JP5098634B2 - 無線通信システム、制御装置及びプログラム - Google Patents

無線通信システム、制御装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5098634B2
JP5098634B2 JP2007336356A JP2007336356A JP5098634B2 JP 5098634 B2 JP5098634 B2 JP 5098634B2 JP 2007336356 A JP2007336356 A JP 2007336356A JP 2007336356 A JP2007336356 A JP 2007336356A JP 5098634 B2 JP5098634 B2 JP 5098634B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio
wireless
wireless terminal
frequency
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007336356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009159397A (ja
Inventor
孝行 小金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2007336356A priority Critical patent/JP5098634B2/ja
Publication of JP2009159397A publication Critical patent/JP2009159397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5098634B2 publication Critical patent/JP5098634B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • Y02B60/50

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Description

本発明は無線通信システム、制御装置及びプログラムに関する。
店舗の商品陳列棚に設置され、商品の値段情報等をリアルタイムに変更可能な電子棚札装置を用いた電子棚札システムには、商品の値段情報の変更等の情報伝達を無線通信により行うものがある。この電子棚札システムでは、例えば、サーバ装置に記憶される商品マスタ・データベースから時間帯に応じて変更される値段情報が取得され、無線中継装置にて無線情報に変換され、所定の無線端末装置である電子棚札装置に送信される。
ここで、広い店舗エリアで多くの電子棚札装置が稼働する電子棚札システムを構築する場合、サーバ装置と電子棚札装置との通信を中継する無線中継装置は複数台設置されることになり、各電子棚札装置は、近くに設置され電波強度の強い無線中継装置と通信を行うことになるが、各無線中継装置が無線通信で使用する周波数(チャンネル)は電波干渉を避けるべく、重ならないように設定されている。
すなわち、各電子棚札装置は無線中継装置と通信をするために、通信を行う無線中継装置が使用する周波数等の情報を各電子棚札装置に予め設定しておく必要がある。なお、周波数の情報を無線端末装置に設定するため、無線チャンネル設定装置を利用する技術も知られているが(特許文献1参照)、このような設定装置を利用しない場合、電子棚札装置である無線端末装置は、通信を行う無線中継装置との間で使用される周波数の情報を取得・設定するために、周波数を切り替えながらパッシブスキャンを行い、無線中継装置が発するビーコンの周波数の情報を調査することになる。
特開2003−153337号公報
しかしながら、周波数を切り替えながらパッシブスキャンを行い、無線中継装置が発するビーコンの周波数等の情報を調査することは、時間がかかるうえ電力消費が多く、長期間電池交換を行わないことが求められる電子棚札装置としての無線端末装置にとっては非常に問題であった。
本発明の課題は、無線中継装置と通信を行う際の周波数として無線端末装置の消費電力が少ない周波数を設定できるようにすることである。
請求項1記載の明は、複数の無線中継装置と、この無線中継装置を介して無線通信を行う無線端末装置と、この無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための設定情報を前記無線端末装置に対して通知する制御装置と、からなる無線通信システムにおいて、前記制御装置は、前記無線中継装置を識別可能な無線中継装置識別子と前記無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための周波数情報を対応付けて記憶する記憶手段と、前記無線中継装置から出力される電波であって、前記無線中継装置識別子が含まれる電波を受信して電波強度を判定する判定手段と、前記各無線中継装置からの夫々の電波の電波強度を前記判定手段で判定した後に、その中で電波強度が最も強いと判定された電波に含まれる無線中継装置識別子に対応付けられる前記周波数情報を前記記憶手段より取得して前記無線端末装置に対し送信する送信手段、を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、無線端末装置に対して無線中継装置と無線通信を行う際の周波数の通知を制御する制御装置であって、複数の無線中継装置からの電波の受信し、その各無線中継装置からの電波の中で電波強度の最も強い無線中継装置を特定する特定手段と、この特定手段で特定された無線中継装置の周波数を取得し、前記無線端末装置がその取得した周波数の無線中継装置と通信を行うべく当該無線端末装置に対して当該取得の周波数を通知する通知制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、無線中継装置と通信を行う際の周波数として無線端末装置の消費電力が少ない周波数を設定することができる。
以下図面により本発明の無線通信システムの実施形態としての電子棚札システムについて説明する。以降、無線端末装置は電子棚札装置として説明する。
図1に、本発明の実施形態に係る電子棚札システムの全体構成図を示す。
この電子棚札システムは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等からなる有線ネットワークN上に接続されたサーバ装置10と複数の無線中継装置40,…、と、これら無線中継装置40,…と設定装置20と電子棚札装置30が相互に通信を行う無線PAN(Wireless Personal Area Network)等からなる無線ネットワークW1、W2、W3から構成される。
サーバ装置10には、例えば電子棚札システムプログラムや商品マスタ・データベースが記憶され、サーバ装置10は、時間帯に応じて変更される商品の価格情報等を電子棚札装置30に対して送信する制御を行う。なお、サーバ装置10から送信されるこの価格情報等は、無線中継装置40にて無線情報に変換され、無線ネットワークW1を介して電子棚札装置30に送信される。
設定装置20は、電子棚札装置30に対して、当該電子棚札装置30が無線中継装置40と通信するための周波数の情報等を設定するための持ち運び可能な装置である。ユーザはこの設定装置20を携帯して店舗内を移動し、店舗の商品陳列棚に設置される電子棚札装置30の電源を入れるだけで、この電子棚札装置30が通信するのに適した無線中継装置40の周波数の情報等がその電子棚札装置30に設定される。なお、この設定装置20は、LANケーブル等により有線ネットワークNに接続することもでき、サーバ装置10と各種設定データの送受信を行うことができる。
図2に、この電子棚札システムにおける無線中継装置40の電子回路のブロック図を示す。
無線中継装置40は、各種制御を行うCPU41に、メモリ42、記憶部43、通信用RF部44、通知用RF部45、通信部46が、バスライン47を介して接続される。
CPU41は、記憶部43に記憶される無線中継装置制御プログラムに従って、サーバ装置10、設定装置20、電子棚札装置30との情報通信を制御する。メモリ42は、実行される各種プログラムを展開し、これらプログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
記憶部43は、磁気記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、NW情報管理部43Aを有する。このNW情報管理部43Aには、当該無線中継装置40が電子棚札装置30及び設定装置20と通信するためのネットワーク情報が記憶される。
通信用RF部44は、無線ネットワークW1にて当該無線中継装置40と電子棚札装置30との間で無線データの送受信を行うためのRF(Radio Frequency)回路部である。
通知用RF部45は、無線ネットワークW2にて当該無線中継装置40と設定装置20との間で無線データの送受信を行うためのRF(Radio Frequency)回路部である。
通信部46は、接続されるネットワークN上のサーバ装置10,…等の外部機器と情報を通信する。
図3に、無線中継装置40の記憶部43のNW情報管理部43Aの具体例を示す。
NW情報管理部43Aには、当該無線中継装置40が電子棚札装置30と通信するための情報である「対棚札用CH(チャンネル)」、「対棚札用PANID(Private Area Network IDentification)」、「対棚札用アドレス」と、当該無線中継装置40が設定装置20と通信するための情報である「対設定装置用CH」、「対設定装置用PANID」、「対設定装置用アドレス」が記憶される。
具体的に図3の例で説明すると、「AP1」という識別子を持つ無線中継装置40は、周波数(チャンネル)を切り替えながら周囲の電波を検出して、当該無線中継装置40「AP1」が設定装置20と通信するためのPANIDとアドレスを決定し、さらに当該「AP1」が電子棚札装置30と通信するためのチャンネル、PANID、アドレスを決定してから、これら決定したネットワーク情報をこのNW情報管理部43Aの「対棚札用CH」、「対棚札用PANID」、「対棚札用アドレス」、「対設定装置用PANID」、「対設定装置用アドレス」に記憶する。本実施例では、この無線中継装置40と設定装置20が無線ネットワークW2で通信を行う周波数(チャンネル)は、予め「11」と両装置の間で定められているものとする。
図4に、この電子棚札システムにおけるサーバ装置10の電子回路のブロック図を示す。
サーバ装置10は、各種制御を行うCPU11に、メモリ12、記憶部13、通信部14、表示部15、入力部16が、バスライン17を介して接続される。
CPU11は、記憶部13に記憶されているサーバ装置制御プログラムに従って各回路部の制御や、電子棚札システムプログラムに従って、例えば、時間帯に応じて変更される商品の価格情報等を電子棚札装置30に対して送信する制御を行う。メモリ12は、実行される各種プログラムを展開し、これらプログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
記憶部13は、磁気記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、NW情報管理部13Aが記憶される。このNW情報管理部13Aには、全無線中継装置40が、電子棚札装置30及び設定装置20と通信するためのネットワーク情報が記憶される。
通信部14は、接続されるネットワークN上の無線中継装置40,…等の外部機器と情報を通信する。表示部15は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成され、CPU11からの表示制御信号に従って画面表示を行う。入力部16は、文字、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含み、ユーザにより各キーが押下された操作信号をCPU11に出力する。
図5に、サーバ装置10の記憶部13のNW情報管理部13Aの具体例を示す。NW情報管理部13Aは、各無線中継装置40の記憶部43のNW情報管理部43Aに記憶される情報について、全無線中継装置分を纏めて管理する領域である。この全無線中継装置分のネットワーク情報は、その後設定装置20に送信される。
図6に、この電子棚札システムにおける設定装置20の電子回路のブロック図を示す。
設定装置20は、各種制御を行うCPU21に、記憶部22、通信用RF部23、通知用RF部24、メモリ25、入力部26、通信部27、バッテリー28が、バスライン29を介して接続され、CPU21は、記憶部22に記憶されている設定装置制御プログラムに従って各回路部の制御を行う。
記憶部22は、磁気記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、全無線中継装置40のネットワーク情報を管理するNW情報管理部22Aと、当該設定装置20が電子棚札装置30と通信するためのネットワーク情報を管理する棚札通信管理部22Bを有する。
通信用RF部23は、無線ネットワークW2にて当該設定装置20と無線中継装置40との間で無線データの送受信を行うためのRF(Radio Frequency)回路部であり、各無線中継装置40から発信される電波の電波強度データを取得するRSSI(Received Signal Strength Indicator)回路部を有する。
通知用RF部24は、無線ネットワークW3にて当該設定装置20と電子棚札装置30との間で無線データの送受信を行うためのRF(Radio Frequency)回路部である。
メモリ25は、実行される各種プログラムを展開し、これらプログラムに係るデータ等を格納するワークエリア、電波強度記憶領域25Aを有する。この電波強度記憶領域25Aには、各無線中継装置40から発せられる電波の電波強度を測定した結果が記憶される。
入力部26は、棚札設定終了ボタン26Aを備える。この棚札設定終了ボタン26Aは、所望の電子棚札装置30に対するネットワーク設定が終了した後に、無線中継装置40に対して終了を通知するためのボタンである。
通信部27は、接続されるネットワークN上のサーバ装置10,…等の外部機器と情報を通信する。バッテリー28はユーザにより携帯され、移動時に、回路各部に電源を供給する。
図7に、設定装置20の記憶部22のNW情報管理部22Aの具体例を示す。NW情報管理部22Aは、サーバ装置10から送信されたNW情報管理部13Aの全無線中継装置40のネットワーク情報に加え、各無線中継装置40が発する電波を無線ネットワークW2により通信用RF部23を介して受信し、各電波の電波強度を測定した結果を格納する。図7の例では、「AP3」という無線中継装置40から発せられる電波の電波強度が「150」であり、電波が一番強く、電子棚札30の接続先の無線中継装置40として適していることを示している。またこの無線中継装置40「AP3」は、チャンネル「19」で電子棚札装置30と通信が可能であることを示している。
図8に、設定装置20の記憶部22の棚札通信管理部22Bの具体例を示す。棚札通信管理部22Bは、電子棚札装置30と通信するためのネットワーク情報を記憶する。図8の例では、この設定装置20は、チャンネル「12」にて電子棚札装置30と通信を行うことを示している。
図9に、設定装置20のメモリ25の電波強度記憶領域25Aの具体例を示す。電波強度記憶領域25Aは、各無線中継装置40から所定の期間に受信された電波の電波強度を受信された順番に記憶するバッファ領域であり、「対設定装置用PANID」と「対設定装置用アドレス」が無線中継装置40を識別可能な無線中継装置識別子の役割を果たす。
図10に、この電子棚札システムにおける電子棚札装置30の電子回路のブロック図を示す。
電子棚札装置30は、各種制御を行うCPU31に、メモリ32、記憶部33、通信用RF部34、表示部35、バッテリー36が、バスライン37を介して接続される。
CPU31は、記憶部33に記憶されている電子棚札装置制御プログラムに従って各回路部の制御を行う。メモリ32は、実行される各種プログラムを展開し、これらプログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
記憶部33は、磁気記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、当該電子棚札装置30が接続する設定装置20や無線中継装置40のネットワーク情報が接続先情報記憶部33Aを有する。
通信用RF部34は、無線ネットワークW1、W3にて当該無線端末装置30と設定装置及び無線中継装置40との間で無線データの送受信を行うためのRF(Radio Frequency)回路部である。
表示部35は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、CPU31からの表示制御信号に従って画面表示を行う。バッテリー36は各回路部に電源を供給する。
図11に、電子棚札装置30の記憶部33の接続先情報記憶部33Aの具体例を示す。
接続先情報記憶部33Aには、当該電子棚札装置30が接続する接続先のネットワーク情報が記憶される。なお、当初の接続先情報記憶部33A(A)には、設定装置20からの電波を受信するためのチャンネルが記憶されていて、設定装置20から当該電子棚札装置30が接続するのに適した無線中継装置40のネットワーク情報を受信した後は、この接続先情報記憶部33A(B)のように接続先のネットワーク情報が更新される。図11(A)の例では、チャンネル「12」で設定装置20と通信を行い、設定装置20にて電波強度の強い無線中継装置40は「AP3」と判定されて、「AP3」が電子棚札装置30と通信するためのネットワーク情報が設定装置20より当該電子棚札装置30に向けて送信され、図11(B)の例のように、当該電子棚札装置30は無線中継装置40「AP3」に対して、チャンネル「19」で通信を行うというネットワーク情報が記憶される。
図12乃至14に、本発明の電子棚札システムにおいて実行されるフローチャートを示す。なお以下に示す各フローチャートで示す処理は、各装置のCPUが各装置の記憶部に記憶されているプログラムを読み取り、実行する処理動作を示すものである。
ステップS1にてサーバ装置10は全無線中継装置40に対して、無線中継装置40の記憶部43のNW情報管理部43Aに記憶されるネットワーク情報の送信要求を送信する。無線中継装置40は、サーバ装置10から送信されたネットワーク送信要求を受信し(ステップA1)、NW設定処理を実行する(ステップAB)。
NW設定処理について、図13に示す。
このNW設定処理では、ステップAB1にて、チャンネルスキャンを実行し、空きチャンネル、空きPANID、空きアドレスを調査して(ステップAB1)、設定装置20通信を行うためのPANID、アドレスを決定し(ステップAB2)、電子棚札装置30と通信を行うためのチャンネル、PANID、アドレスを決定し(ステップAB3)、決定したネットワーク設定情報をNW情報管理部43Aの「対棚札用CH」、「対棚札用PANID」、「対棚札用アドレス」、「対設定装置用PANID」、「対設定装置用アドレス」に記憶する(ステップAB4)。
NW設定処理(ステップAB)が実行された後、設定されたネットワーク情報をサーバ装置10に対して送信する(ステップA2)。
サーバ装置10は、各無線中継装置40よりネットワーク情報を受信して、NW情報管理部13Aに記憶する(ステップS2)。なお、サーバ装置10は、ステップS1にて要求した全無線中継装置40からネットワーク情報が受信されるまで一定時間待機する(ステップS3)。その後、NW情報管理部13Aに記憶される全無線中継装置40のネットワーク情報を設定装置20に向けて送信する(ステップS4)。そして、設定装置20に向けて全無線中継装置40のネットワーク情報を送信したことを無線中継装置40に対して通知する(ステップS5)。
設定装置20は、ステップK1にて、電子棚札装置30と通信を行うためのネットワーク情報を設定するために、空きPANID、空きアドレス調査を行い、空いていたPANID、アドレスの中から選択し、棚札通信管理部22Bの「対棚札通信用PANID」、「対棚札通信用アドレス」に設定・記憶する。
次に設定装置20は、サーバ装置10のステップS4にて送信された全無線中継装置40のネットワーク情報を受信した後(ステップK2)、設定装置20のNW情報管理部22Aに記憶する。そして、NW情報管理部22Aに記憶される「対設定装置用CH」で無線中継装置40が送信するビーコンのパッシブスキャンを実行する(ステップK3)。
一方無線中継装置40は、サーバ装置10のステップS5にて送信された通知を受信した後(ステップA3)、所定のタイミングで(ステップA4)、無線中継装置40のNW情報管理部43Aに記憶される「対設定装置用CH」にて「対設定装置用PANID」と「対設定装置用アドレス」を含めたビーコンを発信する(ステップA5)。なお、このビーコンの発信は、設定装置20から設定終了通知を受信するまで(ステップA6;YES)、繰り返される。
設定装置20は、無線中継装置40が発信するビーコンを受信し、受信されたビーコンの電波強度を測定し、測定された電波強度をメモリ25の電波強度記憶領域25Aに記憶・蓄積する(ステップK4)。そしてステップKLにて、最適チャンネル決定処理を実行する。なおこの電波強度の測定は、当該設定装置20の通信用RF部23内に備えるRSSI回路部により、取得されたビーコン電波の振幅に対してA/D変換を行うことによって行われる。
最適チャンネル決定処理について、図14に示す。
ステップKL1にて、設定装置20のメモリ25の電波強度記憶領域25Aに記憶される「電波強度」について、その「対設定装置用PANID」と「対設定装置用アドレス」が一致する当該設定装置20の記憶部22のNW情報管理部22Aに設定・記憶する。そして、NW情報管理部22Aに記憶される電波強度が最も強い無線中継装置40の「対棚札用CH」「対棚札用PANID」、「対棚札用アドレス」を判定して取得する(ステップKL2)。そして、取得した「対棚札用CH」「対棚札用PANID」、「対棚札用アドレス」のネットワーク情報をビーコンとして発信するためのパケットに設定する(ステップKL3)。
次に、ステップKL3で設定されたパケットを無線端末装置30に向けてビーコンとして発信する(ステップK5)。なお、このステップK5のビーコン発信は、当該設定装置20の入力部26の棚札設定終了ボタン26Aが押下されるまで(ステップK6;NO)、ステップK3からステップK6の処理は繰り返される。
電子棚札装置30は、ステップT1にて電源ONを検知すると、当該電子棚札装置30の接続先情報記憶部33Aに記憶されるチャンネル「CH」でパッシブスキャンを行い、設定装置20からステップK5で発信されるビーコンを受信する(ステップT3)。そして、ビーコンに設定される「対棚札用CH」「対棚札用PANID」、「対棚札用アドレス」のネットワーク情報を接続先情報記憶部33Aの「CH」、「PANID」「アドレス」に記憶する(ステップT4)。その後、ステップT5で、無線中継装置40に対して、受信同期通知(アソシエイト)を行い、無線中継装置40からのビーコンの受信を待機する。
そして、ユーザによる棚札設定終了ボタン26Aの押下が検知されると(ステップK6;YES)、電子棚札装置30のネットワーク設定終了通知が当該設定装置20から無線ネットワークW2にて各無線中継装置40に対して送信されることにより(ステップK7)、各無線中継装置40はステップA5のビーコンの発信を終了する(ステップA6;YES)。
その後、無線中継装置40は、ステップA7にて電子棚札装置30の設定終了通知をサーバ装置10に対して送信し、電子棚札装置30のステップT5で送信された受信同期通知(アソシエイト)を受信する(ステップA8)。
それから、サーバ装置10から電子棚札装置30に対して、表示内容の変更等の情報伝達がある場合(ステップS7;YES)、サーバ装置10は、表示情報の送信を行い(ステップS8)、無線中継装置40は、サーバ装置10からステップS8で送信された表示情報を受信し(ステップA9)、当該無線中継装置40のNW情報管理部43Aに記憶される「対棚札用CH」で表示情報を無線情報に変換してビーコン送信用のパケットに設定して、この表示情報が設定されたビーコンを電子棚札装置30に向けて発信する(ステップA10)。そして、電子棚札装置30は、無線中継装置40から発信されたビーコンを変更されたチャンネルで受信し(ステップT6)、受信されたビーコン内に設定される表示情報を取得し、電子棚札装置30の表示部35に表示する。
以上、前記実施形態にて説明した通り、本発明によれば、無線中継装置と通信可能な周波数の情報を無線端末装置に設定する際に、無線端末装置は、周波数を切り替えながらパッシブスキャンを行い、無線中継装置が発するビーコンの周波数等の情報を調査しないので、無線端末装置の消費電力が少ない無線通信システム及びプログラムを提供できる。
なお、前記実施形態において記載した無線通信システムの処理、すなわち図12のフローチャートに示す各処理は、何れもコンピュータが読み取り可能なプログラムとして、記憶部13、22、33、43に記憶されているが、その他に、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、半導体メモリ等の記録媒体に記憶してもよい。
また、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、これらの構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係る電子棚札システムの全体構成図。 無線中継装置40の電子回路のブロック図。 無線中継装置40の記憶部43のNW情報管理部43Aの具体例。 サーバ装置10の電子回路のブロック図。 サーバ装置10の記憶部13のNW情報管理部13Aの具体例。 設定装置20の電子回路のブロック図。 設定装置20の記憶部22のNW情報管理部22Aの具体例。 設定装置20の記憶部22の棚札通信管理部22Bの具体例。 設定装置20のメモリ25の電波強度記憶領域25Aの具体例。 電子棚札装置30の電子回路のブロック図。 電子棚札装置30の記憶部33の接続先情報記憶部33Aの具体例。 本発明の実施形態に係る電子棚札システムで実行されるフローチャート。 無線中継装置40のNW設定処理で実行されるフローチャート。 設定装置20の最適チャンネル設定処理で実行されるフローチャート。
符号の説明
10…サーバ装置
11、21、31、41…CPU
12、25、32、42…メモリ
13、22、33、43…記憶部
13A、22A、43A…NW情報記憶部
14、27、46…通信部
15、35…表示部
16、26…入力部
17、29、37、47…バスライン
20…設定装置
22B…棚札通信管理部
23、34、44…通信用RF部
24、45…通知用RF部
25A…電波強度記憶領域
26A…棚札設定終了ボタン
28、36…バッテリー
30…電子棚札装置
33A…接続先情報記憶部
40…無線中継装置
N…ネットワーク
W1、W2、W3…無線ネットワーク

Claims (7)

  1. 複数の無線中継装置と、この無線中継装置を介して無線通信を行う無線端末装置と、この無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための設定情報を前記無線端末装置に対して通知する制御装置と、からなる無線通信システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記無線中継装置を識別可能な無線中継装置識別子と前記無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための周波数情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記無線中継装置から出力される電波であって、前記無線中継装置識別子が含まれる電波を受信して電波強度を判定する判定手段と、
    前記各無線中継装置からの夫々の電波の電波強度を前記判定手段で判定した後に、その中で電波強度が最も強いと判定された電波に含まれる無線中継装置識別子に対応付けられる前記周波数情報を前記記憶手段より取得して前記無線端末装置に対し送信する送信手段
    を有することを特徴とする無線通信システム
  2. 前記送信手段は、
    前記周波数情報が含まれる電波にて出力することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記無線端末装置は、
    周波数情報を記憶する周波数情報記憶手段と、
    当該無線端末装置の電源が入れられたことを検出した後に、前記周波数情報記憶手段に記憶される周波数にて前記制御装置の送信手段から送信される電波であって、当該無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための周波数情報を含む電波を受信する受信手段、
    を有し、
    前記周波数情報記憶手段は、この受信手段により受信された電波に含まれる周波数情報を記憶することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 無線端末装置に対して無線中継装置と無線通信を行う際の周波数の通知を制御する制御装置であって、
    複数の無線中継装置からの電波の受信し、その各無線中継装置からの電波の中で電波強度の最も強い無線中継装置を特定する特定手段と、
    この特定手段で特定された無線中継装置の周波数を取得し、前記無線端末装置がその取得した周波数の無線中継装置と通信を行うべく当該無線端末装置に対して当該取得の周波数を通知する通知制御手段と、
    を具備したことを特徴とする制御装置。
  5. 前記通知制御手段は、複数の無線端末装置に対して前記取得の周波数を一括して通知する、ことを特徴とした請求項4記載の制御装置。
  6. 複数の無線中継装置と、この無線中継装置を介して無線通信を行う無線端末装置と、この無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための設定情報を前記無線端末装置に対して通知する制御装置と、からなる無線通信システムにおいて、
    前記制御装置のコンピュータを、
    前記無線中継装置を識別可能な無線中継装置識別子と前記無線端末装置が前記無線中継装置と通信するための周波数情報を対応付けて記憶する記憶手段、
    前記無線中継装置から出力される電波であって、前記無線中継装置識別子が含まれる電波を受信して電波強度を判定する判定手段、
    前記各無線中継装置からの夫々の電波の電波強度を前記判定手段で判定した後に、その中で電波強度が最も強いと判定された電波に含まれる無線中継装置識別子に対応付けられる前記周波数情報を前記記憶手段より取得して前記無線端末装置に対し送信する送信手段、
    として機能させるプログラム。
  7. 無線端末装置に対して無線中継装置と無線通信を行う際の周波数の通知を制御する制御装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の無線中継装置からの電波の受信し、その各無線中継装置からの電波の中で電波強度の最も強い無線中継装置を特定する特定手段、
    この特定手段で特定された無線中継装置の周波数を取得し、前記無線端末装置がその取得した周波数の無線中継装置と通信を行うべく当該無線端末装置に対して当該取得の周波数を通知する通知制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
JP2007336356A 2007-12-27 2007-12-27 無線通信システム、制御装置及びプログラム Active JP5098634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336356A JP5098634B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 無線通信システム、制御装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336356A JP5098634B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 無線通信システム、制御装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009159397A JP2009159397A (ja) 2009-07-16
JP5098634B2 true JP5098634B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=40962890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007336356A Active JP5098634B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 無線通信システム、制御装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5098634B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5685418B2 (ja) * 2010-11-10 2015-03-18 ホーチキ株式会社 無線中継器
JP5885483B2 (ja) * 2011-12-05 2016-03-15 シャープ株式会社 無線テレメータシステム、無線親機及び無線子機
DK3198967T3 (da) * 2014-09-23 2019-10-14 Ses Imagotag Gmbh Radiobasisstation og system med nævnte radiobasisstation

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06132891A (ja) * 1992-10-22 1994-05-13 Fujitsu Ltd 移動通信における制御回線管理方法
JP2002057617A (ja) * 2000-08-09 2002-02-22 Toshiba Tec Corp 無線端末装置及び無線通信システム並びに無線端末装置の初期設定方法
JP2005117239A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム
JP4030507B2 (ja) * 2004-02-06 2008-01-09 三洋電機株式会社 携帯電話機器。
JP2006254077A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Sharp Corp ネットワーク設定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009159397A (ja) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014164598A1 (en) Techniques for wirelessly docking to a device
WO2018116922A1 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP6481514B2 (ja) 通信装置および通信システム
US20160290838A1 (en) Mobile device and method for meter configuring and data collection
CN105122783A (zh) 接近度检测
JP5177911B2 (ja) 無線通信装置管理方法及び無線通信装置
US20150363742A1 (en) Inventory management apparatus and method
JP5098634B2 (ja) 無線通信システム、制御装置及びプログラム
US10192158B2 (en) Electronic price indicator, power supply apparatus and electric price indicating system
WO2019223429A1 (zh) 呼叫方法和系统以及电子价签装置
JP2016058060A (ja) 出退勤システム及びその方法
US11516651B2 (en) Wireless communication device that changes setting content of beacon terminal
US20140273842A1 (en) Communication system, communication apparatus, and communication method
JP5186912B2 (ja) 位置検出装置および位置検出システム
KR20160109419A (ko) 다중검침기능이 적용된 단말기 무선검침 시스템과 단말기 무선 검침 제어방법
CN204406448U (zh) 作物信息管理系统
JP5970980B2 (ja) 位置情報管理システム、通信装置、位置情報管理方法
WO2017077897A1 (ja) 電波状況検知システム及び電波状況検知方法
JP2016134755A (ja) 通信システム、及び、通信機
US9886830B2 (en) Article management system
KR100925478B1 (ko) 블루투스를 이용한 무선주파수식별 시스템, 리더기 및 그 무선주파수식별 정보 리딩 방법
JP6606004B2 (ja) センシングシステム
JP5911082B1 (ja) 電波状況検知システム及び電波状況検知方法
KR20150048483A (ko) 전자 태그 그룹핑 방법 및 그룹 아이디 관리 방법
JP2012009942A (ja) 無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5098634

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150