JP2016137597A - 印刷物の製造方法、および印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続用紙に印刷する際に余白領域を効果的に低減して無駄の少ない印刷をする。
【解決手段】連続用紙の幅よりも狭い幅の画像を連続用紙の搬送方向に複数並べて配置するジョブが複数含まれるジョブリストを保持するステップと、前記ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の幅方向に並べて配置するステップと、前記配置するステップで配置した前記複数のジョブを印刷するステップと、を含み、前記配置するステップでは、前記複数のジョブそれぞれの画像の印刷に必要な搬送方向の長さであるジョブ長を算出し、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように前記選択および配置を行う。
【選択図】図13

Description

本発明は、連続用紙を用いる印刷物の製造方法および印刷装置に関する。
画像形成装置では、例えばロール紙などの連続用紙を用いて印刷を行うものが提案されている。このような連続用紙を用いる画像形成装置では、画像形成部において原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を用紙に転写している。その後、用紙のトナー像を定着部で定着して排紙している。
ロール紙は、例えば、幅が数十mmで搬送方向の長さが数100mである。ロール紙は紙面が広いために複数の画像を連続して印刷できるが、その反面、画像を効率的に紙面に配置して印刷を行わないと余白領域が広くなり用紙が無駄になるという問題が生じる。
このような課題に対して、特許文献1に開示された印刷装置では、余白領域を少なくするために、ロール紙の幅と画像のサイズを比較し、縦の長さがロール紙の幅よりも短い縦長の画像を印刷する場合には、この画像を90度回転させてから印刷している。
特開2005−231154号公報
しかしながら、画像の縦の長さは様々であり、特許文献1に開示された技術では、90度回転後の画像の幅方向の長さがロール紙の幅に近い場合にのみ余白領域を少なくし用紙を節約できるという効果が得られるものである。例えば画像のサイズが小さく90度回転後であっても幅方向の長さがロール紙の幅よりも極端に小さい場合には、余白領域は広いままであり用紙を節約するという効果は得られない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、連続用紙に画像を印刷する際に、画像が形成されない余白領域を効果的に低減して無駄の少ない出力を可能にする印刷物の製造方法および印刷装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)ジョブの画像データに基づいて、連続用紙上に画像を印刷する印刷装置を用いた印刷物の製造方法であって、
連続用紙の幅よりも狭い幅の画像を連続用紙の搬送方向に複数並べて配置するジョブが複数含まれるジョブリストを保持するステップと、
前記ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の幅方向に並べて配置するステップと、
前記配置するステップで配置した前記複数のジョブを印刷するステップと、を含み、
前記配置するステップでは、前記複数のジョブそれぞれの画像の印刷に必要な前記搬送方向の長さであるジョブ長を算出し、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように前記選択および配置を行う、印刷物の製造方法。
(2)前記配置するステップでは、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように、他のジョブよりもジョブ長が長いジョブを前記搬送方向で複数に分割し、分割後のジョブを幅方向に並べて配置する、上記(1)に記載の印刷物の製造方法。
(3)選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、1の画像を設定数に応じた個数分、前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
前記配置するステップでは、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、予備用として該画像を配置する、上記(1)または上記(2)に記載の印刷物の製造方法。
(4)選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、固定のフォーム画像と該フォーム画像の内部領域に配置する可変の画像を組み合わせたバリアブル画像を前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
前記配置するステップでは、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内のバリアブル画像が配置されていない余白領域に、予備用として該バリアブル画像のフォーム画像を配置する、上記(1)〜上記(3)のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
(5)さらに、連続用紙の搬送経路に配置された、連続用紙に形成した画像を読み取る読取装置により、画像の不良を検知するステップを含み、
前記不良を検知するステップで不良を検知した場合、前記配置するステップでは、該不良の画像が含まれる、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、該不良を検知した画像を再配置する、上記(1)〜上記(4)のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
(6)幅方向に並べて配置した前記複数のジョブのうち、最もジョブ長が長いジョブの印刷が終了した位置で、前記連続用紙を幅方向に沿って裁断するステップを含む、上記(1)〜上記(5)のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
(7)連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域をそれぞれ分離するように、連続用紙を前記搬送方向に沿って裁断するステップを含む、上記(1)〜上記(6)のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
(8)ジョブの画像データに基づいて、連続用紙上に画像を印刷する印刷装置であって、
連続用紙の幅よりも狭い幅の画像を連続用紙の搬送方向に複数並べて配置するジョブが複数含まれるジョブリストを保持するジョブ保持部と、
前記ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の画幅方向に並べて配置する制御部と、
前記制御部が配置した前記複数のジョブを印刷する画像形成部と、を備え、
前記制御部は、前記ジョブリストのジョブそれぞれの画像の印刷に必要な前記搬送方向の長さであるジョブ長を算出し、選択する複数のジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように前記選択および配置を行う、印刷装置。
(9)前記制御部は、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように、他のジョブよりもジョブ長が長いジョブを前記搬送方向で複数に分割し、分割後のジョブを幅方向に並べて配置する、上記(8)に記載の印刷装置。
(10)選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、1の画像を設定数に応じた個数分、前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
前記制御部は、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、予備用として該画像を配置する、上記(8)または上記(9)に記載の印刷装置。
(11)選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、固定のフォーム画像と該フォーム画像の内部領域に配置する可変の画像を組み合わせたバリアブル画像を前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
前記制御部は、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内のバリアブル画像が配置されていない余白領域に、予備用として該バリアブル画像のフォーム画像を配置する、上記(8)〜上記(10)のいずれか1つに記載の印刷装置。
(12)さらに、連続用紙の搬送経路中に、連続用紙に形成した画像を読み取って読取画像データを得る読取装置を備え、
前記制御部は、前記読取画像データから印刷した画像の良否を判定し、画像の不良を判定した場合、該不良の画像が含まれる、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、該不良を検知した画像を再配置する、上記(8)〜上記(11)のいずれか1つに記載の印刷装置。
(13)前記制御部は、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、前記画像形成部のトナーを消費させるトナー帯を作成させる、上記(8)〜上記(12)のいずれか1つに記載の印刷装置。
本発明によれば、ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の幅方向に並べて配置して印刷するときに、複数のジョブそれぞれの画像の印刷に必要な搬送方向のジョブ長を算出し、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるようにジョブの選択し配置することにより、画像が形成されない余白領域を効果的に低減して無駄の少ない出力が可能となる。
本発明を適用した実施形態の印刷装置10の構成を示す概略図である。 画像形成装置本体100のハード構成を示すブロック図である。 画像制御ASIC113の機能を示すブロック図である。 画像メモリーとしてのDRAM116上に、ビットマップ形式のデータに展開された画像を示す模式図である。 連続用紙Sの画像形成領域への画像データの配置例である。 印刷装置10で印刷処理した後の連続用紙Sを示す図である。 印刷処理した後の切断工程を説明する図である。 第1の実施形態に係る制御部110が実行する選択配置処理を示すフローチャートである。 図8のステップS103のサブルーチンを示すフローチャートである。 操作表示部140の表示面に表示した操作画面141aの例である。 操作表示部140の表示面に表示した操作画面141bの例である。 操作表示部140の表示面に表示した操作画面141cの例である。 (a)は実施例に係る印刷物の例であり、(b)は比較例に係る印刷物の例である。 第1の変形例に係る選択配置処理を示すフローチャートである。 分割数2の場合の分割処理の例を示す図である。 第2の変形例に係る配置処理を示すフローチャートである。 予備の画像を余白領域BSに配置した例である。 第3の変形例に係る配置処理を示すフローチャートである。 再出力画像を余白領域BSに配置した例である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明を適用した実施形態の印刷装置10の構成を示す概略図である。印刷装置10は、画像形成装置本体100、給紙装置200、給紙調整装置300、排紙調整装置400、巻取り装置500を備える。
給紙装置200は、連続用紙の元巻きであるロールR0を収納、保持し、用紙搬送方向下流側に連続用紙Sを送り出す。
給紙調整装置300は、給紙装置200と画像形成装置本体100と間の微小な用紙搬送速度の差および用紙の寄りを吸収するためのバッファー機能を有する。
画像形成装置本体100は、トナーを用いた周知の電子写真式プロセスによる画像形成を行う画像形成部120、定着部130、および読取部150を本体内に備える。画像形成部120は感光体ドラム、現像装置、書込みユニット121(図2参照)、中間転写ベルト、等を備える。画像形成部120では、給紙装置200から送り出された連続用紙Sの紙面上にトナー画像を転写し、このトナー画像を定着部130で加熱・加圧処理することにより連続用紙Sの表面に定着させる。
読取部150は光源(ランプ)により用紙に対して光を一様に照射し、その反射光を、受光レンズを介してライン状の光学センサーに結像させることで高解像度、例えば400dpiの画像データを得ることができる。光学センサーは、例えばRGBの3種類のセンサーで構成され、カラー画像の各部に対する3種類のセンサーからの出力値(RGB値)に基づいて検出信号を出力する。また光学センサーは、搬送される連続用紙Sの幅方向において十分な長さを備え、連続用紙Sの全領域を測定可能としている。
画像形成装置本体100の上部には操作表示部140を有している。操作表示部140は、ユーザーの操作を受けるとともに、情報を表示する。このため操作表示部140はたとえばタッチパネルなどのように操作部分と表示部分とが一体に構成されているもの、ボタンやキーなどのハードキーと液晶表示装置などのような構成等、どのような構成であってもよい。また、操作表示部140は、図示するように画像形成装置本体100の筺体に設置されているものの他、画像形成装置本体100の筺体から分離しているものであってもよい。
排紙調整装置400も、給紙調整装置300と同様に、画像形成装置本体100と巻取り装置500との間の微小な用紙搬送速度の差および用紙の寄りを吸収するためのバッファー機能を有する。また排紙調整装置400は、連続用紙Sを切断する切断器410を有しており、所望位置で連続用紙Sを搬送方向に直交する幅方向に沿って切断可能である。
排紙調整装置400を経た連続用紙Sは、巻取り装置500に至り、ロールR1に巻回されて保持される。
なお、この実施形態では、連続用紙Sとしてロール紙を使用しているが、連続用紙Sがロール紙に限定されるものではなく、用紙が連続しているものであればよく、例えば、交互に折り曲げられた形態の用紙であってもよい。また、連続用紙Sは、材質が紙に限定されず、布などの媒体を用いるものであってもよい。また連続用紙Sは紙に接着剤を塗布したラベルを剥離紙に貼り合わせたラベル紙であってもよい。ラベル紙を用いる場合は、切断器410によりラベルを画像に対応した大きさで切り抜くようにしてもよい。
図2は、画像形成装置本体100のハード構成を示すブロック図である。画像形成装置本体100は、制御部110、操作表示部140、大容量の記憶装置であるHDD160、原稿画像の読取を行うスキャナー170、プリンタコントローラー180を備える。
制御部110は、CPU111、プラットフォームコントロールハブ(PCH)112、画像制御ASIC113、画像処理ASIC114、およびDRAM115、116を備える。
CPU111は、DRAM115またはHDD160に保存されている各種プログラムを実行することにより画像形成装置本体100および印刷装置10の全体の動作を統括的に制御する。
PC等の構成される端末装置900から送られてきた印刷用の画像データはプリンタコントローラー180を経由して画像メモリーとしてのDRAM116に保存される。またスキャナー170が読み取って得られた原稿の画像データも同様にDRAM116に保存される。印刷時には、DRAM116から印刷する画像データを読み出し、画像形成部120の書込みユニット121に画像信号を送る。
図3は、画像制御ASIC113の機能を示すブロック図である。画像制御ASIC113は、画像制御部601、カウンター602、603、複数個のメモリー読出しモジュール604、出力バッファー605、を備える。
画像制御部601は、垂直および水平同期信号(HV、VV)、インデックス信号index、画素クロック信号clk、等の各種のタイミング信号を受ける。画像制御部601は、DRAM116に保存されている画像データをメモリー読出しモジュール604で読み出して保持させ、これらの画像データを受けたタイミング信号に応じて出力バッファー605に送る。出力バッファーでは、カウンター602、603からのタイミング信号に応じて1ライン毎に画素信号を書込みユニット121に送る。
本実施形態においては、このような構成を用いて、連続用紙の搬送方向に沿って画像データを複数、連続して出力するためにハード構成としてメモリー読出しモジュール604を設けている。
図4は、画像メモリーとしてのDRAM116上に、ラスタライズ処理され、ビットマップ形式のデータに展開された画像を示す模式図である。同図に示すようにDRAM116には、画像A、画像B、およびバリアブルの画像(数字1〜6等で示す)が展開され保存されている。バリアブルの画像とは、固定のフレーム画像とその内部領域に配置された可変の画像を組み合わせた画像である。
図5に本実施形態による連続用紙Sの画像形成領域への画像データの配置例を示している。同図に示すように幅方向(主走査方向)に沿って複数の画像A、B、およびバリアブル画像1〜6を並べて配置している。
メモリー読出しモジュール604は、リピート機能とメモリー読出し機能を備える。リピート機能はこのようなDRAM116に展開された通常の画像(画像A、B)をメモリー読出しモジュールに読み出し、これを主走査方向(連続用紙の幅方向)の任意の位置に配置し、副走査方向に繰り返し出力する機能である。メモリー読出し機能は、バリアブルの画像データ(1〜6)をDRAM116から順番に読出し、これを順に主走査方向の任意の位置に配置し、出力する機能である。
これらの2つの機能は、1の回路構成で対応できる。具体的には、カウンター値と画像制御部601からの指示で行う。画像制御部601は、メモリー読出しモジュール604毎に、主走査方向に関するスタート位置(図5参照)および幅、副走査方向に関するスタート位置、画像間隔(余白)および繰り返し回数の設定を行う。またこのほかに画像読出しアドレスおよびサイズが設定可能であり、設定値に応じてそれぞれのメモリー読出しモジュール604に対して指示する。なお、副走査方向に関するカウンターの出力の最大値は印刷装置10で使用可能な最大径のロールR0の送り長さ(4〜6km)に対応している。
画像制御ASIC113は、n個のメモリー読出しモジュール604を備えている。このn個は主走査方向に並べて配置可能な画像の上限数に対応している。本実施形態においては、搬送可能な連続用紙Sの幅は300〜400mmであり、20mm幅の画像を想定し、これを連続用紙Sの幅方向に敷き詰めて並べたときに配置可能な上限数は15〜20個程度である。nとしてはこの15〜20に設定している。
それぞれのメモリー読出しモジュール604は、画像制御部601からの指示に従い、カウンター602、603からの主、副のカウンター値に応じて、逐次DRAM116から画像を読み出し、出力バッファーにデータを保存する。出力バッファーは各メモリー読出しモジュール604からの画像データを1ラインの中に配置する。そして1ラインのデータが揃ったところで統合して画像処理ASIC114を経由して書込みユニット121に出力する。
図5に示すように、バリアブル画像でない通常の画像を連続用紙Sに配置する場合は、最初の画像は、副走査スタート=0で設定し、次の画像は副走査スタート=(前の画像の副走査スタート)+画像幅Wy+画像間隔Wgyに設定する。これを設定されている繰り返し数(設定数)だけ繰り返す。バリアブル画像を連続用紙に配置する場合は、1ページ目(1画像目)は、副走査スタート=0、繰り返し数=1で設定し、2ページ目(2画像目)以降は、副走査スタート=(前のページの副走査スタート)+画像幅Wy+画像間隔Wgyで設定する。画像間隔Wgyおよび繰り返し数の設定については、後述する。
次に図6、7に基づいて本実施形態で製造した印刷物について説明する。図6は、図1等に示す印刷装置10で印刷処理した後の連続用紙Sを示している。連続用紙Sの画像形成領域は、連続用紙Sの搬送方向に沿って延在する短冊状の複数の分割領域に分割されている。それぞれの分割領域の幅は、同時に印刷するジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さである。幅方向に並ぶ全ての分割領域の搬送方向の長さは、同時に印刷するジョブのうち最も長いジョブのジョブ長に等しい。図6に示す例では、連続用紙Sの画像形成領域(紙面全面)を、4つの分割領域1〜4に分割している。分割領域1にはジョブAの画像Aを、分割領域2にはジョブBの画像Bを、分割領域3にはバリアブルジョブのバリアブル画像1〜6を、分割領域4にはジョブDの画像Dを配置している。同図の例ではジョブBのジョブ長が最も長く、これは前述のように分割領域の搬送方向の長さと等しい。なお連続用紙Sの画像形成領域の幅方向の長さは、連続用紙Sの幅に等しい設定としているが、両端部にそれぞれ1〜2mm程度の余白を設けるために連続用紙Sの幅よりも狭く設定してもよい。
それぞれのジョブの画像を設定数の個数分、各分割領域内に先頭から搬送方向に並べて配置するが、図6に示すようにそれぞれのジョブのジョブ長が異なるために、最もジョブ長が長いジョブB以外のジョブでは、後端に余白領域BSが生じている。本実施形態においては、後述するジョブの選択配置処理を実行することにより余白領域BSの面積を少なくしている。
図6のような画像が印刷された連続用紙Sからそれぞれの画像を分離した印刷物を得るためには、以下の裁断工程を経る。最初は連続用紙Sの最もジョブ長が長いジョブBの画像後端位置、すなわち分割領域の後端部をX方向(主走査方向)に延びる切断位置1(X)で切断する。この切断は印刷装置10の切断器410で行ってもよい。この場合、連続用紙S切断位置1(X)が切断器410に到達したときに連続用紙Sの搬送を一旦停止させ、停止状態の連続用紙Sを切断する。あるいは切断器410を用いずに印刷装置10以外の裁断装置によって、オフラインで処理してもよい。
次にY方向(搬送方向)に沿って延びる切断位置2〜4(Y)で切断する。この切断は、図7(a)に示すようにロール状の連続用紙S(ロールR1)を切断位置2〜4(Y)に沿って、カッターCにより軸に垂直な方向で輪切りにすることにより行える。またロールR1の直径が大きいために、輪切りが困難である場合には、図7(b)に示すように図1の巻き方向とは逆方向に連続用紙Sを引き出しながら、切断位置2〜4(Y)に対応する位置に配置したカッターCによって切断位置2〜4(Y)に沿って切断する。連続用紙Sが、ラベル紙であれば、以上までで、印刷物を製造する工程は終了である。得られたロール状の印刷物は、ラベラー(自動ラベル貼り機)に装填され次工程で用いられる。
連続用紙Sの材質が通常の紙であれば、以上のようにY方向の切断位置2〜4で切断した後、図7(c)に示すようにそれぞれの画像で分離するために、X方向の切断位置で切断する。これを全てのジョブの分割領域(画像)に対して行う。これにより画像毎にカットした印刷物を得ることができる。
(第1の実施形態の選択配置制御)
以下、図8〜図12を参照し、第1の実施形態に係る印刷装置10で実行する選択配置処理について説明する。図8および図9は、制御部110が実行する選択配置処理を示すフローチャートである。
まずユーザーからの指示に基づいてジョブの受け付けを行い、ジョブの受け付けに応じてジョブリストの作成、更新を行う(S101、S102)。
図10〜図12は、操作表示部140の表示面に表示した操作画面141a、141b、141cの例である。
図10に示す操作画面141aには、HDD160に保持されているジョブリストの例を示している。操作画面141aには、リスト表示欄a1、追加ボタンb1、編集ボタンb2、削除ボタンb3、再計算ボタンb4および設定ボタンb5を配置している。
ジョブリストに表示しているジョブは、連続用紙Sによる印刷を行う実行待ちジョブあるいは実行中ジョブである。同図のステータス欄に示すように、ジョブ1、ジョブ2は、現在印刷中のジョブセットである。このジョブセットに含まれるジョブ1、ジョブ2は、図5に示したような、紙面の幅方向に並べて配置させることで同時に印刷処理される。ジョブA、ジョブB、バリアブル1の3つのジョブからなるジョブセットは、現在実行中のジョブセットに続いて連続的に印刷を行うジョブセットである。ジョブセットを連続して印刷する場合には、印刷装置10は一時停止せずに動き続け、連続するジョブセットとジョブセットの間の間隔はゼロまたはゼロに近い。ジョブC、ジョブDは、ジョブセットとして紙面に配置されておらず処理待ちのジョブである。
ユーザーはジョブリストに新規のジョブを追加したい場合は、追加ボタンb1を操作する。これにより、図11に示す操作画面141bに画面遷移する。この操作画面141bには、候補リスト表示欄a2、ソートボタンb11、b12、検索ボタンb13および編集ボタンb14を配置している。
候補リスト表示欄a2には、HDD160内の所定のフォルダ、あるいはネットワークで接続された端末装置900のフォルダに保存されている候補ジョブを一覧表示している。候補リスト表示欄a2に表示している複数の候補ジョブは、ソートボタンb11、b12を操作することで名前順あるいは登録日時順にソートされる。また検索ボタンb13の脇の入力欄にジョブ名の全部あるいは一部を入力してから検索ボタンb13を操作することで所望の候補ジョブを検索できる。
候補リスト表示欄a2に表示している候補ジョブの何れかをカーソル操作により選択してから(符号a21)編集ボタンb14を操作することで図12に示す操作画面141cに画面遷移する。なお、この操作画面141cは、図10に示した操作画面141aにおいても同様に何れかのジョブ(但し、印刷中は除く)を選択してから編集ボタンb2を操作して再編集する場合にも表示される画面である。
操作画面141cには、プレビュー欄a3、枚数設定欄b21、画像間隔設定欄b22、優先順位設定欄b23、部数/分割設定ボタンb24、部数/分割数設定欄b25、予備出力設定ボタンb26、キャンセルボタンb27、確定ボタンb28を配置している。プレビュー欄a3には選択されたジョブのプレビュー画像が表示される。枚数設定欄b21の設定により画像の繰り返し印刷回数を設定する。画像間隔設定欄b22の設定により搬送方向に並べて繰り返し印刷する画像間の間隔(Wgy)を設定する(図5参照)。なお、主走査方向の画像間の間隔(Wgx)は各ジョブで共通のデフォルト値を適用するが、この操作画面141cでジョブ毎に個別に設定できるようにしてもよい。
優先順位設定欄b23のプルダウンボタンを操作することで、優先順位を選択できる。選択できる優先順位は、最優先、順位1〜5、および優先順位なし(デフォルト)である。この順で優先的に配置および印刷が行われる。
ユーザーにより部数/分割設定ボタンb24の「部数」が有効にされた場合、制御部110は、同じジョブが部数/分割数設定欄b25の設定数分あるものとして配置処理(後述)を行う。例えば枚数の設定が100のときに、「部数」が有効で、数値が「2」に設定された場合には、50枚の設定のジョブが2部あるものとして配置処理を行う。「分割」が有効に設定された場合には、制御部110は所定の条件を満たすか否かを判断し、満たす場合には、「部数」の処理と同様の処理を実行する。この「分割」に関する処理については後述する。
予備出力設定ボタンb26の「ON」が選択された場合は分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、配置可能なスペースがあれば各ジョブの画像を予備用として配置する。例えば枚数の設定が100であって余白領域に更に画像を配置可能であれば、この余白領域にこの画像を配置する。この場合、分割領域内には、結果として設定数100を超えた数の画像が配置されることになる。この予備出力についての処理の具体例は後述する。
設定の編集が完了した場合には、ユーザーは確定ボタンb28を操作することにより設定を確定させることができる。確定ボタンb28またはキャンセルボタンb27を操作することにより画面遷移する前の元の画面に戻る。
図8のフローチャートの説明に戻る。制御部110は、以上のような操作画面を通じてユーザーにより設定されたジョブを受け付ける。その後、図10に示す操作画面141aで再計算ボタンb4が操作された場合には、現在印刷中以外のジョブの中から次およびその次以降に印刷するジョブのセットを決定するために、ジョブの選択および配置処理を実行する(S103)。
図9は、ステップS103のサブルーチンである。このサブルーチンでは制御部110は以下に説明する処理を実行することで、HDD160に保持しているジョブリストのジョブの中から次に印刷するジョブセットとするジョブを選択し、配置する。なお、本サブルーチンでは、ジョブリストにあるジョブのうち印刷中のジョブまたは既にジョブセットに配置済みのジョブは選択の対象外にしている。
まずステップS201では、全てのジョブのジョブ長Lyを算出する。各ジョブには図10に示したように、画像サイズ、枚数(繰り返し数)、画像間隔の数値が設定等されているので、搬送方向(Y方向)の画像サイズである画像幅Wyに画像間隔Wgyを加え、これに枚数を掛けることでジョブ長Lyを算出できる。なお、ジョブ長Lyの算出は、図10のリスト表示欄a1に示すように、ジョブリストに追加されたときに行ってもよい。
続いて変数の初期化を行う(S202)。最大ジョブ長LmaxにはステップS201で算出した各ジョブのジョブ長Lyのうち最大のジョブ長Lyを設定する。配置可能幅Waには連続用紙Sの幅方向の長さ(用紙幅)を設定する(例えば330mm)。このとき連続用紙の両端に余白が必要であればその余白幅を除いた長さに設定する。また全部のジョブに対して検査タグが付与されていればこれをリセット(削除)する。
ステップS203では、検査のタグが付与されていないジョブ(以下、単に「未検査ジョブ」という」の中に優先順位が付されているか否かを判断する。この優先順位は、図12に示した操作画面141cの優先順位設定欄b23で設定できる。優先順位が付与されている未検査ジョブがあればその優先順位の内容に応じて順番に選択される(S204)。一方で未検査ジョブに優先順位が付与されたジョブがなければ(ステップS203:NO)、ステップS205でLmaxに最も近いジョブ長のジョブを選択する。Lmaxの初期値はジョブリスト中の最大のジョブ長Lyが設定されていることから、最もジョブ長が長いジョブから順に選択される。
このようにして選択されたジョブに検査済みタグを付与する(S206)。
次に選択ジョブを、連続用紙Sの画像形成領域に配置可能かを判断する(S207)。具体的には、配置可能幅Wa≧画像幅Wx+画像間隔Wgxを満たすかを判断する。Wxは選択したジョブの幅方向の画像サイズである。画像間隔Wgxは幅方向の画像と画像との間に設定する余白であり、予め設定された固定値である(例えば1mm)。なお、図5、6(以降の図13等も同様)では、画像間隔Wgxの記載は省略している。そして配置できない場合は以降のジョブについての処理を行う(S207:NO)。
一方で、画像幅Wx+画像間隔Wgxが配置可能幅Wa以下であれば(S207:YES)、選択したジョブに配置済みタグを付与し、画像形成領域に配置する。この配置処理は、主走走査方向にそって原点(左隅)から順にそれぞれのジョブに画像幅Wxと画像間隔Wgxに応じた分割領域を割り当て、その中にジョブの画像を配置するようにしてもよい。あるいは設定に応じて画像幅Wxの大きい順あるいは小さい順で適宜並べ替えながら配置するようにしてもよい。
最大ジョブ長Lmax、配置可能幅Waの変数を更新する。最大ジョブ長Lmaxは配置済みタグが付与されているジョブの中で最も長いジョブのジョブ長に更新される。配置可能幅Waは現在の値から配置済みタグを付与したジョブのジョブ幅Wxおよび画像間隔Wgxを減じた値に更新する(S209)。
検査済みタグが付与されていない未検査ジョブがあればステップS203以降の処理を繰り返す(S210:NO)。一方で、全ジョブに検査済みタグが付与されていれば(S210:YES)、図8のステップに戻る(リターン)。
図9のサブルーチン処理が終了した後、図8のステップS104に進み、ジョブリストの中に未配置ジョブが残っていればステップS103の処理を繰り返す。一方、全てのジョブが配置済みであれば(ステップS104:YES)、配置したジョブセット(またはジョブ)の連続用紙Sへの印刷を行って終了する(ステップS105、エンド)。
(効果)
図13は、印刷装置10で印刷した連続用紙Sの状態を示す図であり、図13(a)は、図8、図9の選択配置処理を実行することにより実施例に係る印刷物の例である。図13(b)は、この選択配置処理を実行しない場合の比較例に係る印刷物の例である。
図13(a)に示すように、選択配置処理を実行することにより、ジョブセットに含まれるジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように選択および配置が行われる。具体的には、図9のステップS205で、最大ジョブ長Lmaxに近いジョブ長のジョブを順に選択することにより、ジョブ長の差が少なくなるようにジョブを選択できる。
一方で、このような制御を行わない場合、例えばジョブリストに蓄積された順でFIFO(先入れ先出し)して選択したような場合には、図13(b)の比較例に示すようにジョブ長の差が揃わず、実施例と比較して最大ジョブ長Lmaxと最小ジョブ長Lminの差が大きくなり、余白領域BSが無駄に広い。
このように本実施形態では、ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の幅方向に並べて配置し、印刷する場合に、複数のジョブそれぞれの画像の印刷に必要な搬送方向のジョブ長を算出し、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるようにジョブの選択し、配置する。これにより画像が形成されない余白領域を効果的に低減して無駄の少ない出力が可能となる。
(第1の変形例)
続いて図14および図15を参照し、第1の変形例について説明する。第1の変形例は、図12の操作画面141cで部数/分割設定ボタンb24が「分割」が有効に設定された場合に実行される処理であり、図9のステップS202に続いて行われる。
図14のステップS301では、ジョブリストの全てのジョブをジョブ長Lの長い順にソートする。またこの時、ジョブ長の長い順に1、2、…iの番号を付与する。次のステップS302では変数iを「1」にする初期化を行う。
ステップS303では、ステップS301で並び変えたジョブの順番が隣接するジョブ間の長さを比較する。具体的にはi番目のジョブのジョブ長と、i+1番目のジョブのジョブ長の差分が、i番目のジョブのジョブ長のα分の1以上か否かを判断する((L(i)−L(i+1)≧L(i)/α)。ここでαはあらかじめ定められている2以上の整数であり、これは例えば操作画面141cの部数/分割数設定欄b25で設定できる。
図15は、αに「2」が設定された場合の分割処理の例を示す図である。図15(a)では、1番目(画像Aで示す)のジョブ長L1と2番目(画像Bで示す)のジョブ長L2の差は近いため、ステップS303の条件は満たさない。このためステップS304の判断を経てステップS305でiをインクリメントし、次のS303で2番目と3番目にジョブ長の差を比較する。ジョブ3のジョブ長L3は、ジョブ長L2の1/2以下であるために、S303の条件を満たす(S303:YES)。
ステップS303でジョブ1〜ジョブiまでのジョブ幅Wxを合計する。具体的にはジョブ1とジョブ2のジョブ幅Wxを合計してWsumを求める(S306)。
次に分割後のジョブが連続用紙の紙面に配置可能であるか否かを判断する。具体的にはステップ求めたWsumにαを掛け、これに次のジョブi+1のジョブ幅Wxを加算し、これが配置可能幅Wa以下であるか否かを判断する。なお、この時点では配置可能幅WaはステップS202の変数初期化処理により用紙幅Wsに等しい。
配置可能であれば(ステップS307:YES)、ジョブ1〜ジョブiをそれぞれα個に分割する。
図15(a)の例では、画像A、画像Bに対応するジョブ1、2をそれぞれ2個に分割し、これに画像Cのジョブ3加えた5つのジョブを幅方向に並べたとしても紙面(画像形成領域)に配置可能である(S307:YES)。結果、ジョブ1、2を2個に分割する(ステップS308)。
分割後は図9のステップS203以降の処理を実行する。図9の選択配置処理によりジョブが画像形成領域に配置された状態を図15(b)に示す。ジョブを2分割にする処理によりジョブ長L1、L2は半分の長さになる。なお、図14のフローチャートでは分割処理が一度しか行われないが、ステップS308の処理の後に、再びS301以降の処理を繰り返すようにしてもよい。さらにジョブ1、2の画像の繰り返し数(枚数)が奇数の場合等、αで割り切れない場合には、剰余の画像を分割前後のどちらか一方のジョブに割り当てればよい。
このように第1の変形例では、ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の幅方向に並べて配置し、印刷する場合に、複数のジョブそれぞれの画像の印刷に必要な搬送方向のジョブ長を算出し、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように、他のジョブよりもジョブ長が長いジョブを前記搬送方向で複数に分割し、分割後のジョブを幅方向に並べて配置する。これにより、画像が形成されない余白領域を効果的に低減して無駄の少ない出力が可能となる。
(第2の変形例)
続いて図16および図17を参照し、第2の変形例について説明する。第2の変形例は、図12の操作画面141cで予備出力設定ボタンb26が有効(ON)に設定された場合に実行される処理である。図9のステップS210のYESの後に続いて行われる。
ステップS401で、予備出力が有効であれば(S401:YES)、それぞれの分割領域1〜nの搬送方向の余白長LByを算出する(S402)。分割領域の搬送方向の長さは、同時に印刷するジョブのうち最も長いジョブのジョブ長Lmaxに等しい。余白長LByはジョブ長Lmaxから各ジョブのジョブ長Lを差し引くことで求められる。
次に各分割領域の余白に画像を配置可能であるか否かを判断する(S403)。具体的には分割領域nの搬送方向の余白長LByが、画像の画像幅Wynに画像間隔Wgynを加えた長さ以上であるかを判断する。分割領域nに配置可能な画像の個数Mnは、下記式で算出できる。
Mn=Int(Lwyn/(Wyn+Wgyn))
Int関数は小数点以下を切り捨てる関数である。Mnが1以上であれば予備の画像を配置可能と判断できる。
配置可能であれば(ステップS403:YES)、Mn個の画像をこの分割領域nの余白領域に配置する。図17は、予備の画像を余白領域BSに配置した例である。
分割領域2には余白領域がなく、また分割領域1には十分な余白長LByがない、そのために予備の画像Aを配置できない。一方で分割領域3、4は十分な余白長LByがある。分割領域3には4個の予備の画像を、分割領域4には2個の予備の画像を配置している。なお、予備画像であることが判別しやすいように、設定数の最後の画像の後に通常の画像間隔Wgyよりも広い間隔をあけるようにしたり、予備であることを示す文字や記号を予備画像の前後に印刷したりしてもよい。
なお分割領域3の画像はバリアブル画像であることから、各バリアブル画像間で共通に印刷される固定のフォーム画像のみを印刷させている(図17では「F」で示す)。なお同図では見易さのため予備の画像を網掛けで示しているが(後述の図19も同様)、予備の画像は、本来の画像と同じ画像あるいは同じフォーム画像である。
このように第2の変形例では、第1の実施形態の選択配置処理に加えてさらに画像が形成されない余白領域に予備の画像を配置させている。これにより第1の実施形態の効果に加えて、さらに余白領域を活用できるので、連続用紙の紙面を無駄にせずに効率的に出力できる。
(第3の変形例)
続いて図18および図19を参照し、第3の変形例について説明する。第3の変形例は、搬送経路中に配置した読取部150(図1参照)を用いて、画像の状態を監視し、不良の画像が発生した場合には、この画像を再出力させるものである。この処理は図8のステップS105の印刷を実行中に行われる。
図18のステップS501では、読取部150により画像の状態を監視する。これは印刷した画像を読取部150で読み取って得られた読取画像データと、印刷の元データである原画像データとをパターンマッチング等の周知の技術により比較する。画像の形成位置がずれていたり、変形が生じていたりした場合には不良が発生したと判断する(ステップS501:YES)。
不良の画像を検出した場合、この画像が属する分割領域の余白領域の余白長LByを算出し、再出力する画像が配置可能か否かを判断する。この判断は図16のステップS402、S403と同様の処理であり説明は省略する。配置可能であれば、余白に画像を配置し、印刷する(ステップS504)。
図19は、再出力画像を余白領域BSに配置した例である。印刷中に分割領域4の2つの画像Dで不良が発生したために、発生した不良の個数分の再出力画像を余白領域BSに配置させ、印刷させている。なお、再配置画像であることが判別しやすいように、設定数の最後の画像の後に画像間隔Wgyよりも広い間隔をあけるようにしたり、再配置画像であることを示す文字や記号を再配置画像の前後に印刷したりしてもよい。またそのときに不良の画像が発生した位置(例えば再配置画像との相対的な距離)を示す情報を印刷するようにしてもよい。
このように第3の変形例では、第1の実施形態の選択配置処理に加えてさらに画像が形成されない余白領域に不良画像を再配置させている。これにより第1の実施形態の効果に加えて、さらに余白領域を活用できるので、連続用紙の紙面を無駄にせずに効率的に出力できる。
(第4の変形例)
画像形成部120ではトナーを用いているが、このトナーは画像を形成するためだけではなく別の目的でトナーを消費する場合がある。例えば感光体ドラムまたは中間転写ベルトの表面を清掃するクリーニングブレードのエッジに潤滑材として機能させるためにトナーを供給する場合、および現像装置の内部のトナーの消費が著しく少ない場合にトナーを強制的に消費させて現像装置内のトナーを入れ替えたりする場合がある。カット紙の場合には、用紙の間の紙間にこのようなトナーを消費させるためのトナー帯を形成することは容易である。しかしながら、本実施形態のように連続用紙を用いる場合には、このような紙間が存在しないので連続用紙上にトナー帯を形成せざるを得ない。このトナー帯を余白領域BSに形成させることが好ましい。
以上の印刷装置10の構成は特許請求の範囲に記載された内容によって規定されるものであり、様々な変形形態が可能である。例えば、各変形例は組わせて適用することも可能である。また印刷装置10の構成は、上記の実施形態および変形例の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的な印刷装置が備える構成を排除するものではない。
10 印刷装置、
100 画像形成装置本体、
110 制御部、
111 CPU、
112 PCH、
113 画像制御ASIC、
114 画像処理ASIC、
115 DRAM、
116 DRAM(画像メモリー)、
120 画像形成部、
121 書込みユニット、
130 定着部、
140 操作表示部、
150 読取部、
160 HDD(ジョブ蓄積部)、
170 スキャナー、
180 プリンタコントローラー、
200 給紙装置、
300 給紙調整装置、
400 排紙調整装置、
410 切断器、
500 巻取り装置、
601 画像制御部、
602 カウンター(主走査)、
603 カウンター(副走査)、
604 メモリー読出しモジュール、
605 出力バッファー、
BS 余白領域、
Wgx、Wgy、Wgyn 画像間隔、
Wx、Wy、Wyn 画像幅、
L、L1、L2、L3、Ly、Lmax ジョブ長、
LBy、LByn 余白長。

Claims (13)

  1. ジョブの画像データに基づいて、連続用紙上に画像を印刷する印刷装置を用いた印刷物の製造方法であって、
    連続用紙の幅よりも狭い幅の画像を連続用紙の搬送方向に複数並べて配置するジョブが複数含まれるジョブリストを保持するステップと、
    前記ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の幅方向に並べて配置するステップと、
    前記配置するステップで配置した前記複数のジョブを印刷するステップと、を含み、
    前記配置するステップでは、前記複数のジョブそれぞれの画像の印刷に必要な前記搬送方向の長さであるジョブ長を算出し、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように前記選択および配置を行う、印刷物の製造方法。
  2. 前記配置するステップでは、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように、他のジョブよりもジョブ長が長いジョブを前記搬送方向で複数に分割し、分割後のジョブを幅方向に並べて配置する、請求項1に記載の印刷物の製造方法。
  3. 選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、1の画像を設定数に応じた個数分、前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
    前記配置するステップでは、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、予備用として該画像を配置する、請求項1または請求項2に記載の印刷物の製造方法。
  4. 選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、固定のフォーム画像と該フォーム画像の内部領域に配置する可変の画像を組み合わせたバリアブル画像を前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
    前記配置するステップでは、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内のバリアブル画像が配置されていない余白領域に、予備用として該バリアブル画像のフォーム画像を配置する、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
  5. さらに、連続用紙の搬送経路に配置された、連続用紙に形成した画像を読み取る読取装置により、画像の不良を検知するステップを含み、
    前記不良を検知するステップで不良を検知した場合、前記配置するステップでは、該不良の画像が含まれる、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、該不良を検知した画像を再配置する、請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
  6. 幅方向に並べて配置した前記複数のジョブのうち、最もジョブ長が長いジョブの印刷が終了した位置で、前記連続用紙を幅方向に沿って裁断するステップを含む、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
  7. 連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域をそれぞれ分離するように、連続用紙を前記搬送方向に沿って裁断するステップを含む、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の印刷物の製造方法。
  8. ジョブの画像データに基づいて、連続用紙上に画像を印刷する印刷装置であって、
    連続用紙の幅よりも狭い幅の画像を連続用紙の搬送方向に複数並べて配置するジョブが複数含まれるジョブリストを保持するジョブ保持部と、
    前記ジョブリストの中から複数のジョブを選択し、選択した複数のジョブを連続用紙の画幅方向に並べて配置する制御部と、
    前記制御部が配置した前記複数のジョブを印刷する画像形成部と、を備え、
    前記制御部は、前記ジョブリストのジョブそれぞれの画像の印刷に必要な前記搬送方向の長さであるジョブ長を算出し、選択する複数のジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように前記選択および配置を行う、印刷装置。
  9. 前記制御部は、選択するジョブ間でジョブ長の差が少なくなるように、他のジョブよりもジョブ長が長いジョブを前記搬送方向で複数に分割し、分割後のジョブを幅方向に並べて配置する、請求項8に記載の印刷装置。
  10. 選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、1の画像を設定数に応じた個数分、前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
    前記制御部は、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、予備用として該画像を配置する、請求項8または請求項9に記載の印刷装置。
  11. 選択した前記複数のジョブの少なくとも1つは、固定のフォーム画像と該フォーム画像の内部領域に配置する可変の画像を組み合わせたバリアブル画像を前記搬送方向に複数並べて配置するジョブであり、
    前記制御部は、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内のバリアブル画像が配置されていない余白領域に、予備用として該バリアブル画像のフォーム画像を配置する、請求項8〜請求項10のいずれか1つに記載の印刷装置。
  12. さらに、連続用紙の搬送経路中に、連続用紙に形成した画像を読み取って読取画像データを得る読取装置を備え、
    前記制御部は、前記読取画像データから印刷した画像の良否を判定し、画像の不良を判定した場合、該不良の画像が含まれる、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、該不良を検知した画像を再配置する、請求項8〜請求項11のいずれか1つに記載の印刷装置。
  13. 前記制御部は、連続用紙の画像形成領域を前記ジョブのそれぞれの画像の幅に応じた長さで短冊状に分割した分割領域内の画像が配置されていない余白領域に、前記画像形成部のトナーを消費させるトナー帯を作成させる、請求項8〜請求項12のいずれか1つに記載の印刷装置。
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