JP2005341451A - 計測情報収集システム - Google Patents

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悟之 塚田
Ryuho Nakaguchi
隆宝 中口
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Abstract

【課題】無線装置から無線中継装置を介して情報収集装置に送信される計測情報の伝送の信頼性を高めることができる計測情報収集システムを提供する。
【解決手段】各観測局12(i)の雨量計22は、計測した降雨量を降雨量情報として無線装置24に出力し、無線装置24は、入力された前記降雨量情報と、自己を識別する無線装置識別データとを含む計測情報フレームを無線14、20を介して2つの無線中継装置16(j)に各々送信する。各無線中継装置16(j)は、受信した前記計測情報フレームに自己を識別する無線中継装置識別データを付与し、前記データが付与された前記計測情報フレームを無線15を介して情報収集装置26に送信する。情報収集装置26は、2つの無線中継装置16(j)を経由する2つのルートを介して受信された前記各計測情報フレームに含まれる前記降雨量情報を各々収集する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所望の計測地点に設置された計測装置に接続される無線装置と、前記無線装置に無線中継装置を介して接続される情報収集装置とを備える計測情報収集システムに関する。
従来技術に係る計測情報収集システム100は、図10に示すように、山間部に複数設置された観測局102(i)(i=1〜n)と、各観測局102(i)に無線104を介して接続される無線中継装置106(j)(j=1〜m)と、一部の観測局102(i)に無線104を介して接続され且つ無線中継装置106(j)に無線105を介して接続される監視局108とから構成されている。
各観測局102(i)の雨量計110は、自己の設置位置(計測地点)における降雨量を所定時間毎に計測し、この計測結果を降雨量情報として無線装置112に順次出力する。無線装置112は、所定時間毎に入力された前記降雨量情報と、自己を識別する無線装置識別データとを含む計測情報フレームを、無線中継装置106(j)に順次送信する。無線中継装置106(j)は、受信した前記計測情報フレームを監視局108に送信する。
監視局108の情報収集装置114は、各無線中継装置106(j)から受信した前記各計測情報フレーム内の前記降雨量情報を所定時間毎に収集し、収集した前記各降雨量情報を画面情報生成処理装置116に出力する。画面情報生成処理装置116は、入力された前記各降雨量情報より、前記各計測地点における各降雨量を示す1画面分の画面情報を作成し、この画面情報を監視端末装置118に出力する。監視端末装置118は、入力された前記画面情報の示す内容をディスプレイに順次表示する。
また、計測情報収集システム100では、情報収集装置114で受信される前記各降雨量情報が、無線中継装置106(j)を介して受信された情報であるか、あるいは観測局102(i)から直接受信した情報であるか否かを情報収集装置114において把握にするために、各無線中継装置106(j)において、(1)前記計測情報フレーム内の前記無線装置識別データを変更する処理、又は(2)前記計測情報フレームを示す電波の周波数を変換する処理、のいずれかの処理を行う。
(1)の場合、各無線中継装置106(j)は、前記計測情報フレームを受信すると前記無線装置識別データを変更し、変更した前記計測情報フレームを情報収集装置114に各々送信する。一方、(2)の場合、各無線中継装置106(j)は、前記計測情報フレームを受信すると前記電波の周波数を変換し、前記周波数が変換された前記計測情報フレームを情報収集装置114に各々送信する。なお、(2)の場合、無線中継装置106(j)は、前記無線装置識別データの変更処理を行わない。
また、近年の計測情報収集システム120は、図11に示すように、無線中継装置106(j)の故障を考慮して、各無線装置112(i)と情報収集装置114との間を有線のケーブル122で接続し、各無線装置112(i)からケーブル122を介して情報収集装置114に前記計測情報フレームを直接送信するようにしている(特許文献1参照)。
特開平8−149582号公報
図10の計測情報収集システム100において、観測局102(i)から無線中継装置106(j)を介して情報収集装置114に計測情報フレームを送信する場合、この無線中継装置106(j)で故障が発生すると、観測局102(i)と情報収集装置114との間の通信が遮断されるので、この観測局102(i)からの前記計測情報フレームを情報収集装置114で受信して、降雨量情報を収集することができないという不都合がある。
前述した無線中継装置106(j)の故障のほかにも、雨量計110で所定時間毎に降雨量の計測を行わなかった場合、無線装置112が故障した場合、無線装置112から無線中継装置106(j)に対する無線104の見通しが良好でない場合、無線中継装置106(j)から情報収集装置114に対する無線105の見通しが良好でない場合でも、情報収集装置114は前記計測情報フレームを受信して、前記降雨量情報を収集することができない。しかも、上述したいずれの場合でも情報収集装置114は前記降雨量情報を収集することはできないので、この計測情報収集システム100では、どの原因によって前記降雨量情報を収集できないのかを監視局108で判定することはできない。
また、(1)の中継方式の場合、観測局102(i)の設置数が増加すると、無線中継装置106(j)では、変更すべき無線装置識別データの数が増加して変更ミスが発生しやすくなり、情報収集装置114は正確な降雨量情報を収集することができない。
さらに、(2)の中継方式の場合、無線104を介して無線中継装置106(j)に接続される観測局102(i)の設置数が増加することによって、各無線中継装置106(j)では、増加した観測局102(i)の設置数に対応して、各観測局102(i)から計測情報フレームを受信する設備と、無線105を介して情報収集装置114に前記計測情報フレームを送信するための設備とを増設する必要がある。これにより、計測情報収集システム100の構築コストが高騰する。
一方、図11の計測情報収集システム120では、各観測局102(i)の無線装置112(i)と、この無線装置112(i)の遠隔地に設置された情報収集装置114とを、有線のケーブル122で各々接続しているので、これらのケーブル122の敷設費用によって計測情報収集システム120の構築コストが高騰する。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、無線装置から無線中継装置を介して情報収集装置に送信される計測情報の伝送の信頼性を高めることができる計測情報収集システムを提供することを目的とする。
本発明に係る計測情報収集システムは、計測地点に設置される計測装置と、前記計測装置に接続される無線装置と、前記無線装置に対して少なくとも2つの無線中継装置を介して接続される情報収集装置と、を備え、前記計測装置は、前記計測地点で計測した計測情報を前記無線装置に出力し、前記無線装置は、前記各無線中継装置に前記計測情報を各々送信し、前記各無線中継装置は、受信した前記計測情報を前記情報収集装置に各々送信し、前記情報収集装置は、前記各計測情報を受信することを特徴とする。
前記無線装置は、入力された前記計測情報を前記2つの無線中継装置を介して前記情報収集装置に送信するので、前記情報収集装置は、前記計測情報を2つのルートから受信することになる。これにより、前記情報収集装置は、一方のルートに設置された無線中継装置が故障しても、他方のルートに設置した無線中継装置を介して前記計測情報を確実に受信することができるので、1つのルートで計測情報を収集する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、システム全体の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る計測情報収集システムでは、前記情報収集装置が無線による前記2つのルートを介して前記計測情報を受信するので、無線と有線とを併用する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、低コスト且つ短期間でシステムを構築することが可能となる。
ここで、前記計測装置は、前記計測地点の降雨量を計測し、前記計測情報としての降雨量情報を前記無線装置に出力する雨量計であることが好ましい。これにより、山間部における前記各降雨量を前記情報収集装置で確実に収集することが可能となる。なお、前記計測地点は、例えば、河川の上流域である山間部とされる。
また、前記無線装置は、自己を識別する無線装置識別データと前記計測情報とを含む計測情報フレームを前記各無線中継装置に各々送信し、前記各無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に各々送信し、前記情報収集装置は、受信した前記各計測情報フレーム内の前記各無線装置識別データから前記無線装置を識別し、同一の前記無線装置からの前記各計測情報が一致するか否かを判定することが好ましい。
これにより、前記情報収集装置で受信した前記各計測情報が、前記無線装置からの計測情報であるか否かを判定することが可能となり、前記無線装置から前記計測情報を確実に収集することができる。
さらに、前記各無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームに対して自己を識別する無線中継装置識別データを付与し、前記無線中継装置識別データを付与した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に各々送信し、前記情報収集装置は、受信した前記各計測情報フレーム内の前記各無線中継装置識別データから前記各無線中継装置を識別することが好ましい。
これにより、どのルートを介して前記計測情報が収集されたのかを容易に把握することができる。そのため、前記無線装置識別データの変更処理や、前記計測情報フレームを示す電波の周波数の変換処理が不要となり、前記各無線中継装置の内部構成が簡素化される。従って、従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、システム全体の構築コストを低減することが可能となる。
また、前記情報収集装置は、受信された前記各計測情報フレームを調べることにより、2つのルート上における故障箇所を特定することが可能となる。
すなわち、前記情報収集装置は、2つのルートを介して受信された前記各計測情報フレームに関し、前記各計測情報が一致していない場合、前記計測装置が故障しているものと判定する。また、前記情報収集装置は、2つのルートの一方から計測情報フレームを受信できるが、他方のルートから計測情報フレームを受信できない場合、前記情報収集装置は、前記他方のルート上の無線中継装置が故障しているか、あるいは無線の見通しが良好でないものと判定する。さらに、2つのルートを介して前記各計測情報フレームを受信したが、前記各計測情報フレーム内に前記計測情報が含まれていない場合、前記情報収集装置は、前記無線装置が故障しているか、あるいは前記計測装置が計測を行わなかったものと判定する。
また、本発明に係る計測情報収集システムは、計測地点に設置される計測装置と、前記計測装置に接続される無線装置と、前記無線装置に対して無線により直接接続されると共に、無線中継装置を介して接続される情報収集装置と、を備え、前記計測装置は、前記計測地点で計測した計測情報を前記無線装置に出力し、前記無線装置は、前記無線中継装置及び前記情報収集装置に前記計測情報を各々送信し、前記無線中継装置は、受信した前記計測情報を前記情報収集装置に送信し、前記情報収集装置は、前記無線中継装置からの前記計測情報と、前記無線による前記無線装置からの前記計測情報とを各々受信することを特徴とする。
この場合、前記無線装置は、入力された前記計測情報を前記無線中継装置と前記無線とを介して前記情報収集装置に送信するので、前記情報収集装置は、前記計測情報を2つのルートから受信することになる。これにより、前記情報収集装置は、一方のルートに設置された無線中継装置が故障しても、他方のルートである前記無線を介して前記計測情報を確実に受信することができるので、1つのルートで計測情報を収集する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、システム全体の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る計測情報収集システムでは、前記情報収集装置が無線及び無線中継装置による2つのルートを介して前記計測情報を受信するので、無線と有線とを併用する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、低コスト且つ短期間でシステムを構築することが可能となる。
ここで、前記計測装置は、前記計測地点の降雨量を計測し、前記計測結果としての降雨量情報を前記無線装置に出力する雨量計であることが好ましい。これにより、前記計測地点における前記各降雨量を前記情報収集装置で確実に収集することが可能となる。なお、前記計測地点は、例えば、河川の上流域である山間部とされる。
また、前記無線装置は、自己を識別する無線装置識別データと前記計測情報とを含む計測情報フレームを前記無線中継装置と前記情報収集装置とに各々送信し、前記無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に送信し、前記情報収集装置は、受信した前記各計測情報フレーム内の前記各無線装置識別データから前記無線装置を識別し、同一の前記無線装置からの前記計測情報が一致するか否かを判定することが好ましい。
これにより、前記情報収集装置で受信した前記各計測情報が、前記無線装置からの計測情報であるか否かを判定することが可能となり、前記無線装置から前記計測情報を確実に収集することができる。
さらに、前記無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームに対して自己を識別する無線中継装置識別データを付与し、前記無線中継装置識別データを付与した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に送信し、前記情報収集装置は、受信した前記計測情報フレーム内の前記無線中継装置識別データから前記無線中継装置を識別することが好ましい。
これにより、どのルートを介して前記計測情報が収集されたのかを容易に把握することができる。そのため、前記無線装置識別データの変更処理や、前記計測情報フレームを示す電波の周波数の変換処理が不要となり、前記各無線中継装置の内部構成が簡素化される。従って、従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、システム全体の構築コストを低減することが可能となる。
また、前記情報収集装置は、受信された前記各計測情報フレームを調べることにより、2つのルート上における故障箇所を特定することが可能となる。
すなわち、前記情報収集装置は、2つのルートを介して受信された前記各計測情報フレームに関し、前記各計測情報が一致していない場合、前記計測装置が故障しているものと判定する。また、前記情報収集装置は、2つのルートの一方から計測情報フレームを受信できず、他方のルートから計測情報フレームを受信できる場合、前記情報収集装置は、前記一方のルート上の無線中継装置が故障しているか、あるいは無線の見通しが良好でないものと判定する。さらに、2つのルートを介して前記各計測情報フレームを受信したが、前記各計測情報フレーム内に前記計測情報が含まれていない場合、前記情報収集装置は、前記無線装置が故障しているか、あるいは前記計測装置が計測を行わなかったものと判定する。
本発明に係る計測情報収集システムによれば、無線装置は、入力された計測情報を2つの無線中継装置を介して情報収集装置に送信するので、前記情報収集装置は、前記計測情報を2つのルートから受信することになる。これにより、前記情報収集装置は、一方のルートに設置された無線中継装置が故障しても、他方のルートに設置した無線中継装置を介して前記計測情報を確実に受信することができるので、1つのルートで計測情報を収集する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、システム全体の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る計測情報収集システムでは、前記情報収集装置が無線による2つのルートを介して前記計測情報を受信するので、無線と有線とを併用する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、低コスト且つ短期間でシステムを構築することが可能となる。
また、本発明に係る計測情報収集システムによれば、無線装置は、入力された計測情報を無線中継装置と無線とを介して情報収集装置に送信するので、前記情報収集装置は、前記計測情報を2つのルートから受信することになる。これにより、前記情報収集装置は、一方のルートに設置された前記無線中継装置が故障しても、他方のルートである前記無線を介して前記計測情報を確実に受信することができるので、1つのルートで計測情報を収集する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、システム全体の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係る計測情報収集システムでは、前記情報収集装置が前記無線及び前記無線中継装置による2つのルートを介して前記計測情報を受信するので、無線と有線とを併用する従来技術に係る計測情報収集システムと比較して、低コスト且つ短期間でシステムを構築することが可能となる。
本発明に係る計測情報収集システムを、山間部の降雨量の収集に適用した好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る計測情報収集システム10の説明図である。計測情報収集システム10は、計測地点である河川の上流域の山間部に設置された複数の観測局12(i)(i=1〜n)と、各観測局12(i)に無線14、20を介して接続される複数の無線中継装置16(j)(j=1〜m)と、各無線中継装置16(j)や一部の観測局12(i)に無線14、15を介して接続される監視局18とから構成されている。
図1において、各観測局12(2)〜12(5)は、無線14、20を介して無線中継装置16(1)〜16(3)に各々接続され、これらの無線中継装置16(1)〜16(3)は、無線15を介して監視局18に各々接続されている。
例えば、観測局12(3)は、無線14、無線中継装置16(1)及び無線15のルートと、無線20、無線中継装置16(2)及び無線15のルートとの2つのルートを介して監視局18に接続されている。また、観測局12(4)は、無線20、無線中継装置16(1)及び無線15のルートと、無線14、無線中継装置16(3)、無線15、無線中継装置16(2)及び無線15のルートとの2つのルートを介して監視局18に接続される。
一方、観測局12(1)は、無線14を介して監視局18に接続され、且つ無線20を介して無線中継装置16(1)に接続されている。すなわち、観測局12(1)は、無線14のルートと、無線20、無線中継装置16(1)及び無線15のルートとの2つのルートを介して監視局18に接続される。
このように、本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、各観測局12(i)が2つのルートを介して監視局18に各々接続されている。
図2は、観測局12(i)と、無線中継装置16(j)を示す無線中継局32と、監視局18との内部構成を示すブロック図であり、代表的に、観測局12(3)と無線中継装置16(1)と監視局18とについて示すが、図1に示す他の観測局12(1)、12(2)、12(4)、12(5)及び他の無線中継装置16(2)、16(3)も同様の構成を有している。
観測局12(3)は、山間部の計測地点に設置された雨量計(計測装置)22と、雨量計22に接続される無線装置24とから構成されている。
雨量計22は、例えば、前記計測地点の降雨量を転倒ますによって計測する転倒ます型雨量計であり、蓄積された雨水の重みによる前記転倒ますの転倒をセンサで検出し、検出結果としてのパルス信号(降雨量情報)を無線装置24に出力する。
無線装置24は、カウンタ34と、制御部36と、変調部38と、送信部40とから構成される。
カウンタ34は、雨量計22から入力される前記パルス信号の数をカウントし、一定時間内にカウントしたパルス数をデジタルデータとして所定時間毎に制御部36に出力する。なお、制御部36に出力される前記デジタルデータは、前記一定時間内における前記転倒ますの転倒回数を示している。
制御部36には、前記転倒ますが転倒する際における貯水量が予め登録されており、所定時間毎に入力された前記デジタルデータと、前記貯水量とから、前記計測地点における前記一定時間内の降雨量を算出し、この降雨量を示すデジタルデータ(降雨量情報)と、無線装置24を識別する無線装置識別データ(2進数のデジタルデータ)とを含む計測情報フレームを順次生成して変調部38に出力する。変調部38は、順次入力された前記計測情報フレームに対して変調処理を行い、この変調信号に搬送波信号を重畳して送信部40に出力する。送信部40は、入力された前記変調信号及び前記搬送波信号の重畳信号を電気信号から電波に変換し、前記電波をアンテナ42から無線14を介して無線中継装置16(1)である無線中継局32に順次送信する。
無線中継装置16(1)は、送受信部46と、変復調部48と、データ書込処理部52とから構成される。
無線中継局32が、無線装置24からの前記電波をアンテナ44を介して所定時間毎に受信した場合、送受信部46は、受信した前記電波を電気信号に変換して変復調部48に順次出力する。変復調部48は、入力された前記電気信号の復調処理を行って前記計測情報フレームを抽出し、抽出された前記計測情報フレームをデータ書込処理部52に順次出力する。データ書込処理部52は、入力された前記計測情報フレーム内の所定箇所に無線中継装置16(1)を識別する無線中継装置識別データ(2進数のデジタルデータ)を付与する。
前記無線中継装置識別データが付与された前記計測情報フレームは、データ書込処理部52から変復調部48に順次出力される。変復調部48は、入力された前記計測情報フレームに対して変調処理を行い、変調信号に搬送波信号を重畳して送受信部46に順次出力する。送受信部46は、入力された前記変調信号及び前記搬送波信号の重畳信号を電気信号から電波に変換し、前記電波をアンテナ44から無線15を介して監視局18に順次送信する。
監視局18は、情報収集装置26と、画面情報生成装置28と、監視端末装置30とから構成されている。
情報収集装置26は、無線中継装置16(1)から前記計測情報フレームを受信して前記計測地点における前記降雨量を収集するものであり、受信部56と、復調部58と、制御部60と、判定処理部62と、記憶部64と、通信制御部66とから構成されている。
受信部56は、アンテナ54を介して順次受信された前記電波を電気信号に変換して復調部58に出力する。
復調部58は、入力された前記電気信号の復調処理を行って前記計測情報フレームを抽出し、抽出された前記計測情報フレームを制御部60に順次出力する。制御部60は、入力された前記計測情報フレームを判定処理部62と記憶部64とに各々出力する。判定処理部62は、入力された前記計測情報フレーム内の前記無線装置識別データから無線装置24を識別し、前記無線中継装置識別データから無線中継装置16(1)を識別すると共に、前記降雨量情報の示す前記一定時間内の降雨量が異常値であるか否かを判定し、これらの結果を記憶部64及び通信制御部66に順次出力する。記憶部64は、制御部60から入力される前記計測情報フレームや、判定処理部62から入力される前述した各結果を蓄積し、制御部60からの指示に基づいて通信制御部66に出力する。通信制御部66は、判定処理部62及び記憶部64から入力される各データを、情報収集装置26と画面情報生成装置28とを接続する通信回線に送信可能な信号に変換し、変換した信号を前記通信回線を介して画面情報生成装置28に順次送信する。
画面情報生成装置28は、所定時間毎に受信された前記信号の示す各結果や前記計測地点の前記降雨量情報を1画面分の画面情報として生成し、この画面情報を通信回線を介して監視端末装置30に順次送信する。
監視端末装置30は、受信された前記画面情報の示す内容を図示しないディスプレイ上に順次表示する。
本実施の形態に係る計測情報収集システム10は、基本的には、以上のように構成されるものであり、次に、雨量計22で前記一定時間内の降雨量を計測して、この計測結果を無線装置24から2つの無線中継装置16(j)に対して無線14、20を介して送信し、各無線中継装置16(j)から無線15を介して情報収集装置26で受信する収集処理について、図3〜図6のフローチャートを参照しながら説明する。
このフローチャートは、前記一定時間内に雨量計22で計測された前記降雨量を1計測分の降雨量情報として情報収集装置26で収集することを示すものであり、実際の収集処理では、このフローチャートに示される処理を所定時間毎に繰り返し行っている。
ここでは、図1に示すように、代表的に、観測局12(3)から無線中継装置16(1)及び無線中継装置16(2)を介して情報収集装置26に至る2つのルート(無線14、無線中継装置16(1)及び無線15のルート(Aルート)と、無線20、無線中継装置16(2)及び無線15のルート(Bルート))で計測情報フレームを送信する場合について説明する。なお、以下、便宜的に、無線中継装置16(1)をA中継装置16(1)とし、無線中継装置16(2)をB中継装置16(2)として説明する。
先ず、図3に示すように、雨量計22(図1及び図2参照)は、自己の計測地点における一定時間内の降雨量を計測する(ステップS1)。具体的には、雨量計22内の前記転倒ますに雨水が蓄積され、蓄積された前記雨水が所定量を越えると、その重みで前記転倒ますが転倒して蓄積された前記雨水を排出する。前記転倒ますの転倒を前記センサで検出することにより、1回の転倒における降雨量が計測される。次いで、前記センサは、前記転倒の検出結果をパルス信号として無線装置24に出力する(ステップS2)。なお、ステップS1、S2において、前記一定時間内に前記転倒ますが複数回転倒すれば、前記センサは、前記転倒ますの転倒毎に検出処理を行って、前記パルス信号を無線装置24に順次出力する。
次いで、無線装置24のカウンタ34は、雨量計22から前記一定時間内に順次入力される前記パルス信号の数をカウントし(ステップS3)、カウントしたパルス数を前記一定時間内における前記転倒ますの転倒回数を示すデジタルデータとして制御部36に出力する。
制御部36は、入力された前記デジタルデータと、予め登録された前記転倒ますの転倒における貯水量とから、前記計測地点における前記一定時間内の降雨量を算出する(ステップS4)。
また、制御部36には、観測局12(3)の無線装置24を識別する無線装置識別データ(2進数のデジタルデータ)が予め登録されている。ここで、制御部36は、前記降雨量を示す降雨量情報(2進数のデジタルデータ)と、前記無線装置識別データとを含む計測情報フレームを生成して変調部38に出力する(ステップS5)。
前記計測情報フレームは、図7に示すように、HDLC(High-level Data Link Control procedures)による2進数のデジタルデータのフレームであり、2つのフラグシーケンスと、アドレス部と、制御部と、情報部と、フレーム検査シーケンスとから構成されている。
前記各フラグシーケンスは、前記計測情報フレームの先頭及び最後尾に配置された前記フレームの開始あるいは終了を示すデータである。
前記アドレス部は、無線装置識別データ部と無線中継装置識別データ部とから構成されており、前記無線装置識別データ部には、観測局12(3)(図1及び図2参照)における自己の無線装置24を識別する無線装置識別データが格納され、前記無線中継装置識別データ部には、無線中継装置16(1)、16(2)を識別する無線中継装置識別データが格納可能である。なお、前記無線中継装置識別データ部に対する前記無線中継装置識別データの格納処理は、無線中継装置16(1)、16(2)において行われる。
前記制御部は、前記計測情報フレームを無線装置24から送信する際における各データの送信順序を示すデータが格納されている。
前記情報部には、前記降雨量情報が格納される。
前記フレーム検査シーケンスは、無線装置24からの前記計測情報フレームを情報収集装置26が受信した際に、伝送上の誤りを検出するための情報が格納されている。
図3のステップS5において、制御部36(図2参照)は、前記降雨量情報を前記情報部に格納すると共に、前記無線装置識別データ部に自己の無線装置24を識別する無線装置識別データを格納してから前記計測情報フレームを変調部38に出力する。
次いで、変調部38は、入力された前記計測情報フレームに対して変調処理を行い、この変調信号に搬送波信号を重畳して送信部40に出力する(ステップS6)。
送信部40は、入力された前記変調信号及び前記搬送波信号の重畳信号を電気信号から電波に変換し、前記電波をアンテナ42から無線14を介してA中継装置16(1)に送信すると共に、無線20を介してB中継装置16(2)に送信する(ステップS7)。
A中継装置16(1)では、前記電波をアンテナ44を介して受信し(ステップS8)、送受信部46は、受信した前記電波を電気信号に変換して変復調部48に出力する。変復調部48は、入力された前記電気信号の復調処理を行って前記計測情報フレームを抽出し、抽出された前記計測情報フレームをデータ書込処理部52に出力する。データ書込処理部52は、入力された前記計測情報フレーム内の前記無線中継装置識別データ部にA中継装置16(1)を識別する無線中継装置識別データを付与する(ステップS9)。
前記無線中継装置識別データが付与された前記計測情報フレームは、データ書込処理部52から変復調部48に出力される。変復調部48は、入力された前記計測情報フレームに対して変調処理を行い、変調信号に搬送波信号を重畳して送受信部46に出力する。送受信部46は、入力された前記変調信号及び前記搬送波信号の重畳信号を電気信号から電波に変換し、前記電波をアンテナ44から無線15を介して監視局18の情報収集装置26に送信する(ステップS10)。
一方、B中継装置16(2)では、ステップS7で無線装置24から無線20を介して送信された前記電波を、アンテナ44を介して受信し(ステップS11)、送受信部46は、受信した前記電波を電気信号に変換して変復調部48に出力する。変復調部48は、入力された前記電気信号の復調処理を行って前記計測情報フレームを抽出し、抽出された前記計測情報フレームをデータ書込処理部52に出力する。データ書込処理部52は、入力された前記計測情報フレーム内の無線中継装置識別データ部にB中継装置16(2)を識別する無線中継装置識別データを付与する(ステップS12)。
前記無線中継装置識別データが付与された前記計測情報フレームは、データ書込処理部52から変復調部48に出力される。変復調部48は、入力された前記計測情報フレームに対して変調処理を行い、変調信号に搬送波信号を重畳して送受信部46に出力する。送受信部46は、入力された前記変調信号及び前記搬送波信号の重畳信号を電気信号から電波に変換し、前記電波をアンテナ44から無線15を介して監視局18の情報収集装置26に送信する(ステップS13)。
情報収集装置26では、A中継装置16(1)からの前記電波と、B中継装置16(2)からの前記電波とをアンテナ54を介して各々受信し(ステップS14)、受信部56は、受信された前記各電波を電気信号に各々変換して復調部58に出力する。復調部58は、入力された前記各電気信号の復調処理を各々行って前記各計測情報フレームを抽出し、抽出された前記各計測情報フレームを制御部60に各々出力する。
制御部60は、入力された前記各計測情報フレームの制御部(図7参照)の内容より、前記各計測情報フレーム内の各データが前記内容通りに配列されているか否かを調べると共に、フレーム検査シーケンスの内容より、前記各計測情報フレームのデジタルデータの内容に誤りがあるか否かを検査する。上述した検査の後、制御部60は、前記各計測情報フレームを判定処理部62と記憶部64とに各々出力する。
判定処理部62では、入力された前記各計測情報フレームの内容を調べて、図4〜図6のフローチャートに示す各判定処理を行う。
図4のフローチャートにおいて、判定処理部62は、入力された前記各計測情報フレーム内の無線装置識別データ部から無線装置識別データを読み取ると共に、無線中継装置識別データ部から無線中継装置識別データを読み取る(ステップS15)。これにより、判定処理部62は、入力された2つの前記計測情報フレームがどのルート(Aルート又はBルート)を介して無線装置24から情報収集装置26に送信されたのかを把握することができる。
また、判定処理部62は、前記各無線装置識別データを比較することにより、受信された前記各計測情報フレームは、同一の無線装置24からのフレームであるか否かを判定することができる。ここで、2つの前記無線装置データが一致した場合、判定処理部62は、受信した前記各計測情報フレームは同一の無線装置24からのフレームであると判断し、ステップS16以降の処理を行う。一方、2つの前記無線装置データが一致しない場合、判定処理部62は、受信した前記各計測情報フレームは同一の無線装置24からのフレームではないと判断する。
次いで、判定処理部62は、A中継装置16(1)からの計測情報フレームについて、その情報部(図7参照)に降雨量情報が格納されているか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16において、前記情報部に前記降雨量情報が格納されていると判定された場合、判定処理部62は、格納されている前記降雨量情報の示す降雨量が、予め登録されている閾値αよりも大きいか否かを判定する(ステップS17)。
ここで、閾値αとは、例えば、雨量計22(図1及び図2参照)で一定時間内に計測可能な最大降雨量を示し、前記降雨量情報の示す降雨量が閾値αよりも大きければ、判定処理部62は、雨量計22、無線装置24、A中継装置16(1)及びB中継装置16(2)のうち少なくとも1つが故障状態であるか、又は無線14、20の見通しが良好でないと判定する。
ステップS17において、前記降雨量が閾値αよりも大きいと判定された場合、判定処理部62は、前記降雨量が異常に大きな値であると判断し、次いで、B中継装置16(2)からの計測情報フレームに格納されている降雨量情報の示す降雨量が、閾値αよりも大きいか否かを判定する(ステップS18)。
ステップS18において、前記降雨量が閾値αよりも大きいと判定された場合、判定処理部62は、Aルート及びBルートを介して受信された前記各計測情報フレーム内の降雨量情報の示す各降雨量が異常に大きな値であるので、雨量計22が故障状態にあるものと判断し(ステップS19)、この判断結果と、雨量計22に接続される無線装置24の無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記判断結果及び前記無線装置識別データを記憶する。
また、ステップS18において、B中継装置16(2)からの計測情報フレームにおける降雨量が閾値αよりも小さいと判定された場合、判定処理部62は、A中継装置16(1)からの前記計測情報フレームにおける降雨量が異常に大きな値であるので、A中継装置16(1)が故障しているか、あるいは無線14、15の見通しが良好でないものと判断する(ステップS20)。この判断結果より、判定処理部62は、B中継装置16(2)からの前記計測情報フレームにおける前記降雨量を、雨量計22で計測された降雨量と判定し(ステップS21)、この降雨量と観測局12(3)の無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記降雨量及び前記無線装置識別データを記憶する。
また、ステップS16において、A中継装置16(1)からの前記計測情報フレーム内の前記情報部に前記降雨量情報が格納されていないと判定された場合、判定処理部62は、B中継装置16(2)からの前記計測情報フレームにおける情報部に降雨量情報が格納されているか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS22において、前記計測情報フレームに前記降雨量情報が格納されていると判定された場合、判定処理部62は、ステップS18以降の判定処理を行う。
一方、ステップS22において、B中継装置16(2)からの前記計測情報フレームにも前記降雨量情報が格納されていないと判定された場合、判定処理部62は、無線装置24が故障状態にあるか、又は雨量計22が故障状態にあって降雨量の計測ができなかったものと判断し(ステップS23)、この判断結果と観測局12(3)の無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記判断結果及び前記無線装置識別データを記憶する。
また、ステップS15の後、判定処理部62は、ステップS16の処理と同様に、B中継装置16(2)からの計測情報フレームについて、その情報部(図7参照)に降雨量情報が格納されているか否かを判定する(図5のステップS24)。
ステップS24において、前記情報部に前記降雨量情報が格納されていると判定された場合、判定処理部62は、格納されている前記降雨量情報の示す降雨量が、閾値αよりも大きいか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS25において、前記降雨量が閾値αよりも大きいと判定された場合、判定処理部62は、前記降雨量が異常に大きな値であると判断し、判定処理部62に入力されたA中継装置16(1)からの計測情報フレームに格納されている降雨量情報の示す降雨量が閾値αよりも大きいか否かを判定する(ステップS26)。
ステップS26において、前記降雨量が閾値αよりも大きいと判定された場合、判定処理部62は、Aルート及びBルートを介して受信された前記各計測情報フレーム内の降雨量情報の示す各降雨量が異常に大きな値であるので、雨量計22が故障状態にあるものと判断し(ステップS27)、この判断結果と雨量計22に接続される無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記判断結果及び前記無線装置識別データを記憶する。
また、ステップS26において、前記降雨量が閾値αよりも小さいと判定された場合、判定処理部62は、B中継装置16(2)からの計測情報フレーム内の降雨量情報を示す降雨量が異常に大きな値であるので、B中継装置16(2)が故障しているか、あるいは無線20、15の見通しが良好でないものと判断する(ステップS28)。この判断より、判定処理部62は、A中継装置16(1)からの前記計測情報フレーム内の降雨量情報を示す降雨量を雨量計22で計測された降雨量と判断し(ステップS29)、前記降雨量と観測局12(3)の無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記降雨量及び前記無線装置識別データを記憶する。
また、ステップS24において、B中継装置16(2)からの前記計測情報フレーム内の前記情報部に前記降雨量情報が格納されていないと判定された場合、判定処理部62は、A中継装置16(1)からの計測情報フレームにおける情報部に降雨量情報が格納されているか否かを判定する(ステップS30)。
ステップS30において、前記計測情報フレームに前記降雨量情報が格納されていると判定された場合、判定処理部62は、ステップS26以降の判定処理を行う。
一方、ステップS30において、A中継装置16(1)からの前記計測情報フレームにも前記降雨量情報が格納されていないと判定された場合、判定処理部62は、無線装置24が故障状態にあるか、又は雨量計22が故障状態にあって降雨量の計測ができなかったものと判断し(ステップS31)、この判断結果と観測局12(3)の無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記判断結果及び前記無線装置識別データを記憶する。
ステップS17、S25において、前記各降雨量が閾値αよりも小さいと判定された場合、判定処理部62は、Aルート及びBルートの2つのルートから降雨量情報を各々収集できたことを認識すると共に、A中継装置16(1)からの計測情報フレームに含まれる降雨量情報と、B中継装置16(2)からの計測情報フレームに含まれる降雨量情報とが一致するか否かを判定する(図6のステップS32)。
ステップS32において、各降雨量情報が一致した場合、判定処理部62は、前記各降雨量情報の示す降雨量が雨量計22で計測された降雨量を示すものであると判定すると共に、観測局12(3)と情報収集装置26との間の2つのルート(Aルート及びBルート)の通信状態は正常であると判断し(ステップS33)、これらの判断結果と前記降雨量と無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記判断結果、前記降雨量及び前記無線装置識別データを記憶する。
一方、ステップS32において、各降雨量情報が一致しない場合、判定処理部62は、雨量計22と情報収集装置26との間のAルート及びBルートの通信状態は正常であるが、雨量計22が故障状態であるものと判断し(ステップS34)、これらの判断結果と無線装置24を示す無線装置識別データとを対にして記憶部64に出力する。記憶部64は、入力された前記判断結果及び前記無線装置識別データを記憶する。
次いで、制御部36は、ステップS19、S21、S23、S27、S29、S31、S33、S34のいずれかの判定処理後に無線装置識別データ、判断結果及び降雨量情報が蓄積された記憶部64に対して指示信号を伝達する。記憶部64は、伝達された前記指示信号に基づいて、上述した各データを通信制御部66に出力する。通信制御部66は、入力された前記各データを通信回線を介して画面情報生成装置28に送信する(ステップS35)。
画面情報生成装置28は、受信された前記各データから(ステップS36)、雨量計22の計測地点、降雨量及び各判断結果の内容を示す画面情報を生成し(ステップS37)、この画面情報を通信回線を介して監視端末装置30に送信する(ステップS38)。
監視端末装置30は、受信された前記画面情報(ステップS39)の示す上述した内容を図示しないディスプレイ上に表示する(ステップS40)。
上述した降雨量情報の収集処理では、Aルートに1つの無線中継装置16(1)が配置され、且つBルートに1つの無線中継装置16(2)が配置された状態で、観測局12(3)からこれらの2つのルートを介して情報収集装置26に計測情報フレームを送信する場合について説明した。
次に、観測局12(4)(図1参照)の無線装置24から無線20、無線中継装置16(1)及び無線15のルート(以下、Cルートという)と、無線14、無線中継装置16(3)、無線15、無線中継装置16(2)及び無線15のルート(以下、Dルートという)とを介して情報収集装置26に計測情報フレームを送信する場合、すなわち、2つのルートのうち1つのルート(ここではDルート)に2つの無線中継装置16(2)、16(3)が配置される場合における降雨量情報の収集処理について説明する。
この収集処理では、図7に示す計測情報フレームの無線中継装置識別データ部を、2つの無線中継装置16(j)の無線中継装置識別データを各々格納する第1無線中継装置識別データ部及び第2無線中継装置識別データ部(図示せず)から構成する。
そして、情報収集装置26の判定処理部62では、Cルートを介して受信された計測情報フレームに対しては、前述したA中継装置16(1)を介して受信した計測情報フレームに対する判定処理(図3〜図6参照)と同様の処理を行う。
また、判定処理部62は、Dルートを介して受信された計測情報フレームに対して、ステップS15で、前記第1及び第2無線中継装置識別データ部に格納された各無線中継装置識別データを読み取り、ステップS16以降の判定処理において、前述したB中継装置16(2)を介して受信した計測情報フレームに対する判定処理(図4〜図6参照)と同様の処理を行う。
これにより、情報収集装置26の判定処理部62は、前記各計測情報フレームが上述したどのルート(Cルート又はDルート)を介して受信したものであるかを把握することができる。
次に、観測局12(1)(図1参照)の無線装置24から無線14のルート(以下、Eルートという)と、無線20、無線中継装置16(1)及び無線15のルート(以下、Fルートという)とを介して情報収集装置26に計測情報フレームを送信する場合、すなわち、2つのルートのうち1つのルート(ここではEルート)によって無線装置24が無線14を介して情報収集装置26に直接接続されている場合における降雨量情報の収集処理について説明する。
この場合、Eルートには無線中継装置16(j)が配置されていないので、このEルートを介して送信される計測情報フレーム(図7参照)には無線中継装置識別データが付与されていない。そのため、情報収集装置26は、ステップS15において前記計測情報フレームのアドレス部内の各データを読み取ることにより、無線装置識別データは格納されているが、無線中継装置識別データは格納されていないことを把握する。この結果より、判定処理部62は、この計測情報フレームが無線中継装置16(j)を介さずに受信されたフレームであると判定する。
ステップS15以降の判定処理において、判定処理部62は、Eルートからの前記計測情報フレームについて、無線中継装置識別データが付与されていないフレームとして、前述したA中継装置16(1)を介して受信した計測情報フレームに対する判定処理(図4〜図6参照)と同様の処理を行う。また、判定処理部62は、Fルートからの計測情報フレームについて、前述したB中継装置16(2)を介して受信した計測情報フレームに対する判定処理(図4〜図6参照)と同様の処理を行う。
図8及び図9は、従来技術に係る計測情報収集システム100における無線装置112の故障検出と、本実施の形態に係る計測情報収集システム10における無線装置24の故障検出とを比較したものである。
図8に示す従来技術に係る計測情報収集システム100において、観測局102(2)の無線装置112が故障した場合、無線装置112から情報収集装置114に計測情報フレームが送信されることはない。しかしながら、情報収集装置114では、前記計測情報フレームを受信できない原因は、無線装置112の故障によるものか、無線中継装置106の故障によるものか、あるいは無線104の見通しが良好でないためであるかを判断することができない。
これに対して、図9に示す本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、判定処理部62でのステップS22、S30(図4及び図5参照)の処理により、情報収集装置26から無線装置24の故障を判定することが可能である。
また、計測情報収集システム10では、雨量計22が故障した場合、ステップS18、S26、S34の処理により、情報収集装置26から雨量計22の故障を判定することが可能である。
さらに、計測情報収集システム10では、無線14の見通しが良好でない場合、ステップS18、S26の処理により、情報収集装置26から無線14の見通しが良好でないことを判定することが可能である。
このように、本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、無線装置24が、雨量計22から入力された降雨量情報を少なくとも2つの無線中継装置16(j)を介して情報収集装置26に送信するので、情報収集装置26は、前記降雨量情報をAルート及びBルート(あるいはCルート及びDルート)の2つのルートから受信することになる。これにより、情報収集装置26は、一方のルートに設置された無線中継装置16(j)が故障しても、他方のルートに設置した無線中継装置16(j)を介して前記降雨量情報を確実に受信することができるので、1つのルートで降雨量情報を収集する従来技術に係る計測情報収集システム100と比較して、システム全体の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、情報収集装置26が無線14、15、20によるAルート及びBルート(あるいはCルート及びDルート)の2つのルートを介して前記降雨量情報を受信するので、無線104と有線によるケーブル122とを併用する従来技術に係る計測情報収集システム120と比較して、低コスト且つ短期間でシステムを構築することが可能となる。
従って、本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、山間部における前記各降雨量を情報収集装置26で確実に収集することが可能となる。
また、情報収集装置26がAルート及びBルート(又はCルート及びDルート)を介して無線装置24から受信した各計測情報フレームには、無線装置識別データと降雨量情報とが含まれているので、判定処理部62は、受信した前記各計測情報フレームの前記無線装置識別データと前記各降雨量情報とを調べることにより、前記各降雨量情報が、この無線装置24からの降雨量情報であるか否かを判定することが可能となり、無線装置24から前記降雨量情報を確実に収集することができる。
さらに、各無線中継装置16(j)において、受信した計測情報識別フレームに対して無線中継装置識別データを付与し、前記データが付与された前記計測情報フレームを情報収集装置26に各々送信するようにしたので、情報収集装置26は、受信した前記計測情報フレーム内の無線装置識別データと前記無線中継装置識別データと前記降雨量情報とを調べることにより、どのルートを介して前記降雨量情報が収集されたのかを容易に把握することができる。これにより、前記無線装置識別データの変更処理や、前記計測情報フレームを示す電波の周波数の変換処理が不要となり、各無線中継装置16(j)の内部構成が簡素化されるので、従来技術に係る計測情報収集システム100、120と比較して、システム全体の構築コストを低減することが可能となる。
また、本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、無線装置24が、雨量計22から入力された降雨量情報を無線中継装置16(j)と無線14とを介して情報収集装置26に送信するので、情報収集装置26は、前記降雨量情報をEルート及びFルートの2つのルートから受信することになる。これにより、情報収集装置26は、Fルートに設置された無線中継装置16(j)が故障しても、Eルートである無線14を介して前記降雨量情報を確実に受信することができるので、1つのルートで降雨量情報を収集する従来技術に係る計測情報収集システム100と比較して、システム全体の信頼性を高めることができる。
さらに、本実施の形態に係る計測情報収集システム10では、情報収集装置26が無線14及び無線中継装置16(j)によるEルート及びFルートの2つのルートを介して降雨量情報を受信するので、無線104と有線によるケーブル122とを併用する従来技術に係る計測情報収集システム120と比較して、低コスト且つ短期間でシステムを構築することが可能となる。
従って、この場合でも、山間部における各降雨量を情報収集装置26で確実に収集することが可能となる。
なお、本発明に係る計測情報システムは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
本実施の形態に係る計測情報収集システムの説明図である。 図1の計測情報収集システムを示すブロック図である。 図1及び図2の計測情報収集システムによる降雨量の収集処理を示すフローチャートである。 判定処理部における判定処理を示すフローチャートである。 判定処理部における判定処理を示すフローチャートである。 判定処理部における判定処理を示すフローチャートである。 無線装置から送信される計測情報フレームを示す説明図である。 従来技術に係る計測情報収集システムにおける故障箇所検出の説明図である。 図1及び図2の計測情報収集システムにおける故障箇所検出の説明図である。 従来技術に係る計測情報収集システムの説明図である。 従来技術に係る計測情報収集システムの説明図である。
符号の説明
10…計測情報収集システム 12(i)…観測局
14、15、20…無線 16(j)…無線中継装置
18…監視局 22…雨量計
24…無線装置 26…情報収集装置
28…画面情報生成装置 30…監視端末装置
32…無線中継局 34…カウンタ
36、60…制御部 38…変調部
40…送信部 42、44、54…アンテナ
46…送受信部 48…変復調部
52…データ書込処理部 56…受信部
58…復調部 62…判定処理部
64…記憶部 66…通信制御部

Claims (8)

  1. 計測地点に設置される計測装置と、前記計測装置に接続される無線装置と、前記無線装置に対して少なくとも2つの無線中継装置を介して接続される情報収集装置と、
    を備え、
    前記計測装置は、前記計測地点で計測した計測情報を前記無線装置に出力し、
    前記無線装置は、前記各無線中継装置に前記計測情報を各々送信し、
    前記各無線中継装置は、受信した前記計測情報を前記情報収集装置に各々送信し、
    前記情報収集装置は、前記各計測情報を受信する
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  2. 請求項1記載の計測情報収集システムにおいて、
    前記計測装置は、前記計測地点の降雨量を計測し、前記計測情報としての降雨量情報を前記無線装置に出力する雨量計である
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  3. 請求項1又は2記載の計測情報収集システムにおいて、
    前記無線装置は、自己を識別する無線装置識別データと前記計測情報とを含む計測情報フレームを前記各無線中継装置に各々送信し、
    前記各無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に各々送信し、
    前記情報収集装置は、受信した前記各計測情報フレーム内の前記各無線装置識別データから前記各無線装置を識別し、同一の前記無線装置からの前記各計測情報が一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  4. 請求項3記載の計測情報収集システムにおいて、
    前記各無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームに対して自己を識別する無線中継装置識別データを付与し、前記無線中継装置識別データを付与した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に各々送信し、
    前記情報収集装置は、受信した前記各計測情報フレーム内の前記各無線中継装置識別データから前記各無線中継装置を識別する
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  5. 計測地点に設置される計測装置と、前記計測装置に接続される無線装置と、前記無線装置に対して無線により直接接続されると共に、無線中継装置を介して接続される情報収集装置と、
    を備え、
    前記計測装置は、前記計測地点で計測した計測情報を前記無線装置に出力し、
    前記無線装置は、前記無線中継装置及び前記情報収集装置に前記計測情報を各々送信し、
    前記無線中継装置は、受信した前記計測情報を前記情報収集装置に送信し、
    前記情報収集装置は、前記無線中継装置からの前記計測情報と、前記無線による前記無線装置からの前記計測情報とを各々受信する
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  6. 請求項5記載の計測情報収集システムにおいて、
    前記計測装置は、前記計測地点の降雨量を計測し、前記計測結果としての降雨量情報を前記無線装置に出力する雨量計である
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  7. 請求項5又は6記載の計測情報収集システムにおいて、
    前記無線装置は、自己を識別する無線装置識別データと前記計測情報とを含む計測情報フレームを前記無線中継装置と前記情報収集装置とに各々送信し、
    前記無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に送信し、
    前記情報収集装置は、受信した前記各計測情報フレーム内の前記各無線装置識別データから前記無線装置を識別し、同一の前記無線装置からの前記計測情報が一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
  8. 請求項7記載の計測情報収集システムにおいて、
    前記無線中継装置は、受信した前記計測情報フレームに対して自己を識別する無線中継装置識別データを付与し、前記無線中継装置識別データを付与した前記計測情報フレームを前記情報収集装置に送信し、
    前記情報収集装置は、受信した前記計測情報フレーム内の前記無線中継装置識別データから前記無線中継装置を識別する
    ことを特徴とする計測情報収集システム。
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