JP2016146120A - 物品管理システム及び物品管理装置並びにその物品管理プログラム - Google Patents

物品管理システム及び物品管理装置並びにその物品管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線機を利用することで物品の引き渡しに要する時間を短縮して業務の効率化を図る。
【解決手段】発信機と、発信機から発信される電波を受信する受信機と、駆動信号の入力に応じて報知動作する報知機と、物品管理装置と、を備える。物品管理装置は、発信機から発信される電波を受信機で受信していることを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた報知機とを関連付ける。物品管理装置は、報知機と関連付けられた発信機からの電波を受信機で受信していることを条件に、その発信機と受信機との相対距離が所定の距離よりも近づいているか判定する。近づいている場合、物品管理装置は、その発信機に関連付けられた報知機に駆動信号を出力する。
【選択図】図14

Description

本発明の実施形態は、利用者から預かった荷物等の物品を管理する物品管理システム及び物品管理装置並びにコンピュータを当該物品管理装置として機能させるための物品管理プログラムに関する。
例えば物品としての荷物を預かる物品預かり所では、荷物を預けた利用者が窓口に来てから、その利用者が預けた荷物を担当者が探す。このため、荷物の引き渡しに時間を要しており、改善が望まれていた。
このような不都合を回避するために、無線機を利用することで荷物の引き渡しに要する時間の短縮を図るシステムが考えられる。しかしながら、このようなシステムを構築していたとしても、無線機が故障していた場合には、時間短縮の効果が得られない。
特開2008−152686号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、無線機を利用することで物品の引き渡しに要する時間を短縮して業務の効率化を図り得る物品管理システムを提供しようとするものである。
一実施形態において、物品管理システムは、発信機と、発信機から発信される電波を受信する受信機と、駆動信号の入力に応じて報知動作する報知機と、物品管理装置と、を備える。物品管理装置は、発信機から発信される電波を受信機で受信していることを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた報知機とを関連付ける関連付け手段、関連付け手段により報知機と関連付けられた発信機からの電波を受信機で受信していることを条件に、その発信機と受信機との相対距離が所定の距離よりも近づいているか判定し、近づいている場合にその発信機に関連付けられた報知機に駆動信号を出力する判定出力手段を備える。
荷物管理システムの全体構成を示す模式図。 変換テーブルを示す模式図。 IDバッファ及びワークメモリを示す模式図。 関連付ファイルを示す模式図。 追跡ファイルを示す模式図。 確認業務の処理手順を説明するための流れ図。 預り業務の処理手順を説明するための流れ図。 預り登録処理及び預り解除処理の手順を説明するための流れ図。 追跡処理の手順を説明するための流れ図。 追跡処理の手順を説明するための流れ図。 報知業務の処理手順を説明するための流れ図。 ID確認画面の一例を示す模式図。 ID確認画面の一例を示す模式図。 報知画面の一例を示す模式図。 第2の実施形態の預り業務の要部処理手順を説明するための流れ図。
以下、無線機を利用することで物品の引き渡しに要する時間を短縮して業務の効率化を図り得る物品管理システムの実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、旅行者等の利用者が物品としての荷物(手荷物)を一時的に預ける物品預かり所に構築される物品管理システムを例示する。
(第1の実施形態)
図1は、物品管理システム100の全体構成を示す模式図である。物品管理システム100は、複数の発信機110と、複数の報知機120と、物品管理装置としての荷物管理装置130とを含む。
発信機110は、例えばBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等に代表される無線PAN(Personal Area Network)、若しくは無線LAN(Local Area Network)を利用して、ビーコン信号を周期的または連続的に発信する。ビーコン信号には、発信機110にとって固有のID(以下、発信機IDと称する)が含まれる。発信機110は、業務を効率化するための無線機の一種である。
発信機110は、物品預かり所の窓口に多数用意されており、荷物を預けた利用者に手渡される。利用者は、荷物を預けている間、この発信機110を所持し、預けた荷物を受け取る際にその荷物と引き換えに発信機110を戻す。発信機110には、自らの発信機IDを表したバーコード111が付されている。
報知機120は、その報知機120にとって固有のID(以下、報知機IDと称する)が付加された駆動信号を受信すると、報知動作する。駆動信号は、荷物管理装置130から発信される。報知動作は、光源からの発光動作と、音源からの鳴音動作との両方である。当初は発光動作のみを行い、一定時間が経過すると鳴音動作してもよい。当初は鳴音動作のみを行い、一定時間が経過すると発光動作してもよい。報知動作は、例えば手動のスイッチをオフすることで停止する。停止後は、リセットされない限り報知動作することはない。
報知機120は、例えばBluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)等に代表される無線PAN、若しくは無線LANを利用して、ビーコン信号を周期的または連続的に発信する。ビーコン信号には、その報知機120にとって固有の報知機IDが含まれる。報知機120は、業務を効率化するための無線機の一種である。
報知機120は、物品預かり所の窓口に多数用意されており、利用者から預かった荷物に取り付けられる。利用者が複数の荷物を預けた場合には、各荷物を1か所にまとめ、そのうちの1つに報知機120を取り付ければよい。報知機120は、荷物に取り付けるのでなく、荷物がある場所に置かれてもよい。報知機120には、自らの報知機IDを表したバーコード121が付されている。
荷物管理装置130は、CPU(Central Processing Unit)131、ROM(Read Only Memory)132、RAM(Random Access Memory)、時計部134、補助記憶デバイス135、入力デバイス136、表示デバイス137、バーコードリーダ138、第1の無線ユニット139A及び第2の無線ユニット139Bを備える。そして荷物管理装置130は、アドレスバス,データバス等のバスラインBLを介して、CPU131と、ROM132、RAM133、時計部134、補助記憶デバイス135、入力デバイス136、表示デバイス137、バーコードリーダ138、第1,第2の無線ユニット139A,139Bとを接続する。
CPU131は、コンピュータの中枢部分に相当する。CPU131は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、荷物管理装置130としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM132は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM132は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。ROM132は、CPU131が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
RAM133は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM133は、CPU131が処理を実行する上で必要なデータを記憶する。またRAM133は、CPU131によって情報が適宜書き換えられるワークエリアとしても利用される。
時計部134は、上記コンピュータのシステム時間(日付,時刻)を現在日時として計時する。
補助記憶デバイス135は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス135は、例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)などである。補助記憶デバイス135は、CPU131が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU131での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス135は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
入力デバイス136は、操作者による指示入力を受け付ける。表示デバイス137は、種々の画面を表示する。入力デバイス136としては、例えばキーボード、マウス等を用いることができる。表示デバイス137としては、例えば液晶ディスプレイを用いることができる。タッチパネルを用いて、入力デバイス136と表示デバイス137とを一体化してもよい。
バーコードリーダ138は、発信機110及び報知機120にそれぞれ設けられたバーコード111,121を光学的に読取る。
第1の無線ユニット139Aは、アンテナANT1を接続し、このアンテナANT1の電波伝搬領域を無線通信領域とする。無線ユニット139Aは、無線通信領域内に存在する発信機110または報知機120から発信されるビーコン信号を受信する。アンテナANT1は、物品預かり所の窓口近傍に取り付けられる。荷物管理装置130は、指向性を有するアンテナANT1を使用することで、窓口を基準としてアンテナANT1の指向性の方向に広く無線通信領域を設定することができる。荷物管理装置130は、指向性を持たないアンテナANT1を使用することで、窓口を中心として同心円状に無線通信領域を設定することができる。ここに、アンテナANT1と無線ユニット139Aとは、発信機110から無線送信される電波を受信する受信機として機能する。無線ユニット139Aは、強度検出回路140を含む。強度検出回路140は、アンテナANT1で受信した電波の強度(db)を検出する。
第2の無線ユニット139Bは、アンテナANT2を接続し、このアンテナANT2の電波伝搬領域を無線通信領域とする。無線ユニット139Bは、無線通信領域内に存在する報知機120に対して駆動信号を発信する。アンテナANT2としては、通常のアンテナの他、例えば荷物置き場の天井等に敷設した漏洩同軸ケーブルを適用できる。
このような構成の荷物管理装置130は、パーソナルコンピュータやタブレット端末等のコンピュータ機器を適用できる。この種のコンピュータ機器を荷物管理装置130に適用した場合、バーコードリーダ138は、USB等の周辺機器インターフェースを介して荷物管理装置130に接続される。そして、コンピュータ機器(荷物管理装置130)は、物品預かり所の窓口に置かれる。
荷物管理装置130は、確認業務、預り業務及び報知業務の3つの業務モードを有する。荷物管理装置130は、これら3つの業務を並行して処理することが可能である。各業務は、それぞれ異なるアプリケーションプログラムによって制御される。
また荷物管理装置130は、各業務を実行する上で、図2に示す変換テーブル200と、図3に示すIDバッファ300及び一対のワークメモリWM1,WM2と、図4に示す関連付ファイル400と、図5に示す追跡ファイル500とを必要とする。
変換テーブル200は、発信機110からの電波をアンテナANT1で受信したときの電波強度(db)を、発信機110とアンテナANT1との相対距離(m)に変換するためのデータテーブルである。例えば荷物管理システム100の導入時、電波強度(db)に対する相対距離(m)が実験的に求められ、そのデータが変換テーブル200に設定される。変換テーブル200は、ROM132または補助記憶デバイス135に格納される。
IDバッファ300は、所定の時間内に無線ユニット139Aで受信した発信機IDまたは報知機IDをまとめて格納する領域である。ワークメモリWM1は、利用者に手渡される発信機110の発信機IDを一時的に格納する領域である。ワークメモリWM2は、利用者から預かった荷物に付される報知機120の報知機IDを一時的に格納する領域である。
関連付ファイル400は、発信機IDと報知機IDと預り日時とを1レコードとして、複数のレコードを記録するデータファイルである。関連付ファイル400は、補助記憶デバイス135またはRAM133に形成される。
追跡ファイル500は、発信機ID、電波強度Am(db)、距離Dn(m)、表示フラグF1及び報知フラグF2を1レコードとして、複数のレコードを記録するデータファイルである。追跡ファイル500は、補助記憶デバイス135またはRAM133に形成される。追跡ファイル500のレコードは、さらに発信機IDに関連付けされた報知機IDを記録してもよい。
以下、順を追って各業務を説明する。はじめに確認業務について、図6の流れ図を用いて説明する。確認業務は、発信機110及び報知機120から発信されるビーコン信号に含まれる発信機IDまたは報知機IDを確認する業務である。また確認業務は、発信機IDによって特定される発信機110のアンテナANT1からの距離変化を追跡する追跡処理を含む。
確認業務を制御するアプリケーションプログラムは、荷物管理装置130が立ち上がると起動する。このプログラムが起動すると、CPU131は、図6の流れ図に示す手順の処理を開始する。先ずCPU131は、割込み信号を待機する(Act1)。割込み信号は、時計部134にて計時される時刻が例えば1分を経過する毎に発生する。
割込み信号を検出すると(Act1にてYES)、CPU131は、内蔵のタイマを起動する(Act2)。またCPU131は、IDバッファ300をクリアする(Act3)。このAct2とAct3の処理手順は、この順序に限定されない。先にAct3の処理を実行し、後からAct2の処理を実行してもよい。
CPU131は、タイマがタイムアウトするのを待機する(Act4)。またCPU131は、ビーコン信号を受信したか否かを確認する(Act5)。タイマがタイムアウトする前に(Act4にてNO)、ビーコン信号を受信すると(Act5にてYES)、CPU131は、そのビーコン信号から発信機IDまたは報知機IDを検出する(Act6)。発信機IDまたは報知機IDを検出できない場合(Act6にてNO)、CPU131は、タイマがタイムアウトするか(Act4)、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act5)。
発信機IDまたは報知機IDを検出できた場合(Act6にてYES)、CPU131は、そのIDがIDバッファ300に未登録の新規IDか否かを確認する(Act7)。新規IDでない場合(Act7にてNO)、CPU131は、タイマがタイムアウトするか(Act4)、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act5)。
新規IDの場合(Act7にてYES)、CPU131は、強度検出回路140で検出された電波強度An(db)を取得する(Act8)。CPU131は、電波強度Anがしきい値A0以上か否かを判断する(Act9)。しきい値A0は、物品預かり所の窓口に多数用意されている発信機110または報知機120から発信されるビーコン信号をアンテナANT1で受信した際の電波強度の最低値である。この最低値(しきい値A0)は、実験的に求めて設定する。
電波強度Anがしきい値A0以上の場合(Act9にてYES)、ビーコン信号発信元の発信機110または報知機120は、物品預かり所の窓口に多数用意されているものと推定される。この場合、CPU131は、ビーコン信号から検出されたID(発信機IDまたは報知機ID)を、IDバッファ300に格納する(Act10)。
電波強度Anがしきい値A0に満たない場合(Act9にてNO)、ビーコン信号発信元の発信機110または報知機120は、物品預かり所の窓口から離れた場所にあるものか、出力の弱い障害発生中のものと推定される。この場合、CPU131は、Act10の処理を実行しない。すなわちCPU131は、ビーコン信号から検出されたID(発信機IDまたは報知機ID)を、IDバッファ300に格納せずに破棄する。
CPU131は、ビーコン信号から検出されたIDが発信機IDか否かを確認する(Act11)。各発信機110に付される発信機IDと、各報知機120に付される報知機IDとには、それぞれ異なる種別フラグが組み込まれている。CPU131は、この種別フラグを認識することによって、発信機IDなのか報知機IDなのかを識別する。なお、発信機IDと報知機IDとの識別方法は、種別フラグを用いる方法に限定されない。例えばIDそのもののフォーマットを発信機IDと報知機IDとで異ならせることによって、識別するようにしてもよい。
IDが発信機IDでない場合、すなわち報知機IDの場合には(Act11にてNO)、CPU131は、タイマがタイムアウトするか(Act4)、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act5)。IDが発信機IDの場合には(Act11にてYES)、CPU131は、追跡処理を実行する(Act12)。追跡処理の詳細については後述する。追跡処理が終了すると、CPU131は、タイマがタイムアウトするか(Act4)、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act5)。
タイマがタイムアウトすると(Act4にてYES)、CPU131は、Act1の処理に戻り、次の割込み信号を待機する。以後、割込み信号を受信する毎に、CPU131は、Act2〜Act12の処理を繰り返し実行する。
次に、預り業務について、図7及び図8を用いて説明する。
預り業務を制御するアプリケーションプログラムは、荷物管理装置130が立ち上がると起動する。このプログラムが起動すると、CPU131は、図7の流れ図に示す手順の処理を開始する。先ずCPU131は、預り宣言を待ち受ける(Act21)。入力デバイス136がキーボードの場合、CPU131は、このキーボードに割り当てられた預り宣言キーの入力を待ち受ける。入力デバイス136がマウスの場合、CPU131は、表示デバイス137に表示された預り宣言アイコンがクリックされるのを待ち受ける。
荷物を預ける利用者が窓口に来ると、窓口担当者は、入力デバイス136を操作して、預り宣言キーを入力または預り宣言アイコンをクリックする。こうして、預り宣言を受け付けると(Act21にてYES)、CPU131は、一対のワークメモリWM1,WM2をクリアする(Act22)。
CPU131は、バーコードデータが入力されるのを待機する(Act23)。バーコードリーダ138によってバーコードが読み取られると(Act23にてYES:入力手段)、CPU131は、そのバーコードデータが発信機IDなのか報知機IDなのかを識別する(Act24,25)。前述したように、各発信機110に付される発信機IDと、各報知機120に付される報知機IDとには、それぞれ異なる種別フラグが組み込まれている。CPU131は、この種別フラグを認識することによって、バーコードデータが発信機IDなのか報知機IDなのかを識別する。
バーコードデータが発信機IDでも報知機IDでもない場合(Act24にてNO、Act25にてNO)、CPU131は、次のバーコードデータが入力されるのを待機する(Act23)。
バーコードデータが発信機IDであった場合(Act24にてYES)、CPU131は、IDバッファ300を検索する(Act26)。そしてCPU131は、バーコードデータから認識した発信機IDと同一のIDがIDバッファ300に格納されているか否かを確認する(Act27)。
預り宣言を行った窓口担当者は、利用者に荷物と引き換えに手渡すための発信機110を1つ取り出す。そして担当者は、バーコードリーダ138を操作して、この発信機110に付されたバーコード111を読み取る。このときの発信機110は、物品預かり所の窓口に多数用意されている発信機110の中の1つである。したがって、出力の弱い障害発生中のものでない限り、その発信機IDがIDバッファ300に格納されている。
発信機IDと同一のIDがIDバッファ300に格納されている場合(Act27にてYES)、その発信機IDで識別される発信機110は無線機として正常である。この場合、CPU131は、その発信機IDをワークメモリWM1に格納する(Act28)。
バーコードデータが報知機IDであった場合(Act25にてYES)、CPU131は、IDバッファ300を検索する(Act29)。そしてCPU131は、バーコードデータから認識した報知機IDと同一のIDがIDバッファ300に格納されているか否かを確認する(Act30)。
預り宣言を行った窓口担当者は、利用者から預かった荷物に付すための報知機120を1つ取り出す。そして担当者は、バーコードリーダ138を操作して、この報知機120に付されたバーコード121を読み取る。このときの報知機120は、物品預かり所の窓口に多数用意されている報知機120の中の1つである。したがって、出力の弱い障害発生中のものでない限り、その報知機IDがIDバッファ300に格納されている。
報知機IDと同一のIDがIDバッファ300に格納されている場合(Act30にてYES)、その報知機IDで識別される報知機120は無線機として正常である。この場合、CPU131は、その報知機IDをワークメモリWM2に格納する(Act31)。
CPU131は、発信機IDと報知機IDとが関連付けされたか否かを確認する(Act32)。一対のワークメモリWM1,WM2にそれぞれ発信機IDと報知機IDとが格納されたならば、CPU131は、関連付けされたと判定する。いずれか一方しか格納されていない場合には、CPU131は、関連付けされていないと判定する。関連付けされていない場合(Act32にてNO)、CPU131は、次のバーコードデータが入力されるのを待機する(Act23)。
関連付けされている場合(Act32にてNO)、CPU131は、表示デバイス137にID確認画面600(図12を参照)を表示する(Act33)。
図12は、ID確認画面600の一例である。図示するようにID確認画面600は、表示部品として、お客様用の表示エリア601と、荷物用の表示エリア602と、預り登録ボタン603と、預り解除ボタン604とを含む。
CPU131は、お客様用の表示エリア601に、ワークメモリWM1に格納されている発信機IDを表示する。またCPU131は、荷物用の表示エリア602に、ワークメモリWM2に格納されている報知機IDを表示する。また、発信機IDによって特定される発信機110と報知機IDによって特定される報知機120とが正常であることを示すメッセージ605を表示する。なお、この時点では、預り登録ボタン603と預り解除ボタン604とは、いずれも無効化されている。このため、窓口担当者が入力デバイス136を操作していずれかのボタン603,604を入力しようとしても、入力することはできない。
ID確認画面600を表示した後、CPU131は、関連付けファイル400を検索する(Act34)。そしてCPU131は、ワークメモリWM1に格納されている発信機IDとワークメモリWM2に格納されている報知機IDとを含むレコードが関連付けファイル400に登録されているか否かを確認する(Act35)。登録されていない場合(Act35にてYES)、CPU131は、預り登録処理を実行する(Act36)。登録されている場合(Act35にてNO)、CPU131は、預り解除処理を実行する(Act36)。
上記預り登録処理及び預り解除処理の手順は、図8の流れ図によって示される。すなわち預り登録処理に入ると、CPU131は先ず、ID確認画面600の預り登録ボタン603を有効化する(Act41)。そしてCPU131は、この預り登録ボタン603が入力されるのを待機する(Act42)。
発信機110のバーコード111と報知機120のバーコード121とを読み取った窓口担当者は、ID確認画面600から発信機110と報知機120とが正常であることを確認したならば、入力デバイス136を操作して預り登録ボタン603を入力する。
預り登録ボタン603が入力されると、CPU131は、時計部134にて計時されている日時データを、利用者から荷物を預かった日時として取得する(Act43)。そしてCPU131は、ワークメモリWM1の発信機IDと、ワークメモリWM2の報知機IDと、Act43の処理で取得した預り日時のデータとを、1レコードとして関連付ファイル400に記録する(Act44:関連付け手段)。その後、CPU131は、ID確認画面600を消去する(Act45)、以上で、預り登録処理は終了する。
一方、預り解除処理に入った場合には、CPU131は、ID確認画面600の預り解除ボタン604を有効化する(Act51)。そしてCPU131は、この預り解除ボタン604が入力されるのを待機する(Act52)。
荷物を預けた利用者がその荷物を受け取りに来た場合、窓口担当者は、利用者から受け取った発信機110のバーコード111と、その利用者が預けた荷物に付されている報知機120のバーコードとを、バーコードリーダ138で読み取る。このときも、発信機110は窓口にあるので、その発信機IDはIDバッファ300に格納されている。同様に、報知機120も窓口にあるので、その報知機IDはIDバッファ300に格納されている。したがって、表示デバイス137にはID確認画面600が表示される。そこで窓口担当者は、入力デバイス136を操作して預り解除ボタン604を入力する。
預り解除ボタン604が入力されると、CPU131は、ワークメモリWM1に格納されている発信機IDとワークメモリWM2に格納されている報知機IDとを含む関連付けファイル400のレコードから預り日時を取得する(Act53)。そしてCPU131は、この預り日時から時計部134で計時されている現在日時までの預り時間Sを算出する(Act54)。CPU131は、図13に示すように、預り時間Sを確認ボタン606とともにID確認画面600に表示する(Act55)。そしてCPU131は、確認ボタン606が入力されるのを待機する(Act56)。
預り時間Sを確認した窓口担当者は、入力デバイス136を操作して確認ボタン606を入力する。確認ボタン606が入力されると(Act56にてYES)、CPU131は、関連付けファイル400から、ワークメモリWM1に格納されている発信機IDとワークメモリWM2に格納されている報知機IDとを含むレコードを削除する(Act57)。またCPU131は、追跡ファイル500から、ワークメモリWM1に格納されている発信機IDを含むレコードを削除する(Act58)。その後、CPU131は、ID確認画面600を消去する(Act45)。以上で、預り解除処理は終了する。なお、レコードの削除とは、該当するレコードを物理的に削除するだけでなく、削除フラグをセットすることでレコードを無効なものとすることも含む。
こうして、預り登録処理または預り解除処理が終了すると、預り業務を制御するアプリケーションプログラムは最初のステップに戻る。すなわちCPU131は、図7の流れ図に示す手順の処理を再び開始する。
一方、発信機IDと同一のIDがIDバッファ300に格納されてない場合(Act27にてNO)、バーコード111を読み取った発信機110は、ビーコン信号の発信機能が異常であると認定される。同様に、報知機IDと同一のIDがIDバッファ300に格納されていない場合(Act30にてYES)、バーコード121を読み取った報知機120は、ビーコン信号の発信機能が異常であると認定される。この場合、CPU130は、発信機110または報知機120の異常を報知する(Act38)。例えばCPU130は、異常であることを示すメッセージを、確認ボタンとともに表示デバイス137に表示する。CPU130は、確認ボタンが入力されるのを待機する(Act39)。入力デバイス136の操作により確認ボタンが入力されると(Act39にてYES)、CPU130は、次のバーコードデータが入力されるのを待機する(Act23)。
以上で、預り業務の説明を終了する。次に、追跡処理(図5のAct12)について、図9、図10の流れ図を参照しながら説明する。
追跡処理に入ると、CPU131は、ビーコン信号から検出した発信機IDで追跡ファイル500を検索する(Act61)。そしてCPU131は、追跡ファイル500に同一の発信機IDを含むレコードが登録されているか否かを確認する(Act62)。登録されていない場合(Act62にてNO)、CPU131は、その発信機IDで関連付けファイル400を検索する(Act63)。そしてCPU131は、関連付けファイル400に同一の発信機IDを含むレコードが登録されているか否かを確認する(Act64)。登録されていない場合(Act64にてNO)、CPU131は、追跡処理を抜ける。
関連付けファイル400に同一の発信機IDを含むレコードが登録されている場合(Act64にてYES)、CPU131は、そのレコードから預り日時のデータを取得する(Act65)。そしてCPU131は、その預り日時から時計部134で計時されている現在日時までの経過時間tを算出する(Act66)。
CPU131は、経過時間tが判定時間Tよりも長いか否かを確認する(Act67)。判定時間Tは、荷物を預けた利用者がアンテナANT1の無線通信領域外に出るのに十分な時間であり、任意に設定される。
経過時間tが判定時間T以下の場合、受信した発信機IDは、荷物を預けたばかりの利用者に手渡された発信機110から発信されたものとみなすことができる。この場合(Act67にてNO)、CPU131は、追跡処理を抜ける。
経過時間tが判定時間Tよりも長い場合(Act67にてYES)、受信した発信機IDは、荷物を受け取りに来た利用者が所持する発信機110から発信されたものとみなすことができる。また、受信した発信機IDは、アンテナANT1の無線通信領域内に入り込んだばかりの利用者が所持する発信機110から発信されたものとみなすことができる。この場合、CPU131は、その発信機IDと電波強度An(db)とを含むレコードを追跡ファイル500に記録する(Act68)。CPU131は、このレコードの表示フラグF1と報知フラグF2とを“0”にリセットする(Act69)。CPU131は、変換テーブル200を参照して、電波強度An(db)を発信機110とアンテナANT1との相対距離Dn(m)に変換する。そしてCPU131は、この相対距離Dn(m)を当該レコードに記録する(Act70)。以上で、CPU131は、追跡処理を抜ける。
追跡ファイル500に同一の発信機IDを含むレコードが登録されている場合(Act62にてYES)、図10に示すように、CPU131は、そのレコードに記録されている電波強度Am(db)を読み込む(Act81)。そしてCPU131は、この電波強度Am(db)とAct8の処理にて取得した電波強度An(db)とを比較する(Act82)。
電波強度An(db)が電波強度Am(db)以下の場合、すなわち、時間の経過とともに電波強度が弱くなった場合、利用者は荷物預かり所の窓口から遠ざかっているとみなすことができる。この場合(Act82にてNO)、CPU131は、このレコードの表示フラグF1を“0”にリセットする(Act83)。またCPU131は、このレコードの報知フラグF2を “0”にリセットする(Act84)。さらにCPU131は、変換テーブル200を参照して、電波強度An(db)を発信機110とアンテナANT1との相対距離Dn(m)に変換する。そしてCPU131は、この相対距離Dn(m)を当該レコードに記録する(Act89)。以上で、CPU131は、追跡処理を抜ける。
これに対し、電波強度An(db)が電波強度Am(db)よりも大きい場合、すなわち、時間の経過とともに電波強度が強くなった場合、利用者は荷物預かり所の窓口に近づいているとみなすことができる。この場合(Act82にてYES)、CPU131は、電波強度An(db)が第1のしきい値As1(db)よりも大きいか否かを確認する(Act85)。第1のしきい値As1(db)は、例えばアンテナANT1からの相対距離が50mのときの正常な発信機110からの電波受信強度とみなすことができる値である。
電波強度An(db)が第1のしきい値As1(db)以下の場合、利用者は窓口から50m以内に近づいてはいないとみなすことができる。この場合(Act85にてNO)、CPU131は、受信した発信機IDを含むレコードの表示フラグF1を“0”にリセットする(Act83)。またCPU131は、このレコードの報知フラグF2を“0”にリセットする(Act84)。さらにCPU131は、変換テーブル200を参照して、電波強度Am(db)を発信機110とアンテナANT1との相対距離Dn(m)に変換する。そしてCPU131は、この相対距離Dn(m)を当該レコードに記録する(Act89)。以上で、CPU131は、追跡処理を抜ける。
これに対し、電波強度An(db)が第1のしきい値As1(db)よりも大きい場合、利用者は窓口から50m以内に近づいているとみなすことができる。この場合(Act85にてYES)、CPU131は、受信した発信機IDを含むレコードの表示フラグF1を“1”にセットする(Act86)。
次にCPU131は、電波強度An(db)が第2のしきい値As2(db)よりも大きいか否かを確認する(Act87)。第2のしきい値As2(db)は、例えばアンテナANT1からの相対距離が30mのときの発信機110からの電波受信強度とみなすことができる値である。
電波強度An(db)が第2のしきい値As2(db)以下の場合、利用者は窓口から30m以内に近づいてはいないとみなすことができる。この場合(Act87にてNO)、CPU131は、受信した発信機IDを含むレコードの報知フラグF2を“0”にリセットする(Act84)。またCPU131は、変換テーブル200を参照して、電波強度Am(db)を発信機110とアンテナANT1との相対距離Dn(m)に変換する。そしてCPU131は、この相対距離Dn(m)を当該レコードに記録する(Act89)。以上で、CPU131は、追跡処理を抜ける。
これに対し、電波強度An(db)がしきい値As2(db)よりも大きい場合、利用者は窓口から30m以内に近づいているとみなすことができる。この場合(Act87にてYES)、CPU131は、受信した発信機IDを含むレコードの報知フラグF2を“1”にセットする(Act88)。またCPU131は、変換テーブル200を参照して、電波強度Am(db)を発信機110とアンテナANT1との相対距離Dn(m)に変換する。そしてCPU131は、この相対距離Dn(m)を当該レコードに記録する(Act89)。以上で、CPU131は、追跡処理を抜ける。
なお、第1のしきい値As1及び第2のしきい値As2は、As1<As2の関係が維持されればその値は任意に設定することができる。
次に、報知業務について、図11を用いて説明する。
報知業務を制御するアプリケーションプログラムは、所定の間隔(例えば1秒間隔)で発生する割込み信号に応じて起動する。このプログラムが起動すると、CPU131は、図11の流れ図に示す手順の処理を開始する。先ずCPU131は、追跡ファイル500に記録された各レコードの報知フラグF2を検索する(Act91)。そしてCPU131は、報知フラグF2が“1”にセットされているレコードの有無を確認する(Act92)。
報知フラグF2が“1”にセットされているレコードがある場合(Act92にてYES)、そのレコードは報知対象のレコードである。この場合、CPU131は、そのレコードの発信機IDで関連付ファイル400を検索する。そしてCPU131は、当該発信機IDに関連付けされた報知機IDを検出する(Act93)。CPU131は、この報知機IDを含む駆動信号を、無線ユニット139Bを介してアンテナANT2から発信する(Act94:判定出力手段)。
なお、報知フラグが“1”にセットされているレコードが複数ある場合、CPU131は、各レコードの発信機IDで関連付ファイル400を検索して、当該発信機IDに関連付けされた報知機IDを全て検出する。そしてCPU131は、各報知機IDをそれぞれ含む駆動信号を、無線ユニット139Bを介してアンテナANT2から時分割で発信すればよい。
報知機IDを含む駆動信号の発信により、当該報知機IDが設定された報知機120が音と光によって報知動作する。報知動作した報知機120が取り付けられた荷物は、窓口から30m以内に近づいている利用者が預けた荷物である。したがって、窓口担当者あるいは荷物置き場の担当者は、利用者が窓口に来るまでの間に、その利用者が預けた荷物を見つけて窓口まで運び出しておくことができる。その結果、窓口での荷物の引き渡しに要する時間を短縮できるので、窓口業務の効率化を図ることができる。
駆動信号を発信した後、あるいは報知対象のレコードがない場合(Act92にてNO)、CPU131は、追跡ファイル500の表示フラグF1を検索する(Act95)。そしてCPU131は、表示フラグF1が“1”にセットされているレコードの有無を確認する(Act96)。表示フラグF1が“1”にセットされているレコードがない場合(Act96にてNO)、処理が終了する。
表示フラグF1が“1”にセットされているレコードがある場合(Act96にてYES)、そのレコードは表示対象のレコードである。この場合、CPU131は、そのレコードから発信機IDと距離Dnとを取得する。このとき、表示フラグF1が“1”にセットされているレコードが複数ある場合には、各レコードから発信機IDと距離Dnとを取得する(Act97)。CPU131は、追跡ファイル500から取得したデータに基づいて、例えば図14に示すレイアウトの報知画面700を表示デバイス137に表示させる(Act48)。
図14に示すように、報知画面700には、発信機ID701と、距離Dn(m)を表すインジケータ702とが対応付けられて表示される。距離は、第1のしきい値As1(db)に相当するアンテナANT1からの相対距離である50mを基準とし、この基準値よりも短くなるにつれてインジケータが長くなるように表示される。したがって、報知画面700を確認した窓口担当者または荷物置き場の担当者は、荷物を受け取りに来ている利用者がどのくらいの人数であるか、また、窓口にどの程度近づいているか、という情報を、目視によって確認することができる。その結果、荷物を受け取りに来ている利用者が多い場合に窓口担当者を増員して準備するなどの適切な対策を事前にとれるので、窓口業務をより一層効率的に処理できるようになる。
なお、報知画面700のレイアウトは、図14に示すものに限定されるものではない。例えば距離に関しては、インジケータでなく距離の数値をそのまま表示してもよい。また、発信機IDを表示させるのでなく、その発信機IDに関連付けされた報知機IDを表示させてもよい。
このように第1の実施形態によれば、無線機である発信機110を利用することで、荷物預かり所における荷物の引き渡しに要する時間を短縮し得、荷物引渡し業務の効率化を図り得る効果を奏する。しかも荷物管理装置130は、利用者に発信機110を手渡す際にその発信機110のビーコン信号発信機能を自動的にチェックしている。同様に荷物管理装置130は、利用者から預かった荷物に付される報知機120についても、ビーコン信号発信機能を自動的にチェックしている。このため、ビーコン信号を発信していない、あるいは発信出力が弱い異常な発信機110を利用者に渡してしまったり、同じく異常な報知機120を荷物に付してしまったりする不具合を未然に防止できる。したがって、荷物引渡し業務効率化の効果を確実に奏することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、確認業務と預り業務の処理手順の一部が第1の実施形態と異なる。
はじめに、確認業務の処理手順について説明する。
第2の実施形態において、確認業務の処理手順は、第1の実施形態のAct3及びAct6〜Act10の処理が省略される点で異なる。すなわち、図6のAct1において割込み信号を検出すると(Act1にてYES)、CPU131は、内蔵のタイマを起動する(Act2)。そしてCPU131は、タイマがタイムアウトするのを待機する(Act4)。またCPU131は、ビーコン信号を受信したか否かを確認する(Act5)。タイマがタイムアウトする前に(Act4にてNO)、ビーコン信号を受信すると(Act5にてYES)、CPU131は、そのビーコン信号から発信機IDを検出する(Act11)。発信機IDを検出できない場合(Act11にてNO)、CPU131は、タイマがタイムアウトするか(Act4)、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act5)。
発信機IDを検出できた場合(Act11にてYES)、CPU131は、追跡処理を実行する(Act12)。この追跡処理は第1の実施形態と同様なので、ここでの説明は省略する。追跡処理が終了すると、CPU131は、タイマがタイムアウトするか(Act4)、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act5)。
次に、預り業務の処理手順について説明する。
第2の実施形態において、預り業務の処理手順は、第1の実施形態のAct24の処理にて“YES”と判定された後のAct26及びAct27の処理と、Act25の処理にて“YES”と判定された後のAct29及びAct30の処理とが、図15の流れ図に示すAct101〜Act107の処理に置換される点で異なる。すなわちAct24またはAct25の処理にてバーコードデータが発信機IDまたは報知機IDであった場合、CPU130は、内蔵のタイマを起動する(Act101)。またCPU131は、ビーコン信号を受信したか否かを確認する(Act102)。ビーコン信号を受信しない場合(Act102にてNO)、CPU131は、タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(Act103)。タイムアウトしていない場合(Act3にてNO)、CPU130は、Act102の処理に戻り、ビーコン信号を待機する。
ビーコン信号を受信すると(Act102にてYES)、CPU130は、そのビーコン信号から発信機IDまたは報知機IDを検出する(Act104)。発信機IDまたは報知機IDを検出できない場合(Act104にてNO)、CPU131は、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act102)。
発信機IDまたは報知機IDを検出できた場合(Act104にてYES)、CPU131は、そのIDがバーコードデータの発信機IDまたは報知機IDと一致するか否かを確認する(Act105)。一致しない場合(Act105にてNO)、CPU131は、次のビーコン信号を受信するのを待機する(Act102)。
一致した場合(Act105にてYES)、CPU130は、強度検出回路140で検出された電波強度An(db)を取得する(Act106)。CPU131は、電波強度Anがしきい値A0以上か否かを判断する(Act107)。しきい値A0は、物品預かり所の窓口に多数用意されている発信機110または報知機120から発信されるビーコン信号をアンテナANT1で受信した際の電波強度の最低値である。この最低値(しきい値A0)は、実験的に求めて設定する。
電波強度Anがしきい値A0以上の場合(Act9にてYES)、ビーコン信号発信元の発信機110または報知機120は、物品預かり所の窓口に多数用意されているものと推定される。この場合、CPU131は、ビーコン信号から検出されたID(発信機IDまたは報知機ID)を、ワークメモリWM1またはワークメモリWM2に格納する(Act28またはAct31)。以後の処理手順は、第1の実施形態と同様である。
一方、バーコードデータと一致する発信機IDまたは報知機IDを受信することなくタイムアウトした場合(Act103にてYES)、あるいは電波強度Anがしきい値A0の場合(Act107にてNO)、バーコード121を読み取った発信機110または報知機120は、ビーコン信号の発信機能が異常であると認定される。この場合、CPU130は、発信機110または報知機120の異常を報知する(Act38)。以後の処理手順は、第1の実施形態と同様である。
このような構成の第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果を奏し得る。しかも第2の実施形態によれば、IDバッファ300を不要にできるという利点もある。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、預り業務において、預り登録処理に入ると預り登録ボタン503を有効化し、預り解除処理に入ると預り解除ボタン504を有効化した。この点に関しては、例えば預り登録処理に入ると預り登録ボタン503をID確認画面500に表示し、預り解除処理に入ると預り解除ボタン504をID確認画面500に表示するようにしてもよい。また、預り登録ボタン503と預り解除ボタン504とを常に有効化しておくものの、預り登録処理において預り解除ボタン504が入力された場合には操作エラーとし、預り解除処理において預り登録ボタン503が入力された場合には操作エラーとしてもよい。
また、前記実施形態では、電波受信強度をしきい値と比較した。この点は、電波受信強度を距離データに換算し、この距離データをしきい値と比較してもよい。また、発信機110とアンテナANT1との相対距離が所定の距離よりも近づいているか確認する方法は、電波受信強度を利用する方法に限定されない。要は、発信機110とアンテナANT1との相対距離を求めることができればよい。
また、前記実施形態では、第1の無線ユニット139Aと第2の無線ユニット139Bとを設けたが、これらの無線ユニットを1つにまとめてもよい。その場合、通信方式としてはBluetooth(登録商標)等の既存の方式を使用しつつ、発信機110との間の通信は単方向通信とし、報知機120との間の通信は双方向のデータ通信とすればよい。また、発信機110との通信距離を長く確保するためには、アンテナANT1としてダイバーシティアンテナを用いるとよい。
また、前記実施形態では、物品の預け入れと受け渡しとを同じ窓口で行う場合を示したが、必ずしも同じ窓口で行う運用に限定されるものではない。例えばA地点の窓口で物品を預け入れ、B地点の窓口でその物品を受け取る運用にも適用ことができる。
なお、物品管理装置の譲渡は一般に、アプリケーションプログラム等のプログラムがROMに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、コンピュータ装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、このコンピュータ装置とは個別に譲渡されたプログラムがユーザなどの操作に応じて書き込まれてもよい。プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…荷物管理システム、110…発信機、120…報知機、130…荷物管理装置、139A,139B…無線ユニット、140…強度検出回路、200…変換テーブル、300…IDバッファ、400…関連付ファイル、500…追跡ファイル。

Claims (6)

  1. 発信機と、
    前記発信機から発信される電波を受信する受信機と、
    駆動信号の入力に応じて報知動作する報知機と、
    前記発信機から発信される電波を前記受信機で受信していることを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた前記報知機とを関連付ける関連付け手段、前記関連付け手段により前記報知機と関連付けられた前記発信機からの電波を前記受信機で受信していることを条件に、その発信機と前記受信機との相対距離が所定の距離よりも近づいているか判定し、近づいている場合にその発信機に関連付けられた前記報知機に駆動信号を出力する判定出力手段、を備えた物品管理装置と、
    を具備したことを特徴とする物品管理システム。
  2. 前記関連付け手段は、前記発信機から発信される電波を前記受信機で所定の強度以上で受信していることを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた前記報知機とを関連付けることを特徴とする請求項1記載の物品管理システム。
  3. 前記発信機は、固有のIDを含む電波を周期的に発信し、
    前記受信機は、所定の通信領域内に存在する前記発信機から発信される前記IDを含む電波を受信する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物品管理システム。
  4. 前記発信機から発信される電波に含まれる前記IDを入力する入力手段、
    前記関連付け手段は、前記入力手段により入力された前記IDを含む電波を前記受信機で受信したことを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた前記報知機とを関連付けることを特徴とする請求項3記載の物品管理システム。
  5. 発信機から発信される電波を受信する受信機と、
    前記発信機から発信される電波を前記受信機で受信していることを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた報知機とを関連付ける関連付け手段、前記関連付け手段により前記報知機と関連付けられた前記発信機からの電波を前記受信機で受信していることを条件に、その発信機と前記受信機との相対距離が所定の距離よりも近づいているか判定し、近づいている場合にその発信機に関連付けられた前記報知機に駆動信号を出力する判定出力手段、を備えたことを特徴とする物品管理装置。
  6. コンピュータを、
    発信機から発信される電波を受信機で受信していることを条件に、その発信機とその発信機を所持する利用者に引き渡される物品に対応付けられた報知機とを関連付ける関連付け手段、
    前記関連付け手段により前記報知機と関連付けられた前記発信機からの電波を前記受信機で受信していることを条件に、その発信機と前記受信機との相対距離が所定の距離よりも近づいているか判定し、近づいている場合にその発信機に関連付けられた前記報知機に駆動信号を出力する判定出力手段、
    として機能させるための物品管理プログラム。
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