JP2016141536A - カード送給装置 - Google Patents

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雅治 長田
Masaharu Osada
雅治 長田
田中 幹夫
Mikio Tanaka
幹夫 田中
芳昌 田中
Yoshimasa Tanaka
芳昌 田中
雄彦 伊藤
Katsuhiko Ito
雄彦 伊藤
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Abstract

【課題】カードの表面の損傷を防ぎ、かつ、従来より長時間に亘って自動運転可能なカード送給装置の提供する。
【解決手段】本発明のカード送給装置10は、カード積載部89に積み上げられた待機カード群G1の上空領域に、複数のカード90を積み上げてなる控えカード群G2が、支持ツール53によって下方から支持されている。そして、待機カード群G1の残量が下限数以下になると、支持ツール53の上方の上方離間位置で控えカード群G2が挟持ツール63に挟持されてから支持ツール53による支持が解除され、控えカード群G2のうち挟持ツール63より下側の特定複数のカード90がカード積載部89に補給される。
【選択図】図11

Description

本発明は、積み上げられた複数のカードの最下端からカードを、順次、前方に抜き出して送給するカード送給装置に関する。
従来、この種のカード送給装置として、送給ベルトの上方に角筒状のガイドを起立状態に配置し、ガイドと送給ベルトとの間にカードが1枚のみ通過可能な隙間を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−165402号公報(図1〜5)
ところで、上述した従来のカード送給装置では、ガイドに収容されているカードの量が多くなるに従ってカードと送給ベルトとの間の摩擦が大きくなると共に、カード同士の間の摩擦も大きくなる。このため、従来のカード送給装置では、ガイド内にカードを多く積み上げ過ぎて、カードの表面が摩擦により損傷する事態が生じ得た。これに対し、ガイド内に積み上げるカードの量を少なくすると、ガイド内にカードを補給する作業頻度が高くなり、カード送給装置の自動運転時間が短くなるという問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、カードの表面の損傷を防ぎ、かつ、従来より長時間に亘って自動運転可能なカード送給装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、複数のカードが待機カード群として積み上げられるカード積載部と、前記待機カード群に下方から接触した状態で回転し、前記待機カード群から最下端の前記カードを、順次、前方に抜き出して送給する駆動回転体と、前記待機カード群の最下端のカード以外のカードの前方への移動を規制する重送規制部材と、複数のカードを積み上げてなる控えカード群を、前記待機カード群の真上となる上空領域内で下方から支持する支持状態と、前記上空領域から退避して前記控えカード群の支持を解除する支持解除状態とに切り替え可能な下部支持手段と、前記下部支持手段上の前記控えカード群のうち下端から上方に特定複数のカード分だけ離れた上方離間位置で前記控えカード群を側方から挟持する挟持状態と、その挟持を解除する挟持解除状態とに切り替え可能な側部挟持手段と、前記待機カード群の残量が、予め定められた下限数になったことを検出するための残量検出手段と、前記待機カード群の残量が前記下限数になった場合に、前記下部支持手段を前記支持状態としかつ前記側部挟持手段を前記挟持解除状態とした初期態様から、前記側部挟持手段を前記挟持状態に切り替えた後、前記下部支持手段を前記支持解除状態に切り替えて前記控えカード群から前記特定複数のカードを前記待機カード群に補充し、その後、前記初期態様に戻す切替制御部とを備えたカード送給装置である。
請求項2の発明は、前記側部挟持手段は、水平対向する1対の挟持部材と、前記1対の挟持部材を互いに接近及び離間させて前記控えカード群を挟む挟持位置とその挟持を解除した挟持解除位置とに移動する挟持用駆動源とを備えてなる請求項1に記載のカード送給装置である。
請求項3の発明は、前記下部支持手段は、水平方向で対向する1対の支持部材と、前記1対の支持部材を互いに接近及び離間させて前記控えカード群を下方から支持する支持位置とその支持を解除した支持解除位置とに移動する支持用駆動源とを備えてなる請求項1又は2に記載のカード送給装置である。
請求項4の発明は、前記控えカード群の前記カードの送給方向の前方から宛がわれる前面ガイド部材と、前記控えカード群の両側面に宛がわれる1対の側面ガイド部材を有し、前記控えカード群を下方に案内するカード降下ガイドを設け、前記下部支持手段及び前記側部挟持手段の可動部分の前記カード降下ガイド内への進退を許容する進退口を前記側面ガイド部材又は前記前面ガイド部材に形成した請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のカード送給装置である。
請求項5の発明は、前記1対の側面ガイド壁は、前記下部支持手段の下方まで延びて前記待機カード群の両側面に宛がわれる請求項4に記載のカード送給装置である。
請求項6の発明は、前記1対の側面ガイド壁の下端部に、前記残量検出手段としての近接センサが取り付けられている請求項5に記載のカード送給装置である。
請求項7の発明は、前記カード降下ガイドは、前記カードの送給方向の後方が開放した溝形構造をなし、その上縁部と後縁部とに交差しかつ後下りに傾斜した折曲線より後側部分を斜め側方に折り曲げてなる1対のカード導入部を有している請求項4乃至6の何れか1の請求項に記載のカード送給装置である。
請求項8の発明は、前記駆動回転体としての送給ベルトと、前記送給ベルトの外面に接触して連れ回りする粘着ゴム製の清掃用ローラとを備えた請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載のカード送給装置である。
請求項1のカード送給装置では、カード積載部に積み上げられた待機カード群に、駆動回転体が下方から接触して回転し、待機カード群の最下端からカードが、順次、前方に抜き出されて送給される。また、待機カード群の上空領域では、複数のカードを積み上げてなる控えカード群が、下部支持手段によって下方から支持されている。そして、待機カード群の残量が下限数以下になると、下部支持手段の上方の上方離間位置で控えカード群が側部挟持手段に挟持されてから下部支持手段による支持が解除される。これにより、控えカード群のうち側部挟持手段より下側の特定複数のカードがカード積載部に補給される。そして、控えカード群が下部支持手段によって下方から支持された初期態様に戻る。即ち、カード積載部の待機カード群の残量が下限数以下になる度に、控えカード群における下端側の特定複数のカードがカード積載部に自動的に補給されるので、従来より長時間に亘るカード送給装置の自動運転が可能になると共に、カード積載部上の待機カード群のカード数は、下限数と特定複数との和の数を超えないように制御されるので、カードと駆動回転体との間及びカード同士の間の摩擦が抑えられ、カードの表面の損傷を防ぐことができる。
側部挟持手段は、例えば、固定部材と可動部材との間で控えカード群を挟持する構成であってもよいし、請求項2の発明のように、互いに接近及び離間する1対の挟持部材の間で控えカード群を挟持する構成としてもよい。また、下部支持手段は、例えば、旋回部材が水平に旋回して控えカード群を下方から支持する支持位置と、その支持を解除した支持解除位置との間を移動する構成であってもよいし、請求項3の発明のように、1対の支持部材が互いに接近及び離間して控えカード群を下方から支持する支持位置とその支持を解除した支持解除位置とに移動する構成であってもよい。これら請求項2及び3の構成によれば、控えカード群が左右対称に負荷を受けるので控えカード群の傾動が抑えられ、カード積載部に対する安定したカードの補給が可能になる。
請求項4の構成によれば、カード降下ガイドにより控えカード群の姿勢が安定し、カード積載部に対する安定したカードの補給が可能になる。
請求項5の構成によれば、カード降下ガイドの案内により、特定複数のカードの待機カード群上への落下動作が安定する。
請求項6の構成によれば、カード降下ガイドの側面ガイド部材が、待機カード群の残量を検出する近接センサの支持部材を兼ね、カード送給装置がコンパクトになる。
請求項7の構成によれば、1対のカード導入部をガイドにしてカード降下ガイド内に控えカード群を容易に補充することができる。
請求項8の構成によれば、粘着ゴム製の清掃用ローラにより送給ベルトの外周面の異物が除去されるので、送給ベルトの清掃のためにカード送給装置が停止される頻度が抑えられて、従来より長時間に亘ったカード送給装置の自動運転が可能になる。
本発明の一実施形態に係るカード送給装置の側断面図 ベースボックスの平面図 清掃用ローラを後側から見た断面図 清掃用ローラの支持部の側面図 重送規制装置の側断面図 カード送給装置の一部を切断した平面図 カード送給装置の一部を後側から見た断面図 溝半割部材の側面図 第1状態のカード送給装置の後側から見た断面図 第2状態のカード送給装置の後側から見た断面図 第3状態のカード送給装置の後側から見た断面図 第4状態のカード送給装置の後側から見た断面図 第5状態のカード送給装置の後側から見た断面図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。図1に示された本実施形態のカード送給装置10は、直方体状のベースボックス11を有し、そのベースボックス11の上面に沿って図1の右側に向けてカード90を送給する。以下の説明において、カード90の送給方向を前後方向、その送給方向の前側(例えば図1の右側)を単に「前側」、その反対側(例えば図1の左側)を単に「後側」といい、さらに送給方向と直交する水平方向を「横方向」又は「左右方向」ということとする。
ベースボックス11の横方向で対向する1対の側壁11A,11Aの間には、上面寄り位置に第1〜第5のシャフト12〜16が差し渡されて前側から順番に並べられている。また、第5シャフト16の斜め後ろ下方には、1対の側壁11A,11Aの間に第6シャフト17が差し渡されている。
図2に示すように、第1シャフト12は、ベースボックス11の前端部に配置され、ベースボックス11の側壁11A,11Aに両端部を固定されている。また、第1シャフト12の軸方向の中央には、1対のローラ12R,12Rがベアリングを介して回転可能に支持されている。
第2シャフト13は、ベースボックス11の前端部から離れた位置に配置され、それら第1と第2のシャフト12,13との間隔は、第2〜第5のシャフト13〜16の間隔より広くなっている。また、第2シャフト13の両端部は、ベースボックス11の側壁11A,11Aにベアリングを介して回転可能に支持され、第2シャフト13の軸方向の中央には、1対のローラ13R,13Rが一体回転可能に固定されている。そして、第1シャフト12の1対のローラ12R,12Rと第2シャフト13の1対のローラ13R,13Rとの間に1対のサブ送給ベルト18,18が掛け渡され、それらサブ送給ベルト18の上面がベースボックス11の上面に対して平行になって僅かに上方に突出している。
第3〜第5のシャフト14〜16は、それぞれベースボックス11の側壁11A,11Aに両端部を固定されている。そして、第3シャフト14にベアリングを介して前側スリーブ14Sが回転可能に支持され、第4シャフト15にベアリングを介して中央スリーブ15Sが回転可能に支持され、さらに、第5シャフト16にベアリングを介して後側スリーブ16Sが回転可能に支持されている。
前側スリーブ14Sは、軸方向の中央と両端寄り位置とに配置された3つの大径部14Dと、隣り合った大径部14D,14D同士の間に配置された1対の小径部14E,14Eとを備えている。後側スリーブ16Sも同様に3つの大径部16Dと1対の小径部16E,16Eを備えている。また、中央スリーブ15Sの外径は、軸方向全体で均一になっている。さらには、第6シャフト17には、1対のローラ17R,17Rがベアリングを介して回転可能に支持されている。そして、1対の送給ベルト19,19が、図2に示すように前側スリーブ14Sの小径部14Eと後側スリーブ16Sの小径部16Eとローラ17Rとを頂点とする略三角形となるように張られている。また、それら送給ベルト19,19のうち小径部14Eと小径部16Eとの間が、中央スリーブ15Sによって僅かに上方に押し上げられている。そして、図1に示すように、送給ベルト19の上面が、ベースボックス11の上面に対して僅かに上方に突出している。
なお、前側スリーブ14S及び後側スリーブ16Sの大径部14D,16D(図2参照)の外周面は、ベースボックス11の上面より僅かに下方に位置している。
図1に示すようにベースボックス11内の底部には、モータ25が備えられ、このモータ25によってサブ送給ベルト18と送給ベルト19とが回転駆動される。具体的には、図2に示すように第2シャフト13の一端部には前側出力プーリー13Pが一体回転可能に固定され、前側スリーブ14Sの一端部には後側出力プーリー14Pが一体回転可能に固定されている。また、図1に示すように、前側出力プーリー13P及び後側出力プーリー14Pの下方には、入力プーリー25Pが図示しない回転支持部によって回転可能に支持されている。そして、前側出力プーリー13Pと後側出力プーリー14Pと入力プーリー25Pとにタイミングベルト20が掛け渡され、図示しないギヤ(又はタイミングベルト)によってモータ25の出力回転軸と入力プーリー25Pとが連結されている。これにより、モータ25の動力を受けて前側及び後側の送給ベルト18,19が同方向に回転してベースボックス11上の搬送物を前方に送給する。
図1に示すように送給ベルト19,19の外周面には、後側スリーブ16Sとローラ17Rとの間に清掃用ローラ23Rが当接している。清掃用ローラ23Rは、粘着ゴムを円筒状に成形してなる。また、図3に示すように、清掃用ローラ23Rの内側に支持シャフト23Sが通され、清掃用ローラ23Rの両端部が支持シャフト23Sにベアリングを介して回転可能に支持されている。さらには、支持シャフト23Sのうち清掃用ローラ23Rから外側に突出した両端部には、スリーブ23Cが嵌合した状態に固定されている。各スリーブ23Cは、ベアリング側に小径部23B、その反対側に大径部23Aを有し、小径部23Bがベアリングのインナーレースに突き当てられている。そして、これら清掃用ローラ23R、支持シャフト23S及びスリーブ23Cから清掃ユニット23が構成され、その清掃ユニット23がベースボックス11に着脱可能に取り付けられている。
具体的には、ベースボックス11の1対の側壁11A,11Aの内側面に1対のブラケット21,21が左右対称に固定されている。各ブラケット21は、ベースボックス11の左右方向で対向する1対の側壁21A,21Bの前縁部の間を前面壁21Cで連絡した溝構造をなして、一方の側壁21Bがベースボックス11の側壁11Aの内面に重ねられた状態に螺子止めされている。また、ブラケット21の他方の側壁21Aには、係合溝22が形成されている。図4(A)に示すように、係合溝22は、フック形状をなし、側壁21Aの後端縁より前方に延びてから鉛直下方に直角に曲がり、さらに下端部が後方に曲がっている。そして、清掃ユニット23の両スリーブ23C,23Cの小径部23B,23Bが、両ブラケット21,21の係合溝22,22に後方から受容され、清掃用ローラ23Rが送給ベルト19に接触している。詳細には、図4(B)に示すように、清掃ユニット23は自重により係合溝22の下端部に配置され、小径部23Bが係合溝22の内面の下辺部22Aと後側の縦辺部22Bとに当接した状態で清掃用ローラ23Rが送給ベルト19に軽く接触している。
図1に示すように、ベースボックス11の上面には、前寄り部分に支持架台26が取り付けられている。支持架台26は、ベースボックス11の上面の両側縁部から起立した1対の側板26A,26A(図1には一方の側板26Aのみが示されている。図6参照)と、それら側板26A,26A同士の間に差し渡した1対の支持梁26B,26Bとからなる。図1に示すように、1対の支持梁26B,26Bは、側板26Aの上端部とその真下の上端寄り位置とに配置されている。
図6に示すように、両支持梁26B,26Bの長手方向の中央には支持ブロック28Aが固定され、その支持ブロック28Aの前面に重送規制装置28が取り付けられている。重送規制装置28は、特開2011−084354号等に開示のものと同様の構成になっている。即ち、図5に示すように、重送規制装置28は、支持ブロック28Aに取り付けられた支持スリーブ28B内に直動シャフト29を上下動可能に嵌合して備えている。直動シャフト29は、1対の圧縮コイルバネ31A,31Bにより可動範囲の中間の一定位置に保持されている。また、直動シャフト29の下端部からは後方に中継部材29Bが延び、その中継部材29Bの後端部に重送規制部材30が固定されている。重送規制部材30は、左右方向に延びた円柱体30Aの外周面に複数の溝を形成し、それら各溝にOリング30Bを装着して溝から僅かに外側に突出させた構造をなしている。そして、重送規制部材30が送給ベルト19の前端部に上方から対向している。さらには、重送規制部材30の両端面に1対の中継レバー32が揺動可能に連結され、図1に示すように、それら中継レバー32の前端部に押えローラ33が回転可能に取り付けられている。そして、押えローラ33がサブ送給ベルト18の後端寄り位置に上方から対向している。
図6に示すように、両支持梁26B,26Bを挟んで支持ブロック28Aの反対側には、1対のスライドブロック35,35が横に並べて固定され、図5に示すようにそれらスライドブロック35,35の後面にカード投下装置36が取り付けられている。カード投下装置36は、左右方向の中央にカード降下ガイド40Xを有し、そのカード降下ガイド40Xの左右両側に左右対称に1対の機構部36K,36Kを備えている。
詳細には、各スライドブロック35には、支持梁26B,26Bの間にスライド可能に係合した1対の係合突部35T,35Tが備えられている。また、支持梁26B,26Bの前面には、係合突部35Tと対向する位置にサブブロック35Hが宛がわれ、そのサブブロック35Hに形成された貫通孔に通したボルトB1が係合突部35Tに形成された螺子孔35Nに締め付けられている。これにより、スライドブロック35を、支持梁26B,26Bの長手方向の任意の位置に配置して固定することができる。
カード降下ガイド40Xは、上下方向に延びかつ上下の両面と後面とが開放した溝構造をなし、左右方向で対向した1対の溝側壁40B(本発明の「側面ガイド部材」に相当する)と、1対の溝側壁40Bの前縁部の間に配置された溝底壁40Aとを有する。また、カード降下ガイド40Xの上端部には1対のカード導入部40C,40Cが形成されている。図8に示すように、各カード導入部40Cは、カード降下ガイド40Xの溝側壁40Bにおける上縁部と後縁部とに交差しかつ後下りに傾斜した折曲線40Pより後側部分を斜め側方に折り曲げてなる。
また、カード降下ガイド40Xは、図6に示すように、溝底壁40Aの幅方向の中央で1対の溝半割部材40,40に縦割りに2分割されている。そして、各溝半割部材40が各スライドブロック35に固定され、スライドブロック35,35同士の間隔を変更することでカード降下ガイド40Xの幅が変更される。
図5に示すように、カード降下ガイド40Xの内側には、複数のカード90が積み上げられた状態で収容され、それらカード90がベースボックス11上に載置される。そのベースボックス11のうちカード90群が載置される部分は、本発明に係るカード積載部89になっていて、そこに前記した1対の送給ベルト19,19が配置されている。
カード降下ガイド40Xの溝側壁40Bの下端部は、送給ベルト19より僅かに上方に位置している。また、溝側壁40Bの下縁の後端部は、送給ベルト19の上面後端部の湾曲部に倣うように下方に迫り出している。
一方、カード降下ガイド40Xの溝底壁40Aの下端部は、スライドブロック35より僅かに下方に位置している。そして、溝底壁40Aより下側部分でカード90の前側の移動を規制するために下側の支持梁26Bの下面に、ガイド板34が取り付けられている。ガイド板34は、支持梁26Bから水平後方に延びた水平板部34Aの後端部から下方に前面ガイド板34B(本発明の「前面ガイド部材」に相当する)を垂下した構造をなしている。ガイド板34の上端部は、カード降下ガイド40Xの溝底壁40Aに前側から重ねられ、ガイド板34の下端部は、斜め前側の下方に傾斜するように折り曲げられている。また、ガイド板34の下端部は、重送規制部材30の下端寄り位置に配置されている。
そして、送給ベルト19が駆動されるとカード積載部89上のカード90群のうち最下端のカード90が送給ベルト19に引っ張られて前方に移動する。その際、カード90同士の間の摩擦によって下端部の複数のカード90が前方に移動しても前面ガイド板34B又は重送規制部材30に堰き止められるので、最下端のカード90のみが重送規制部材30の下方を通過する。これにより、カード積載部89上のカード90群の最下端からカード90が1つずつ重送規制部材30を通過して送給される。なお、送給ベルト19が本発明に係る「駆動回転体」に相当する。
なお、重送規制部材30の上下方向の位置は、直動シャフト29の上端部と下端部とに備えた調節螺子B2,B2によって調整することができる。これにより、カード90の厚さが変わっても、1枚のカード90のみが重送規制部材30の下方を通過するように、重送規制部材30のカード90に対する接圧を変更することができる。
カード90群の下端部のカード90をスムーズに重送規制部材30側に送給するために、カード積載部89の後端部には、図1に示した後方ガイド44が設けられている。後方ガイド44は、ベースボックス11の上面から上方に突出し、前側に前下がりに傾斜したガイド面44Bを備えている。そして、図5に示すようにガイド面44Bによりカード積載部89に載置されているカード90群における下端部の複数のカード90を重送規制部材30側に案内する。
なお、後方ガイド44の下端部から後方には延長板44Cが延びていて、その延長板44Cに形成された図示しない長孔に操作螺子44Dが通されてベースボックス11の螺子孔に締め付けられている。これにより、操作螺子44Dを緩めて前後方向の任意の位置に後方ガイド44を固定することができるようになっている。
図7に示すように、カード投下装置36の1対の機構部36K,36Kは、カード降下ガイド40Xを中心として左右対称な構造になっている。各機構部36Kは、機構ベース37に下部支持装置50及び中間部支持装置60等の複数の部品を組み付けてなる。各機構ベース37は、図6に示すように、スライドブロック35の後面に取り付けられて後側に水平に張り出した水平ベース37Aと、その水平ベース37Aの上面から起立した垂直ベース37B(図7参照)とからなる。なお、図6には、下部支持装置50及び中間部支持装置60における一方の支持ツール53及び挟持ツール63のみが示されている。
図6に示すように、水平ベース37Aは、平面形状が四角形の板部材のうち前縁部の中央位置より外側部分を一定幅で切除して切欠部37Cを設けた形状をなしている。一方、垂直ベース37Bは、図7に示すように、後方から見た形状が四角形の板部材のうちカード降下ガイド40X側に切欠部37Dを設けた形状をなしている。その切欠部37Dは、上端寄り位置から横方向の延ばした水平線と、下縁部における中央寄り位置から上方に延ばした垂直線とカード降下ガイド40Xとに囲まれた部分を切除してなる。また、垂直ベース37Bは、図6に示すように、水平ベース37Aにおける後端寄り位置に配置されている。さらに、図7に示すように、水平ベース37Aと垂直ベース37Bの左右方向の両側の側面は面一になっていて、水平ベース37Aの後面とカード降下ガイド40Xの後面とが面一になっている。そして、カード降下ガイド40Xの溝側壁40Bが水平ベース37A及び垂直ベース37Bの一方の側面にビス止めされ、機構部カバー36Cが、水平ベース37A及び垂直ベース37Bの他方の側面と水平ベース37Aの後面と垂直ベース37Bの上面とにビス止めされている。
その機構部カバー36Cは、垂直ベース37Bの上面に重ねられて水平ベース37A全体を上方から覆う四角形の天板36Aからカバー側壁36Bを垂下した略筐体構造をなしている。カバー側壁36Bは、天板36Aの後縁部の全体と側縁部の全体と前縁部の外側寄りの一部とから垂下してベースボックス11の上面寄り位置まで延び、水平ベース37Aの切欠部37Cを前方から覆っている。
図7に示すように、水平ベース37Aの下面には下部支持装置50が取り付けられ、図6に示すように、垂直ベース37Bの前面には中間部支持装置60が取り付けられている。中間部支持装置60は、本発明の「側部挟持手段」に相当し、エアーアクチュエータ61に挟持ツール63を固定してなる。なお、エアーアクチュエータ61が本発明に係る「挟持用駆動源」に相当し、カード降下ガイド40Xを挟んで対向する1対の挟持ツール63,63が本発明に係る「1対の挟持部材」に相当する。
具体的には、図7に示すように、エアーアクチュエータ61は、偏平直方体状のアクチュエータ本体61Hの一側面から1対の直動ロッド62R,62Rが突出し、それら両直動ロッド62R,62Rの先端部がツール取付部62に固定された構造になっている。そして、アクチュエータ本体61Hは、直動ロッド62R,62Rが突出している一側面が垂直ベース37Bの切欠部37Dにおける内側面と略面一になり、かつ、1対の直動ロッド62R,62Rが上下に並んで水平に延びた状態で垂直ベース37Bに固定されている。また、アクチュエータ本体61Hの上面には、1対のエアー供給口61A,61Aが設けられ、それのうち一方のエアー供給口61Aに圧縮エアーが供給されるとツール取付部62が前進し、他方のエアー供給口61Aに圧縮エアーが供給されるツール取付部62が後退する。
挟持ツール63は、ツール取付部62に固定され、上下方向に延びたプレート63Cと、そのプレート63Cのうちカード降下ガイド40Xとの対向面における前側縁部と後側縁部とからそれぞれカード降下ガイド40Xに向かって突出した1対の押圧ブロック63A,63Aとからなる。また、押圧ブロック63Aの先端面は上下方向に延びた帯状になっていて、そこにはゴムシート63Bが貼り付けられている。さらに、これら押圧ブロック63A,63Aに対応してカード降下ガイド40Xの各溝側壁40Bには、図8に示すように、縦長の1対の挟持用進退口41,41が形成されている。そして、両挟持ツール63,63がエアーアクチュエータ61,61の動力によりアクチュエータ本体61H,61Hから離れる側に前進して、図10、図11及び図12に示すようにカード降下ガイド40X内のカード90群を挟持した本発明に係る「挟持状態」になり、両挟持ツール63,63がアクチュエータ本体61H,61H側に後退して、図9及び図13に示すようにカード90群の挟持を解除した本発明に係る「挟持解除状態」になる。
即ち、図10に示すように、後述する支持ツール53,53がカード降下ガイド40X内に突出してカード90群を支持した状態からカード降下ガイド40X外に退出して支持が解除されると、カード90群がカード積載部89へと落下する。このとき、支持ツール53より上方のカード90群が挟持ツール63,63によって挟持されていると、図11に示すようにカード90群のうち挟持ツール63の下端から支持ツール53迄の特定複数のカード90のみがカード積載部89へと落下することになる。
図7に示すように、下部支持装置50は、本発明の「下部支持手段」に相当し、中間部支持装置60のエアーアクチュエータ61と同一構造のエアーアクチュエータ51のツール取付部52に支持ツール53を固定してなり水平ベース37Aの下面に取り付けられている。そして、エアーアクチュエータ51のアクチュエータ本体51Hは、ツール取付部52がカード降下ガイド40X側に向けられかつ、1対の直動ロッド52R,52Rが前後に並んで水平に延びた状態に配置されている。また、アクチュエータ本体51Hの1対のエアー供給口51A,51Aは水平ベース37Aにおける切欠部37Cの下方に配置されている。
支持ツール53は、ツール取付部52に重ねて固定された垂直片53Aの上縁部からカード降下ガイド40Xに向けて水平ベース37Aと平行に水平片53Bを延ばした構造をなしている。また、これら支持ツール53の水平片53Bに対応してカード降下ガイド40Xの各溝側壁40Bには、図8に示すように横長の支持用スリット42(本発明に係る「進退口」に相当する)が形成されている。そして、両支持ツール53,53がエアーアクチュエータ51,51の動力によりアクチュエータ本体51H、51Hから離れる側に前進して、図9,図10,図12及び図13に示すように、カード降下ガイド40X内に突出し、カード降下ガイド40X内のカード90群が下方から支持可能な本発明に係る「支持状態」になり、両支持ツール53,53がアクチュエータ本体51H、51H側に後退して、図11に示すようにカード降下ガイド40X内から退出し、カード90群を下方から支持できない本発明に係る「支持解除状態」になる。なお、エアーアクチュエータ51が本発明に係る「支持用駆動源」に相当し、カード降下ガイド40Xを挟んで対向する1対の支持ツール53,53が本発明に係る「1対の支持部材」に相当する。
下部支持装置50及び中間部支持装置60を制御するためにカード降下ガイド40Xには、1対の第1の近接センサ45Aと1対の第2の近接センサ45Bが取り付けられている(図8及び図9参照)。第1及び第2の近接センサ45A,45Bは、共に例えば静電容量型のセンサであって、第2の近接センサ45B,45Bは、カード降下ガイド40Xの両溝側壁40B,40Bの上下方向で挟持用進退口41と支持用スリット42との間に貫通形成された検出孔40Eに取り付けられている。そして、カード90群が挟持用進退口41と支持用スリット42との間に存在するときにはオンし、カード90群の上面が挟持用進退口41と支持用スリット42との間に存在していないときに両第2の近接センサ45B,45Bがオフする。
第1の近接センサ45A,45Aは、図7に示すように、カード降下ガイド40Xの両溝側壁40B,40Bにおける下端部に貫通形成された検出孔40D,40Dに取り付けられている。そして、第1の近接センサ45A,45Aは、カード積載部89上のカード90の残量が、所定複数である下限数以下になるとオフし、下限数より多くなるとオンする。なお、カード積載部89上に残った下限数のカード90に上記した特定複数のカード90が補充されても、それらのカード90群の上面が支持ツール53より下方に位置するようになっている。
第1及び第2の近接センサ45A,45Bの検出結果は、図6に示すように切替制御部80に取り込まれる。そして、その切替制御部80が下部支持装置50及び中間部支持装置60のエアー供給口51A群,61A群と圧縮エアー供給源との間を連絡するパイプの途中に備えた電磁バルブ81をオンオフ制御することで、カード積載部89上のカード90群の残量に応じて下部支持装置50及び中間部支持装置60を制御し、図9〜図13に示した第1〜第5の状態にカード送給装置10のカード投下装置36を切り替えて、以下、詳説するようにカード積載部89上にカード90群を自動的に補給する。
本実施形態のカード送給装置10の構成に関する説明は以上である。次に、カード送給装置10の作用効果について説明する。本実施形態のカード送給装置10を起動する準備として、例えば、カード積載部89に支持ツール53より低く複数のカード90を積み上げておき、図9に示すように、支持ツール53,53を支持状態とする一方、挟持ツール63,63を挟持解除状態にして支持ツール53,53上に可能な限り複数のカード90を積み上げておく。そして、カード送給装置10を起動する。すると、カード積載部89に積み上げられたカード90群(以下、適宜「待機カード群G1」という)に、送給ベルト19が下方から接触した状態で回転し、待機カード群G1の最下端からカード90が、順次、前方に抜き出されて送給され、サブ送給ベルト18によってさらに前方に送給される。これにより、待機カード群G1は徐々にへっていき、待機カード群G1の高さが低くなっていく。そして、待機カード群G1の残量が下限数以下になると(第2の近接センサ45Bがオンで第1の近接センサ45Aがオフになると)、図10に示すように挟持ツール63,63が前進して、支持ツール53,53より上方のカード90群(以下、適宜、「控えカード群G2」という)が挟持ツール63,63によって挟持される。
次いで、図11に示すように支持ツール53,53が後退してカード降下ガイド40Xから退出する。これにより、控えカード群G2のうち挟持ツール63,63より下側の特定複数のカード90が落下してカード積載部89に補給される。なお、このとき、特定複数のカード90の落下に合わせて送給ベルト19を一旦停止させて、特定複数枚のカード90が落下した衝撃によりカード90が重なって前方に抜き出されることを防ぐ構成としてもよい。
次いで、図12に示すように支持ツール53,53が前進してカード降下ガイド40X内に突出してから図13に示すように挟持ツール63,63が後退し、挟持ツール63,63に挟持されていた控えカード群G2が支持ツール53,53上に落下して、支持ツール53,53によって下方から支持された初期態様に戻る。そして、カード積載部89上の待機カード群G1の残量が下限数以下になる度に同じ動作を繰り返す。その後、控えカード群G2がなくなると(第2の近接センサ45Bが所定期間、オフの状態が続くと)、図示しない報知部にカード90を補給するよう警告が表示される。また、警告が出た状態で待機カード群G1の残量が下限数以下になると(第1及び第2の近接センサ45Bが共にオフになると)、待機カード群G1がなくなる前にカード送給装置10が自動停止する。
このように本実施形態のカード送給装置10では、控えカード群G2における下端側の特定複数のカード90がカード積載部89に自動的に補給されるので、従来より長時間に亘るカード送給装置10の自動運転が可能になる。しかも、カード積載部89上の待機カード群G1のカード90数は、下限数と特定複数との和の数を超えないように制御されるので、カード90と送給ベルト19との間及びカード90同士の間の摩擦が抑えられ、カード90の表面の損傷を防ぐことができる。なお、粘着ゴム製の清掃用ローラ23Rにより送給ベルト19の外周面の異物が除去されるので、送給ベルト19の清掃のためにカード送給装置10が停止される頻度が抑えられ、この点においても従来より長時間に亘ったカード送給装置10の自動運転が可能になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、中間部支持装置60の1対の挟持ツール63,63が、互いに接近及び離間する構成になっていたが、例えば、固定部材が可動部材に対して接近及び離間して、控えカード群G2を挟持する構成としてもよい。具体的には、挟持用ツール63を一方にのみ設けると共に挟持用ツール63を備えた側のカード降下ガイド40Xの溝側壁40Bに挟持用進退口41を形成し、反対側の溝側壁40Bの内壁のうち挟持用進退口41と対向する位置にゴムシートを貼り付けた構成とすればよい。
(2)前記実施形態では、下部支持装置50において支持ツール53が対になっていたが、1つであってもよい。
(3)前記実施形態では、下部支持装置50の1対の支持ツール53,53の水平片53Bが平面形状、四角形をなし、左右方向に互いに接近及び離間する構成になっていたが、例えば、1対の扇形状の支持ツールを送給方向に対して点対称に配置して、支持状態と支持解除状態との間で旋回する構成としてもよい。
(4)前記実施形態では、カード降下ガイド40Xに第1及び第2の近接センサ45A,45Bが取り付けられていたが、第1の近接センサ45Aのみの構成であってもよい。この場合、控えカード群G2からカード90が補給されず、待機カード群G1が下限数以下の状態(第1の近接センサ45Aがオフの状態)が所定期間続いたときに、前記実施形態と同様に、カード送給装置10が自動停止する構成とすればよい。
(5)前記実施形態では、下部支持装置50及び中間部支持装置60の駆動源としてエアーアクチュエータ51,61を用いたが、モータを用いた構成であってもよい。
(6)前記実施形態では、カード降下ガイド40Xが送給方向の後方に開放した溝形構造になっていたが、例えば、上方のみが開放した角筒構造であってもよいし、複数のポールにて複数のカード90を支持する構成であってもよい。
(7)前記実施形態では、中間部支持装置60において、押圧ブロック63Aを挟持ツール63の前側縁部と後側縁部とに設けた構成になっていたが、これら押圧ブロック63A,63A同士をつなげて前後方向に長い1つの押圧ブロックとしてもよい。
(8)前記実施形態では、清掃ユニット23が自重により係合溝22の下端部に配置される構成になっていたが、清掃ユニット23を上部から押し付ける付勢手段(例えば、バネ)を設けて、これにより清掃ユニット23を係合溝22の下端部に配置する構成であってもよい。
(9)前記実施形態では、図1に示すように、カード降下ガイド40Xの溝底壁40Aの下端部が送給ベルト19を避けるように切り欠いた形状になっていたが、下端部を切り欠くことなく、送給ベルト19のカード積載部89より下方に伸ばした側面四角形であってもよい。
(10)前記実施形態では、カード積載部89が水平になっていたが、傾斜していてもよい。具体的には、ベースボックス11の上面を傾斜させて、その上面に合わせて送給ベルト19を配置すると共に、送給ベルト19に対して垂直に重送規制装置28及びカード投下装置36を設置すればよい。
10 カード送給装置
19 送給ベルト(駆動回転体)
20 タイミングベルト
23R 清掃用ローラ
28 重送規制装置
30 重送規制部材
36 カード投下装置
40A 溝底壁(前面ガイド部材)
40B 溝側壁(側面ガイド部材)
40C カード導入部
40P 折曲線
40X カード降下ガイド
41 挟持用進退口
42 支持用スリット(進退口)
45A 第1の近接センサ(残量検出手段)
45B 第2の近接センサ
50 下部支持装置(下部支持手段)
51,61 エアーアクチュエータ(支持用駆動源、挟持用駆動源)
53 支持ツール(支持部材)
60 中間部支持装置(側部挟持手段)
63 挟持ツール(挟持部材)
80 切替制御部
89 カード積載部
90 カード
G1 待機カード群
G2 控えカード群

Claims (8)

  1. 複数のカードが待機カード群として積み上げられるカード積載部と、
    前記待機カード群に下方から接触した状態で回転し、前記待機カード群から最下端の前記カードを、順次、前方に抜き出して送給する駆動回転体と、
    前記待機カード群の最下端のカード以外のカードの前方への移動を規制する重送規制部材と、
    複数のカードを積み上げてなる控えカード群を、前記待機カード群の真上となる上空領域内で下方から支持する支持状態と、前記上空領域から退避して前記控えカード群の支持を解除する支持解除状態とに切り替え可能な下部支持手段と、
    前記下部支持手段上の前記控えカード群のうち下端から上方に特定複数のカード分だけ離れた上方離間位置で前記控えカード群を側方から挟持する挟持状態と、その挟持を解除する挟持解除状態とに切り替え可能な側部挟持手段と、
    前記待機カード群の残量が、予め定められた下限数になったことを検出するための残量検出手段と、
    前記待機カード群の残量が前記下限数になった場合に、前記下部支持手段を前記支持状態としかつ前記側部挟持手段を前記挟持解除状態とした初期態様から、前記側部挟持手段を前記挟持状態に切り替えた後、前記下部支持手段を前記支持解除状態に切り替えて前記控えカード群から前記特定複数のカードを前記待機カード群に補充し、その後、前記初期態様に戻す切替制御部とを備えたカード送給装置。
  2. 前記側部挟持手段は、水平対向する1対の挟持部材と、前記1対の挟持部材を互いに接近及び離間させて前記控えカード群を挟む挟持位置とその挟持を解除した挟持解除位置とに移動する挟持用駆動源とを備えてなる請求項1に記載のカード送給装置。
  3. 前記下部支持手段は、水平方向で対向する1対の支持部材と、前記1対の支持部材を互いに接近及び離間させて前記控えカード群を下方から支持する支持位置とその支持を解除した支持解除位置とに移動する支持用駆動源とを備えてなる請求項1又は2に記載のカード送給装置。
  4. 前記控えカード群の前記カードの送給方向の前方から宛がわれる前面ガイド部材と、前記控えカード群の両側面に宛がわれる1対の側面ガイド部材を有し、前記控えカード群を下方に案内するカード降下ガイドを設け、
    前記下部支持手段及び前記側部挟持手段の可動部分の前記カード降下ガイド内への進退を許容する進退口を前記側面ガイド部材又は前記前面ガイド部材に形成した請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載のカード送給装置。
  5. 前記1対の側面ガイド壁は、前記下部支持手段の下方まで延びて前記待機カード群の両側面に宛がわれる請求項4に記載のカード送給装置。
  6. 前記1対の側面ガイド壁の下端部に、前記残量検出手段としての近接センサが取り付けられている請求項5に記載のカード送給装置。
  7. 前記カード降下ガイドは、前記カードの送給方向の後方が開放した溝形構造をなし、その上縁部と後縁部とに交差しかつ後下りに傾斜した折曲線より後側部分を斜め側方に折り曲げてなる1対のカード導入部を有している請求項4乃至6の何れか1の請求項に記載のカード送給装置。
  8. 前記駆動回転体としての送給ベルトと、前記送給ベルトの外面に接触して連れ回りする粘着ゴム製の清掃用ローラとを備えた請求項1乃至7の何れか1の請求項に記載のカード送給装置。
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