JP2016145275A - 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型樹脂組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 十分なハンドリング性能と低温液性を備えるとともに、形成される硬化膜の低温屈曲性やグリップ性、耐水性や耐熱性にも優れる不飽和基含有ウレタン樹脂を含む活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、3−メチル−1,5−ペンタンジオールをモノマー単位として含むポリカーボネートジオール(a)と、1個以上の水酸基と1個以上の(メタ)アクリロイル基とを含む(メタ)アクリレート(b)と、ポリイソシアネート(c)とを反応させて得られる不飽和基含有ポリウレタン樹脂を含有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は活性エネルギー線硬化型樹脂組成物に関する。
不飽和基含有ウレタン樹脂は、柔軟性に富み、強靭な硬化膜を形成し得ることから、活性エネルギー線硬化型の樹脂として、例えば、インキ、塗料、接着剤、コーティング剤、表面処理剤等に広く使用されている。
一般に、不飽和基含有ウレタン樹脂は、ポリオール成分、イソシアネート成分、及びラジカル重合性の水酸基含有不飽和モノマー成分を反応させて得られる。ここで、ポリオール成分としては、ポリカーボネートジオールは柔軟性が乏しいことから、ポリエーテルやポリエステル等が一般に使用される(例えば、特許文献1参照)。
近年、不飽和基含有ウレタン樹脂には、さらなる柔軟性、屈曲性の向上とともに、当該樹脂から得られた硬化膜については、耐水性、耐熱性等の耐久性が要求されている。
不飽和基含有ウレタン樹脂の柔軟性や屈曲性を向上させるには、樹脂自体の高分子量化が必要である。
しかしながら、形成される硬化膜の柔軟性や屈曲性等を向上させようとして、不飽和基含有ウレタン樹脂を高分子量化すると、樹脂の粘度が上昇し、ハンドリング性が低下し、低温液性が悪化する傾向があった。また当該樹脂から得られた硬化膜は、低温での屈曲性やグリップ性が低下する傾向にあり、耐水性や耐熱性も十分ではなかった。
特開2003−40965号公報
本発明は前記した背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、十分なハンドリング性能と低温液性を備えるとともに、形成される硬化膜の低温屈曲性やグリップ性、耐水性や耐熱性にも優れる不飽和基含有ウレタン樹脂を含む活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を提供することである。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、ポリオール成分として、特定のポリカーボネートジオールを用いた不飽和基含有ウレタン樹脂、及びこれを含む活性エネルギー線硬化型樹脂組成物が前記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、以下に示すとおりの活性エネルギー線硬化型樹脂組成物に関するものである。
[1]3−メチル−1,5−ペンタンジオールをモノマー単位として含むポリカーボネートジオール(a)と、1個以上の水酸基と1個以上の(メタ)アクリロイル基とを含む(メタ)アクリレート(b)と、ポリイソシアネート(c)とを反応させて得られる不飽和基含有ポリウレタン樹脂を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[2]前記ポリカーボネートジオール(a)の数平均分子量が、300〜5,000の範囲であることを特徴とする前記[1]に記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[3]前記(メタ)アクリレート(b)の分子量が、100〜3,000の範囲であることを特徴とする前記[1]又は[2]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[4]前記(メタ)アクリレート(b)が、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルアクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタアクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする前記[1]乃至[3]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[5]前記ポリイソシアネート(c)が、脂肪族ジイソシアネート及び脂環族ジイソシアネートから選択される少なくとも1種であることを特徴とする前記[1]乃至[4]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[6]前記不飽和基含有ポリウレタン樹脂の数平均分子量が1,000〜200,000であり、且つ不飽和度が0.1〜1mol/kgであることを特徴とする前記[1]乃至[5]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[7]さらに光重合開始剤を、前記不飽和基含有ポリウレタン樹脂組成物100質量部に対して0.01〜15質量部含有することを特徴とする前記[1]乃至[6]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
[8]前記[1]乃至[7]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物からなる塗料。
[9]前記[1]乃至[7]のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を用いて形成された塗膜。
なお、本発明において、「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリロイル基又はメタクリロイル基を指し、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート又はメタクリレートを指す。
本発明によれば、十分な樹脂のハンドリング性と低温液性、硬化性能を備えるとともに、形成される硬化膜もまた低温屈曲性やグリップ性に優れる不飽和基含有ウレタン樹脂、及びこれを含む活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、3−メチル−1,5−ペンタンジオールをモノマー単位として含むポリカーボネートジオール(a)と、1個以上の水酸基と1個以上の(メタ)アクリロイル基とを含む(メタ)アクリレート(b)と、ポリイソシアネート(c)とを反応させて得られる不飽和基含有ポリウレタン樹脂を含有することをその特徴とする。
本発明において、ポリカーボネートジオール(a)とは、カーボネート結合を介してポリオールに由来する炭化水素基が連結した高分子鎖と、この高分子鎖の両末端に結合した水酸基とを有するものであって、下記式(A)で表される構造単位を有する。
Figure 2016145275
本発明で用いるポリカーボネートジオール(a)は、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等のジアルキルカーボネート類、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のアルキレンカーボネート類、ジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボネート、ジアントリルカーボネート、ジフェナントリルカーボネート、ジインダニルカーボネート、テトラヒドロナフチルカーボネート等のジアリールカーボネート類等のカーボネート類と、3−メチル−1,5−ペンタンジオールとの脱アルコール反応又は脱フェノール反応によって得ることができる。
本発明においては、ポリカーボネートジオール(a)には、3−メチル−1,5−ペンタンジオールと3−メチル−1,5−ペンタンジオール以外のグリコールとを併用してもよい。
3−メチル−1,5−ペンタンジオール以外のグリコールとしては、特に限定するものではないが、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、3,3−ジメチロールヘプタン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ダイマー酸ジオール、ビスフェノールAのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイド付加物、ビス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、キシリレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリオールを挙げることができる。
ポリカーボネートジオール(a)の製造原料である、3−メチル−1,5−ペンタンジオールとそれ以外のグリコールとのモル比([3−メチル−1,5−ペンタンジオール]:[それ以外のグリコール])は、100:0〜1:99が好ましく、3−メチル−1,5−ペンタンジオールが1モル%未満になると液性が悪化するおそれがある。
本発明において、ポリカーボネートジオール(a)の数平均分子量は、合成の容易さ、取り扱いやすさを考慮すると、300〜5,000の範囲が好ましい。
本発明において、1個以上の水酸基と1個以上の(メタ)アクリロイル基とを含む(メタ)アクリレート(b)としては、特に限定するものではないが、分子量が100〜3,000、好ましくは100〜2,000、さらに好ましくは100〜1,000の範囲のものであり、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ポリエチレングリコールモノアクリレート、ポリプロピレングリコールモノアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルアクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物、グリセロールモノアクリレート、グリセロールジアクリレート等のアクリレート類、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコールモノアクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物、グリセロールモノメタクリレート、グリセロールジメタクリレート等のメタクリレート類、アリルアルコール、グリセロールモノアリルエーテル、グリセロールジアリルエーテル等のアリル化合物類等が挙げられる。
これらの中で好ましいものとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルアクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物が好ましく、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレートが特に好ましい。また、(b)成分としては、前記した1種の化合物を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明において、ポリイソシアネート(c)としては、特に限定されず、従来公知の各種ポリイソシアネートから適宜選択して用いることができる。例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、2−メチルペンタン−1,5−ジイソシアネート、リジンジイソシアネート等の脂肪族イソシアネート;イソホロンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート、水素添化トリレンジイソシアネート、水素添化キシレンジイソシアネート、水素添化ジフェニルメタンジイソシアネート、水素添化テトラメチルキシレンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネート;2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、2−ニトロジフェニル−4,4’−ジイソシアネート、2,2’−ジフェニルプロパン−4,4’−ジイソシアネート、3,3’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジフェニルプロパンジイソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ナフチレン−1,4−ジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、3,3’−ジメトキシジフェニル−4,4’−ジイソシアネート等の芳香族イソシアネート;キシリレン−1,4−ジイソシアネート、キシリレン−1,3−ジイソシアネート等の芳香脂肪族ジイソシアネート等を用いることができる。これらのポリイソシアネートは、単独で用いても、2種以上混合して用いてもよい。これらの中でも、脂肪族イソシアネート、脂環式ジイソシアネートが好ましい。また、これらのイソシアネートの中でも、イソホロンジイソシアネートが好ましい。
本発明において、不飽和基含有ウレタン樹脂は、数平均分子量が1,000〜200,000であるものが好ましい。数平均分子量が前記範囲未満では、当該樹脂から形成される硬化膜の柔軟性や伸びが不十分となる傾向があり、前記範囲を超えると結晶性、粘度が非常に高くなるため製造安定性の確保が難しくなる傾向がある。より好ましい数平均分子量は10,000〜50,000である。
また、本発明において、不飽和基含有ウレタン樹脂は、不飽和度が0.1〜1mol/kgであるものが好ましい。ここで、不飽和度とは、樹脂1kgを製造するにあたって必要な(b)成分のモル数をαmolとし、(b)成分1分子中に含まれるラジカル重合性不飽和結合の数をβ個とした場合、α×βで計算される値である。不飽和度が前記範囲未満では硬化性能が不十分であったり、当該樹脂から形成される硬化膜の架橋密度が小さくなり、十分な表面硬化性が得られなくなる傾向があり、前記範囲を超えると十分な表面硬化性は得られるものの、硬化膜が硬くなり、柔軟性、伸びに乏しくなる傾向がある。より好ましい範囲は0.1〜0.5mol/kgである。
本発明において、不飽和基含有ウレタン樹脂は、例えば、前記した(a)〜(c)成分を有機溶媒に投入し、反応させることにより製造できる。
ここで、反応温度は、通常20〜200℃であり、30〜150℃の範囲が好ましい。また、反応はイソシアネート残基が無くなくなるまで適宜行えばよく、反応時間は通常10分間〜48時間である。有機溶媒としては、例えば、オクタン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸tert−ブチル等のエステル類、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、エチル−3−エトキシプロピオネート等のグリコールエーテルエステル類、ジオキサン等のエーテル類、ヨウ化メチレン、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホニルアミド等の極性非プロトン溶剤等が挙げられる。これらの溶剤は、単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
この反応時には、必要に応じて水酸基とイソシアネート基の反応触媒を添加することができる。このような反応触媒としては、オレイン酸鉛、テトラブチルスズ、三塩化アンチモン、トリフェニルアルミニウム、トリオクチルアルミニウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸ジルコニウム、ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズジラウレート、テトラ−n−ブチル−1,3−ジアセチルオキシジスタノキサン、1,4−ジアザ[2.2.2]ビシクロオクタン、N−エチルモルホリン等を挙げることができる。
また、(a)成分、(b)成分、(c)成分の比率は、不飽和基含有ウレタン樹脂に要求される不飽和度、数平均分子量等に応じて決定すればよく、特に限定するものではないが、例えば、数平均分子量が1,000〜200,000で、不飽和度が0.1〜1mol/kgの不飽和基含有ウレタン樹脂を製造するためには、(a)〜(c)成分の総合計量(固形分)を100質量%とした場合に、(a)成分が50〜90質量%、(b)成分が2〜20質量%、(c)成分が5〜40質量%であることが好ましい。また、反応触媒を使用する場合には、通常、(a)〜(c)成分の総合計量(固形分)100質量部に対して0.005〜1.0質量部の範囲で使用する。
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、前記した不飽和基含有ウレタン樹脂100質量部に対して、光重合開始剤を0.01〜15質量部含有することが好ましく、活性エネルギー線照射することにより硬化物が得られる。
光重合開始剤としては、特に限定するものではないが、例えば、アセトフェノン、メトキシアセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、α−ヒドロキシ−α,α’−ジメチルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトフェノン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モンフォリノプロパノン−1等のアセトフェノン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルブチルエーテル等のベンゾインエーテル類、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、p,p’−ジクロロベンゾフェノン、N,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノベンゾフェノン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン等のケトン類、チオキサンソン、2−クロロチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン等のチオキサンソン類、ビスアシルホスフィンオキサイド、ベンゾイルホスフィンオキサイド等のホスフィン酸化物、ベンジルジメチルケタール等のケタール類、カンファン−2,3−ジオン、フェナントレンキノン等のキノン類等を挙げることができる。これらの光重合開始剤は、単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を硬化させる活性エネルギー線としては、特に限定するものではないが、例えば、電子線、紫外線、可視光線、レーザー光(近赤外線、可視光レーザー、紫外線レーザー等)が挙げられる。その照射量は必要に応じて調整してよい。
なお、本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、前記した(a)〜(c)成分の他に、必要に応じて、有機溶媒、着色顔料、体質顔料、塗料用添加剤等を配合してもよい。
有機溶媒としては、例えば、オクタン等の脂肪族炭化水素類、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族炭化水素類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸エチル、酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸sec−ブチル、酢酸tert−ブチル等のエステル類、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、エチル−3−エトキシプロピオネート等のグリコールエーテルエステル類、ジオキサン等のエーテル類、ヨウ化メチレン、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホニルアミド等の極性非プロトン溶剤等が挙げられる。
着色顔料としては、特に限定するものではないが、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック、酸化第二鉄(ベンガラ)、黄鉛、黄色酸化鉄、オーカー、群青、コバルトグリーン等の無機系顔料、アゾ系、ナフトール系、ピラゾロン系、アントラキノン系、ペリレン系、キナクリドン系、ジスアゾ系、イソインドリノン系、ベンゾイミダゾール系、フタロシアニン系、キノフタロン系等の有機顔料が挙げられる。
体質顔料としては、特に限定するものではないが、例えば、重質炭酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、沈降性硫酸バリウム、炭酸バリウム、ホワイトカーボン、珪藻土等が挙げられる。
塗料用添加剤としては、特に限定するものではないが、例えば、可塑剤、触媒、防かび剤、消泡剤、レベリング剤、顔料分散剤、沈降防止剤、たれ防止剤、増粘剤、艶消し剤、光安定剤、紫外線吸収剤等が挙げられる。
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物は、インキ、塗料、接着剤、コーティング剤、表面処理剤等、様々なコーティング用途に好適に用いることが出来る。当該樹脂組成物の塗布法は特に限定されるものではなく公知の手法から適宜選択すればよい。また、塗布量、塗膜の厚み、活性エネルギー線照射量等は、被塗装面の材質等に応じて適宜なものとすればよい。
本発明の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を用いて形成された塗膜は、形成された硬化膜について低温屈曲性、グリップ性、耐水性、耐熱性が要求される各種用途に好適に使用される。
製造例1.
〔ポリカーボネートジオールの製造1〕
攪拌機、温度計、加熱装置、蒸留塔を組んだ反応装置に、グリコールとして3−メチル−1,5−ペンタンジオール(以下MPDと略す。)と1,6−ヘキサンジオール(以下、1,6−HGと略す。)をモル比でMPD/1,6−HG=3/7とし、このグリコールをジエチルカーボネート(以下、DECと略す。)に対する配合割合がモル比で1.06になるように、MPDを300g、1,6−HGを700g、DECを939g仕込むとともに、さらに反応触媒としてテトラブチルチタネート(以下、TBTと略す。)を0.05g仕込み窒素気流下にて徐々に190℃まで温度を上昇させた。エタノールの留出が緩慢となり蒸留塔の塔頂温度が50℃以下となった時点で、反応温度は190℃のまま、1.3kPaまで徐々に減圧を行ない、1.3kPaの圧力でさらに7時間反応させた。さらに190℃の反応温度で1.3kPa以下の減圧下、反応物の水酸基価が35〜40(mg−KOH/g)になるまで反応を続行し、ポリカーボネートジオールを得た(Polyol−1)。得られたポリオール化合物は、水酸基価が37.4mg−KOH/g(数平均分子量(以下Mn)=3,000)であった。
製造例2.
〔ポリカーボネートジオールの製造2〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=3/7とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを300g、1,6−HGを700g、DECを926.1g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が56.1mg−KOH/g(Mn=2,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−2)を得た。
製造例3.
〔ポリカーボネートジオールの製造3〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=3/7とし、DECに対する配合割合がモル比で1.16になるように、MPDを300g、1,6−HGを700g、DECを862.2g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が112.2mg−KOH/g(Mn=1,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−3)を得た。
製造例4.
〔ポリカーボネートジオールの製造4〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=5/5とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを500g、1,6−HGを500g、DECを926.1g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が56.1mg−KOH/g(Mn=2,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−4)を得た。
製造例5.
〔ポリカーボネートジオールの製造5〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=9/1とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを900g、1,6−HGを100g、DECを938.7g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が37.4mg−KOH/g(Mn=3,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−5)を得た。
製造例6.
〔ポリカーボネートジオールの製造6〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=9/1とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを900g、1,6−HGを100g、DECを926.1g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が56.1mg−KOH/g(Mn=2,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−6)を得た。
製造例7.
〔ポリカーボネートジオールの製造7〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=9/1とし、DECに対する配合割合がモル比で1.38になるように、MPDを900g、1,6−HGを100g、DECを725.0g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が224.0mg−KOH/g(Mn=500)のポリカーボネートジオール(Polyol−7)を得た。
製造例8.
〔ポリカーボネートジオールの製造8〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=10/0とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを1000g、1,6−HGを0g、DECを926.1g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が56.1mg−KOH/g(Mn=2,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−8)を得た。
製造例9.
〔ポリカーボネートジオールの製造9〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=0/10とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを0g、1,6−HGを1000g、DECを938.7g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が37.4mg−KOH/g(Mn=3,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−9)を得た。
製造例10.
〔ポリカーボネートジオールの製造10〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=0/10とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、MPDを0g、1,6−HGを1000g、DECを926.1g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が56.1mg−KOH/g(Mn=2,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−10)を得た。
製造例11.
〔ポリカーボネートジオールの製造11〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比でMPD/1,6−HG=0/10とし、DECに対する配合割合がモル比で1.16になるように、MPDを0g、1,6−HGを1000g、DECを862.2g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が112.2mg−KOH/g(Mn=1,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−11)を得た。
製造例12.
〔ポリカーボネートジオールの製造12〕
製造例1と同様の製造方法において、モル比で1,5−ペンタンジオール/1,6−HG=5/5とし、DECに対する配合割合がモル比で1.08になるように、1,5−ペンタンジオールを531.7g、1,6−HGを468.3g、DECを868.6g仕込む以外は同様の方法で合成し水酸基価が56.1mg−KOH/g(Mn=2,000)のポリカーボネートジオール(Polyol−12)を得た。
なお、以下の比較例において、Polyol−13として、東ソー社製 ニッポラン−4010(ポリ1,4−ブチレンアジペート,水酸基価56.1mg−KOH/g(Mn=2,000))を使用した。また、Polyol−14としては、保土谷化学社製 PTG−2000SN(ポリテトラメチレングリコール,水酸基価56.1mg−KOH/g(Mn=2,000))を使用した。
実施例1.
〔不飽和基含有ウレタン樹脂の製造〕
攪拌機、温度計、加熱装置を組んだ2Lの4口フラスコに、Polyol−1、443.4gと、イソホロンジイソシアネート(以下、IPDIと略す)43.7gと、ジオクチルスズジラウレート(以下DOTDLと略す)0.2g、メチルエチルケトン(以下、MEKと略す)500gを投入し、70℃において約12時間攪拌し反応させた。その後、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(以下、HEMAと略す)12.7gを投入し、70℃において約12時間攪拌し反応させた。
反応終了は、赤外線吸収スペクトルによりイソシアネート残基が観測されなくなったのを確認した。このようにして、数平均分子量30,000、不飽和度0.20mol/kgの不飽和基含有ウレタン樹脂を固形分として50質量%含有する樹脂溶液を得た。得られた樹脂溶液について、下記の方法によりハンドリング性と低温液性を評価した。結果を表1、表2に示す。
〔活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を用いたフィルム作製〕
得られた樹脂溶液中の不飽和基含有ウレタン樹脂固形分100質量部に対して、1.5質量部の光重合開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製イルガキュア184、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン)を加えて樹脂組成物を調製し、この樹脂組成物を離型紙上に約200μmの膜厚でコーティングした(グリップ性評価についてはPET基材を使用した)。その後、40℃において24時間放置して、有機溶媒を完全に揮発させてから、紫外線を100mJ/cm照射してフィルム(硬化膜)を形成した。この硬化膜について、下記の評価方法により低温屈曲性(柔軟性)、グリップ性、耐熱水性、耐熱性を評価した。結果を表1、表2に示す。
〔評価方法〕
(1)ハンドリング性.
得られた不飽和基含有ウレタン樹脂溶液のハンドリング性を以下の3段階で評価した。
200μmアプリケーターを用い、塗装速度5cm/sにて塗装し直後の外観を3段階で評価した。平滑で滑らかなものを「◎」、凹凸が見られるものを「×」、その中間を「○」とし、「◎」「○」を合格とした。
(2)低温液性.
得られた不飽和基含有ウレタン樹脂溶液を−5℃に1週間静値した後の液性を以下の3段階で評価した。液状で濁りや浮遊物がないものを「◎」、液状であるが濁りや浮遊物が認められるものを「○」、固化したものを「×」とし、「◎」を合格とした。
(3)低温屈曲性(柔軟性).
JIS K 6542に基づき、得られた硬化膜から切り出した試験片を−10℃にて25,000回屈曲を実施し、外観を以下の3段階で評価した。試験片に変化が認められないものを「◎」、曲げた後が残るものを「○」とし、試験片が割れたものを「×」とし、「◎」を合格とした。
(4)グリップ性.
PET基材上に得られた硬化膜を上側にして水平な平台に固定した。この硬化膜上に半径10mmの円形分銅(1g)を乗せ、平台を傾けたときに分銅が滑り出す角度(θ)を求め、以下の3段階で評価した。θ>30°を「◎」、15°≦θ≦30°を「○」、θ<15°を「×」とし、「◎」を合格とした。
(5)耐熱水性.
サンプル瓶に得られた硬化膜と蒸留水とを入れ、80℃にて2週間静置し、硬化膜の外観を以下の2段階で評価した。試験前後で変化のないものを「◎」、試験後溶解したものを「×」とし、「◎」を合格とした。
(6)耐熱性.
得られた硬化膜を110℃にて2週間静置し、硬化膜の外観を以下の2段階で評価した。
試験前後で変化のないものを「◎」、試験後溶解したものを「×」とし、「◎」を合格とした。
実施例2〜8および比較例1〜6.
温度計、冷却管、攪拌装置を備えた2Lの4口フラスコに投入する成分の種類および質量を表1、表2に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして、不飽和基含有ウレタン樹脂を製造し、同様にフィルム(硬化膜)を形成し評価を行った。結果を表1、表2に示す。
Figure 2016145275
Figure 2016145275

Claims (9)

  1. 3−メチル−1,5−ペンタンジオールをモノマー単位として含むポリカーボネートジオール(a)と、1個以上の水酸基と1個以上の(メタ)アクリロイル基とを含む(メタ)アクリレート(b)と、ポリイソシアネート(c)とを反応させて得られる不飽和基含有ポリウレタン樹脂を含有する活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  2. 前記ポリカーボネートジオール(a)の数平均分子量が、300〜5,000の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  3. 前記(メタ)アクリレート(b)の分子量が、100〜3,000の範囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  4. 前記(メタ)アクリレート(b)が、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルアクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのε−カプロラクトン付加物、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのβ−メチル−バレロラクトン付加物からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  5. 前記ポリイソシアネート(c)が、脂肪族ジイソシアネート及び脂環族ジイソシアネートから選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  6. 前記不飽和基含有ポリウレタン樹脂の数平均分子量が1,000〜200,000であり、且つ不飽和度が0.1〜1mol/kgであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  7. さらに光重合開始剤を、前記不飽和基含有ポリウレタン樹脂組成物100質量部に対して0.01〜15質量部含有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物からなる塗料。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を用いて形成された塗膜。
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