JP2016142197A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リーク回収溝内の高温のリーク燃料が確実に排出されるようにする。
【解決手段】燃料ギャラリ19の燃料を、燃料バイパス通路24を介してリーク回収溝21に供給する。また、リーク回収溝21の燃料を燃料タンク41に戻す燃料戻し通路13d、44に、絞り13eを設ける。絞り13eよりも上流側のリーク回収溝21の圧力は、燃料ギャラリ19に供給される燃料の圧力と略等しくなり、絞り13eより下流側の圧力よりも高くなるため、リーク回収溝21から燃料タンク41に向かって燃料が確実に流れる。すなわち、リーク回収溝21内の高温のリーク燃料は、リーク回収溝21に澱むことなく燃料タンク41側に確実に排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を加圧して内燃機関に供給する燃料供給装置に関するものである。
従来、この種の燃料供給装置として、例えば特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された燃料供給装置は、燃料ギャラリに溜められた低圧の燃料をポンプ室に供給し、往復動するプランジャにてポンプ室内の燃料を加圧するようになっている。ポンプ室内で加圧された燃料の一部はシリンダとプランジャとの間の隙間から漏れ、その高温のリーク燃料はリーク回収溝に回収された後、燃料戻し通路を介して燃料タンクに戻される。
また、燃料ギャラリから分岐してポンプ室を経由することなくリーク回収溝に燃料を導く燃料バイパス通路を備え、この燃料バイパス通路には絞りが設けられている。そして、燃料バイパス通路を介してリーク回収溝に供給される低温の燃料により、シリンダやプランジャ等を冷却するようになっている。
特許第5240284号明細書
しかしながら、従来の燃料供給装置は、リーク回収溝内の圧力が低く(略大気圧)、リーク回収溝の圧力と燃料戻し通路の圧力との圧力差が小さいため、リーク回収溝から高温のリーク燃料が排出されにくく、リーク回収溝内に澱み易い。その結果、シリンダやプランジャ等の温度が上昇してリーク燃料が増加し、燃料吐出量が低下するという問題がある。
また、例えば燃料ギャラリに供給される燃料の圧力を調整する調圧弁のリリーフ燃料が燃料戻し通路を介して燃料タンクに戻される構成の場合、調圧弁のリリーフ燃料により燃料戻し通路内の圧力が変動し、リーク回収溝内の高温のリーク燃料がさらに排出されにくくなり、上記の問題が一層顕著になる。
本発明は上記点に鑑みて、リーク回収溝内の高温のリーク燃料が確実に排出されるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、シリンダ(13)と、シリンダ内に往復動可能に配設されたプランジャ(14)と、プランジャの往復動によって容積が変化するポンプ室(15)と、ポンプ室に供給する燃料を溜める燃料ギャラリ(19)と、シリンダにおけるプランジャが摺動する摺動面(13a)に形成されてシリンダとプランジャとの間の隙間から漏れた燃料を回収するリーク回収溝(21)と、燃料ギャラリとリーク回収溝とを連通させる燃料バイパス通路(24)と、リーク回収溝の燃料を燃料タンクへ戻す燃料戻し通路(13d、44)と、リーク回収溝と燃料戻し通路との間に圧力差を発生させる差圧発生手段(13e、27)とを備えることを特徴とする。
これによると、リーク回収溝の圧力は、燃料ギャラリに供給される燃料の圧力と略等しくなり、差圧発生手段より下流側の圧力よりも高くなるため、リーク回収溝から燃料タンクに向かって燃料が確実に流れる。すなわち、リーク回収溝内の高温のリーク燃料はリーク回収溝内に澱むことなく確実に排出される。したがって、シリンダやプランジャ等の温度上昇が防止され、燃料吐出量の低下が防止される。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る燃料供給装置を示す模式的な断面図である。 一実施形態に係る燃料供給装置の変形例を示す模式的な断面図である。
本発明の一実施形態について説明する。本実施形態に係る燃料供給装置は、軽油等の燃料を高圧化して、圧縮着火式内燃機関(以下、単に内燃機関と称する。)に供給するものである。
図1に示すように、ハウジング10には、その下端側に位置するカム室10aと、このカム室10aからハウジング10の上方に向かって延びる円柱状空間のハウジング貫通孔10bとが形成されている。このカム室10aおよびハウジング貫通孔10b内の空間には、後述するカム12、摺動子17、カムローラ18等の潤滑を行うための潤滑油が充填されている。
カム室10aには、図示しない内燃機関にて駆動されるカム軸11が配置され、このカム軸11はハウジング10に回転自在に支持されている。また、カム軸11にはカム12が形成されている。
ハウジング貫通孔10bには、ハウジング貫通孔10bの上端側を塞ぐようにして、シリンダ13が挿入されている。
このシリンダ13には、円柱状空間のプランジャ挿入孔13aが形成されており、このプランジャ挿入孔13aに、円柱状のプランジャ14が往復動自在に挿入されている。そして、このプランジャ14の上端面とシリンダ13の内周面とによりポンプ室15が区画形成され、プランジャ14の往復動によってポンプ室15の容積が変化するようになっている。
プランジャ14の下端にシート14aが連結されており、このシート14aを介してスプリング16によってプランジャ14が摺動子17に押し付けられている。
摺動子17は、円筒状に形成されており、ハウジング貫通孔10bに往復動自在に挿入されている。また、摺動子17にはカムローラ18が回転自在に取り付けられており、このカムローラ18はカム12に当接している。そして、カム軸11の回転によりカム12が回転すると、シート14a、摺動子17およびカムローラ18とともに、プランジャ14が往復駆動されるようになっている。
シリンダ13内には、ポンプ室15に供給する燃料を溜める環状の燃料ギャラリ19が形成されている。この燃料ギャラリ19は、シリンダ13に形成された低圧通路孔13b、および低圧燃料配管40を介して、燃料タンク41に接続されている。低圧燃料配管40中には、燃料タンク41に溜められた燃料を吸入し低圧にて吐出するフィードポンプ42が配置されており、燃料ギャラリ19にはフィードポンプ42によって燃料が圧送される。なお、低圧通路孔13bおよび低圧燃料配管40は、低圧燃料通路を構成する。
燃料ギャラリ19は、後述する電磁弁30内の連通孔31aを介して、ポンプ室15に連通されている。
シリンダ13には、ポンプ室15に常時連通する高圧通路孔13cが形成されている。そして、ポンプ室15は、この高圧通路孔13c、吐出弁20、および高圧燃料配管45を介してコモンレール43に接続されている。なお、高圧通路孔13cおよび高圧燃料配管45は、高圧燃料通路を構成する。
吐出弁20は、高圧燃料通路を開閉する弁体20aと、この弁体20aを閉弁向きに付勢するスプリング20bとを備えている。そして、ポンプ室15で加圧された高圧燃料は、スプリング20bの付勢力に抗して弁体20aを開弁向きに移動させ、コモンレール43に圧送されるようになっている。
シリンダ13におけるプランジャ14が摺動する摺動面を構成するプランジャ挿入孔13aの内壁には、プランジャ14とシリンダ13との間から漏れる燃料を回収するリーク回収溝21が形成されている。このリーク回収溝21は、シリンダ13のプランジャ挿入孔13aの内壁を拡径した環状の溝で構成されている。また、リーク回収溝21の下方側開口部は、カバー22にて塞がれている。
リーク回収溝21には、プランジャ14の外周側を通ってポンプ室15からハウジング貫通孔10b内の空間やカム室10aへ伝う燃料の漏れ、及び、ハウジング貫通孔10b内の空間やカム室10aからポンプ室15へ伝う潤滑油の漏れを防止するプランジャシール部材23が配置されている。
リーク回収溝21は、シリンダ13に形成された燃料バイパス通路24を介して、燃料ギャラリ19に接続されている。これにより、フィードポンプ42によって圧送された燃料がリーク回収溝21に供給されるようになっている。
また、リーク回収溝21は、シリンダ13に形成された戻し通路孔13d、および戻し燃料配管44を介して、燃料タンク41に接続されている。これにより、リーク回収溝21に流入した燃料が燃料タンク41に戻されるようになっている。なお、戻し通路孔13dおよび戻し燃料配管44は、本発明の燃料戻し通路を構成する。
戻し通路孔13dの途中には、差圧発生手段としての絞り13eが形成されている。そして、この絞り13eにより、リーク回収溝21と、絞り13eよりも下流側の戻し通路孔13dおよび戻し燃料配管44との間に、圧力差を発生させるようになっている。
低圧通路孔13bは、シリンダ13に形成されたリリーフ通路孔13fを介して、絞り13eよりも下流側の戻し通路孔13dに接続されている。換言すると、リリーフ通路孔13fは、フィードポンプ42によって圧送された燃料の一部をリーク回収溝21を経由せずに燃料を燃料タンク41へ戻すものであり、本発明の他の燃料戻し通路に相当する。
リリーフ通路孔13fの途中には、燃料ギャラリ19内の最大圧力を規定する調圧弁25が配置されている。
この調圧弁25は、リリーフ通路孔13fを開閉する弁体25aと、この弁体25aを閉弁向きに付勢するスプリング25bとを備えている。そして、燃料ギャラリ19内の圧力が基準圧力(例えば、0.5MPa)以上となった場合には、スプリング25bに抗して弁体25aが開弁向きに移動してリリーフ通路孔13fが開かれ、燃料ギャラリ19や低圧通路孔13b側の燃料が燃料タンク41に戻されるようになっている。
電磁弁30は、プランジャ14の上端面に対向した位置において、ポンプ室15を閉塞するようにしてシリンダ13に螺合されている。
電磁弁30はボディ31を備えており、このボディ31には、一端がポンプ室15に連通し他端が燃料ギャラリ19に連通する連通孔31aが形成されている。
また、この電磁弁30は、通電時に磁界を発生するコイル32、コイル32に通電された時に吸引力を発生するステータコア33、コイル32に通電された時にステータコア33に吸引されるアーマチャ34、アーマチャ33と一体に移動して連通孔31aとポンプ室15との間を開閉する弁体35、アーマチャ34および弁体35を反吸引側に向かって付勢するスプリング36とを有している。
上記構成の燃料供給装置の作動を説明する。先ず、電磁弁30のコイル32に通電されていないときには、電磁弁30の弁体35はスプリング36の付勢力により開弁位置に移動されて、連通孔31aとポンプ室15とが連通状態になっている。
そして、連通孔31aとポンプ室15とが連通している状態で、且つプランジャ14が下降する吸入工程では、フィードポンプ42から吐出される低圧の燃料が、低圧燃料配管40、低圧通路孔13b、燃料ギャラリ19、および連通孔31aを介して、ポンプ室15に供給される。
次いで、プランジャ14が上昇する吐出工程では、プランジャ14はポンプ室15内の燃料を加圧しようとする。しかし、プランジャ14の上昇開始初期においては、コイル32に通電されておらず、連通孔31aとポンプ室15とが連通しているため、ポンプ室15内の燃料は、連通孔31aを介して燃料ギャラリ19側に溢流し、加圧されない。
このポンプ室15内の燃料の溢流中にコイル32に通電されると、アーマチャ34および弁体35はスプリング36に抗してステータコア33に吸引されて閉弁位置に移動され、連通孔31aとポンプ室15との間が遮断される。
これにより、燃料ギャラリ19側への燃料の溢流が停止されて、プランジャ14によるポンプ室15内の燃料の加圧が開始される。そして、ポンプ室15内の燃料圧力により吐出弁20が開弁され、高圧の燃料がコモンレール43に圧送される。
ポンプ室15内の燃料が加圧される圧送工程では、ポンプ室15内の燃料がプランジャ14とプランジャ挿入孔13aとの隙間から漏れて、リーク回収溝21に回収される。また、リーク回収溝21に流入したリーク燃料は、戻し通路孔13dおよび戻し燃料配管44を介して燃料タンク41に戻される。
一方、燃料ギャラリ19の燃料は、燃料バイパス通路24を介してリーク回収溝21に供給される。また、リーク回収溝21に供給されたその燃料は、戻し通路孔13dおよび戻し燃料配管44を介して燃料タンク41に戻される。
ここで、絞り13eよりも上流側の戻し通路孔13dおよびリーク回収溝21の圧力は、燃料ギャラリ19に供給される燃料の圧力と略等しくなり、絞り13eよりも下流側の戻し通路孔13dおよび戻し燃料配管44の圧力は略大気圧(数十kPa程度)になる。換言すると、リーク回収溝21の圧力は絞り13eより下流側の圧力よりも高くなるため、リーク回収溝21から燃料タンク41に向かって燃料が確実に流れる。すなわち、リーク回収溝21内の高温のリーク燃料は、リーク回収溝21に澱むことなく燃料タンク41側に確実に排出される。したがって、シリンダ13やプランジャ14等の温度上昇が防止され、燃料吐出量の低下が防止される。
また、調圧弁25が開弁した際のリリーフ燃料により絞り13eより下流側の圧力が変動しても、リーク回収溝21の圧力は絞り13eより下流側の圧力よりも高い状態が確実に維持されるため、リーク回収溝21内の高温のリーク燃料は燃料タンク41側に確実に排出される。
なお、上記実施形態においては、リーク回収溝21にプランジャシール部材23を配置したが、図2に示す変形例のように、リーク回収溝21とは別にシール部材室26を設けて、このシール部材室26にプランジャシール部材23を配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、絞り13eにて圧力差を発生させるようにしたが、図2に示す変形例のように、絞り13eの代わりに、リーク回収溝21から燃料タンク41への燃料の流れを許容する差圧発生手段としての逆止弁27を設けて、その逆止弁27にて圧力差を発生させるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、リリーフ通路孔13fを戻し通路孔13dに接続したが、リリーフ通路孔13fは、戻し通路孔13dや戻し燃料配管44を介さずに燃料タンク41に接続してもよい。
また、上記実施形態においては、カム室10aおよびハウジング貫通孔10b内の空間に、カム12等の潤滑を行うための潤滑油を充填したが、カム室10aおよびハウジング貫通孔10b内の空間に燃料を流通させて、その燃料にてカム12等の潤滑を行うようにしてもよい。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
13 シリンダ
14 プランジャ
15 ポンプ室
19 燃料ギャラリ
21 リーク回収溝
24 燃料バイパス通路
27 逆止弁(差圧発生手段)
44 戻し燃料配管(燃料戻し通路)
13a プランジャ挿入孔(摺動面)
13d 戻し通路孔(燃料戻し通路)
13e 絞り(差圧発生手段)

Claims (6)

  1. シリンダ(13)と、
    前記シリンダ内に往復動可能に配設されたプランジャ(14)と、
    前記プランジャの往復動によって容積が変化するポンプ室(15)と、
    前記ポンプ室に供給する燃料を溜める燃料ギャラリ(19)と、
    前記シリンダにおける前記プランジャが摺動する摺動面(13a)に形成されて前記シリンダと前記プランジャとの間の隙間から漏れた燃料を回収するリーク回収溝(21)と、
    前記燃料ギャラリと前記リーク回収溝とを連通させる燃料バイパス通路(24)と、
    前記リーク回収溝の燃料を燃料タンクへ戻す燃料戻し通路(13d、44)と、
    前記リーク回収溝と前記燃料戻し通路との間に圧力差を発生させる差圧発生手段(13e、27)とを備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記差圧発生手段は、絞り(13e)であることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記差圧発生手段は、前記リーク回収溝から前記燃料タンクへの燃料の流れを許容する逆止弁(27)であることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  4. 前記プランジャを往復動させるカム(12)と、
    前記カムが配置されるとともに潤滑油が充填されたカム室(10a)と、
    前記リーク回収溝内に配置されて前記リーク回収溝と前記カム室との間での燃料および潤滑油の流通を防止するプランジャシール部材(23)とを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料供給装置。
  5. 前記プランジャを往復動させるカム(12)と、
    前記カムが配置されるとともに潤滑油が充填されたカム室(10a)と、
    前記リーク回収溝と前記カム室との間での燃料および潤滑油の流通を防止するプランジャシール部材(23)と、
    前記リーク回収溝から分離して形成されて前記プランジャシール部材が配置されるシール部材室(26)とを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の燃料供給装置。
  6. 前記リーク回収溝を経由せずに燃料を燃料タンクへ戻す他の燃料戻し通路(13f)を備え、
    前記他の燃料戻し通路は、前記燃料戻し通路における前記差圧発生手段よりも前記燃料タンク側にて接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の燃料供給装置。
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