JP6606004B2 - センシングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、RFID、加速度センサ、バイタルセンサなどのセンサ端末からのセンサデータを集約してサーバ装置へ転送するセンサ中継装置を備えたセンシングシステムに関するものである。
図8は、従来の一般的なセンサ端末を収容するセンシングシステムの構成を示すブロック図である。センサ端末100は、センサデータを無線送信する。センサ中継装置101は、センサ端末100からのセンサデータをネットワーク103を介してサーバ装置102に送信する。センサ端末100を個人に持たせるようにし、センサ端末100とこのセンサ端末100を所持する人との対応関係を予めサーバ装置102に登録しておけば、センサデータと個人との対応関係が既知の状態でデータ収集を行なうことが可能である。
例えば非特許文献1に開示された技術では、センサ端末であるRFID(Radio Frequency Identification)タグを個人に持たせ、センサ中継装置である無線タグ読み取り機で近くにいる人のRFIDタグのIDを取得するようにしている。RFIDタグとこのRFIDタグを所持する個人の情報とを予め対応付けておくことにより、個人の行動の履歴を取得することができる。
塩見 昌裕他,"ユビキタスセンサネットワークと連動したコミュニケーションロボットによる科学館での展示案内",情報処理学会,インタラクション2005論文集
従来のセンシングシステムでは、センサ端末とセンサ端末を所持する個人とを予め対応付けておく必要があった。このため、個人が使うセンサ端末の数が増加したり、センサ端末を貸し借りしたり、センサ端末を変更したりすると、その都度センサ端末と個人との対応付け作業が必要となり、コスト・手間が増加するという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、センサ端末とユーザとの対応付け作業に要するコスト・手間を削減することができるセンシングシステムを提供することを目的とする。
本発明のセンシングシステムは、固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末と、前記センサデータを処理するサーバ装置と、ユーザが所持し、前記センサ端末と前記サーバ装置との間を中継するセンサ中継装置とを備え、前記センサ中継装置は、前記センサ端末からの電波の強度を測定する電波強度検知手段と、前記センサ端末から受信したセンサデータと共に自装置に固有のIDと前記電波強度検知手段が当該センサ端末について測定した電波強度の情報とを前記サーバ装置に送信する通信処理手段を備え、前記サーバ装置は、前記センサ中継装置のIDとこのセンサ中継装置を所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録された記憶手段と、前記センサ端末のセンサデータと前記センサ中継装置のIDと前記電波強度の情報とを含む情報を受信したときに前記記憶手段を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置のユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する個人特定手段とを備え、前記個人特定手段は、前記電波強度の情報に基づいてセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザを特定することを特徴とするものである。
また、本発明のセンシングシステムは、固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末と、前記センサデータを処理するサーバ装置と、ユーザが所持し、前記センサ端末と前記サーバ装置との間を中継するセンサ中継装置とを備え、前記センサ中継装置は、前記センサ端末から受信したセンサデータと共に自装置に固有のIDを前記サーバ装置に送信する通信処理手段を備え、前記サーバ装置は、前記センサ中継装置のIDとこのセンサ中継装置を所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録された記憶手段と、前記センサ端末のセンサデータと前記センサ中継装置のIDとを含む情報を受信したときに前記記憶手段を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置のユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する個人特定手段とを備え、前記個人特定手段は、前記センサ中継装置からセンサ端末との無線リンク切断情報を受信した場合に、このセンサ端末とユーザとの対応付けを変更することを特徴とするものである。
また、本発明のセンシングシステムは、固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末と、前記センサデータを処理するサーバ装置と、ユーザが所持し、前記センサ端末と前記サーバ装置との間を中継するセンサ中継装置とを備え、前記センサ中継装置は、前記センサ端末から受信したセンサデータと共に自装置に固有のIDを前記サーバ装置に送信する通信処理手段を備え、前記サーバ装置は、前記センサ中継装置のIDとこのセンサ中継装置を所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録された記憶手段と、前記センサ端末のセンサデータと前記センサ中継装置のIDとを含む情報を受信したときに前記記憶手段を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置のユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する個人特定手段とを備え、前記個人特定手段は、複数の前記センサ端末からのセンサデータの連動性に基づいて、これらセンサ端末とユーザとを対応付けることを特徴とするものである。
また、本発明のセンシングシステムの1構成例において、前記サーバ装置の個人特定手段は、同一IDのセンサ端末のセンサデータを中継した複数のセンサ中継装置のうち、このセンサ端末から受信した電波の強度が最も強いセンサ中継装置のユーザを、センサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定することを特徴とするものである。
また、本発明のセンシングシステムの1構成例において、前記サーバ装置の個人特定手段は、前記センサ中継装置からセンサ端末との無線リンク切断情報を受信した場合に、このセンサ端末とユーザとの対応付けを変更することを特徴とするものである。
また、本発明のセンシングシステムの1構成例において、前記サーバ装置の個人特定手段は、複数の前記センサ端末からのセンサデータの連動性に基づいて、これらセンサ端末とユーザとを対応付けることを特徴とするものである。
本発明によれば、予め個人情報と対応付けられたセンサ中継装置をユーザに持たせることで、このセンサ中継装置に収容されるセンサ端末とセンサ中継装置のユーザとを自動的に対応付けることができ、センサ端末とユーザとの対応付けを手作業で行なう必要がなくなるので、センサ端末とユーザとの対応付け作業に要するコスト・手間を削減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るセンシングシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態においてセンサ端末とセンサ中継装置とをユーザに装着した様子を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態に係るセンシングシステムのセンサ中継装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るセンシングシステムの動作を説明するシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態に係るセンシングシステムのサーバ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るセンシングシステムの動作を説明するシーケンス図である。 本発明の第3の実施の形態に係るセンシングシステムの動作を説明するシーケンス図である。 従来のセンシングシステムの構成を示すブロック図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るセンシングシステムの構成を示すブロック図である。センシングシステムは、ユーザAが所持し、自端末に固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末1−Aと、ユーザBが所持し、自端末に固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末1−Bと、ユーザAが所持し、センサ端末1−Aまたは1−Bと後述するサーバ装置との間を中継するセンサ中継装置2−Aと、ユーザBが所持し、センサ端末1−Aまたは1−Bとサーバ装置との間を中継するセンサ中継装置2−Bと、センサ端末1−A,1−Bからのセンサデータを受信して処理する機能とセンサ端末1−A,1−Bのユーザを特定する機能とを備えたサーバ装置3と、センサ中継装置2−A,2−Bからのデータをネットワーク5を介してサーバ装置3へ送信するセンサ中継装置4とから構成される。
図2はセンサ端末1−A,1−Bとセンサ中継装置2−A,2−Bとをユーザに装着した様子を示す模式図である。ユーザA,Bが所持するセンサ中継装置2−A,2−Bとしては、例えばスマートフォンや、腕時計型のスマートウォッチといったものがある。
ユーザA,Bが身に付けるセンサ端末1−A,1−Bとしては、例えばRFIDタグや、物理量を計測するセンサ端末などがある。RFIDタグの場合には、自端末に固有のID(識別情報)をセンサデータとして無線送信する。物理量を計測するセンサ端末の場合には、固有のIDと計測した物理量の情報とを含むセンサデータを無線送信する。物理量を計測するセンサ端末の例としては、例えば加速度センサや、人のバイタルサインを計測するバイタルセンサ等がある。
図3はセンサ中継装置2−Aの構成を示すブロック図である。センサ中継装置2−Aは、センサ端末1−A,1−Bと無線通信を行なうための通信回路20と、センサ中継装置4(またはサーバ装置3)と無線通信を行なうための通信回路21と、センサ中継装置全体を制御する信号処理部22と、センサ中継装置2−Aに固有のIDおよび信号処理部22のプログラムを記憶するメモリ23とを備えている。
信号処理部22は、センサ端末1−A,1−Bからの電波の強度を測定する電波強度検知部24と、センサ端末1−A,1−Bとの通信接続時間を計測するタイマー25と、センサ端末1−A,1−Bおよびサーバ装置3との通信処理を制御する通信処理部26とを備えている。
このようなセンサ中継装置2−Aは、CPU(Central Processing Unit)、メモリ及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。センサ中継装置2−AのCPUは、メモリに格納されたプログラムに従って、本実施の形態で説明する処理を実行する。センサ中継装置2−Bの構成もセンサ中継装置2−Aと同じである。
通信回路20の無線通信規格としては、RFIDタグの国際標準規格で定められた規格を使用してもよいし、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))やジグビー(Zigbee)などの無線通信規格を使用してもよい。通信回路21の無線通信規格としては、例えばワイファイ(WiFi)やLTE/3Gなどがある。なお、これらの無線通信規格に限らず、目的に適した通信規格を適宜採用すればよいことは言うまでもない。
図4は本実施の形態のセンシングシステムの動作を説明するシーケンス図である。なお、図4ではセンサ中継装置4とネットワーク5の記載を省略している。
上記のとおり、各センサ端末1−A,1−Bは、自端末に固有のIDを含むセンサデータを定期的に無線送信する(図4ステップS100)。
センサ中継装置2−Aの通信処理部26は、通信回路20を介してセンサ端末1−A,1−Bのうち少なくとも一方からセンサデータを受信すると、このセンサデータを送信したセンサ端末1−A,1−Bからの電波の強度を測定した電波強度検知部24の測定結果を受け取り、受信したセンサデータと電波強度検知部24が測定した電波強度の情報とメモリ23に予め記憶された自装置のIDとを通信回路21からサーバ装置3宛に送信させる(図4ステップS101)。
サーバ装置3は、センサ中継装置4およびネットワーク5を介してセンサ中継装置2−Aからの情報を受信する。
図5はサーバ装置3の構成を示すブロック図である。サーバ装置3は、ネットワーク5を介してセンサ中継装置2−A,2−Bと通信を行なうための通信回路30と、サーバ装置全体を制御する制御部31と、制御部31のプログラム、およびセンサ中継装置2−A,2−BのIDとこのセンサ中継装置2−A,2−Bを所持するユーザの個人情報とを予め記憶する記憶手段であるメモリ32と、タッチパネルやキーボード等の入力部33と、液晶ディスプレイ等の表示部34とから構成される。
制御部31は、センサ端末1−A,1−Bのユーザを特定する個人特定部35と、センサ端末1−A,1−Bから送信されたセンサデータを処理するデータ処理部36とを備えている。
このようなサーバ装置3は、CPU、メモリ及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。サーバ装置3のCPUは、メモリに格納されたプログラムに従って、本実施の形態で説明する処理を実行する。
サーバ装置3の個人特定部35は、センサ端末のセンサデータとセンサ中継装置2−AのIDとを含む情報を受信したときにメモリ32を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置2−Aのユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する(図4ステップS102)。
サーバ装置3のメモリ32には、センサ中継装置2−A,2−BのIDとセンサ中継装置2−A,2−Bを所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録されている。個人情報としては、例えばユーザの氏名等がある。図2の例では、センサ中継装置2−AのユーザとしてユーザAの個人情報が登録され、センサ中継装置2−BのユーザとしてユーザBの個人情報が登録されていることになる。このような登録は、例えばサーバ装置3の管理者が入力部33を操作して行なえばよい。
個人特定部35は、例えば1つのセンサ端末1−Aのセンサデータとセンサ中継装置2−AのIDとを含む情報を受信し、同じセンサ端末1−Aのセンサデータと他のセンサ中継装置2−BのIDとを含む情報を受信しなかった場合、センサ中継装置2−AのユーザAを、センサ端末1−Aのユーザであると特定する。このように1つのセンサ端末のセンサデータを特定のセンサ中継装置のみを介して受信した場合には、センサ端末のユーザを容易に特定することができる。
一方、図2の例のように、ユーザが2人居る状態では、ユーザAが身に付けているセンサ端末1−AのセンサデータがユーザAが所持するセンサ中継装置2−AとユーザBが所持するセンサ中継装置2−Bのそれぞれを介して別個に送信される可能性がある。ここで、センサ端末1−Aとセンサ中継装置2−Aの距離と、センサ端末1−Aとセンサ中継装置2−Bの距離に差が生じ、センサ端末1−Aとセンサ中継装置2−Aの距離の方が、センサ端末1−Aとセンサ中継装置2−Bの距離よりも小さい場合、センサ中継装置2−Aで受信できるセンサ端末1−Aの電波の強度に比べ、センサ中継装置2−Bで受信できるセンサ端末1−Aの電波の強度が弱くなる。
個人特定部35は、同一のIDを有するセンサ端末1−Aのセンサデータを複数のセンサ中継装置2−A,2−Bから個別に受信した場合、同一のIDを有するセンサ端末1−Aのセンサデータを中継した複数のセンサ中継装置2−A,2−Bのうち、このセンサ端末1−Aから受信した電波の強度が最も強いセンサ中継装置のユーザを、センサデータの送信元のセンサ端末1−Aのユーザであると特定する。
例えば上記の例では、ユーザAのセンサ中継装置2−Aで受信できるセンサ端末1−Aの電波の強度の方が、ユーザBのセンサ中継装置2−Bで受信できるセンサ端末1−Aの電波の強度よりも強いので、個人特定部35は、センサ中継装置2−AのユーザAを、センサ端末1−Aのユーザであると特定する。
センサ端末1−Aのユーザを特定できたことにより、センサ端末1−Aからの接続要求を受け付けたことになるので、個人特定部35は、センサ中継装置2−Aに対して接続指示を送る(図4ステップS103)。以後、センサ端末1−Aからのセンサデータは、センサ中継装置2−A、センサ中継装置4およびネットワーク5を介してサーバ装置3に送信される。
サーバ装置3のデータ処理部36によるセンサデータの具体的な処理の例は例えば非特許文献1に開示されている。非特許文献1の例では、センサ端末とユーザとを対応付けることにより、ユーザの行動の履歴を取得する。ただし、データ処理部36によるセンサデータの処理は、非特許文献1の例に限らないことは言うまでもない。
以上の例では、センサ中継装置2−Aの動作を説明したが、センサ中継装置2−Bの動作もセンサ中継装置2−Aと同様である。
以上のように、本実施の形態では、予め個人情報と対応付けられたセンサ中継装置をユーザに持たせることで、このセンサ中継装置に収容されるセンサ端末とセンサ中継装置のユーザとを自動的に対応付けることができ、センサ端末とユーザとの対応付けを手作業で行なう必要がなくなるので、センサ端末とユーザとの対応付け作業に要するコスト・手間を削減することができる。
なお、本実施の形態および以下の実施の形態では、ユーザが所持するセンサ中継装置がセンサ端末からの電波受信を待つ状態を仮接続待ちの状態、センサ端末からの電波を受信した状態を仮接続状態(接続要求受付)、センサ端末のユーザを特定しセンサ中継装置に接続指示を与えた以降を接続状態と呼ぶが、このような手続きは通信プロトコルの1例であって、これに限るものではない。
また、電波強度を比較検知するテストのために、サーバ装置3の個人特定部35は、センサ中継装置2−Aによる電波強度の計測が終わり、センサ中継装置2−Aから電波強度の情報を受信できた場合、センサ端末との接続を切断する指示をセンサ中継装置2−Aに与え、センサ中継装置2−Bがセンサ端末と接続して電波強度を計測できるようにしてもよい。この場合、個人特定部35は、センサ中継装置2−Bから電波強度の情報を受信し、センサ端末のユーザを特定した後で、このユーザが所持するセンサ中継装置に対して接続指示を送るようにすればよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、センシングシステムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1〜図3、図5の符号を用いて説明する。図6は本実施の形態のセンシングシステムの動作を説明するシーケンス図である。図4と同様に図6では、センサ中継装置4とネットワーク5の記載を省略している。
第1の実施の形態で説明したとおり、ユーザが複数人居る状態では、例えばユーザAが身に付けているセンサ端末1−Aからの電波がセンサ中継装置2−Aでの計測よりもセンサ中継装置2−Bでの計測で電波強度が強いと判定された場合、センサ端末1−AのユーザがユーザAでなく、ユーザBと特定されることになる。このようにユーザAのセンサ中継装置2−Aに接続されるべきセンサ端末1−AがユーザBのセンサ中継装置2−Bに誤って接続されている場合、ユーザAとユーザBの距離の変化に応じて、ユーザBの所持するセンサ中継装置2−Bとセンサ端末1−Aとの無線リンクが切断される可能性がある(図6ステップS200)。
センサ中継装置2−Bの通信処理部26は、センサ端末1−Aとの無線リンクが切断されると、このセンサ端末1−AのIDと自装置に固有のIDとを含む無線リンク切断情報をサーバ装置3に送信する(図6ステップS201)。
サーバ装置3の個人特定部35は、センサ中継装置2−Bからセンサ端末1−Aとの無線リンク切断情報を受信した場合、このセンサ端末1−AのユーザがユーザBではないと判定し、このセンサ端末1−Aと同一IDのセンサ端末のセンサデータとセンサ中継装置2−AのIDとを含む情報を受信している状態(すなわち、センサ端末1−Aとセンサ中継装置2−Aとが仮接続状態)であれば、センサ中継装置2−Aを所持するユーザAがセンサ端末1−Aのユーザであると特定する(図6ステップS202)。こうして、センサ端末1−Aとユーザとの対応付けが修正される。
個人特定部35は、センサ中継装置2−Bとの無線リンクが切断されたセンサ端末1−Aのセンサデータを受信しているセンサ中継装置が2−Bの他に存在しなかった場合には、このセンサ端末1−Aのユーザを不定とする。
個人特定部35は、ステップS202の処理後、センサ中継装置2−Bに対してはセンサ端末からの電波受信を待つよう指示を送る(図6ステップS203)。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、センシングシステムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1〜図3、図5の符号を用いて説明する。図7は本実施の形態のセンシングシステムの動作を説明するシーケンス図である。図4と同様に図7では、センサ中継装置4とネットワーク5の記載を省略している。
本実施の形態では、各ユーザがセンサ端末として複数の加速度センサを身に付けているものとする。この場合、各センサ端末は、自端末に固有のIDと計測した加速度の情報とを含むセンサデータを無線送信する(図7ステップS300)。第1、第2の実施の形態で説明したとおり、センサ中継装置2−A,2−Bは、センサ端末から受信したセンサデータをサーバ装置3宛に送信する(図7ステップS301)。
サーバ装置3の個人特定部35は、第1、第2の実施の形態で説明した手法によりセンサ端末のユーザを特定するが、複数のセンサ端末から送信されるセンサデータに含まれる加速度の値が一斉に変動した場合(図7ステップS302)、このセンサデータの連動性に基づいてセンサ端末のユーザを特定する(図7ステップS303)。例えば複数のセンサ端末1−Aを身に付けているユーザAが何らかの動作をすると、全てのセンサ端末1−Aが計測している加速度の値が一斉に変動する。そこで、個人特定部35は、複数のセンサ端末1−Aから送信されるセンサデータに含まれる加速度の値が一斉に変動した場合、これらセンサ端末1−Aの全てを同一のユーザに属するものと特定する。
この場合、第1、第2の実施の形態で説明した手法により特定した各センサ端末1−Aのユーザの多数決によってセンサ端末のユーザを最終的に決定してもよい。例えば個人特定部35は、一部のセンサ端末1−AのユーザをユーザAと特定し、残りのセンサ端末1−AのユーザをユーザBと特定した状態で、これらセンサ端末1−Aで計測された加速度の値が一斉に変動したとき、ユーザAに属すると特定したセンサ端末1−Aの方がユーザBに属すると特定したセンサ端末1−Aよりも多い場合、全てのセンサ端末1−AのユーザをユーザAとすればよい。
こうして、本実施の形態では、センサデータの連動性に基づいて、センサ端末とユーザとを対応付けることができる。
なお、第1〜第3の実施の形態では、上位のセンサ中継装置4を介してセンサ中継装置2−A,2−Bがサーバ装置3と通信する例を説明しているが、これに限るものではなく、上位のセンサ中継装置4を介することなく、センサ中継装置2−A,2−Bとサーバ装置3とが通信を行なってもよい。
本発明は、センサ端末からセンサデータを収集するセンシングシステムに適用することができる。
1−A,1−B…センサ端末、2−A,2−B,4…センサ中継装置、3…サーバ装置、5…ネットワーク、20,21,30…通信回路、22…信号処理部、23,32…メモリ、24…電波強度検知部、25…タイマー、26…通信処理部、31…制御部、33…入力部、34…表示部、35…個人特定部、36…データ処理部。

Claims (6)

  1. 固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末と、
    前記センサデータを処理するサーバ装置と、
    ユーザが所持し、前記センサ端末と前記サーバ装置との間を中継するセンサ中継装置とを備え、
    前記センサ中継装置は、
    前記センサ端末からの電波の強度を測定する電波強度検知手段と、
    前記センサ端末から受信したセンサデータと共に自装置に固有のIDと前記電波強度検知手段が当該センサ端末について測定した電波強度の情報とを前記サーバ装置に送信する通信処理手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記センサ中継装置のIDとこのセンサ中継装置を所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録された記憶手段と、
    前記センサ端末のセンサデータと前記センサ中継装置のIDと前記電波強度の情報とを含む情報を受信したときに前記記憶手段を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置のユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する個人特定手段とを備え
    前記個人特定手段は、前記電波強度の情報に基づいてセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザを特定することを特徴とするセンシングシステム。
  2. 固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末と、
    前記センサデータを処理するサーバ装置と、
    ユーザが所持し、前記センサ端末と前記サーバ装置との間を中継するセンサ中継装置とを備え、
    前記センサ中継装置は、
    前記センサ端末から受信したセンサデータと共に自装置に固有のIDを前記サーバ装置に送信する通信処理手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記センサ中継装置のIDとこのセンサ中継装置を所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録された記憶手段と、
    前記センサ端末のセンサデータと前記センサ中継装置のIDとを含む情報を受信したときに前記記憶手段を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置のユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する個人特定手段とを備え、
    前記個人特定手段は、前記センサ中継装置からセンサ端末との無線リンク切断情報を受信した場合に、このセンサ端末とユーザとの対応付けを変更することを特徴とするセンシングシステム。
  3. 固有のIDを含むセンサデータを無線送信する1乃至複数のセンサ端末と、
    前記センサデータを処理するサーバ装置と、
    ユーザが所持し、前記センサ端末と前記サーバ装置との間を中継するセンサ中継装置とを備え、
    前記センサ中継装置は、
    前記センサ端末から受信したセンサデータと共に自装置に固有のIDを前記サーバ装置に送信する通信処理手段を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記センサ中継装置のIDとこのセンサ中継装置を所持するユーザの個人情報とが予め対応付けられて登録された記憶手段と、
    前記センサ端末のセンサデータと前記センサ中継装置のIDとを含む情報を受信したときに前記記憶手段を参照し、受信したIDで特定されるセンサ中継装置のユーザを、このIDと共に受信したセンサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定する個人特定手段とを備え、
    前記個人特定手段は、複数の前記センサ端末からのセンサデータの連動性に基づいて、これらセンサ端末とユーザとを対応付けることを特徴とするセンシングシステム。
  4. 請求項に記載のセンシングシステムにおいて、
    前記サーバ装置の個人特定手段は、同一IDのセンサ端末のセンサデータを中継した複数のセンサ中継装置のうち、このセンサ端末から受信した電波の強度が最も強いセンサ中継装置のユーザを、センサデータの送信元のセンサ端末のユーザであると特定することを特徴とするセンシングシステム。
  5. 請求項1または4記載のセンシングシステムにおいて、
    前記サーバ装置の個人特定手段は、前記センサ中継装置からセンサ端末との無線リンク切断情報を受信した場合に、このセンサ端末とユーザとの対応付けを変更することを特徴とするセンシングシステム。
  6. 請求項1または4記載のセンシングシステムにおいて、
    前記サーバ装置の個人特定手段は、複数の前記センサ端末からのセンサデータの連動性に基づいて、これらセンサ端末とユーザとを対応付けることを特徴とするセンシングシステム。
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