JP2020082421A - 画像検査レポート作成装置、画像検査レポート作成システム及び画像検査レポート作成方法 - Google Patents

画像検査レポート作成装置、画像検査レポート作成システム及び画像検査レポート作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが把握する必要があると認識する欠陥のみを結果レポートに表示させる。【解決手段】検査用画像と読取画像との差分に基づいて、当該差分の度合いを示す差分レベルを算出する差分レベル算出部440と、差分レベル算出部440により算出された差分レベルと、予め設定された基準差分レベル436と、を比較して、差分を結果レポートに表示するか否かを判定する表示判定部430と、表示判定部430の判定結果に基づいて、差分に関する結果レポートを作成するファイル作成部431と、を備えている。さらに、基準差分レベル436は、少なくとも、第1基準値と、第2基準値と、を含む。【選択図】図5

Description

本発明は、画像検査レポート作成装置、画像検査レポート作成システム及び画像検査レポート作成方法に関する。
従来、生成されたマスター画像と検査対象の印刷物の読取画像を比較し、これらの差分の程度により印刷物の欠陥を判別して、あるレベル以上の欠陥について結果レポートを作成する画像検査レポート作成装置が知られている。
さらには、より詳細な内容の結果レポートを作成するために、判別した欠陥の全てを結果レポートに表示させる画像検査レポート作成装置も知られている(例えば、特許文献1)。
特開2014−199244号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように、小さな欠陥を含めて判別した全ての欠陥を結果レポートに表示させてしまうと、結果レポートの表示内容が煩雑となり、本来ユーザが認識しておきたい修正を必要とするNGレベルの欠陥が把握しづらくなるという問題が起こり得る。
さらに、よりよい画質の改善を行うためには、ユーザはNGレベルに準ずるレベルの欠陥の存在を把握しておく必要があるが、結果レポートの表示内容が煩雑であると、NGレベルに準ずる欠陥の把握も困難になるという問題が起こり得る。
本発明は、上記の問題点を考慮し、ユーザが把握する必要があると認識する欠陥のみを結果レポートに表示させることを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像検査レポート作成装置は、画像読取部で読み取られた読取画像の検査を行うために、検査用画像を生成する検査用画像生成部と、検査用画像と読取画像との差分に基づいて、当該差分の度合いを示す差分レベルを算出する差分レベル算出部と、差分レベル算出部により算出された差分レベルと、予め設定された基準差分レベルと、を比較して、差分を結果レポートに表示するか否かを判定する表示判定部と、表示判定部の判定結果に基づいて、差分に関する結果レポートを作成するファイル作成部と、を備えている。さらに、基準差分レベルは、少なくとも、第1基準値と、第2基準値と、を含んでいる。
なお、上記画像検査レポート作成装置は本発明の一態様であり、本発明の一側面を反映した画像検査レポート作成システム、画像検査レポート作成方法についても、本発明の一側面を反映した画像検査レポート作成装置と同様の構成を有する。
本発明によれば、基準値の異なる複数の基準欠陥レベルの設定を行うことにより、ユーザが把握する必要があると認識する異なるレベルの欠陥のみを結果レポートに表示させることができる。
本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置を含む画像検査レポート作成システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るエンジンコントローラ、プリントエンジン及び画像検査レポート作成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置が適用された画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置の検査制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置で作成した結果レポートの態様の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置の基準欠陥レベル設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置の基準欠陥レベルテーブルの検知レベルの態様の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像検査レポート作成装置の基準欠陥レベルテーブルの検査レベルの態様の一例を示す図である。 本発明の画像検査レポート作成装置による画像検査レポート作成の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)について、図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。また、以下の本例の説明に用いられる「欠陥」の意味は、必ずしも本来の意味ではなく、画像間に生じる差分を指すものとして用いられる。
図1は、本例の画像検査レポート作成装置を用いた画像検査レポート作成システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、本例の画像検査レポート作成システム100は、DFE(Digital Front End)1、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3、画像検査レポート作成装置としての検査装置4及び表示装置107を含む。
DFE1は、受信した印刷ジョブに基づいて印刷出力するべき画像データ、即ち出力対象画像であるビットマップデータを生成し、生成したビットマップデータをエンジンコントローラ2に出力する。エンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータに基づいてプリントエンジン3を制御して画像形成出力を実行させる。また、本例のエンジンコントローラ2は、DFE1から受信したビットマップデータを、プリントエンジン3による画像形成出力の結果を検査装置4が検査する際に参照するための検査用画像の元となる出力対象画像として検査装置4に送信する。
プリントエンジン3は、エンジンコントローラ2の制御に従い、ビットマップデータに基づいて記録媒体である用紙に対して画像形成出力を実行する画像形成装置である。尚、記録媒体としては、上述した用紙の他、フィルム、プラスチック等のシート状の材料で、画像形成出力の対象物となるものであれば採用可能である。検査装置4は、エンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータに基づいて検査用画像を生成する。そして、検査装置4は、プリントエンジン3が出力した用紙を読取装置で読み取って生成した読取画像を上記生成した検査用画像と比較することにより、出力結果の検査を行う。
表示部としての表示装置107は、検査装置4で出力結果に欠陥があると判断された場合に、検査レポートとしてその欠陥の内容を示す結果レポートを表示するものであり、例えば、PC(Personal Computer)や、液晶等の表示画面を有する画像形成装置の操作パネルなどが該当する。
ここで、本例のエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能ブロックを構成するハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、本例の検査装置4のハードウェア構成を示すブロック図である。図2においては、検査装置4のハードウェア構成を示すが、エンジンコントローラ2及びプリントエンジン3についても同様である。
図2に示すように、本例の検査装置4は、一般的なPCやサーバ等の情報処理装置と同様の構成を有する。即ち、本例の検査装置4は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60、操作部70及び専用デバイス80が接続されている。
CPU10は演算手段であり、検査装置4全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが検査装置4の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、結果レポートを表示する表示部としても機能する。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが検査装置4に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
専用デバイス80は、エンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4において、専用の機能を実現するためのハードウェアであり、プリントエンジン3の場合は、画像形成出力対象の用紙を搬送する搬送機構や、紙面上に画像形成出力を実行するプロッタ装置である。また、エンジンコントローラ2、検査装置4の場合は、高速に画像処理を行うための専用の演算装置である。このような演算装置は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)として構成される。また、紙面上に出力された画像を読み取る読取装置も含まれる。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本例のエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能を実現する機能ブロックが構成される。
図3は、本例のエンジンコントローラ2、プリントエンジン3及び検査装置4の機能構成を示すブロック図である。図3においては、データの送受信を実線で、用紙の流れを破線で示している。図3に示すように、本例のエンジンコントローラ2は、データ取得部201、エンジン制御部202、ビットマップ送信部203を含む。また、プリントエンジン3は、印刷処理部301を含む。また、検査装置4は、読取装置400、読取画像取得部401、検査用画像生成部402、検査制御部403及び比較検査部404を含む。
データ取得部201は、DFE1から入力されるビットマップデータを取得し、エンジン制御部202及びビットマップ送信部203夫々を動作させる。ビットマップデータは、画像形成出力するべき画像を構成する各画素の情報であり、エンジン制御部202は、データ取得部201から転送されたビットマップデータに基づき、プリントエンジン3に画像形成出力を実行させる。ビットマップ送信部203は、データ取得部201が取得したビットマップデータを、検査用画像生成の為に検査装置4に送信する。
印刷処理部301は、エンジンコントローラ2から入力されるビットマップデータを取得し、印刷用紙に対して画像形成出力を実行し、印刷済みの用紙を出力する。本例の印刷処理部301は、電子写真方式の一般的な画像形成機構によって実現されるが、インクジェット方式等の他の画像形成機構を用いることも可能である。
読取装置400は、印刷処理部301によって印刷が実行されて出力された印刷用紙の紙面上に形成された画像を読み取り、読取データを出力する画像読取部である。読取装置400は、例えば印刷処理部301によって出力された印刷用紙の、検査装置4内部における搬送経路に設置されたラインスキャナであり、搬送される印刷用紙の紙面上を走査することによって紙面上に形成された画像を読み取る。
読取装置400によって生成された読取画像が検査装置4による検査の対象となる。読取画像は、画像形成出力によって出力された用紙の紙面を読み取って生成された画像であるため、出力結果を示す画像となる。
読取画像取得部401は、印刷用紙の紙面が読取装置400によって読み取られて生成された読取画像の情報を取得する。読取画像取得部401が取得した読取画像の情報は、比較検査のために比較検査部404に入力される。尚、比較検査部404への読取画像の入力は検査制御部403の制御によって実行される。
検査用画像生成部402は、上述したようにエンジンコントローラ2から入力されたビットマップデータを取得し、上記検査対象の画像と比較するための検査用画像である検査用画像を生成する。検査用画像生成部402が生成した検査用画像の情報は、比較検査のために比較検査部404に入力される。尚、比較検査部404への検査用画像の入力は検査制御部403の制御によって実行される。
検査制御部403は、検査装置4全体の動作を制御する制御部であり、検査装置4に含まれる各構成は検査制御部403の制御に従って動作する。
比較検査部404は、読取画像取得部401が取得した読取画像と検査用画像生成部402が生成した検査用画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かを判断する。
比較検査部404においては、例えば、RGB各色8bitで表現された200dpiの読取画像及び検査用画像を対応する画素毎に比較し、夫々の画素毎に上述したRGB各色8bitの画素値の差分値を算出する。なお、読取画像と検査用画像との比較に際して、比較検査部404は、所定の画素領域毎に分割された検査用画像を、分割された範囲に対応する読取画像に重ね合わせて画素領域毎の画素値、即ち濃度の差分値の算出を行う。
検査制御部403に含まれる後述する欠陥判定部433は、比較検査部404で算出した差分値と閾値との大小関係に基づき、読取画像における欠陥の有無を判断する。差分値と閾値との大小関係の比較は、夫々の画素について比較検査部404によって算出された差分値を、予め設定された閾値と比較することにより行う。
次に、本例が適用された画像形成装置200におけるプリントエンジン3、検査装置4及びスタッカ5の機械的な構成及び用紙の搬送経路について、図4を参照して説明する。図4に示すように、本例のプリントエンジン3に含まれる印刷処理部301は、無端状移動手段である搬送ベルト101に沿って各色の感光体ドラム102Y、102M、102C、102K(以降、総じて感光体ドラム102とする)が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ103から給紙される用紙(記録媒体の一例)に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト101に沿って、この搬送ベルト101の搬送方向の上流側から順に、複数の感光体ドラム102Y、102M、102C、102Kが配列されている。
各色の感光体ドラム102の表面においてトナーにより現像された各色の画像が、搬送ベルト101に重ね合わせられて転写されることによりフルカラーの画像が形成される。そのようにして搬送ベルト101上に形成されたフルカラー画像は、図中に破線で示す用紙の搬送経路と最も接近する位置において、転写ローラ104の機能により、経路上を搬送されてきた用紙の紙面上に転写される。
紙面上に画像が形成された用紙は更に搬送され、定着ローラ105にて画像を定着された後、検査装置4に搬送される。また、両面印刷の場合、片面上に画像が形成されて定着された用紙は反転パス106に搬送され、反転された上で再度転写ローラ104の転写位置に搬送される。
読取装置400は、検査装置4内部における用紙の搬送経路において、印刷処理部301から搬送された用紙の夫々の面を読み取り、読取画像を生成して検査装置4内部の情報処理装置によって構成される読取画像取得部401に出力する。また、読取装置400によって紙面が読み取られた用紙は検査装置4内部を更に搬送され、スタッカ5に搬送され、排紙トレイ501に排出される。尚、図4においては、検査装置4における用紙の搬送経路において、用紙の片面側にのみ読取装置400が設けられている場合を例としているが、用紙の両面の検査を可能とするため、用紙の両面側に夫々読取装置400を配置しても良い。
また、プリントエンジン3の上部には、画像形成装置200で行われる各種の印刷処理に対して指示を入力するための操作部70としての操作パネル108が設けられている。操作パネル108は液晶パネル等の画面を備えており、検査装置4で作成された結果レポートを表示する表示装置107としても機能する。
次に、本例の検査装置4における検査制御部403の機能構成について説明する。
図5は、本例の検査制御部403の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、本例の検査制御部403は、表示判定部430、ファイル作成部431、マーク作成部432、欠陥判定部433、表示内容選択部435、欠陥レベル算出部440、基準欠陥レベルテーブル436、表示制御部438、基準欠陥レベル設定部439及び基準欠陥レベル自動設定部449を含む。
なお、検査制御部403は、検査用画像生成部402から入力された検査用画像から、位置合わせの基準となる基準点を抽出する基準点抽出部や、基準点抽出部から抽出される基準点と、読取画像取得部401から入力される読取画像とによって位置合わせを行い、読取画像と検査用画像との位置ずれ量を求める位置合わせ部も含んでいる。
欠陥判定部433は、検査用画像と読取画像とを比較検査部404に入力し、比較検査部404により算出された差分値に基づいて欠陥があるか否かの判定を行う。なお、判定の結果には、欠陥ありと判定された検査用画像と読取画像との差分値及びその差分が算出された読取画像における位置(つまり欠陥位置)等が含まれる。
差分レベル算出部としての欠陥レベル算出部440は、欠陥判定部433から入力される判定の結果に含まれる差分値の大きさに応じて、欠陥の度合いを示す欠陥レベルを算出する。欠陥レベルは、図8に示す検知レベルテーブル451に基づいて算出される。なお、検知レベルテーブル451は、基準欠陥レベルテーブル436に記憶されている。
図8に示すように、本例の検知レベルテーブル451の検知レベルは、算出されるであろう差分値を予め定められた間隔でレベル1からレベル10までに区分したものであり、レベル1(検出精度6.0mm)が最も欠陥の度合いが高く、レベル10(検出精度0.5mm)が最も欠陥の度合いが低くなっている。すなわち、レベル1は欠陥の検出精度が粗く(緩く)、レベル1は欠陥の検出精度が細かく(厳しく)なっている。例えば、欠陥判定部433から入力された差分値に基づいた欠陥のスポットサイズが4.0mmである場合には、欠陥レベル算出部440は、検知レベルテーブル451に基づいて、当該欠陥の欠陥度合いをレベル3と算出する。なお、本例の検知レベルテーブル451で設定されている検知レベルは一例であって、ユーザは検知レベルの区分数や検出精度を適宜設定することができる。
表示判定部430は、図9に示す検査レベルテーブル452を参照して、当該欠陥を結果レポートに記載するか否かを判定する。
図9は、基準欠陥レベルテーブル436に記憶されている検査レベルテーブル452の一例を示す。検査レベルテーブル452は、表示部434に表示させる結果レポートの検査水準が設定されている。
図9に示すように、本例の検査レベルテーブル452では、基準欠陥レベルとしての検査水準が3段階(厳しい、普通、緩い)に分けて設定されており、厳しい水準で検査を行う場合には、第1基準値としての修正要の欠陥(NG欠陥)として記載させる欠陥の欠陥度合いが、上述した検知レベルテーブル451のレベル7以上に設定されている。また、第2基準値としての注意喚起欠陥(要注意欠陥)として記載させる欠陥の欠陥度合いがレベル8に設定されている。また、普通の水準で検査を行う場合には、NG欠陥として記載させる欠陥の欠陥度合いがレベル4以上に設定されており、要注意欠陥として記載させる欠陥の欠陥度合いがレベル5に設定されている。さらに、緩い水準で検査を行う場合には、NG欠陥として記載させる欠陥の欠陥度合いがレベル2以上に設定されており、要注意欠陥として記載させる欠陥の欠陥度合いがレベル3に設定されている。なお、本例の検査レベルテーブル452で設定される検査水準は一例であって、ユーザは画質の要求レベルに応じて、検査レベルテーブル452の内容を適宜設定することができ、例えば、第3基準値、第4基準値を設定してもよい。また、第1基準値及び第2基準値は、同じ種類の欠陥(汚れ、スジ等)に対して設定される。
例えば、欠陥レベル算出部440で、レベル3、レベル4、レベル5、レベル7、レベル8の欠陥が検出された場合において、表示判定部430は、検査レベルテーブル452の検査水準が「普通」に設定されている場合には、結果レポートに、レベル3及びレベル4の欠陥をNG欠陥として記載し、レベル5の欠陥を要注意欠陥として記載するように判定する。また、レベル7及びレベル8の欠陥は、結果レポートに記載しないように判定する。また、検査レベルテーブル452の検査水準が「厳しい」に設定されている場合には、表示判定部430は、結果レポートに、レベル3、レベル4、レベル5及びレベル7の欠陥をNG欠陥として記載し、レベル8の欠陥を要注意欠陥として記載するように判定する。また、検査レベルテーブル452の検査水準が「緩い」に設定されている場合には、表示判定部430は、結果レポートに、レベル3の欠陥を要注意欠陥として記載するように判定し、レベル4、レベル5、レベル7及びレベル8の欠陥は、結果レポートに記載しないように判定する。
このように、本例の画像検査レポート作成装置によれば、NGレベルの欠陥ではないが、ユーザが画質改善のために把握しておく必要があると考えるレベルの欠陥を結果レポートに記載することができるとともに、結果レポートに記載させる欠陥のレベルを適宜変更することができる。また、ユーザが結果レポートに記載させる必要がないと考えるレベルの欠陥は、結果レポートに記載させないようにすることができるため、ユーザは、結果レポートから必要な情報(欠陥)だけを直感的に把握することができる。
ファイル作成部431は、表示判定部430において結果レポートに欠陥に関する記載を行うとする判定がされた場合に、表示部434に表示させる結果レポートの内容のファイルを作成する。
表示制御部438は、ファイル作成部431で作成されたファイルを検査装置4に接続されたPC等の表示部434に表示させる。
図6は、表示部434に表示された結果レポート453の概要の一例を示す図である。図6に示すように、例えば、検査装置4に接続されたPCの画面上に、読取画像とともに欠陥a、欠陥bが記載された結果レポート453が表示される。
マーク作成部432は、結果レポート453に記載する欠陥に付するマークを作成する。
作成するマークとしては、例えば、図6に示すような欠陥a、bの場所を囲むような輪状のマークa1、b1があるが、ユーザに欠陥の存在を直感的に判らせることができるものであればよい。また、ユーザが結果レポート453に表示された欠陥の欠陥レベルの区別が容易につけられるように、例えば、NG欠陥aに付するマークa1を赤色に作成し、要注意欠陥bに付するマークb1を青色に作成してもよい。さらには、欠陥レベルに応じて、マークの大きさを変えてもよい。なお、結果レポート453は、ファイル作成部431で作成した欠陥が記載された読取画像領域のレイヤーに、マーク作成部432で作成した透明画像領域にマークが記載されたレイヤーを埋め込むことにより作成される。
表示内容選択部435は、表示部434に表示させる結果レポートの表示内容を選択することができる。例えば、表示判定部430の判定により、結果レポートにNG欠陥及び要注意欠陥の双方の記載を行うことになった場合に、ユーザは、表示内容選択部435により、結果レポート453上にNG欠陥若しくは要注意欠陥のみを表示させることができる。これにより、ユーザは、結果レポートから必要と考える欠陥のみを把握することができる。また、表示内容選択部435により、NG欠陥及び要注意欠陥の双方を表示させることを選択することで、ユーザは、結果レポート453上で双方の欠陥を比較することができる。
基準欠陥レベル設定部439は、基準欠陥レベルテーブル436に記憶されている検知レベルテーブル451若しくは検査レベルテーブル452の内容を設定変更する。
ユーザは、基準欠陥レベル設定部439により、検知レベルテーブル451の検知レベルの検出精度や、検査レベルテーブル452の検査水準の内容を適宜変更する。
図7は、基準欠陥レベル設定部439としての基準欠陥レベル設定画面454の一例を示すものである。基準欠陥レベル設定画面454は、例えば、画像形成装置200の操作パネル108の画面上に表示される。
ユーザは、基準欠陥レベル設定画面454に基づいて、検査レベルテーブル452の設定内容を変更することができる。ユーザは、基準欠陥レベル設定画面454のマスを選択することにより、NG欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いの値(第1基準値)若しくは要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いの値(第2基準値)を変更することができる。
本例では、表示部に表示された結果レポート453の欠陥部分を選択することで、基準欠陥レベル設定画面454へ遷移する。また、結果レポート454が表示されていない状態の操作パネル等の画面からも基準欠陥レベル設定画面454へ遷移できるようにしてもよい。なお、この場合には後述する欠陥度合いのレベルを変更させるためのマス等の表示は不要である。
図7に示す基準欠陥レベル設定画面454では、検査レベルテーブル452の検査水準が「普通」に選択されており、NG欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いはレベル4に、要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いはレベル5に設定されている。また、本例では、マス455の表示内容から、結果レポート453上においてレベル5の欠陥が選択されており、その欠陥が結果レポート453に要注意欠陥として表示されていることが判る。
ユーザは結果レポート453上でレベル5の欠陥の内容を確認し、要注意欠陥ではなくNG欠陥として表示させる必要がある、すなわち、もっと厳しく検査するようにしたいと判断した場合には、マス456の選択ボタンYESを選択する。これにより、検査レベルテーブル452における欠陥度合いをレベル4からレベル5に変更して、検査を厳格にすることができる。一方、結果レポート453上でレベル5の欠陥の内容を確認し、このまま要注意欠陥で表示させてよいと判断した場合には、マス456の選択ボタンNOを選択して、同じ水準で検査を継続すればよい。
また、基準欠陥レベルの設定を、ユーザの操作ではなく自動で行うようにしてもよい。例えば、上述したように、NG欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いをレベル4からレベル5に変更した場合には、基準欠陥レベル自動設定部449により、要注意欠陥として記載させる欠陥の欠陥度合いをレベル5からレベル6に自動的に引き上げるように設定してもよい。なお、このとき、NG欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いと要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いのレベル差が、変更する前と同じレベル差に保たれるようにしてもよい。
また、基準欠陥レベル自動設定部449により、要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いを自動的に設定する場合には、画像が形成される用紙の紙種に基づいて、要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いを設定するようにしてもよい。例えば、NG欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いがレベル4に設定されている場合において、基準欠陥レベル自動設定部449により、画像が形成される用紙が普通紙ならば、要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いをレベル5に設定し、画像が形成される用紙が塗工紙ならば、要注意欠陥として記載する欠陥の欠陥度合いをレベル6に設定する。このように、塗工紙を用いる場合の欠陥度合いのレベルを、普通紙を用いる場合よりも高く設定することで、高価な塗工紙を用いる場合の検査を厳しく行うことができる。
さらには、画像が形成される用紙の坪量及び/または紙サイズに基づいて、要注意欠陥として表示する欠陥の欠陥度合いのレベルを設定してもよい。例えば、NG欠陥として表示する欠陥の欠陥度合いがレベル4に設定されている場合において、基準欠陥レベル自動設定部449により、画像が形成される用紙が薄い(坪量が小さい)ものならば、要注意欠陥として表示する欠陥の欠陥度合いをレベル5に設定し、画像が形成される用紙が厚い(坪量が大きい)ものならば、要注意欠陥として表示する欠陥の欠陥度合いをレベル6に設定する。このように、坪量が小さい用紙を用いる場合のレベルを、坪量が大きい用紙を用いる場合のレベルよりも低く設定することで、薄い(坪量が小さい)用紙にできやすい両面印刷時の裏写りに起因する欠陥の誤検知を減らすことができる。
また、画像が形成される用紙のサイズが小さいものならば、要注意欠陥として表示する欠陥の欠陥度合いをレベル6に設定し、画像が形成される用紙のサイズが大きいものならば、要注意欠陥として表示する欠陥の欠陥度合いをレベル5に設定する。このように、サイズの小さい用紙を用いる場合のレベルを、サイズの大きい用紙を用いる場合のレベルよりも高く設定することで、大きいサイズに比べて相対的に欠陥が目立つ小さいサイズの用紙の検査を厳しく行うことができる。
次に、画像検査レポート作成システムの画像検査レポート作成の処理例について、図10を用いて説明する。
図10は、本例の画像検査レポート作成システム100による画像検査レポート作成の処理例を示すフローチャートである。
まず、読取画像取得部401は、読取装置400によって読み取られて生成された読取画像の情報を取得する。次に、比較検査部404は、読取画像取得部401が取得した読取画像と検査用画像生成部402が生成した検査用画像とを比較し、意図した通りの画像形成出力が実行されているか否かの異常画像の検知を行う(S1101)。なお、異常画像の検知は所定の画素領域毎に行われる。
次に、欠陥判定部433は、比較検査部404で算出した差分値と閾値との大小関係に基づき、読取画像取得部401が取得した読取画像が欠陥を含まない正常画素であるか否かの判定を所定の画素領域について行う(S1102)。ステップS1102において、読取画像が正常画素であると判定された場合には(S1102のYes)、ステップS1107に進み、読取画像の全ての画素領域について異常画像の検知が行われたか否かを判断する(S1107)。
欠陥判定部433により、読取画像取得部401が取得した読取画像が異常(欠陥)を含み正常画素ではないと判定された場合には(S1102のNo)、ステップS1103に進む。ステップS1103において、欠陥レベル算出部440により、欠陥判定部433から入力される欠陥判定の結果に含まれる差分値の大きさに応じて、欠陥の度合いを示す欠陥レベルが算出される。次に、表示判定部430により、基準欠陥レベルテーブル436に記憶されている検知レベルテーブル451及び検査レベルテーブル452に基づいて、当該欠陥レベルを有する欠陥を修正要の欠陥(NG欠陥)として結果レポートに記載して表示部に表示させる必要があるか否かが判定される(S1103)。
表示判定部430により、当該欠陥を表示部434にNG欠陥として表示させる必要があると判定された場合には(S1103のYes)、表示制御部438は、ファイル作成部431に表示部に表示させる結果レポートの内容のファイルを作成させるとともに、マーク作成部432に当該NG欠陥に付するマークを作成させる。次に、表示制御部438は、NG欠陥にマークが記載された状態の結果レポート453を表示部434に表示する(S1104)。次に、ステップS1107に進み、読取画像の全ての画素領域についての異常画像の検知が行われたか否かが判定される(S1107)。
表示判定部430により、当該欠陥を表示部434にNG欠陥として表示させる必要がないと判定された場合には(S1103のNo)、ステップS1105に進む。ステップS1105において、表示判定部430により、基準欠陥レベルテーブル436に記憶されている検知レベルテーブル451及び検査レベルテーブル452に基づいて、当該欠陥レベルを有する欠陥を注意喚起が必要な欠陥(要注意欠陥)として結果レポートに記載して、表示部434に表示させる必要があるか否かが判定される(S1105)。
表示判定部430により、当該欠陥を表示部434に要注意欠陥として表示させる必要があると判定された場合には(S1105のYes)、表示制御部438は、ファイル作成部431に表示部に表示させる結果レポートの内容のファイルを作成させ、マーク作成部432に当該要注意欠陥に付するマークを作成させる。次に、表示制御部438は、要注意欠陥にマークが記載された状態の結果レポートを表示部434に表示する(S1106)。次に、ステップS1107に進み、読取画像の全ての画素領域についての異常画像の検知が行われたか否かが判定される(S1107)。
表示判定部430により、当該欠陥を表示部434に要注意欠陥として表示させる必要がないと判定された場合には(S1105のNo)、ステップS1107に進み、読取画像の全ての画素領域についての異常画像の検知が行われたか否かが判定される(S1107)。
ステップ1107において、読取画像取得部401が取得した読取画像の全ての画素領域についての異常画像の検知が完了していないと判定された場合には(S1107のNo)、再び、ステップ1101に進み、まだ異常画像の検知が終了していない画素領域についての異常画像の検知が行われる。ステップ1107において、読取画像の全ての画素領域についての異常画像の検知が完了したと判定された場合には(S1107のYes)異常画像の検知が完了する。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、検査装置4は、デジタル複合機(MFP)等の画像形成装置に組み込まれたものではなく、単体の装置であってもよい。また、画像検査レポート作成システム100は、認証サーバやデータサーバ等のサーバを備えていてもよい。
1・・・DFE、2・・・エンジンコントローラ、3・・・プリントエンジン、4・・・検査装置(画像検査レポート作成装置)、10・・・CPU、40・・・HDD、60・・・LCD、70・・・操作部、100・・・画像検査レポート作成システム、107・・・表示装置、200・・・画像形成装置、301・・・印刷処理部、400・・・読取装置、401・・・読取画像取得部、402・・・検査用画像生成部、403・・・検査制御部、404・・・比較検査部、430・・・表示判定部、431・・・ファイル作成部、432・・・マーク作成部、433・・・欠点判定部、434・・・表示部、436・・・基準欠陥レベルテーブル、438・・・表示制御部、439・・・基準欠陥レベル設定部、440・・・欠陥レベル算出部、449・・・基準欠陥レベル自動設定部、451・・・検知レベルテーブル、452・・・検査レベルテーブル、453・・・結果レポート、454・・・基準欠陥レベル設定画面

Claims (14)

  1. 記録媒体上に出力された画像を読み取った読取画像の検査を行い、結果レポートの作成を行う画像検査レポート作成装置であって、
    画像読取部で読み取られた読取画像の検査を行うために、検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて、当該差分の度合いを示す差分レベルを算出する差分レベル算出部と、
    前記差分レベル算出部により算出された差分レベルと、予め設定された基準差分レベルと、を比較して、前記差分を前記結果レポートに表示するか否かを判定する表示判定部と、
    前記表示判定部の判定結果に基づいて、前記差分に関する結果レポートを作成するファイル作成部と、を備え、
    前記基準差分レベルは、少なくとも、第1基準値と、第2基準値と、を含む
    画像検査レポート作成装置。
  2. 前記結果レポートに表示された差分に付するマークを作成するマーク作成部を備えた
    請求項1に記載の画像検査レポート作成装置。
  3. 前記マーク作成部は、前記第1基準値を満たす差分に付するマークと前記第2基準値を満たす差分に付するマークが異なるように作成する
    請求項2に記載の画像検査レポート作成装置。
  4. 前記基準差分レベルの値を設定できる基準差分レベル設定部を備えた
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像検査レポート作成装置。
  5. 前記基準差分レベルの値を自動的に設定する基準差分レベル自動設定部を備えた
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像検査レポート作成装置。
  6. 前記基準差分レベル設定部により前記第1基準値の値を設定した場合には、前記基準差分レベル自動設定部により、前記第1基準値の値に基づいて前記第2基準値の値が自動的に設定される
    請求項5に記載の画像検査レポート作成装置。
  7. 前記基準差分レベル自動設定部により前記第2基準値を自動的に設定する場合は、前記画像が出力される記録媒体の紙種に基づいて設定される
    請求項5に記載の画像検査レポート作成装置。
  8. 前記基準差分レベル自動設定部により前記第2基準値を自動的に設定する場合は、前記画像が出力される記録媒体の坪量及び/または紙サイズに基づいて設定される
    請求項5に記載の画像検査レポート作成装置。
  9. 前記ファイル作成部で作成された結果レポートの内容を表示する表示部を備えた
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像検査レポート作成装置。
  10. 前記基準差分レベル設定部による前記基準差分レベルの値の設定は、前記表示部に表示された結果レポートの内容に基づいて行われる
    請求項9に記載の画像検査レポート作成装置。
  11. 前記表示部に表示された結果レポートの内容に基づいて、前記基準差分レベル設定部により前記基準差分レベルとして設定された前記第2基準値を新たな前記第1基準値として設定する場合は、前記基準差分レベル自動設定部は、前記基準差分レベル設定部により新たに設定された前記第1基準値に基づいて新たな第2基準値を自動的に設定する
    請求項9に記載の画像検査レポート作成装置。
  12. 少なくとも、前記ファイル作成部で作成された前記第1基準値に基づいて作成された結果レポートと、前記第2基準値に基づいて作成された結果レポートとを、前記表示部において選択的に表示させる表示内容選択部を備えた
    請求項9に記載の画像検査レポート作成装置。
  13. 記録媒体上に出力された画像を読み取った読取画像の検査を行い、結果レポートの作成を行う画像検査レポート作成装置を備えた画像検査レポート作成システムであって、
    画像読取部で読み取られた読取画像の検査を行うために、検査用画像を生成する検査用画像生成部と、
    前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて、当該差分の度合いを示す差分レベルを算出する差分レベル算出部と、
    前記差分レベル算出部により算出された差分レベルと、予め設定された基準差分レベルと、を比較して、前記差分を前記結果レポートに表示するか否かを判定する表示判定部と、
    前記表示判定部の判定結果に基づいて、前記差分に関する結果レポートを作成するファイル作成部と、
    前記ファイル作成部で作成された結果レポートの内容を表示する表示部と、を備え、
    前記基準差分レベルは、少なくとも、第1基準値と、第2基準値と、を含む
    画像検査レポート作成システム。
  14. 記録媒体上に出力された画像を読み取った読取画像の検査を行い、結果レポートの作成を行う画像検査レポート作成方法であって、
    画像検査レポート作成装置が備える検査用画像生成部により、画像読取部で読み取られた読取画像の検査を行うために、検査用画像を生成するステップと、
    画像検査レポート作成装置が備える差分レベル算出部により、前記検査用画像と前記読取画像との差分に基づいて、当該差分の度合いを示す差分レベルを算出するステップと、
    画像検査レポート作成装置が備える表示判定部により、前記差分レベル算出部により算出された差分レベルと、予め設定された基準差分レベルと、を比較して、前記差分を前記結果レポートに表示するか否かを判定するステップと、
    画像検査レポート作成装置が備えるファイル作成部により、前記表示判定部の判定結果に基づいて、前記差分に関する結果レポートを作成するステップと、を含む、
    画像検査レポート作成方法。
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