JP2016139729A - 電子装置および電子装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化を図るのに適する電子装置を提供すること。
【解決手段】 電子装置A1は、主面101、この主面101に対して交差し且つ互いに反対側を向く一対の外側面106、および主面101から凹み且つ一対の外側面106の少なくともいずれか一方に開口する開口部120を有する凹部105、を具備し、かつ半導体材料からなる基板100と、基板100に形成された導電層200と、凹部105に少なくとも一部が収容された電子素子310,320と、凹部105に充填され、電子素子310,320の少なくとも一部を覆う封止樹脂400と、を備え、封止樹脂400は、開口部120に繋がる外側面106の少なくとも一部を覆う、外側面被覆部410を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子装置および電子装置の製造方法に関する。
外部からの電流の入出力に対して特定の機能を果たす電子装置は、様々な形態のものが提案されている。一般的には、この電子装置の機能を果たすために、各々が電気回路の一部を構成する複数の素子が内蔵されている。これらの素子を支持し、かつ互いに導通させることを目的として、金属製のリードが用いられる。このリードは、上記複数の素子の機能や形状および大きさに応じて、その個数や形状および大きさが決定される。このリードに搭載された上記複数の素子は、封止樹脂によって覆われる。封止樹脂は、これらの素子や上記リードの一部を保護するためのものである。このような電子装置は、たとえば電子機器の回路基板などに実装されて用いられる。技術の進歩に伴い、電子装置の小型化がますます求められている。なお、電子装置に関する文献としては、特許文献1が挙げられる。
特開2012−99673号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化を図るのに適する電子装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の第1の側面によって提供される電子装置は、主面、この主面に対して交差し且つ互いに反対側を向く一対の外側面、および上記主面から凹み且つ上記一対の外側面の少なくともいずれか一方に開口する開口部を有する凹部、を具備し、かつ半導体材料からなる基板と、上記基板に形成された導電層と、上記凹部に少なくとも一部が収容された電子素子と、上記凹部に充填され、上記電子素子の少なくとも一部を覆う封止樹脂と、を備え、上記封止樹脂は、上記開口部に繋がる上記外側面の少なくとも一部を覆う、外側面被覆部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記凹部は、一対の上記外側面の双方に開口する一対の上記開口部を有し、上記封止樹脂は、一対の上記外側面のそれぞれの少なくとも一部を覆う、一対の上記外側面被覆部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板は、上記主面とは反対側を向く裏面を有し、上記外側面被覆部は、上記外側面において、上記裏面に繋がる端縁を覆う。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記外側面被覆部のうち上記主面とは反対側を向く面は、上記基板の上記裏面と面一状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記凹部は、底面と、各々が上記主面に対して傾いており、上記底面を挟んで離間する2つの傾斜内側面と、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記導電層は、上記底面に形成され、上記電子素子を搭載するための複数の底面パッドを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記導電層は、上記傾斜内側面に形成され、上記電子素子を搭載するための複数の傾斜内側面パッドを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、一対の上記外側面は、上記主面の法線方向に対して直角である第1方向を向く。
本発明の好ましい実施の形態においては、2つの上記傾斜内側面は、上記第1方向および上記主面の法線方向のいずれにも直角である第2方向において離間する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板は、半導体材料の単結晶からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記半導体材料は、Siである。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記主面は、(100)面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記導電層は、上記主面に形成された複数の外部端子を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記封止樹脂は、上記主面の少なくとも一部を覆っている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記封止樹脂は、上記外部端子を露出させている。
本発明の第2の側面によって提供される電子装置の製造方法は、厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する基板材料に、上記主面から凹む凹部を形成する工程と、上記凹部を含む上記基板材料上に導電層を形成する工程と、上記基板材料を、上記主面の法線方向視において上記凹部の底面を横切る切除線に沿って、上記主面側から上記底面において所定幅および所定深さとなるように切除溝を形成する工程と、上記凹部に少なくとも1つが収容されるように電子素子を搭載する工程と、上記凹部に封止樹脂を充填する工程と、上記封止樹脂および上記基板材料、あるいは上記封止樹脂のみを、上記主面の法線方向視において上記切除溝に含まれる切断線に沿って切断する工程と、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記凹部を形成する工程においては、上記主面の法線方向に対して直角である第1方向に沿って間隔を隔てて複数並んだ上記凹部を形成し、上記切除溝を形成する工程においては、上記各凹部の上記底面において、上記第1方向に離れた2箇所に上記切除溝を形成する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記凹部を形成する工程においては、上記主面の法線方向に対して直角である第1方向に長く延びる上記凹部を形成し、上記切除溝を形成する工程においては、上記第1方向において所定ピッチで、上記第1方向および上記主面の法線方向のいずれにも直角である第2方向に沿って上記切除溝を形成し、上記電子素子を搭載する工程においては、複数の上記電子素子のいずれかどうしが上記切除溝を挟んで別れるように上記第1方向に離散して搭載する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記封止樹脂を充填する工程の後、上記切断線に沿って切断する工程の前に、上記基板材料を、上記裏面から、上記切除溝の形成箇所に到達するまで研削する工程を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記基板材料は、半導体材料の単結晶からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記半導体材料は、Siである。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記主面は、(100)面である。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る電子装置の一例を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部斜視図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の一工程を示す斜視断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部斜視図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部斜視図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部断面図である。 図1の電子装置の製造方法の他の例の一工程を示す要部斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明に係る電子装置の一例を示している。本実施形態の電子装置A1は、基板100、導電層200、電子素子310,320、および封止樹脂400を備えている。なお、図1においては、理解の便宜上、電子素子310,320および封止樹脂400を想像線によって示している。図2は、図1におけるII−II線に沿うyz平面における断面図である。図3は、図1におけるIII−III線に沿うxz平面における断面図である。
基板100は、電子装置A1の土台となるものであり、基材103および絶縁層104からなる。基板100は、主面101、裏面102、凹部105および一対の外側面106を有する。基板100の厚さは、たとえば300〜600μm程度である。なお、本実施形態においては、主面101および裏面102がz方向(主面101の法線方向)において互いに反対側を向いており、z方向が電子装置A1の厚さ方向に相当する。また、x方向およびy方向は、いずれもz方向に対して直角である。一対の外側面106は、いずれも主面101に繋がっており、x方向において互いに反対側を向いている。
基材103は、半導体材料の単結晶からなり、本実施形態においては、Si単結晶からなる。また、絶縁層104は、本実施形態においては、SiO2からなる。なお、基材103の材質は、Siに限定されず、後述する意図を満たす凹部105を形成可能なものであればよい。絶縁層104は、基材103のうち裏面102とは反対側から臨む部分を覆っている。絶縁層104の厚さは、たとえば0.1〜1.0μm程度である。
本実施形態においては、主面101として、基材103の(100)面が採用されている。凹部105は、主面101から裏面102に向かって凹んでいる。凹部105には、電子素子310,320が配置されている。凹部105は、一対の外側面106に開口する一対の開口部120を有している。これにより、一対の外側面106は、いずれも開口部120に繋がっている。なお、後述する本願が意図する効果を好適に奏するには、凹部105が一対の開口部120を有することが好ましいが、本願はこれに限定されず、一方のみの開口部120を有する構成であってもよい。本実施形態においては、凹部105は、yz平面における断面形状が一様である。凹部105は、底面111および2つの傾斜内側面112を有する。凹部105の形状は、主面101として(100)面が採用されていることに依存している。
凹部105が形成されていることにより、主面101は、y方向に離間した2つの部位からなる。
凹部105は、平面視矩形状である。凹部105の深さ(主面101と底面111との、厚さ方向における離間寸法)は、たとえば200〜500μm程度である。底面111は、平面視矩形状である。底面111は、主面101と略平行である。2つの傾斜内側面112は、平面視において底面111を挟み、かつ互いに略合同な矩形状である。2つの傾斜内側面112は、y方向において離間している。各傾斜内側面112は、主面101、底面111に対して傾いている。本実施形態においては、傾斜内側面112のxy平面に対する角度が55°程度である。なお、傾斜内側面112が互いに略合同な矩形状であり、かつ上記角度が55°である点は、主面101として(100)面を採用したことに依存している。
導電層200は、電子素子310,320を搭載し、これらに入出力する電流経路を構成するためのものである。導電層200は、主に絶縁層104上に形成されており、本実施形態においては、シード層201とめっき層202とが積層された構造を有する。
シード層201は、所望のめっき層202を形成するためのいわゆる下地層である。シード層201は、基材103とめっき層202との間に介在している。シード層201は、たとえばCu層よりなる。シード層201は、たとえばスパッタリングによって形成される。シード層201の厚さは、たとえば1μm以下である。
めっき層202は、たとえばシード層201を利用した電解めっきによって形成される。めっき層202は、たとえばCuあるいはTi、Ni、Cuなどが積層された層よりなる。めっき層202の厚さは、たとえば3〜10μm程度である。めっき層202の厚さは、シード層201の厚さよりも厚い。
本実施形態においては、導電層200は、複数の底面パッド211、複数の傾斜内側面パッド212、複数の外部端子221、および連絡経路231を有している。
底面パッド211は、凹部105の底面111に形成されており、たとえば矩形状である。複数の底面パッド211は、電子素子310を搭載するために用いられる。
傾斜内側面パッド212は、傾斜内側面112に形成されており、たとえば矩形状である。本実施形態においては、2つの傾斜内側面112に複数ずつの傾斜内側面パッド212が形成される。複数の傾斜内側面パッド212は、電子素子320を搭載するために用いられる。
外部端子221は、主面101に形成されており、電子装置A1をたとえば図示しない電子機器の回路基板に面実装するために用いられる。本実施形態においては、主面101のうち凹部105を挟んでy方向に離れて配置された2つの部位に、4つずつの外部端子221が形成されている。外部端子221は、上述したシード層201およびめっき層202上に、さらにたとえばNi,Pd,Auなどの金属を無電解めっきすることによって得られたバンプが形成された構造とされている。これにより、図2に示すように、外部端子221は、z方向に膨出した形状となっている。
連絡経路231は、傾斜内側面112に形成されており、外部端子221と、底面パッド211あるいは傾斜内側面パッド212とを導通させる経路を構成している。なお、連絡経路231は、外部端子221の配置、および電子素子310,320の端子の配置等に応じて適宜形成位置が決定される。図2において、連絡経路231が傾斜内側面112に形成される態様を表すが、詳細な形成位置については省略している。また、図1においては、連絡経路231を省略している。
電子素子310は、底面111に支持されており、複数の底面パッド211を利用してはんだ351を介して搭載されている。電子素子310の一例としては、たとえば集積回路素子が挙げられ、具体的には、いわゆるASIC(Application Specific Integrated Circuit)素子である。あるいは、電子素子310の他の例としては、インダクタやキャパシタなどの受動素子が挙げられる。
電子素子320は、傾斜内側面112に支持されており、複数の傾斜内側面パッド212を利用してはんだ351を介して搭載されている。本実施形態においては、2つの傾斜内側面112の各々に電子素子320が支持されている。電子素子320の一例としては、たとえば集積回路素子が挙げられ、具体的には、いわゆるASIC(Application Specific Integrated Circuit)素子である。あるいは、電子素子320の他の例としては、インダクタやキャパシタなどの受動素子が挙げられる。
封止樹脂400は、電子素子310,320を覆っており、凹部105に充填されている。本実施形態においては、封止樹脂400は、電子素子310,320の全体を覆っている。また、封止樹脂400は、主面101の少なくとも一部を覆うとともに、外部端子221を露出させている。
本実施形態においては、封止樹脂400は、外側面被覆部410を有する。図1、図3に示すように、封止樹脂400は、x方向における両端部が基板100の一対の外側面106よりもx方向における外側に張り出しており、当該張り出した部分によって外側面被覆部410が構成される。外側面被覆部410は、一対の外側面106に対応するように対をなす2箇所に設けられる。一対の外側面被覆部410は、一対の外側面106それぞれの少なくとも一部を覆う。本実施形態においては、外側面被覆部410は、外側面106において裏面102に繋がる端縁107を覆い、外側面106の全てを覆っている。また、各外側面被覆部410のうち主面101とは反対側を向く面412は、基板100の裏面102と面一状である。
封止樹脂400の材質としては、たとえばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリベンゾオキサゾール(PBO)樹脂、シリコーン樹脂が挙げられる。封止樹脂400は、透光性樹脂または非透光性樹脂のいずれであってもよいが、本実施形態においては、非透光性樹脂が好ましい。
次に、電子装置A1の製造方法の一例について、図4〜図19を参照しつつ以下に説明する。
まず、図4に示すように基板材料100’を用意する。基板材料100’は、半導体材料の単結晶からなり、本実施形態においては、Si単結晶からなる。基板材料100’の厚さは、たとえば350〜650μm程度である。基板材料100’の厚さは、電子装置A1における基板100の厚さよりも厚い。また、基板材料100’は、上述した電子装置A1の基板100を複数個得ることのできるサイズである。すなわち、以降の製造工程においては、複数の電子装置A1を一括して製造する手法を前提としている。1つの電子装置A1を製造する方法であっても構わないが、工業上の効率を考慮すると、複数の電子装置A1を一括して製造する手法が現実的である。
基板材料100’は、z方向において互いに反対側を向く主面101および裏面102を有している。本実施形態においては、主面101として結晶方位が(100)である面、すなわち(100)面を採用する。
次いで、主面101をたとえば酸化させることによりSiO2からなるマスク層を形成する。このマスク層の厚さは、たとえば0.7〜1.0μm程度である。
次いで、上記マスク層に対してたとえばエッチングによるパターニングを行う。これにより、上記マスク層に開口を形成する。この開口の形状および大きさは、最終的に得ようとする凹部105の形状および大きさに応じて設定する。上記開口は、たとえば矩形状である。
次いで、図5、図6に示すように、凹部105を形成する。凹部105の形成は、基板材料100’に対して、たとえばKOHを用いた異方性エッチングによって行う。そして、上記マスク層を除去する。KOHは、Si単結晶に対して良好な異方性エッチングを実現しうるアルカリエッチング溶液の一例である。この異方性エッチングを行うことにより、底面111および4つの傾斜内側面112,112’を有する凹部105が形成される。2つの傾斜内側面112は、底面111を挟んでy方向に離間している。他の2つの傾斜内側面112’は、底面111を挟んでx方向に離間している。各傾斜内側面112,112’がxy平面に対してなす角度は、55°程度となる。凹部105は、たとえばx方向およびy方向のそれぞれにおいて所定の間隔を隔てて並ぶように形成される。
次いで、図7に示すように、たとえばSiO2からなる絶縁層104を形成する。絶縁層104の形成は、基板材料100’のうち裏面102とは反対側部分全体を熱酸化させることにより行う。これにより、厚さがたとえば0.7〜1.0μm程度の絶縁層104が得られる。
次いで、図8に示すように、シード層201およびめっき層202を形成する。シード層201は、たとえばCuを用いたスパッタリングを行った後にパターニングを施すことにより、形成される。めっき層202の形成は、たとえばシード層201を利用した電解メッキによって行う。この結果、たとえばCuあるいはTi、Ni、Cuなどが積層された層からなるからなるめっき層202が得られる。これらシード層201およびめっき層202は、積層されることにより導電層200を構成する。めっき層202は、上述した底面パッド211、傾斜内側面パッド212、外部端子221および連絡経路231に対応する形状となっている。
次いで、図9に示すように、基板材料100’に対して、たとえばダイサーD1によって基材材料100’の一部を切除する。図9、図10から理解されるように、基板材料100’の切除は、z方向視において凹部105の底面111を横切る切除線C1に沿って行う。ここで、一定幅のダイサーD1を用いて基板材料100’の主面101側から予め設定された深さまで切除する。これにより、図11に示すように、底面111において、所定幅および所定深さの切除溝190が形成される。本実施形態においては、各凹部105の底面111において、x方向に離れた2箇所に切除溝190が形成される。このようにダイサーD1を用いて基板材料100’を部分的に切除することにより、基板材料100’においてyz平面と平行な側面106’が新たに露出する。この側面106’は、電子装置A1において外側面106となるべき部分である。
次いで、図12に示すように、電子素子310,320を搭載する。電子素子310,320には、はんだ351となるはんだボールを形成しておく。また、これらのはんだボールには、フラックスを塗布しておく。このフラックスの粘着性を利用して、電子素子310を底面111に、また、電子素子320を傾斜内側面112に載置する。そして、リフロー炉によって上記はんだボールを溶融させた後に硬化させることにより、電子素子310,320の搭載が完了する。
次いで、図13、図14に示すように、封止樹脂400を形成する。封止樹脂400の形成は、たとえば浸透性に優れるとともに、感光することによって硬化する樹脂材料を主に凹部105に充填し、これを硬化させることによって行う。この際、この樹脂材料によって電子素子310,320の全体を覆っておく。図14に示すように、封止樹脂400は、切除溝190にも進入する。一方、図13に示すように、主面101上のめっき層202の一部を確実に露出させておく。また、後述のダイサーD2による切断領域には、封止樹脂400が重ならないように形成する。
次いで、図15に示すように、外部端子221に、たとえばNi,Pd,Auなどの金属を無電解めっきすることによってz方向に膨出するバンプを形成する。
次いで、図16に示すように、基板材料100’を、裏面102から研削する。裏面102の研削は、切除溝190の形成箇所に到達するまで行う。これにより、封止樹脂400のうち切除溝190に嵌まる部分が露出する。このとき、封止樹脂400の露出部分と基板材料100’の裏面102とは、面一状である。
次いで、図17〜図19に示すように、基板材料100’および封止樹脂400を、たとえばダイサーD2,D3によって切断する。ダイサーD2による切断は、z方向視(主面101の法線方向視)においてx方向に延びる切断線C2に沿って切断する。この際、ダイサーD2によって基板材料100’のみを切断し、たとえば封止樹脂400は切断しない。また、ダイサーD3による切断は、z方向視(主面101の法線方向視)において切除溝190に含まれる切断線C3に沿って切断する。この際、ダイサーD3によって封止樹脂400のみを切断し、たとえば基板材料100’は切断しない。このような切断作業を経ることにより、図1、図2に示した電子装置A1が得られる。
次に、電子装置A1および電子装置A1の製造方法の作用について説明する。
本実施形態によれば、基板100には、主面101から凹む凹部105が形成されている。基板100は、主面101の法線方向(z方向)に対して交差する方向(本実施形態では、z方向に対して直角であるx方向)を向き、かつ互いに反対側を向く一対の外側面106を有する。凹部105には、電子素子310,320が収容される。凹部105は、外側面106に開口する開口部120を有する。これにより、凹部105において、電子素子310,320が搭載される部分(底面111や傾斜内側面112)は、開口部120に通じている。このような構成によれば、凹部105に配置された電子素子310,320のx方向におけるサイズに対して、基板100のx方向の寸法を実質的に小さくすることが可能である。このことは、電子装置A1の小型化に適する。
また、凹部105には、封止樹脂400が充填されている。封止樹脂400は外側面被覆部410を有しており、この外側面被覆部410は、x方向を向く外側面106を覆っている。このような構成によれば、たとえば封止樹脂400の形成後に当該封止樹脂400が収縮すると、収縮により外側面106と外側面被覆部410との密着力が高まる。したがって、封止樹脂400の剥離を防止することができる。
本実施形態においては、外側面被覆部410は、封止樹脂400におけるx方向の両端に対をなして設けられている。これら一対の外側面被覆部410により、互いに反対側をむく一対の外側面106が覆われている。このような構成は、封止樹脂400の剥離を防止するうえでより適する。
外側面被覆部410は、外側面106において、基板の裏面102に繋がる端縁107を覆っている。このよう構成は、封止樹脂400の剥離を防止するのにより適する。また、上記構成によれば、封止樹脂400と基板100との境界面から凹部105に向けての水分等の進入を、適切に防止することができる。
基板100に形成された凹部105は、底面111と、底面111を挟んで離間する2つの傾斜内側面112を有する。このような構成によれば、底面111および傾斜内側面112を利用して、電子素子310,320を立体的に配置することができる。また、底面111および傾斜内側面112に底面パッド211と傾斜内側面パッド212を形成することにより、電子素子310,320を、底面111と傾斜内側面112に適切に搭載することができる。また、傾斜内側面112には連絡経路231を形成することができる。そして、導電層200においては、主面に形成された外部端子221と、底面パッド211や傾斜内側面パッド212とを、連絡経路231を介して適切に導通させることができる。
電子装置A1を製造する際、基板材料100’に対して、凹部105の底面111を横切る切除線C1に沿って、主面101側から底面111において切除溝190を形成する。そして、複数の電子装置A1を得るために切断する工程においては、切断線C3に沿って封止樹脂400を切断する。この切断線C3が、z方向視(主面101の法線方向視)において切除溝190に含まれる。このような一連の作業工程により、外側面106を覆う外側面被覆部410を適切に形成することができる。
電子装置A1の製造においては、封止樹脂400を凹部105に充填した後、基板材料100’を裏面102から切除溝190の形成箇所に到達するまで研削する。その後、z方向視(主面101の法線方向視)において切除溝190に含まれる切断線C3に沿って、封止樹脂400のみを切断する。このような手順によれば、封止樹脂400とともに基板材料100’の一部を切断する場合と異なり、基板材料100’の欠け等の不都合を回避することができる。
図20〜図34は、電子装置A1の製造方法の他の例を示している。なお、以下の説明においては、上記した要素と同一または類似の要素については上記と同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図4を参照して上記したのと同様の基板材料100'を用意し、上記したのと同様の手法で凹部105を形成する(図20、図21参照)。図20、図21に示した凹部105は、基板材料100’の主面101に所定形状の開口を有するマスク層を形成し、その基板材料100’に対してKOHを用いた異方性エッチングを行うことによって形成することができる。本製造方法においては、図21に示すように、凹部105は、z方向(主面101の法線方向)に対して直角であるx方向に長く延びている。また、x方向に延びる凹部105が、x方向およびz方向のいずれにも直角であるy方向において間隔を隔てて複数並んでいる。各凹部105は、x方向に延びる底面111と、y方向において底面111を挟み、各々がx方向に延びる2つの傾斜内側面112と、を有する。
次いで、図22に示すように、たとえばSiO2からなる絶縁層104を形成する。次いで、図23に示すように、シード層201およびめっき層202を形成する。めっき層202は、上述した底面パッド211、傾斜内側面パッド212、外部端子221および連絡経路231に対応する形状となっている。絶縁層104、シード層201およびめっき層202の形成は、図7、図8を参照して上記したのと同様の手法で行うことができる。
次いで、図24に示すように、基板材料100’に対して、たとえばダイサーD1によって基材材料100’の一部を切除する。図24、図25から理解されるように、基板材料100’の切除は、z方向視において凹部105の底面111を横切る切除線C1に沿って行う。ここで、一定幅のダイサーD1を用いて基板材料100の主面101側から予め設定された深さまで切除する。これにより、図26に示すように、底面111において、所定幅および所定深さの切除溝190が形成される。
本製造方法においては、凹部105の底面111において、x方向に一定ピッチで複数の切除溝190が形成される。このようにダイサーD1を用いて基板材料100’を部分的に切除することにより、基板材料100’においてyz平面と平行な側面106’が新たに露出する。この側面106’は、電子装置A1において外側面106となるべき部分である。
次いで、図27に示すように、電子素子310,320を搭載する。電子素子310,320には、はんだ351となるはんだボールを形成しておく。また、これらのはんだボールには、フラックスを塗布しておく。このフラックスの粘着性を利用して、電子素子310を底面111に、また、電子素子320を傾斜内側面112に載置する。そして、リフロー炉によって上記はんだボールを溶融させた後に硬化させることにより、電子素子310,320の搭載が完了する。
本製造方法においては、電子素子310および2つの電子素子320を一組の素子群として、各凹部105において複数組の素子群をx方向に一定ピッチで搭載する。複数組の素子群のx方向における配列ピッチは、切除溝190のx方向における配列ピッチと等しく、素子群はそれぞれ、切除溝190を挟んで別れるように離散して搭載される。これにより、複数個の電子装置A1を構成するための複数組の素子群の搭載が完了する。
次いで、図28、図29に示すように、封止樹脂400を形成する。封止樹脂400の形成は、たとえば浸透性に優れるとともに、感光することによって硬化する樹脂材料を主に凹部105に充填し、これを硬化させることによって行う。この際、この樹脂材料によって電子素子310,320の全体を覆っておく。図29に示すように、封止樹脂400は、切除溝190にも進入する。一方、図28に示すように、主面101上のめっき層202の一部を確実に露出させておく。また、後述のダイサーD2による切断領域には、封止樹脂400が重ならないように形成する。
次いで、図30に示すように、外部端子221に、たとえばNi,Pd,Auなどの金属を無電解めっきすることによってz方向に膨出するバンプを形成する。
次いで、図31に示すように、基板材料100’を、裏面102から研削する。裏面102の研削は、封止樹脂400のうち切除溝190に嵌まる部分が露出するまで行う。
次いで、図32〜図34に示すように、基板材料100’および封止樹脂400を、たとえばダイサーD2,D3によって切断する。ダイサーD2による切断は、z方向視(主面101の法線方向視)においてx方向に延びる切断線C2に沿って切断する。この際、ダイサーD2によって基板材料100’のみを切断し、たとえば封止樹脂400は切断しない。また、ダイサーD3による切断は、z方向視(主面101の法線方向視)において切除溝190に含まれる切断線C3に沿って切断する。この際、ダイサーD3によって封止樹脂400のみを切断し、たとえば基板材料100’は切断しない。このような切断作業を経ることにより、図1、図2に示した電子装置A1が得られる。
本製造方法によれば、封止樹脂400を切断する際、x方向に延びる凹部105に対して、z方向視(主面101の法線方向視)においてy方向に延びる切断線C3(切除溝190に含まれる切断線C3)に沿って切断する。この切断により、切断線C3を挟んでx方向に分離された2つの切断片は、各々が電子装置A1となる。このことは、複数個の電子装置A1を効率よく製造するのに適する。
本発明に係る電子装置および電子装置の製造方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る電子装置および電子装置の製造方法の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1 電子装置
100 基板
101 主面
102 裏面
103 基材
104 絶縁層
105 凹部
106 外側面
107 端縁
111 底面
112 傾斜内側面
120 開口部
190 切除溝
200 導電層
201 シード層
202 めっき層
211 底面パッド
212 傾斜内側面パッド
221 外部端子
231 連絡経路
310,320 電子素子
400 封止樹脂
410 外側面被覆部
412 面(外側面被覆部のうち主面とは反対側を向く面)

Claims (22)

  1. 主面、この主面に対して交差し且つ互いに反対側を向く一対の外側面、および上記主面から凹み且つ上記一対の外側面の少なくともいずれか一方に開口する開口部を有する凹部、を具備し、かつ半導体材料からなる基板と、
    上記基板に形成された導電層と、
    上記凹部に少なくとも一部が収容された電子素子と、
    上記凹部に充填され、上記電子素子の少なくとも一部を覆う封止樹脂と、を備え、
    上記封止樹脂は、上記開口部に繋がる上記外側面の少なくとも一部を覆う、外側面被覆部を有する、電子装置。
  2. 上記凹部は、一対の上記外側面の双方に開口する一対の上記開口部を有し、
    上記封止樹脂は、一対の上記外側面のそれぞれの少なくとも一部を覆う、一対の上記外側面被覆部を有する、請求項1に記載の電子装置。
  3. 上記基板は、上記主面とは反対側を向く裏面を有し、
    上記外側面被覆部は、上記外側面において、上記裏面に繋がる端縁を覆う、請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 上記外側面被覆部のうち上記主面とは反対側を向く面は、上記基板の上記裏面と面一状である、請求項3に記載の電子装置。
  5. 上記凹部は、底面と、各々が上記主面に対して傾いており、上記底面を挟んで離間する2つの傾斜内側面と、を有する、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子装置。
  6. 上記導電層は、上記底面に形成され、上記電子素子を搭載するための複数の底面パッドを有する、請求項5に記載の電子装置。
  7. 上記導電層は、上記傾斜内側面に形成され、上記電子素子を搭載するための複数の傾斜内側面パッドを有する、請求項5または6に記載の電子装置。
  8. 一対の上記外側面は、上記主面の法線方向に対して直角である第1方向を向く、請求項5ないし7のいずれかに記載の電子装置。
  9. 2つの上記傾斜内側面は、上記第1方向および上記主面の法線方向のいずれにも直角である第2方向において離間する、請求項8に記載の電子装置。
  10. 上記基板は、半導体材料の単結晶からなる、請求項5ないし9のいずれかに記載の電子装置。
  11. 上記半導体材料は、Siである、請求項10に記載の電子装置。
  12. 上記主面は、(100)面である、請求項11に記載の電子装置。
  13. 上記導電層は、上記主面に形成された複数の外部端子を有する、請求項1ないし12のいずれかに記載の電子装置。
  14. 上記封止樹脂は、上記主面の少なくとも一部を覆っている、請求項13に記載の電子装置。
  15. 上記封止樹脂は、上記外部端子を露出させている、請求項14に記載の電子装置。
  16. 厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する基板材料に、上記主面から凹む凹部を形成する工程と、
    上記凹部を含む上記基板材料上に導電層を形成する工程と、
    上記基板材料を、上記主面の法線方向視において上記凹部の底面を横切る切除線に沿って、上記主面側から上記底面において所定幅および所定深さとなるように切除溝を形成する工程と、
    上記凹部に少なくとも1つが収容されるように電子素子を搭載する工程と、
    上記凹部に封止樹脂を充填する工程と、
    上記封止樹脂および上記基板材料、あるいは上記封止樹脂のみを、上記主面の法線方向視において上記切除溝に含まれる切断線に沿って切断する工程と、を備える、電子装置の製造方法。
  17. 上記凹部を形成する工程においては、上記主面の法線方向に対して直角である第1方向に沿って間隔を隔てて複数並んだ上記凹部を形成し、
    上記切除溝を形成する工程においては、上記各凹部の上記底面において、上記第1方向に離れた2箇所に上記切除溝を形成する、請求項16に記載の電子装置の製造方法。
  18. 上記凹部を形成する工程においては、上記主面の法線方向に対して直角である第1方向に長く延びる上記凹部を形成し、
    上記切除溝を形成する工程においては、上記第1方向において所定ピッチで、上記第1方向および上記主面の法線方向のいずれにも直角である第2方向に沿って上記切除溝を形成し、
    上記電子素子を搭載する工程においては、複数の上記電子素子のいずれかどうしが上記切除溝を挟んで別れるように上記第1方向に離散して搭載する、請求項16に記載の電子装置の製造方法。
  19. 上記封止樹脂を充填する工程の後、上記切断線に沿って切断する工程の前に、上記基板材料を、上記裏面から、上記切除溝の形成箇所に到達するまで研削する工程を備える、請求項16ないし18のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
  20. 上記基板材料は、半導体材料の単結晶からなる、請求項16ないし19のいずれかに記載の電子装置の製造方法。
  21. 上記半導体材料は、Siである、請求項20に記載の電子装置の製造方法。
  22. 上記主面は、(100)面である、請求項21に記載の電子装置の製造方法。
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