JP2016138388A - 住宅 - Google Patents

住宅 Download PDF

Info

Publication number
JP2016138388A
JP2016138388A JP2015013234A JP2015013234A JP2016138388A JP 2016138388 A JP2016138388 A JP 2016138388A JP 2015013234 A JP2015013234 A JP 2015013234A JP 2015013234 A JP2015013234 A JP 2015013234A JP 2016138388 A JP2016138388 A JP 2016138388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
house
floor
space
sleeve wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015013234A
Other languages
English (en)
Inventor
莉樹 宮田
Maki Miyata
莉樹 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP2015013234A priority Critical patent/JP2016138388A/ja
Publication of JP2016138388A publication Critical patent/JP2016138388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】外観意匠性を向上させるとともに、同一住宅内におけるプライバシーの保護を可能とすること。【解決手段】住宅(1)は、屋内空間と屋外空間とを仕切るように配置された外壁部(21)と、袖壁(41)と、庇(42)とを備えている。袖壁(41)は、屋外空間において外壁部に交差し、特定階の天井レベルから床レベルにまで延在している。庇(42)は、袖壁(41)の上端部に一端が連結され、外壁部(21)の横幅方向一方端部まで水平方向に延びている。外壁部(21)のうち、袖壁(41)と庇(42)とに囲まれた第1の部分(211)と、袖壁(41)よりも横幅方向他方端部側に位置する第2の部分(212)との双方に、屋内空間に繋がる開口部(6)が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、住宅に関し、特に、戸建住宅に関する。
従来から、外観の意匠性を高めるために、次のような住宅が提案されている。特開2013−127181号公報(特許文献1)では、2階の正面外壁に片持ちのオーバーハング部およびキャンティバルコニーが設けられ、1階部分と2階部分との境界付近に、外方向に向かって水平に突出するフラット庇が設けられた戸建住宅が開示されている。また、2階のキャンティバルコニーは、オーバーハング部と袖壁とによって挟まれることで、隣地に建てられた住宅からキャンティバルコニーおよび屋内への視線を遮ることができ、プライバシーの保護が図れることが開示されている。
特開2013−127181号公報
一般的に、外観意匠性を向上させようとすると、プライバシー保護性が低下し易く、これらの両立は難しい。上記特許文献1に開示された住宅は、これらの両方を考慮した構造ではあるものの、隣地に建てられた他の住宅からのプライバシーが保護されているに過ぎない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外観意匠性を向上させるとともに、同一住宅内においてもプライバシーを保護することのできる住宅を提供することである。
この発明のある局面に従う住宅は、屋内空間と屋外空間とを仕切るように配置された外壁部と、袖壁と、庇とを備える。袖壁は、屋外空間において外壁部に交差し、特定階の天井レベルから床レベルにまで延在する。庇は、袖壁の上端部に一端が連結され、外壁部の横幅方向一方端部まで水平方向に延びている。当該住宅において、外壁部のうち、袖壁と庇とに囲まれた第1の部分と、袖壁よりも横幅方向他方端部側に位置する第2の部分との双方に、屋内空間に繋がる開口部が設けられている。
好ましくは、第1および第2の部分の開口部のいずれか一方は、人が出入りする扉を含み、第1および第2の部分の開口部の他方は、その奥に位置するプライベート空間の窓を含む。
好ましくは、袖壁の屋外側端面と庇の屋外側端面とは、面一状である。
好ましくは、袖壁と庇とが、屋外側から見てL字状に形成されている。
庇の他端は、外壁部の横幅方向一方端部よりも外方向へ突出していることが望ましい。
また、外壁部は、特定階と、特定階の上方に隣接する上階とに跨って配置されており、当該住宅は、上階の上方に配置された、勾配を有する勾配屋根をさらに備えていることが望ましい。
この場合、第2の部分は、第1の部分よりも後退した位置に配置されており、第2の部分の上方には、上階のバルコニーが設けられていてもよい。バルコニーの腰壁は、庇の屋外側端面よりも奥に位置し、かつ、袖壁に隣接していることが望ましい。
庇の上には、上階のベランダが設けられていてもよい。
当該住宅は、屋内空間に第1の世帯および第2の世帯が居住する二世帯住宅であってもよい。
その場合、第1の部分の開口部は、第1の世帯の専有部分であり、第2の部分の開口部は、第2の世帯の専有部分であってもよい。
本発明によれば、外観意匠性を向上させることができる。また、同一住宅内においてプライバシーを保護することができる。
本発明の実施の形態に係る住宅の正面側の外観を示す図である。 本発明の実施の形態に係る住宅の1階の構成を部分的に示した平面図である。 本発明の実施の形態に係る住宅の2階の構成を部分的に示した平面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
はじめに、図1を参照して、本実施の形態に係る住宅10の概要について説明する。図1には、正面側から見た住宅10が示されている。以下の説明において、住宅10の正面側を前方、裏面側を後方という。なお、住宅10の正面側とは、たとえば、玄関扉62が設けられる側か、屋外の通路に面する側を表わしている。
住宅10は、一戸建ての住宅であり、居住空間を形成する建物である。住宅10は、複数階建て、たとえば2階建ての住宅である。
住宅10は、屋内空間を取り囲むように配置された外壁2と、2階の上方に配置された、勾配を有する勾配屋根3とを有している。外壁2は、典型的には、住宅10の正面側、裏面側、および左右の側面側において、屋内空間と屋外空間とを仕切るようにそれぞれ配置される4つの外壁部を含む。各外壁部は、平面視において住宅10の一辺を構成しており、外壁面の一部が後退または突出させられることによる凹凸を有していても良い。各外壁部は、住宅10の1階および2階に跨って配置されている。
ここで、住宅10には、その正面側の外壁部(以下、「正面外壁」という)21から屋外方向、すなわち前方へ突出する袖壁41および庇42が設けられている。袖壁41および庇42は、正面外壁21に交差している。袖壁41は、正面外壁21の横幅方向両端部を除く中央領域において、1階の床レベルから1階の天井レベル(すなわち2階の床レベル)にかけて立設されている。正面外壁21(基準面210)からの袖壁41の突出寸法は、少なくとも455mm以上であり、望ましくは1820mm以上である。図2には、正面外壁21の横幅方向が矢印A1にて示され、正面外壁21を基準とした屋外方向(屋外側)が矢印A2にて示されている。
庇42は、袖壁41の上端部に一端が連結され、正面外壁21の横幅方向一方端部まで水平方向に延びている。なお、本実施の形態では、正面外壁21の横幅方向一方側が正面から見て左側、横幅方向他方側が正面から見て右側であるものとするが、これらは逆であってもよい。
庇42は、高さ方向に厚みを有する大型庇である。庇42は、袖壁41との連結部を除き、同一の厚みで水平方向に延在している。庇42の厚みは、袖壁41と略同じ厚みか、あるいは、袖壁41の厚み以上である。庇42の前端面(屋外側端面)420は、袖壁41の前端面(屋外側端面)410と面一状となっていることが望ましい。庇42の他端側(左側)には、袖壁は設けられておらず、袖壁41と庇42とによって、前方すなわち屋外側から見てL字が形成されている。これにより、住宅10の外観意匠性が向上される。
なお、庇42の他端は、正面外壁21の左端位置よりも左側(外方向)へ突出していることが望ましい。これにより、庇42の存在感を際立たせることができる。また、その場合、庇42は、住宅10の左側面を構成する外壁部(左側壁)22側にまで回り込んでいてもよい。つまり、庇42は、平面視においてL字状に延在し、正面側に位置する部分と、側面側に位置する部分とを有していてもよい。これにより、庇下空間82は、平面視においてL字状に形成される。
また、袖壁41および庇42を強調させるために、袖壁41および庇42の色を、正面外壁21の色と異ならせてもよい。
次に、図2および図3をさらに参照して、このような住宅10の構造例について、詳細に説明する。
上述のように、袖壁41は、1階の正面外壁21の中央領域に設けられている。そのため、1階の正面外壁21は、袖壁41と庇42とによって囲まれた第1の部分211と、袖壁41よりも右側(横幅方向他方端部側)に位置する第2の部分212とに区分される。袖壁41は、横幅方向中央位置よりも右寄りに配置されている。そのため、第1の部分211の横幅の方が、第2の部分212の横幅よりも大きい。
図1および図2に示されるように、正面外壁21の第1の部分211と第2の部分212との双方に、1階の屋内空間81に繋がる開口部6が設けられている。住宅10の屋内空間81は、非居室と居室とを含む。1階の屋内空間81の非居室には、トイレなどのサニタリー室の他、玄関ホールや廊下など人が行き来するオープンな公的空間811が含まれる。また、1階の屋内空間81の居室には、リビングや和室など居住者が寛ぐプライベート空間812が含まれる。公的空間811とプライベート空間812とは、間仕切壁813によって仕切られている。
正面外壁21の第2の部分212における開口部6は、公的空間811に隣接しており、人が出入りする扉62によって構成される。典型的には、扉62は、玄関扉である。この場合、玄関扉62の奥に位置する公的空間811は、玄関ホール(土間を含む)である。これに対し、正面外壁21の第1の部分211における開口部6は、その奥に位置するプライベート空間812の窓61によって構成されている。この場合、窓61は、たとえば掃出し窓である。
本実施の形態では、1階の正面外壁21の玄関扉62と窓61との間に、前方へ突出する袖壁41が設けられている。そのため、正面外壁21の前方空間が、袖壁41によって左右に分断される。つまり、窓61の前方の庇下空間82と、玄関扉62前の玄関アプローチ83とが、袖壁41によって隔離される。その結果、正面外壁21に並べられた玄関扉62と窓61とを、視覚的に分離することができる。
したがって、本実施の形態によれば、玄関扉62を出入りする人の窓61への視線を遮ることができる。すなわち、袖壁41に隣接する玄関アプローチ(屋外空間)83を通過する居住者または来客者からの視線が、窓61を介してプライベート空間812に向けられることを防止することができる。このように、同一住宅10内の玄関を行き来する人の視線が遮られるため、プライベート空間812において居住者はのんびりと寛ぐことができる。つまり、本実施の形態によれば、同一住宅10内においてプライバシーを保護することができる。
また、1階の窓61前の庇下空間82の左側は開放されている。したがって、庇下空間82が適度に囲われるため、屋内のプライベート空間812が暗い印象となることを避けることができる。また、庇下空間82の上部の庇42によって、プライベート空間812への日差しが適度に遮られる。そのため、プライベート空間812に繋がる窓61を、第1の部分211の全横幅にわたって設けてもよい。
このように、本実施の形態では、玄関アプローチ83と庇下空間82とが袖壁41によって隔離されるため、住宅10は、屋内空間81に第1の世帯および第2の世帯が居住する二世帯住宅にも適している。つまり、玄関扉62は二世帯共通であったとしても、1階の居住者(たとえば親世帯)は、正面の窓61際のプライベート空間812において、2階の居住者(たとえば子世帯)の出入りを気にすることなく寛ぐことができる。この場合、第1の部分211の開口部6である窓61は、第1および第2の世帯のいずれか一方の専有部分であり、第2の部分212の開口部6である玄関62は、第1および第2の世帯の共有部分である。
ここで、正面外壁21の第2の部分212は、第1の部分211よりも後退した位置に配置されていることが望ましい。より具体的には、正面外壁21のうち、袖壁41と交わる外壁面を基準面210とした場合、第2の部分212が基準面210より後退することによって、正面外壁21の右側に入隅部が形成されてもよい。つまり、住宅10の玄関は、住宅10の右側に位置する入隅部に設けられてもよい。この場合、玄関扉62が、窓61の位置(基準面210)よりも後方に配置されるため、袖壁41に連結された入隅部の外壁43も、袖壁41と一体となって、プライバシー保護性の向上に寄与する。
また、正面外壁21の第1の部分211においても、基準面210より後退した凹部が設けられていてもよい。この場合、たとえば、第1の部分211の開放側(左側)の一部211aが基準面210よりも後退することによって、正面外壁21の左側に入隅部が形成されていてもよい。これにより、住宅10の正面外壁21自体の凹凸と、正面外壁21から前方に突出した袖壁41および庇42とにより、印象的な外観を演出することができる。この場合、庇42の他端側は、たとえば、袖壁41の前端位置よりも後退した位置に設けられた袖壁71によって支持される。
この場合、第1の部分211のうちの後退壁部211aに設けられた開口部6も、1階のプライベート空間812に繋がる窓63である。プライベート空間812は、間仕切壁(図示せず)によって、窓61に隣接する空間と、窓63に隣接する空間とに区切られていてもよい。なお、後退壁部211aに設けられた開口部6は、人が出入りするための扉により構成されてもよい。当該扉は、たとえば勝手口の扉であってもよいし、住宅10が二世帯住宅の場合、右側の玄関扉62とは別に設けられた、玄関扉であってもよい。後者の場合、玄関前空間が庇42により覆われるため、庇下空間82のうちの玄関前空間を玄関ポーチとすることができる。
また、この場合、左側の入隅部を構成している、窓63横の壁体24にも、プライベート空間812に繋がる窓(開口部)61を設けてもよい。これにより、窓61が、L字状の庇下空間82に隣接してL字状に配置されるため、開放的なプライベート空間812を作り出すこともできる。この場合、上記した袖壁71が、壁体24の窓61に沿って配置されているため、袖壁71の存在によって、外部から当該窓61への視線を遮ることもできる。
本実施の形態の住宅10は2階建てである。この場合、図1および図3に示されるように、2階の正面外壁21の前方には、ベランダ84およびバルコニー85が設けられている。
ベランダ84は、庇42の上に位置している。つまり、庇42の天井面が、2階のベランダ84の床面として利用されている。バルコニー85は、住宅10の右側の入隅部に設けられている。2階の正面外壁21のうち、ベランダ84に隣接する部分(第3の部分)213、および、バルコニー85に隣接する部分(第4の部分)214の双方に、2階の屋内空間81に繋がる掃出し窓(開口部)64が設けられている。
ベランダ84の手摺枠72には、透明または半透明のパネルが嵌められている。そのため、庇42上にベランダ84が設けられる場合であっても、庇42の水平ラインを際立たせることができる。
バルコニー85は、その上方空間が勾配屋根3の軒部に覆われたインナーバルコニーである。バルコニー85の前方端部に設けられた腰壁73は、庇42の前端面420よりも奥(屋内側)に位置している。より具体的には、腰壁73の前面(屋外側の面)と、腰壁73に隣接する正面外壁21(第3の部分213)の表面(すなわち基準面210)とは、面一状である。また、腰壁73の前面は、正面外壁21の表面と同様の素材によって形成されている。これにより、住宅10の正面の凹凸をバランス良く作り出すことができる。
また、バルコニー85の腰壁73の下端高さは、庇42の下端高さよりも下方に位置している。これにより、腰壁73が、袖壁41から、庇42とは反対方向に向かって、水平方向に広がっているような印象を与えることができる。
なお、バルコニー85は、住宅10の右側面を構成する外壁部(右側壁)23側にまで回り込んで配置されている。つまり、バルコニー85は、平面視においてL字状に延在し、正面側に位置する部分と、側面側に位置する部分とを有していてもよい。バルコニー85は、1階の右側壁23から張り出して設けられていてもよい。これにより、庇42および腰壁73の双方が、外壁2よりも両外方向に突出するため、住宅10の横方向の広がりを強調することができる。この場合、バルコニー85の床部は、たとえば、1階の右側壁23から離れた位置であって、基準面210よりも後方位置に設けられた袖壁74によって支持される。なお、右側壁23にも窓が設けられる場合、袖壁74が配置されることで、外部から当該窓への視線を遮る効果もある。
図1に示されるように、本実施の形態では、勾配屋根3は、正面側から左右方向への傾斜が視認可能となるように設けられている。つまり、勾配屋根3は、正面から見て、頂部から左下方向に傾斜する傾斜部31と、頂部から右下方向に傾斜する傾斜部32とのうちの少なくとも一方を有している。そのため、庇42および腰壁73の横のラインと、勾配屋根3の斜めのラインとで、住宅10全体の印象を、独創的なインパクトのある印象とすることができる。
なお、本実施の形態では、正面外壁21の第1の部分211の開口部6は、その奥に位置するプライベート空間812に繋がる窓61を含み、第2の部分212の開口部6は、人が出入りする玄関扉62により構成されることしたが、限定的ではない。たとえば、第2の部分212の開口部6は、玄関扉62に代えて、屋内の別のプライベート空間(居室)に繋がる窓によって構成されてよい。この場合、同一フロアにおいて2つ以上の居室が隣接する場合であっても、各居室の前方空間を専用庭のように演出することができる。したがって、同一フロアに別世帯が同居する場合であっても、第1の部分211の開口部6を第1の世帯の専有部分とし、第2の部分212の開口部6を第2の世帯の専有部分とすることで、互いのプライバシーを保護することができる。
あるいは、正面外壁21における第1の部分211の開口部6の少なくとも一部を玄関扉62によって構成し、第2の部分212の開口部6を窓61によって構成してもよい。この場合、第1の部分211の横幅を、第2の部分212の横幅よりも小さくしてもよい。
また、本実施の形態の住宅10は、2階建てである例を示したが、3階以上を有していてもよい。この場合、庇42が取付けられる階としての特定階は、2階以上であってもよい。たとえば、庇42が2階の天井レベルに配置され、庇42の端部に連結された袖壁41が、2階の天井レベルから、2階の床レベルまで延在していてもよい。あるいは、この場合、袖壁41は、2階の天井レベルから、2階の床レベルを超えて1階の床レベルにまで延在していてもよい。
あるいは、住宅10は、1階建てであってもよい。つまり、庇42は、住宅の屋根(陸屋根)の軒部によって構成されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 外壁、3 勾配屋根、6 開口部、10 住宅、21 正面外壁、22 左側壁、23 右側壁、31,32 傾斜部、41,71,74 袖壁、42 庇、61,63 窓、62 扉、72 手摺枠、73 腰壁、81 屋内空間、82 庇下空間、83 玄関アプローチ、84 ベランダ、85 バルコニー、210 基準面、211 第1の部分、212 第2の部分、213 第3の部分、214 第4の部分、811 公的空間、812 プライベート空間、813 間仕切壁。

Claims (10)

  1. 屋内空間と屋外空間とを仕切るように配置された外壁部と、
    前記屋外空間において前記外壁部に交差し、特定階の天井レベルから床レベルにまで延在する袖壁と、
    前記袖壁の上端部に一端が連結され、前記外壁部の横幅方向一方端部まで水平方向に延びる庇とを備え、
    前記外壁部のうち、前記袖壁と前記庇とに囲まれた第1の部分と、前記袖壁よりも横幅方向他方端部側に位置する第2の部分との双方に、前記屋内空間に繋がる開口部が設けられている、住宅。
  2. 前記第1および第2の部分の開口部のいずれか一方は、人が出入りする扉を含み、
    前記第1および第2の部分の開口部の他方は、その奥に位置するプライベート空間の窓を含む、請求項1に記載の住宅。
  3. 前記袖壁の屋外側端面と前記庇の屋外側端面とは、面一状である、請求項1または2に記載の住宅。
  4. 前記袖壁と前記庇とが、屋外側から見てL字状に形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の住宅。
  5. 前記庇の他端は、前記外壁部の横幅方向一方端部よりも外方向へ突出している、請求項1〜4のいずれかに記載の住宅。
  6. 前記外壁部は、前記特定階と、前記特定階の上方に隣接する上階とに跨って配置されており、
    前記上階の上方に配置された、勾配を有する勾配屋根をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の住宅。
  7. 前記第2の部分は、前記第1の部分よりも後退した位置に配置されており、
    前記第2の部分の上方には、前記上階のバルコニーが設けられ、
    前記バルコニーの腰壁は、前記庇の屋外側端面よりも奥に位置し、かつ、前記袖壁に隣接している、請求項6に記載の住宅。
  8. 前記庇の上には、前記上階のベランダが設けられている、請求項6または7に記載の住宅。
  9. 前記屋内空間に第1の世帯および第2の世帯が居住する二世帯住宅である、請求項1〜8のいずれかに記載の住宅。
  10. 前記第1の部分の開口部は、前記第1の世帯の専有部分であり、
    前記第2の部分の開口部は、前記第2の世帯の専有部分である、請求項9に記載の住宅。
JP2015013234A 2015-01-27 2015-01-27 住宅 Pending JP2016138388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015013234A JP2016138388A (ja) 2015-01-27 2015-01-27 住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015013234A JP2016138388A (ja) 2015-01-27 2015-01-27 住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016138388A true JP2016138388A (ja) 2016-08-04

Family

ID=56558424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015013234A Pending JP2016138388A (ja) 2015-01-27 2015-01-27 住宅

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016138388A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004044172A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Sekisui Chem Co Ltd 玄関構造
JP2008144391A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP2012136916A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Misawa Homes Co Ltd インナーバルコニーを有する住宅
JP2012193611A (ja) * 2012-07-10 2012-10-11 Misawa Homes Co Ltd 車庫用建物ユニット

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004044172A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Sekisui Chem Co Ltd 玄関構造
JP2008144391A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物
JP2012136916A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Misawa Homes Co Ltd インナーバルコニーを有する住宅
JP2012193611A (ja) * 2012-07-10 2012-10-11 Misawa Homes Co Ltd 車庫用建物ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6483347B2 (ja) 建物
JP2021167564A (ja) 建物
JP4902139B2 (ja) 建物
JP2016138388A (ja) 住宅
JPH10184039A (ja) 住 宅
JP2008190202A (ja) 建物
JP6910980B2 (ja) 建物
JP7244202B2 (ja) 建物の室内構造及び建物
JP4095485B2 (ja) 建物
JP3162108U (ja) 集合住宅における住戸のバルコニー構造
JP2013127181A (ja) 住宅
JP7311379B2 (ja) 建物
JP2019065664A (ja) 集合住宅
JP6919637B2 (ja) 住宅
JP2017115524A (ja) 住宅
JP6788326B2 (ja) 住宅
JP2022143932A (ja) 建物
JP2017115523A (ja) 住宅
JP2018154972A (ja) 建物
JP2017166270A (ja) 建物
JP2017115522A (ja) 住宅
JP2005336814A (ja) 建物
JP3098697U (ja) 戸建て2階型の共同住宅
JP2016132883A (ja) 住宅
JP2016113879A (ja) 住宅

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191203