JP5924547B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関し、特にモータ部を制御する制御部を一体に備える回転電機に関する。
従来、モータ部と当該モータ部を制御する制御部とを一体に備える回転電機が知られている。例えば、特許文献1に記載された回転電機では、制御部をモータ部に対しステータの軸方向外側に設けている。
特開2013−90377号公報
特許文献1の回転電機では、モータ部を筒状のモータケースで、制御部を筒状のカバーで覆うことにより、モータ部および制御部への塵や水等の侵入の防止、および、モータ部および制御部における錆の発生の防止を図っている。また、モータケースとカバーとの継ぎ目には環状のシール部材が設けられ、当該継ぎ目を経由した塵や水等の制御部への侵入の防止を図っている。
一方、カバーのモータケースとは反対側端部の所定箇所には開口が形成され、樹脂製のコネクタが当該開口を塞ぐようカバーに接着されている。このような構成では、コネクタとカバーの開口部との間が十分に接着されていない場合、コネクタとカバーとの間を経由して制御部へ塵や水等が侵入するおそれがある。制御部へ塵や水が侵入すると、制御部の作動不良を招いたり、制御部の金属部に錆が発生したりするおそれがある。
また、特許文献1の回転電機では、コネクタとカバーとの接合部の形状は単純な形状ではなく、コネクタとカバーとは接着により接合される構成のため、コネクタとカバーとの間に弾性変形可能なシール部材等を圧縮した状態で設けるのは困難である。仮に、モータケースとカバーとの継ぎ目にシール部材を設けるのに加え、コネクタとカバーとの間にも弾性変形可能なシール部材を設ける場合、2つのシール部材が同じ方向に圧縮される構成では、2つのシール部材それぞれのシール性に対し、組み付け時に発生する応力やねじれ等、互いの組み付け誤差が影響するおそれがある。したがって、2つのシール部材による防塵性および防水性が低下するおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で制御部の防塵、防水および防錆が可能な回転電機を提供することにある。
本発明の回転電機は、モータ部とシャフトと制御部と第1フレームと第2フレームとカバーと蓋部と第1シール部材と第2シール部材と固定手段とを備えている。
モータ部は、環状のステータ、当該ステータに巻回される巻線、および、ステータの内側に回転可能に設けられるロータを有している。シャフトは、ロータの回転中心に設けられている。制御部は、モータ部に対しステータの軸方向外側に設けられ、巻線に供給する電力を制御することによりモータ部の駆動を制御する。
第1フレームは、ステータと制御部との間に設けられている。第2フレームは、第1フレームとの間にモータ部を挟み込むようモータ部の第1フレームとは反対側に設けられている。カバーは、1つの部材からなり、一端がステータの軸方向に第1フレームまたは第2フレームまで延びて少なくとも制御部を覆うよう筒状に形成されるカバー本体を有している。
蓋部は、カバー本体の内側においてカバー本体の他端を塞ぐよう制御部のモータ部とは反対側に設けられている。第1シール部材は、環状に形成され、蓋部とカバー本体の他端との間において圧縮された状態で設けられ、蓋部とカバーとの間を気密または液密に保持可能である。第2シール部材は、環状に形成され、第1フレームまたは第2フレームとカバー本体の一端との間において第1シール部材の圧縮の方向とは異なる方向に圧縮された状態で設けられ、第1フレームまたは第2フレームとカバーとの間を気密または液密に保持可能である。固定手段は、第1シール部材および第2シール部材が圧縮された状態でカバーと第1フレーム、第2フレームまたは蓋部とを固定可能である。カバーは、互いに離れた位置に設けられた第1シール部材および第2シール部材の両方を同時に圧縮した状態で設けられている。
このように、本発明では、少なくとも制御部は、筒状のカバーに覆われている。また、カバーの両端部と蓋部および第1フレームまたは第2フレームとの間は、第1シール部材および第2シール部材により気密または液密に保持されている。よって、カバー、第1シール部材および第2シール部材により、制御部へ塵や水等が侵入するのを効果的に防止することができる。したがって、本発明では、簡単な構成で制御部の防塵、防水および防錆が可能である。
また、本発明では、第1シール部材および第2シール部材は、互いに異なる方向に圧縮された状態で設けられている。そのため、第1シール部材および第2シール部材それぞれのシール性に対し、組み付け時に発生する応力やねじれ等、互いの組み付け誤差が影響するのを抑制することができる。したがって、第1シール部材および第2シール部材による防塵性および防水性の低下を抑制することができる。
また、カバーの一端が第2フレームまで延びるよう形成される場合、制御部に加えモータ部もカバーで覆われることとなる。そのため、制御部のみならず、モータ部へ塵や水等が侵入するのを防止することができる。
本発明の第1実施形態による回転電機を示す断面図。 本発明の第1実施形態による回転電機を電動パワーステアリング装置に適用した状態を示す模式図。 図1を矢印IIIの方向から見た図。 図3を矢印IVの方向から見た図。 発明の第1実施形態による回転電機を示す斜視図。 本発明の第2実施形態による回転電機を示す断面図。 図6を矢印VIIの方向から見た図。 図7を矢印VIIIの方向から見た図。 発明の第2実施形態による回転電機を示す斜視図。 本発明の第3実施形態による回転電機を示す断面図。 本発明の第4実施形態による回転電機を示す断面図。 本発明の第5実施形態による回転電機を示す断面図。
以下、本発明の複数の実施形態による回転電機、および、これを用いた電動パワーステアリング装置を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。また、図面の記載が煩雑になることを避けるため、1つの図において同一の部材または部位等には、複数のうち1つのみに符号を付す場合がある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による回転電機を図1に示す。回転電機1は、電力を供給されることにより駆動し、例えば車両のステアリング操作をアシストするための電動パワーステアリング装置に採用される。
図2は、電動パワーステアリング装置109を備えたステアリングシステム100の全体構成を示すものである。電動パワーステアリング装置109には、ハンドル101に接続されたステアリングシャフト102にトルクセンサ104が設けられている。トルクセンサ104は、運転者からハンドル101を経由してステアリングシャフト102に入力される操舵トルクを検出する。
ステアリングシャフト102の先端にはピニオンギア106が設けられており、ピニオンギア106はラック軸107に噛み合っている。ラック軸107の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪108が回転可能に連結されている。
これにより、運転者がハンドル101を回転させると、ハンドル101に接続されたステアリングシャフト102が回転し、ステアリングシャフト102の回転運動は、ピニオンギア106によってラック軸107の直線運動に変換され、ラック軸107の直線運動変位に応じた角度について一対の車輪108が操舵される。
電動パワーステアリング装置109は、操舵アシストトルクを発生する回転電機1、および、当該回転電機1の回転を減速してラック軸107に伝える減速ギア103等を備える。本実施形態では、回転電機1は、減速ギア103のハウジング110に取り付けられている。
回転電機1は、例えば3相駆動型のブラシレスモータであり、図示しないバッテリから電力を供給されることにより駆動する。回転電機1は、駆動対象としての減速ギア103を正逆回転させる。電動パワーステアリング装置109は、上述のトルクセンサ104、および、車速を検出する車速センサ105を含む。
この構成により、電動パワーステアリング装置109は、トルクセンサ104および車速センサ105等からの信号に基づき、ハンドル101の操舵を補助するための操舵アシストトルクを回転電機1から発生し、減速ギア103を経由してラック軸107に伝達する。このように、本実施形態では、電動パワーステアリング装置109は、ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置である。
図1、3〜5に示すように、回転電機1は、モータ部10、シャフト15、制御部20、第1フレーム30、第2フレーム40、カバー50、蓋部60、シール部材71、72、係合部81、爪部82およびコネクタ部90等を備えている。
モータ部10は、ステータ11、巻線12、ロータ13およびモータケース14等を有している。
ステータ11は、例えば鉄等の金属により略円筒状に形成されている。
巻線12は、例えば銅等の金属により形成され、ステータ11に巻回されている。
ロータ13は、例えば鉄等の金属により略円筒状に形成されている。ロータ13の外壁には、図示しない磁石が設けられている。ロータ13は、ステータ11と同軸になるようステータ11の内側に設けられている。
モータケース14は、例えば金属により略円筒状に形成されている。ステータ11は、モータケース14の内側に固定されるようにして収容されている。
シャフト15は、例えば金属により棒状に形成され、ロータ13の中心に、ロータ13と一体に設けられている。
図1に示すように、制御部20は、モータ部10に対しステータ11の軸方向外側に設けられ、巻線12に供給する電力を制御することによりモータ部10の駆動を制御する。制御部20については、後に詳述する。
図1に示すように、第1フレーム30は、モータ部10と制御部20との間に設けられている。第1フレーム30は、フレーム本体31、筒部34および筒部37等を有している。
フレーム本体31は、例えば金属により略円板状に形成されている。フレーム本体31の中央には、フレーム本体31を板厚方向に貫く穴部32が形成されている。当該穴部32の内側には、フレーム本体31と同軸になるよう軸受部材33が設けられている。
筒部34は、フレーム本体31のモータ部10側の面から板厚方向に筒状に延びるよう形成されている。筒部34の外壁には、環状の溝部35が形成されている。溝部35には、シール部材17が設けられている。シール部材17は、例えばゴム等の弾性部材により環状に形成され、外部から力を加えられることで弾性変形可能である。
フレーム本体31の外縁部には、フレーム本体31を板厚方向に貫く通穴36が形成されている(図3、5参照)。すなわち、通穴36は、フレーム本体31の制御部20側の面とモータ部10側の面とを接続するよう形成されている。本実施形態では、通穴36は、フレーム本体31の周方向に3つ形成されている。
筒部37は、フレーム本体31の制御部20側の面から板厚方向に筒状に延びるよう形成されている。筒部37の外壁には、環状の溝部38が形成されている。
第1フレーム30は、筒部34がモータケース14の一端の内側に位置しモータケース14の一端を塞ぐよう設けられている。このとき、シール部材17は、モータケース14と筒部34とにより、フレーム本体31の径方向に圧縮されている。これにより、シール部材17は、モータケース14と第1フレーム30との間を気密または液密に保持可能である。
図1に示すように、第2フレーム40は、第1フレーム30との間にモータ部10を挟み込むようモータ部10の第1フレーム30とは反対側に設けられている。第2フレーム40は、フレーム本体41および筒部44等を有している。
フレーム本体41は、例えば金属により略円板状に形成されている。フレーム本体41の中央には、フレーム本体41を板厚方向に貫く穴部42が形成されている。当該穴部42の内側には、フレーム本体41と同軸になるよう軸受部材43が設けられている。
筒部44は、フレーム本体41のモータ部10側の面から板厚方向に筒状に延びるよう形成されている。筒部44の外壁には、環状の溝部45が形成されている。溝部45には、シール部材18が設けられている。シール部材18は、シール部材17と同様、例えばゴム等の弾性部材により環状に形成され、外部から力を加えられることで弾性変形可能である。
フレーム本体41の外縁部には、フレーム本体41を板厚方向に貫く通穴46が形成されている(図5参照)。本実施形態では、通穴46は、通穴36に対応するよう、フレーム本体41の周方向に3つ形成されている。
第2フレーム40は、筒部44がモータケース14の他端の内側に位置しモータケース14の他端を塞ぐよう設けられている。このとき、シール部材18は、モータケース14と筒部44とにより、フレーム本体41の径方向に圧縮されている。これにより、シール部材18は、モータケース14と第2フレーム40との間を気密または液密に保持可能である。
本実施形態では、通穴36、46に対応してボルト2が3つ設けられている。ボルト2は、第1フレーム30と第2フレーム40とを締結するよう第2フレーム40の通穴46に挿通されている。ここで、ボルト2は、一端(頭部)がフレーム本体41の筒部44とは反対側に係止され、他端(頭部とは反対側)がフレーム本体31の通穴36にねじ込まれた状態となっている(図4、5参照)。これにより、モータケース14が第1フレーム30と第2フレーム40とに挟み込まれた状態で、第1フレーム30および第2フレーム40のボルト2による締結箇所に所定の軸力が作用する。
図1に示すように、シャフト15は、一端が軸受部材33に軸受けされ、他端側が軸受部材43に軸受けされている。これにより、シャフト15およびロータ13は、第1フレーム30および第2フレーム40により軸受けされ、ステータ11の内側で回転可能である。ここで、シャフト15の他端は、第2フレーム40のフレーム本体41に対しモータ部10とは反対側に露出するよう突出している。
シャフト15の他端には、出力端16が設けられている。出力端16は、例えば金属により形成され、シャフト15と一体に回転可能に設けられている。出力端16は、減速ギア103の入力部に嵌まり込むよう減速ギア103に接続されることで、ロータ13およびシャフト15の回転を減速ギア103に出力する(図2参照)。
シャフト15の一端には、磁石19が取り付けられている。磁石19は、フレーム本体31のモータ部10とは反対側においてシャフト15と一体に回転可能なよう設けられている。
カバー50は、例えば金属等により形成され、カバー本体51、内側環状部52および延伸部53等を有している。
カバー本体51は、一端がステータ11の軸方向に第1フレーム30まで延びて制御部20を覆うよう筒状に形成されている。内側環状部52は、カバー本体51の他端から径方向内側に環状に延びるよう形成されている。カバー本体51の一端は、第1フレーム30の筒部37の外壁に当接している。延伸部53は、内側環状部52の内縁部から径方向内側に延びるよう形成されている(図1、3参照)。本実施形態では、延伸部53は、内側環状部52の周方向に3つ形成されている(図3参照)。
蓋部60は、例えば樹脂等により形成され、蓋部本体61等を有している。蓋部本体61は、略円板状に形成され、カバー本体51の内側においてカバー本体51の他端を塞ぐよう制御部20のモータ部10とは反対側に設けられている。より詳細には、蓋部本体61は、カバー50の内側環状部52の内側に形成される開口部を塞ぐよう、内側環状部52の制御部20側に設けられている。ここで、制御部20は、第1フレーム30に固定されている。また、蓋部本体61は、制御部20に固定されている。
蓋部本体61の制御部20とは反対側の面には、環状の溝部62が形成されている。また、蓋部本体61の制御部20とは反対側の面の溝部62の内側には、溝部63が形成されている。溝部63は、延伸部53に対応するよう3つ形成されている(図3参照)。3つの延伸部53は、それぞれ、3つの溝部63に嵌まり込んでいる(図3、5参照)。
シール部材71は、シール部材17、18と同様、例えばゴム等の弾性部材により環状に形成され、外部から力を加えられることで弾性変形可能である。シール部材71は、蓋部60の溝部62に設けられている。すなわち、シール部材71は、蓋部60の蓋部本体61とカバー50の内側環状部52との間に挟み込まれた状態で設けられている。
シール部材72は、シール部材71と同様、例えばゴム等の弾性部材により環状に形成され、外部から力を加えられることで弾性変形可能である。シール部材72は、第1フレーム30の溝部38に設けられている。すなわち、シール部材72は、第1フレーム30の筒部37とカバー50のカバー本体51の一端との間に挟み込まれた状態で設けられている。
係合部81は、第1フレーム30の外縁部、すなわち、フレーム本体31の径方向外側の外壁に形成されている(図4参照)。本実施形態では、係合部81は2つで1組となり、フレーム本体31の周方向の2箇所に計2組形成されている。2組の係合部81は、フレーム本体31の周方向に180度の間隔を空けて形成されている。
爪部82は、カバー本体51の内側環状部52とは反対側の端部から、内側環状部52とは反対側へ延びて、係合部81に対応し、係合部81に係合可能に形成されている。すなわち、爪部82は2つで1組となり、カバー本体51の周方向の2箇所に計2組形成されている。
カバー50は、爪部82が係合部81に係合することにより、第1フレーム30に固定されている。
カバー50は、爪部82と係合部81とにより第1フレーム30に固定されているとき、蓋部60に対しモータ部10側へ引っ張られた状態となっている。そのため、蓋部60の蓋部本体61とカバー50の内側環状部52との間に挟み込まれているシール部材71は、蓋部60の蓋部本体61とカバー50の内側環状部52とにより、カバー本体51の軸に対し平行な方向に圧縮されている。これにより、シール部材71は、蓋部60とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
また、カバー50が爪部82と係合部81とにより第1フレーム30に固定されているとき、シール部材72は、第1フレーム30の筒部37とカバー50のカバー本体51の一端とにより、カバー本体51の径方向、すなわち、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されている。これにより、シール部材72は、第1フレーム30とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
ここで、シール部材71は、特許請求の範囲における「第1シール部材」に対応している。また、シール部材72は、特許請求の範囲における「第2シール部材」に対応している。また、係合部81と爪部82とは、特許請求の範囲における「固定手段」に対応している。
本実施形態では、上述のようにカバー50の延伸部53が蓋部60の溝部63に嵌まり込むよう形成されているため、係合部81と爪部82との係合によりカバー50が蓋部60に対しモータ部10側へ引っ張られた状態でも、内側環状部52が蓋部60に対し径方向外側へ広がるように変形すること、および、カバー本体51が蓋部60に対しモータ部10側へずれるようにして移動することを抑制できる。
コネクタ部90は、例えば樹脂等により蓋部60と一体に形成される第1コネクタ91および第2コネクタ92等を有している。
第1コネクタ91および第2コネクタ92は、それぞれ、蓋部60の蓋部本体61から制御部20とは反対の方向へ筒状に延びるよう蓋部本体61と一体に形成されている。コネクタ部90には、ワイヤーハーネス3の端部が接続される。第1コネクタ91には、巻線12に電力を供給する電力ワイヤーハーネス4、および、制御部20に信号を伝達する制御ワイヤーハーネス5の端部が接続される。第2コネクタ92には、制御部20に信号を伝達する制御ワイヤーハーネス6の端部が接続される。なお、本実施形態では、制御ワイヤーハーネス6は、トルクセンサ104からの信号を制御部20に伝達する。
次に、制御部20について詳細に説明する。
図1に示すように、制御部20は、ヒートシンク21、半導体モジュール22、パワー基板23、制御基板24、コンデンサ25、チョークコイル26、マイコン27および回転角センサ28等を有している。
ヒートシンク21は、例えばアルミ等の金属により、有底箱状に形成されている。ヒートシンク21は、底部が第1フレーム30側を向くよう、かつ、底部とは反対側の開口部が蓋部60側を向くよう、第1フレーム30に固定されている。
半導体モジュール22は、ヒートシンク21の外壁に当接するよう複数設けられている。半導体モジュール22は、例えばIGBT等のスイッチング素子をモジュール化したものであり、巻線12への通電を切り替える。半導体モジュール22をヒートシンク21に当接するよう設けることで、半導体モジュール22作動時の発熱を、ヒートシンク21を経由して放熱することができる。
パワー基板23は、ヒートシンク21の開口部を塞ぐようヒートシンク21と蓋部60との間に設けられている。パワー基板23は、半導体モジュール22と電気的に接続している。また、半導体モジュール22は、巻線12と電気的に接続している。パワー基板23には、巻線12への駆動電流が流れる。
制御基板24は、ヒートシンク21のパワー基板23とは反対側、ヒートシンク21と第1フレーム30との間に設けられている。制御基板24は、半導体モジュール22と電気的に接続している。制御基板24には、半導体モジュール22を制御する制御信号が流れる。
コンデンサ25は、ヒートシンク21の内側に収容されるよう設けられている。コンデンサ25は、例えばスルーホール型の電子部品であり、パワー基板23のヒートシンク21側の面に実装されている。本実施形態では、コンデンサ25は複数設けられている。コンデンサ25は、例えば駆動電流の電流リプルを低減するため、すなわち、防ノイズ機能を発揮させることを目的として設けられている。
チョークコイル26は、コンデンサ25と同様、ヒートシンク21の内側に収容されるよう設けられている。チョークコイル26は、パワー基板23のヒートシンク21側の面に実装されている。チョークコイル26は、フィルタとして機能し、電流電源に含まれるノイズを除去する。
コネクタ部90に埋設された金属端子は、パワー基板23および制御基板24に電気的に接続している。
第1コネクタ91には、電力ワイヤーハーネス4を経由して巻線12への電流、すなわち、駆動電流が入力される。ここで、当該駆動電流は、第1コネクタ91、パワー基板23および半導体モジュール22を経由して巻線12へ流れる。
第1コネクタ91および第2コネクタ92には、制御ワイヤーハーネス5、6を経由してトルクセンサ104からの信号、イグニッション電圧に関する信号、その他CAN信号等、制御基板24への制御信号が入力される。
マイコン27および回転角センサ28は、制御基板24のヒートシンク21とは反対側、すなわち、フレーム本体31側の面に実装されている。
マイコン27は、演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROM、RAM、および、入出力手段等を有している。マイコン27は、コネクタ部90を経由して入力されるトルクセンサ104からの信号、イグニッション電圧に関する信号、その他CAN信号等に基づき、ROMに格納されたプログラムに従い種々の演算を行い、半導体モジュール22を制御することにより巻線12への通電を制御する。巻線12に電力が供給されると、ステータ11に回転磁界が生じる。これにより、ロータ13がシャフト15とともに回転し、出力端16からロータ13の回転が出力される。このように、回転電機1は、モータ部10と、モータ部10の駆動を制御する制御部20と、が一体となった「機電一体型」の回転電機である。
回転角センサ28は、制御基板24の磁石19に対応する位置、すなわち、シャフト15の軸線上に設けられている。回転角センサ28は、磁石19の磁束を検出することにより、シャフト15およびロータ13の回転角を検出可能である。回転角センサ28は、シャフト15およびロータ13の回転角に関する信号をマイコン27に出力する。これにより、マイコン27は、ロータ13を脱調させることなく回転させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、(1)モータ部10は、環状のステータ11、当該ステータ11に巻回される巻線12、および、ステータ11の内側に回転可能に設けられるロータ13を有している。シャフト15は、ロータ13の回転中心に設けられている。制御部20は、モータ部10に対しステータ11の軸方向外側に設けられ、巻線12に供給する電力を制御することによりモータ部10の駆動を制御する。
第1フレーム30は、ステータ11と制御部20との間に設けられている。第2フレーム40は、第1フレーム30との間にモータ部10を挟み込むようモータ部10の第1フレーム30とは反対側に設けられている。カバー50は、一端がステータ11の軸方向に第1フレーム30まで延びて制御部20を覆うよう筒状に形成されるカバー本体51を有している。
蓋部60は、カバー本体51の内側においてカバー本体51の他端を塞ぐよう制御部20のモータ部10とは反対側に設けられている。シール部材71は、環状に形成され、蓋部60とカバー本体51の他端との間において圧縮された状態で設けられ、蓋部60とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。シール部材72は、環状に形成され、第1フレーム30とカバー本体51の一端との間においてシール部材71の圧縮の方向とは異なる方向に圧縮された状態で設けられ、第1フレーム30とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。係合部81と爪部82とは、シール部材71およびシール部材72が圧縮された状態でカバー50と第1フレーム30とを固定可能である。
このように、本実施形態では、少なくとも制御部20は、筒状のカバー50に覆われている。また、カバー50の両端部と蓋部60および第1フレーム30との間は、シール部材71およびシール部材72により気密または液密に保持されている。よって、カバー50、シール部材71およびシール部材72により、制御部20へ塵や水等が侵入するのを効果的に防止することができる。したがって、本本実施形態では、簡単な構成で制御部20の防塵、防水および防錆が可能である。
また、本実施形態では、シール部材71およびシール部材72は、互いに異なる方向に圧縮された状態で設けられている。そのため、シール部材71およびシール部材72それぞれのシール性に対し、組み付け時に発生する応力やねじれ等、互いの組み付け誤差が影響するのを抑制することができる。したがって、シール部材71およびシール部材72による防塵性および防水性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、(2)シール部材71は、カバー本体51の軸に対し平行な方向に圧縮されるよう設けられている。シール部材72は、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されるよう設けられている。このように、シール部材71およびシール部材72は、互いに異なる方向に圧縮された状態で設けられている。
また、本実施形態では、(3)カバー50は、カバー本体51の他端から径方向内側へ延びるよう環状に形成される内側環状部52を有している。シール部材71は、蓋部60と内側環状部52との間に設けられている。シール部材72は、第1フレーム30とカバー本体51の一端との間に設けられている。
また、本実施形態では、(6)第1フレーム30の外縁部に形成される係合部81、および、カバー本体51の一端から延びて係合部81に係合可能に形成される爪部82が「固定手段」に対応している。
また、本実施形態では、(7)蓋部60は、制御部20とは反対側の面に形成される溝部63を有している。カバー50は、溝部63に嵌まり込み可能に形成される延伸部53を有している。係合部81と爪部82との係合によりカバー50が蓋部60に対しモータ部10側へ引っ張られた状態でも、溝部63に嵌まり込む延伸部53により、内側環状部52が蓋部60に対し径方向外側へ広がるように変形すること、および、カバー本体51が蓋部60に対しモータ部10側へずれるようにして移動することを抑制できる。
また、本実施形態では、(9)コネクタ部90をさらに備えている。コネクタ部90は、蓋部60から制御部20とは反対の方向へ延びるよう形成されている。コネクタ部90には、巻線12に電力を供給する電力ワイヤーハーネス4、および、制御部20に信号を伝達する制御ワイヤーハーネス5、6が接続される。このように、本実施形態では、巻線12に電力を供給する電力ワイヤーハーネス4や制御部20に信号を伝達する制御ワイヤーハーネス5、6を接続するためのコネクタ部90を、蓋部60からステータ11の軸方向へ突出するよう形成している。そのため、コネクタ部90を含む回転電機1に関しステータ11の径方向の体格を小さくすることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による回転電機を図6〜9に示す。第2実施形態は、カバーの固定の仕方等が第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、第1フレーム30には、第1実施形態で示した係合部81は形成されていない。また、カバー本体51には、第1実施形態で示した爪部82は形成されていない。また、カバー50の内側環状部52の内側には、第1実施形態で示した延伸部53は形成されていない。また、蓋部60の溝部62の内側には、第1実施形態で示した溝部63は形成されていない。
第2実施形態では、蓋部60の蓋部本体61に金属製の筒部材64が埋設されている(図6参照)。本実施形態では、カバー50は、内側環状部52がねじ部材83により蓋部本体61に締結されることにより、蓋部60に固定されている。ねじ部材83は、蓋部本体61に埋設された筒部材64の内側にねじ込まれることにより、カバー50を蓋部60に固定している。本実施形態では、ねじ部材83は、3つ設けられている(図7参照)。ここで、シール部材71は、蓋部本体61と内側環状部52とにより、カバー本体51の軸に対し平行な方向に圧縮されている。これにより、シール部材71は、蓋部60とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
また、カバー50がねじ部材83により蓋部60に固定されているとき、シール部材72は、第1フレーム30の筒部37とカバー50のカバー本体51の一端とにより、カバー本体51の径方向、すなわち、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されている。これにより、シール部材72は、第1フレーム30とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
なお、カバー50の内側環状部52に形成された、ねじ部材83の軸部が挿通される穴部の内径は、ねじ部材83の軸部の外径より大きい(図6参照)。そのため、カバー50を蓋部60に対し蓋部本体61の面方向に移動させて、カバー本体51と第1フレーム30の筒部37とが同軸になるよう調整することができる。
ここで、ねじ部材83は、特許請求の範囲における「固定手段」に対応している。
第2実施形態は、上述した構成以外の点は、第1実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態では、(8)カバー50と蓋部60とを締結するねじ部材83が「固定手段」に対応している。第2実施形態では、第1実施形態と比べ、「固定手段」を実現するにあたり部材点数が増大するものの、係合部81および爪部82を備えないため、フレーム本体31の外縁部、および、カバー本体51の一端部を単純な形状にすることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による回転電機を図10に示す。第3実施形態は、カバーの形状等が第1実施形態と異なる。
第3実施形態では、カバー本体51は、一端がステータ11の軸方向に第2フレーム40まで延びて制御部20およびモータ部10を覆うよう形成されている。ここで、カバー本体51の軸方向途中の内壁は、第1フレーム30のフレーム本体31の径方向外側の外壁に当接している。カバー本体51の一端の内壁は、第2フレーム40のフレーム本体41の径方向外側の外壁に当接している。
第3実施形態では、第1フレーム30の筒部37には、第1実施形態で示した溝部38は形成されていない。一方、第2フレーム40のフレーム本体41の径方向外側の外壁には、環状の溝部47が形成されている。当該溝部47に第2シール部材としてのシール部材72が設けられている。すなわち、シール部材72は、第2フレーム40のフレーム本体41とカバー50のカバー本体51の一端との間に挟み込まれた状態で設けられている。
係合部81は、第2フレーム40の外縁部、すなわち、フレーム本体41の径方向外側の外壁に形成されている(図10参照)。本実施形態では、係合部81は2つで1組となり、フレーム本体41の周方向の2箇所に計2組形成されている。2組の係合部81は、フレーム本体41の周方向に180度の間隔を空けて形成されている。
爪部82は、カバー本体51の内側環状部52とは反対側の端部から、内側環状部52とは反対側へ延びて、係合部81に対応し、係合部81に係合可能に形成されている。すなわち、爪部82は2つで1組となり、カバー本体51の周方向の2箇所に計2組形成されている。
カバー50は、爪部82が係合部81に係合することにより、第2フレーム40に固定されている。
カバー50は、爪部82と係合部81とにより第2フレーム40に固定されているとき、蓋部60に対しモータ部10側へ引っ張られた状態となっている。そのため、第1実施形態と同様、蓋部60の蓋部本体61とカバー50の内側環状部52との間に挟み込まれているシール部材71は、蓋部60の蓋部本体61とカバー50の内側環状部52とにより、カバー本体51の軸に対し平行な方向に圧縮されている。これにより、シール部材71は、蓋部60とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
また、カバー50が爪部82と係合部81とにより第2フレーム40に固定されているとき、シール部材72は、第2フレーム40のフレーム本体41とカバー50のカバー本体51の一端とにより、カバー本体51の径方向、すなわち、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されている。これにより、シール部材72は、第2フレーム40とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
本実施形態では、シール部材71、72によりカバー50の内側と外側とを気密または液密に保持するため、筒部34および筒部44の外壁に第1実施形態で示した環状の溝部35、45は形成されておらず、シール部材17、18は設けられていない。
第3実施形態は、上述した構成以外の点は、第1実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態では、(1)カバー本体51の一端が第2フレーム40まで延びるよう形成されている。そのため、カバー50により、制御部20に加えモータ部10も覆うことができる。これにより、制御部20のみならず、モータ部10へ塵や水等が侵入するのを防止することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による回転電機を図11に示す。第4実施形態は、カバーの形状等が第2実施形態と異なる。
第4実施形態では、カバー本体51は、一端がステータ11の軸方向に第2フレーム40まで延びて制御部20およびモータ部10を覆うよう形成されている。ここで、カバー本体51の軸方向途中の内壁は、第1フレーム30のフレーム本体31の径方向外側の外壁に当接している。カバー本体51の一端の内壁は、第2フレーム40のフレーム本体41の径方向外側の外壁に当接している。
第4実施形態では、第1フレーム30の筒部37には、第2実施形態で示した溝部38は形成されていない。一方、第2フレーム40のフレーム本体41の径方向外側の外壁には、環状の溝部47が形成されている。当該溝部47に第2シール部材としてのシール部材72が設けられている。すなわち、シール部材72は、第2フレーム40のフレーム本体41とカバー50のカバー本体51の一端との間に挟み込まれた状態で設けられている。
カバー50がねじ部材83により蓋部60に固定されているとき、シール部材72は、第2フレーム40のフレーム本体41とカバー50のカバー本体51の一端とにより、カバー本体51の径方向、すなわち、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されている。これにより、シール部材72は、第2フレーム40とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
本実施形態では、シール部材71、72によりカバー50の内側と外側とを気密または液密に保持するため、筒部34および筒部44の外壁に第2実施形態で示した環状の溝部35、45は形成されておらず、シール部材17、18は設けられていない。
なお、カバー50の内側環状部52に形成された、ねじ部材83の軸部が挿通される穴部の内径は、ねじ部材83の軸部の外径より大きい(図11参照)。そのため、カバー50を蓋部60に対し蓋部本体61の面方向に移動させて、カバー本体51と第1フレーム30のフレーム本体31および第2フレーム40のフレーム本体41とが同軸になるよう調整することができる。
第4実施形態は、上述した構成以外の点は、第2実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態では、第3実施形態と同様、(1)カバー本体51の一端が第2フレーム40まで延びるよう形成されている。そのため、カバー50により、制御部20に加えモータ部10も覆うことができる。これにより、制御部20のみならず、モータ部10へ塵や水等が侵入するのを防止することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による回転電機を図12に示す。第5実施形態は、カバーの形状等が第1実施形態と異なる。
第5実施形態では、カバー50は、第1実施形態で示した内側環状部52および延伸部53を有していない。一方、カバー50は、外側環状部54を有している。外側環状部54は、カバー本体51の一端から径方向外側へ延びるよう環状に形成されている(図12参照)。外側環状部54は、第1フレーム30のフレーム本体31の筒部37側の面に当接可能である。
また、第5実施形態では、蓋部60の蓋部本体61には、第1実施形態で示した溝部62は形成されていない。一方、蓋部本体61の径方向外側の外壁には、環状の溝部65が形成されている。当該溝部65に第1シール部材としてのシール部材71が設けられている。すなわち、シール部材71は、蓋部60の蓋部本体61とカバー50のカバー本体51の他端との間に挟み込まれた状態で設けられている。
また、第5実施形態では、第1フレーム30の筒部37には、第1実施形態で示した溝部38は形成されていない。一方、フレーム本体31の筒部37側の面には、環状の溝部39が形成されている。当該溝部39に第2シール部材としてのシール部材72が設けられている。すなわち、シール部材72は、第1フレーム30のフレーム本体31とカバー50の外側環状部54との間に挟み込まれた状態で設けられている。
第5実施形態では図示しないが、係合部81は、第1実施形態と同様、第1フレーム30の外縁部、すなわち、フレーム本体31の径方向外側の外壁に形成されている。
また、爪部82は、カバー本体51の内側環状部52とは反対側の端部の外側環状部54から、内側環状部52とは反対側へ延びて、係合部81に対応し、係合部81に係合可能に形成されている。
カバー50は、爪部82が係合部81に係合することにより、第1フレーム30に固定されている。
カバー50は、爪部82と係合部81とにより第1フレーム30に固定されているとき、第1フレーム30に対しモータ部10側へ引っ張られた状態となっている。そのため、第1フレーム30のフレーム本体31とカバー50の外側環状部54との間に挟み込まれているシール部材72は、第1フレーム30のフレーム本体31とカバー50の外側環状部54とにより、カバー本体51の軸に対し平行な方向に圧縮されている。これにより、シール部材72は、第1フレーム30とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
また、カバー50が爪部82と係合部81とにより第1フレーム30に固定されているとき、シール部材71は、蓋部60の蓋部本体61とカバー50のカバー本体51の他端とにより、カバー本体51の径方向、すなわち、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されている。これにより、シール部材71は、蓋部60とカバー50との間を気密または液密に保持可能である。
第5実施形態は、上述した構成以外の点は、第1実施形態と同様である。
以上説明したように、本実施形態では、(4)第1シール部材としてのシール部材71は、カバー本体51の軸に対し垂直な方向に圧縮されるよう設けられている。第2シール部材としてのシール部材72は、カバー本体51の軸に対し平行な方向に圧縮されるよう設けられている。このように、シール部材71およびシール部材72は、互いに異なる方向に圧縮された状態で設けられている。
また、本実施形態では、(5)カバー50は、カバー本体51の一端から径方向外側へ延びるよう環状に形成される外側環状部54を有している。シール部材71は、蓋部60とカバー本体51の他端との間に設けられている。シール部材72は、第1フレーム30と外側環状部54との間に設けられている。
このように、本実施形態では、シール部材71およびシール部材72は、互いに異なる方向に圧縮された状態で設けられている。そのため、第1実施形態と同様、シール部材71およびシール部材72それぞれのシール性に対し、組み付け時に発生する応力やねじれ等、互いの組み付け誤差が影響するのを抑制することができる。したがって、シール部材71およびシール部材72による防塵性および防水性の低下を抑制することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、固定手段としての係合部と爪部、および、ねじ部材は、1つの回転電機に対し、いくつ設けられていてもよい。また、固定手段としてのねじ部材は、カバーと蓋部とを締結することに限らず、カバーと第1フレームまたは第2フレームとを締結することとしてもよい。また、第1シール部材および第2シール部材が圧縮された状態でカバーと第1フレーム、第2フレームまたは蓋部とを固定可能であれば、固定手段は、係合部と爪部、または、ねじ部材に限らず、どのような手段であってもよい。
また、本発明の他の実施形態では、カバーは、カバー本体の一端が第2フレームまで延びるとともに、カバー本体の一端から径方向外側へ延びるよう環状に形成される外側環状部を有する構成でもよい。この場合、第2シール部材は、第2フレームと外側環状部との間に設けられる。
また、本発明の他の実施形態では、モータケース14と第1フレーム30または第2フレーム40とは、一体に形成されていてもよい。この場合、第1フレーム30と第2フレーム40とを締結するボルト2を省略できる。
また、本発明の他の実施形態では、カバー本体の一端が第2フレームまで延びるよう形成される場合、モータ部10は、モータケース14を有していなくてもよい。モータ部10がモータケース14を有しない構成であっても、カバー50のカバー本体51により、塵や水等のモータ部10への侵入を防止することができる。
また、本発明の他の実施形態では、蓋部から制御部とは反対の方向へ延びるコネクタ部を備えていなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、制御部20を構成する要素として、上述したヒートシンク21、半導体モジュール22等の構成部品に限らず、その他部品も含め種々の部品を選択し採用することができる。
本発明は、電動パワーステアリング装置以外の装置等の駆動源として用いることもできる。
このように、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
1 ・・・・回転電機
10 ・・・モータ部
11 ・・・ステータ
12 ・・・巻線
13 ・・・ロータ
15 ・・・シャフト
20 ・・・制御部
30 ・・・第1フレーム
40 ・・・第2フレーム
50 ・・・カバー
51 ・・・カバー本体
60 ・・・蓋部
71 ・・・シール部材(第1シール部材)
72 ・・・シール部材(第2シール部材)
81 ・・・係合部(固定手段)
82 ・・・爪部(固定手段)
83 ・・・ねじ部材(固定手段)

Claims (10)

  1. 環状のステータ(11)、当該ステータに巻回される巻線(12)、および、前記ステータの内側に回転可能に設けられるロータ(13)を有するモータ部(10)と、
    前記ロータの回転中心に設けられるシャフト(15)と、
    前記モータ部に対し前記ステータの軸方向外側に設けられ、前記巻線に供給する電力を制御することにより前記モータ部の駆動を制御する制御部(20)と、
    前記モータ部と前記制御部との間に設けられる第1フレーム(30)と、
    前記第1フレームとの間に前記モータ部を挟み込むよう前記モータ部の前記第1フレームとは反対側に設けられる第2フレーム(40)と、
    一端が前記ステータの軸方向に前記第1フレームまたは前記第2フレームまで延びて少なくとも前記制御部を覆うよう筒状に形成されるカバー本体(51)を有する1つの部材からなるカバー(50)と、
    前記カバー本体の内側において前記カバー本体の他端を塞ぐよう前記制御部の前記モータ部とは反対側に設けられる蓋部(60)と、
    前記蓋部と前記カバー本体の他端との間において圧縮された状態で設けられ、前記蓋部と前記カバーとの間を気密または液密に保持可能な環状の第1シール部材(71)と、
    前記第1フレームまたは前記第2フレームと前記カバー本体の一端との間において前記第1シール部材の圧縮の方向とは異なる方向に圧縮された状態で設けられ、前記第1フレームまたは前記第2フレームと前記カバーとの間を気密または液密に保持可能な環状の第2シール部材(72)と、
    前記第1シール部材および前記第2シール部材が圧縮された状態で前記カバーと前記第1フレーム、前記第2フレームまたは前記蓋部とを固定可能な固定手段(81、82、83)と、を備え、
    前記カバーは、互いに離れた位置に設けられた前記第1シール部材および前記第2シール部材の両方を同時に圧縮した状態で設けられていることを特徴とする回転電機(1)。
  2. 前記第1シール部材および前記第2シール部材は、前記カバー本体と同軸に設けられており、
    前記固定手段は、前記カバー本体の周方向に等間隔で複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第1シール部材は、前記カバー本体の軸に対し平行な方向に圧縮されるよう設けられ、
    前記第2シール部材は、前記カバー本体の軸に対し垂直な方向に圧縮されるよう設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記カバーは、前記カバー本体の他端から径方向内側へ延びるよう環状に形成される内側環状部(52)を有し、
    前記第1シール部材は、前記蓋部と前記内側環状部との間に設けられ、
    前記第2シール部材は、前記第1フレームまたは前記第2フレームと前記カバー本体の一端との間に設けられていることを特徴とする請求項に記載の回転電機。
  5. 前記蓋部は、前記制御部とは反対側の面に形成される溝部(63)を有し、
    前記カバーは、前記溝部に嵌まり込み可能に形成される延伸部(53)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転電機。
  6. 前記第1シール部材は、前記カバー本体の軸に対し垂直な方向に圧縮されるよう設けられ、
    前記第2シール部材は、前記カバー本体の軸に対し平行な方向に圧縮されるよう設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
  7. 前記カバーは、前記カバー本体の一端から径方向外側へ延びるよう環状に形成される外側環状部(54)を有し、
    前記第1シール部材は、前記蓋部と前記カバー本体の他端との間に設けられ、
    前記第2シール部材は、前記第1フレームまたは前記第2フレームと前記外側環状部との間に設けられていることを特徴とする請求項に記載の回転電機。
  8. 前記固定手段は、前記第1フレームまたは前記第2フレームの外縁部に形成される係合部(81)、および、前記カバー本体の一端から延びて前記係合部に係合可能に形成される爪部(82)であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の回転電機。
  9. 前記固定手段は、前記カバーと前記蓋部、前記第1フレームまたは前記第2フレームとを締結するねじ部材(83)であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の回転電機。
  10. 前記蓋部から前記制御部とは反対の方向へ延びるよう形成され、前記巻線に電力を供給する電力ワイヤーハーネス(4)、または、前記制御部に信号を伝達する制御ワイヤーハーネス(5、6)が接続されるコネクタ部(90)をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の回転電機。
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