JP2016137484A - 気体分離膜 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ヘキサフルオロイソプロパノール基を有するポリイミド樹脂を250℃以上400℃以下の温度で加熱処理することで得られる焼成体、を少なくとも含む気体分離膜、その気体分離膜の製造方法、その気体分離膜を用いたガス混合物の分離方法、その気体分離膜を用いた気体分離膜モジュール、およびその気体分離膜を用いた気体分離装置。
【選択図】図1
Description
[発明1]
一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂を250℃以上400℃以下の温度で加熱処理することで得られる焼成体、を少なくとも含む気体分離膜。
[発明2]
25℃における気体分離膜への二酸化炭素の供給圧力が、前記気体分離膜における二酸化炭素の透過係数が最小となるときに、2.0MPa以上6.6MPa以下である、発明1に記載の気体分離膜。
[発明3]
前記気体分離膜が、二酸化炭素とメタンを含むガス混合物から二酸化炭素を分離する、発明1または2に記載の気体分離膜。
[発明4]
前記気体分離膜が、二酸化炭素とメタンを含むガス混合物からメタンを分離する、発明1または2に記載の気体分離膜。
[発明5]
一般式(1)が一般式(4)である、発明1乃至4の何れかに記載の気体分離膜。
[発明6]
R3が単結合であり、R4およびR5がそれぞれメチル基である、発明5に記載の気体分離膜。
[発明7]
R3がメチレン基であり、R4およびR5がそれぞれ水素原子である、発明5に記載の気体分離膜。
[発明8]
R3が酸素原子であり、R4およびR5がそれぞれ水素原子である、発明5に記載の気体分離膜。
[発明9]
R2が以下の式(5)乃至式(10)の何れかである、発明1乃至8の何れかに記載の気体分離膜。
R2が式(5)または式(6)である、発明9に記載の気体分離膜。
[発明11]
一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂を、250℃以上400℃以下の温度で加熱処理して焼成体を得ることを特徴とする、一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂の焼成体を少なくとも含む気体分離膜の製造方法。
[発明12]
発明1乃至10の何れかに記載の気体分離膜を用いて、
二酸化炭素及びメタンを少なくとも含むガス混合物から二酸化炭素を分離する、ガス混合物の分離方法。
[発明13]
発明1乃至10の何れかに記載の気体分離膜を用いて、
二酸化炭素及びメタンを少なくとも含むガス混合物からメタンを分離する、ガス混合物の分離方法。
[発明14]
発明1乃至10の何れかに記載の気体分離膜を含む気体分離膜モジュール。
[発明15]
発明14に記載の気体分離膜モジュールを少なくとも備える気体分離装置。
本発明の気体分離膜は、ガス混合物から特定の気体を効率的に分離するための気体分離膜である。このガス混合物に含まれる気体の種類は、特に限定されず、二種のみまたは二種よりも多くの気体を含んでいてもよい。
ポリイミド樹脂(1)は、特許文献1〜5に準じて製造することができる。その一例として、例えば、HFIP基を有するジアミン化合物と、テトラカルボン酸誘導体とを重合してポリイミド樹脂(1)の前駆体であるポリアミック酸を得た後、該ポリアミック酸を脱水閉環することで製造することができる。
本発明に係る気体分離膜は、上記のように、ポリイミド樹脂(1)を所定の温度で加熱処理することで得られる。このとき、種々の形状、膜厚とするために、ポリイミド樹脂(1)は有機溶媒に溶解した溶液として取り扱うことが好ましい。溶液として使用する場合は、ガラス、シリコンウエハ、金属、金属酸化物、セラミックス、樹脂などの基材上にスピンコート、スプレーコート、フローコート、含浸コート、ハケ塗りなど通常用いられる方法で塗布することができる。
本発明のガス混合物の分離方法は、ガス混合物から特定の気体を分離する方法である。
本発明の気体分離膜は気体分離膜モジュールとすることができる。また、本発明の気体分離膜又は気体分離膜モジュールを用いて、気体を分離回収又は分離精製させるための手段を有する装置とすることができる。
窒素導入管および攪拌翼を備えた容量500mLの三口フラスコに、下記反応式中に示されるHFIP−mTB(60.0g、110mmol)、下記反応式中に示されるBPDA(32.4g、110mmol)に、溶剤としてのジメチルアセトアミド(以下、DMAcと呼ぶことがある)(220g)を加え、窒素雰囲気下、20℃で攪拌し、以下に示す反応を行った。得られた反応液にピリジン(34.8g、440mmol)、無水酢酸(44.9g、440mmol)を順に加え、さらに24時間攪拌し、イミド化を行った。その後、DMAc(150g)を加え希釈し、加圧濾過することで、下記反応式中に示されるポリイミド(A)のDMAc溶液を調製した。
ポリイミドのDMAc溶液のゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ(以下、GPCと称することがある。東ソー株式会社製、機種名:HLC−8320GPC、カラム:TSKgel SuperHZM−H、溶媒:テトラヒドロフラン(以下、THFと称することがある。))での分子量の測定結果は、Mw=84300、Mw/Mn=2.2であった。
膜厚計(株式会社ニコン製、機種名:DIGIMICRO MH−15)で膜厚を測定したところ、75μmであった。
窒素導入管および攪拌翼を備えた容量500mLの三口フラスコに、下記反応式中に示されるHFIP−mTB(60.0g、110mmol)、下記反応式中に示される6FDA(48.9g、110mmol)、DMAc(220g)を加え、窒素雰囲気下、20℃で攪拌し、以下に示す反応を行った。得られた反応液にピリジン(34.8g、440mmol)、無水酢酸(44.9g、440mmol)を順に加え、さらに24時間攪拌し、イミド化を行った。その後、加圧濾過することで、下記反応式中に示されるポリイミド(B)のDMAc溶液を作製した。
ポリイミド(B)のDMAc溶液の前記GPCでの分子量の測定結果は、Mw=72300、Mw/Mn=2.3であった。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は86μmであった。
窒素導入管および攪拌翼を備えた容量500mLの三口フラスコに、下記反応式中に示されるHFIP−MDA(58.3g、110mmol)、下記反応式中に示されるBPDA(32.4g、110mmol)、DMAc(220g)を加え、窒素雰囲気下、20℃で攪拌し、以下に示す反応を行った。得られた反応液にピリジン(34.8g、440mmol)、無水酢酸(44.9g、440mmol)を順に加え、さらに24時間攪拌し、イミド化を行った。その後、加圧濾過することで、下記反応式中に示されるポリイミド(C)のDMAc溶液を作製した。
ポリイミド(C)のDMAc溶液の前記GPCでの分子量の測定結果は、Mw=95200、Mw/Mn=1.9であった。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は80μmであった。
窒素導入管および攪拌翼を備えた容量500mLの三口フラスコに、下記反応式中に示されるHFIP−MDA(58.3g、110mmol)、6FDA(48.9g、110mmol)、DMAc(220g)を加え、窒素雰囲気下、20℃で攪拌し、以下に示す反応を行った。得られた反応液にピリジン(34.8g、440mmol)、無水酢酸(44.9g、440mmol)を順に加え、さらに24時間攪拌し、イミド化を行った。その後、加圧濾過することで、下記反応式中に示されるポリイミド(D)のDMAc溶液を作製した。
ポリイミド(D)のDMAc溶液の前記GPCでの分子量の測定結果は、Mw=60000、Mw/Mn=2.0であった。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は74μmであった。
窒素導入管および攪拌翼を備えた容量500mLの三口フラスコに、下記反応式中に示されるHFIP−ODA(45.4g、85mmol)、下記反応式中に示される6FDA(37.9g、85mmol)、DMAc(152g)を加え、窒素雰囲気下、20℃で攪拌し、以下に示す反応を行った。得られた反応液にピリジン(27.0g、340mmol)、無水酢酸(34.8g、340mmol)を順に加え、さらに24時間攪拌し、イミド化を行った。その後、加圧濾過することで、下記反応式中に示されるポリイミド(E)のDMAc溶液を作製した。
ポリイミド(E)のDMAc溶液の前記GPCでの分子量の測定結果は、Mw=69000、Mw/Mn=2.9であった。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は70μmであった。
実施例5と同様の操作を行い、ポリイミド(E)のDMAc溶液を調製した。ガラス基材上にポリイミド(E)のDMAc溶液を垂らし、スピンコーターを用いて10秒間かけて回転速度900rpmに上昇させた後、回転速度900rpmで10秒間保持し、ポリイミド(E)のDMAc溶液を、ガラス基材上に均一に塗布した。窒素雰囲気下、180℃の温度下で30分間乾燥して溶媒を除去し、250℃で2時間加熱処理した後、冷却し、ガラス基材からポリイミド膜を剥がすことで、上記ポリイミド(E)を250℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は60μmであった。
実施例1と同様の操作を行い、ポリイミド(A)のDMAc溶液を調製した。ガラス基材上にポリイミド(A)のDMAc溶液を垂らし、スピンコーターを用いて10秒間かけて回転速度700rpmに上昇させた後、回転速度700rpmで10秒間保持し、ポリイミド(A)のDMAc溶液を、ガラス基材上に均一に塗布した。窒素雰囲気下、180℃の温度下で30分間乾燥して溶媒を除去し、200℃で2時間加熱処理した後、冷却し、ガラス基材からポリイミド膜を剥がすことで、上記ポリイミド(A)を200℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は86μmであった。
実施例2と同様の操作を行い、ポリイミド(B)のDMAc溶液を調製した。ガラス基材上にポリイミド(B)のDMAc溶液を垂らし、スピンコーターを用いて10秒間かけて回転速度400rpmに上昇させた後、回転速度400rpmで10秒間保持し、ポリイミド(B)のDMAc溶液を、ガラス基材上に均一に塗布した。窒素雰囲気下、180℃の温度下で30分間乾燥して溶媒を除去し、200℃で2時間加熱処理した後、冷却し、ガラス基材からポリイミド膜を剥がすことで、上記ポリイミド(B)を200℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は79μmであった。
実施例3と同様の操作を行い、ポリイミド(C)のDMAc溶液を調製した。ガラス基材上にポリイミド(C)のDMAc溶液を垂らし、スピンコーターを用いて10秒間かけて回転速度300rpmに上昇させた後、回転速度300rpmで10秒間保持し、ポリイミド(C)のDMAc溶液を、ガラス基材上に均一に塗布した。窒素雰囲気下、180℃の温度下で30分間乾燥して溶媒を除去し、200℃で2時間加熱処理した後、冷却し、ガラス基材からポリイミド膜を剥がすことで、上記ポリイミド(C)を200℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は80μmであった。
実施例4と同様の操作を行い、ポリイミド(D)のDMAc溶液を調製した。ガラス基材上にポリイミド(D)のDMAc溶液を垂らし、スピンコーターを用いて10秒間かけて回転速度300rpmに上昇させた後、回転速度300rpmで10秒間保持し、ポリイミド(D)のDMAc溶液を、ガラス基材上に均一に塗布した。窒素雰囲気下、180℃の温度下で30分間乾燥して溶媒を除去し、200℃で2時間加熱処理した後、冷却し、ガラス基材からポリイミド膜を剥がすことで、上記ポリイミド(D)を200℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は65μmであった。
3口フラスコにマトリミド5218(Huntsman Advanced Materials社製、マトリミド(登録商標)の商標で販売されている特定のポリイミドポリマーを指す。以下、マトリミドと表すことがある。)(0.6g)、THF(16g)を加え、室温で48時間攪拌し、マトリミドのTHF溶液を調製した。直径10cmの円型PTFE皿にマトリミドのTHF溶液を入れ、THFの蒸気で満たされたグローブバック中で48時間保持し、溶媒を除去乾燥させ、マトリミド膜を得た。この膜を窒素雰囲気下、200℃で2時間加熱処理した後、冷却することで、マトリミドを200℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は82μmであった。
実施例5と同様の操作を行い、ポリイミド(E)のDMAc溶液を調製した。ガラス基材上にポリイミド(E)のDMAc溶液を垂らし、スピンコーターを用いて10秒間かけて回転速度500rpmに上昇させた後、回転速度500rpmで10秒間保持し、ポリイミド(E)のDMAc溶液を、ガラス基材上に均一に塗布した。窒素雰囲気下、180℃の温度下で30分間乾燥して溶媒を除去し、200℃で2時間加熱処理した後、冷却し、ガラス基材からポリイミド膜を剥がすことで、上記ポリイミド(E)を200℃で加熱処理することで得られる焼成体からなる気体分離膜を得た。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は80μmであった。
窒素導入管および攪拌翼を備えた容量500mLの三口フラスコに、下記反応式に示されるmTB(23.4g、110mmol)、下記反応式に示される6FDA(48.9g、110mmol)、DMAc(220g)を加え、窒素雰囲気下、20℃で攪拌し、以下に示す反応を行った。得られた反応液にピリジン(34・8g、440mmol)、無水酢酸(44.9g、440mmol)を順に加え、さらに24時間攪拌し、イミド化を行った。その後、加圧濾過することで、下記反応式で示されるポリイミド(F)のDMAc溶液を作製した。
下記反応式中のポリイミド(F)のDMAc溶液の前記GPCでの分子量の測定結果は、Mw=86000、Mw/Mn=1.7であった。
前記膜厚計で膜厚を測定したところ、膜厚は74μmであった。
<気体分離性能の評価>
得られた気体分離膜において、JIS K 7126−1に準じて気体の透過係数を測定した。この測定には、GTRテック社製の差圧式ガス透過率測定装置GTR−30AS及びGTR−2ADFを用いた。具体的には、ステンレス製のセルに膜面積3.14〜15.2cm2の気体分離膜を配置し、温度35℃の条件で、メタン(CH4)を用い、ガスの供給圧力を0.15MPaとしてメタンの透過係数を測定した。さらに、メタンの代わりに二酸化炭素(CO2)を用い、同様にして二酸化炭素の透過係数を測定した。測定したメタンの透過係数と二酸化炭素の透過係数の比(二酸化炭素の透過係数/メタンの透過係数)を「ガス選択性(CO2/CH4)」と定義した。気体分離膜の気体分離性能の評価は、これらの透過係数と、ガス選択性を合わせて比較することで行った。
<二酸化炭素に対する可塑耐性の評価>
得られた気体分離膜において、非特許文献Ind.Eng.Chem.Res,Vol42,6389−6395,2003に記載されている方法に準じて、各二酸化炭素の供給圧力における、二酸化炭素の透過係数を測定した。具体的には、ステンレス製のセルに膜面積3.14cm2の気体分離膜を配置し、温度25℃の条件で、ガスの供給圧力を0.15MPaから4.3MPaの範囲で、低圧力から順に供給圧力を上げていき、そのときの二酸化炭素の透過係数を各々測定した。得られた透過係数の中で最も低い透過係数のときの供給圧力を、可塑化開始圧力とした。各気体分離膜の可塑耐性の評価は、各気体分離膜の可塑化開始圧力を比較することで行った。
Claims (15)
- 一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂を250℃以上400℃以下の温度で加熱処理することで得られる焼成体、を少なくとも含む気体分離膜。
- 25℃における気体分離膜への二酸化炭素の供給圧力が、前記気体分離膜における二酸化炭素の透過係数が最小となるときに、2.0MPa以上6.6MPa以下である、請求項1に記載の気体分離膜。
- 前記気体分離膜が、二酸化炭素とメタンを含むガス混合物から二酸化炭素を分離する、請求項1または2に記載の気体分離膜。
- 前記気体分離膜が、二酸化炭素とメタンを含むガス混合物からメタンを分離する、請求項1または2に記載の気体分離膜。
- R3が単結合であり、R4およびR5がそれぞれメチル基である、請求項5に記載の気体分離膜。
- R3がメチレン基であり、R4およびR5がそれぞれ水素原子である、請求項5に記載の気体分離膜。
- R3が酸素原子であり、R4およびR5がそれぞれ水素原子である、請求項5に記載の気体分離膜。
- R2が式(5)または式(6)である、請求項9に記載の気体分離膜。
- 一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂を、250℃以上400℃以下の温度で加熱処理して焼成体を得ることを特徴とする、一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリイミド樹脂の焼成体を少なくとも含む気体分離膜の製造方法。
- 請求項1乃至10の何れかに記載の気体分離膜を用いて、
二酸化炭素及びメタンを少なくとも含むガス混合物から二酸化炭素を分離する、ガス混合物の分離方法。 - 請求項1乃至10の何れか一項に記載の気体分離膜を用いて、
二酸化炭素及びメタンを少なくとも含むガス混合物からメタンを分離する、ガス混合物の分離方法。 - 請求項1乃至10の何れか一項に記載の気体分離膜を含む気体分離膜モジュール。
- 請求項14に記載の気体分離膜モジュールを少なくとも備える気体分離装置。
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