JP2014205563A - 情報処理装置、荷物管理システム、荷物管理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、荷物管理システム、荷物管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客に荷物の到着を効率的に通知する。
【解決手段】情報処理装置100であって、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台310、及び該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付部218と、前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納する記憶部と、前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知部213と、を備え、前記接近検知部は、前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、荷物管理システム、荷物管理方法、及びプログラムに関する。
顧客が航空会社等による輸送サービスを受ける場合に、出発地で荷物を預け、到着地で預けた荷物を受け取ることが一般的に行われている。顧客は到着地にて、ターンテーブル状の搬送台を流れてくる荷物の中から、自分の荷物を探し出して受け取る。
特許文献1には、出発地にて預けられた乗客の手荷物を複数のコンテナのいずれかに積載して輸送し到着地にて当該乗客に返却する手荷物管理システムに関する技術が開示されている。特許文献1に係る手荷物管理システムでは、出発地に、座席番号情報および手荷物番号情報が記憶される記憶手段と、複数の手荷物が積載されるコンテナのコンテナ番号情報をこれら各手荷物に付された手荷物番号情報とともに取得するための第1取得手段と、記憶手段にて記憶された座席番号情報と第1取得手段にて取得したコンテナ番号情報とを手荷物番号情報に基づき関連付けて手荷物管理情報を生成する生成手段と、が設けられている。そして、到着地に、コンテナに積載された各手荷物を搬送台に載せる前に、当該コンテナに付されたコンテナ番号情報を取得するための第2取得手段と、生成手段により生成された手荷物管理情報と第2取得手段により取得されたコンテナ番号情報とに基づいてコンテナに積載された各手荷物に対応する座席番号情報をそれぞれ抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出された座席番号情報を、対応する座席に関連させて表示する表示手段と、が設けられている。
特開2012−20804号公報
到着地で荷物を受け取る際、顧客は自分の荷物が手元まで流れ着くタイミングが分からないため、搬送台上に絶えず目を配る必要がある。特許文献1に開示された技術でも、顧客は荷物が流れ着くタイミングを認識することができない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、顧客に荷物の到着を効率的に通知することのできる技術の提供を目的とする。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。
上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台、及び該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付部と、前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納する記憶部と、前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知部と、を備え、前記接近検知部は、前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する、ことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置の接近検知部は、前記荷物タグを読み取った前記タグリーダーから、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーまでの間の前記配列順における前記タグリーダーの数が所定数未満の場合に、接近を検知することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置の接近検知部は、前記顧客タグと前記荷物タグとの接近を検知すると、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーを指定した接近検知情報を前記荷物搬送台システムに通知し、前記接近検知情報において指定された前記タグリーダーから所定距離内に設置される報知装置を用いて前記顧客に対して前記荷物の接近を報知させることを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、前記荷物搬送台システムから受信した、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報とに基づいて、複数の前記タグリーダーが順次前記荷物タグを読み取る経過を示す経過情報を表示する表示情報を生成する表示情報生成部を備えることを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して接続される出口ゲートシステムから、顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び顧客が預ける荷物に付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部と、を備え、前記情報受付部は、前記出口ゲートシステムが備えるゲート側タグリーダーにより読み取られた、前記顧客タグに係る前記顧客タグ特定情報と、前記荷物タグに係る前記荷物タグ特定情報と、を受け付け、前記出口エラー通知部は、前記ゲート側タグリーダーが前記顧客タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該顧客タグに係る前記顧客が預けたすべての前記荷物に添付された前記荷物タグが前記ゲート側タグリーダーに読み取られた場合に前記荷物の取り忘れがないと判定し、それ以外の場合に前記荷物取り忘れ情報を通知することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、ネットワークを介して接続される出口ゲートシステムから、顧客に配布される無線タグである顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び顧客が預ける荷物に添付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部と、を備え、前記情報受付部は、前記出口ゲートシステムが備えるゲート側タグリーダーにより読み取られた、前記顧客タグに係る前記顧客タグ特定情報と、前記荷物タグに係る前記荷物タグ特定情報と、を受け付け、前記出口エラー通知部は、前記出口ゲートシステムが備えるゲート側タグリーダーが前記荷物タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該荷物タグに係る前記荷物を預けた前記顧客に配布された前記顧客タグが前記ゲート側タグリーダーに読み取られない場合に、前記荷物取り違え情報を通知することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、店舗システムとネットワークを介して接続される情報処理装置であって、顧客を特定する顧客特定情報に該顧客が購入した商品を特定する商品特定情報を対応付けた購買履歴情報を記憶する記憶部と、前記店舗システムが有する店舗側タグリーダーにより読み取られた、前記顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報と、該顧客が購入した商品を特定する前記商品特定情報と、に基づいて前記購買履歴情報を更新する情報更新部と、当該情報処理装置とネットワークを介して接続されるサービス券発行システムから受け付けた前記顧客特定情報に基づいて、該サービス券発行システムが備えるサービス券出力部により出力されるサービス券に関する情報であるサービス券情報を特定するサービス券情報特定部と、を備え、前記サービス券情報特定部は、前記購買履歴情報において前記顧客特定情報と対応付けられた前記商品特定情報に基づいて、前記サービス券情報を特定することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、情報処理装置と、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台及び複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムと、を含む荷物管理システムであって、前記情報処理装置は、前記荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付部と、前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納する記憶部と、前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知部と、を備え、前記荷物搬送台システムは、顧客が有する顧客タグ又は顧客が預けた荷物に付される荷物タグを読み取った前記タグリーダーに係る前記リーダー特定情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、前記接近検知部から接近を検知したことを示す情報を受け付けると前記顧客に報知を行う報知部とを備え、前記タグリーダーは、前記搬送台の搬送方向に従った配列順に設置され、前記情報処理装置の前記接近検知部は、前記荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する、ことを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続される出口ゲートシステムとを含む荷物管理システムであって、前記出口ゲートシステムは、顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び前記顧客が預ける荷物に付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を、ゲート側タグリーダーを用いて取得するゲート側タグ情報取得部と、前記顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報を受け付けると前記顧客に報知を行うゲート側報知部とを備え、前記情報処理装置は、前記情報取得部が取得した前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部とを備え、前記出口エラー通知部は、前記ゲート側タグリーダーが前記顧客タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該顧客タグに係る前記顧客が預けたすべての前記荷物に添付された前記荷物タグが読み取られた場合に前記荷物の取り忘れがないと判定し、それ以外の場合に前記荷物取り忘れ情報を通知することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続される出口ゲートシステムとを含む荷物管理システムであって、前記出口ゲートシステムは、顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び前記顧客が預ける荷物に付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を、ゲート側タグリーダーを用いて取得するゲート側タグ情報取得部と、前記顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を受け付けると前記顧客に報知を行うゲート側報知部とを備え、前記情報処理装置は、前記情報取得部が取得した前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部とを備え、前記出口エラー通知部は、前記ゲート側タグリーダーが前記荷物タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該荷物タグに係る前記荷物を預けた前記顧客に配布された前記顧客タグが読み取られない場合に、前記荷物取り違え情報を通知することを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明は、情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続される、店舗システム及びサービス券発行システムを含む荷物管理システムであって、前記店舗システムは、顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報を取得する店舗側タグ情報取得部と、前記顧客が購入した商品を示す商品特定情報を特定する購入情報特定部とを備え、前記情報処理装置は、顧客を特定する顧客特定情報に該顧客が購入した商品に係る前記商品特定情報を含む購買履歴情報を対応付けて記憶する記憶部と、前記店舗側タグ情報取得部により取得された前記顧客タグ特定情報と、前記購入情報特定部により特定された前記商品特定情報とに基づいて前記購買履歴情報を更新する情報更新部と、前記サービス券発行システムから受け付けた前記顧客特定情報と前記購買履歴情報とに基づいて、サービス券に関する情報であるサービス券情報を特定するサービス券情報特定部とを備え、前記サービス券発行システムは、前記顧客特定情報を取得する顧客情報取得部と、前記サービス券情報特定部により特定された前記サービス券情報に基づいて前記サービス券を出力するサービス券出力部とを備えることを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明の荷物管理方法は、制御部及び記憶部を備える情報処理装置を用いた荷物管理方法であって、前記制御部は、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台、及び該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付手順と、前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知手順と、を実行し、前記記憶部は、前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納し、前記接近検知手順では、前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する、ことを特徴としてもよい。
また、上記課題を解決するため、本発明のプログラムは、コンピューターに、荷物の管理を行う手順を実行させるプログラムであって、前記コンピューターを、制御手段と、記憶手段として機能させ、前記記憶手段には、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台を備える荷物搬送台システムが備える複数のタグリーダーであって、該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報が格納され、前記制御手段に対して、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付手順と、前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知手順と、を実行させ、前記接近検知手順では、前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知させる、ことを特徴としてもよい。
本発明によれば、顧客に荷物の到着を効率的に通知することのできる技術を提供することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態における荷物管理システムの概要を示す図である。 乗客データベースの一例を示す図である。 タグデータベースの一例を示す図である。 購買履歴データベースの一例を示す図である。 リーダー設置データベースの一例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 ピックアップシステムのハードウェア構成例を示す図である。 出口ゲートシステムのハードウェア構成例を示す図である。 タグ作成処理を示すフローチャートである。 ピックアップシステムにおいて荷物の接近を報知する処理を示すフローチャートである。 ピックアップシステムの概要を示す図である。 接近検知部の接近検知処理を示すフローチャート(その1)である。 接近検知部の接近検知処理を示すフローチャート(その2)である。 ピックアップシステムの変形例の概要を示す図である。 出口エラー通知部によるタグ対応処理を示すフローチャートである。 出口エラー通知部による出口エラー通知処理を示すフローチャートである。 店舗システムにおける搭乗便情報出力処理の流れを示すシーケンス図である。 購入情報更新処理の流れを示すシーケンス図である。 サービス券発行処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の例を説明する。図1は、本実施形態における荷物管理システム1の概要を示す図である。以下、本実施形態の説明に必要な構成要素が示されている。
本実施形態の荷物管理システム1は、航空機による輸送や列車による輸送など、顧客がサービス提供者に荷物を預け、サービス提供者が顧客と荷物とを同じ到着地に輸送する場合に機能する。輸送は国際線であっても国内線であってもよい。
荷物管理システム1は、タグ発行システム10と、データセンター20と、ピックアップシステム30と、出口ゲートシステム40と、店舗システム50とを備える。タグ発行システム10と、データセンター20と、ピックアップシステム30と、出口ゲートシステム40と、店舗システム50とは、ネットワーク70を介して接続されている。
タグ発行システム10は、出発地に設置されるシステムであって、ネットワーク70を介して接続された情報処理装置100とプリンター110とを備える。情報処理装置100とプリンター110とはネットワークを介して接続されている。情報処理装置100は、例えばサーバーやPC(Personal Computer)等の電子機器である。
プリンター110はRFID(Radio Frequency IDentification)システムにおけるRFタグ等の無線タグ、及び顧客に配布するサービス券を発行するプリンターである。なお、無線タグはRFタグに限定されず、無線で情報をやり取りするためのアンテナを有するものであればよい。
情報処理装置100は、制御部120と、記憶部130とを備える。制御部120は、情報処理装置100において、プリンター110を用いた無線タグの発行に関する処理を制御するほか、クーポン等のサービス券の発行に関する処理を制御する。記憶部130は、制御部120により実行される処理に用いる情報を格納する。
制御部120は、情報取得部121と、タグ/サービス券出力部122とを備える。情報取得部121は、データセンター20の情報処理装置200から、無線タグの発行やサービス券の発行に必要な情報を取得する。また、情報取得部121は、後述する入力装置を介して入力された、顧客を特定する顧客特定情報を取得する。顧客特定情報とは、例えばパスポートに記載された旅券番号、又は、姓、名及び住所等の情報である。
タグ/サービス券出力部122は、情報取得部121が情報処理装置200から取得した無線タグに関する情報に基づいて、顧客に配布する無線タグと、預かった荷物に添付する無線タグとを、プリンター110を用いて出力する。また、タグ/サービス券出力部122は、情報処理装置200から取得したサービス券に関する情報に基づいて、顧客に配布するサービス券をプリンター110を用いて出力する。
以下、顧客に配布する無線タグを顧客タグ、荷物に添付する無線タグを荷物タグとし、顧客タグを特定する情報を顧客タグ特定情報、荷物タグを特定する情報を荷物タグ特定情報として説明する。
次に、データセンター20について説明する。データセンター20は、荷物管理システム1の全体的な制御を行う。データセンター20は、情報処理装置200を備える。情報処理装置200はサーバーやPC等の電子機器である。
情報処理装置200は、制御部210と、記憶部220とを備える。制御部210は、情報処理装置200における各々の処理を制御する。記憶部220は、制御部210により実行される処理に必要な情報を格納する。
制御部210は、データベース更新部211と、タグ情報作成部212と、接近検知部213と、表示情報作成部214と、出口エラー通知部215と、搭乗便特定部216と、サービス券情報特定部217と、情報受付部218とを備える。
データベース更新部211は、記憶部220に格納された乗客データベース221、タグデータベース222、購買履歴データベース223、リーダー設置データベース224等の情報を更新する。
タグ情報作成部212は、タグ発行システム10の情報取得部121が受け付けた顧客に対して、顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報を作成する。タグ情報作成部212は、作成した顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報をタグ発行システム10の情報処理装置100に送信する。
接近検知部213は、ピックアップシステム30から送信された情報及び記憶部220に格納されたリーダー設置データベース224等を用いて、顧客タグを持つ顧客に対して該顧客が預けた荷物が接近したことを検知する。
表示情報作成部214は、ピックアップシステム30から送信された情報及びリーダー設置データベース224等を用いて、ピックアップシステム30のターンテーブル310が備えるディスプレイに表示する情報を作成する。
出口エラー通知部215は、出口ゲートシステム40から送信された情報及び記憶部220に格納されたタグデータベース222等を用いて、顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報、又は顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を作成する。出口エラー通知部215は、作成した荷物取り忘れ情報又は荷物取り違え情報を、出口ゲートシステム40の情報処理装置400に通知する。荷物取り忘れ情報が通知されることは、顧客が預けた荷物を取り忘れたまま出口ゲートを通過したことを意味する。荷物取り違え情報が通知されることは、顧客等が他の顧客の荷物を持って出口ゲートを通過したことを意味する。
搭乗便特定部216は、店舗システム50から送信された顧客タグ特定情報を用いて乗客データベース221を参照し、顧客が搭乗する航空機や車両を示す情報を特定する。
サービス券情報特定部217は、タグ発行システム10から送信された顧客特定情報及び記憶部220に格納された購買履歴データベース223等を用いて、顧客に発行するサービス券に関する情報を特定する。
情報受付部218は、ピックアップシステム30が備える情報処理装置300や、出口ゲートシステム40が備える情報処理装置400、及び店舗システム50が備える情報処理装置500から所定の情報を受信する。
記憶部220は、乗客データベース221、タグデータベース222、購買履歴データベース223、及びリーダー設置データベース224を含む。乗客データベース221は、タグ発行システム10の情報取得部121が取得した顧客特定情報を含む、顧客に関連する情報を格納する。
タグデータベース222は、顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報を関連づけて格納する。
購買履歴データベース223は、顧客が店舗にて商品を購入すると、該顧客を特定する情報と購入した商品を特定する情報とを関連付けた購入履歴を格納する。
また、リーダー設置データベース224は、ピックアップシステム30のターンテーブル310が有する複数のタグリーダーの設置情報を格納する。タグリーダーの設置情報とは、タグリーダーの配列順又は設置位置を特定する情報と、タグリーダーを特定するリーダー特定情報とを対応させた情報である。
次に、ピックアップシステム30について説明する。ピックアップシステム30は、到着地に設置されたシステムであって、情報処理装置300とターンテーブル310とを備える。情報処理装置300はターンテーブル310とネットワーク等を介して接続されるPC等の機器である。なお、ピックアップシステム30は複数のターンテーブル310を有していてもよい。
ターンテーブル310は、顧客が預けた荷物を載置する搬送台、又はいわゆるバゲッジクレームである。ターンテーブル310は、載置された荷物を搬送するために所定の搬送方向に回転する。ターンテーブル310は、回転するテーブルに沿って設置された複数のタグリーダーを備える。また、ターンテーブル310は、顧客に荷物の接近を報知するための報知装置であるランプ及びディスプレイを備える。
情報処理装置300は、制御部320と、記憶部330とを備える。制御部320は、情報処理装置300における各処理を制御する。記憶部330は、制御部320による処理に必要な情報を格納する。
制御部320は、タグ情報取得部321と、テーブル側報知部322と、テーブル側送信部323と、表示画面出力部324とを備える。タグ情報取得部321は、ターンテーブル310に設置されたタグリーダーを用いた顧客タグ及び荷物タグの読み取りを制御する。
テーブル側報知部322は、データセンター20の情報処理装置200が備える接近検知部213により顧客と荷物との接近検知が通知された場合に、パトランプ、スピーカー又はディスプレイを用いて該顧客に対して行う報知を制御する。
テーブル側送信部323は、タグ情報取得部321により読み取られた顧客タグ特定情報と、荷物タグ特定情報との各々を、タグを読み取ったタグリーダーを特定するリーダー特定情報と対応させて、データセンター20の情報処理装置200に送信する。
表示画面出力部324は、データセンター20の情報処理装置200が備える表示情報作成部214が作成した表示情報に基づいて、ターンテーブル310に設置されたディスプレイに表示画面を出力する。
次に、出口ゲートシステム40について説明する。出口ゲートシステム40は、情報処理装置400と、出口ゲート410とを備える。情報処理装置400は出口ゲート410とネットワーク等を介して接続されるPC等の機器である。なお、出口ゲートシステム40は、出口ゲート410を複数有していてもよい。
出口ゲート410は、ターンテーブル310から荷物を受け取った顧客が外に出る際に通過するゲートであって、顧客タグ及び荷物タグを読み取るタグリーダーを備える。出口ゲート410は、顧客が荷物を取り忘れた際、又は顧客が荷物を取り違えた際に、顧客に荷物の取り忘れ又は取り違えを報知するためのディスプレイ及びスピーカーを備える。
情報処理装置400は、制御部420と、記憶部430とを備える。制御部420は、
出口ゲート410を通過する際の顧客の荷物の取り忘れ又は取り違えを顧客に通知するための処理等、情報処理装置400における各処理を制御する。記憶部430は、制御部420の処理に必要な情報を格納する。
制御部420は、出口側タグ情報取得部421と、出口側報知部422とを備える。出口側タグ情報取得部421は、出口に設置されたタグリーダーを用いた顧客タグ及び荷物タグの読み取りを制御する。出口側タグ情報取得部421は、タグリーダーにより読み取られた顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報をデータセンター20の情報処理装置200に送信する。
出口側報知部422は、データセンター20の情報処理装置200が備える出口エラー通知部215により作成された荷物取り忘れ情報又は荷物取り違え情報に基づいて、顧客に対して荷物の取り忘れ又は取り違えを報知する。出口側報知部422は、出口ゲート410に設置されたディスプレイ及びスピーカーを用いて、顧客に対して報知を行う。
次に、店舗システム50について説明する。店舗システム50は、情報処理装置500を備える。情報処理装置500は、店舗システム50における各処理を実行するPC等の機器である。
情報処理装置500は、タグリーダー510と、制御部520とを備える。タグリーダー510は、顧客タグを読み取る装置である。制御部520は、情報処理装置500における各処理を制御する。制御部520は、顧客タグ情報取得部521と、搭乗便出力部522と、購入情報特定部523とを備える。
顧客タグ情報取得部521は、タグリーダー510による顧客タグの読み取りを制御する。顧客タグ情報取得部521は、タグリーダー510により読み取られた顧客タグ特定情報をデータセンター20の情報処理装置200に送信する。また、顧客タグ情報取得部521は、顧客タグを有する顧客が購入した商品を特定する商品特定情報及び購入個数を、顧客タグ特定情報と対応させて情報処理装置200に送信する。
搭乗便出力部522は、搭乗便特定部216により特定された、搭乗便を特定する情報を取得する。搭乗便出力部522は、取得した搭乗便を特定する情報を出力する。なお、具体的には、搭乗便出力部522は、情報処理装置500が備えるディスプレイに搭乗便を特定する情報を表示してもよいし、搭乗便を特定する情報を印刷してもよい。
購入情報特定部523は、顧客が購入する商品を特定する商品特定情報や、該商品の購入個数等、顧客が店舗においてした買い物に関する情報を特定する。
なお、上記の情報処理装置100、情報処理装置200、情報処理装置300、情報処理装置400、情報処理装置500の機能構成は、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。情報処理装置100、情報処理装置200、情報処理装置300、情報処理装置400、情報処理装置500の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
本実施形態の利用態様の概要は以下の通りである。顧客は出発地において搭乗手続きをする際に、パスポートや搭乗券等を提示し、チェックインカウンターに荷物を預ける。チェックインカウンターに設置されたタグ発行システム10は、顧客タグ及び荷物タグを発行する。発行された顧客タグは顧客に渡され、荷物タグは預かった荷物に添付される。発行された顧客タグを特定する顧客タグ特定情報と、荷物タグを特定する荷物タグ特定情報とは、対応付けられてデータセンター20の記憶部220に格納される。
顧客と荷物とは各々到着地まで輸送される。到着地において、ピックアップシステム30のターンテーブル310近傍で、顧客タグを持つ顧客が荷物の運搬を待つ。ターンテーブル310には、同じ到着地に輸送された複数の荷物が載置され、テーブル上を一方向に流れる。ターンテーブル310が備えるタグリーダーは、周辺の顧客タグと、ターンテーブル310上を流れる荷物に添付された荷物タグとを読み取る。読み取られた顧客タグに係る顧客タグ特定情報と、荷物タグに係る荷物タグ特定情報は、随時データセンター20の情報処理装置200に送信される。
情報処理装置200の表示情報作成部214は、送信された情報に基づいて表示情報を作成する。作成される表示情報とは、ターンテーブル310が備える複数のタグリーダーが荷物タグを読み取る経過を表示するものである。作成された表示情報はピックアップシステム30における情報処理装置300に送信される。ピックアップシステム30では、送信された表示情報を用いて、ディスプレイに荷物の位置を示す画面を表示する。顧客は画面を見て、自分の荷物が手元に接近する状況を把握することができる。
また、情報処理装置200の接近検知部213で顧客タグと荷物タグとの接近が検知されると、ピックアップシステム30のテーブル側報知部322に通知される。テーブル側報知部322は、顧客タグを読み取ったタグリーダー近傍のパトランプを点灯させ、顧客に荷物の接近を報知する。また、テーブル側報知部322は、顧客タグを読み取ったタグリーダー近傍に指向させた音声をスピーカーから発生させ、顧客に荷物の接近を報知する。
預けた荷物をターンテーブル310から引き取った顧客は、荷物を持って出口ゲート410を通過する。出口ゲートシステム40の情報処理装置400は、出口ゲート410を通過する顧客が有する顧客タグに係る顧客タグ特定情報と、出口ゲート410を通過する荷物に添付された荷物タグに係る荷物タグ特定情報とを特定し、データセンター20の情報処理装置200に送信する。情報処理装置200では、出口エラー通知部215が荷物の取り忘れ又は取り違えを監視しており、出口側報知部422に取り忘れ又は取り違えを特定する情報を通知する。
出口エラー通知部215により荷物取り忘れ情報又は荷物取り違え情報が通知されると、出口側報知部422は顧客に対して、荷物の取り忘れ又は取り違えを報知する。
また、顧客が空港に設置された免税店等で買い物をする際には、店舗システム50の情報処理装置500は、顧客が持つ顧客タグをタグリーダー510を用いて読み取る。読み取られた顧客タグに係る顧客タグ特定情報に基づいて、該顧客が搭乗する搭乗便が特定され、情報処理装置500の搭乗便出力部522により搭乗便を特定する情報が出力される。
また、顧客が店舗にて購入した品物に関する情報は、データセンター20の情報処理装置200に格納される。該顧客は以降にタグ発行システム10が接続されたチェックインカウンターで搭乗手続きを行う場合に、購入した品物に関連して発行されたクーポン等のサービス券を受け取ることができる。
次に、記憶部220に格納される各情報について説明する。
図2は、乗客データベース221の一例を示す図である。乗客データベース221には、乗客番号221a毎に、姓221b、名221c、便名221d、座席221e、旅券番号221f、及び荷物数221gが対応付けられて格納される。乗客データベース221には、他に国籍、性別、搭乗日、出発時刻、出発地、到着地、又は顧客の住所等の情報が含まれてもよい。
乗客番号221aは、タグ発行システム10において受け付けられた各顧客に対して一意に定義付けられる識別情報である。姓221b及び名221cは顧客の姓名である。便名221dは、顧客が搭乗する便搭乗便を特定する情報である。座席221eは、顧客が搭乗する機体又は車両において顧客が占める座席を特定する情報である。
旅券番号221fとは、顧客に対して発行されたパスポートに記載された番号である。荷物数221gは、顧客がチェックインカウンターに対して預けた荷物の個数を示す数値である。
図3は、タグデータベース222の一例を示す図である。タグデータベース222には、乗客番号222a毎に該乗客番号222aにより特定される顧客に対して発行されたタグを特定する情報が格納される。タグデータベース222には、乗客番号222a、顧客タグ特定情報222b、及び荷物タグ特定情報222cが格納される。
乗客番号222aは顧客を特定する識別情報であって、乗客データベース221の乗客番号221aと対応する。顧客タグ特定情報222bは、タグ発行システム10において、乗客番号222aにより特定される顧客に対して発行された顧客タグを特定する情報である。荷物タグ特定情報222cは、乗客番号222aにより特定される顧客が預けた荷物に添付された荷物タグを特定する情報である。
なお、一人の顧客が複数の荷物を預けた場合は、一つの乗客番号222aに対して複数の荷物タグ特定情報222cが対応付けられて、タグデータベース222に格納される。
図4は、購買履歴データベース223の一例を示す図である。購買履歴データベース223は、旅券番号223a、乗客番号223b、購入日223c、購入商品223d、品数223e、及び種別223fを含む。データベース更新部211は、店舗システム50を有する店舗において商品が購入される毎に、情報を購買履歴データベース223に格納する。
旅券番号223aは、顧客のパスポートに記載された番号であって、乗客データベース221の旅券番号221fと対応する。乗客番号223bは、顧客を特定する識別情報であって、乗客データベース221の乗客番号221aと対応する。購入日223cは、乗客番号223bにより特定される顧客が商品を購入した日付である。購入商品223dは、顧客が購入した商品を特定する識別情報である。品数223eは、顧客により購入された購入商品の購入個数を示す数値である。種別223fは、購入商品が属する種別を特定する情報である。
図5は、リーダー設置データベース224の一例を示す図である。リーダー設置データベース224は、ピックアップシステム30におけるターンテーブル310が有するタグリーダーに関する情報であって、リーダー設置情報ともいう。リーダー設置データベース224は、所在地224a、リーダー特定情報224b、及び配列順224cを含む。
所在地224aは、タグリーダーが設置された空港等の所在地を特定する情報である。所在地224aは、タグリーダーが設置されるフロア数等、タグリーダーの属性を示す情報であってもよい。リーダー特定情報224bは、タグリーダーを特定する識別情報である。
配列順224cは、タグリーダーの設置順序を特定する情報である。配列順224cは、ターンテーブル310の回転方向に従って定められる。配列順224cは、ターンテーブル310が回転する所定の方向に従って漸次大きくなるよう、又は漸次小さくなるように定められている。タグリーダーは配列順224cに従って配列している。
なお、リーダー設置データベース224は、配列順224cに代えて、タグリーダーの位置情報を含むものであってもよい。位置情報とは、例えばタグリーダーが設置された位置の座標を示す情報であってもよいし、所定のタグリーダーを基準とした他の所定のタグリーダーまでの距離を示す情報であってもよい。
図6は、情報処理装置200のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置200は、CPU231と、RAM232と、不揮発性メモリ233と、表示装置234と、入力装置235と、ネットワークI/F236とを備える。
CPU231は中央演算装置であり、RAM232又は不揮発性メモリ233に記憶されたプログラムに従って処理を実行する。情報処理装置200では、RAM232又は不揮発性メモリ233上に読み出されたプログラムに従って動作するCPU231により処理が行われる。
RAM232は記憶装置であり、プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリアとして機能する。不揮発性メモリ233は、プログラムや各種データの格納先として用いられる。記憶部220は、RAM232又は不揮発性メモリ233によってその機能が実現される。
表示装置234は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイである。入力装置235は、ユーザーからの入力操作を受け付ける装置であり、タッチパネル又はハードウェアボタン等である。ネットワークI/F236は、情報処理装置200をネットワーク70に接続するためのインターフェイスである。
なお、情報処理装置200の各構成要素の処理は、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。また、情報処理装置200の各構成要素の処理は、1つのプログラムで実現されてもよいし、複数のプログラムで実現されてもよい。
また、タグ発行システム10は情報処理装置100を備えるが、情報処理装置100のハードウェア構成は情報処理装置200のハードウェア構成と同様である。そのため、情報処理装置100のハードウェア構成については説明を省略する。
図7は、ピックアップシステム30のハードウェア構成例を示す図である。ピックアップシステム30は、情報処理装置300と、ターンテーブル310とを備える。情報処理装置300は情報処理装置200のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。なお、本図ではピックアップシステム30について一つのターンテーブル310を図示しているが、前述した通り、ピックアップシステム30は複数のターンテーブル310を有していてもよい。
ターンテーブル310は、パトランプ311、テーブル側タグリーダー312、ディスプレイ313、及びスピーカー314を備える。パトランプ311は、顧客に対して荷物の接近を報知するランプであって、顧客に対して荷物の接近が検知された場合に点灯又は点滅して発光状態を変化させる。
テーブル側タグリーダー312は、顧客タグ及び荷物タグを無線により読み取るアンテナである。テーブル側タグリーダー312は、テーブルに沿って複数設置され、周囲に対し問い合わせの電波を送信している。テーブル側タグリーダー312は、一定距離内に存在する顧客タグ又は荷物タグから、問い合わせに対する応答を受信する。
テーブル側タグリーダー312は、ターンテーブル310上を流れる荷物に添付された荷物タグが一定距離内に存在する場合に、荷物タグからの応答を受信する。また、テーブル側タグリーダー312は、ターンテーブル310から一定距離内に存在する顧客が有する顧客タグからの応答を受信する。
ディスプレイ313は、LCD等の表示装置であって、ターンテーブル310上における顧客の荷物の位置を示す情報を表示する。ディスプレイ313は、ターンテーブル310に対して一つ又は複数設置され、顧客の荷物の位置をインジケーターを用いて表示する。スピーカー314は、顧客に対して音声を発することによって荷物の接近を報知する出力装置であって、荷物の接近が検知された場合に、検知された荷物の持ち主である顧客に指向させた警告音又は「荷物が近づいてきました」等の音声を発し、顧客に対して報知を行う。なお、スピーカー314は、一つでも複数でもよい。
図8は、出口ゲートシステム40のハードウェア構成例を示す図である。出口ゲートシステム40は、情報処理装置400と出口ゲート410とを備える。情報処理装置400は情報処理装置200のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。なお、本図では一つの出口ゲートシステム40が一つの出口ゲート410を備えるよう図示しているが、出口ゲートシステム40は複数の出口ゲート410を有していてもよい。
出口ゲート410は、ディスプレイ411と、出口側タグリーダー412と、スピーカー413とを備える。ディスプレイ411は、LCD等の表示装置であって、荷物の取り忘れや取り違えが検知された場合に、出口ゲート410を通過した顧客に対して取り忘れ又は取り違えがあった旨を表示し、報知を行う。
出口側タグリーダー412は、顧客タグ及び荷物タグを無線により読み取るアンテナである。出口側タグリーダー412は周囲に対して問い合わせの電波を送信しており、出口ゲート410を通過する顧客の有する顧客タグ及び該顧客が持つ荷物に添付された荷物タグからの応答を受信する。
スピーカー413は、顧客に対して音声を発生する出力装置であって、荷物の取り忘れ又は取り違えがあった際に、その旨を示す音声を出力して顧客に対し報知する。
また、店舗システム50は情報処理装置500を備えるが、情報処理装置500のハードウェア構成は情報処理装置200のハードウェア構成と同様である。そのため、情報処理装置500のハードウェア構成については説明を省略する。
図9は、タグ作成処理を示すフローチャートである。
情報取得部121は、顧客を特定する顧客特定情報を受け付ける(ステップS11)。顧客がチェックインカウンターに提示した搭乗券やパスポート等に基づいて、情報処理装置100が備える入力装置を介して、顧客の姓、名、便名等の情報がオペレーターにより入力される。情報取得部121は、入力装置から入力された情報に基づいて、顧客特定情報を受け付ける。
次に、情報取得部121は、顧客から預かる預かり荷物の個数を特定する情報を受け付ける(ステップS12)。顧客が預ける荷物をチェックインカウンターに提出すると、入力装置から荷物の個数が入力される。情報取得部121は、入力された荷物の個数を取得する。
次に、データベース更新部211は、乗客データベース221を更新する(ステップS13)。具体的には、情報取得部121は取得した顧客の姓、名、便名等の情報と預かり荷物の個数とを情報処理装置200に送信する。データベース更新部211は、新たに乗客番号221aを作成し、情報取得部121により送信された情報を対応させて乗客データベース221に格納する。
次に、タグ情報作成部212は、乗客データベース221に基づいて、顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報を作成する(ステップS14)。この際、タグ情報作成部212は、一つの乗客番号221aに対して一つの顧客タグ特定情報を作成し、荷物数221gに応じた数の荷物タグ特定情報を作成する。なお、この処理はステップS13に先立って行われてもよい。
次に、タグ情報作成部212は、作成した顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報をタグ発行システム10の情報処理装置100に送信する(ステップS15)。
次に、データベース更新部211は、タグデータベース222を更新する(ステップS16)。具体的には、タグデータベース222に乗客データベース221に格納された乗客番号と同じ乗客番号222aを格納し、タグ情報作成部212により作成された顧客タグ特定情報と荷物タグ特定情報とを対応させて格納する。なお、この処理はステップS15に先立って行われてもよい。
次に、タグ/サービス券出力部122が、顧客タグと荷物タグとを出力する(ステップS17)。具体的には、タグ/サービス券出力部122は、タグ情報作成部212により送信された顧客タグ特定情報及び荷物タグ特定情報に基づいて、プリンター110に対して顧客タグ特定情報が格納された顧客タグ及び荷物タグ格納情報が格納された荷物タグを印字させる。その後、情報処理装置100は処理を終了する。
(ピックアップシステム30)
図10は、ピックアップシステム30において荷物の接近を報知する処理を示すフローチャートである。該処理は、タグ発行システム10において発行された顧客タグを有する顧客、及び荷物タグが添付された荷物が到着地に到着した場面で実行される。
タグ情報取得部321は、テーブル側タグリーダー312を用いて顧客タグ又は荷物タグを読み取る(ステップS21)。具体的には、顧客がターンテーブル310近傍に到着し、テーブル側タグリーダー312から一定範囲内に立つと、タグ情報取得部321は、顧客が有する顧客タグからテーブル側タグリーダー312への応答電波に基づいて、顧客タグに格納された顧客タグ特定情報を読み取る。又は、タグ情報取得部321は、ターンテーブル310上を流れる荷物がテーブル側タグリーダー312から一定範囲内に流れてくると、荷物に添付された荷物タグに格納された荷物タグ特定情報を読み取る。
次に、テーブル側送信部323は、タグ情報取得部321により読み取られた顧客タグ特定情報又は荷物タグ特定情報を、タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報と対応させて、情報処理装置200に送信する(ステップS22)。
情報処理装置200では、情報受付部218により、テーブル側送信部323から送信された情報が受信される。接近検知部213は、受信した顧客タグ特定情報又は荷物タグ特定情報と、リーダー特定情報とに基づいて、顧客と荷物との接近を検知する。接近の検知に関しては後述するが、顧客に対する荷物の接近を接近検知部213が検知した場合、接近検知部213は情報処理装置300に対して接近検知情報を送信する。
なお、接近検知情報には、荷物が接近した顧客の顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報が指定されている。接近検知部213は、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報を、顧客タグリーダー特定情報として指定した接近検知情報を、情報処理装置300に送信する。
次に、テーブル側報知部322は、顧客タグリーダー特定情報を指定した接近検知情報を取得する(ステップS23)。
次に、テーブル側報知部322は、指定されたテーブル側タグリーダー312近傍のパトランプ311で報知する(ステップS24)。具体的には、テーブル側報知部322は、接近検知情報において指定された顧客タグリーダー特定情報により特定されるテーブル側タグリーダー312近傍のパトランプ311を特定し、特定したパトランプ311を点灯させて顧客に荷物の接近を報知する。同様に、テーブル側報知部322は、スピーカー314を用いて「荷物が近づいています」等の音声を発生させてもよい。テーブル側報知部322は、指定されたテーブル側タグリーダー312近傍に指向させた音声をスピーカー314から発生させることができる。
図11は、ピックアップシステム30の概要を示す図である。本図は、ターンテーブル310の近傍に、顧客タグを有する顧客6a、6b、6c、6dが位置している状態を示している。
本図において、ターンテーブル310上を荷物タグが添付された荷物7a、7b、7cが搬送される。ターンテーブル310近傍には、パトランプ311a、311b、311c、311d、311e、及び311fが設置されている。また、ターンテーブル310近傍には、テーブル側タグリーダー312a、312b、312c、312d、312e、及び312fが設置されている。他に、ターンテーブル310近傍には、スピーカー314a、314b、314c、314d、314e、及び314fが設置されている。
例えばテーブル側タグリーダー312bが、顧客6bの有する顧客タグを読み取る。タグ情報取得部321は、顧客タグに格納された顧客タグ特定情報を、テーブル側タグリーダー312bを特定するリーダー特定情報と対応させて、情報処理装置200に送信する。
また、ターンテーブル310上を搬送される荷物7cに添付された荷物タグを、テーブル側タグリーダー312dが読み取る。タグ情報取得部321は、荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を、テーブル側タグリーダー312cを特定するリーダー特定情報と対応させて、情報処理装置200に送信する。
情報処理装置200の接近検知部213は、タグ情報取得部321から送信された顧客タグ特定情報と、荷物タグ特定情報とに基づいて、顧客に対する荷物の接近を検知する。接近検知部213は、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312が、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312から予め定められた所定範囲内にある場合に、顧客に対する荷物の接近を検知する。
例えば、接近検知部213は、(i)荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312が、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312と同じか、または上流に存在すること、(ii)荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312と顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312の間のテーブル側タグリーダー312の本数が所定本数未満であること、以上の2つの条件を満たす場合に、顧客に対する荷物の接近を検知する。
例えば、荷物7cが顧客6bの預けた荷物であって、上述の所定本数が2本未満である場合に接近が検知される場合について説明する。荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312bは、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312dよりも上流に位置する。また、テーブル側タグリーダー312bとテーブル側タグリーダー312dとの間のテーブル側タグリーダー312の本数は1本である。従って、この場合には接近検知部213は、顧客6bに対する荷物7cの接近を検知する。
この場合、接近検知部213は、顧客6bの顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312bを特定するリーダー特定情報を指定した接近検知情報を、情報処理装置300に送信する。
情報処理装置300のテーブル側報知部322は、接近検知情報において指定されたリーダー特定情報に基づいて、テーブル側タグリーダー312b近傍のパトランプ311bを特定する。テーブル側報知部322は、パトランプ311bを点灯させて、顧客6bに対して荷物の接近を報知する。また、テーブル側報知部322は、接近検知情報において指定されたリーダー特定情報に基づいて、指定されたテーブル側タグリーダー312b近傍のスピーカー314bから音声を発生させて、顧客6bに対して報知を行う。
本実施形態では、顧客はターンテーブル310上を搬送される複数の荷物の中から、自分の荷物が手元まで近づいてくることを認識することができる。そのため、顧客はターンテーブル310上を流れる荷物を絶えず見張っている必要がない。
図12は、接近検知部213の接近検知処理を示すフローチャート(その1)である。情報処理装置200の情報受付部218がタグ情報取得部321から送信された顧客タグ特定情報又は荷物タグ特定情報を受信すると、処理が開始される。
接近検知部213は、タグデータベース222を参照し、タグ情報取得部321から送信された情報が顧客タグ特定情報か荷物タグ特定情報かを判定する(ステップS31)。
接近検知部213が、タグ情報取得部321から送信された情報が顧客タグ特定情報であると判定した場合(ステップS31において「顧客タグ特定情報」の場合)、接近検知部213は、顧客タグ特定情報と、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報とを対応させて格納する(ステップS32)。
タグ情報取得部321から送信された顧客タグ特定情報には、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報が対応付けられている。接近検知部213は、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報を、顧客タグリーダー特定情報として特定する。接近検知部213は、対応する顧客タグ特定情報と顧客タグリーダー特定情報とを、記憶部220の顧客タグ格納領域に一時的に格納する。その後、接近検知部213は処理を終了する。
なお、記憶部220の顧客タグ格納領域に記憶された顧客タグ特定情報は、格納から所定時間経過後に自動的に消去される。
接近検知部213が、タグ情報取得部321から送信された情報が荷物タグ特定情報であると判定した場合(ステップS31において「荷物タグ特定情報」の場合)、接近検知部213は、対応する顧客タグ特定情報を特定する(ステップS33)。具体的には、接近検知部213はタグ情報取得部321から送信された荷物タグ特定情報を用いてタグデータベース222を参照し、該荷物タグ特定情報222cと対応する顧客タグ特定情報222bを特定する。
次に、接近検知部213は、特定した顧客タグ特定情報が記憶部220の顧客タグ格納領域に格納されているか否かを判定する(ステップS34)。特定した顧客タグ特定情報が記憶部220に格納されていない場合(ステップS34において「NO」の場合)、テーブル側タグリーダー312により読み取られた荷物タグが添付された荷物の持ち主である顧客がテーブル側タグリーダー312近傍に存在しないため、処理を終了する。
接近検知部213が、特定した顧客タグ特定情報が記憶部220の顧客タグ格納領域に格納されていると判定した場合(ステップS34において「YES」の場合)、接近検知部213は、顧客タグ特定情報に対応付けられた顧客タグリーダー特定情報を特定する(ステップS35)。具体的には、接近検知部213は記憶部220の顧客タグ格納領域のうち、特定した顧客タグ特定情報と対応付けられて格納されている顧客タグリーダー特定情報を特定する。
次に、接近検知部213は、タグ情報取得部321から送信された荷物タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報を特定する(ステップS36)。具体的には、接近検知部213は、荷物タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報である荷物タグリーダー特定情報を特定する。
図13は、接近検知部213の接近検知処理を示すフローチャート(その2)である。
次に、接近検知部213は、荷物タグリーダー特定情報が顧客タグリーダー特定情報より所定数上流のものであるか否かを判定する(ステップS37)。具体的には、接近検知部213は、ステップS35において特定された、顧客タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報と、ステップS36において特定された、荷物タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報とを用いて、リーダー設置データベース224を参照する。
接近検知部213は、リーダー設置データベース224において、顧客タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報224bと対応する配列順224cと、荷物タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報224bと対応する配列順224cとが所定の関係にある場合に、顧客タグ特定情報に係る顧客に対する荷物タグ特定情報に係る荷物の接近を検知する。なお、前述した通り、配列順はテーブル側タグリーダー312の設置順序を示す。テーブル側タグリーダー312は、テーブルが荷物を移動させる順序に従った配列順に設置される。
具体的には、接近検知部213は、(i)荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312が、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312と同じか、または上流に存在すること、(ii)荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312と顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312の間のテーブル側タグリーダー312の本数が所定本数未満であること、以上の2つの条件を満たすか否かを判定する。
なお、接近検知部213は、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定する荷物タグリーダー特定情報の配列順224cが、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定する顧客タグリーダー特定情報の配列順224cよりも若い数である場合に、荷物タグリーダー特定情報に係るテーブル側タグリーダー312が上流であると判断してもよい。逆に、接近検知部213は、荷物タグリーダー特定情報の配列順224cが顧客タグリーダー特定情報の配列順224cよりも大きい数である場合に、荷物タグリーダー特定情報に係るテーブル側タグリーダー312が上流であると判断してもよい。
例えばリーダー設置データベース224では、配列順224cが若くなるにつれ、リーダー特定情報224bに係るテーブル側タグリーダー312が上流に設置されるよう、配列順224cが定められている。接近検知部213は、配列順224cに基づいて、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312が、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダーよりも上流に存在するか否かを判定する。
また、接近検知部213は、配列順224cに基づいて、荷物タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報224bと、顧客タグ特定情報と対応付けられたリーダー特定情報224bとの間のテーブル側タグリーダーの数が所定数未満であるか否かを判定する。例えば接近検知部213は、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312と、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312との間のテーブル側タグリーダー312の本数が、2本未満であるか否かを判定する。
従って、接近検知部213は、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312から、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312までの間の、配列順において順方向のテーブル側タグリーダーの本数に基づいて、顧客タグに対して荷物タグが接近したことを検知する。
接近検知部213は、荷物タグに係るリーダー特定情報が、顧客タグに係るリーダー特定情報よりも所定数上流のものでないと判定した場合(ステップS37において「NO」の場合)、処理を終了する。
接近検知部213が、荷物タグに係るリーダー特定情報が、顧客タグに係るリーダー特定情報よりも所定数上流のものであると判定した場合(ステップS37において「YES」の場合)、接近検知部213は、顧客タグリーダー特定情報を指定した接近検知情報を作成する(ステップS38)。具体的には、接近検知部213は、記憶部220の顧客タグ格納領域において顧客タグ特定情報と対応付けられて格納されているリーダー特定情報を指定して、接近を検知したことを示す接近検知情報を作成する。
次に、接近検知部213は、作成した接近検知情報を情報処理装置300に送信する(ステップS39)。
なお、本実施形態では、リーダー設置データベース224に格納された配列順224cに基づいて、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312が顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312から所定範囲にあるか否かを判定した。しかしながら、例えば荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312と顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312との距離を算出することにより、各々のテーブル側タグリーダー312が所定範囲にあるか否かを判定してもよい。
本実施形態により、顧客タグを有する顧客の荷物が接近していることを自動的に検知し、顧客に報知することができる。
(ピックアップシステム30の変形例)
次に、ピックアップシステム30の変形例について説明する。以下、上述の実施形態と相違する点を中心に説明し、同様の点については説明を省略する。
図14は、ピックアップシステム30の変形例の概要を示す図である。本変形例では、ディスプレイ313に顧客の荷物の位置を示すインジケーターを表示することで、顧客に対し荷物の接近を報知する。
ディスプレイ313は、座席番号313aと、インジケーター313bとを含む。ピックアップシステム30のタグ情報取得部321が、顧客が有する顧客タグに格納された顧客タグ特定情報を読み取ると、読み取られた顧客タグ特定情報がデータセンター20の情報処理装置200に送信される。情報処理装置200の表示情報作成部214は、受信した顧客タグ特定情報を用いて乗客データベース221を参照し、座席221eを表示した表示情報を作成してピックアップシステム30の情報処理装置300に送信する。表示画面出力部324は、座席番号313aを表示した表示画面をディスプレイ313に出力する。
タグ情報取得部321が荷物タグに係る荷物タグ特定情報を読み取ると、テーブル側送信部323は、荷物タグ特定情報を、荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報と対応させて情報処理装置200に送信する。表示情報作成部214は、タグデータベース222を参照して荷物タグ特定情報222cと対応する乗客番号222aを特定し、ディスプレイ313の座席番号313aと対応するインジケーター313bを表示する表示情報を作成する。
インジケーターは、複数のタグ情報取得部321が順次荷物タグを読み取る経過を示す経過情報であって、顧客を特定する座席番号313a毎に、色の変化等によって荷物の接近を示す。インジケーターは、顧客を特定する座席番号313a毎に、該顧客の荷物に添付された荷物タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312を特定するリーダー特定情報に基づいて、荷物タグの読み取り状況を表示し荷物の位置を視覚的に認識可能にする。
例えば、顧客6bの座席番号313aに対して、顧客6bの顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312bから上流に向かって3本目までのテーブル側タグリーダー312が荷物タグを未だ読み取っていない場合には、インジケーターを変化させない。3本目のテーブル側タグリーダー312eが顧客6bの荷物に係る荷物タグを読み取った場合には、インジケーターの1目盛り分の色を変化させる。2本目のテーブル側タグリーダー312dが該荷物タグを読み取った場合に、2目盛り分の色を変化させる。
1本目のテーブル側タグリーダー312cを読み取った場合に、3目盛り分の色を変化させる。そして、顧客タグを読み取ったテーブル側タグリーダー312が該顧客の荷物タグを読み取った場合に、全ての目盛りの色を変化させる。このようにして、顧客が荷物の接近を随時確認できるように、インジケーターに荷物タグの読み取り状況を表示する。
本変形例により、顧客はターンテーブル310上の荷物の位置を視覚的に把握することができる。
(出口ゲートシステム40)
図15は、出口エラー通知部215によるタグ対応処理を示すフローチャートである。出口ゲート410付近に設置された出口側タグリーダー412が顧客タグ又は荷物タグを読み取ると、出口側タグ情報取得部421が顧客タグ特定情報又は荷物タグ特定情報を特定する。特定された情報は出口側タグ情報取得部421によりデータセンター20の情報処理装置200に送信される。なお、送信される顧客タグ特定情報又は荷物タグ特定情報には、出口側タグリーダー412により読み取られた時間を示す情報が付加されている。
情報受付部218は、出口側タグ情報取得部421から送信された情報を受け付ける(ステップS41)。受け付けた情報は、顧客タグ特定情報か荷物タグ特定情報かのいずれかである。
出口エラー通知部215は、顧客タグ特定情報か荷物タグ特定情報かを判定する(ステップS42)。具体的には、出口エラー通知部215は、出口側タグ情報取得部421により送信された情報を用いてタグデータベース222を参照し、送信された情報が顧客タグ特定情報か荷物タグ特定情報かを判定する。
出口エラー通知部215が、送信された情報が荷物タグ特定情報であると判定した場合(ステップS42において「荷物タグ特定情報」の場合)、出口エラー通知部215は、対応する顧客タグ特定情報が格納されているか否かを判定する(ステップS43)。具体的には、出口エラー通知部215は、受信した荷物タグ特定情報とタグデータベース222において対応する顧客タグ特定情報が、記憶部220の出口情報格納領域に格納されているか否かを判定する。なお、既に顧客タグ特定情報が出口ゲート410において読み取られている場合、該顧客タグ特定情報は記憶部220の出口情報格納領域に格納されている。
出口エラー通知部215が、対応する顧客タグ特定情報が格納されていないと判定した場合(ステップS43において「NO」の場合)、出口エラー通知部215は、受信した荷物タグ特定情報を記憶部220の出口情報格納領域に格納する(ステップS44)。この際、出口エラー通知部215は、荷物タグ特定情報が読み取られた時間が分かるよう、荷物タグ特定情報に出口側タグリーダー412により読み取られた時間を示す付加情報を付加して出口情報格納領域に格納する。その後、処理をステップS41に戻す。
出口エラー通知部215が、対応する顧客タグ特定情報が格納されていると判定した場合(ステップS43において「YES」の場合)、出口エラー通知部215は、すべての荷物タグ特定情報が存在するか否かを判定する(ステップS45)。具体的には、出口エラー通知部215は、出口情報格納領域に格納されている顧客タグ特定情報とタグデータベース222において対応するすべての荷物タグ特定情報を受け付けたか否かを判定する。顧客タグ特定情報と対応する荷物タグ特定情報が複数ある場合、ステップS42において受け付けた荷物タグ特定情報以外の荷物タグ特定情報が記憶部220の出口情報格納領域に存在するか否かを判定する。
出口エラー通知部215が、すべての荷物タグ特定情報が存在すると判定しなかった場合(ステップS45において「NO」の場合)、出口エラー通知部215は、受け付けた荷物タグ特定情報を記憶部220の出口情報格納領域に格納する(ステップS46)。この際に、出口エラー通知部215は出口側タグリーダー412により読み取られた時間を示す付加情報を荷物タグ特定情報に付加して出口情報格納領域に格納する。さらに対応する荷物タグ特定情報を受け付ける可能性があるため、その後出口エラー通知部215は処理をステップS41に戻す。
出口エラー通知部215が、すべての荷物タグ特定情報が存在すると判定した場合(ステップS45において「YES」の場合)、出口エラー通知部215は、顧客タグ特定情報、及び対応する荷物タグ特定情報を出口情報格納領域から消去する(ステップS47)。その後、出口エラー通知部215は処理を終了する。
出口エラー通知部215が、出口側タグ情報取得部421から送信された情報が顧客タグ特定情報であると判定した場合(ステップS42において「顧客タグ特定情報」の場合)、出口エラー通知部215は、対応するすべての荷物タグ特定情報が格納されているか否かを判定する(ステップS48)。具体的には、出口エラー通知部215は出口側タグ情報取得部421から送信された顧客タグ特定情報を用いてタグデータベース222を参照し、該顧客タグ特定情報と対応するすべての荷物タグ特定情報が記憶部220の出口情報格納領域に格納されているか否かを判定する。
出口エラー通知部215が、対応するすべての荷物タグ特定情報が出口情報格納領域に格納されていると判定した場合(ステップS48において「YES」の場合)、出口エラー通知部215は、顧客タグ特定情報と、対応するすべての荷物タグ特定情報とを消去する(ステップS49)。その後、出口エラー通知部215は処理を終了する。
出口エラー通知部215が、対応するすべての荷物タグ特定情報が格納されていないと判定した場合(ステップS48において「NO」の場合)、出口エラー通知部215は、出口側タグ情報取得部421から送信された顧客タグ特定情報を記憶部220の出口情報格納領域に格納する(ステップS50)。この際、出口エラー通知部215は出口側タグリーダー412により読み取られた時間を示す付加情報を顧客タグ特定情報に付加して出口情報格納領域に格納する。その後、出口エラー通知部215はステップS41に処理を戻す。
次に、出口エラー通知部215による出口エラー通知処理について説明する。出口エラー通知部215は、タグ対応処理の結果、予め定められた所定時間を超えて出口情報格納領域に格納された情報があった場合に、取り忘れを示す荷物取り忘れ情報又は取り違えを示す荷物取り違え情報を作成して、出口ゲートシステム40における情報処理装置400に対して通知する。
図16は、出口エラー通知部215による出口エラー通知処理を示すフローチャートである。出口エラー通知部は、本処理を定期的に実行する。
出口エラー通知部215は、出口情報格納領域に、予め定められた所定時間を超える顧客タグ特定情報があるか否かを判定する(ステップS51)。出口情報格納領域に顧客タグ特定情報が格納されている場合、顧客タグ特定情報には格納した時間を示す付加情報が付加されている。出口エラー通知部215は該付加情報を参照して、顧客タグ特定情報が読み取られてから所定時間が経過したか否かを判定する。
出口エラー通知部215が、所定時間を超えた顧客タグ特定情報が存在すると判定した場合(ステップS51において「YES」の場合)、出口エラー通知部215は、顧客タグ特定情報と対応する乗客番号の座席を特定する(ステップS52)。具体的には、出口エラー通知部215はタグデータベース222を参照し、顧客タグ特定情報222bと対応する乗客番号222aを特定する。出口エラー通知部215は乗客データベース221を参照し、特定した乗客番号と同じ乗客番号221aと対応する座席221eを特定する。
次に、出口エラー通知部215は、特定した座席番号を指定した荷物取り忘れ情報を作成する(ステップS53)。荷物取り忘れ情報とは、顧客が預けた荷物のうち少なくとも一つを取り忘れていることを示す情報である。
次に、出口エラー通知部215は、作成した荷物取り忘れ情報を出口ゲートシステム40の情報処理装置400に送信する(ステップS54)。その後、出口エラー通知部215は処理を終了する。
なお、情報処理装置400の出口側報知部422は、受信した荷物取り忘れ情報に基づいて、座席番号と、荷物の取り忘れがある旨を表示する表示画面を作成する。出口側報知部422は、作成した表示画面をディスプレイ411に表示する。また、出口側報知部422は、スピーカー413を用いて取り忘れを報知する音声を出力する。
出口エラー通知部215が、所定時間を超えた顧客タグ特定情報が存在しないと判定した場合(ステップS51において「NO」の場合)、出口エラー通知部215は、予め定められた所定時間を超える荷物タグ特定情報が出口情報格納領域にあるか否かを判定する(ステップS55)。出口エラー通知部215が、出口情報格納領域に所定時間を超える荷物タグ特定情報が存在しないと判定した場合(ステップS55において「NO」の場合)、出口エラー通知部215は処理を終了する。
出口エラー通知部215が、所定時間を超える荷物タグ特定情報が出口情報格納領域にあると判定した場合(ステップS55において「YES」の場合)、出口エラー通知部215は、荷物取り違え情報を作成する(ステップS56)。具体的には、出口エラー通知部215は、荷物の取り違えがあったことを示す情報を作成する。
次に、出口エラー通知部215は、作成した荷物取り違え情報を出口ゲートシステム40の情報処理装置400に送信する(ステップS57)。その後、出口エラー通知部215は処理を終了する。
なお、情報処理装置400の出口側報知部422は、荷物取り違え情報を受信すると、荷物の取り違えがあった旨を報知する表示画面を作成する。出口側報知部422は、作成した表示画面をディスプレイ411に表示する。また、出口側報知部422は、スピーカー413を用いて取り違えを報知する音声を出力する。
本実施形態では、データセンター20の情報処理装置200が荷物取り忘れ情報又は荷物取り違え情報を作成して出口ゲートシステム40の情報処理装置400に送信した。その後、情報処理装置400は、受信した荷物取り忘れ情報又は荷物取り違え情報に基づいて表示画面を作成した。この点について、情報処理装置200の出口エラー通知部215が表示画面を作成し、作成した表示画面を情報処理装置400に送信することとしてもよい。
また、情報処理装置400に係員を配置し、表示装置に表示された荷物取り違え情報に基づいて顧客を制止することで、荷物の盗難を防止することができる。
本実施形態により、荷物の取り忘れ又は取り違えを効率的に検出することができる。また、取り忘れ又は取り違えがあったことを顧客に対し報知することができる。
(店舗システム50)
次に、店舗システム50において行われる処理について説明する。現在、免税店等において買い物をする際に、搭乗券の提示を求められることがある。本実施形態では、店舗に設置されたタグリーダーが顧客タグを読みとることで搭乗券の提示を省略することができる。
図17は、店舗システム50における搭乗便情報出力処理の流れを示すシーケンス図である。
店舗システム50における情報処理装置500の顧客タグ情報取得部521は、顧客タグを読み取る(ステップS61)。具体的には、顧客タグ情報取得部521は、情報処理装置500が備えるタグリーダー510を用いて、顧客が持つ顧客タグを読み取る。顧客タグ情報取得部521は、タグリーダー510により読み取られた顧客タグを特定する顧客タグ特定情報を特定する。
次に、顧客タグ情報取得部521は、データセンター20の情報処理装置200に顧客タグ特定情報を送信する(ステップS62)。情報処理装置200の情報受付部218は、顧客タグ特定情報を受け付ける。
次に、情報処理装置200の搭乗便特定部216は、乗客データベース221を参照し、顧客タグ特定情報に対応する搭乗便情報を特定する(ステップS63)。具体的には、搭乗便特定部216は、タグデータベース222において顧客タグ情報取得部521から受信した顧客タグ特定情報222bと対応する乗客番号222aを特定し、乗客データベース221のうち特定した乗客番号と一致する乗客番号221aと対応する便名221dを搭乗便情報として特定する。
次に、搭乗便特定部216は、搭乗便情報を情報処理装置500に送信する(ステップS64)。
次に、搭乗便出力部522は、搭乗便特定部216から送信された搭乗便情報を出力する(ステップS65)。搭乗便出力部522は、情報処理装置500が備えるディスプレイに、搭乗便情報を出力する。
なお、買い物の際にパスポートの提示を求められることがあるが、その場合にも同様に、乗客データベース221において顧客タグ特定情報と対応付けられた旅券番号221fを特定し、該顧客に関する情報を店舗システム50に送信することで、パスポートの提示を省略することができる。
本実施形態では、顧客が有する顧客タグを読み取ることにより、搭乗券やパスポートの提示を省略することができる。顧客が持つ顧客タグを自動的に読み取ることにより、これまで搭乗券の提示等に用いられていた時間を短縮することができ、店舗の混雑緩和に寄与することができる。
次に、店舗システム50において商品が購入された場合の購入情報更新処理について説明する。顧客が商品を購入する場合、店舗スタッフが店舗システム50の情報処理装置500に対し購入に関する情報を入力する。
図18は、購入情報更新処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、店舗システム50の情報処理装置500における顧客タグ情報取得部521は、顧客タグを読み取る(ステップS71)。具体的には、顧客タグ情報取得部521は、情報処理装置500が備えるタグリーダー510を用いて顧客タグを読み取り、読み取った顧客タグを特定する顧客タグ特定情報を特定する。なお、図17において説明した搭乗便情報出力処理に引き続いて購入情報更新処理を行う場合には、ステップS61において顧客タグを読み取っているため、本ステップにおける処理を省略することができる。
次に、購入情報特定部523は、顧客が購入する商品を特定する情報と購入個数との入力を受け付ける(ステップS72)。購入情報特定部523は、情報処理装置500が備える入力装置を介して、商品を特定する情報である商品特定情報と購入個数との入力を受け付ける。
次に、購入情報特定部523は、入力を受け付けた商品特定情報と購入個数とを、データセンター20の情報処理装置200に送信する(ステップS73)。情報処理装置200の情報受付部218は、購入情報特定部523により送信された情報を受け付ける。
次に、情報処理装置200のデータベース更新部211は、商品特定情報に基づいて商品の属性を特定する(ステップS74)。情報処理装置200の記憶部220には、予め商品特定情報と該商品の種別とを対応させた情報が格納されている。データベース更新部211は、該情報に基づいて、購入情報特定部523から送信された商品特定情報がどの種別と対応付けられているかを特定する。
次に、データベース更新部211は、購入情報特定部523により送信された顧客タグ特定情報に基づいて、顧客の旅券番号を特定する(ステップS75)。具体的には、データベース更新部211は、送信された顧客タグ特定情報とタグデータベース222において対応する乗客番号222aを特定し、乗客データベース221において該乗客番号221aと対応する旅券番号221fを特定する。
次に、データベース更新部211は、商品特定情報と購入個数と商品の種別とを購買履歴データベース223に格納する(ステップS76)。具体的には、データベース更新部211は、特定した旅券番号を購買履歴データベース223に格納し、旅券番号223aと対応させて乗客番号223bと、購入日223cと、購入商品223dと、品数223eと、種別223fとを格納する。その後、データベース更新部211は処理を終了する。
次に、サービス券発行処理について説明する。
図19は、サービス券発行処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、チェックインカウンターの情報処理装置100における情報取得部121は、顧客特定情報を取得する(ステップS81)。前述したように、顧客特定情報とは、例えばパスポートに記載された旅券番号や、姓名、性別等の情報である。なお、図9において説明したタグ作成処理に引き続いて本処理を行う場合、ステップS11において顧客特定情報を受け付けているため、本ステップにおける処理を省略することができる。
次に、情報取得部121は、取得した顧客特定情報をデータセンター20の情報処理装置200に送信する(ステップS82)。
次に、情報処理装置200におけるサービス券情報特定部217は、購買履歴データベース223を参照し、顧客の購買履歴を特定する(ステップS83)。具体的には、サービス券情報特定部217は、情報取得部121から送信された旅券番号を用いて購買履歴データベース223を参照し、旅券番号223aと対応する購入商品223d、品数223e、及び種別223fを特定する。
情報処理装置200の記憶部220には、予め購入商品及び品数に応じて発行するサービス券に関する情報が格納されている。サービス券は、例えば一つの商品を所定数購入した場合に、該商品と同じ種別に属する他の商品に関して所定の値引きを行うものであってもよい。また、サービス券は、購入商品に関わらず所定数以上の品数を購入している場合に、最も購入数の多い商品が属する種別に係る商品について、サンプル商品を提供するもの等であってもよい。
次に、サービス券情報特定部217は、特定した購入商品、品数、種別を用いて記憶部220を参照し、サービス券情報を特定する(ステップS84)。サービス券情報とは、顧客に対して提供するサービスの内容を特定する情報である。
次に、サービス券情報特定部217は、特定したサービス券情報を情報処理装置100に送信する(ステップS85)。
次に、情報処理装置100のタグ/サービス券出力部122は、サービス券情報特定部217により送信されたサービス券情報を用いて、サービス券を出力する(ステップS86)。タグ/サービス券出力部122は、例えばプリンター110を用いてサービス券を印字する。
なお、本実施形態では、旅券番号を用いて購買履歴を参照したが、例えば顧客の姓、名、住所等に基づいて購買履歴を参照することとしてもよい。この場合、購買履歴データベース223は姓、名及び住所に対応させて購買履歴を格納する。
また、本実施形態では、購入商品、品数及び種別に基づいてサービス券情報を特定したが、購入した金額に応じてサービス券情報を特定してもよい。この場合、店舗システム50では顧客タグ特定情報と購入金額とを対応させて情報処理装置200に送信する。また、購入履歴データベースは顧客を特定する情報と購入金額とを対応させて格納する。
本実施形態により、購入した履歴に応じて顧客にサービス券を発行することができ、顧客の購買意欲を増進させることができる。
以上、本発明に係る各実施形態及び変形例の説明を行ってきたが、本発明は、上記した実施形態の一例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態の一例は、本発明を分かり易くするために詳細に説明したものであり、本発明は、ここで説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ある実施形態の一例の構成の一部を他の一例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施形態の一例の構成に他の一例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の一例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることもできる。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、図中の制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、全てを示しているとは限らない。ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1:荷物管理システム、10:タグ発行システム、20:データセンター、30:ピックアップシステム、40:出口ゲートシステム、50:店舗システム、70:ネットワーク、100:情報処理装置、110:プリンター、120:制御部、121:情報取得部、122:出力部、130:記憶部、200:情報処理装置、210:制御部、211:データベース更新部、212:タグ情報作成部、213:接近検知部、214:表示情報作成部、215:出口エラー通知部、216:搭乗便特定部、217:サービス券情報特定部、218:情報受信部、220:記憶部、221:乗客データベース、222:タグデータベース、223:購買履歴データベース、224:リーダー設置データベース、231:CPU、232:RAM、233:不揮発性メモリ、234:表示装置、235:入力装置、236:ネットワークI/F、300:情報処理装置、310:ターンテーブル、311:パトランプ、312:テーブル側タグリーダー、313:ディスプレイ、314:スピーカー、320:制御部、321:タグ情報取得部、322:テーブル側報知部、323:テーブル側送信部、324:表示画面出力部、330:記憶部、400:情報処理装置、410:出口ゲート、411:ディスプレイ、412:出口側タグリーダー、413:スピーカー、420:制御部、421:出口側タグ情報特定部、422:出口側報知部、430:記憶部、500:情報処理装置、520:制御部、521:顧客タグ特定部、522:搭乗便出力部、523:購入情報特定部

Claims (13)

  1. 所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台、及び該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付部と、
    前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納する記憶部と、
    前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知部と、を備え、
    前記接近検知部は、
    前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載する情報処理装置であって、
    前記接近検知部は、
    前記荷物タグを読み取った前記タグリーダーから、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーまでの間の前記配列順における前記タグリーダーの数が所定数未満の場合に、接近を検知することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載する情報処理装置であって、
    前記接近検知部は、前記顧客タグと前記荷物タグとの接近を検知すると、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーを指定した接近検知情報を前記荷物搬送台システムに通知し、前記接近検知情報において指定された前記タグリーダーから所定距離内に設置される報知装置を用いて前記顧客に対して前記荷物の接近を報知させることを特徴とする、情報処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載する情報処理装置であって、
    前記荷物搬送台システムから受信した、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報とに基づいて、複数の前記タグリーダーが順次前記荷物タグを読み取る経過を示す経過情報を表示する表示情報を生成する表示情報生成部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. ネットワークを介して接続される出口ゲートシステムから、顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び顧客が預ける荷物に付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、
    前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部と、を備え、
    前記情報受付部は、前記出口ゲートシステムが備えるゲート側タグリーダーにより読み取られた、前記顧客タグに係る前記顧客タグ特定情報と、前記荷物タグに係る前記荷物タグ特定情報と、を受け付け、
    前記出口エラー通知部は、前記ゲート側タグリーダーが前記顧客タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該顧客タグに係る前記顧客が預けたすべての前記荷物に添付された前記荷物タグが前記ゲート側タグリーダーに読み取られた場合に前記荷物の取り忘れがないと判定し、それ以外の場合に前記荷物取り忘れ情報を通知することを特徴とする情報処理装置。
  6. ネットワークを介して接続される出口ゲートシステムから、顧客に配布される無線タグである顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び顧客が預ける荷物に添付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、
    前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部と、を備え、
    前記情報受付部は、前記出口ゲートシステムが備えるゲート側タグリーダーにより読み取られた、前記顧客タグに係る前記顧客タグ特定情報と、前記荷物タグに係る前記荷物タグ特定情報と、を受け付け、
    前記出口エラー通知部は、前記出口ゲートシステムが備えるゲート側タグリーダーが前記荷物タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該荷物タグに係る前記荷物を預けた前記顧客に配布された前記顧客タグが前記ゲート側タグリーダーに読み取られない場合に、前記荷物取り違え情報を通知することを特徴とする情報処理装置。
  7. 店舗システムとネットワークを介して接続される情報処理装置であって、
    顧客を特定する顧客特定情報に該顧客が購入した商品を特定する商品特定情報を対応付けた購買履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記店舗システムが有する店舗側タグリーダーにより読み取られた、前記顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報と、該顧客が購入した商品を特定する前記商品特定情報と、に基づいて前記購買履歴情報を更新する情報更新部と、
    当該情報処理装置とネットワークを介して接続されるサービス券発行システムから受け付けた前記顧客特定情報に基づいて、該サービス券発行システムが備えるサービス券出力部により出力されるサービス券に関する情報であるサービス券情報を特定するサービス券情報特定部と、を備え、
    前記サービス券情報特定部は、前記購買履歴情報において前記顧客特定情報と対応付けられた前記商品特定情報に基づいて、前記サービス券情報を特定することを特徴とする情報処理装置。
  8. 情報処理装置と、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台及び複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムと、を含む荷物管理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付部と、
    前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納する記憶部と、
    前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知部と、を備え、
    前記荷物搬送台システムは、
    顧客が有する顧客タグ又は顧客が預けた荷物に付される荷物タグを読み取った前記タグリーダーに係る前記リーダー特定情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、
    前記接近検知部から接近を検知したことを示す情報を受け付けると前記顧客に報知を行う報知部とを備え、
    前記タグリーダーは、前記搬送台の搬送方向に従った配列順に設置され、
    前記情報処理装置の前記接近検知部は、前記荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する、
    ことを特徴とする荷物管理システム。
  9. 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続される出口ゲートシステムとを含む荷物管理システムであって、
    前記出口ゲートシステムは、
    顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び前記顧客が預ける荷物に付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を、ゲート側タグリーダーを用いて取得するゲート側タグ情報取得部と、
    前記顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報を受け付けると前記顧客に報知を行うゲート側報知部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記情報取得部が取得した前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、
    前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り忘れたことを示す荷物取り忘れ情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部とを備え、
    前記出口エラー通知部は、前記ゲート側タグリーダーが前記顧客タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該顧客タグに係る前記顧客が預けたすべての前記荷物に添付された前記荷物タグが読み取られた場合に前記荷物の取り忘れがないと判定し、それ以外の場合に前記荷物取り忘れ情報を通知することを特徴とする荷物管理システム。
  10. 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続される出口ゲートシステムとを含む荷物管理システムであって、
    前記出口ゲートシステムは、
    顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報及び前記顧客が預ける荷物に付される荷物タグを特定する荷物タグ特定情報を、ゲート側タグリーダーを用いて取得するゲート側タグ情報取得部と、
    前記顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を受け付けると前記顧客に報知を行うゲート側報知部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記情報取得部が取得した前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報を受け付ける情報受付部と、
    前記情報受付部か受け付けた前記顧客タグ特定情報及び前記荷物タグ特定情報に基づいて、前記顧客が荷物を取り違えたことを示す荷物取り違え情報を前記出口ゲートシステムに通知する出口エラー通知部とを備え、
    前記出口エラー通知部は、前記ゲート側タグリーダーが前記荷物タグを読み取った時点を基準とする所定時間内に、該荷物タグに係る前記荷物を預けた前記顧客に配布された前記顧客タグが読み取られない場合に、前記荷物取り違え情報を通知することを特徴とする荷物管理システム。
  11. 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続される、店舗システム及びサービス券発行システムを含む荷物管理システムであって、
    前記店舗システムは、
    顧客に配布される顧客タグを特定する顧客タグ特定情報を取得する店舗側タグ情報取得部と、
    前記顧客が購入した商品を示す商品特定情報を特定する購入情報特定部とを備え、
    前記情報処理装置は、
    顧客を特定する顧客特定情報に該顧客が購入した商品に係る前記商品特定情報を含む購買履歴情報を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記店舗側タグ情報取得部により取得された前記顧客タグ特定情報と、前記購入情報特定部により特定された前記商品特定情報とに基づいて前記購買履歴情報を更新する情報更新部と、
    前記サービス券発行システムから受け付けた前記顧客特定情報と前記購買履歴情報とに基づいて、サービス券に関する情報であるサービス券情報を特定するサービス券情報特定部とを備え、
    前記サービス券発行システムは、
    前記顧客特定情報を取得する顧客情報取得部と、
    前記サービス券情報特定部により特定された前記サービス券情報に基づいて前記サービス券を出力するサービス券出力部とを備えることを特徴とする荷物管理システム。
  12. 制御部及び記憶部を備える情報処理装置を用いた荷物管理方法であって、
    前記制御部は、
    所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台、及び該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた複数のタグリーダーを備える荷物搬送台システムから、前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付手順と、
    前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知手順と、を実行し、
    前記記憶部は、前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報を格納し、
    前記接近検知手順では、
    前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知する、
    ことを特徴とする荷物管理方法。
  13. コンピューターに、荷物の管理を行う手順を実行させるプログラムであって、
    前記コンピューターを、制御手段と、記憶手段として機能させ、
    前記記憶手段には、所定の順序に従って荷物を搬送する搬送台を備える荷物搬送台システムが備える複数のタグリーダーであって、該搬送台の搬送方向に従った配列順に設けられた前記タグリーダーの配列順を含むリーダー設置情報が格納され、
    前記制御手段に対して、
    前記タグリーダーを特定するリーダー特定情報を受け付ける情報受付手順と、
    前記荷物の預け主である顧客に対する該荷物の接近を検知する接近検知手順と、を実行させ、
    前記接近検知手順では、
    前記荷物に付された荷物タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記顧客の有する顧客タグを読み取った前記タグリーダーを特定する前記リーダー特定情報と、前記リーダー設置情報と、に基づいて、接近を検知させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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