JP2016154116A - イオナイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】放電電極を備えて成る電極ユニットと、該電極ユニットに対してパルス状の高電圧を出力する電源制御部とを、シールドケーブルで電気的に接続したイオナイザにおいて、上記シールドケーブルの浮遊静電容量による電圧波形の乱れを抑えて、イオン発生効率の低下を抑制する。【解決手段】放電電極2a,2bを第1ハウジングH1に装着して成る電極ユニット2と、該電極ユニットに対してパルス状の高電圧を出力する高電圧発生回路5を第2ハウジングH2に収容して成る電源制御ユニット6とを、シールドケーブル30a,30bで電気的に接続し、シールドケーブル30のシールド層33とグランドFGとの間を電気的に接続するグランド線35にコンデンサ36を接続した。【選択図】図1

Description

本発明は、正及び負の高電圧を放電針等の放電電極に対し交互に印加して、正及び負の両極性のイオンを発生させることにより、帯電したワーク等を電気的に中和するためのイオナイザに関するものである。
従来から、正及び負の高電圧を放電針等の放電電極に対し交互に印加して、正及び負の両極性のイオンを発生させることにより、帯電したワーク等を電気的に中和するイオナイザは既に知られている。通常、この種のイオナイザは、例えば特許文献1に示すように、上記放電電極と、正及び負の高電圧を上記放電電極に対して出力する高電圧発生回路を含んだ電源制御部とが同一のハウジング内に組み込まれて一体化されている。そのため、ハウジングの外寸が大型化してしまい、そのイオナイザを設置しようとする場所にスペース上の制約があると、所望の位置に設置することができないという問題があった。
このような問題を解消するために、例えば特許文献2には、上記放電電極を上記電源制御部とは別個のハウジング内に収容して電極ユニットを形成し、該放電電極のハウジングを小型化することにより、該放電電極を上記電源制御部と分離して設置することを可能としたイオナイザが開示されている。このとき、上記電源制御部と電極ユニットとを電気的に接続するにあたっては、シールド処理されたケーブル(所謂シールドケーブル)を用いることが考えられるが、該ケーブルは、一般的に、導体とシールド層との間に絶縁層を設けた構造を有している。
ところで、イオナイザにおいて、放電電極で生成されるイオンの量は、該電極に実際に印加された電圧波形の積分値に比例するため、例えば、上記電源制御部からパルス状の電圧を出力する場合、該電圧が、そのパルス状波形を可能な限り維持した状態で上記放電電極に印加されることが望ましい。
ところが、上述したようなシールドケーブルにおいては、上記導体とシールド層との間に一種のコンデンサ(所謂、仮想コンデンサ)が形成されて、該シールドケーブル自体に浮遊容量(寄生容量)としての静電容量が生じる。そのため、例えば図7の実線で示すようなパルス波形の電圧が電源制御部から出力されたとしても、上記静電容量に起因する応答遅れによって、上記電極ユニットに実際に入力される電圧波形(すなわち、上記放電電極に実際に印加される電圧波形)が図8に示すように歪んでしまい、その結果、イオン発生効率が低下してしまうという問題がある。なお、このようなケーブルの浮遊静電容量によるイオン発生効率への影響は、特許文献3及び特許文献4においても指摘されている。
特開2011−014319号公報 特開2012−252800号公報 特開2011−009167号公報 特開2011−009168号公報
そこで、本発明の技術的課題は、放電針等の放電電極をハウジングに収容して成る電極ユニットと、該電極ユニットに対してパルス状の高電圧を出力する電源制御部とを、相互に離間させて配置することができるように、シールドケーブルで電気的に接続したイオナイザにおいて、上記シールドケーブルの浮遊静電容量による電圧波形の乱れを抑えて、イオン発生効率の低下を抑制することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明によれば、放電電極を有する電極ユニットと、該電極ユニットに対してパルス状の高電圧を出力する電源制御部と、これら電極ユニット及び電源制御部の間を電気的に接続するケーブルとを含んだイオナイザにおいて、上記電極ユニットが、上記放電電極を上記電源制御部とは別個の第1ハウジングに装着して成るものであって、該電源制御部から離間させて設置することができるように構成されており、上記ケーブルが、導体から成る電線と、該電線の周囲を取り囲む絶縁体から成る絶縁層と、該絶縁層の周囲を取り囲む導体から成るシールド層とを有するシールドケーブルであり、上記シールド層とグランドとの間にコンデンサが接続されていることを特徴とするイオナイザが提供される。
上記イオナイザによれば、上記コンデンサを含めたケーブル全体の静電容量が、上記電線とシールド層との間に生じるケーブル単体の静電容量(ケーブルの浮遊静電容量)よりも小さく抑えられるため、上記コンデンサを接続しない場合と比較して、該ケーブルを通じて上記放電電極に印加されるパルス電圧の波形の乱れが低減され、イオン発生効率の低下を抑制することが可能となる。
このとき、上記コンデンサが、上記ケーブルにおける電線とシールド層との間の静電容量(ケーブルの浮遊静電容量)よりも小さい静電容量を有していると、該コンデンサを含めたケーブル全体の静電容量を、さらに上記ケーブルの浮遊静電容量の半分よりも小さくすることができて望ましい。
本発明に係るイオナイザにおいては、上記電源制御部が、正及び負のパルス状の高電圧を交互に連続的に出力するものであっても良い。
このとき、好ましくは、上記電源制御部が、発振電源からの発振電圧を昇圧して正及び負の直流電圧に変換すると共に、該正及び負の直流電圧を交互に連続的に切換えて上記電極ユニットに対して出力する高電圧発生回路を有している。また、より好ましくは、上記電極ユニットが第1放電電極と第2放電電極を有していおり、上記高電圧発生回路が、上記第1放電電極に対して正の直流電圧を印加し第2放電電極に対して負の直流電圧を印加する第1極性パターンの電圧と、上記第1放電電極に対して負の直流電圧を印加し第2放電電極に対して正の直流電圧を印加する第2極性パターンの電圧とを、交互に連続的に切換えて上記電極ユニットに対して出力するものである。
なお、本発明に係るイオナイザにおいては、上記コンデンサが上記ケーブルに配置されていても良いし、または、上記高電圧発生回路が第2ハウジングに収容されていて、上記コンデンサが該第2ハウジングに配置されていても良い。
さらに、本発明に係るイオナイザにおいては、上記シールド層の電荷をグランドに放電するための放電抵抗が、上記コンデンサと並列に接続されていても良い。
このように、本発明に係るイオナイザにおいては、パルス状の高電圧を出力する電源制御部と、放電電極を該電源制御部とは別個の第1ハウジングに装着して成る電極ユニットとをシールドケーブルで電気的に接続したイオナイザにおいて、上記ケーブルのシールド層とグランドとの間にコンデンサを接続した。そのため、上記ケーブルにおける電線及びシールド層の間に形成された一種のコンデンサ(すなわち、仮想コンデンサ)と上記コンデンサとが直列に接続された状態となり、該コンデンサを含めたケーブル全体の静電容量を、上記電線とシールド層との間に生じるケーブル単体の静電容量(すなわち、シールドケーブルの浮遊静電容量)よりも小さく抑えることができる。その結果、上記コンデンサを接続しない場合と比較して、上記ケーブルを通じて放電電極に印加される電圧波形の乱れが低減され、イオン発生効率の低下を抑制することができる。
本発明に係るイオナイザの第1実施形態の全体構成を示す概略ブロック図である。 図1のシールドケーブルの概略構成を示す断面図である。 本発明に係るイオナイザにおいて、シールドケーブルを通じて放電電極に印加される実際の電圧波形を示すグラフである。 図1及び図2に示すコンデンサの一の接続例を示す概略ブロック図である。 図1及び図2に示すコンデンサの他の接続例を示す概略ブロック図である。 本発明に係るイオナイザの第2実施形態の要部を部分的に示す概略ブロック図である。 高電圧発生回路から出力される電圧波形を示すグラフである。ただし、一点鎖線は理論上の波形を示し、実線は実際の波形を示している。 従来技術においてシールドケーブルを通じて放電電極に印加される実際の電圧波形を示すグラフである。
以下に、図1−図5に基づいて、本発明に係るイオナイザの第1実施形態について詳細に説明する。
なお、本発明は、パルス状の高電圧を放電針等の放電電極に印加するイオナイザに対して有効であるが、そのうち特に、1個又は複数個の放電電極の各々に対して正及び負の直流高電圧を交互に連続的に印加(すなわち、正及び負のパルス状の高電圧を交互に連続的に印加)することにより、上記各放電電極から正及び負の両極性のイオンを交互に発生させる交流波方式のイオナイザに対してより好適に用いられる。
そこで、以下においては、上記交流波方式のイオナイザを一例に挙げて説明することとする。
イオナイザ1は、コロナ放電によりイオンを発生させる放電電極2a,2bを含んで成る電極ユニット2と、正及び負の直流高電圧を、所定の時間間隔(図7に示す周期Tの半分)で交互に連続的に切換えて上記電極ユニット2に対して出力し、上記放電電極2a,2bに対して印加する電源制御部3とを有している。それにより、上記放電電極2a,2bからは印加された極性に応じたイオン(正電圧であれば正イオン、負電圧であれば負イオン)が放出され、帯電した被除電物をそのイオンで電気的に中和して除電することができるようになっている。
ここで、本実施形態において上記放電電極は、図1に示すように、互いに異なる極性のイオンを同時に発生させる第1放電電極2a及び第2放電電極2bにより構成されている。そして、上記電極ユニット2は、これら第1放電電極2a及び第2放電電極2bを、単一の第1ハウジングH1に対して装着することにより(より具体的には、単一の第1ハウジングH1内に収容した状態で該ハウジングH1に対して固定することにより)構成されている。
また、本実施形態において、上記電源制御部3は、所定の周波数(例えば、50KHz)の発振電圧を出力する発振電源4と、その発振電圧を昇圧して正及び負の直流高電圧に変換すると共に、これら正及び負の直流高電圧を上記所定の時間間隔(T/2)で交互に連続的に切換えて出力する高電圧発生回路5とを含んでいる。このとき、上記電源制御部3の電源4及び高電圧発生回路5は、上記第1ハウジングH1とは別個に形成された単一の第2ハウジングH2内に収容されて電源制御ユニット6を形成している。
そして、上記電源制御ユニット6(具体的には電源制御部3の高電圧発生回路5)と電極ユニット2とは、上記高電圧発生回路5からの直流高電圧を該電極ユニット2に伝送して放電電極2a,2bに対して印加するためのケーブル30a,30bによって電気的に接続されており、互いに離間させて設置することができるようになっている。すなわち、イオンの発生及び放出に直接的に関与する放電電極2a,2bを含んで成る電極ユニット2と、イオンの発生及び放出に直接的には関与しない電源4や高電圧発生回路5を含んで成る電源制御ユニット6とを、互いに離間した適切な場所にそれぞれ設置することができるようになっている。
そのため、上記第1ハウジングH1を小型化して上記電極ユニット2を小型化することができ、その結果、たとえ被除電物の近傍にスペース上の制約があって、イオナイザ1の装置全体を設置することができない場合であっても、上記電極ユニット2を被除電物の近傍に設置し、上記電源制御ユニット6をそこから離れた別の位置に設置することが可能となる。
より具体的に説明すると、上記電源制御ユニット6(すなわち、電源制御部3)の高電圧発生回路5は、上記電源4からの発振電圧を昇圧及び整流して正及び負の直流高電圧に変換する昇圧整流回路7と、上記ケーブル30a,30bを通じて電極ユニット2に対して出力される上記直流高電圧の極性を、上記所定の時間間隔(T/2)で交互に連続的に切換える極性制御回路8とから構成されている。
ここで、本実施形態においては、上記ケーブルが、上記第1放電電極2aに接続されて電圧を供給する第1ケーブル30aと、上記第2放電電極2bに接続されて電圧を供給する第2ケーブル30bとにより構成されている。そのため、上記極性制御回路8が上記昇圧整流回路7を制御して、上記第1及び第2ケーブル30a,30bに対して、互いに異なる極性の電圧を同時に出力させると共に、該極性を上記所定の時間間隔(T/2)で交互に連続的に切換えて出力させるようになっている。
すなわち、本実施形態において、上記電源制御ユニット6は、上記第1放電電極2aに対して正の直流高電圧を印加すると同時に第2放電電極2bに対して負の直流高電圧を印加する第1極性パターンの電圧と、上記第1放電電極2aに対して負の直流高電圧を印加すると同時に第2放電電極に対して正の直流高電圧を印加する第2極性パターンの電圧とを、上記所定の時間間隔(T/2)で交互に連続的に切換えて、上記第1及び第2ケーブル30a,30bを通じ上記電極ユニット2に対して出力することができるようになっている。
ここで、上記昇圧整流回路7は、図1に示すように、上記電源4から出力された発振電圧を昇圧する第1昇圧トランス9及び第2昇圧トランス10と、同じく上記電源4から出力された発振電圧を昇圧する第3昇圧トランス11及び第4昇圧トランス12とを有している。また、該昇圧整流回路7は、上記第1及び第3昇圧トランス9,11で昇圧された発振電圧を、正極性の直流高電圧にそれぞれ変換する第1及び第2正極回路13,15と、上記第2及び第4昇圧トランス10,12で昇圧された発振電圧を、負極性の直流高電圧にそれぞれ変換する第1及び第2負極回路14,16とを有している。そして、上記第1正極回路13及び第1負極回路14が、上記第1ケーブル30aに接続され、上記第2正極回路15及び第2負極回路16が、上記第2ケーブル30bに接続されている。
一方、上記極性制御回路8は、上記電源4と上記第1、第2正極回路13,15との間の電気的接続をそれぞれ個別にオン/オフする第1及び第3スイッチ17,19と、上記電源4と第1及び第2負極回路14,16との間の電気的接続をそれぞれ個別にオン/オフする第2及び第4スイッチ18,20とを有している。さらに、該極性制御回路8は、上記第1−第4スイッチ17−20を開閉するための指令信号(オン/オフ信号)を出力する指令回路21を有している。このとき、該指令回路21と上記第2スイッチ18及び第3スイッチ19との間には、上記指令回路21からの指令信号を反転させる論理反転回路22が接続されており、それにより、上記第1及び第4スイッチ17,20に対しては、上記指令回路21からの指令信号がそのまま直接入力される一方で、上記第2及び第3スイッチ18,19に対しては、上記指令回路21からの指令信号とは逆の信号が入力されるようになっている。
すなわち、指令回路21から閉指令信号(オン信号)が出力された場合には、第1及び第4スイッチ17,20が閉じられると共に、第2及び第3スイッチ18,19が開かれる。それにより、第1正極回路13からの正の直流高電圧が第1ケーブル30aを通じて第1放電電極2aに印加されると共に、第2負極回路16からの負の直流高電圧が第2ケーブル30bを通じて第2放電電極2bに印加される(第1極性パターン)。
逆に、指令回路21から開指令信号(オフ信号)が出力された場合には、第2及び第3スイッチ18,19が閉じられると共に、第1及び第4スイッチ17,20が開かれる。それにより、第1負極回路14からの負の直流高電圧が第1ケーブル30aを通じて第1放電電極2aに印加されると共に、第2正極回路15からの正の直流高電圧が第2ケーブル30bを通じて第2放電電極2bに印加される(第2極性パターン)。
したがって、上記指令回路21から出力される指令信号を所定の時間間隔(T/2)で切換えることにより、上記電源制御ユニット6からは、理論的には、図7の一点鎖線で示すような正及び負の直流高電圧(すなわち、正及び負の矩形パルス状の電圧)が交互に連続的に出力される。そして本実施形態では、第1及び第2ケーブル30a,30bを通じて出力される電圧の極性が互いに逆極性となるため、上述した第1極性パターン及び第2極性パターンの電圧が、所定の時間間隔(T/2)で交互に連続的に切換えられて上記電極ユニット2に対して出力される。要するに、正及び負の連続矩形パルス波から成る、互いに位相が180度異なった周期Tの交流波電圧が、上記電源制御ユニット6から上記第1及び第2ケーブル30a,30bを通じてそれぞれ出力される。ただし、上記電源制御ユニット6から実際に出力される電圧波形は、該電源制御ユニット6内での応答遅れにより、図7の実線で示すような正及び負の連続パルス波から成る周期Tの交流波形となる。
なお、本実施形態において、上記第1及び第2ケーブル30a,30bは、互いに同じ長さを有するもので、以下に述べるように、互いに同じ構造を有するものである。したがって、上記電源制御ユニット6から上記第1及び第2ケーブル30a,30bを通じて、上記第1及び第2放電電極2a,2bに印加される電圧は、互いに極性のみが相違している(位相が180度異なっている)に過ぎず、大きさや周期T等の他の特性は互いに同じとなる。そのため、ここでの図7を用いた説明や後の図3及び図8を用いた説明は、便宜上、1つの電圧波形を用いて双方の電圧について説明するものである。
上記第1及び第2ケーブル30a,30bの各々は、図2に示すように、上記電源制御ユニット6から出力されるパルス状の高電圧を上記電極ユニット2に対して伝送する導体から成る電線31と、該電線31の外周を取り囲んで被覆する絶縁体から成る絶縁層32と、該絶縁層32の外周を取り囲んで被覆する導体から成るシールド層33と、さらにシールド層33の外周を取り囲んで被覆する絶縁体から成るシース層34とで構成されている。すなわち、これら絶縁層32,シールド層33及びシース層34は、上記電線31を中心として同軸状に順次配されている。
ここで、上記電線31は、図2に示すように単線に限られるものではなく撚線であっても良い。また、上記絶縁層32は、上記電線31を電気的に絶縁するもので、シリコーン樹脂やフッ素樹脂(FEP等)や架橋ポリエチレンなどの合成樹脂等を用いることができる。上記シールド層33は、導体の箔やテープや編線等から成っており、グランド線35の一端が該シールド層33に電気的に接続されている。一方、該グランド線35の他端は、電源制御ユニット6のハウジングH2等に設けられたフレームグランドFGに電気的に接続されて接地されている(図4,図5参照)。さらに、上記シース層34は、上記ケーブル30a、30bの外皮であって、例えば各種合成樹脂等の絶縁材料が用いられる。
ところで、このようなケーブル30a,30bすなわちシールドケーブルは、導体である電線31とシールド層33との間に絶縁層32が設けられた構造を有している。そのため、これら導体31とシールド層33との間に一種のコンデンサ(仮想コンデンサ)が形成されることとなり、該ケーブル30a,30b自体に浮遊容量(寄生容量)としての静電容量C0が発生する。そして、このようにケーブル自体に浮遊静電容量C0が生じることによって、例えば、上記電源制御ユニット6から出力された電圧(図7参照,電圧V:7000V,周期T:33ms)を、ケーブル30a,30b(C0:500pF)通じて伝送した場合、パルスの立ち上がりや立ち下がりにおいて応答遅れが発生し、電極ユニット2に入力される(すなわち、放電電極2a,2bに実際に印加される)電圧波形に歪みが生じてしまう(図8参照)。
そうすると、放電電極で生成されるイオンの量は、該電極に実際に印加された電圧波形の積分値に比例するため、イオンの発生効率が低下してしまう。特に、上記電圧の極性が本実施形態のように短周期にて切換えられた場合、正負の電圧が完全に立ち上がりきる前に立ち下がってしまうため、イオン発生効率の低下が著しくなる。そして、このような応答遅れは、上記浮遊静電容量C0が大きいほど顕著に現れる。
そこで、本実施形態のイオナイザ1においては、図1及び図2に示すように、グランド線35の中間に電子部品としてのコンデンサ36(静電容量C1)を介在させ、該コンデンサ36の一方の電極を上記シールド層33に電気的に接続し、該コンデンサ36の他方の電極を上記グランドFGに電気的に接続した。ただしここでは、上記コンデンサ36の静電容量C1が、上記電線31とシールド層33との間に生じるケーブル単体の静電容量(すなわち、シールドケーブルの浮遊静電容量)C0よりも小さくなっている。
このように、ケーブル30a,30bのシールド層33とグランドFGとの間にコンデンサ36を接続することにより、上記電線31とグランドFGとの間には、少なくとも2つのコンデンサが直列に接続された状態となる。
そうすると、コンデンサ36を含むケーブル全体の合成静電容量(すなわち、ケーブルの実質的な静電容量)Ctは、以下の式(1)に基づいて求められる。
Ct=C0×C1/(C0+C1) ・・・(1)
その結果、上記合成静電容量Ctをケーブル単体の静電容量(すなわち、ケーブル30a,30bの浮遊静電容量)C0よりも小さくすることができる。しかも、本実施形態においては、上述のように、上記コンデンサ36の静電容量C1を上記ケーブルの浮遊静電容量C0よりも小さくしたため、上記合成静電容量Ctを上記浮遊静電容量C0の半分よりも小さく抑制することができる。
なお、上記コンデンサ36の静電容量C1をそれぞれ決定するにあたって、各ケーブル30a,30bにおいて電線31とシールド層33との間に生じる浮遊静電容量C0を特定する必要性がある場合には、このケーブルの浮遊静電容量C0は該ケーブルの長さに比例するため、例えば、該ケーブルの単位長さあたりの静電容量を計測や算出により求めておき、実際のケーブルの長さを乗算することにより特定することが可能である。ただし、上記静電容量C1は、可能な限り小さいことが望ましく、0よりも大きければ足りる。
そして、図3は、本実施形態に係るイオナイザ1において、上記電源制御ユニット6から出力された図7の実線で示したパルス状の高電圧(約7000V)を、上記コンデンサ36(C1:10pF)が接続されたシールドケーブル30a,30b(C0:500pF)を通じて、周期T(=33ms)で伝送した時に、上記電極ユニット2に入力される(すなわち、上記放電電極2a,2bに実際に印加される)電圧波形を示したものである。このとき、上記コンデンサ36を含むケーブル全体の合成静電容量Ctは、上記式(1)により9.8pFとなる。
このように、上記ケーブルのシールド層33とグランドFGとの間にコンデンサ36を接続することにより、それを接続しない場合(図8参照)と比べて、電源制御ユニット6から出力された電圧を、その電圧波形により近い波形を維持した状態で、上記電極ユニット2に対して入力することが可能となり、その結果、放電電極2a,2bからのイオン発生効率を向上させることができる。したがって、上記ケーブル30a,30b自体の浮遊静電容量C0によるイオン発生効率の低下を補うために、例えば、電源4の大型化などにより電源制御ユニット6から出力される電圧をより高くする必要性もない。
ここで、上記コンデンサ36の静電容量C1は、必ずしも本実施形態のようにケーブルの浮遊静電容量C0よりも小さい必要性ない。なぜならば、上記ケーブル30a,30bのシールド層33とグランドFGとの間にコンデンサ36を接続しさえすれば、上記合成静電容量Ctが上記浮遊静電容量C0よりも小さくなることは、上記式(1)により、理論上、明らかであるからである。ただし、コンデンサ36は、静電容量が大きくなるほど大型化して高価となるが、それを接続することにより得られる効果は低下する。そのため、コンデンサ36を設けることによる費用対効果を考慮すれば、本実施形態のように、その静電容量C1をケーブルの浮遊静電容量C0よりも小さくすることが望ましい。
なお、上記グランド線35の中間に接続された電子部品としてのコンデンサ36は、図4に示すように、上記電源制御ユニット6内に配置されていても良く、その場合、例えば、昇圧整流回路7に組み込まれていても良い。或いは、図5に示すように、該コンデンサ36をシールドケーブル30a,30b自体に配置しても良く、その場合、例えば、上記シース層34の外周又は該シース層34と上記シールド層33との間に固定しても良い。
次に、図6に基づき、本発明の第2実施形態について説明する。ただし、ここでは説明の重複を避けるため、上記第1の実施形態と同じ構成部分及びそれに基づく作用効果については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態のイオナイザ1においては、上記シールド層33とフレームグランドFGとの間を結ぶ上記グランド線35において、放電抵抗37をコンデンサ36と並列に接続した。このように、シールドケーブル30のシールド層33とフレームグランドFGとの間に放電抵抗37が配されていることによって、上記シールドケーブル30にチャージされた電荷が該抵抗37を通じて放電されるように構成されている。ただし、上記放電抵抗37は、必ずしも本実施形態のように、コンデンサ36と同じグランド線35上に接続する必要性はなく、該放電抵抗37を設けた別個のグランド線を上記シールド層33とフレームグランドFGとの間に接続しても良い。
以上、本発明に係るイオナイザの実施形態について詳細に説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、第1放電電極2aと第2放電電極2bとを単一の第1ハウジングH1に装着しているが、それぞれ、個別のハウジングに装着しても良い。また、上記実施形態においては、電源4を高電圧発生回路5と同じ第2ハウジングH2内に収容したが、上記第1及び第2ハウジングH1,H2とは別個のハウジング内に収容することにより、電極ユニット2及び電源制御ユニット6から離間させて設置することができるようにしても良い。さらに、上記実施形態においては、第1放電電極2a及び第2放電電極2bの両方を有するイオナイザについて説明をしたが、第1放電電極2a又は第2放電電極2bの何れか一方を有するものであっても良い。
1 イオナイザ
2 電極ユニット
2a 第1放電電極
2b 第2放電電極
3 電源制御部
4 発振電源
5 高電圧発生回路
6 電源制御ユニット
7 昇圧整流回路
8 極性制御回路
30a 第1ケーブル
30b 第2ケーブル
31 電線
32 絶縁層
33 シールド層
36 コンデンサ
37 放電抵抗
C0 ケーブル30a,30bの浮遊静電容量
C1 コンデンサ36の静電容量
FG フレームグランド
H1 第1ハウジング
H2 第2ハウジング

Claims (8)

  1. 放電電極を有する電極ユニットと、該電極ユニットに対してパルス状の高電圧を出力する電源制御部と、これら電極ユニット及び電源制御部の間を電気的に接続するケーブルとを含んだイオナイザにおいて、
    上記電極ユニットが、上記放電電極を上記電源制御部とは別個の第1ハウジングに装着して成るものであって、該電源制御部から離間させて設置することができるように構成されており、
    上記ケーブルが、導体から成る電線と、該電線の周囲を取り囲む絶縁体から成る絶縁層と、該絶縁層の周囲を取り囲む導体から成るシールド層とを有するシールドケーブルであり、
    上記シールド層とグランドとの間にコンデンサが接続されている、
    ことを特徴とするイオナイザ。
  2. 上記コンデンサが、上記ケーブルにおける電線とシールド層との間の静電容量よりも小さい静電容量を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のイオナイザ。
  3. 上記電源制御部が、正及び負のパルス状の高電圧を交互に連続的に出力するものである、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のイオナイザ。
  4. 上記電源制御部が、発振電源からの発振電圧を昇圧して正及び負の直流電圧に変換すると共に、該正及び負の直流電圧を交互に連続的に切換えて上記電極ユニットに対して出力する高電圧発生回路を有している、
    ことを特徴とする請求項3に記載のイオナイザ。
  5. 上記電極ユニットが第1放電電極と第2放電電極を有していおり、
    上記高電圧発生回路が、上記第1放電電極に対して正の直流電圧を印加し第2放電電極に対して負の直流電圧を印加する第1極性パターンの電圧と、上記第1放電電極に対して負の直流電圧を印加し第2放電電極に対して正の直流電圧を印加する第2極性パターンの電圧とを、交互に連続的に切換えて上記電極ユニットに対して出力するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載のイオナイザ。
  6. 上記コンデンサが上記ケーブルに配置されている、
    ことを特徴とする請求項1−5の何れかに記載のイオナイザ。
  7. 上記高電圧発生回路が第2ハウジングに収容されていて、上記コンデンサが該第2ハウジングに配置されている、
    ことを特徴とする請求項1−5の何れかに記載のイオナイザ。
  8. 上記シールド層の電荷をグランドに放電するための放電抵抗が、上記コンデンサと並列に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1−7に記載のイオナイザ。
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