JP2016134755A - 通信システム、及び、通信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定的な通信経路を確保できる通信システムを提供する。
【解決手段】 親機と無線通信網を構築する複数の子機を含む通信システムであって、各子機は、自己から親機への通信経路で自己以外の子機を中継する中継回数と、通信経路に含まれる自己以外の子機及び親機の間の各通信区間における信号強度とを表すデータが格納される格納部と、通信システムに新たに追加される子機から探索信号を受信すると、中継回数に第1単位時間を乗じて得る第1時間と、各通信区間における信号強度に第1単位時間の100分の1以下の第2単位時間を乗じて得る第2時間とを加算して第3時間を求める時間計算部と、探索信号の受信から第3時間が経過すると応答信号を送信する送信部とを含み、通信システムに新たに追加される子機は、複数の子機から応答信号を受信すると、最初に応答信号を送信した子機を中継する通信経路を親機と自己との間の通信経路として設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、及び、通信機に関する。
従来より、各無線局のホップ数情報取得手段が接続可能無線局からホップ数情報を取得し、上位接続先無線局選定手段が基地局に直接接続できる場合には基地局を上位接続先無線局として選定するマルチホップ無線ネットワークがある。基地局に直接接続できない場合には接続可能無線局の中から、ホップ数情報により得られるホップ数が最小となる1つの接続可能無線局を上位接続先無線局として選定し、信号転送手段が送信信号または子無線局から受信した信号を上位接続先無線局へ、または基地局に直接接続できる場合は基地局へ転送する(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−237764号公報
ところで、ホップ数が最小となる1つの接続可能無線局を上位接続先無線局として選定しようとする場合に、ホップ数が最小となる接続可能無線局が複数存在する場合もあり得る。
また、選定した接続可能無線局との間の通信における信号強度、又は、選定した接続可能無線局と基地局との間の通信における信号強度が比較的小さく、十分な通信品質の確保が困難であるような場合には、通信経路としての安定性に欠けるおそれがある。
そこで、安定的な通信経路を確保できる通信システム、及び、通信機を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の通信システムは、親機と、前記親機に接続されて無線通信網を構築する複数の子機とを含む通信システムであって、前記複数の子機は、それぞれ、自己から前記親機への通信経路において自己以外の前記子機を中継する中継回数と、前記前記通信経路に含まれる、自己以外の1又は複数の前記子機、及び前記親機の間の各通信区間における信号強度とを表すデータが格納される格納部と、前記通信システムに新たに追加される子機から探索信号を受信すると、前記格納部の前記データに含まれる中継回数に第1単位時間を乗じて得る第1時間と、前記各通信区間における信号強度を表す数値に、前記第1単位時間の100分の1以下の第2単位時間を乗じて得る第2時間とを加算して第3時間を求める時間計算部と、前記探索信号の受信から前記第3時間が経過すると、前記探索信号に対する応答信号を送信する送信部と、を含み、前記通信システムに新たに追加される子機は、複数の前記子機から前記応答信号を受信すると、最初に前記応答信号を送信した子機を中継する通信経路を前記親機と自己との間の通信経路として設定する。
安定的な通信経路を確保できる通信システム、及び、通信機を提供することができる。
実施の形態の通信システムの親機と子機を配置した例示的な状態を示す図である。 実施の形態の通信システムの親機と子機を配置した例示的な状態を示す図である。 実施の形態の通信システムに含まれる通信機100を示す図である。 実施の形態の通信機100に対する親機400を示す図である。 通信機のメモリ115に格納されるパラメータデータを示す図である。 子機D3の探索信号に対して、子機D1、D4、D2、D5が応答信号を送信する場合のタイムチャートを示す図である。 子機が親機と直接接続できない場合に、通信機100が行う処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の通信システム、及び、通信機を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、実施の形態の通信システムの親機と子機を配置した例示的な状態を示す図である。
実施の形態の通信機は、子機として用いるものである。親機はコーディネータであるため、アルファベットのCを用いて示す。また、子機はエンドデバイスであるため、アルファベットのDを用いて示す。図1では、1つの親機C1と、6つの子機D1〜D6が存在している。
ここでは、親機C1と子機D1、D2、D4、D5、D6とが存在する通信システムに、新たに子機D3を追加する場合に、子機D3と親機C1との間の通信経路をどのように設定するかについて説明する。
また、以下では、親機と子機との間、又は、子機同士の間で通信可能な区間(以下、通信区間と称す)が確立されている場合に、親機と子機、又は、子機同士の間の通信区間を実線で示す。また、実線に付す数字は、各通信区間における信号強度をRSSI(Received Signal Strength Indicator)値(dBm)で表す。RSSI値は受信信号の強度を表すため、各通信区間における強度は通信区間における受信側が受信した受信信号の信号強度で表される。
受信信号は、ある子機が探索信号を送信した場合に探索信号を受信した他の1又は複数の子機が送信し、探索信号を送信した子機によって受信される応答信号のことである。探索信号と応答信号は、パケット形式のデータを含む信号である。
図1では、親機C1と子機D1との間の通信区間の信号強度は−40dBm、親機C1と子機D4との間の通信区間の信号強度は−90dBm、親機C1と子機D6との間の通信区間の信号強度は−70dBmである。これら以外に、親機C1を含む通信区間は存在しない。これは、子機D1、D4、D6以外の子機は親機C1とは直接通信しないことを意味し、新たに追加される子機D3も親機C1とは直接通信しない。
また、子機D1とD2との間の通信区間の信号強度は−40dBm、子機D1とD3との間の通信区間の信号強度は−80dBm、子機D2とD3との間の通信区間の信号強度は−40dBm、子機D3とD4との間の通信区間の信号強度は−30dBm、子機D3とD5との間の通信区間の信号強度は−20dBm、子機D5とD6との間の通信区間の信号強度は−70dBmである。これら以外の組みあわせの子機同士の間の通信区間は存在しない。
このような状態では、新たに追加した子機D3から親機C1までの通信経路の候補としては、(1)子機D3から子機D1を経て親機C1に至る経路、(2)子機D3から子機D2とD1を経て親機C1に至る経路、(3)子機D3から子機D4を経て親機C1に至る経路、(4)子機D3から子機D5とD6を経て親機C1に至る経路の4通りの経路が考えられる。
これらの4つの経路(1)〜(4)は、子機D3以外の子機を中継する回数(中継局数)と各通信区間のRSSI値とが異なるため、最も安定性の高い経路を選択することが望ましい。
中継回数が少なく、かつ、RSSI値が比較的高い通信区間を含む通信経路は、経路(1)〜(4)の中では、子機D3から子機D1を経て親機C1に至る経路(1)である。これは、経路(2)及び(4)よりも中継回数が少なく、かつ、経路(2)のRSSI値(−30dBmと−90dBm)と比べると、経路(1)のRSSI値(−40dBmと−80dBm)の方がバランスが良いからである。換言すれば、経路(2)の−90dBmの通信経路よりも、経路(1)の−80dBmの通信経路の方が安定した通信が可能だからである。
なお、通信経路の選択は、上述のような選択手法に限らず、例えば、通信経路に含まれる各通信区間のRSSI値の二乗和を求めて、二乗和が最大の通信経路を選択するようにしてもよい。
次に、図2を用いて、図1とは異なる状況について検討する。
図2は、実施の形態の通信システムの親機と子機を配置した例示的な状態を示す図である。
図2では、1つの親機C1と、9つの子機D1〜D9が存在している。
ここでは、親機C1と子機D1、D2、D4、D5、D6〜D9とが存在する通信システムに、新たに子機D3を追加した場合を想定し、子機D3が探索信号を送信したところ、子機D3の周囲に存在する子機D1、D2、D4、D5、D7、D8、D9が子機D3に応答信号を送信しようとしている状態であることとする。
それぞれの子機からの応答信号は、キャリアセンスという方式に基づき、ある1つの子機が応答信号を送信している間は、他の子機は待機し、ある1つの子機の応答信号の送信が完了した後に、他の子機が順番に応答信号を送信するようになっている。これは、複数の応答信号のパケットデータが重複してしまうと、正確なデータ通信を行うことができなくなるからである。
キャリアセンスは、子機D1、D2、D4、D5、D7、D8、D9が互いに通信可能である場合に機能するが、例えば、子機D1とD9が互いに通信できない場合には、一方の子機が他方の子機の通信状態を把握できないため、子機D1とD9が同時に応答信号の送信を開始するおそれがある。また、子機D1とD9が同時に送信を行わないまでも、子機D1の応答信号の通信が完了する前に、子機D9が応答信号を送信してしまうおそれがある。このような場合には、複数の応答信号のパケットデータが部分的に重複し、正確なデータ通信を行えなくなるおそれがある。
すなわち、子機D1とD9のように互いに通信できない子機が存在すると、キャリアセンス方式であっても、複数の子機がほぼ同時に送信を開始することにより、正確なデータ通信を行えなくなるおそれがある。
また、子機には、探索信号を送信した場合に、周囲の子機から応答信号を受信するための期間として、応答待機期間が設定されている。
しかしながら、キャリアセンスによって周囲の子機が応答信号を送信する場合、応答信号を送信する順番は早い者勝ちで決まるため、特に、子機の数が多いような場合には、応答待機期間が終了する前に応答信号を送信できない子機が生じうる。
そして、このように応答信号を送信できない子機が、探索信号を送った子機から親機への最良の通信経路に含まれる場合が有り得る。
すなわち、このように応答待機期間が終了する前に応答信号を送信できない子機が生じる場合には、最良ではない通信経路が設定されることが有り得るため、適切なデータ通信を行えなくなるおそれがある。
そこで、本実施の形態では、このような場合においても、最適なデータ通信を行えるようにすることで、安定的な通信経路を確保できる通信システムを提供する。
以下、図2において、子機D3が送信した探索信号に応じて、子機D1、D2、D4、D5、D7、D8、D9が子機D3にほぼ同時に送信を開始するおそれがある場合に、子機D3と親機C1との間の通信経路をどのように設定するかについて説明する。
また、ここでは、子機D3にとって最も安定した通信経路は、子機D1を中継して親機C1に至る経路であることとする。このため、以下では、どのようにして子機D3から子機D1を中継して親機C1に至る経路が設定されるかについて説明する。
図3は、実施の形態の通信システムに含まれる通信機100を示す図である。通信機100は、子機として用いられるものであり、例えば、図3(A)又は(B)のような構成で実現される。
図3(A)に示す通信機100は、MCU(Micro Computer Unit)110、RF(Radio Frequency)回路120、及びアンテナ130を含む。MCU110は、上述のような通信経路の設定処理を行うとともに、通信経路を設定した後は、親機との間の通信に必要な処理を行う。RF回路120は、MCU110とアンテナ130との間でデータを高周波に変換するための回路である。アンテナ130は、どのような形式のアンテナであってもよく、例えば、モノポールアンテナ又はダイポールアンテナ等を用いることができる。
図3(A)に示す通信機100は、ホストコンピュータ(HOST)200に接続されており、ホストコンピュータ200には電源250が接続されている。ホストコンピュータ200は、MCU110が処理を実行するにあたり、コマンドの送信等を行う。
図3(B)に示す通信機100は、MCU110、RF回路120、及びアンテナ130を含む。MCU110は、上述のような通信経路の設定処理を行うとともに、通信経路を設定した後は、親機との間の通信に必要な処理を行う。図3(B)に示す通信機100には、ホストコンピュータ200(図3(A)参照)は接続されておらず、電源250が直接接続されている。図3(B)に示す通信機100では、すべての処理はMCU110が行う。
また、図3(B)に示す通信機100には、センサ300が接続されている。センサ300は、例えば、温度センサ等である。このようにセンサ300として温度センサが接続されている通信機100を図1に示す子機D1〜D6として用いれば、子機D1〜D6を設置したエリア内の複数のポイントにおける温度を測定し、親機C1でデータ収集を行うことができる。
また、図3(A)、(B)に示すMCU110は、図3(C)に示す機能部を含む。MCU110は、検出部111、設定部112、時間計算部113、通信部114、メモリ115を有する。
検出部111は、通信機100が通信システムに既に組み込まれている場合に、通信システムに新たに設置される他の通信機100から通信部114が受信する探索信号を検出する。
また、検出部111は、通信機100が新たに通信システムに設置される場合に、通信部114が発信する探索信号に対する他の通信機100からの応答信号を検出する。検出部111は、このようにして通信機100と無線で通信可能な他の通信機100を検出する。
設定部112は、通信機100が新たに通信システムに設置される場合に、検出部111によって最初に検出される他の通信機100を介して親機400まで接続される経路を通信経路として設定する。
時間計算部113は、検出部111によって他の通信機100から受信した探索信号が検出されると、メモリ115に格納されるデータに含まれる中継回数に第1単位時間を乗じて得る第1時間と、各通信区間における信号強度RSSI値に、第2単位時間を乗じて得る第2時間とを加算して待機時間Tを求める。待機時間Tは、第3時間の一例である。
通信部114は、他の通信機100から探索信号を受信してから時間計算部113によって計算される待機時間Tが経過すると、探索信号に対する応答信号を送信する。通信部114は、送信部の一例である。
また、通信部114は、通信機100が新たに通信システムに設置される場合に、自己の通信機100と通信可能な他の通信機100を検出部111が検出するために、探索信号としてのビーコン信号をアンテナ130から発信する。ビーコン信号の内容はパケット形式のデジタル信号である。
メモリ115は、メモリ115を含む通信機100から親機に至るまでの通信経路における中継回数と、通信経路に含まれる各通信区間のRSSI値とを表すパラメータデータを格納する。また、メモリ115は、待機時間Tを計算する計算式を表すデータと、通信機100のID(Identification:識別子)とを格納しており、IDは探索信号と応答信号に含められる。
図4は、実施の形態の通信機100に対する親機400を示す図である。
親機400は、無線装置であり、MCU(Micro Computer Unit)410、RF(Radio Frequency)回路420、及びアンテナ430を含む。MCU410は、上述のような通信経路の設定処理によって通信経路が設定された後は、子機としての通信機100との間の通信に必要な処理を行う。RF回路420は、MCU410とアンテナ430との間でデータを高周波に変換するための回路である。アンテナ430は、どのような形式のアンテナであってもよく、例えば、モノポールアンテナ又はダイポールアンテナ等を用いることができる。
親機400は、ホストコンピュータ(HOST)500に接続されており、ホストコンピュータ500には電源550が接続されている。ホストコンピュータ500は、MCU410が処理を実行するにあたり、コマンドの送信等を行う。
図5は、通信機のメモリ115に格納されるパラメータデータを示す図である。
メモリ115に格納されるパラメータデータは、中継回数、区間1のRSSI値、及び区間2のRSSI値を表すデータを含むテーブル形式のデータである。
区間1とは、通信機100から次の中継局になる通信機100又は親機400までの通信区間であり、例えば、図1に示す子機D3から子機D1を中継して親機C1に至る通信経路でデータを送信する場合では、子機D3から見て1番目の通信区間である子機D1と子機D3との間の通信区間である。また、区間1のRSSI値は、区間1のRSSI値を表す。例えば、図1に示す子機D1と子機D3との間の通信区間のRSSI値である。
区間2とは、区間1の次の通信区間であり、例えば、図1に示す子機D3から子機D1を中継して親機C1に至る通信経路でデータを送信する場合では、子機D1と親機C1との間の通信区間である。区間2のRSSI値は、区間2のRSSI値を表す。例えば、図1に示す子機D1と親機C1との間の通信区間のRSSI値である。
中継回数は、ある通信機100から見て次の中継局になる通信機100が、最終の通信相手(図1などの例では親機C1)との間の通信を行うために要する中継回数である。例えば、図1に示す子機D3から子機D1を中継して親機C1に至る通信経路でデータを送信する場合では、子機D1は親機C1と直接通信可能であるため、子機D1の中継回数は「0」である。一方、図1に示す子機D3から子機D2、子機D1を中継して親機C1に至る通信経路でデータを送信する場合では、子機D2と親機C1との通信を子機D1が中継するため、子機D2の中継回数は「1」となる。
図5には、説明の便宜上、子機D1、D2、D4〜D9についての中継回数、区間1のRSSI値、及び区間2のRSSI値を表すパラメータデータをまとめて示すが、子機D1、D2、D4〜D9の各々のメモリ115に格納されるパラメータデータは、各々の子機D1、D2、D4〜D9が親機C1までの通信経路として設定している通信経路における中継回数、区間1のRSSI値、及び区間2のRSSI値だけである。
すなわち、子機D1が親機C1と直接的に通信する通信経路を設定している場合には、子機D1のメモリ115に格納されるのは、図5に示す子機D1の列に含まれる、子機D1−親機C1間の通信経路におけるデータ、すなわち、中継回数は「0回」、区間1のRSSI値は「−40」dBm、区間2は存在しないため、区間2のRSSI値は「なし」というデータのみである。
また、子機D2が子機D1を中継して親機C1に至る通信経路を設定している場合には、子機D2のメモリ115に格納されるのは、図5に示す子機D2の列に含まれる、子機D2−子機D1−親機C1間の通信経路におけるデータ、すなわち、中継回数は「1回」、区間1のRSSI値は「−40」dBm、区間2のRSSI値は「−40」dBmというデータのみである。
次に、互いに通信できない子機が存在する場合、又は、応答待機期間が終了する前に応答信号を送信できない子機が生じる場合においても、適切なデータ通信を行える通信経路を確保する手法について説明する。
前提として、図5に示すように、子機D3に対して、子機D1、D2、D4〜D9についての中継回数、区間1のRSSI値、及び区間2のRSSI値が得られていることとする。また、子機D3にとって最良の通信経路は、子機D1を中継して親機C1に至る通信経路であることとする。
実施の形態1の通信システムでは、子機として用いる通信機100の時間計算部113が、次の式(1)に従って、探索信号の受信から応答信号の送信までに待機する待機時間Tを計算し、待機時間Tの経過後に応答信号を送信する。
T=(ガードバンド)+(中継回数)×1秒+(第1区間のRSSI値)×1ミリ秒+(第2区間のRSSI値)×1ミリ秒 (1)
ここで、(ガードバンド)は、待機時間Tに一律に付与される待ち時間であり、ここでは一例として、10ミリ秒に設定される。
(中継回数)は、パラメータデータに含まれる中継回数である。中継回数に1秒を乗じた時間が待機時間Tに加算される。中継回数に1秒を乗じた時間は、第1時間の一例であり、中継回数に乗じられる1秒は、第1単位時間の一例である。
(第1区間のRSSI値)は、パラメータデータに含まれる第1区間のRSSI値であり、ここでは一例として、dBm単位で表した場合の絶対値を用いる。例えば、−40dBmである場合は、絶対値である40を用いる。第1区間のRSSI値に1ミリ秒を乗じた時間は、第2時間の一例であり、第1区間のRSSI値に乗じられる1ミリ秒は、第2単位時間の一例である。
(第2区間のRSSI値)は、パラメータデータに含まれる第2区間のRSSI値であり、ここでは一例として、dBm単位で表した場合の絶対値を用いる。これは第1区間のRSSI値と同様である。第2区間のRSSI値に1ミリ秒を乗じた時間は、第2時間の一例であり、第2区間のRSSI値に乗じられる1ミリ秒は、第2単位時間の一例である。
このような待機時間Tを求める式(1)では、親機までの各通信区間におけるRSSI値よりも、中継回数に大きな重みを付けるために、第2単位時間(1ミリ秒)よりも第1単位時間(1秒)を長く設定している。
これは、なるべく中継回数が少ない子機を選択するという選択条件を優先し、その次に、親機までの各通信区間におけるRSSI値が良好であるという選択条件を用いて、子機を取捨選択するためである。なお、ここでは、RSSI値が良好であることは、RSSI値の絶対値が小さいことに相当する。
ここで、子機D6は、子機D3とは直接通信できないため、待機時間Tを算出する対象から除外して考えてよい。図2に示す状況では、子機D3に応答信号を送信することがないからである。
また、子機D7は中継回数が多く、式(1)によって求められる待機時間が最大になるため、除外して考えてよい。
また、子機D8とD9は、応答待機期間に応答信号を送信できなかったこととする。
すなわち、ここでは、子機D1、D2、D4、D5がどのような順番で子機D3に応答信号を送信するかについて検討する。
子機D1、D2、D4、D5がそれぞれ記憶するパラメータデータに基づいて待機時間T1、T2、T4、T5を計算すると、次のようになる。待機時間T1、T2、T4、T5は、それぞれ、子機D1、D2、D4、D5のパラメータデータに基づいて、式(1)によって求まる待機時間である。
T1=10ミリ秒+0回×1秒+40ミリ秒+0ミリ秒 = 50ミリ秒
T2=10ミリ秒+1回×1秒+40ミリ秒+40ミリ秒=1081ミリ秒
T4=10ミリ秒+0回×1秒+90ミリ秒+0ミリ秒 = 100ミリ秒
T5=10ミリ秒+1回×1秒+70ミリ秒+70ミリ秒=1150ミリ秒
従って、待機時間T1、T4、T2、T5の順に長くなる待機時間が設定され、子機D1、D4、D2、D5の順に応答信号を送信することになる。
図6は、子機D3の探索信号に対して、子機D1、D4、D2、D5が応答信号を送信する場合のタイムチャートを示す図である。図6には、子機D3が探索信号を送信するタイミングと、子機D1、D2、D4、D5が応答信号を送信するタイミングを示す。横軸は時刻tを表す。
図6に示すように、時刻t0に子機D3が探索信号を送信し終えると、時刻t0から待機時間T1が経過した時刻t1に子機D1が応答信号を送信し始める。また、時刻t0から待機時間T4が経過した時刻t2に子機D4が応答信号を送信し始め、時刻t0から待機時間T2が経過した時刻t3に子機D2が応答信号を送信し始め、時刻t0から待機時間T5が経過した時刻t4に子機D5が応答信号を送信し始める。
このように、式(1)によって設定される待機時間T1、T2、T4、T5は、子機D1の待機時間T1が最も短いため、子機D3から送信される探索信号に応じて、子機D1の応答信号が最初に送信されることになる。
上述したように、子機D1は、子機D3に対して、親機C1に至る最良の通信経路を中継する子機である。
式(1)は、最良の通信経路を中継する子機についての待機時間Tが最も短くなるように、中継回数とRSSI値とに重み付けを行っている。
子機D3から見ると、最初に応答信号を受信する子機D1は待機時間T1が最も短いため、D1が中継回数の短く、且つ各通信区間におけるRSSI値の良好な子機であると見なすことができる。従って、実施の形態の通信システムでは、式(1)に従って計算される待機時間Tが最も短い子機を、通信システムに新たに組み込まれる子機の中継先として選択すればよい。
なお、子機D1、D2、D4、D5が応答信号を送信している間には、他の子機は応答信号を送信しないように、キャリアセンスと同様に設定すればよい。
図7は子機が親機と直接接続できない場合に、通信機100が行う処理を示すフローチャートである。図7(A)に示すフローは、通信機100が通信システムに新たに設定される際に実行する処理を表し、図7(B)に示すフローは、通信システムに新たな通信機100が設置される際に、既に通信システムに組み込まれている通信機100が実行する処理を表す。
図7(A)に示すように、通信機100が通信システムに設定される際には、設定される通信機100のMCU110は、探索信号を送信する(ステップS11)。ステップS11の処理は、MCU110の通信部114が実行し、RF回路120にて無線送信する。探索信号に含められる通信機100のIDは、メモリ115に格納されている。
次に、MCU110は、他の通信機から応答信号を受信したかどうかを判定する(ステップS12)。ステップS12の処理は、MCU110の検出部111が実行する。応答信号には、応答信号を送信した通信機100のIDと、応答信号を送信した通信機100がメモリ115に格納するパラメータデータが含まれる。なお、ステップS12の処理は、応答信号を受信するまで繰り返し実行される。
MCU110は、応答信号を受信した(S12:YES)と判定すると、応答信号を送信した通信機100を中継先とする親機までの通信経路を設定する(ステップS13)。応答信号を送信した通信機100の判別は、応答信号に含まれる通信機100のIDに基づいて行えばよい。先に説明した通り、最初に応答信号を送信する他の通信機は待機時間が短いため、応答時間中継回数が少なく且つRSSI値が良好と考えられる。そこで、ステップS13では、最初に応答信号を送信した他の通信機を中継先として設定すればよい。
MCU110は、ステップS12で受信した応答信号に含まれるパラメータデータに含まれる中継回数を1回増やすとともに、受信した応答信号のRSSI値を区間1のRSSI値として追加することにより、自己の通信機100のパラメータデータを作成し、メモリ115に格納する(ステップS14)。なお、区間2のRSSI値は、応答信号に含まれる、応答信号を送信する通信機の区間1のRSSI値を用いることができる。
ステップS13及びS14の処理は、MCU110の設定部112が実行する。
MCU110は、ステップS12で応答信号を受信した通信機100に、自己の通信機100が設定した通信経路に含まれたことを通知する(ステップS15)。これは、例えば、図2で子機D3が通信システムに新たに組み込まれるときに、子機D3のMCU110がステップS12で子機D1から応答信号を受信したと判定した場合に、ステップS15において、子機D1に子機D3の親機C1への通信経路に子機D1が含まれたことを通知する処理である。
子機D1への通知は、例えば、子機D1の識別子と、通信経路に含まれたことを表すビットとを含むパケットデータを送信することによって行えばよい。
以上により、通信経路が設定され、パラメータデータが作成される。
なお、親機も他の通信機と同様に探索信号に対して応答信号を送信する対応となっている場合には、通信システムに設定された通信機が親機と直接接続できる状況では、通信機はステップS12で親機の応答信号も受けることになる。この場合、通信機は受信した応答信号に含まれているIDに基づいて親機との直接の通信が可能と判断できるので、中継先となる他の通信機を設定することなく、親機との直接の通信経路を設定すればよい。
また、通信機100が既に通信システムに組み込まれていて、通信システムに新たな通信機100が設置される場合には、既に通信システムに組み込まれている通信機100のMCU110は、図7(B)に示す処理を行う。
MCU110は、新たな通信機からの探索信号を受信したかどうかを判定する(ステップS21)。探索信号は、パケットデータの探索信号用のビットのフラグが‘1’に設定されているため、MCU110は、受信するデータのパケットデータの探索信号用のビットのフラグを読み取ることにより、探索信号を受信したかどうかを判定することができる。
ステップS21の処理は、MCU110の検出部111が実行する。なお、ステップS21の処理は、応答信号を受信するまで繰り返し実行され、例えば一定時間ごとに行う。
MCU110は、探索信号を受信した(S21:YES)と判定すると、式(1)に基づいて自身の待機時間Tを計算する(ステップS22)。待機時間Tの計算には、自身が格納するパラメータデータを用いる。
MCU110は、探索信号を受信してから、ステップS22で計算した待機時間Tが経過すると、応答信号を送信する(ステップS23)。
MCU110は、以上で処理を終了する(エンド)。
応答信号の送信に応じて、新たな通信機より親機への通信経路に含まれたことが通知(ステップS15の通知)された場合には、通信機は、自身を新たな通信機と親機との通信経路に組み込む設定などを必要に応じて行うことができる。
以上、実施の形態の通信システムによれば、親機までの各通信区間におけるRSSI値よりも、中継回数に大きな重みを付けを行って求める待機時間Tを用いて、通信システムに新たに組み込まれる子機が中継点として接続する子機を選択するため、通信システムに新たに組み込まれる子機に、親機までの最良の通信経路を設定することができる。
従って、実施の形態によれば、安定的な通信経路を確保できる通信システムを提供することができる。
なお、以上では、親機までの各通信区間におけるRSSI値よりも、中継回数に大きな重みを付けるために、第1単位時間を1秒に設定し、第2単位時間を1ミリ秒に設定する形態について説明した。
しかしながら、第1単位時間と第2単位時間は、これらの時間に限られるものではなく、上述した式(1)と同じ順番の待機時間T1、T2、T4、T5が計算できる値であれば、第1単位時間と第2単位時間の時間を任意の時間に設定してもよい。
また、以上では、式(1)で求まる待機時間Tを用いて、子機が応答信号を送信するまでの待機時間を設定する形態について説明したが、式(1)の代わりに、次に示す式(2)で求まる待機時間T10を用いてもよい。
T10=(ガードバンド)+(中継回数)×1秒×(重み)+{(第1区間のRSSI値)×1ミリ秒}1/2+{(第2区間のRSSI値)×1ミリ秒}1/2 (2)
(重み)は、(中継回数)×1秒で求まる第1時間について付けられる重みである。
{(第1区間のRSSI値)×1ミリ秒}1/2と{(第2区間のRSSI値)×1ミリ秒}1/2は、それぞれ、第1区間のRSSI値と第2区間のRSSI値の絶対値に1ミリ秒を掛けた第2時間の二乗和である。
子機D1、D2、D4、D5のパラメータデータに基づいて待機時間T11、T12、T14、T15を計算すると、次のようになる。待機時間T11、T12、T14、T15は、それぞれ、子機D1、D2、D4、D5のパラメータデータに基づいて、式(2)によって求まる待機時間である。
T11=10ミリ秒+0回×1秒×2+40ミリ秒= 50ミリ秒
T12=10ミリ秒+1回×1秒×2+90ミリ秒=2066ミリ秒
T14=10ミリ秒+0回×1秒×2+56ミリ秒= 100ミリ秒
T15=10ミリ秒+1回×1秒×2+99ミリ秒=2109ミリ秒
従って、待機時間T11、T14、T12、T15の順に長くなる待機時間が設定され、子機D1、D4、D2、D5の順に応答信号を送信することになり、式(1)を用いて待機時間T1、T4、T2、T5を設定した場合と同様の結果が得られる。
このため、式(2)で求まる待機時間T10を用いても、通信システムに新たに組み込まれる子機に、親機までの最良の通信経路を設定することができ、安定的な通信経路を確保できる通信システムを提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の通信システム、及び、通信機について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
C1 親機
D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8、D9 子機
100 通信機
110 MCU
120 RF回路
130 アンテナ
111 検出部
112 設定部
113 時間計算部
114 通信部
115 メモリ
400 親機
410 MCU
420 RF回路
430 アンテナ

Claims (8)

  1. 親機と、前記親機に接続されて無線通信網を構築する複数の子機とを含む通信システムであって、
    前記複数の子機は、それぞれ、
    自己から前記親機への通信経路において自己以外の前記子機を中継する中継回数と、前記通信経路に含まれる、自己以外の1又は複数の前記子機、及び前記親機の間の各通信区間における信号強度とを表すデータが格納される格納部と、
    前記通信システムに追加される子機から探索信号を受信すると、前記格納部の前記データに含まれる中継回数に第1単位時間を乗じて得る第1時間と、前記各通信区間における信号強度を表す数値に、前記第1単位時間による前記第1時間への重み付け度合よりも重み付け度合の低い第2単位時間を乗じて得る第2時間とを加算して第3時間を求める時間計算部と、
    前記探索信号の受信から前記第3時間が経過すると、前記探索信号に対する応答信号を送信する送信部と、
    を含み、
    前記通信システムに追加される子機は、複数の前記子機から前記応答信号を受信すると、最初に前記応答信号を送信した子機を中継する通信経路を前記親機と自己との間の通信経路として設定する、通信システム。
  2. 前記時間計算部は、前記中継回数に前記第2単位時間を乗じ、さらに第1の重みを乗じて前記第1時間を求める、請求項1記載の通信システム。
  3. 前記通信システムに追加される子機は、最初に前記応答信号を送信した子機を中継する通信経路を前記親機と自己との間の通信経路として設定すると、当該中継する子機に、自己の通信経路に含まれることを表すデータを送信する、請求項1又は2記載の通信システム。
  4. 前記通信システムに追加される子機は、
    前記格納部と、
    前記時間計算部と、
    前記送信部と
    を含む、請求項1乃至3のいずれか一項記載の通信システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項記載の前記通信システムに前記子機として用いられる通信機であって、
    前記格納部と、
    前記時間計算部と、
    前記送信部と
    を含む、通信機。
  6. 通信先の通信機と直接、あるいは他の通信機を介して通信可能な通信機において、
    自己から前記通信先の通信機への通信経路において他の通信機が中継する中継回数と、前記通信経路に含まれる前記他の通信機と自己との間、及び前記他の通信機と更に他の通信機との間の通信区間における信号強度と、を表すデータが格納される格納部と、
    前記格納部に格納される中継回数に第1単位時間を乗じて得る第1時間と、前記各通信区間における信号強度を表す数値に、前記第1単位時間による前記第1時間への重み付け度合よりも重み付け度合の低い第2単位時間を乗じて得る第2時間とを加算して第3時間を求める時間計算部と、
    ある他の通信機からの探索信号の受信から前記第3時間が経過したときに、前記探索信号に対する応答信号を送信する送信部と、を備えることを特徴とする、通信機。
  7. 通信先の通信機と直接、あるいは他の通信機を介して通信可能な通信機において、
    他の通信機に向けて探索信号を送信する送信部と、
    前記探索信号に対して他の通信機から送信される応答信号を受信する受信部と、
    前記応答信号に基づいて、自己から前記通信先の通信機への通信経路において他の通信機が中継する中継回数と、前記通信経路に含まれる前記他の通信機と自己との間、及び前記他の通信機と更に他の通信機との間の通信区間における信号強度と、を表すデータを生成する制御部と、
    前記生成されたデータを格納する格納部と、
    を有することを特徴とする、通信機。
  8. 前記制御部は、前記応答信号を初めに送信した他の通信機を、前記通信先の通信機との通信時の中継先として設定することを特徴とする、請求項6又は7記載の通信機。
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