JP2016134476A - プリント配線板及びプリント配線板の製造方法 - Google Patents

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直人 石黒
Naoto Ishiguro
直人 石黒
隆一朗 冨永
Ryuichiro Tominaga
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Abstract

【課題】 既存のソケットの構成を変えることなく面積を大きくできるプリント配線板を提供する。
【解決手段】 マザーボード120のランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケットに、プリント配線板20の底面の端子を接続させる際に、ソケットへの位置決め用の4個のL字状固定金具30A、30B、30C、30Dにプリント配線板20の4角の矩形角部22AC、22BC、22CC、22DCが填め入れられることで、位置決めが成されている。4角の矩形角部22AC、22BC、22CC、22DCを結ぶ矩形の外側に側端20U、20R、20L、20Dが延びている。このため、プリント配線板の面積を拡大することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ソケットに接続する端子と、ソケットへの位置決め用の4個のL字状固定金具への固定用の4個の矩形角部を備えるプリント配線板、及び該プリント配線板の製造方法に関する。
特許文献1は、ランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケットの構成を開示している。
特開2001−143828号公報
サーバ用の多層コア基板は、図8(A)に示すようにマザーボード320のランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット132に、多層コア基板220の底面の端子を接続させる際に、図8(B)に示すようにソケットへの位置決め用の4個のL字状固定金具130A、130B、130C、130Dに多層コア基板220の4角の矩形角部122A、122B、122C、122Dが填め入れられることで、位置決めが成されている。
本発明の目的は、既存のソケットの構成を変えることなく面積を大きくできるプリント配線板、及び、該プリント配線板の製造方法を提供することである。
本発明に係るプリント配線板は、ソケットに接続する端子と、ソケットへの位置決め用の4個のL字状固定金具への固定用の4個の矩形角部を備える。そして、前記プリント配線板の最外部は、前記4個の矩形角部を結ぶ矩形よりも大きい。
図1(A)は本発明の実施形態に係るプリント配線板の平面図であり、図1(B)はマザーボードに取り付けられたプリント配線板の平面図である。 図2(A)は実施形態のプリント配線板の底面図であり、図2(B)はマザーボードに設けられたランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケットの平面図である。 実施形態のプリント配線板の製造工程図。 実施形態のプリント配線板のコア基板の平面図。 図5(A)は実施形態の第1改変例に係るプリント配線板の平面図であり、図5(B)はマザーボードに取り付けられたプリント配線板の平面図である。 図6(A)は実施形態に係るプリント配線板の平面図であり、図6(B)は実施形態の第2改変例に係るプリント配線板の平面図である。 実施形態の第3改変例に係るプリント配線板の断面図である。 図8(A)は従来技術のランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケットの平面図であり、図8(B)は従来技術のプリント配線板の平面図である。
[実施形態]
図1(A)は本発明の実施形態に係るプリント配線板の平面図であり、図1(B)はマザーボードに取り付けられたプリント配線板の平面図である。図2(A)は実施形態のプリント配線板の底面図であり、図2(B)はマザーボードに設けられたランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケットの平面図である。
図2(B)中に示されるようにマザーボード120に形成されたランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット32Gは、マトリクス状に配列された可撓性接続端子32から成り、該可撓性接続端子32はマザーボードに設けられたスリット34内に収容されている。ランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット32Gの周囲には、プリント配線板の矩形角部を固定するための位置決め用の4個のL字状固定金具30A、30B、30C、30Dが設けられている。図2(A)中に示されるようにプリント配線板の底面には、ランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット32Gに接続されるマトリクス状に配置されたパッド24が設けられている。パッド24とL字型閉鎖開口22Aとの距離d3は最短で100μm以上設けられる。
図1(A)中に示されるように、プリント配線板上にはICチップ90が搭載されている。更に、図示しない電子部品が複数個搭載されている。プリント配線板には、4個のL字状固定金具30A、30B、30C、30Dに固定するための矩形角部22AC、22BC、22CC、22DCを備える。矩形角部22AC、22BC、22CC、22DCは、図8(B)が参照され上述された従来技術のプリント配線板の矩形角部122A、122B、122C、122Dと同じ位置に形成されている。矩形角部22ACはプリント配線板に設けられたL字状のL字型閉鎖開口22Aの一部として形成されている。矩形角部22BCはプリント配線板に設けられたL字状のL字型閉鎖開口22Bの一部として形成されている。矩形角部22CCはプリント配線板に設けられたI字状のスリット(切れ目)22CSの一部として形成されている。矩形角部22DCはプリント配線板に設けられた切り欠き22DSの一部として形成されている。切り欠き22CS、22DSは、基板の側端20Dに至る。L字型閉鎖開口22Bと側端20Rとの距離d1、側端22Uとの距離d2は最短で2mm以上設けられる。
図1(B)に示されるように、マザーボード120にプリント配線板20が取り付けられ、マザーボード120のランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット32Gに、プリント配線板20の底面のパッド24を接続させる際に、ソケットへの位置決め用の4個のL字状固定金具30A、30B、30C、30Dにプリント配線板20の4角の矩形角部22AC、22BC、22CC、22DCが填め入れられることで、位置決めが成されている。L字状固定金具30AのL字状の内壁30ACに矩形角部22ACに当たった状態で接し、L字状固定金具30BのL字状の内壁30BCに矩形角部22BCに当たった状態で接し、L字状固定金具30CのL字状の内壁30CCに矩形角部22CCに当たった状態で接し、L字状固定金具30DのL字状の内壁30DCに矩形角部22DCに当たった状態で接する。L字状固定金具30Aは、プリント配線板に設けられたL字状のL字型閉鎖開口22Aにより干渉が避けられる。L字状固定金具30Bは、プリント配線板に設けられたL字状のL字型閉鎖開口22Bにより干渉が避けられる。L字状固定金具30Cは、プリント配線板に設けられたI字状の切り欠き22CSにより干渉が避けられる。L字状固定金具30Dは、プリント配線板に設けられたI字状の切り欠き22DSにより干渉が避けられる。図1(C)に示されるようにI字状の切り欠き22CS、22DSに対応するL字状固定金具30B、30D上にプリント配線板の固定カバー38が設けられてもよい。図1(D)は、図1(C)中の固定カバー38のY1−Y1断面図である。固定カバー38がプリント配線板20の端部上面に当接することで、プリント配線板が固定される。
実施形態のプリント配線板は、4角の矩形角部22AC、22BC、22CC、22DCを結ぶ矩形LL(図1(A)参照)の外側に側端20U、20R、20L、20Dが延びている。このため、既存のランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット32Gとの接続性を維持しながら、図6(A)中にクロスハッチングで示される既存のランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット20Dの面積よりも、ハッチングで示される増加面積20E分、プリント配線板の面積を拡大することができる。その結果、ソケットを変えることなく、配線の設計自由度が大きくなり基板面積の制約を受けることがない。このため、プリント配線板の設計の自由度が大きくなる。
図3(D)は、図1(A)のプリント配線板のX1−X1断面図である。
プリント配線板は、コア基板40上にビルドアップ層を形成して成る。図3(A)はコア基板40を示す。コア基板40は、第1面Fと該第1面とは反対側の第2面Sとを備える。コア基板は、両面に導体層14F、14Sを形成された4枚の絶縁板12をプリプレグ16で積層して成り、8層の導体層14F、14Sを内蔵する。コア基板には貫通孔18が形成されており、貫通孔18の内面にスルーホール導体36が形成されている。スルーホール導体36内には樹脂46が充填されている。コア基板の第1面F側には第1導体層44Fが形成され、第2面S側には第2導体層44Sが形成されている。第1導体層44Fと第2導体層44Sはスルーホール導体36を介して接続されている。
コア基板40の第1面F上に層間樹脂絶縁層(上層の層間樹脂絶縁層)50Fが形成されている。この層間樹脂絶縁層50F上に導体層(上層の導体層)58Fが形成されている。導体層58Fと第1導体層44Fは、層間樹脂絶縁層50Fを貫通するビア導体(上層のビア導体)60Fで接続されている。
コア基板40の第2面Sに層間樹脂絶縁層(下層の層間樹脂絶縁層)50Sが形成されている。この層間樹脂絶縁層50S上に導体層(下層の導体層)58Sが形成されている。導体層58Sと第2導体層44Sは、層間樹脂絶縁層50Sを貫通するビア導体(下層のビア導体)60Sで接続されている。
上側の層間樹脂絶縁層50F上に上側のソルダーレジスト層70Fが形成され、下側の層間樹脂絶縁層50S上に下側のソルダーレジスト層70Sが形成されている。ソルダーレジスト層70Fは、導体層58Fやビア導体60Fの上面を露出する開口71Fを有する。ソルダーレジスト層70Sは、導体層58Sやビア導体60Sの上面を露出する開口71Sを有する。上側のソルダーレジスト層70Fの開口71Fから露出している部分に半田バンプ(C4バンプ)76が形成されている。下側のソルダーレジスト層70Sの開口71Sから露出している導体層58Sやビア導体60Sがパッド24を構成する。
プリント配線板20にICチップ90が搭載されている。プリント配線板にICチップは、プリント配線板の半田バンプ76がICチップの端子92と接続されることで搭載される。
[製造方法]
図3(A)に示すコア基板40が形成される。絶縁板12の両面に銅箔が積層された銅張り積層板が準備され、銅箔がエッチングされ導体層14F、14Sが形成される。この時、開口形成予定位置、スリット形成予定位置にダミーパターン14FD、14SDが形成される。導体層14F、14Sの形成された4枚の絶縁板12がプリプレグ16で積層される。ドリルで貫通孔18が形成される。貫通孔18の側壁に無電解めっき膜と電解めっき膜から成るめっき膜42が形成され、めっき膜42によりスルーホール導体36が形成される。スルーホール導体36内に充填用の樹脂46が充填され、表面が研磨される。樹脂46上に蓋状のめっきがなされ、更に、電解めっき、無電解めっきを繰り返された後、エッチングにより第1導体層44F、第2導体層44Sが形成される。第1導体層44F、第2導体層44Sにはスルーホールランド36FR、36SRが含まれる。
図4は、コア基板40の平面図である。図3(A)は、図4のX2−X2断面図である。コア基板の第1導体層44Fには、電源用のベタ層45が形成されている。コア基板の中央部側には瓢箪型の開口47Eが形成されている。瓢箪型の開口47E内にはスルーホールランド36FRとビア導体60F(図3(D)参照)の底部が接続されるパッド部44FPとからなる第1導体回路48が配置されている。
図1(A)中のL字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AUと、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BUと、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DUが鎖線で示される。L字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AU内にL字状のダミーパターン45Aが形成される。該形成予定位置22AUとダミーパターン45Aとの間にはクリアランスが設けられている。また、該ダミーパターン45Aの周りにはL字形状の開口47Aが形成されている。形成予定位置22AUと開口47Aとの間にもクリアランスが設けられている。形成予定位置22AUには、ダミーパターン、図示しない導体層が配置されない。L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BU内にL字状のダミーパターン45Bが形成される。該形成予定位置22BUとダミーパターン45Bとの間にはクリアランスが設けられている。また、該ダミーパターン45Bの周りにはL字形状の開口47Bが形成されている。形成予定位置22BUと開口47Bとの間にもクリアランスが設けられている。形成予定位置22BUには、ダミーパターン、図示しない導体層が配置されない。I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU内にI字状のダミーパターン45Cが形成される。該形成予定位置22CUとダミーパターン45Cとの間にはクリアランスが設けられている。また、該ダミーパターン45Cの周りにはI字形状のスリット47Cが形成されている。形成予定位置22CUとスリット47Cとの間にもクリアランスが設けられている。形成予定位置22CUには、ダミーパターン、図示しない導体層が配置されない。I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DU内にI字状のダミーパターン45Dが形成される。該形成予定位置22DUとダミーパターン45Dとの間にはクリアランスが設けられている。また、該ダミーパターン45Dの周りにはI字形状のスリット47Dが形成されている。形成予定位置22DUとスリット47Dとの間にもクリアランスが設けられている。形成予定位置22DUには、ダミーパターン、図示しない導体層が配置されない。
図示されないが、L字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AUと、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BUと、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DUと、コア基板の内層の導体層14F、14Sのダミーパターン14FD、14SDはクリアランスが設けられ、8層が形成されている。即ち、コア基板の内層の導体層も、L字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AUと、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BUと、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DUに掛からないように配置されている。ダミーパターン45A、45B、45C、45Dと導体層(ベタ層)45との最低距離d4は2500μm以上設けられる。L字型閉鎖開口22A、22B、切り欠き22CS、22DSの端部と導体層(ベタ層)45との距離d5は50〜500μmの範囲に設定される。
図3(B)に示されるようにコア基板上にビルドアップ層及びソルダーレジスト層が形成される。
コア基板40の第1面F上及び第2面S上に、ガラスクロスとシリカなどの無機粒子とエポキシ等の熱硬化性樹脂を含むプリプレグが積層される。その後、加熱プレスでプリプレグから層間樹脂絶縁層50Fと層間樹脂絶縁層50Sが形成される。次に、CO2ガスレーザで上層の層間樹脂絶縁層50Fにビア導体用の開口51Fが形成され、下層の層間樹脂絶縁層50Sにビア導体用の開口51Sが形成される。開口51Fは第1導体層44Fに至り、開口51Sは第2導体層44Sに至る。上層の層間樹脂絶縁層50F、下層の層間樹脂絶縁層50S上と開口51F、51Sの内壁に無電解銅めっき層52が形成される。無電解銅めっき層52上にめっきレジストが形成される。めっきレジストから露出する無電解銅めっき層52上に、電解銅めっき層56が形成される。めっきレジストが除去される。電解銅めっき層56間の無電解銅めっき層52がエッチングで除去される。上層の層間樹脂絶縁層50F上に上層の導体層58Fが形成され、下層の層間樹脂絶縁層50S上に下層の導体層58Sが形成される。同時に、上層の層間樹脂絶縁層を貫通し第1導体層44Fに至る上側のビア導体60Fが形成され、下層の層間樹脂絶縁層を貫通し第2導体層44Sに至る下側のビア導体60Sが形成される。上側の層間樹脂絶縁層50F上に開口71Fを有する上側のソルダーレジスト層70Fが形成され、下側の層間樹脂絶縁層50S上に開口71Sを有する下側のソルダーレジスト層70Sが形成される。下側のソルダーレジスト層70Sの開口71Sから露出する導体層44Sやビア導体60Sの上面はパッド24として機能する。
上層の導体層58F、下層の導体層58Sは、図4中に示されるL字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AUと、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BUと、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DUに掛からないように配置されている。
図3(C)に示されるように、L字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AUと、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BUと、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DUに沿ってドリルで切断され、L字状のL字型閉鎖開口22A、L字状のL字型閉鎖開口22B、I字状の切り欠き22CS(図1参照)、I字状の切り欠き22DS(図1参照)が形成される。
実施形態では、各導体層をL字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AUと、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BUと、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DUに掛からないように配置されている。このため、L字型閉鎖開口22A、22B、切り欠き22CS、22DSの側壁から導体層が露出しないので、導体層の信頼性が低下し難い。
実施形態では、L字状のL字型閉鎖開口22Aの形成予定位置22AU、L字状のL字型閉鎖開口22Bの形成予定位置22BU、I字状の切り欠き22CSの形成予定位置22CU、I字状の切り欠き22DSの形成予定位置22DU内に、各導体層のダミーパターンを設けてあるので、プリント配線板に凹凸が出来にくく、高い平坦性を持たせることができる。更に、銅量が偏在しないため、プリント配線板の反りを生じさせにくい。
図3(D)に示されるように、パッド73F上に半田ボール(図示せず)が搭載され、リフローにより、半田パッド73Fに半田バンプ76が形成される。パッケージ基板10上に半田バンプ76を介してICチップ90の端子92が接続され、パッケージ基板にICチップが搭載される。
[実施形態の第1改変例]
図5(A)は実施形態の第1改変例に係るプリント配線板の平面図であり、図5(B)はマザーボードに取り付けられたプリント配線板の平面図である。
実施形態の第1改変例では、矩形角部22ACがL字状のL字型閉鎖開口22Aの一部として形成され、矩形角部22BCがL字状のL字型閉鎖開口22Bの一部として形成され、矩形角部22CCがL字状のL字型閉鎖開口22Cの一部として形成され、矩形角部22DCがL字状のL字型閉鎖開口22Dの一部として形成されている。実施形態の第1改変例は、プリント配線板の面積を大きくし易い。
[実施形態の第2改変例]
図6(B)はマザーボードに取り付けられた実施形態の第2改変例に係るプリント配線板の平面図である。
第2改変例では、L字型閉鎖開口22A、22Bの各コーナー部は面取りがある。このため、L字型閉鎖開口での剛性の低下が軽減される。
[実施形態の第3改変例]
図7は、実施形態の第3改変例に係るプリント配線板420の断面図を示す。
プリント配線板420は、実施形態と同様なL字型閉鎖開口22A、22Bを備える。
プリント配線板420は、厚み方向のほぼ中央部に、第1面Fと第2面Sとを有する第1絶縁層430を備える。絶縁層430の第1面F上には、第1導体147を有する第1絶縁層140Aが形成されている。この第1絶縁層140A上には、第1導体157を有する第1絶縁層150A、及び第1導体167を有する第1絶縁層160Aが順次形成されている。一方、絶縁層430の第2面S上には、第1導体148を有する第1絶縁層140Bが形成されている。この第1絶縁層140B上には、第1導体158を有する第1絶縁層150B、及び第1導体168を有する第1絶縁層160Bが順次形成されている。
各第1絶縁層の内部にはそれぞれ貫通孔が設けられている。各貫通孔の内部には、めっきからなるビア導体136,146A,146B,156A,156B,166A,166Bが形成されている。これらビア導体136,146A,146B,156A,156B,166A,166Bにより、異なる層に位置する第1導体同士が電気的に接続されている。
最外層の絶縁層160A上及び160B上には、開口181の設けられたソルダーレジスト層180が形成されている。絶縁層160A上のソルダーレジスト層180の開口181内には、ICチップ90を実装するための半田バンプ176が形成されている。絶縁層160B上のソルダーレジスト層180の開口181には、該開口により露出されるパッド24が設けられている。
また、ビア導体136,146A,146B,156A,156B,166A,166Bは、柱状に積み上げられている。なお、「柱状」とは、厚み方向に隣接する一対のビア導体同士が接触している状態をいう。これにより、厚み方向における導体の距離が短縮され、配線抵抗が減少する。その結果、電源電圧や信号の損失が抑制される。
20 プリント配線板
22A、22B L字型閉鎖開口
22CS、22DS 切り欠き
22AC、22BC、22CC、22DC 矩形角部
24 端子
30A、30B、30C、30D L字状固定金具
32G ランドグリッドアレイ型パッケージ用ソケット
35 ベタ層
45A、45B、45C、45D

Claims (7)

  1. ICソケットに設けられているプリント配線坂を位置決めする為の固定部材を通す貫通穴を有するプリント配線坂。
  2. 請求項1のプリント配線板であって、
    前記貫通穴はL字型閉鎖開口を有する。
  3. 請求項1のプリント配線板であって、
    前記プリント配線板は切り欠きを有する。
  4. 請求項1のプリント配線板であって、
    前記固定部材で囲まれる面積より前記プリント配線板の面積の方が大きい。
  5. 請求項1のプリント配線板であって、
    前記プリント配線板の矩形の対角にL字型閉鎖開口と切り欠きがある。
  6. 請求項1のプリント配線板であって、
    前記L字型閉鎖開口のコーナー部は面取りがある。
  7. 請求項1のプリント配線板であって、
    前記貫通穴の側面には導体層はない。
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