JP2008176307A - 感光体クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写紙の繊維等といったトナー粒子よりも大きい粒子が研磨部材と規制部材との間に噛み込むことを抑制することができる感光体クリーニング装置を提供する。
【解決手段】転写紙表面に対する画像転写後の感光体14の表面に残留した未転写トナーを除去するために感光体14の表面と接触する研磨部材22と、研磨部材22の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材23と、メイン規制部材23よりも上流側で研磨部材22の表面に付着した未転写トナー粒子よりも大きい異物を除去又は起立させるサブ規制部材24とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、転写紙の表面にトナー画像を転写する感光体の表面に残留するトナーを除去する感光体クリーニング装置に関する。
従来から、プリンタや複写機等の電子写真方式の画像形成装置には、転写紙の表面にトナー画像を転写する感光体の表面には、未転写トナーが残留してしまうことが周知である。
この未転写トナーは、感光態表面に残留したままであると、次の画像形成処理の際に余分なトナー像を形成してしまう等の問題が発生するため、好ましいものではない。
そこで、画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去する感光体クリーニング装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
図10は、このような感光体クリーニング装置の一例を示し、ドラム状の感光体50の上方に感光体クリーニング装置51が配置されている。
感光体クリーニング装置51は、感光体50に向かって開口するハウジング52と、感光体50の表面を摺擦して清浄にする為の研磨部材としてのクリーニングローラ53と、クリーニングローラ53の表面に付着したトナーを掻き取る為の規制部材としてのスクレーパ54と、クリーニングローラ53よりも感光体50の移動方向(回転方向)下流側に配置されて感光体50の表面の未転写トナーを完全に除去するためのクリーニングブレード55と、これらクリーニングローラ53,スクレーパ54,クリーニングブレード55によって除去(掻き取り)した未転写トナーを回収するスパイラル56とを備えている。
そして、クリーニングローラ53とクリーニングブレード55とによって感光体50の表面を清掃し、感光体50の表面を常に清浄な状態に維持するものである。
この際、スクレーパ54は、クリーニングローラ53の表面に付着したトナー量を規制することによって、クリーニングローラ53の摺擦力が常に一定となるようにコントロールしている。
ハウジング52には、一部がスパイラル56の周方向に沿うことによって未転写トナー等をスパイラル56の軸線方向に沿って回収するカバー57が固定されている。
また、クリーニングローラ53は、感光体51の回転軸上で回転するギヤ(図示せず)にクリーニングローラ53の回転軸上で回転するギヤ(図示せず)を噛合させ、感光体50と同期してクリーニングローラ53も回転する構成とすることによって、感光体50の駆動源の駆動力をクリーニングローラ53に伝達している。
スクレーパ54は、クリーニングローラ53と感光体50との接触面よりもクリーニングローラ53の回転方向下流側に配置され、クリーニングローラ53の回転方向に対してカウンター方向で先端がクリーニングローラ53の表面に圧接している。また、スクレーパ54は、ハウジング52に固定されたステー58に貼り付けられている。さらに、スクレーパ54で掻き取とした未転写トナーはスパイラル56側に飛散し、スパイラル56によって回収される。
クリーニングブレード55は、取付金具59を介してカバー57に固定されている。また、クリーニングブレード55によって感光体50から除去された未転写トナーは、スパイラル56側に飛散し、スパイラル56によって回収される。
特開2003−098924号公報 特開平11−002996号公報
ところが、上記の如く構成された感光体クリーニング装置51にあっては、クリーニングローラ53によって感光体50をクリーニングする際、転写紙の繊維が感光体50に付着した状態でクリーニングローラ53によって摺擦するため、この転写紙の繊維がクリーニングローラ53に付着する場合がある。
そして、このような転写紙の繊維等のトナー粒子以外の異物がクリーニングローラ53に付着すると、クリーニングローラ53とスクレーパ54との間に噛み込んでしまい、クリーニングローラ53の表面のトナー量が場所によってばらつきが発生し、ひいては感光体50の表面の研磨性能に差異が生じるという問題が生じていた。
また、このような転写紙の繊維等がクリーニングローラ53とスクレーパ54との間に噛み込んで感光体50の摩耗量に差が生じると感度の変化が発生し、最終的には感光体50の表面にできた筋状のトナー像ムラがそのまま転写紙に転写されて転写画像に筋状の濃度むらが発生してしまううえ、感光体50やクリーニングローラ53の劣化の要因となってしまうという問題も生じていた。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、転写紙の繊維等といったトナー粒子よりも大きい粒子が研磨部材と規制部材との間に噛み込むことを抑制することができる感光体クリーニング装置を提供することを目的とする。
本発明の感光体クリーニング装置は、転写紙表面に対する画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去するために前記感光体の表面と接触する研磨部材と、該研磨部材の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材と、該メイン規制部材よりも上流側で前記研磨部材の表面に付着した未転写トナー粒子よりも大きい異物を除去又は起立させるサブ規制部材とを備えていることを特徴とする。
この際、前記サブ規制部材には、前記メイン規制部材によって除去された未転写トナー又は未転写トナー粒子よりも大きい異物を回収方向に飛散させる開口部が設けられていることが好ましく、しかも、前記サブ規制部材は、前記研磨部材に対して略直角に当接するように形成された弾性を有する薄板から構成されていることが好ましい。
また、本発明の感光体クリーニング装置は、転写紙表面に対する画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去するために前記感光体の表面と接触する研磨部材と、該研磨部材の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材と、該メイン規制部材よりも下流側で前記研磨部材の表面を平滑化するサブ規制部材と、を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明の感光体クリーニング装置は、転写紙表面に対する画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去するために前記感光体の表面と接触する研磨部材と、該研磨部材の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材と、該メイン規制部材よりも上流側で前記研磨部材の表面に付着した未転写トナー粒子よりも大きい異物を除去又は起立させるサブ規制部材と、前記メイン規制部材よりも下流側で前記研磨部材の表面を平滑化する第2サブ規制部材と、を備えていることを特徴とする。
また、本発明は上記した何れかの構成からなる感光体クリーニング装置を採用した画像形成装置とすることができる。
本発明の感光体クリーニング装置は、転写紙の繊維等といったトナー粒子よりも大きい粒子が研磨部材と規制部材との間に噛み込むことを抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置を採用した画像形成装置としての複合機の説明図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機1は、装置本体2の前面から引き出し可能な転写紙収納装置3と、複写機・ファクシミリ・スキャナの各種機能として原稿を読み取る際に使用する自動原稿送り装置(ADF)4と、表示画面5を有すると共に各種機能等の設定・選択操作を行う操作部6とを備えている。
尚、この複合機1の形状や構成・機能等は図示例のものに限定されるものではない。また、例えば、ソーター等のオプション機器等の設置を妨げるものではない。
(複合機の内部構成)
また、装置本体2は、その内部に、転写紙収納装置3に収納された転写紙(図示せず)を取り出す取出ローラ7と、この取出ローラ7から排紙トレイ8に至る搬送経路9と、搬送経路9のシート搬送方向上流側から順次配置されたレジストローラ対10,画像形成部11,画像定着部12,排出ローラ対13とを備えている。
(画像形成部11)
画像形成部11は、感光体14と、感光体14の周囲に配置された帯電デバイス15、露光デバイス16、現像デバイス17、転写デバイス18、感光体クリーニング装置19、除電デバイス20を備えている。
これにより、画像形成部11は、感光体14が図示しない駆動手段によって所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動され、その表面が帯電デバイス15によって所定の極性・電位に均一に帯電される。
帯電後の感光体14は、その表面に露光デバイス16によって静電潜像が形成される。ここで、露光デバイス16は、例えば、複写機機能によりADF7を利用してスキャナー部で読み取った印刷データ、ファクシミリ機能により電話回線を通じて受信した印刷データ、プリンタ機能によりネットワーク等の通信回線によって接続されたパーソナルコンピュータ等から出力された印刷データに基づいて、感光体14の表面にレーザー光を照射し、感光体14の表面のレーザー光照射部分の電荷を除去して画像情報に応じた静電潜像を形成する。
そして、感光体14の表面に形成された静電潜像は、現像デバイス17によって電荷を有するトナーが静電的に付着されてトナー像として現像される。さらに、そのトナー像は、転写デバイス18によって転写紙に転写像として転写される。
この際、転写紙にトナー像を転写した感光体14は、感光体クリーニング装置19によって残留トナー等が除去されると共に次の画像形成時の帯電のために除電デバイス20によって除電される。
(実施例1)
図2は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の説明図、図3は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の要部の拡大説明図、図4は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1のサブ規制部材の斜視図、図5は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の変形例1の要部の拡大説明図、図6は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の変形例2の要部の拡大説明図である。
具体的に、感光体クリーニング装置19は、図2に示すように、感光体14に向かって開口部を有した外装を形成するハウジング21と、感光体14の表面を摺擦して清浄にする研磨部材としてのクリーニングローラ22と、クリーニングローラ22の表面に付着したトナーを掻き取るメイン規制部材としてのメインスクレーパ23と、メインスクレーパ23よりもクリーニングローラ22の回転方向上流側に先端が当接するサブ規制部材としてのサブスクレーパ24と、クリーニングローラ22よりも感光体14の移動方向(回転方向)下流側に配置されて感光体14の表面の未転写トナーを完全に除去するためのクリーニングブレード25と、これらクリーニングローラ22,メインスクレーパ23,サブスクレーパ24,クリーニングブレード25によって除去(掻き取り)した未転写トナーを回収するスパイラル26と、を備えている。
クリーニングローラ22はハウジング21に図示しない駆動源を介して回転自在に軸支されている。また、クリーニングローラ22は感光体14の表面に接触しており、感光体14との接触部分において感光体14と同一方向に回転される。この際、クリーニングローラ22の周速度は感光体14の周速度よりも早く(例えば、約1.15〜1.2倍)回転するように制御されている。尚、クリーニングローラ22の駆動源は感光体14の駆動減と同一ものを使用し、その伝達ギヤ(図示せず)のギヤ比等によって両者の回転速度が異なるように設定されている。また、クリーニングローラ22には、例えば、EPDMゴムの発泡体でアスカC硬度55°のものを使用し、直径10mmの金属シャフトの周囲に2.5mmのスポンジ厚を有した構造となっている。尚、クリーニングローラ22はこれに限定するものではなくて、他の材質のゴムや発泡ゴム体であっても良くアスカC硬度が10〜90°の範囲のものを使用するのが好ましい。
メインスクレーパ23は、クリーニングローラ22と感光体14との接触面よりもクリーニングローラ22の回転方向下流側に配置され、クリーニングローラ22の回転方向に対してカウンター方向で先端がクリーニングローラ22の表面に圧接している。また、メインスクレーパ23は、例えば、厚さ0.05mmのSUS304製の弾性プレート等が使用されている。また、メインスクレーパ23は、ハウジング21に固定されたステー27の裏面側に貼り付けられている。さらに、メインスクレーパ23で掻き取とした未転写トナーはスパイラル26側に飛散するようになっている。
サブスクレーパ24はステー27の表面側に貼り付けられている。また、サブスクレーパ24は、弾性を有する薄肉金属板(例えば、SUS板や銅板等)が望ましいが、弾性のある樹脂板等でも良い。さらに、サブスクレーパ24は、図3及び図4に示すように、その先端が屈曲され、これにより、クリーニングローラ22の回転方向上流側に先端が当接する。この際、先端の屈曲角度は、クリーニングローラ22に対する当接周面に対して略直角(法線方向)に当接するように設定されている。尚、その先端の屈曲角度は、クリーニングローラ22に対する当接周面に対してトレール(図5参照)でもカウンター(図6参照)でも良いが、法線方向が望ましい。また、サブスクレーパ24には、メインスクレーパ23の先端に対向する部分に開口部24aが形成されている。この開口部24aは、メインスクレーパ23で除去した未転写トナー又は未転写トナー粒子よりも大きい異物をスパイラル26に向けて貫通(飛散)するのを許容するためのものであるため、その開口径や開口形状は特に限定されるものではない。
クリーニングブレード25は、例えば、JIS硬度が78°のポリウレタンゴム製であって、厚み2mmのものが感光体14の表面に接触した状態で、取付金具28を介してハウジング21に固定されている。また、クリーニングブレード25の自由端長は、材質や厚さによって異なるが、ここでは10mm程度であって、感光体14の表面への食い込み量は1.5mmであり、その接触点において感光体14接線方向に対して22度の角度で取りつけられる。クリーニングブレード25の感光体14側への接触力は5g/mmに設定されている。クリーニングブレード25で感光体14から除去された未転写トナーは、スパイラル26によって回収される。
上記の構成において、感光体14(例えば、φ30mm)は、図示しない駆動源によって所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動され、帯電デバイス15によって所定の極性・電位に均一に表面が帯電された後、パーソナルコンピュータ等から出力された画像データに基づいて露光デバイス16によってレーザー光を照射し、感光体14の表面に静電潜像を形成する。
この感光体14の表面に形成された静電潜像は、現像デバイス17によってトナーが静電的に付着されてトナー像として現像され、転写デバイス18によって転写紙表面に転写像(トナー像)が形成される。
転写紙にトナー像を転写した感光体14は、感光体クリーニング装置19のサブスクレーパ24によって比較的粒子の大きい異物が除去又は起立された後、クリーニングローラ22(例えば、φ14mm)並びにクリーニングブレード25によって表面が研磨・清掃され、感光体14の表面に付着した未転写トナーや未転写トナー粒子よりも大きい異物等が除去される。
この際、クリーニングローラ22の表面に付着した未転写トナーはメインスクレーパ23によって掻き落とされるが、この未転写トナーの粒子よりも大きい転写紙の繊維等の異物は事前にサブスクレーパ24によって感光体14の表面から除去又は毛羽立つように起立(浮きを含む)されていることから、クリーニングローラ22とメインスクレーパ23との間にこれらの異物の食い込みを防止することができる。
このように、本発明にあっては、感光体14を研磨する研磨部材としてのクリーニングローラ22と、このクリーニングローラ22の表面への未転写トナーの付着を規制する規制部材としてのメインスクレーパ23を設けた感光体クリーニング装置19において、感光体14とクリーニングローラ22との接触位置よりも、感光体14の回転方向上流側に感光体14の表面と接触するブラシ状のサブスクレーパ24を配置したことにより、クリーニングローラ22と感光体14とが接触する前に感光体14の表面に付着した転写紙の繊維等のトナー粒子よりも大きい粒子の異物を除去又は起立させることができ、クリーニングローラ22への転写紙の繊維等の異物の付着を防止することができる。
この際、サブスクレーパ24を弾性のある薄肉金属板で形成することにより、回転するクリーニングローラ22の表面に接触するサブスクレーパ24の先端とクリーニングローラ表面の負荷の変動とによりサブスクレーパ24の先端が微小振動するため、クリーニングローラ22に密着した紙粉(繊維)をより効果的に浮かす事ができる。
(実施例2)
図7は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例2の要部の拡大説明図、図8は本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例2の変形例の要部の拡大説明図、図9は従来の感光体クリーニング装置と発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置とを実機搭載した際の画像流れ現象および中間調濃淡ムラの発生状況を比較する図表である。
ところで、上記実施例1の感光体クリーニング装置19では、感光体14とクリーニングローラ22との接触位置よりも、感光体14の回転方向上流側に感光体14の表面と接触するブラシ状のサブスクレーパ24を配置したものを開示したが、例えば、図7に示すように、メインスクレーパ23よりも感光体14の回転方向下流側に感光体14の表面と接触する第2サブ規制部材としての第2サブスクレーパ29を配置しても良い。
第2サブスクレーパ29は、ステー27にブラケット30を介して固定された厚さ4mm前後の発泡ウレタンシート等からなるクッション部31と、クッション部31の弾性によりクリーニングローラ22の表面と面接触するようにクッション部31に設けられた厚さ0.2mmの超高分子量ポリエチレンシート等からなる接触部32と、を備えている。
尚、接触部32は、クリーニングローラ22の表面に付着したトナーや紙の繊維が付着(回収)し難い材料であれば、特に超高分子量ポリエチレンシートに限定されるものではない。
これにより、第2サブスクレーパ29は、メインスクレーパ23によって形成されたクリーニングローラ22の表面トナー層に面接触して表面を平滑化(均す)ことができる。
上記の構成において、クリーニングローラ22と感光体14とのニップでトナーを介在して感光体14の表面を摺擦すると、そのニップ押圧力によりクリーニングローラ22の表面にはトナーが付着する。また、クリーニングローラ22とクリーニングブレード25との間には、感光体14の表面から除去されたトナーの溜まりが存在する。
よって、メインスクレーパ23には多量のトナーが流れてくるが、その状態でも30〜100μmのトナー層を形成するために接触方法をとっている。
これに対し、第2サブスクレーパ29は、メインスクレーパ23によって接触面のトナー融着や紙粉の噛み込みに伴ってトナー層ムラが発生したとしても、第2サブスクレーパ29によってトナー層を平滑化することができる。
尚、図8に示すように、サブスクレーパ24を廃止して、第2サブスクレーパ29のみを配置しても良い。
図9は、従来技術で説明した感光体クリーニング装置51と、サブスクレーパ24を廃止して第2サブスクレーパ29のみを配置(図8に示した)した感光体クリーニング装置19と、をそれぞれ実機搭載して100,000枚の印字実験を行った時の画像流れ現象と中間調画像の濃淡ムラを確認した結果の図表である。
図9に示すように、メインスクレーパ23と第2サブスクレーパ29とを併用した場合には、画像流れ現象および中間調濃淡ムラに対して効果があることがわかる。
ところで、上記実施の形態では、本発明の感光体クリーニング装置19を画像形成装置としての複合機1に適用して説明したが、例えば、プリンタ専用機や複写専用機等の画像形成装置全般に適用することができることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置を採用した画像形成装置としての複合機の説明図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の説明図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の要部の拡大説明図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1のサブ規制部材の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の変形例1の要部の拡大説明図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例1の変形例2の要部の拡大説明図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例2の要部の拡大説明図である。 本発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置における実施例2の変形例の要部の拡大説明図である。 従来の感光体クリーニング装置と発明の一実施形態に係る感光体クリーニング装置とを実機搭載した際の画像流れ現象および中間調濃淡ムラの発生状況を比較する図表である。 従来の感光体クリーニング装置の説明図である。
符号の説明
1…複合機(画像形成装置)
14…感光体
19…感光体クリーニング装置
22…クリーニングローラ(研磨部材)
23…メインスクレーパ(メイン規制部材)
24…サブスクレーパ(サブ規制部材)
24a…開口
29…第2サブスクレーパ(第2サブ規制部材)

Claims (6)

  1. 転写紙表面に対する画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去するために前記感光体の表面と接触する研磨部材と、該研磨部材の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材と、該メイン規制部材よりも上流側で前記研磨部材の表面に付着した未転写トナー粒子よりも大きい異物を除去又は起立させるサブ規制部材と、を備えていることを特徴とする感光体クリーニング装置。
  2. 前記サブ規制部材には、前記メイン規制部材によって除去された未転写トナー又は未転写トナー粒子よりも大きい異物を回収方向に飛散させる開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の感光体クリーニング装置。
  3. 前記サブ規制部材は、前記研磨部材に対して略直角に当接するように形成された弾性を有する薄板から構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の感光体クリーニング装置。
  4. 転写紙表面に対する画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去するために前記感光体の表面と接触する研磨部材と、該研磨部材の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材と、該メイン規制部材よりも下流側で前記研磨部材の表面を平滑化するサブ規制部材と、を備えていることを特徴とする感光体クリーニング装置。
  5. 転写紙表面に対する画像転写後の感光体表面に残留した未転写トナーを除去するために前記感光体の表面と接触する研磨部材と、該研磨部材の表面に付着した未転写トナーを除去するメイン規制部材と、該メイン規制部材よりも上流側で前記研磨部材の表面に付着した未転写トナー粒子よりも大きい異物を除去又は起立させるサブ規制部材と、前記メイン規制部材よりも下流側で前記研磨部材の表面を平滑化する第2サブ規制部材と、を備えていることを特徴とする感光体クリーニング装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の感光体クリーニング装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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