JP2013195945A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置におてい不揮発性メモリ、そのいずれかの中に保存することで、上記のような異常時でも、印刷情報の消失を防止する。
【解決手段】画像形成後の感光体ドラム2上の現像剤を清掃する可撓性清掃部材5が、感光体ドラム2に当接するように設ける。可撓性清掃部材5が可撓性による変形で動く届く範囲内に、感光体ドラム2上を帯電する帯電部材3を設ける。帯電部材3は感光体ドラム2に接触し電圧が印加される接触帯電部材である。画像形成装置に接触帯電部材に流れる電流を検知する手段を設ける。検知される電流値がある閾値以下となる際に異常値と判断する。異常値と判断した際に、画像形成装置を緊急動作停止させる。少なくとも画像形成中にあった一時的に記録されている印刷情報を、画像形成装置内もしくは装置外に設けられた不揮発性メモリのいずれかの中に保存する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の静電複写プロセスによる画像形成装置に関するものである。
近年の電子写真方式の画像形成装置に用いられる感光体には、感光体を帯電させる帯電部材と転写残トナーを清掃する可撓性クリーニングブレードが、感光体に当接して配置されていることが多い。また、装置の小型化が進み、それに伴う省スペース化の要求から、可撓性クリーニングブレードが、何らかの理由で異常な状態となった場合に、帯電部材と干渉するような、配置とせざるをえない場合も多い。
上記のような場合において、可撓性クリーニングブレードが、何らかの理由で異常な状態となった時に、帯電部材と干渉し、帯電部材と感光体が離間してしまうと、画像形成装置から出力される画像は、情報が欠落した全ベタの画像等の異常画像になる。
特開平8−328439号公報(特許文献1)に開示されているように、可撓性クリーニングブレードが、何らかの理由で異常な状態となった際に、可撓性クリーニングブレードの変位状態を検知する手段、あるいは、動作時のトルクを検知する手段によって得られる検知情報を用いて可撓性クリーニングブレードの正常・異常判別をし、異常と判断した際は、画像形成装置を停止状態として、画像障害の発生を防止する技術は既に知られている。
しかし、今までの、可撓性クリーニングブレードが、何らかの理由で異常な状態となった際、可撓性クリーニングブレードの変位状態を検知する手段や動作時のトルクを検知する手段により得られた検知情報から可撓性クリーニングブレードの正常・異常判別をして、異常と判断した場合において、画像形成装置を停止状態とし、リカバリー動作後、画像形成を再開させ、可撓性クリーニングブレードの異常に伴うクリーニング不良に伴うという異常画像発生を防止するという技術では、可撓性クリーニングブレードの異常に伴うクリーニング不良という異常画像の発生を防止することはできても、可撓性クリーニングブレードの異常発生によって副次的に生じてしまった帯電部材の異常状態に伴う異常画像の発生は防止できないという問題があった。
また、副次的に生じてしまった帯電部材の異常状態に伴う異常画像の発生時において、ユーザーの印刷情報の消失の可能性があるという問題もあった。更には、可撓性クリーニングブレードの変位状態を検知する手段を設けるには、そのスペースが必要であり、コンパクト化に対して不都合があるという問題があった。
特開平8−328439には、可撓性清掃部材(クリーニング部材)を用いた画像形成装置において、可撓性清掃部材(クリーニング部材)が異常状態になった際の画像障害発生を防止する目的で、可撓性清掃部材(クリーニング部材)の正常・異常判別手段として、可撓性清掃部材(クリーニング部材)の変位状態を検知する手段と駆動負荷状態を検知する手段を設け、検知情報に基づいて異常と判断した際は、画像形成装置の停止制御、リカバリー制御を行い、画像形成を再開するという制御を行い、画像障害を防止するという内容が開示されている。しかし、それでは、可撓性清掃部材(クリーニング部材)の状態を元の状態に戻せても、帯電部材の状態は不確かであり、帯電部材異常に伴う異常画像が発生してしまう場合がある。更には、帯電部材異常に伴う異常画像を画像形成装置が出力しても、装置は異常動作とは認識しないので、印刷動作完了後の印刷情報の補償が無い状態がありうる。
また、従来の電子写真方式の画像形成装置は、大型サイズのものが多く、可撓性清掃部材が変位した場合の異常現象としては、感光体上トナーのクリーニング不良だけを注目していればよかった。つまり、帯電部材への干渉は考えなくても良かった。さらに、クリーニング不良による異常画像は、印刷情報の消失ということに対して影響は小さく、筋状のノイズが入る程度を想定していれば良かった。
しかし、近年、電子写真方式の画像形成装置のコンパクト化が進み、可撓性クリーニングブレードが変位した時に帯電部材と干渉してしまうような構成配置をとらざるを得ない場合が多くなってきており、このような場合、可撓性清掃部材が変位した場合の異常現象として、上記のクリーニング不良に加えて、帯電部材異常に伴うことも考慮する必要がでてきた。さらに、最近の電子写真方式の画像形成装置は、機能の複合化が進み、FAX、ネットワークを通じた遠隔地からの印刷等のように、印刷指示側と画像形成装置側とが距離的に離れていることも多く、実際に印刷された画像が、正常であるか、そうでないかを随時把握することが難しくなってきた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、可撓性クリーニングブレードと帯電部材とが干渉するような配置で、帯電部材が感光体と接するように設けられた画像形成装置において、可撓性クリーニングブレードが何らかの理由で異常な状態となった場合に、帯電部材の異常状態を検知する手段も設け、その検知情報から異常と判断された場合に、画像形成装置を停止状態とするとともに、少なくとも画像形成中にあった印刷情報と画像形成装置内に一時的に記録されている印刷情報を、画像形成装置内、もしくは、画像形成装置外に設けられた不揮発性メモリ、そのいずれかの中に保存することで、上記のような異常時でも、印刷情報の消失を防止することを目的とする。
請求項1の画像形成装置は、作像手段により移動可能な像担持体に画像形成する画像形成装置であって、該作像手段には、画像形成後の像担持体上の現像剤を清掃する可撓性清掃部材が、像担持体に当接するように設けられ、且つ、該可撓性清掃部材が、その可撓性による変形で動く届く範囲内に、像担持体上を帯電する帯電手段が設けられており、該帯電手段は像担持体に接触し電圧が印加される接触帯電部材であり、更には、該画像形成装置には該接触帯電部材に電圧が印加された際に該接触帯電部材に流れる電流を検知する手段と、検知される電流値がある閾値以下となる際に異常値と判断する制御手段とが設けられ、該制御手段が異常値と判断した際に、該画像形成装置を緊急動作停止させる制御を行うとともに、少なくとも画像形成中にあった印刷情報含む該画像形成装置内に一時的に記録されている印刷情報を、画像形成装置内もしくは、画像形成装置外に設けられた不揮発性メモリ、そのいずれかの中に保存することを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記画像形成装置内に温湿度検知手段が設けられ、検知された温湿度情報に基づいて、前記閾値の値を可変に制御することを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項1または2に記載の画像形成装置であって、感光体の動作線速毎に前記閾値の値を可変に制御することを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、感光体の動作距離に応じて、前記閾値の値を可変に制御することを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段が異常値と判断した際には、ユーザーに対して、視覚的、もしくは、聴覚的に、画像形成装置が異常状態であることを明示することを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段が異常値と判断した際に、不揮発メモリに保存される印刷情報の保存先を、ユーザーに対して、視覚的、もしくは、聴覚的に、明示することを特徴とする。
請求項7の画像形成装置は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記不揮発メモリは画像形成装置の外に設けられ、画像形成装置とは非接触通信で接続されていることを特徴とする。
請求項8の画像生成装置は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段が異常値と判断した際の不揮発メモリに保存される印刷情報が暗号化されていることを特徴とする。
請求項9の画像形成装置は、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、少なくとも像担持体と可撓性清掃部材とを含む一体化されたプロセスカートリッジを含むことを特徴とする。
請求項10の画像形成装置は、請求項9に記載された画像形成装置であって、当該画像形成装置に含まれる着脱可能なプロセスカートリッジには、プロセスカートリッジ情報を記憶する媒体が設けられ、前記制御手段が異常値と判断した際には、前記プロセスカートリッジ情報を記憶する媒体に、少なくとも異常発生履歴を記録することを特徴とする。
請求項1の画像形成装置によれば、可撓性クリーニングブレードの異常時において、可撓性クリーニングブレードと帯電部材とが干渉するような配置関係で、帯電部材が感光体と接するように設けられた画像形成装置において、可撓性クリーニングブレードが何らかの理由で異常な状態となり帯電部材と可撓性クリーニングブレードが干渉し帯電部材が感光体から離間してしまった場合において、所定の電圧が印加された帯電部材に流れる電流を検知し、その検知された値が、所定の閾値以下となった場合に、帯電部材異常と判断し、画像形成を停止させ、少なくとも画像形成中にあった印刷情報と、画像形成装置内に一時的に記録されている印刷予定となっている情報を、画像形成装置内、もしくは、画像形成装置外に設けられた不揮発性メモリ、少なくともそのいずれか一つに保存し、さらに、「画像形成装置が異常状態にあること」と「印刷情報の保存先」をユーザーに明示するので、このような異常時における、ユーザーの印刷情報消失を防止することが可能となる。
請求項2の画像形成装置によれば、請求項1の効果に加えて、異常値判断に対して、画像形成装置が置かれる雰囲気環境による誤差を排除できるようになる。
請求項3の画像形成装置によれば、請求項1または2の効果に加えて、異常値判断に対して、画像形成装置の動作線速による誤差を排除できるようになる。
請求項4の画像形成装置によれば、請求項1乃至3のいずれか一項の効果に加えて、異常値判断に対して、感光体の磨耗による膜厚変動による誤差を排除できるようになる。
請求項5の画像形成装置によれば、請求項1乃至4のいずれか一項の効果に加えて、請求項1または2の効果に加えて、ユーザーに画像形成装置の異常状態情報を明確に伝えることで、障害の拡大を防止できる。
請求項6の画像形成装置によれば、請求項1乃至5のいずれか一項の効果に加えて、ユーザーの印刷情報を探すことが容易になる。
請求項7の画像形成装置によれば、請求項1乃至6のいずれか一項の効果に加えて、異常状態にある画像形成装置から離れたところに、印刷情報を保存できるので、より印刷情報の安全性を保つことができる。
請求項8の画像形成装置によれば、請求項1乃至7のいずれか一項の効果に加えて、印刷情報を保護すると共に外部への漏洩を防止できる。
請求項9の画像形成装置によれば、請求項1乃至8のいずれか一項の効果に加えて、少なくとも像担持体と可撓性清掃部材とを含む部分をプロセスカートリッジとすることで、その部分の画像形成装置への着脱交換が容易となり、画像形成装置の異常発生後における正常復帰が確実且つ容易となる。
請求項10の画像形成装置によれば、請求項1乃至9のいずれか一項の効果に加えて、異常発生したプロセスカートリッジを判別でき、一度異常発生したプロセスカートリッジの使用することを抑制できる。
本発明の実施の形態におけるプロセスカートリッジの断面について説明する図である。 本発明の実施の形態のプロセスカートリッジユニットを備える画像形成装置について説明する図である。 本発明の実施の形態における可撓性清掃部材が正常状態にあることについて説明する図である。 本発明の実施の形態における可撓性清掃部材が異常状態にあることについて説明する図である。 本発明の実施の形態における制御のフローについて説明する図である。
本発明の実施の形態を説明する。本発明は、画像形成装置の構成に際して、以下の特徴を有する。その要点は、可撓性クリーニングブレードの異常時に可撓性クリーニングブレードと帯電部材とが干渉するような配置関係で、帯電部材が感光体と接するように設けられた画像形成装置において、可撓性クリーニングブレードが何らかの理由で異常な状態となり帯電部材と可撓性クリーニングブレードが干渉し帯電部材が感光体から離間してしまった場合に、所定の電圧が印加された帯電部材に流れている電流を検知し、その検知された値が、所定の閾値以下となった場合は、帯電部材異常と判断し、画像形成を停止させ、少なくとも画像形成中にあった印刷情報と、画像形成装置内に一時的に記録されている印刷予定となっている情報を、画像形成装置内、もしくは、画像形成装置外に設けられた不揮発性メモリ、少なくともそのいずれか一つに保存し、さらに、「画像形成装置が異常状態にあること」と「印刷情報の保存先」をユーザーに明示することが特徴になっている。
上記記載の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。図1はプロセスカートリッジの断面について説明する図である。現像装置4は、現像剤を収容する現像剤収容室101と、該現像剤収容室101の下方に設けられた現像剤供給室102とから構成されている。現像剤供給室102の下部には、現像ローラ103と、現像ローラ103に当接して設けられた層規制部材104および供給ローラ105が設けられる。現像ローラ103は感光体ドラム2に接触して配置され、図示しない高圧電源から所定の現像バイアスが印加される。現像剤収容室101内には現像剤攪拌部材106が設けられている。現像剤収容室101と該現像剤供給室102との間には現像剤の供給口114が設けられており、現像剤収容室101から該現像剤供給室102へ現像剤を供給するとともに現像剤が該現像剤供給室102へ過剰に供給されるのを防止している。該現像剤収容室101内の中央部には、現像剤の凝集を防止するためのアジテータ115が回転自在に設けられ、図上において反時計回りの方向に回転している。
供給ローラ105の表面には空孔(セル)を有した構造の発泡材料が被覆されており、現像剤供給室102内に運ばれてきた現像剤を効率よく付着させて取り込むと共に、現像ローラ103との当接部での圧力集中による現像剤劣化を防止している。発泡材料は3乗〜14乗Ωの電気抵抗値に設定される。供給ローラ105には、現像ローラの電位に対して現像剤の帯電極性と同極性にオフセット電圧を供給バイアスとして印加される。この供給バイアスは、現像ローラ103との当接部で予備帯電された現像剤を現像ローラ103に押し付ける方向に作用する。ただし、供給ローラに印加する電圧の極性はこれに限ったものではなく、現像剤の種類によっては現像ローラと同電位もしくは極性を反転させてもよい。供給ローラ105は反時計回りの方向に回転し、表面に付着させた現像剤を現像ローラ103の表面に塗布供給する。
現像ローラ103には、弾性ゴム層を被覆したローラが用いられ、さらに表面には現像剤と逆の極性に帯電し易い材料からなる表面コート層が設けられる。弾性ゴム層は、感光体ドラム2との接触状態を均一に保つ為に、JIS−Aで50度以下の硬度に設定され、さらに現像バイアスを作用させるために3乗〜10乗Ωの電気抵抗値に設定される。表面粗さはRaで0.2〜2.0μmに設定され、必要量の現像剤が表面に保持される。現像ローラ103は反時計回りの方向に回転し、表面に保持した現像剤を層規制部材104および感光体ドラム2との対向位置へと搬送する。
層規制部材104は、SUS304CSPやSUS301CSPまたはリン青銅等の金属板バネ材料を用い、自由端側を現像ローラ103表面に10〜100N/mの押圧力で当接させたもので、その押圧力下を通過した現像剤を薄層化すると共に摩擦帯電によって電荷を付与する。さらに層規制部材104には、摩擦帯電を補助する為に、現像ローラに印加した電位に対して現像剤の帯電極性と同極性にオフセットさせた電圧を規制バイアスとして印加される。
感光体ドラム2は時計回りの方向に回転しており、従って現像ローラ103表面は感光体ドラム2との対向位置において感光体ドラム2の進行方向と同方向に移動する。該現像ローラ103上の薄層化された現像剤は、現像ローラ103の回転によって感光体ドラム2との対向位置へ搬送され、現像ローラ103に印加された現像バイアスと感光体ドラム2上の静電潜像によって形成される潜像電界に応じて、感光体ドラム2表面に移動し現像される。
感光体ドラム2上に現像されずに現像ローラ103上に残された現像剤が再び現像剤供給室102内へと戻る部分には、封止シール109が現像ローラ103に当接して設けられ、現像剤が現像装置外部に漏れ出ないように封止される。
該プロセスカートリッジ1には、粉砕法もしくは重合法により製造されたトナーが充填されている。そのトナーは、外添剤としてシリコンオイルを含有したシリカを用いることも出来る。外添剤としてシリコンオイル含有シリカを用いる効果は、プロセスカートリッジの長寿命化やクリーニング性の向上や転写効率の向上があげられる。
図2は、プロセスカートリッジユニットを備える画像形成装置について説明する図であり、プロセスカートリッジユニットを備える画像形成装置の断面図である。各プロセスカートリッジユニット1は、感光体ドラム2、帯電部材3、現像手段4、およびクリーニング手段5を一体に結合した構成になっている。各プロセスカートリッジユニット1は各々のストッパーを解除することにより交換できる構成になっている。感光体ドラム2は、時計回りに回転している。帯電部材3は、感光体ドラム2の表面に圧接されており、感光体ドラム2の回転により従動回転している。
帯電部材3には帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401により所定のバイアスが印加され、感光体ドラム2の表面を帯電している。本実施例においては、帯電部材3にローラ状の部材を接触させて帯電させる接触帯電方式を用いているが、ブラシ状の部材であっても良い。露光手段6は感光体ドラム2に対して画像情報に基づいて露光し、該感光体ドラム3の表面に静電潜像を形成する。本実施例においては露光手段6にレーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナ方式を用いているがLEDアレイなどを用いる構成でも良い。
現像手段4は一成分接触現像であり、感光体ドラム2上の静電潜像をトナー像として顕像化する。現像手段4には図示しない高圧電源から所定の現像バイアスが供給される。感光体クリーニング手段5は感光体ドラム2表面の転写残トナーのクリーニングを行なう。イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色ごとのプロセスカートリッジユニット1が中間転写ベルト7の移動方向に並列に4個配設され、順に該中間転写ベルト7上に可視像を形成する。一次転写ローラ8と該感光体ドラム2の間では図示しない高圧電源により一次転写バイアスが印加され、感光体ドラム2表面の現像剤の画像を該中間転写ベルト7の表面に転写する。該中間転写ベルト7は、図示されていない駆動モータによって図中の反時計回りに回転駆動されるようになっており、各色の可視像を表面に順次重ねて転写することでフルカラー画像を形成する。形成されたフルカラー画像は、二次転写ローラ9と該中間転写ベルトとの間に所定の電圧を印加することにより転写材である用紙10に転写され、定着装置12にて用紙10の上に転写された現像剤の画像が熱と圧力により定着され出力される。二次転写ローラ9で転写されずに中間転写ベルト7上に残留した現像剤は転写ベルトクリーニング手段11に回収される。
図3は、可撓性清掃部材(クリーニング手段)5が、正常状態にあることについて説明する図であり、正常状態にある感光体周辺の概略構成を示す。可撓性清掃部材固定部材001に可撓性清掃部材5が、片持ちで固定されている。可撓性清掃部材5は、撓んで感光体と当接して配置されており、所定の線圧で感光体と接している。可撓性清掃部材5近傍には、帯電部材3が、所定の押圧で、回転可能に感光体に接するように配置されている。帯電部材3は、感光体の回転に応じて所定の回転数で回転する。帯電部材3には、帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401から、所定のバイアスが印加される。感光体回転中に帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401から所定のバイアスが印加されている際に、帯電部材3に流れる電流が帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401で検知され、検知された値に基づいて画像形成装置運転制御手段501によって、画像形成装置の制御がなされる。
図4は、可撓性清掃部材(クリーニング手段)5が、異常状態にあることについて説明する図であり、異常状態にある感光体周辺の概略構成を示す。可撓性清掃部材固定部材001に可撓性清掃部材5が、片持ちで固定されている。可撓性清掃部材5は、撓んで感光体と当接して配置されており、感光体と接している。図中に示す感光体の回転方向に沿って、可撓性清掃部材5が力を受け、図中に示すような捲れた状態となる。可撓性清掃部材5が捲れると、その近傍にあった感光体と接して配置されていた帯電部材が、可撓性清掃部材5と干渉し、感光体から浮き上がる(離間する)。帯電部材3には、帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401から、所定のバイアスが印加される。感光体回転中に帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401から所定のバイアスが印加されている際に、帯電部材3に流れる電流が帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401で検知され、検知された値に基づいて画像形成装置運転制御手段501によって、画像形成装置の制御がなされる。
図5は、制御のフローについて説明する図である。帯電部材3には、帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401から、所定のバイアスが印加されている。感光体回転中の所定のバイアスが印加されている帯電部材3に流れる電流が、帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401で検知され、検知された値が、所定の閾値より大きい場合は、通常の印刷動作を継続する。反対に、帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置401で検知された値が、所定の閾値以下の場合は、帯電部材3が異常状態であると判断し、画像形成装置運転制御手段501によって、画像形成装置の停止制御がなされる。それに続いて、印刷情報が図中に示さない不揮発メモリ内に保存される。更には、ユーザーに「画像形成装置が異常状態にあること」及び「印刷情報の保存先」が分かるように明示する。その明示する手段は、視覚的、聴覚的な手段のいずれでも良い。
1 プロセスカートリッジユニット
2 感光体ドラム
3 帯電部材
4 現像装置(現像手段)
5 可撓性清掃部材(クリーニング手段)
6 露光手段
7 中間転写ベルト
8 一次転写ローラ
9 二次転写ローラ
10 用紙
11 転写ベルトクリーニング手段
12 定着装置
101 現像剤収容室
102 現像剤供給室
103 現像ローラ
104 層規制部材
105 供給ローラ
106 現像剤攪拌部材
114 現像剤の供給口
115 アジテータ
109 封止シール
401 帯電印加バイアス出力装置兼帯電電流検出装置
501 画像形成装置運転制御手段
特開平8−328439号公報

Claims (10)

  1. 作像手段により移動可能な像担持体に画像形成する画像形成装置であって、
    該作像手段には、画像形成後の像担持体上の現像剤を清掃する可撓性清掃部材が、像担持体に当接するように設けられ、且つ、該可撓性清掃部材が、その可撓性による変形で動く届く範囲内に、像担持体上を帯電する帯電手段が設けられており、
    該帯電手段は像担持体に接触し電圧が印加される接触帯電部材であり、
    更には、該画像形成装置には該接触帯電部材に電圧が印加された際に該接触帯電部材に流れる電流を検知する手段と、
    検知される電流値がある閾値以下となる際に異常値と判断する制御手段とが設けられ、該制御手段が異常値と判断した際に、該画像形成装置を緊急動作停止させる制御を行うとともに、少なくとも画像形成中にあった印刷情報含む該画像形成装置内に一時的に記録されている印刷情報を、画像形成装置内もしくは、画像形成装置外に設けられた不揮発性メモリ、そのいずれかの中に保存することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、前記画像形成装置内に温湿度検知手段が設けられ、検知された温湿度情報に基づいて、前記閾値の値を可変に制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、感光体の動作線速毎に前記閾値の値を可変に制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、感光体の動作距離に応じて、前記閾値の値を可変に制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段が異常値と判断した際には、ユーザーに対して、視覚的、もしくは、聴覚的に、画像形成装置が異常状態であることを明示することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段が異常値と判断した際に、不揮発メモリに保存される印刷情報の保存先を、ユーザーに対して、視覚的、もしくは、聴覚的に、明示することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記不揮発メモリは画像形成装置の外に設けられ、画像形成装置とは非接触通信で接続されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記制御手段が異常値と判断した際の不揮発メモリに保存される印刷情報が暗号化されていることを特徴とする画像生成装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、少なくとも像担持体と可撓性清掃部材とを含む一体化されたプロセスカートリッジを含むことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載された画像形成装置であって、当該画像形成装置に含まれる着脱可能なプロセスカートリッジには、プロセスカートリッジ情報を記憶する媒体が設けられ、前記制御手段が異常値と判断した際には、前記プロセスカートリッジ情報を記憶する媒体に、少なくとも異常発生履歴を記録することを特徴とする画像形成装置。
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