JP2015137686A - 案内シュー - Google Patents

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Akihiko Utaki
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Abstract

【課題】潤滑油の切れを抑制しつつ、シュー面の摺動面上に潤滑油を良好に供給することが可能な案内シューを提供すること。【解決手段】走行するチェーンCHを摺動案内するシュー面121を有した案内シュー120であって、シュー面121には、チェーン走行方向Dに沿って延び、チェーンCHのリンクプレートLを案内するプレート案内溝122が設けられ、プレート案内溝122の底面には、一対の誘導壁面125aを有した油誘導部125が設けられ、一対の誘導壁面125aは、チェーン走行方向Dの後方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向Dの前方側に向けて互いに接近するように形成されている案内シュー120。【選択図】図2

Description

本発明は、走行するチェーンを摺動案内するシュー面を有した案内シューに関する。
従来、自動車のエンジンルーム内のタイミングシステムに組み込まれ、スプロケット間を走行するチェーンを摺動案内し、チェーン張力を適正に保持するチェーンガイドが知られている(例えば特許文献1参照。)。
この従来のチェーンガイドは、走行するチェーンを摺動案内するシュー面を有した案内シューと、この案内シューをガイド長手方向に沿って支持するベース部材とを備えている。
特開2006−242357号公報
ところが、このような従来のチェーンガイドでは、案内シューのシュー面とチェーンとの間のフリクションやシュー面の摩耗を低減することを目的として、その使用時にシュー面上に潤滑油が供給されるが、シュー面上において油切れを生じたり、シュー面上の油膜厚にムラが生じることがあり、この場合、シュー面とチェーンとの間のフリクションが増大し、案内シューの摩耗が促進されるという問題が生じることになる。
また、案内シューのシュー面に油溜まりを形成することを目的として、シュー面にディンプルや凹溝等を形成することも公知である。しかしながら、このようなディンプル等は油溜まりとしては機能するものの、潤滑油の粘度やチェーンの走行速度等によっては、ディンプル等に溜められた潤滑油をシュー面の摺動面上に引き出すことが難しく、潤滑油がシュー面の摺動面上に良好に供給されないという問題があった。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡便な構造で、潤滑油の切れを抑制しつつ、シュー面の摺動面上に潤滑油を良好に供給することが可能な案内シューを提供することを目的とするものである。
本発明は、走行するチェーンを摺動案内するシュー面を有した案内シューであって、前記シュー面には、前記チェーン走行方向に沿って延び、前記チェーンのリンクプレートを案内するプレート案内溝が設けられ、前記プレート案内溝の底面には、一対の誘導壁面を有した油誘導部が設けられ、前記一対の誘導壁面は、チェーン走行方向の後方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の前方側に向けて互いに接近するように形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、チェーン走行方向に沿って延びるプレート案内溝をシュー面に設け、チェーンが通る軌道を制限することにより、プレート案内溝に潤滑油を溜め、チェーンが摺動する箇所における油切れを抑制することができるばかりでなく、プレート案内溝の底面に、チェーン走行方向の前方側に向けて互いに接近する一対の誘導壁面を有した油誘導部を形成することにより、チェーン走行に伴って、油溜まりに溜められた潤滑油が一対の誘導壁面によって互いに接近するように誘導され、一対の誘導壁面の壁接近部において潤滑油の圧力が高まって油膜厚が増大するため、チェーンとの間のフリクションを低減し、円滑なチェーン案内を実現するとともに、優れた耐摩耗性を発揮することができる。
本請求項2に係る発明によれば、チェーン走行方向に見た場合における、複数の壁接近部のシュー幅方向の間隔を、チェーンのリンクプレートのプレート厚以下に設定することにより、チェーンを構成する複数のリンクプレートの各々が、壁接近部において油膜厚が増大した箇所の上を確実に走行することになるため、フリクション低減の効果を確実に享受することができる。
本請求項3に係る発明によれば、各誘導壁面が平坦面に形成されていることにより、一対の誘導壁面が互いに直線状に接近し、潤滑油を壁接近部に向けて直線状に誘導するため、壁接近部における潤滑油の圧力をより一層増大することができる。
本請求項4に係る発明によれば、一対の誘導壁面が壁接近部において互いに繋がっていることにより、壁接近部において潤滑油の逃げ道が無くなるため、壁接近部における油膜形成の効果を向上することができる。
本請求項5に係る発明によれば、プレート案内溝の両側に、プレート案内溝側に向けて傾斜する誘導傾斜面を設けることにより、誘導傾斜面によってチェーンのリンクプレートをプレート案内溝上に誘導し、リンクプレートを壁接近部によって油膜厚が増大した箇所の上を確実に走行させることができるとともに、プレート案内溝周辺の潤滑油をプレート案内溝に誘導することができる。
本請求項6に係る発明によれば、油誘導部がプレート案内溝の底面上に千鳥状に複数配置されていることにより、プレート案内溝の底面上における油誘導部の配置密度を高めることができ、特に、チェーン走行方向に見た場合における、複数の壁接近部のシュー幅方向の間隔を狭めることができるため、チェーンを構成する複数のリンクプレートの各々を、油膜厚が増大した箇所の上を確実に走行させることができる。
本請求項7に係る発明によれば、複数の油誘導部がチェーン走行方向およびシュー幅方向にそれぞれ並列配置されていることにより、プレート案内溝の底面模様用の金型の製造が容易になる等、案内シューの製造負担を低減することができる。
本請求項8に係る発明によれば、油誘導部が、一対の誘導壁面のチェーン走行方向の後方側に一対の誘導壁面に対向して配置された一対の第2の誘導壁面を有し、一対の第2の誘導壁面は、チェーン走行方向の前方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の前方側に向けて互いに接近するように形成されていることにより、一対の誘導壁面の後方に形成された一対の第2の誘導壁面によっても潤滑油を壁接近部に向けて誘導することが可能であるため、壁接近部における油膜形成の効果を向上することができる。
第1実施形態に係る案内シューの使用態様図。 第1実施形態に係る案内シューを示す説明図。 第1実施形態に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第1実施形態における壁接近部間の間隔を説明する説明図。 第1実施形態の変形例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第1実施形態の第2変形例に係る案内シューを示す断面図。 第2実施形態に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第2実施形態の変形例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第3実施形態に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第4実施形態に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第4実施形態の変形例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第1参考例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第2参考例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第3参考例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。 第4参考例に係るプレート案内溝の底面を示す説明図。
以下に、第1実施形態のチェーンガイド100について、図1〜図4に基づいて説明する。
第1実施形態のチェーンガイド100は、図1に示すように、エンジンルーム内に設置されるタイミングシステムに組み込まれ、スプロケットS1〜3間を走行するチェーンCHを摺動案内し、チェーン張力を適正に保持するものである。具体的には、チェーンガイド100は、図1に示すように、クランク軸とカム軸の夫々に設けたスプロケットS1〜3間に懸回されたチェーンCHをガイドして、チェーンCHの走行を安定させるとともに、チェーンCHの張力を適正に保持する。なお、本実施形態においては、チェーンガイド100は、エンジンルーム内で固定状態で設置される固定ガイドとして構成されているが、チェーンガイド100を、図1に示すようなエンジンルーム内で揺動可能に軸支されテンショナTによってチェーンCH側に押圧される揺動ガイドGとして構成してもよい。
チェーンガイド100は、図1や図2に示すように、走行するチェーンCHを摺動案内するための案内シュー120と、案内シュー120をチェーン走行方向(ガイド長手方向)Dに沿って支持する金属製のベース部材110とを備えている。ベース部材110は、取付対象であるエンジンブロック(図示しない)に固定されている。
案内シュー120は、合成樹脂材料で形成され、エンジンルーム側に面する面に、チェーン走行方向Dに延びるシュー面121を有し、案内シュー120のシュー幅方向両側には、ガイド部126が形成されている。シュー面121には、図2に示すように、チェーン走行方向Dに沿って延びるプレート案内溝122が2本設けられている。なお、本実施形態では、各プレート案内溝122は、隣接する2枚のリンクプレートLを案内するものとして構成されているが、プレート案内溝122の具体的態様はこれに限定されず、例えば、1枚のリンクプレートLを案内する幅でプレート案内溝122を形成してもよい。
各プレート案内溝122の底面には、図2や図3に示すように、くの字状のシュー凹部123が千鳥状に複数形成され、これにより、プレート案内溝122の底面には、複数の油誘導部125が千鳥状に複数形成されている。本実施形態では、プレート案内溝122の底面の凸部分(シュー凹部123が形成されていない部分)がチェーンCHとの間の摺動面として機能し、プレート案内溝122の底面の凹部分(シュー凹部123)が油溜まりとして機能する。
各油誘導部125は、図3に示すように、シュー凹部123の前方内壁面である一対の誘導壁面125aと、一対の誘導壁面125aが互いに接近した箇所である壁接近部125bと、シュー凹部123の後方内壁面である一対の第2の誘導壁面125cとを有している。
各誘導壁面125aは、図3に示すように、平坦面に形成され、チェーン走行方向Dの後方側に面している。一対の誘導壁面125aは、チェーン走行方向Dの前方側に向けて互いに接近するように、チェーン走行方向Dに対して斜めに延び、壁接近部125bにおいて互いに繋がっている。
各第2の誘導壁面125cは、図3に示すように、平坦面に形成され、チェーン走行方向Dの前方側にそれぞれ面し、各誘導壁面125aに対向している。一対の第2の誘導壁面125cは、チェーン走行方向Dの前方側に向けて互いに接近するように、チェーン走行方向Dに対して斜めに延び、互いに繋がっている。
チェーン走行方向Dに見た場合における、複数の壁接近部125bのシュー幅方向の間隔W1は、図4に示すように、チェーンCHのリンクプレートLのプレート厚W2以下に設定されている。
次に、第1実施形態の変形例について、図5に基づいて説明する。
図3に示す第1実施形態と図5に示す変形例との相違点は、プレート案内溝122の底面上の凹凸関係が逆転している点であり、具体的には、第1実施形態におけるシュー凹部123が、シュー凸部124に置き換えられている。本変形例では、プレート案内溝122の底面の凸部分(シュー凸部124)がチェーンCHとの間の摺動面として機能し、プレート案内溝122の底面の凹部分(シュー凸部124が形成されていない部分)が油溜まりとして機能する。
図5に示す変形例においては、各油誘導部125'は、シュー凸部124の後方外壁面である一対の誘導壁面125aと、一対の誘導壁面125aが互いに接近した箇所である壁接近部125bとを有している。図5に示す変形例における、誘導壁面125aや壁接近部125bのその他の構成については、第1実施形態の場合と同様である。
次に、第1実施形態の第2変形例について、図6に基づいて説明する。
第1実施形態の第2変形例では、シュー幅方向におけるプレート案内溝122の両側に、プレート案内溝122側に向けて傾斜する誘導傾斜面127が設けられている。なお、図6に示す例では、誘導傾斜面127が湾曲面として形成されているが、平坦面として形成してもよい。
次に、第2実施形態のチェーンガイド200について、図7に基づいて説明する。ここで、第2実施形態では、一部構成以外は、前述した第1実施形態と全く同じである。そのため、第1実施形態に関する明細書および図面に示す100番台の符号を200番台の符号に読み替えることによって、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
第2実施形態のチェーンガイド200では、図7に示すように、プレート案内溝222の底面に、複数のくの字状のシュー凹部223がチェーン走行方向Dおよびシュー幅方向にそれぞれ並列配置され、これにより、プレート案内溝222の底面には、複数の油誘導部225がチェーン走行方向Dおよびシュー幅方向にそれぞれ並列した状態で形成されている。
油誘導部225は、図7に示すように、一対の誘導壁面225aと壁接近部225bと一対の第2の誘導壁面225cとを有している。これら油誘導部225の各部の構成については、第1実施形態の場合と同様である。
次に、第2実施形態の変形例について、図8に基づいて説明する。
図7に示す第2実施形態と図8に示す変形例との相違点は、プレート案内溝222の底面上の凹凸関係が逆転している点であり、具体的には、第2実施形態におけるシュー凹部223が、シュー凸部224に置き換えられている。
図8に示す変形例においては、各油誘導部225'は、シュー凸部224の後方外壁面である一対の誘導壁面225aと、一対の誘導壁面225aが互いに接近した箇所である壁接近部225bと、前記誘導壁面225aが形成されたシュー凸部224に後続するシュー凸部224の前方外壁面である一対の第2の誘導壁面225cとを有している。これら油誘導部225の各部の構成については、第1実施形態の場合と同様である。
次に、第3実施形態のチェーンガイド300について、図9に基づいて説明する。ここで、第3実施形態では、一部構成以外は、前述した第1実施形態と全く同じである。そのため、第3実施形態に関する明細書および図面に示す100番台の符号を300番台の符号に読み替えることによって、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
第3実施形態のチェーンガイド300では、図9に示すように、プレート案内溝322の底面に、シュー幅方向に向けてジグザグ状に延びる複数のシュー凹部323が、チェーン走行方向Dに並列配置され、これにより、プレート案内溝322の底面には、複数の油誘導部325がチェーン走行方向Dおよびシュー幅方向にそれぞれ並列した状態で形成されている。
チェーンガイド300では、図9に示すように、各油誘導部325が、シュー凹部323の前方内壁面である一対の誘導壁面325aと、一対の誘導壁面325aが互いに接近した箇所である壁接近部325bと、シュー凹部323の後方内壁面である一対の第2の誘導壁面325cとを有している。これら油誘導部325の各部の構成については、第1実施形態の場合と同様である。
次に、第4実施形態のチェーンガイド400について、図10に基づいて説明する。ここで、第4実施形態では、一部構成以外は、前述した第1実施形態と全く同じである。そのため、第4実施形態に関する明細書および図面に示す100番台の符号を400番台の符号に読み替えることによって、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
第4実施形態のチェーンガイド400では、図10に示すように、プレート案内溝422の底面に、矩形状のシュー凹部423が、その対角線をチェーン走行方向D(およびシュー幅方向)に向けた状態で、千鳥状に複数配置され、これにより、プレート案内溝422の底面には、複数の油誘導部425が千鳥状に形成されている。
各油誘導部425は、図10に示すように、シュー凹部423の前方内壁面である一対の誘導壁面425aと、一対の誘導壁面425aが互いに接近した箇所である壁接近部425bとを有している。これら油誘導部425の各部の構成については、第1実施形態の場合と同様である。
次に、第4実施形態の変形例について、図11に基づいて説明する。
図10に示す第4実施形態と図11に示す変形例との相違点は、プレート案内溝422の底面上の凹凸関係が逆転している点であり、具体的には、第4実施形態におけるシュー凹部423が、シュー凸部424に置き換えられている。
図11に示す変形例においては、各油誘導部425'は、一対の誘導壁面425aと、一対の誘導壁面425aが互いに接近した箇所である壁接近部425bと、一対の第2の誘導壁面425cとを有している。一対の誘導壁面425aは、シュー幅方向に隣接する2つのシュー凸部424の後方外壁面から構成され、第2の誘導壁面425cは、前記2つのシュー凸部424に後続するシュー凸部424の前方外壁面から構成される。本変形例では、一対の誘導壁面425aは、壁接近部425bにおいて互いに繋がっていない。その他の点では、これら油誘導部425の各部の構成は、第1実施形態の場合と同様である。
次に、第1参考例のチェーンガイド500について、図12に基づいて説明する。
第1参考例のチェーンガイド500では、プレート案内溝522の底面に、複数の矩形状のシュー凹部523が、その辺をチェーン走行方向D(およびシュー幅方向)に向けた状態で、チェーン走行方向Dおよびシュー幅方向にそれぞれ並列配置されている。
次に、第2参考例のチェーンガイド600について、図13に基づいて説明する。
第2参考例のチェーンガイド600では、プレート案内溝622の底面に、チェーン走行方向Dに延びる複数の帯状のシュー凹部623がシュー幅方向に並列配置されている。
次に、第3参考例のチェーンガイド700について、図14に基づいて説明する。
第3参考例のチェーンガイド700では、プレート案内溝722の底面に、チェーン走行方向Dおよびシュー幅方向の両方に対して斜めに延びる複数の帯状のシュー凹部723が並列配置されている。
次に、第4参考例のチェーンガイド800について、図15に基づいて説明する。
第4参考例のチェーンガイド800では、プレート案内溝822の底面に、シュー幅方向に延びる複数の帯状のシュー凹部823がチェーン走行方向Dに並列配置されている。
上述した実施形態や変形例においては、誘導壁面(および第2の誘導壁面)が平坦面に形成されているものとして説明したが、誘導壁面(および第2の誘導壁面)の具体的態様はこれに限定されず、例えば、誘導壁面(および第2の誘導壁面)を凸状または凹状の湾曲面に形成してもよい。
また、シュー凹部やシュー凸部の具体的な形状や配置については、チェーン走行方向の前方側に向けて互いに接近する一対の誘導壁面を構成するものであれば、如何なるものでもよい。
また、案内シューの材質は、摩擦抵抗、剛性、耐久性、成形性、コスト等に諸条件に応じて公知の適宜のものを選択すればよく、特に、合成樹脂材料が好適である。
また、ベース部材は、剛性、耐久性、成形性、コスト等の諸条件に応じて公知の適宜の金属材料を選択すればよい。
また、案内シューとベース部材とを一体に設けてもよい。
また、上述した実施形態および変形例の構成を、任意に組み合わせてチェーンガイドを構成しても何ら構わない。
100 ・・・ チェーンガイド
110 ・・・ ベース部材
120、220、320、420、520、620、720、820 ・・・ 案内シュー
121 ・・・ シュー面
122、222、322、422、522、622、722、822 ・・・ プレート案内溝
123、223、323、423、523、623、723、823 ・・・ シュー凹部
124、224、 424 ・・・ シュー凸部
125、 225、 325、 425 ・・・ 油誘導部
125a、225a、325a、425a ・・・ 誘導壁面
125b、225b、325b、425b ・・・ 壁接近部
125c、225c、325c、425c ・・・ 第2の誘導壁面
126 ・・・ ガイド部
127 ・・・ 誘導傾斜面
D ・・・ チェーン走行方向
CH ・・・ チェーン
L ・・・ リンクプレート
T ・・・ テンショナ
G ・・・ 揺動ガイド
S1〜S3 ・・・ スプロケット
W1 ・・・ 壁接近部の間隔
W2 ・・・ プレート厚

Claims (8)

  1. 走行するチェーンを摺動案内するシュー面を有した案内シューであって、
    前記シュー面には、チェーン走行方向に沿って延び、前記チェーンのリンクプレートを案内するプレート案内溝が設けられ、
    前記プレート案内溝の底面には、一対の誘導壁面を有した油誘導部が設けられ、
    前記一対の誘導壁面は、チェーン走行方向の後方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の前方側に向けて互いに接近するように形成されていることを特徴とする案内シュー。
  2. 前記油誘導部は、前記プレート案内溝の底面上に複数設けられ、
    前記複数の油誘導部は、前記一対の誘導壁面が互いに接近した壁接近部をそれぞれ有し、
    チェーン走行方向に見た場合における前記複数の壁接近部のシュー幅方向の間隔は、前記チェーンのリンクプレートのプレート厚以下であることを特徴とする請求項1に記載の案内シュー。
  3. 前記油誘導部を構成する一対の誘導壁面は、平坦面にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の案内シュー。
  4. 前記油誘導部を構成する一対の誘導壁面は、壁接近部において互いに繋がっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の案内シュー。
  5. シュー幅方向における前記プレート案内溝の両側には、前記プレート案内溝側に向けて傾斜する誘導傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の案内シュー。
  6. 前記油誘導部は、前記シュー面上に千鳥状に複数配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の案内シュー。
  7. 前記油誘導部は、前記シュー面上に複数設けられ、
    前記複数の油誘導部は、チェーン走行方向およびシュー幅方向にそれぞれ並列配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の案内シュー。
  8. 前記油誘導部は、前記一対の誘導壁面のチェーン走行方向の後方側に前記一対の誘導壁面に対向して配置された一対の第2の誘導壁面を有し、
    前記一対の第2の誘導壁面は、チェーン走行方向の前方側にそれぞれ面し、チェーン走行方向の後方側に向けて互いに接近するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の案内シュー。
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