JP2016025096A - プリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板の薄型化と共に、樹脂絶縁層内に内蔵される電子部品と樹脂絶縁層との間に熱膨張率の差があっても反りを抑制し、表面を平坦化する。
【解決手段】芯材を有する樹脂絶縁層11と、その樹脂絶縁層11の第1面11aに一面が露出するように樹脂絶縁層11に埋め込んで第1配線層12が形成され、樹脂絶縁層11の第2面11bの表面に第2配線層14が突出して形成され、樹脂絶縁層11内に少なくとも第2面11b側に電極21、22を有する電子部品20が埋め込まれ、電子部品20の電極21、22と第2配線層14とを電気的に接続するように樹脂絶縁層11の第2面11b側から第1ビア導体15bが形成されている。また、樹脂絶縁層11の第2面11b側から第1配線層12と第2配線層14とが、第2ビア導体15bにより電気的に接続するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品が樹脂絶縁層内に埋め込まれるプリント配線板およびその製造方法に関する。さらに詳しくは、電子部品が樹脂絶縁層内に埋め込まれても、熱による膨張収縮による応力が吸収されやすくすると共に、半導体素子が搭載される面を研磨することなく平坦面にされたプリント配線板およびその製造方法に関する。
近年、電子部品等の電極間のファインピッチ化に伴い、プリント配線板においても、導体パターンの各配線はその幅が狭くなり、各配線と樹脂絶縁層との密着性が低下している。さらに、プリント配線板においても薄型化が要求されている。
プリント配線板の薄型化の観点から、例えば図4に示されるように、簡単な電子部品200は樹脂絶縁層110内に内蔵することが開示されている(例えば特許文献1参照)。すなわち、図4に示されるように、金属箔121の表面に接着剤170が塗布され、電極210を有する電子部品200が接着された後に電子部品200の周囲が樹脂絶縁層110により被覆される。そして、電極210と接続されたビア導体150と連続して形成された電気めっき膜122と金属箔121とにより導体パターン120が形成されている。
特表2006−523375号公報
前述のように、金属箔121の上に接着剤170が塗布され、その接着剤170と電子部品200が接着された後に樹脂絶縁層110により被覆され、金属箔121を利用して導体パターン120が形成される構造では、導体パターン120が樹脂絶縁層110の表面に突出して形成される。そのため、プリント配線板の厚さを薄くするという薄型化が十分に達成されないと共に、細くなる配線の樹脂絶縁層との接着性を向上させることができないという問題がある。さらに、樹脂絶縁層110内に内蔵される電子部品200の電極210に接続されるビア導体が形成されると、表面に凸部が形成され、樹脂絶縁層内に配線層が埋め込まれて、樹脂絶縁層と配線層との表面が平坦化されてIC等の搭載に不都合が生じないようにするためには、後から表面に研磨処理が施される必要があり、工数が多くなるという問題もある。
さらに、埋め込み配線側にビア導体を形成しない構造にした場合でも、埋め込まれる電子部品が、例えばチップコンデンサのように、周囲に電極が形成される電子部品では、埋め込み配線と電子部品との距離が近すぎると接触の危険性があると共に、樹脂絶縁層と電子部品との熱膨張率が異なるため、プリント配線板の反りが生じやすいという問題もある。
本発明の目的は、プリント配線板の薄型化が達成されながら、樹脂絶縁層内に内蔵される電子部品と樹脂絶縁層との間に熱膨張率の差があっても、プリント配線板の反りが生じないような構造のプリント配線板およびその製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、埋め込み配線の表面側には、ビア導体が形成されないことにより、研磨することなく樹脂絶縁層と埋め込み配線層の表面が平坦化された構造のプリント配線板、およびその製造方法を提供することである。
本発明のプリント配線板は、芯材を有する樹脂絶縁層と、該樹脂絶縁層の第1面に一面が露出するように前記樹脂絶縁層に埋め込んで形成される第1配線層と、前記樹脂絶縁層の第2面の表面に突出して形成される第2配線層と、前記樹脂絶縁層内に埋め込まれ、少なくとも前記第2面側に電極を有する電子部品と、前記樹脂絶縁層の前記第2面側から前記電子部品の電極と前記第2配線層とを電気的に接続するように形成される第1ビア導体と、前記樹脂絶縁層の前記第2面側から前記第1配線層と前記第2配線層とを電気的に接続するように形成される第2ビア導体と、を有している。
本発明のプリント配線板の製造方法は、ダミー基板上に回路パターンを形成した第1配線層を形成することと、前記ダミー基板および前記第1配線層上の電子部品を搭載する領域に接着層を介して電子部品を少なくとも電極が上部に向くように固着することと、前記第1配線層上に、前記電子部品が樹脂絶縁層により被覆されるように、樹脂絶縁層および金属箔を積層することと、前記ダミー基板を除去することと、前記金属箔側から、前記電子部品の電極を露出させる第1導通用孔、および前記第1配線層を露出させる第2導通用孔をそれぞれ形成することと、前記第1導通用孔内および前記第2導通用孔内に第1ビア導体および第2ビア導体をそれぞれ形成すると共に、前記樹脂絶縁層の前記金属箔側の表面に第2配線層を形成することと、を有している。
本発明では、樹脂絶縁層の第1面に第1配線層が埋め込まれ、樹脂絶縁層に埋め込まれる電子部品の電極との接続は、樹脂絶縁層の第2面に形成される第2配線層と第1ビア導体により行われているので、樹脂絶縁層の第1面側は平坦になる。
本発明の一実施形態のプリント配線板の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の他の実施形態の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の他の実施形態の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の他の実施形態の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の他の実施形態の各工程の断面説明図。 図1に示されるプリント配線板の製造方法の他の実施形態の各工程の断面説明図。 従来の電子部品が埋め込まれたプリント配線板の断面説明図。
本発明の一実施形態のプリント配線板が、図面を参照して説明される。図1に示されるように、本実施形態のプリント配線板1は、芯材を有する樹脂絶縁層11と、その樹脂絶縁層11の第1面11aに一面が露出するように樹脂絶縁層11に埋め込んで第1配線層12が形成され、樹脂絶縁層11の第2面11bの表面に第2配線層14が突出して形成され、樹脂絶縁層11内に少なくとも第2面11b側に電極21、22を有する電子部品20が埋め込まれ、電子部品20の電極21、22と第2配線層14とを電気的に接続するように、第1ビア導体15aが樹脂絶縁層11の第2面11b側から形成されている。また、樹脂絶縁層11の第2面11b側から第1配線層12と第2配線層14とが、第2ビア導体15bにより電気的に接続するように形成されている。
樹脂絶縁層11は、第1面11aと、第1面11aの反対側の第2面11bとを有する絶縁層である。樹脂絶縁層11は、例えばガラス繊維のような図示しない芯材にフィラーを含む樹脂組成物が含浸されたものが用いられている。このような芯材入りの樹脂が用いられることにより、後述する電子部品20が内蔵されても、電子部品と樹脂絶縁層との熱膨張差に基づく反りを防止する1つの要素とすることができる。また、1層であっても良く、複数の絶縁層から形成されていても良い。樹脂絶縁層11が複数の絶縁層から形成されるならば、例えば熱膨張率、柔軟性、厚さが容易に調整され得る。樹脂としては、エポキシ樹脂等が例示される。樹脂に混ぜ合されるフィラーとしては、シリカ(SiO2)、アルミナ(Al23)、酸化チタン(Ti23)等が例示される。樹脂絶縁層11の厚さとしては、25〜100μmが例示される。この樹脂絶縁層11内に、少なくとも第1面11a側に第1電極21が向くように電子部品20が埋め込まれている。この樹脂絶縁層11の第2面11b側には後述する回路パターンが形成された第2配線層14が設けられている。また、樹脂絶縁層11の第1面11a側には第1配線層12が、一面だけが露出するように埋め込まれている。
電子部品20は、特には限定されないが、例えばチップ型コンデンサ等の比較的電極端子の少ないものが挙げられる。この電子部品20の少なくとも第1電極21は、樹脂絶縁層11の第2面11b側を向くように埋め込まれている。図1に示される例では、電子部品20がチップ型コンデンサの例で、第1電極21および第2電極22は共に電子部品20の周囲に亘って形成されているが、周囲に亘って電極が形成されない場合には、前述のように、第2面11b側に電極21、22が向くように配置される。一方、図1に示されるように、周囲に亘って電極21、22が形成されている場合には、第1配線層12と接触しないように、後述する接着層17が少なくとも10μm、好ましくは20〜40μm程度に形成される。この接着層17が厚くなると、電子部品20と第2面11bとの間の樹脂絶縁層11との厚さがほぼ等しくなることが、前述の反りを防止する観点からは好ましい。この電子部品20の第1および第2の電極21、22は後述するように、第2配線層14と第1ビア導体15aを介して接続される。
この電子部品20と、第1配線層12との間には接着層17が設けられている。この接着層17としては、例えば熱硬化性接着剤等の電気絶縁性接着剤が用いられる。しかし、この例に限定されず、シリコーン樹脂等他の接着剤が用いられても良い。熱膨張率が樹脂絶縁層11と近く、かつ、弾力性のある接着剤が用いられることにより、電子部品20と樹脂絶縁層11との間で熱膨張率の差があっても、両者間に生じる応力を吸収することができる。この接着層17の第1面11a側の表面は樹脂絶縁層11の第1面11aと同一面になるように形成されている。そして、この樹脂絶縁層11の第1面11aおよびその第1面11aと同一面に形成されている接着層17の表面に、一面が露出するように埋め込まれて第1配線層12が形成されている。この接着剤は、短時間で硬化することが好ましい。少なくとも一部を数秒で固着できる接着剤と併用することもできる。
図1に示される例では、前述のように、電子部品20の、第2面11bと対向する面に一対の第1電極21および第2電極22が形成され、その一対の電極21、22が電子部品20の側面を介して反対側の面にもそれぞれ延びて、一対の電極21、22が形成されている。しかし、一方の面だけに一対の電極が形成されているだけでも良く、また、一方の面に形成される電極とは異なる電極が他方の面に形成されても良い。さらに、電極は一対である必要はなく、さらに異なる電極が一方の面に複数個形成されていても良い。この例では、配線層と接続される必要のある電極は、全て少なくとも樹脂絶縁層11の第2面11bに面するように形成されている。
第1配線層12は、樹脂絶縁層11と接着層17の表面に埋め込まれた形で形成されており、その一面だけが樹脂絶縁層11および接着層17から露出している。そのため、特に高密度化、ファインピッチ化に伴い配線パターンの幅が狭く、また、樹脂絶縁層11の薄型化に伴って芯材入りの樹脂が用いられることによる密着性の低下の恐れがある場合でも、このように、第1配線層12が樹脂絶縁層11および接着層17の内部に埋め込まれることにより、第1配線層12と樹脂絶縁層11等との密着性の向上に寄与する。なお、後述するように、この第1配線層12側からは、ビア導体15(第1ビア導体15aおよび第2ビア導体15b)の形成が行われないため、第1配線層12と樹脂絶縁層11とが研磨されることなく面一になっており、平坦面であるため、後述する第2電子部品25がこの第1配線層12と接続されるように搭載される場合でも、非常に安定して信頼性良く接続される。
さらに、このような第1配線層12の下側に電子部品20が埋め込まれているが、製造方法で後述されるように、第1配線層12が形成された後に、その第1配線層12上に接着層17と電子部品20とが位置合せされて載置され固着される。そのため、第1配線層12と位置合せして形成される第2配線層14と電子部品20との位置関係も定まり、電子部品20の第1電極21および第2電極22の場所に第1導通用孔11e(図2H参照)が形成され、その第1導通用孔11e内に、例えば電気めっき法により銅等の金属材料が埋め込まれることにより第1ビア導体15aが形成される。これにより、第2配線層14と接続される。
この第1配線層12と電子部品20との間には、エポキシ樹脂等からなる接着層17が10μm以上の厚さで配置されているため、前述の例のように、電子部品の、樹脂絶縁層11の第1面11a側にも電極が形成されていても、その電極と第1配線層12とが接触する恐れはないと共に、電子部品20を挟んで第1面11a側と第2面11b側とで絶縁層の厚さが非常に近くなること、さらに、樹脂絶縁層11にガラス繊維等の芯材が入れられたものが用いられていることにより、この樹脂絶縁層11の両面に配線層が形成される2層だけの薄いプリント配線板であっても、反りによる第2電子部品25の搭載等にも不都合が生じることがない。さらに、前述のように、第1配線層12の一面と樹脂絶縁層11の第1面11aとが面一の平坦面に形成されているので、第2電子部品25の搭載により一層好ましい状態に形成されている。
この第1配線層12を形成する方法は、特に限定されない。好ましくは、電気めっきにより形成される電気めっき膜であっても良い。第1配線層12が電気めっき膜であるならば、純粋な金属膜として形成されるという利点がある。第1配線層12を構成する材料は、銅が例示される。銅は、電気めっきが容易でありながら、抵抗が小さく腐食の問題も生じにくい。この第1配線層12の厚さは、3〜20μmが例示される。
第2配線層14は、樹脂絶縁層11の第2面11b上に形成されている。第2配線層14を形成する方法も、特に限定されない。第2配線層14を構成する材料は、銅が例示される。第2配線層14の厚さは、3〜20μmが例示される。第2配線層14は、図1では1層の例で示されているが、製造方法で後述されるように、例えば金属箔と無電解めっき膜を含むめっき膜により形成されても良い。このめっき膜により形成される場合、予め不要な部分にレジスト膜が形成されて電気めっきが行われるアディティブ法でも良いし、全面に電気めっき膜が形成された後に、不要部分がエッチングにより除去されるサブトラクト法で形成されても良い。しかし、ファインピッチの配線層を形成するには、パターニングの点で、アディティブ法の方が好ましい。いずれにしても所望の回路パターンが形成されることにより、第2配線層14が形成される。
図1に示される例では、前述のように、電子部品20の両面に亘って一対の電極21、22が形成されているが、本実施形態では、第2配線層14と接続されるように、樹脂絶縁層11に第1導通用孔11e(図2H参照)が形成され、第2配線層14の形成と同時にその第1導通用孔11e内に金属が埋め込まれて第1ビア導体15aが形成されている。
第1ビア導体15aは、樹脂絶縁層11の第2面から、電子部品20の一対の第1および第2の電極21、22が露出するように第1導通用孔11eが形成され、その第1導通用孔11e内に導体が埋め込まれることにより形成されている。第1ビア導体15aとしては、銅が例示され、例えば電気めっきにより形成される。電気めっき法により形成される場合、その前に無電解めっき法または蒸着法もしくはスパッタ法等によりシード層とする金属被膜14b(図2K参照)が形成される。また、この第1ビア導体15aの断面形状は特に限定されないが、図1に示されるように、その断面の幅が、樹脂絶縁層11の第2面11b側よりも、電子部品20の第1および第2の電極21、22側で小さく形成されていても良い。第1ビア導体15aが第1導通用孔11eの奥まで完全に埋め込まれる必要があるので、第1導通用孔11eの奥が小さい方が好ましいからである。この第1ビア導体15aが形成される第1導通用孔11eは、樹脂絶縁層11の第2面11b側から、レーザ光の照射により加工して形成されることにより、このような形状に形成され得る。
また、この第1ビア導体15aが形成されるのと同じ工程で、第1配線層12と第2配線層14とを接続する第2ビア導体15bが形成される。この第2ビア導体15bも、第1ビア導体15aと同様に、樹脂絶縁層11の第2面11b側から、第2導通用孔11g(図2H参照)が形成され、電気めっき法などにより充填(フィルドめっき)され、第2ビア導体15bが形成される。電気めっき法による場合は、前述の第1ビア導体15aの形成と同様に、予め無電解めっき法などにより、第2導通用孔11gの内面にシード層とする金属被膜14bが形成される必要がある。これにより樹脂絶縁層11の表面にも電気めっき膜を形成することができる。この第2ビア導体15bは、例えば電子部品20の第1および第2の電極21、22に接続された第1ビア導体15aが第1配線層12に接続されるのに利用されたりする。
樹脂絶縁層11の両面には、第1配線層12の第2電子部品25が搭載される場所(実装パッド群12a)が露出するように、および第2配線層14の、他の電子部品または回路(これらを纏めて外部回路という)が接続される接続部を除いてソルダーレジストが塗布され、ソルダーレジスト層16が形成されている。ソルダーレジスト層16は、例えばエポキシ樹脂等が用いられても良い。このソルダーレジスト層16は、樹脂絶縁層11の第2面11b側に形成されるソルダーレジスト層16が、第2配線層14が樹脂絶縁層11内に埋め込まれずに、表面に突出している分だけ、第1面11a側に形成されるソルダーレジスト層16よりも厚く形成されている。この第1面11a側のソルダーレジスト層16の厚さは、10〜20μm程度に形成され、第2面11b側のソルダーレジスト層16は、20〜30μm程度に形成されている。このソルダーレジスト層16の開口部は、第2電子部品25等が搭載されるように形成されている。この開口部から露出する実装パッド群12a等の表面には、OSP、Ni/Au、Ni/Pd/Au、Sn等の表面処理が行われる。
本実施形態によれば、第1配線層12が樹脂絶縁層11内に埋め込まれていながら、電子部品20も樹脂絶縁層11内に内蔵されている。そのため、非常に薄型のプリント配線板が得られる。さらに、電子部品20の第1および第2の電極21、22は第2配線層14と接続され、第1配線層12と直接接続される構造にはなっていない。そのため、第1配線層12の平坦性が非常に良く、しかも樹脂絶縁層11には芯材が入っており、また、電子部品20の第1面11a側および第2面11b側の絶縁層の厚さを極力等しくすることにより(図では少々アンバランスになっているが均等にすることは可能)、反りの発生を抑えることができる。その結果、第2電子部品25が搭載される場合などに、その接続の信頼性が大幅に向上する。
次に、図1に示されるプリント配線板の製造方法の一実施形態が、図2A〜2Kを参照して説明される。
まず、図2Aに示されるように、金属箔が両面に形成されたダミー基板(キャリア)18が用意される。ダミー基板18としては、例えばプリプレグ樹脂に銅箔が貼り付けられた銅張支持板が用いられるが、これに限定されない。このダミー基板18の両面に金属膜13が、接着剤等により貼り付けられる。このダミー基板18および金属膜13は、後で除去して廃棄されるもので、材料は特に限定されないが、金属膜13としては、例えば銅、ニッケル等が用いられる。この金属膜13とダミー基板18とは、後で分離されるため、分離しやすい接着剤、例えば熱可塑性樹脂により全面が接着されても良い。このような接着剤で接着されることにより、後の工程で温度を上昇させて引き剥されることにより、金属膜13とダミー基板18とは容易に分離される。
または、例えば支持板の周囲だけで通常の接着剤により貼り付けられても良い。周囲が切断除去されることにより、容易に分離されるからである。以下に説明される実施形態では、前者の方法を採用している。このダミー基板18と金属膜13の両者間には、熱膨張率などの差が無いことが望ましいため、金属膜13にニッケルが用いられるのであれば、ダミー基板18の表面に設けられる金属箔もニッケルが望ましく、金属膜13が銅であるなら、ダミー基板18の表面も銅箔など、同じ材料であることが好ましい。しかし、これには制約されない。また、このダミー基板18の金属膜13が設けられる面には、適宜、剥離層が設けられても良い。
また、図2Aに示される例では、ダミー基板18の両面に金属膜13が貼り付けられた図が示されている。このようにすることにより、両面にプリント配線板を同時に形成することができ、ダミー基板18は除去されるものであるため、有効利用につながり、また、製造工程の短縮に寄与する。しかし、ダミー基板18の片面のみに金属膜13が貼り付けられても良い。ダミー基板18の両面に金属膜13が設けられても、図のダミー基板18の上側と下側は全く同じ構造であり、以下の説明では、主として上側だけについての説明がなされ、図面の符号も下側の部分については適当に省略されている。
次に、図2Bに示されるように、第2電子部品25(図1参照)が搭載される実装パッド群12aおよび他の配線群12bを有する第1配線層12が形成される。第1配線層12を形成する方法は、所定のパターンを形成するためのレジストパターン(図示せず)が金属膜13の表面に形成され、金属膜13を一方の電極として電気めっき法により、金属膜13が露出している部分に第1配線層12が形成される。その後、レジストパターンが除去されることにより、図2Bに示されるような第1配線層12が形成される。
次に、図2Cに示されるように、第1配線層12上の、電子部品20(図2D参照)が搭載される場所に接着剤17aが塗布される。接着剤17aとしては、例えば熱硬化性エポキシ樹脂等が用いられる。しかし、これに限定されるものではなく、電子部品20を固着できるものであればよい。この接着剤17aとしては、前述のように、樹脂絶縁層11と熱膨張率が近く、かつ、弾力性のある材料であることが、電子部品20と樹脂絶縁層11との熱膨張率差に基づく応力を吸収しやすいため好ましい。
次に、図2Dに示されるように、電子部品20が接着剤17aの上に載置され、例えば180℃程度に上昇してキュアされることにより固着される。図2Cの接着剤17aの塗布、およびこの電子部品20の固着は、片面ごとに行われ、片面の電子部品20が固着された後に、他面側の接着剤17aの塗布およびキュアが行われる。接着剤17aがキュアされることにより、電子部品20と第1配線層12との間に固化した接着層17が形成される。
図2C〜2Dに示される例では、第1配線層12上に絶縁性接着剤17aが塗布されてから電子部品20が搭載されたが、電子部品20の第1配線層12に面する面に絶縁性接着剤17aが塗布されてから、電子部品20が第1配線層12に搭載されて固着されても良い。しかし、接着層17をある程度厚く形成するには、第1配線層12上に接着剤17aを塗布する方が好ましい。
次に、図2Eに示されるように、電子部品20に対応する部分に、電子部品20を埋設する(電子部品20が通る)ための開口部が形成されたガラス繊維等の芯材入りの樹脂フィルム11fが電子部品20の高さを超える高さに重ねられ、さらにその上に、電子部品20の上も覆う芯材入りの樹脂フィルム11gと、第2配線層14の一部となる金属箔14aとが積層される。なお、樹脂フィルム11fは、図2Eに示されるように、厚さに応じて複数個重ねられてもよく、或いは、電子部品20の上面の高さに対して十分な厚さを有する場合などは単独で用いられてもよい。要は、例えばモールド樹脂のような、樹脂を流し込んで電子部品20を埋め込むのではなく、芯材入りのプリプレグを用いて、温度を上昇させることにより、その樹脂を隙間に流し込むことに特徴がある。その結果、電子部品を埋め込むのに、芯材入りの樹脂で行うことができる。また、モールド成形用の金型や設備を必要とすることなく、一般的なプリント配線板の製造設備およびプロセスで電子部品20が埋め込まれ得る。
このように電子部品20が固着された第1配線層12上に、重ね合された樹脂フィルム11f、11gおよび金属箔14aが重ねられた状態で、真空プレスによる加圧および加熱により貼り合せる方法が用いられる。その結果、図2Fに示されるように、樹脂絶縁層11内に電子部品20が内蔵されると共に、第1配線層12の一面が樹脂絶縁層11の一面と面一になるように、第1配線層12が埋め込まれた積層体が得られる。
その後、図2Gに示されるように、金属箔14a側(樹脂絶縁層11の第2面11b側)から電子部品20の第1電極21および第2電極22に導通するように、第1導通用孔11eが形成される。さらに金属箔14a側から第2ビア導体15b用の第2導通用孔11gが形成される。この第1または第2の導通用孔11e、11gを形成する方法は、導通用孔が形成される場所の金属箔14a側から、その表面に黒化処理が施され、レーザ光が照射される方法が用いられる。すなわち、樹脂絶縁層11の第2面11b側に設けられる金属箔14aの表面から、CO2レーザ光等が照射されることにより加工される。金属箔14a側(樹脂絶縁層11の第2面11b側)から電子部品20の第1電極21および第2電極22に導通するように、第1導通用孔11eが形成される。また、第1配線層12と第2配線層14(図1参照)とを接続する場所に第2ビア導体15b(図1参照)用の第2導通用孔11gが形成される。この第2導通用孔11gは、一方向のみから形成されているため、一方向のみのテーパ状に形成されている。
その後、図2Hに示されるように、全面に無電解めっき法等により、金属被膜14bが形成される。この金属被膜14bは、次の電気めっきの際の通電用とするもので、真空蒸着またはCVD法などにより形成されても良い。
次に、図2Hに示されるように、樹脂絶縁層11の第2面11b側に、第2配線層14(図1参照)が形成される部分以外のところにレジスト膜31が形成される。
次に、図2Iに示されるように、第1および第2の導通用孔11e、11g内および金属箔14a上の金属被膜14b上で、レジスト膜31から露出している部分に電気めっきが施され、第2面11b側の第1ビア導体15a、第2導通用孔内の第2ビア導体15b並びに金属箔14a上の金属被膜14b上で、レジスト膜31が形成されていない部分に電気めっき膜14cが形成される。その後、レジスト膜31が除去される。その結果、金属箔14aと、金属被膜14bと、電気めっき膜14cとにより第2配線層14が形成される(図2Iの状態では、金属箔14aがまだパターニングされていないため、完全なパターンは形成されていない)。
その後、図2Jに示されるように、ダミー基板18が除去される。なお、ダミー基板18が除去されることにより2個の積層体が得られるが、図2Jにおいて、ダミー基板18の上側の積層体のみが示されている。前述のように、ダミー基板18(支持板の表面に設けられる銅箔)と金属膜13とは、例えば温度を上昇させてずらすことにより剥離することができるような接着剤により接着されているだけであるため、温度を上昇させて力が加えられるだけで、ダミー基板18は簡単に分離される。その結果、図2Jに示されるように、金属膜13のダミー基板18との接合面が露出する。なお、このダミー基板18と金属膜13とがその周囲で接着されている場合には、その接着されている部分の内側で切断されることにより、簡単に分離される。
その後、図2Kに示されるように、樹脂絶縁層11の第2面11b側の露出している金属被膜14bおよび金属箔14aがエッチングにより除去され、同時に第1配線層12側の金属膜13が除去される。その結果、第1配線層12側は樹脂絶縁層11の第1面11aとほぼ面一の平坦面が得られ、樹脂絶縁層11の第2面11bに第2配線層14のパターンが形成されると共に、第1配線層12と第2配線層14とが第2ビア導体15bにより接続され、電子部品20が埋め込まれたプリント配線板1が得られる。そして、図1に示されるように、この第1配線層12の実装パッド12aに第2電子部品25が搭載され得るプリント配線板1が得られる。
このように形成されることにより、第1配線層12側の面には、接続用のビア導体が一切露出していないので、非常に平坦な面が得られ、図1に示されるように、第2電子部品25が搭載される場合でも、作業も容易で、非常に安定した実装がされ得る。
前述の例では、第2ビア導体15bの形成が、樹脂絶縁層の第2面11b側のみから第2導通用孔11gが形成され、電気めっきが施されたが、第2ビア導体15bは樹脂絶縁層11の厚さ方向の全体に形成されるため、第2導通用孔11gがCO2レーザ光などの照射により形成される場合は、第1配線層12側に近いほど段々孔径が小さくなるし、電気めっきが行われる場合の時間も長くなりやすい。そのため、この第2導通用孔11gを樹脂絶縁層11の第1面11aからも開け、図3Bに示されるように、両端部が大径で、中心部が小径の砂時計形(鼓形)の形状の第2導通用孔にすることができる。その実施形態が図3A〜3Eを参照して説明される。
前述の図2A〜2Fまでは、前述の例と同様に製造され、その後、ダミー基板18から分離されて2個得られる組立体の一方のみが図3Aに示されている。このダミー基板18の除去は、前述の図2Jの工程と同様に行われ得る。
その後、図3Bに示されるように、第1導通用孔11eは電子部品20の電極21、22に達するまで、第2導通用孔11gは少なくとも樹脂絶縁層11の中間部に達するまで、前述と同様の例えばレーザ光照射により形成される。その後、樹脂絶縁層11の第1面11a側から第2導通用孔11gと連通するように第3導通用孔11fが同様にレーザ光の照射により形成される。
その後、図3Cに示されるように、全面に無電解めっき法等により、金属被膜14bが形成される。この金属被膜14bは、次の電気めっきの際の通電用とするもので、真空蒸着またはCVD法などにより形成されても良い。
次に、樹脂絶縁層11の第2面11b側では、第2配線層14(図1参照)が形成される部分以外のところに、樹脂絶縁層11の第1面11a側では、第3導通用孔11fの部分を除いたほぼ全面がカバーされるように、レジスト膜31が形成される。
次に、図3Dに示されるように、第1〜第3の導通用孔11e、11g、11f内および金属箔14a上の金属被膜14b上で、レジスト膜31から露出している部分に電気めっきが施され、第2面11b側の第1ビア導体15a、第2および第3の導通用孔内の第2ビア導体15b並びに金属箔14a上の金属被膜14b上で、レジスト膜31が形成されていない部分に電気めっき膜14cが形成される。その後、レジスト膜31が除去される。その結果、金属箔14aと、金属被膜14bと、電気めっき膜14cとにより第2配線層14が形成される(図3Dの状態では、金属箔14aがまだパターニングされていないため、完全なパターンは形成されていない)。なお、第3の導通用孔11f内が埋め込まれて第2ビア導体15bが形成される際に、第1表面11a側に第2ビア導体15bが出っ張る場合があるが、その場合には、研磨により出っ張り部分が除去されて、図3Dに示されるように平坦面にされる。
その後、例えば図3Eに示されるように、樹脂絶縁層11の第2面11b側の露出している金属被膜14bおよび金属箔14aがエッチングにより除去され、同時に第1配線層12側の金属膜13が除去される。その結果、第1配線層12側は樹脂絶縁層11の第1面11aとほぼ面一の平坦面が得られ、樹脂絶縁層11の第2面11bに第2配線層14のパターンが形成されると共に、第1配線層12と第2配線層14とが第2ビア導体15bにより接続され、電子部品20が埋め込まれたプリント配線板1が得られる。そして、図1に示されるように、この第1配線層12の実装パッド12aに第2電子部品25が搭載され得るプリント配線板1が得られることは前述の例と同様である。
このような方法によれば、第3導通用孔11fが埋め込まれた後に、その表面に出っ張り部分が形成される場合には、その研磨作業が必要となるが、第2導通用孔11gの形成や第2ビア導体15bの形成が容易になるため、工数の削減になることがある。
なお、上記2つのいずれの方法により製造する場合でも、電子部品20の第1電極21および第2電極22への接続のための第1ビア導体15aは、樹脂絶縁層11の第2面11b側のみから形成されるため、電子部品20の第1面11a側は、完全な平坦面が得られる。
1 プリント配線板
11 樹脂絶縁層
11a 第1面
11b 第2面
11e 第1導通用孔
11g 第2導通用孔
12 第1配線層
12a 実装パッド群
12b 配線群
13 金属膜
14 第2配線層
14a 金属箔
14b 金属被膜
15a 第1ビア導体
15b 第2ビア導体
16 ソルダーレジスト層
17 接着層
17a 接着剤
18 ダミー基板
20 電子部品
21 第1電極
22 第2電極
25 第2電子部品
31 レジスト膜

Claims (10)

  1. 電子部品内蔵型のプリント配線板であって、
    芯材を有する樹脂絶縁層と、
    該樹脂絶縁層の第1面に一面が露出するように前記樹脂絶縁層に埋め込んで形成される第1配線層と、
    前記樹脂絶縁層の第2面の表面に突出して形成される第2配線層と、
    前記樹脂絶縁層内に埋め込まれ、少なくとも前記第2面側に電極を有する電子部品と、
    前記樹脂絶縁層の前記第2面側のみから前記電子部品の電極と前記第2配線層とを電気的に接続するように形成される第1ビア導体と、
    前記樹脂絶縁層の前記第1面側および前記第2面側の少なくとも一方側から前記第1配線層と前記第2配線層とを電気的に接続するように形成される第2ビア導体と、
    を有する。
  2. 請求項1記載のプリント配線板であって、
    前記第2配線層には、前記第1ビア導体と前記第2ビア導体とを接続する配線が形成されている。
  3. 請求項1または2記載のプリント配線板であって、
    前記第1配線層に半導体素子実装用パッドが形成されている。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプリント配線板であって、
    前記第2配線層には、第2基板に接続されるパッドが形成されている。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリント配線板であって、
    前記電子部品がチップコンデンサである。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のプリント配線板であって、
    前記第1配線層と前記電子部品との間に電気的絶縁性の接着剤層が形成され、該接着剤層が少なくとも10μmの厚さを有している。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のプリント配線板であって、
    前記第1配線層と前記第2配線層とを電気的に接続する前記第2ビア導体が、前記樹脂絶縁層の前記第2面側のみから形成されている。
  8. プリント配線板の製造方法であって、
    ダミー基板上に回路パターンを形成した第1配線層を形成することと、
    前記ダミー基板および前記第1配線層上の電子部品を搭載する領域に接着層を介して電子部品を少なくとも電極が上部に向くように固着することと、
    前記第1配線層上に、前記電子部品が樹脂絶縁層により被覆されるように、樹脂絶縁層および金属箔を積層することと、
    前記ダミー基板を除去することと、
    前記金属箔側のみから、前記電子部品の電極を露出させる第1導通用孔を形成し、かつ、少なくとも前記金属箔側から前記第1配線層を露出させる第2導通用孔をそれぞれ形成することと、
    前記第1導通用孔内および前記第2導通用孔内に第1ビア導体および第2ビア導体をそれぞれ形成すると共に、前記樹脂絶縁層の前記金属箔側の表面に第2配線層を形成することと、
    を有している。
  9. 請求項8記載のプリント配線板の製造方法であって、前記電子部品を被覆する前記樹脂絶縁層および金属箔を積層する工程が、
    前記電子部品に対応する部分に開口部を有するプリプレグ層を、前記電子部品の高さを超える高さに重ねることと、
    前記電子部品の上をカバーするプリプレグおよび前記金属箔を積み重ねることと、
    真空プレスによる熱圧着法により固着することと、
    を有する。
  10. 請求項8または9記載のプリント配線板の製造方法であって、前記第1ビア導体および前記第2ビア導体を、同一のめっき工程で同時に形成する。
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