JP2016142412A - 低摩擦リンクプレート背部付きの関節連結チェーン - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃エンジンのチェーン駆動装置用の低摩擦関節連結チェーンを提供する。【解決手段】関節連結チェーン(4)の交互に位置すると共に連結された内側及び外側チェーンリンク(11,10)が、それぞれ、少なくとも1枚のチェーンリンクプレート(15)及び少なくとも2枚のチェーンリンクプレート(12)を有する。チェーンリンク(11,10)のチェーンリンクプレート(15,12)が張力調整又は案内レール(5,6)に接触するようになった構造化リンクプレート背部(17)を有する。構造化リンクプレート背部は、閉じられた周囲を有する少なくとも1つの凹部(18′)又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する少なくとも1つの凹部(18″)を備えている。構造化リンクプレート背部は、張力調整又は案内レールとの接触が可能であるように形状が真っ直ぐであり又は凹状である。【選択図】図4a−4b
Description
本発明は、交互に位置する内側及び外側チェーンリンクがそれぞれのチェーンジョイントによって互いに連結されている関節連結チェーンであって、各内側チェーンリンクが少なくとも1枚のチェーンリンクプレートを有し、各外側チェーンリンクが少なくとも2枚のチェーンリンクプレートを有し、内側及び/又は外側チェーンリンクのチェーンリンクプレートが張力調整又は案内レールに接触するようになった構造化リンクプレート背部を有する形式の関節連結チェーンに関する。
この種の関節連結チェーンは、例えば独国特許出願公開第19907865(A1)号明細書から知られており、この関節連結チェーンでは、用いられるチェーンリンクプレートは、2つの互いに間隔を置いて配置された接触部分を有するリンクプレート背部を有し、潤滑油保持空間がこれら2つの接触部分相互間に形成されている。かくして、チェーン駆動装置の張力調整及び/又は案内レールとの接触領域は、接触部分だけになっており、潤滑油リザーバがリンクプレート背部の第1の凹んだ形状に起因して接触部分相互間に形成されている。かかるチェーンは、内燃エンジンのクランクシャフトを少なくとも1本のカムシャフトに連結するための内燃エンジンのタイミングチェーンとして用いられる場合が多い。かかるタイミングチェーン駆動装置では、案内レールがぴんと張ったスパン内に配置され、チェーンテンショナによって押されるようになった張力調整レールがたるんだスパン内に配置され、リンクプレート背部の特別な形状は、レールとチェーンとの間に働く摩擦力を減少させるようになっている。
同様な関節連結チェーンが米国特許第7,963,872(B2)号明細書から知られている。これ又、この関節連結チェーンでは、リンクプレート背部は、互いに間隔を置いて配置された接触部分を有し、これら接触部分相互間には潤滑油で満たされた異形部が設けられている。
独国特許出願公開第102012206565(A1)号明細書は、歯付きチェーンを開示しており、この歯付きチェーンでは、歯付きプレートのリンクプレート背部が十字チャネル状構造体を有し、歯付きチェーンがチェーン駆動装置内で循環しているときに潤滑油又は油膜の一部が十字チャネル状構造体にくっつき、それによりチェーン駆動装置内で生じる摩擦力を減少させるようになっている。
また、自動車部門における技術開発の進展により、内燃エンジンにおいて駆動又はタイミングチェーンとして用いられるコンポーネント、例えば関節連結チェーンについての技術革新のための要求及び圧力が増大している。新型エンジンの開発の枠組みの範囲内でコンポーネントを改良する上での変わらない必要性に加えて、多くの部品数と関連して自動車業界において通常生じているコスト面での圧力に当然かかわることとして、技術革新を行う上での一般的な必要性及び特に関節連結チェーンに関し、摩耗に関する問題の軽減及び摩擦力の減少を必然的に伴い、かくしてCO2を少なくする潜在的可能性を提供する費用効果の良い解決手段を提供することが要望されている。
したがって、本発明の目的は、関節連結チェーンと張力調整又は案内レールとの間の摩擦挙動を向上させることができる冒頭に記載した形式の関節連結チェーンを提供することにある。
総称形式の関節連結チェーンの場合、本発明は、構造化リンクプレート背部が閉じられた周囲を有する少なくとも1つの凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する少なくとも1つの凹部を備え、構造化リンクプレート背部が張力調整又は案内レールとの接触が可能であるように形状が真っ直ぐであり又は凹状であるという点で上述の目的を達成している。構造化リンクプレート背部に設けられたポケット状凹部がリンクプレート背部の縁と離隔関係をなして配置され、かくして全体が又は接近開口部を除き、凹部の周囲上のリンクプレート背部の表面によって包囲されることにより、閉じられた又は半開放凹部の領域に潤滑パッドの形成が可能であり、かくして構造化リンクプレート背部と張力調整又は案内レールとの間に圧力パッドの形成が可能である。構造化リンクプレート背部上に閉じられた又は半開放周囲を有する凹部は、チェーンリンクプレートが張力調整又は案内レールに接触したときに、潤滑油が張力調整又は案内レールとのかかる接触に起因して、リンクプレート背部の凹部から側方に押し出されてこれら凹部から排出されるのを阻止する。また、接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(これは、以下、半開放凹部ともいう)の場合、凹部の閉鎖部分は、接近開口部を経て妨げられない状態で凹部中に流れることができる潤滑油が側方に押し出されて排出されるのを阻止する。関節連結チェーンの運動により閉じられた種類の凹部又は半開放凹部中への潤滑油の不断の流れが生じるので、潤滑パッドがレールとリンクプレート背部との間の閉鎖部分のところに生じる。半開放凹部の向きに応じて、接近開口部は、潤滑剤が流入するようになると共に潤滑油の側方押し出し及び排出が確実に阻止されるように関節連結チェーンの走行方向において半開放凹部の閉鎖部分に対して差し向けられている。
潤滑又は減摩性パッドが閉じられた周囲を有する凹部又は半開放凹部内に生じると共にその結果としての圧力パッドがレールとリンクプレート背部との間に生じるので、チェーンリンクプレートは、張力調整又は案内レールに直接接触せずに又は張力調整又は案内レールとの接触を著しく減少させた状態で張力調整又は案内レール上を摺動するようになる。その結果、大きな流体力学的成分を含む流体力学的摺動接触又は摺動摩擦力が生じ、その摩擦係数は、低損失液体摩擦に起因して著しく減少する。関節連結チェーン上の潤滑力により生じる摩擦の減少に加えて、更に、張力調整又は案内レールのところで生じる摩擦は、本発明の関節連結チェーンの構造化リンクプレート背部によって減少することによる。と言うのは、滑り摩擦の流体力学的成分における2つの相互の摩擦の相手方が1つ又は複数の潤滑パッドによって互いに離隔されるからである。
構造化リンクプレート背部に形成された潤滑油ポケットにより得られる作用効果を構造化リンクプレート背部が張力調整又は案内レールに接触したときに考えられる限り最適な仕方で実現することができるようにするために、ジョイント開口部の中心線相互間でチェーンリンクプレートの異形部上で実質的に延びる構造化リンクプレート背部は、リンクプレート背部が通常、形状が凸状である張力調整又は案内レールに接触したときにリンクプレート背部と張力調整又は案内レールとの間の考えられる限り最も広い被覆領域を達成するよう形状が真っ直ぐであり、即ち、チェーンリンクプレートの長手方向軸線に平行であり又は僅かに凹状である。これにより、リンクプレート背部の潤滑油ポケットとのところでの潤滑パッドの形成具合が向上する。さらに、潤滑油は、張力調整又は案内レールも又越えて構造化リンクプレート背部の閉じられた周囲の又は半開放凹部にくっつき、かくして、関節連結チェーンがチェーン駆動装置を通って走行している間、追加のコンポーネントの摩擦及び摩耗が減少する。
特別な実施形態によれば、完全に閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部は、形状が細長く、細長い凹部の少なくとも一部分は、チェーンリンクプレートの長手方向軸線に対して5°〜90°の角度、好ましくはチェーンリンクプレートの長手方向軸線に対して20°〜80°の角度をなして配置されている。周囲が閉じられた凹部によって形成される潤滑油ポケットの細長い形状及びチェーンリンクプレートの長手方向軸線に対するこれら凹部の傾きにより、特に半開放凹部の接近開口部を通って凹部中に潤滑油を容易に導入することができると共に更にチェーンリンクプレートの長手方向軸線に対して横方向に、即ち張力調整又は案内レールに沿って関節連結チェーンの走行方向に対して横方向に効率的に潤滑油を分布させることができる。これにより、潤滑パッドの形成具合が向上するだけでなくチェーンリンクプレートの幅全体にわたる張力調整又は案内レールとリンクプレート背部との間の圧力パッドの形成具合が向上することになる。この場合、長手方向軸線に対する20°から80°までの制限された角度範囲は、細長くて傾斜した潤滑油ポケットを通る厚い潤滑パッドの作用効果並びに接近開口部経由の潤滑油ポケット中への潤滑油の流れ具合を向上させることができる。半開放周囲を有する凹部の接近開口部は、潤滑油の偶発的な排出を阻止するよう凹部の細長い部分に対して関節連結チェーンの走行方向に差し向けられる。
別の実施形態によれば、閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部の幅は、チェーンリンクプレートの幅の0.1%〜20%、好ましくはチェーンリンクプレートの幅の1%〜5%である。構造化リンクプレート背部の円周方向に閉じられた又は半開放凹部の微細構造化により、チェーンリンクプレートの強度及びかくして関節連結チェーン全体の強度に悪影響を及ぼさないで、潤滑油ポケットを設けることができる。微細構造化表面は又、混合摩擦範囲内における流体力学的潤滑範囲の下では、即ち、表面が潤滑油ポケット内に形成された潤滑パッドにより完全に互いに離隔されたとき、効果的である。
好ましい実施形態によれば、閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部の深さは、凹部の幅の5%〜70%、好ましくは凹部の幅の5%〜50%であるのが良い。潤滑油ポケットの最適に選択されて比較的僅かな深さの結果として、かなり大きな潤滑パッドが形成され、それにより低損失液体摩擦、即ちリンクプレート背部と張力調整又は案内レールとの間の流体力学的滑り成分の実現が可能である。加うるに、平べったい潤滑油ポケットは又、チェーンリンクプレートのリンクプレート背部への次の潤滑油ポケットの形成を容易にする。
周囲の閉じられた又は半開放の凹部内に考えられる最も多くの量の潤滑油を収容するため、閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部の断面輪郭形状は、長方形であるのが良い。変形例として、閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部の断面輪郭形状は、台形であるのが良い。この場合、潤滑油ポケット中に導入できる潤滑油の量は、依然として比較的多いが、断面形状輪郭は、製造する上で困難さが低い。
別の実施形態によれば、閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部の断面輪郭形状は、三角形である。三角形の断面輪郭形状は、種々の方法によって容易に作れ、かかる三角形の断面輪郭は又、特に、構造化リンクプレート背部への次の潤滑油ポケットの形成に利用できる。さらに、閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部の断面輪郭形状は、凹状であるのが良い。比較的多量の潤滑油ポケットに加えて、凹状の断面形状輪郭も又、潤滑油中の高い圧力の発生を可能にし、その結果、潤滑パッドの形成を可能にする。
有利な実施形態によれば、構造化リンクプレート背部は、少なくとも3つの閉じられた周囲を有する凹部又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する少なくとも3つの凹部を有し、少なくとも3つの凹部は、互いに一定の間隔を置いて配置される。リンクプレート背部上で互いに対して位置がずれた複数の潤滑油ポケットを利用することによって、チェーンリンクプレートの構造化リンクプレート背部と張力調整又は案内レールとの流体力学的成分を大きくすることができ、それにより摩擦損失が減少することになる。可能な限り高く且つ一様である流体力学的滑り成分を達成するためには、潤滑油ポケットを互いに等距離を置いたところに配置することが有用であろう。
本発明は、更に、内燃エンジンのチェーン駆動装置、例えばタイミングチェーン駆動装置であって、駆動スプロケットと、少なくとも1つの被動スプロケットと、これらスプロケットに掛けられた本発明の関節連結チェーンと、関節連結チェーンと接触状態にある少なくとも1つの張力調整及び/又は案内レールとを有することを特徴とするチェーン駆動装置に関する。かかるタイミングチェーン駆動装置は、低油圧又は貧弱な潤滑油供給装置を有する内燃エンジンにも使用できる。
以下において、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、内燃エンジン用のタイミングチェーン駆動装置を示している。チェーン駆動装置1は、2つの上側カムシャフトスプロケット2、下側クランクシャフトスプロケット3、これらスプロケットに巻き掛けられた無端関節連結チェーン4、案内レール5及びクランクケース7内に定位置でねじ込まれたチェーンテンショナ8によって押される回動可能に配置されている張力調整レール6を有する。チェーンテンショナ8は、好ましくは、その張力調整ピストンが油圧の作用で回動可能に配置されている張力調整レール6に押し付けられ、かくして関節連結チェーン4に予備張力を提供するようエンジンオイル油圧系統に連結されている。案内レール5と張力調整レール6の両方は、これらの滑り内張り16と接触し、関節連結チェーン4の背部は、かかる滑り内張りに沿って走行する。関節連結チェーン4が案内レール5及び張力調整レール6に沿って動くことにより、後述する関節連結チェーン4の実施形態としての本発明の構造設計に起因して、摩擦損失が減少する。
図2a及び図2bを参照して説明する本発明の第1の実施形態としての関節連結チェーン4は、チェーンジョイント9によって相互に連結された交互に位置する外側チェーンリンク10と内側チェーンリンク11を有する。各外側チェーンリンク10は、2枚の互いに間隔を置いて配置された外側チェーンリンクプレート12と、これら外側チェーンリンクプレート12を互いに連結する2つのジョイントピン13とから成っている。これらジョイントピン13は、単純なチェーンジョイント9については形状が円筒形であり又はこれらジョイントピンは、別のロッカーピンジョイントについてはロッカーピンとして構成されるのが良い。単純なチェーンジョイント9を形成するため、ジョイントピン13は、外側チェーンリンクプレート12に設けられた関連のピン開口部14を越えて僅かに突き出るようこれら関連のピン開口部14内に圧力嵌めされている。各内側チェーンリンク11は、少なくとも1枚のチェーンリンクプレート15又は互いに対して平行な間隔を置いた関係で配置され且つ2つの互いに間隔を置いて配置されたジョイントブッシュによって互いに連結された2枚のチェーンリンクプレート15から成っている。関節連結チェーン4の背部上では、外側チェーンリンクプレート12及び/又は少なくとも1枚の内側チェーンリンクプレート15の構造化リンクプレート背部17は、案内レール5の滑り内張り16と接触状態にあり、関節連結チェーン4は、作動中、滑り内張り16に沿って摺動する。案内レール5は、関節連結チェーン4との一様な接触状態を保証すると共に関節連結チェーン4が作動中、ガタつくのを阻止するよう僅かに凸状である。したがって、構造化リンクプレート背部17に沿う関節連結チェーン4の背部上のチェーンリンクプレート12,15の輪郭形状は、形状が僅かに凹状又は少なくとも真っ直ぐである。
内燃エンジン内における従来型関節連結チェーン4の作動中、チェーン駆動装置1に供給されて関節連結チェーン4上に存在すると共に案内レール5及び張力調整レール6上にそれぞれ存在するエンジンオイルは、チェーンリンクプレート12,15と案内レール5及び張力調整レール6の滑り内張り16との間の接触摩擦力を減少させる。チェーンリンクプレート12,15が案内レール5又は張力調整レール6と接触可能な構造化リンクプレート背部17を側部に備えている本発明の関節連結チェーン4の場合、潤滑油として用いられるエンジンオイルは、閉じられた周囲を有し又は半開放周囲を有する凹部18′,18″内に集まり、エンジンオイルは、かかる凹部から側部に逃げ出ることができない。と言うのは、かかる潤滑油ポケット18は、リンクプレート背部17の縁と離隔関係をなして終端し、そしてリンクプレート背部17の表面によって画定されているからである。潤滑油がこれら潤滑油ポケット18から側部に逃げ出ることができないので、潤滑パッドが案内レール5の滑り内張り16に沿う走行方向LRにおける関節連結チェーン4の運動に起因して且つ潤滑油ポケット18中への潤滑剤の流れに起因して生じ、潤滑パッドは、リンクプレート背部17の表面を越えて突き出、そして構造化リンクプレート背部17と滑り内張り16との間に圧力パッドを形成する。リンクプレート12,15の長手方向軸線Lに垂直な矢印によって図2bに示された圧力パッドは、チェーンリンクプレート12,15と案内レール5の滑り内張り16との間の摩擦接触が少なくとも或る特定の領域では、液体摩擦の僅かな摩擦損失に起因して摩擦係数を実質的に減少させる流体力学的滑り接触の状態に変換されるという作用効果を有する。
本発明の別の実施形態としての関節連結チェーン4が図3aに示されている。この関節連結チェーン4も又、チェーンジョイント9によって互いに連結された交互に位置する外側チェーンリンク10と内側チェーンリンク11を有している。歯付きチェーンとして構成されているこの関節連結チェーン4の外側チェーンリンク10は、案内レール5とは接触していない前側に2つの歯19を備えた2枚の互いに間隔を置いて配置された外側チェーンリンクプレート12を有する。歯付きチェーンとして構成されているこの関節連結チェーン4の各内側チェーンリンク11は、これ又2つの歯19を備えた少なくとも1枚の内側チェーンリンクプレート15を有している。チェーンジョイント9のジョイントピン13は、内側チェーンリンク11の内側チェーンリンクプレート15を貫通して外側チェーンリンクプレート12に設けられている関連のピン開口部14を貫通している。歯付きチェーンとして構成されたこの関節連結チェーン4は、案内レール5の滑り内張り16をチェーンリンクプレート12,15の背部に接触させる。
図3bは、この場合も又、閉じられた周囲又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部18′,18″が歯付きチェーンとして構成された関節連結チェーン4の作動中、構造化リンクプレート背部17のところで発揮する作用効果を示している。作動中にタイムチェーン駆動装置1内に供給されるエンジンオイル並びに歯付きチェーンとして構成された関節連結チェーン4にくっつくと共に案内及び張力調整レール5,6にくっつくエンジンオイルは、チェーンリンクプレート12,15の構造化リンクプレート背部17が関節連結チェーン4の走行方向LRにおいて案内レール5の滑り内張り16に沿って動いているときに閉じられた又は半開放凹部18′,18″によって形成された潤滑油ポケット18内に集まる。潤滑油ポケット18へのエンジンオイルの連続供給により、潤滑油ポケット18内に潤滑パッドが形成され、かくして構造化リンクプレート背部17と滑り内張り16との間に圧力パッドが提供され、圧力パッドは、チェーンリンクプレート12,15と案内レール5又は張力調整レール6との滑り接触を流体力学的滑り接触に変換する。関節連結チェーン4と案内又は張力調整レール5,6との接触全体の流体力学的滑り接触成分が高ければ高いほど、構造化リンクプレート背部17と滑り内張り16との摩擦接触と比較して、摩擦損失全体がそれだけ一層小さくなる。と言うのは、流体力学的滑り接触では、相互の摩擦の相手方が潤滑パッドによって互いに離隔されるからである。
図4aは、本発明の関節連結チェーン4の構造化リンクプレート背部17の種々の実施形態を示している。チェーンリンクプレート12,15の構造化リンクプレート背部17は、ジョイントピン13の中心線Mに対する垂線相互間のリンクプレート異形部の少なくとも一部分に沿ってチェーンリンクプレート12,15の背部上で延びている。歯付きチェーンとして構成された関節連結チェーン4の場合、チェーンリンクプレート12,15の背部だけが構造化リンクプレート背部17を備えることができるので、真っ直ぐなチェーンリンクプレート12,15は、背部上に及びチェーンリンクプレート12,15の前側上に構造化リンクプレート背部17を備えるのが良い。構造化リンクプレート背部17に設けられた周囲の閉じられている凹部18′は、極めて異なる形状、数及び向きでリンクプレート背部17の表面上に形成できる。
図4aの最初の4つの記載は、構造化リンクプレート背部17の全長の大部分にわたって延びるかなり細長い構造体を示している。閉じられた凹部18′は、この場合、波形状、のこ歯形状上又は稲妻形状の状態で構造化リンクプレート背部17上で延び、1つ又は複数の互いに平行な凹部18′は、チェーンリンクプレート12,15の幅B全体にわたって設けられるのが良い。次の6つの記載は、チェーンリンクプレート12,15の長手方向軸線Lに実質的に横方向に延びる短い周囲の閉じられた凹部18′を示しており、複数の凹部18′は、構造化リンクプレート背部17の長手方向軸線Lに沿って互いに平行に配置されている。複数の周囲の閉じられた凹部18′が共同して潤滑油ポケット18を構成する格子又はダイヤモンド形構造に加えて、閉じられた凹部18′は、うろこ状に又は魚骨形パターンをなして構成されるのが良く、これら凹部18′は、急勾配をなしても良く、垂直であっても良く、或いは矢印の形をしていても良く、これら凹部は、構造化リンクプレート背部17に沿って互いに平行に配置されるのが良い。加うるに、図4aは又、周囲の閉じられた凹部18′が丸形又は細長いカップ形状の潤滑油ポケット18として構成されている構造化リンクプレート背部17の実施形態を示しており、かかる潤滑油ポケット18は、一様に分布された領域にわたって極めて多数の小さな潤滑パッドを形成することによって、考えられる限り最も高い流体力学的滑り成分を達成しようとする。さらに、最後の記載は又、複数の閉じられた凹部18′を有する構造化リンクプレート背部17を示しており、これら凹部18′は、互いに対して位置がずれて配置されると共に長手方向軸線Lの方向に差し向けられており、これら凹部は、チェーンリンクプレート12,15が滑り内張り16に沿って動いているときに、潤滑油ポケット18のそれぞれの端部のところに厚い圧力パッドを生じさせる。
図4bは、本発明の関節連結チェーン4の構造化リンクプレート背部17の追加の実施形態を示しており、この場合、チェーンリンクプレート12,15の構造化リンクプレート背部17は、チェーンリンクプレート12,15の背部上において関節連結チェーン4の走行方向LRにおいてリンクプレート構造体に沿ってその一方の側部でジョイントピン13の中心線Mに対する垂線を越える箇所まで、そしてチェーンリンクプレート12,15の湾曲した端フェース領域中に延びている。チェーンリンクプレート12,15の湾曲した端フェースの領域では、半開放周囲を備えた凹部18″は、関節連結チェーン4の走行方向LRにおいて潤滑油ポケット18中へのエンジンオイルの永続的な供給を可能にする接近開口部20を備えている。エンジンオイルが半開放凹部18″の接近開口部20を通って潤滑油ポケット18中に妨げられることなく供給されることにより、接近開口部20にもかかわらず、十分な潤滑パッドが周囲の閉じられた潤滑ポケット部分内に走行方向LRとは逆の方向に形成され、かくして構造化リンクプレート背部17と案内レール5又は張力調整レール6との流体力学的滑り接触のための圧力パッドが形成される。この場合、半開放凹部18″は、むしろ、構造化リンクプレート背部17の全長の大部分にわたって延びると共に特に細長く、波形状であり、のこ歯形状であり、稲妻形状であり、格子又はダイヤモンド形状である細長い構造体として構成されている。走行方向LRで見て湾曲した端フェースの領域で終端する半開放凹部18″には、接近開口部20が形成されており、この接近開口部20は、特に、半開放凹部18″が湾曲端フェースの領域で終端するという事実の結果として生じている。
図5で理解できるように、閉じられた周囲又は半開放周囲を有する潤滑油ポケット18の断面輪郭形状は、極めて多種多様な仕方で構成できる。断面図で見て、潤滑油ポケット18には、台形の凹部、長方形の凹部、三角形の凹部、凹状の凹部、セグメント状の凹部、半円形の凹部又は丸みのついた長方形の凹部が形成されるのが良い。さらに、リンクプレート背部17の表面に対して深さT及び幅Vを有する個々の凹部に加えて、深さT及び幅Vを備えた複数の凹部も又、構造化リンクプレート背部17上に互いに平行に配置されるのが良く、これについては、図5の第2の欄を参照されたい。
1 チェーン駆動装置
2 カムシャフトスプロケット
3 クランクシャフトスプロケット
4 関節連結チェーン
5 案内レール
6 張力調整レール
7 クランクケース
8 チェーンテンショナ
9 チェーンジョイント
10 外側チェーンリンク
11 内側チェーンリンク
12 外側チェーンリンクプレート
13 ジョイントピン
14 ピン開口部
15 内側チェーンリンクプレート
16 摺動内張り
17 リンクプレート背部
18 潤滑油ポケット
18′ 閉鎖凹部
18″ 半開放凹部
19 歯
20 接近開口部
B チェーンリンクプレートの幅
L チェーンリンクプレートの長手方向軸線
LR 関節連結チェーンの走行方向
M チェーンリンクプレートの中心線
T 潤滑油ポケットの深さ
V 潤滑油ポケットの幅
2 カムシャフトスプロケット
3 クランクシャフトスプロケット
4 関節連結チェーン
5 案内レール
6 張力調整レール
7 クランクケース
8 チェーンテンショナ
9 チェーンジョイント
10 外側チェーンリンク
11 内側チェーンリンク
12 外側チェーンリンクプレート
13 ジョイントピン
14 ピン開口部
15 内側チェーンリンクプレート
16 摺動内張り
17 リンクプレート背部
18 潤滑油ポケット
18′ 閉鎖凹部
18″ 半開放凹部
19 歯
20 接近開口部
B チェーンリンクプレートの幅
L チェーンリンクプレートの長手方向軸線
LR 関節連結チェーンの走行方向
M チェーンリンクプレートの中心線
T 潤滑油ポケットの深さ
V 潤滑油ポケットの幅
Claims (10)
- 交互に位置する内側及び外側チェーンリンク(11,10)がそれぞれのチェーンジョイント(9)によって互いに連結されている関節連結チェーン(4)であって、各内側チェーンリンク(11)が少なくとも1枚のチェーンリンクプレート(15)を有し、各外側チェーンリンク(10)が少なくとも2枚のチェーンリンクプレート(12)を有し、前記内側及び/又は前記外側チェーンリンク(11,10)の前記チェーンリンクプレート(15,12)が張力調整又は案内レール(5,6)に接触するようになった構造化リンクプレート背部(17)を有する、関節連結チェーン(4)において、前記構造化リンクプレート背部(17)は、閉じられた周囲を有する少なくとも1つの凹部(18′)又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する少なくとも1つの凹部(18″)を備え、前記構造化リンクプレート背部(17)は、前記張力調整又は案内レール(5,6)との接触が可能であるように形状が真っ直ぐであり又は凹状である、関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)は、形状が細長く、前記細長い凹部(18′,18″)の少なくとも一部分は、前記チェーンリンクプレート(12,15)の前記長手方向軸線(L)に対して5°〜90°の角度、好ましくは前記チェーンリンクプレートの前記長手方向軸線(L)に対して20°〜80°の角度をなして配置されている、請求項1記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)の幅(V)は、前記チェーンリンクプレート(12,15)の幅(B)の0.1%〜20%、好ましくは前記チェーンリンクプレート(12,15)の幅(B)の1%〜5%である、請求項1又は2記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)の深さ(T)は、前記凹部(18′,18″)の幅(V)の5%〜70%、好ましくは前記凹部(18′,18″)の幅(V)の5%〜50%である、請求項1〜3のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)の断面輪郭形状は、長方形である、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)の断面輪郭形状は、台形である、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)の断面輪郭形状は、三角形である、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は前記接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する凹部(18″)の断面輪郭形状は、凹状である、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)。
- 前記構造化リンクプレート背部(17)は、少なくとも3つの閉じられた周囲を有する凹部(18′)又は接近開口部のほかは閉じられた周囲を有する少なくとも3つの凹部(18″)を有し、前記少なくとも3つの凹部(18′,18″)は、互いに一定の間隔を置いて配置されている、請求項1〜8のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)。
- 内燃エンジンのチェーン駆動装置(1)であって、駆動スプロケット(3)と、少なくとも1つの被動スプロケット(2)と、前記スプロケット(2,3)に掛けられた請求項1〜9のうちいずれか一に記載の関節連結チェーン(4)と、前記関節連結チェーン(4)と接触状態にある少なくとも1つの張力調整及び/又は案内レール(56)とを有する、チェーン駆動装置(1)。
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