JP2016133582A - 清掃装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニング手段の堰き止めのみによるダムを用いてクリーニングを行なう場合に比較して、清掃能力が安定化する画像形成装置を提供する。【解決手段】被清掃体12の表面に線状に接触してその表面を擦ることで接触箇所にその不要物の滞留体175を形成するとともにその表面から不要物を除去する除去部材170と、滞留体175の不要物を加圧してその滞留体の強度を増す加圧器171と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、清掃装置および画像形成装置に関する。
従来、トナーで画像を形成する画像形成装置が知られており、例えば特許文献1〜3には、残留トナーをクリーニングブレードで清掃するクリーナが開示されている。
また、特許文献1には、残留した球形トナーを温度と圧力で変形させる技術が開示されている。
特開2008−197405号公報 特開2011−070117号公報 特開2011−018043号公報
しかし、従来のクリーニング手段を用いた場合には、クリーニング手段に形成されたダムが変化しやすく、クリーニング手段の清掃能力が変化する場合があった。本発明は、クリーニング手段の堰き止めのみによるダムを用いて、クリーニングを行なう場合に比較して、清掃能力の安定化を目的とする。
請求項1に係る清掃装置は、
被清掃体の表面に線状に接触してその表面を擦ることで接触箇所にその不要物の滞留体を形成するとともにその表面から不要物を除去する除去部材と、
上記滞留体の不要物を加圧してその滞留体の強度を増す加圧器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る清掃装置は、
上記不要物が、油分を含んだ粒子が混ざったものであり、
上記加圧器が、上記粒子から上記油分がしみ出す程度以上の圧力で上記不要物を加圧するものであることを特徴とする。
請求項3に係る清掃装置は、
上記不要物が、上記被清掃体の表面に描画するための粉体と、その粉体の粒径よりも小さい粒径を有しその粉体と混ぜられた外添剤とを含んでおり、
上記加圧器による加圧の前に上記不要物における上記外添剤以外の成分を減らす低減器を備えたことを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、
表面に形成される画像を保持する像保持体と、
上記画像を形成する形成器と、
上記像保持体から記録媒体上へと上記画像を転写する転写機と、
上記像保持体の表面に線状に接触してその表面を擦ることで接触箇所にその不要物の滞留体を形成するとともにその表面から不要物を除去する除去部材と、
上記滞留体の不要物を加圧してその滞留体の強度を増す加圧器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る清掃装置および請求項4に係る画像形成装置によれば、クリーニング手段の堰き止めのみによるダムを用いてクリーニングを行なう場合に比較して、清掃能力が安定化する。
請求項2に係る清掃装置によれば、油分がしみ出さない程度の圧力で加圧する場合に較べて清掃能力が安定化する。
請求項3に係る清掃装置によれば、上記低減器を備えない場合に較べて清掃能力が安定化する。
本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。 感光体クリーナ内のクリーニングブレード周辺を概略的に示す図である。 滞留体の強化動作における逆転時の様子を示す図である。 滞留体の強化動作における加圧時の様子を示す図である。 滞留体の強化動作における正転復帰時の様子を示す図である。 第2実施形態における感光体クリーナ内のクリーニングブレード周辺を概略的に示す図である。 第2実施形態における滞留体の強化動作について逆転時の様子を示す図である。 第2実施形態における滞留体の強化動作について再逆転時の様子を示す図である。 第2実施形態における滞留体の強化動作について加圧時の様子を示す図である。 第2実施形態における滞留体の強化動作について正転復帰時の様子を示す図である。 第3実施形態における感光体クリーナ内のクリーニングブレード周辺を概略的に示す図である。 第3実施形態における通常の画像形成時の様子を示す図である。 第3実施形態における滞留体の強化動作について加圧時の様子を示す図である。 第3実施形態における滞留体の強化動作について姿勢復帰時の様子を示す図である。
本発明の実施形態について、以下図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。
図1に示すプリンタ10はモノクロプリンタであり、プリンタ10外で作成された、画像を表す画像信号が、不図示の信号ケーブル等を介して入力される。プリンタ10には、このプリンタ10内の各構成要素の動きを制御する制御部11が備えられており、画像信号はこの制御部11に入力される。そして、プリンタ10では、この制御部11の制御の下で画像信号に基づく画像の形成が行われる。
プリンタ10の下部には用紙トレイ21が備えられていて、用紙トレイ21には、用紙Pが積み重なった状態に収容されている。用紙トレイ21は、用紙Pの補給のために、引出し自在に構成されている。
用紙トレイ21内の用紙Pは、ピックアップロール22およびさばきロール23により待機ロール24へと送られる。待機ロール24に到達した用紙Pは、搬送のタイミングが調整されてさらに搬送される。
このプリンタ10には、矢印Aで示す向きに回転する円柱状の感光体12が待機ロール24の上方に備えられている。そして、この感光体12の周囲に、帯電器13、露光器14、現像器15、転写器16、および感光体クリーナ17が配備されている。感光体12が本発明に言う像保持体の一例に相当し、露光器14と現像器15とを併せたものが本発明に言う形成器の一例に相当し、転写器16が本発明に言う転写機の一例に相当する。
帯電器13は感光体12の表面を帯電させ、露光器14は、制御部11から送られてくる画像信号に従って感光体12の表面を露光して静電潜像を形成する。静電潜像は現像器15により現像されてトナー像が形成される。ここで、露光器14は、レーザ光を光源とするものであってもよく、あるいは、LED等を光源とするものであってもよい。また、現像器15は、トナーとキャリアが混ざったいわゆる2成分現像剤を用いるものであってもよく、あるいはトナーが主成分の現像剤を用いるものであってもよい。現像剤中のトナーには、いわゆる外添剤が混ぜられており、この外添剤は、トナー粒子よりも粒径が小さく、トナー粒子の表面に付着している。さらに、この外添剤は、シリコーンオイル等の油分で処理されていることが望ましい。
ここで、上記の待機ロール24は、感光体12上のトナー像が、転写器16に対面した位置に達するタイミングに合わせてその位置に到達するように用紙Pを送り出す。そして、感光体12上のトナー像は、転写器16の作用を受け、その送り出されてきた用紙P上に転写される。
トナー像の転写後に感光体12上に残存するトナー(残留トナー)は、感光体クリーナ17により、感光体12から取り除かれる。感光体クリーナ17にはゴム製のクリーニングブレード170が備えられていて、そのクリーニングブレード170は円柱状の感光体12が延びている方向に沿って延びた長尺の板形状を有している。そして、感光体12に沿って延びた一辺で感光体12に線状に接触している。感光体12に接触したこの一辺のことを便宜上、クリーニングブレード170のエッジと称する場合がある。クリーニングブレード170は固定されているのに対して感光体12は回転しているため、クリーニングブレード170はエッジで感光体12の表面を擦ることになり、それによって感光体12の表面から不要物(残留トナー、トナーに混ざっていた外添剤、用紙Pに由来する紙粉など)を掻き取って除去する。このようなクリーニングブレード170は、本発明に言う除去部材の一例に相当する。
トナー像の転写を受けた用紙Pは、さらに矢印B方向に進み、定着器18による加熱
および加圧を受けてその用紙P上にトナー像が定着される。その結果、用紙P上には定着トナー像からなる画像が形成される。
定着器18を通過した用紙Pは、排出器19に向かって矢印C方向に進み、さらに、その排出器19によってさらに矢印D方向に送られて排紙台20上に排出される。
ところで、クリーニングブレード170により感光体12表面から不要物が掻き取られる際には、掻き取られた不要物の一部がクリーニングブレード170のエッジに沿って滞留して、トナーダムや外添ダム等と称される滞留体を形成する。この滞留体の存在によって不要物が確実に掻き取られることになり、クリーニングブレード170による清掃能力の維持には滞留体の維持が重要となっている。特に、外添剤は粒子径が小さいのでエッジと感光体12表面との隙間やトナー同士の隙間などを埋めることで摩耗によるクリーニングブレード170の傷みを防ぎクリーニングブレード170の清掃能力を高める。
しかし、例えば低濃度の画像が連続して形成された場合などに感光体12上の不要物が減少して滞留体が縮小するとクリーニングブレード170が感光体12との摩擦で傷んで清掃能力が低下する虞がある。そして、そのように清掃能力が低下するとすじ状の画像欠陥を生じる場合がある。トナーが中心粒径4.5μm以下の小径トナーである場合には、低濃度画像の連続などに伴うクリーニングブレード170の傷みが顕著である。
そこで、図1に示すプリンタ10の感光体クリーナ17には、滞留体を維持するための工夫が施されている。
図2は、感光体クリーナ内のクリーニングブレード周辺を概略的に示す図である。
本実施形態では、クリーニングブレード170と感光体12表面が接触している箇所の上流側(即ち転写器16側)に加圧器171が備えられている。この加圧器171は、ソレノイド172と加圧部材173を有し、加圧部材173はソレノイド172の芯の先に取り付けられている。また、加圧器171は加圧部材173とソレノイド172の本体とを引き寄せる引きばね174も有している。この加圧器171は図1に示す制御部11によって動作が制御され、ソレノイド172がオフのとき加圧部材173は引きばね174によって図2の上方に引き上げられていて、ソレノイド172がオンになると加圧部材173はソレノイド172に押されて図2の下方へと移動する。この加圧器171が、本発明に言う加圧器の一例に相当する。
このような加圧器171を備えた本実施形態の動作について次に説明する。
通常の画像形成時には、図2に示すように感光体12の表面が図の右方向へと移動し、クリーニングブレード170のエッジによって感光体12の表面が擦られて不要物が掻き取られる。その結果、クリーニングブレード170のエッジに沿って不要物の滞留体175が生じる。本実施形態における滞留体175は、主としてトナーからなるトナーダム175aと、主として外添剤からなる外添ダム175bとで形成されており、外添剤は粒子径が小さいので、外添ダム175bの方がトナーダム175aよりもエッジに近い箇所に形成される。なお、図2には、トナーダム175aと外添ダム175bが概念的に示されているのであって、具体的な形状などを正確に示したものではない。
プリンタ10での画像形成が例えば予め決められた枚数に達するなどといった条件を満たした場合、画像形成の合間の休止時に、図1に示す制御部11の制御によって滞留体175の強化動作が行われる。
図3〜図5は、滞留体の強化動作を示す図である。
滞留体の強化動作が開始されると、制御部11によって感光体12の逆転が指示される。図3に示すように、感光体12は、滞留体175がクリーニングブレード170のエッジから加圧器171の下部(即ち加圧器171と感光体12との対向箇所)へと移動する程度に逆転する。
このような逆転の後、図4に示すように加圧器171による加圧が行われる。即ち、制御部11からソレノイド172に対して駆動信号が送られることによってソレノイド172が加圧部材173を押し出し、加圧部材173と感光体12との間で滞留体175が加圧される。圧力は例えば3.0g/cm2程度が好ましく、この加圧によって滞留体175は押し固められて強化される。また、加圧により、滞留体175に含まれている外添剤からオイル成分が染み出し、このオイルは、滞留体175を固める作用と、感光体12表面の潤滑を高める作用とを発揮する。
このように加圧された滞留体175は、図5に示すようにクリーニングブレード170のエッジへと戻される。即ち、制御部11からソレノイド172への駆動信号が切られることによって引きバネ174が加圧部材173を引き戻し、制御部11の制御で感光体12が図の右方向に回転することで滞留体175がクリーニングブレード170のエッジに
戻る。このようにエッジに戻った滞留体175は、押し固められて強化されているので、低濃度画像が連続して作成された場合などであっても縮小しにくく、クリーニングブレード170による清掃能力が安定化する。
なお、本発明にいう加圧器は、例えばクリーニングブレード170のエッジの側などに設けられて滞留体175を常時加圧するものであってもよいが、トナーの成分が溶けて感光体12表面に皮膜状となって固着するいわゆるフィルミング現象を防止する観点からは、滞留体175の加圧は一時的であることが望ましい。
以上で第1実施形態の説明を終了し、次に第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、感光体クリーナ17内のクリーニングブレード170周辺の構造が相違する点を除いてほぼ第1実施形態と同様であるので重複説明は省略する。
図6は、第2実施形態における感光体クリーナ内のクリーニングブレード周辺を概略的に示す図である。
第2実施形態でも、クリーニングブレード170と感光体12表面が接触している箇所の上流側(即ち転写器16側)に加圧器171が備えられている。また、第2実施形態では、クリーニングブレード170と加圧器171との間にエアー吐出器176のノズルが備えられている。エアー吐出機176は、図6に示したノズルにエアーを送るパイプやポンプ(図示省略)を有し、図1に示す制御部11の制御に従いノズルからのエアー吐出をオンオフするものである。
この第2実施形態の動作について説明する。
通常の画像形成時には、図6に示すように感光体12の表面が図の右方向へと移動し、クリーニングブレード170のエッジによって感光体12の表面が擦られて不要物が掻き取られる。その結果、クリーニングブレード170のエッジに沿って不要物の滞留体175が生じる。第2実施形態でも滞留体175はトナーダム175aと外添ダム175bとで形成されている。また、第2実施形態でも画像形成の合間の休止時に、図1に示す制御部11の制御によって滞留体175の強化動作が行われる。
図7〜図10は、第2実施形態における滞留体の強化動作を示す図である。
滞留体の強化動作が開始されると、制御部11によって感光体12の逆転が指示される。第2実施形態では、図7に示すように、感光体12は、滞留体175がクリーニングブレード170のエッジからエアー吐出器176のノズルの下部(即ちノズルと感光体12との対向箇所)へと移動する程度に逆転する。
このような逆転の後、エアー吐出器176によるエアーの吐出が行われて滞留体175からトナーダム175aの成分が吹き飛ばされる。その結果、図8に示すように外添ダム175bの成分が多くを占めた滞留体が残る。エアー吐出器176は本発明にいう低減器の一例に相当する。このように残った滞留体では、トナーに対する外添剤の割合が質量比で100%以上となることが望ましい。そして、制御部11によって感光体12の再度の逆転が指示され、滞留体である外添ダム175bが加圧器171の下部(即ち加圧器171と感光体12との対向箇所)へと移動させられる。
次に、図9に示すように加圧器171による加圧が行われる。即ち、制御部11からソレノイド172に対して駆動信号が送られることによってソレノイド172が加圧部材173を押し出し、加圧部材173と感光体12との間で外添ダム175b(滞留体)が加圧される。この加圧によって外添ダム175b(滞留体)は押し固められて強化される。このとき外添剤からオイル成分が染み出し、滞留体を固める作用と、感光体12表面の潤滑を高める作用とを発揮することは第1実施形態と同様であるが、滞留体に占める外添剤の割合が高いので第1実施形態よりもしっかりと滞留体が固まる。
このように加圧された外添ダム175b(滞留体)は、図10に示すようにクリーニングブレード170のエッジへと戻される。即ち、制御部11からソレノイド172への駆動信号が切られることによって引きバネ174が加圧部材173を引き戻し、制御部11の制御で感光体12が図の右方向に回転することで外添ダム175b(滞留体)がクリーニングブレード170のエッジに戻る。このようにエッジに戻った外添ダム175b(滞留体)は、第1実施形態よりも強化されているので、クリーニングブレード170による清掃能力がより安定化する。
以上で第2実施形態の説明を終了し、次に第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、感光体クリーナ17内のクリーニングブレード170周辺の構造が相違する点を除いてほぼ第1実施形態と同様であるので重複説明は省略する。
図11は、第3実施形態における感光体クリーナ内のクリーニングブレード周辺を概略的に示す図である。
第3実施形態では、クリーニングブレード170と、そのクリーニングブレード170を保持している金属製の保持板177が、クリーニングブレード170と感光体12表面が接触している箇所(エッジ)を中心としてある程度の角度範囲内で一体に回転自在となっている。そして、その保持板177をクリーニングブレード170ごと回転させるための回転カム178と引きバネ179が備えられている。引きバネ179によって保持板177は回転カム178と常に接触するように引きつけられており、回転カム178が回転することによって、図に実線で示す第1状態から図に点線で示す第2状態までクリーニングブレード170および保持板177の姿勢が変化する。回転カム178は図示を省略したモータによって回転され、そのモータおよび回転カム178の駆動は図1に示す制御部11によって制御される。
この第3実施形態の動作について説明する。
図12は、第3実施形態における通常の画像形成時の様子を示す図である。
通常の画像形成時には、クリーニングブレード170が上述した第1状態となっていて、感光体12の表面が図の右方向へと移動し、クリーニングブレード170のエッジによって感光体12の表面が擦られて不要物が掻き取られる。その結果、クリーニングブレード170のエッジに沿って不要物の滞留体175が生じる。また、第3実施形態でも画像形成の合間の休止時に、図1に示す制御部11の制御によって滞留体175の強化動作が行われる。
図13および図14は、第3実施形態における滞留体の強化動作を示す図である。
滞留体の強化動作が開始されると、制御部11によって感光体12の停止が指示されるとともに、制御部11によって図11に示す回転カム178が駆動され、図13に示すように、クリーニングブレード170が上述した第2状態へと起き上がる。このようにクリーニングブレード170の姿勢が変化することにより、滞留体175はクリーニングブレード170の先端と感光体12表面との間で挟まれ、滞留体175が加圧されることとなる。つまり第3実施形態ではクリーニングブレード170が本発明にいう加圧器を兼ねている。
このような方式の加圧でも滞留体175は押し固められて強化される。また、この第3実施形態でも、加圧により、滞留体175に含まれている外添剤からオイル成分が染み出し、このオイルは、滞留体175を固める作用と、感光体12表面の潤滑を高める作用とを発揮する。
加圧により滞留体175が強化されると、制御部11によって図11に示す回転カム178が駆動され、図14に示すように、クリーニングブレード170が上述した第1状態へと戻る。そして、感光体12の回転が再開され、強化された滞留体175がクリーニングブレード170のエッジに押しつけられる。このように強化された滞留体175は、第1実施形態と同様に、低濃度画像が連続して作成された場合などであっても縮小しにくく、クリーニングブレード170による清掃能力が安定化する。
なお、上記実施形態では、本発明にいう低減器としてエアーの吐出により滞留体中のトナー成分を低減させる例が示されているが、本発明にいう低減器は、例えば静電的な作用などでトナー成分を低減させるものであってもよい。
また、上記実施形態ではモノクロのプリンタが例示されているが、本発明は、カラーの装置に応用されてもよいし、ファクシミリやコピー機や複合機に応用されてもよい。
また、上記実施形態では電子写真方式でトナー画像を形成する装置が例示されているが、本発明にいう形成器は、電極アレイなどでトナー画像を像保持体上に直接描画するものであってもよい。
また、上記実施形態では、感光体から用紙にトナー像を直接転写する転写器が例示されているが、本発明にいう転写機は、中間転写体などを介して像保持体から記録媒体へと間接的に転写するものであってもよい。
また、上記実施形態では、記録媒体として用紙が例示されているが、本発明にいう記録媒体は、OHPシートであってもよいし、あるいはプラスチック紙などでもよい。
10 プリンタ
11 制御部
12 感光体
13 帯電器
14 露光器
15 現像器
16 転写器
17 感光体クリーナ
170 クリーニングブレード
171 加圧器
175 滞留体
176 エアー吐出器
178 回転カム
179 引きバネ

Claims (4)

  1. 被清掃体の表面に線状に接触して該表面を擦ることで接触箇所に該不要物の滞留体を形成するとともに該表面から不要物を除去する除去部材と、
    前記滞留体の不要物を加圧して該滞留体の強度を増す加圧器と、
    を備えたことを特徴とする清掃装置。
  2. 前記不要物が、油分を含んだ粒子が混ざったものであり、
    前記加圧器が、前記粒子から前記油分がしみ出す程度以上の圧力で前記不要物を加圧するものであることを特徴とする請求項1記載の清掃装置。
  3. 前記不要物が、前記被清掃体の表面に描画するための粉体と、該粉体の粒径よりも小さい粒径を有し該粉体と混ぜられた外添剤とを含んでおり、
    前記加圧器による加圧の前に前記不要物における前記外添剤以外の成分を減らす低減器を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の清掃装置。
  4. 表面に形成される画像を保持する像保持体と、
    前記画像を形成する形成器と、
    前記像保持体から記録媒体上へと前記画像を転写する転写機と、
    前記像保持体の表面に線状に接触して該表面を擦ることで接触箇所に該不要物の滞留体を形成するとともに該表面から不要物を除去する除去部材と、
    前記滞留体の不要物を加圧して該滞留体の強度を増す加圧器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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