも第1側である(図21および図22参照)。
このように構成しても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)コネクタユニット
上記実施形態では、コネクタユニットとヒートシンクとの固定に用いられる脚部は、2箇所に形成される。他の実施形態では、脚部を3箇所以上に形成してもよい。また、コネクタユニットに設けられるカバー固定部、および、ヒートシンクに設けられる挿入孔形成部および各固定部の数も、2つ以上であればいくつでもよい。
上記実施形態では、コネクタユニットは、樹脂で形成される。他の実施形態では、例えば、脚部を金属で形成する等、コネクタユニットの一部または全部を、樹脂以外の素材で形成してもよい。脚部を金属で形成する場合、カラーを省略してもよい。
上記実施形態では、固定部材は、コネクタ固定ねじである。他の実施形態では、固定部材は、ねじ以外のものであってもよい。また、脚部とヒートシンクとを、接着剤等で固定し、固定部材を省略してもよい。
上記実施形態では、コネクタユニットには、コネクタ部として給電コネクタおよび信号コネクタの2つが形成される。他の実施形態では、コネクタユニットに形成されるコネクタ部の数は、2つに限らず、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。また、上記実施形態では、給電コネクタおよび信号コネクタは、第1側に開口し、第1側から配線を接続可能に形成される。他の実施形態では、コネクタの開口方向は、第1側に限らず、例えば径方向外側等であってもよい。
上記実施形態のベース部には、補強部が設けられる。他の実施形態では、補強部を省略してもよい。
(イ)コントローラ部
上記実施形態では、制御基板、パワー基板、パワーモジュール、および、コネクタユニットがヒートシンクに固定される。他の実施形態では、保持部材は、必ずしもヒートシンクとしての機能を有していなくてもよい。この場合、熱伝導性を考慮せず、どのような素材で形成してもよい。
上記実施形態のコントローラ部には、制御基板およびパワー基板の2枚の基板が設けられる。他の実施形態では、基板数は2枚に限らず、1枚でもよいし、3枚以上でもよい。
上記実施形態のパワーモジュールは、制御端子が制御基板側、パワー端子およびモータ端子がパワー基板側となるように、ヒートシンクに固定される。他の実施形態では、パワーモジュールの端子等の形状やヒートシンクへの固定箇所は、どのようであってもよい。また、上記実施形態では、1つのインバータを構成するスイッチング素子が1つのパワーモジュールとしてモジュール化されている。他の実施形態では、複数のスイッチング素子をモジュール化せず、例えば、基板に表面実装されていてもよい。
(ウ)駆動装置
上記実施形態では、モータは、3相交流モータである。他の実施形態では、回転電機は、3相交流モータに限らず、例えば直流モータ等であってもよい。また、発電機としての機能を併せ持つ、所謂「モータジェネレータ」等でもよい。
上記実施形態では、駆動装置は、ラックアシストタイプの電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、ラックアシストタイプ以外の例えばコラムアシストタイプの電動パワーステアリング装置に駆動装置を適用してもよい。また、電動パワーステアリング装置以外の装置に駆動装置を適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・駆動装置
10・・・モータ(回転電機)
30・・・ヒートシンク(保持部材)
50、150・・・コネクタユニット
51・・・ベース部
53・・・給電コネクタ(コネクタ部)
54・・・信号コネクタ(コネクタ部)
61、63・・・脚部
69・・・コネクタ側Oリング(シール部材)
80・・・カバー部材

Claims (7)

  1. 回転電機(10)の軸方向の一方側に設けられる保持部材(30)と、
    配線を接続可能に形成されるコネクタ部(54、55)、前記コネクタ部が形成されるベース部(51)、および、前記ベース部の外縁に設けられて前記保持部材との接続に用いられる脚部(61、63)を有し、前記保持部材の前記回転電機と反対側に固定されるコネクタユニット(50、150)と、
    前記コネクタ部が露出した状態で、前記コネクタユニットおよび前記保持部材を収容するカバー部材(80)と、
    前記ベース部と前記カバー部材との間に設けられるシール部材(69)と、
    を備え、
    前記コネクタユニットにおいて、前記回転電機と反対側を第1側、前記回転電機側を第2側とし、軸方向における位置を高さ位置とすると、
    前記シール部材は、前記ベース部の前記第1側の端面である第1ベース端面(511)に配置され、
    前記脚部の前記第1側の端面(611)の高さ位置は、前記ベース部の前記第2側の端面である第2ベース端面(512)よりも前記第1側であり、
    前記ベース部と前記脚部との間には、前記ベース部から径方向外側に延びるつなぎ部(62、64)が設けられ、
    前記つなぎ部の板厚は、前記ベース部の板厚より小さい駆動装置。
  2. 前記つなぎ部(62)は、
    前記第1側の端面(621)の高さ位置が、前記脚部の前記第1側の端面と等しく、
    前記第2側の端面(622)の高さ位置が、前記第2ベース端面と等しい請求項に記載の駆動装置。
  3. 前記脚部に挿入され、前記保持部材に固定される固定部材(75)をさらに備え、
    前記固定部材の前記第1側の端部(751)の高さ位置は、前記第1ベース端面より前記第2側である請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記脚部と前記固定部材との間に設けられ、前記第1側の端部にて前記固定部材と当接し、前記第2側の端部にて前記保持部材と当接するカラー(71)をさらに備える請求項に記載の駆動装置。
  5. 前記第1ベース端面と前記脚部の前記第1側の端面との段差(ΔH)は、前記カラーの前記第1側の端面からの突出量(C)と、前記固定部材の頭部の高さ(S)との和より大きい請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記ベース部は、前記コネクタ部が形成されるメインベース部(52)、および、前記メインベース部から前記第2側に突出して形成されている補強部(53)を含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動装置。
  7. 前記カバー部材と前記コネクタユニットとを固定するカバー固定部(514)は、前記シール部材が配置される箇所よりも内側の前記第1ベース端面に形成される請求項1〜6のいずれか一項に記載の駆動装置。
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