JP2016132775A - インクジェット用インク組成物及び印刷物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性に優れる印刷物を得るためのインクを提供する。
【解決手段】本発明のインクは、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、中空粒子及び光硬化性化合物を混合したものの粘度を低下させる量の溶媒を含む。
【選択図】なし

Description

本発明はインクジェット用インク組成物及び印刷物の製造方法に関する。
特許文献1には中空樹脂粒子を含むインク組成物が記載されている。
特開2010−31196号公報(2010年2月12日公開)
酸化チタンは白色の色材として用いられ得るが、沈降してしまう。そのため、中空粒子を白色の色材を用いることがある。
しかし、中空粒子及び光の照射によって重合して硬化するモノマーを含むインクを使用すると、得られる印刷物の耐久性が悪いという問題がある。例えば、印刷画像が劣化するなどの問題が生じることがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、耐久性に優れる印刷物を得るためのインクを提供する。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した。その結果、インクに含まれるモノマーが中空粒子の内部に侵入してしまい、光の照射を受けず、硬化しないまま残存してしまうことを見出した。そして、残存したモノマーが時間の経過に伴って流出して、印刷面を侵しているという全く新たな知見を得た。本発明は、このような全く新たな知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明に係るインクジェット用インク組成物は、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、上記中空粒子及び上記光硬化性化合物を混合したものの粘度を低下させる量の溶媒、を含むことを特徴としている。
溶媒を含むことで、分子量の大きな光硬化性化合物を採用することができる。光硬化性樹脂の分子量を大きくすると粘性が高くなり、インクジェット印刷装置に用いる場合に目詰まりを起こす等の問題が生じ得る。しかし、溶媒を含むことで、粘性を低く抑え、分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることができる。
分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることで、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して、残存することを防ぐことができる。つまり、中空粒子を構成する樹脂分子間の隙間から、未硬化の光硬化性化合物が侵入する可能性があるが、分子量が大きければ大きいほど、体積も大きくなる傾向にあるため、隙間から入りにくくなる。よって、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内部に侵入しにくいインクとなる。
また、本発明に係るヘッドを加熱して吐出するためのインクジェット用インク組成物は、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、を含むことを特徴としている。
ヘッドを加熱することで、分子量の大きな光硬化性化合物を採用することができる。つまり、光硬化性樹脂の分子量を大きくすると粘性が高くなり、インクジェット印刷装置に用いる場合に目詰まりを起こす等の問題が生じ得る。しかし、ヘッドを加熱することで、粘度を低く抑え、分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることができる。
分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることで、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して、残存することを防ぐことができる。つまり、中空粒子を構成する樹脂分子間の隙間から、未硬化の光硬化性化合物が侵入する可能性があるが、分子量が大きければ大きいほど、体積も大きくなる傾向にあるため、隙間から入りにくくなる。よって、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内部に侵入しにくいインクとなる。
また、本発明に係るインクジェット用インク組成物は、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、含み、上記樹脂層は、孔径が上記光硬化性化合物の分子長未満である多孔質状であることを特徴としている。
上記構成によれば、光硬化性化合物が中空粒子内に侵入し難い。よって、未硬化の光硬化性化合物が、硬化しないまま中空粒子中に残存してしまい、その後、流出して印刷面を侵すことを防ぐことができる。よって、耐久性に優れる印刷物を得ることができる。そのため、例えば、ポスター、看板等のように耐久性が必要とされる様々な印刷物に利用することができる。
本発明に係るインクジェット用インク組成物では、光重合開始剤をさらに含み、上記中空粒子、上記光硬化性化合物及び上記光重合開始剤を混合したものの粘度が25℃の環境下で20mPa・sec以上であり、上記溶媒の量は、当該粘度を、25℃の環境下で3mPa・sec以上、18mPa・sec以下にする量であることがより好ましい。
中空粒子中に侵入し難い、分子の大きな光硬化性化合物を採用するために、粘度が20mPa・sec以上と高くなるものであっても、インクジェット印刷機のヘッドから吐出するために好適な粘度である3mPa・sec以上、18mPa・sec以下に希釈してあることで、インクジェット印刷に好適に用いることができる。そして、耐久性に優れる印刷物を製造可能なインクジェット用インク組成物を提供できる。
本発明に係るインクジェット用インク組成物では、上記孔径は上記分子長の1/2未満であることがより好ましい。
上記構成によれば、光硬化性化合物が中空粒子内に侵入することを、より抑制することができる。よって、耐久性により優れる印刷物を得ることができる。また、印刷物の安全性をより高めることができる。例えば、玩具、ストラップ等、子供が口に入れる危険度の高い物品の塗装等にも用いることができる。
本発明に係るインクジェット用インク組成物では、溶媒をさらに含むことがより好ましい。
溶媒を含むことで、分子量の大きな光硬化性化合物を採用することができる。光硬化性樹脂の分子量を大きくすると粘性が高くなり、インクジェット印刷装置に用いる場合に目詰まりを起こす等の問題が生じ得る。しかし、溶媒を含むことで、粘性を低く抑え、分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることができる。
分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることで、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して、残存することを防ぐことができる。つまり、中空粒子を構成する樹脂分子間の隙間から、未硬化の光硬化性化合物が侵入する可能性があるが、分子量が大きければ大きいほど、体積も大きくなる傾向にあるため、隙間から入りにくくなる。よって、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内部に侵入しにくいインクとなる。
本発明に係るインクジェット用インク組成物では、上記中空粒子が、第1の樹脂から形成される外殻層及び第2の樹脂から形成される内壁層を備えることがより好ましい。
少なくとも外殻層及び内壁層の2層を備えることで、未硬化の光硬化性化合物が、中空粒子の内部に侵入し難くなる。外殻層及び内壁層における樹脂分子間の隙間の一部が、他方の層の表面で覆われるからである。未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して残存することを防ぐことにより、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に残存することによるリスクを抑制することができる。
本発明に係るインクジェット用インク組成物では、上記中空粒子を形成する樹脂はスチレン−アクリル樹脂及びスチレン−アクリル樹脂の架橋物から選ばれる少なくとも1種であり、上記光硬化性化合物はアクリルアミドであることがより好ましい。
上記中空粒子を形成する樹脂の分子間の隙間の径は、上記光硬化性化合物に対して小さいため、当該光硬化性化合物が当該隙間に侵入しにくくなる。未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して残存することを防ぐことにより、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に残存することによるリスクを抑制することができる。
本発明に係るインクジェット用インク組成物では、上記光硬化性化合物はN−ジメチルアクリルアミド、N−ジエチルアクリルアミド及びN−ヒドロキシエチルアクリルアミドから選ばれる少なくとも1つであり、上記孔径が1nm以下であることがより好ましい。
上記構成によれば、光硬化性に優れ、かつ、得られる印刷物の耐久性により優れるインク組成物を提供することができる。
また、本発明に係る印刷物の製造方法では、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、を含むインクジェット用インク組成物を用いて、ヘッドを加熱して吐出することを特徴としている。
ヘッドを加熱することで、分子量の大きな光硬化性化合物を採用することができる。つまり、光硬化性樹脂の分子量を大きくすると粘性が高くなり、インクジェット印刷装置に用いる場合に目詰まりを起こす等の問題が生じ得る。しかし、ヘッドを加熱することで、粘度を低く抑え、分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることができる。
分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることで、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して、残存することを防ぐことができる。つまり、中空粒子を構成する樹脂分子間の隙間から、未硬化の光硬化性化合物が侵入する可能性があるが、分子量が大きければ大きいほど、体積も大きくなる傾向にあるため、隙間から入りにくくなる。よって、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内部に侵入しにくいインクとなる。
本発明によれば、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内部に侵入しにくく、得られる印刷物が耐久性に優れるインク組成物を提供できるという効果を奏する。
本発明に係るインクジェット用インク組成物に含まれる中空粒子の一例の構造を示す模式図である。
<インクジェット用インク組成物>
本発明に係るインクジェット用インク組成物の一つは、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、上記中空粒子及び上記光硬化性化合物を混合したものの粘度を低下させる量の溶媒、を含んでいる。
また、本発明に係るインクジェット用インク組成物の一つは、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、を含んでおり、ヘッドを加熱して吐出するためのものである。
また、本発明に係るインクジェット用インク組成物の一つは、内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、含み、上記樹脂層は、孔径が上記光硬化性化合物の分子長未満である多孔質状である。光硬化性化合物が中空粒子内に侵入し難いため、未硬化の光硬化性化合物が硬化しないまま中空粒子中に残存してしまい、その後、流出して印刷面を侵すことを防ぐことができる。よって、耐久性に優れる印刷物を得ることができる。そのため、例えば、ポスター、看板等のように耐久性が必要とされる様々な印刷物に利用することができる。
本明細書において「光硬化性化合物の分子長」とは、当該光硬化性化合物の分子構造のある端からある端までの長さのうち、最も長い長さをいう。分子長は、分子構造式及び各結合長の合計から算出することができる。例えば、構成する分子の長さが最長となるときの端の原子から他端の原子までの各原子間の長さを足すことで算出する。
〔中空粒子〕
本発明に係るインクジェット用インク組成物に含まれる中空粒子は、内部に空間が形成された樹脂層を備える、多孔質状の粒子である。例えば、膜状の樹脂層の内部が空隙になっている構造を有している。
本発明では、未硬化の光硬化性化合物が、中空粒子の表面の孔から内部の空間に侵入することを防ぐ。
中空粒子の表面の孔径は、当該インク組成物に含まれる光硬化性化合物の分子長未満であることがより好ましい。光硬化性化合物であるモノマーが中空粒子中に侵入することを十分に防ぐことができるため、耐久性に優れた印刷物を得ることができる。そのため、例えば、ポスター、看板等のように耐久性が必要とされる様々な印刷物に利用することができる。
また、中空粒子の表面の孔径は、当該インク組成物に含まれる光硬化性化合物の分子長の1/2未満であることがより好ましい。光硬化性化合物が中空粒子内に侵入することを、より抑制することができる。よって、耐久性により優れる印刷物を得ることができる。また、印刷物の安全性をより高めることができる。例えば、玩具、ストラップ等、子供が口に入れる危険度の高い物品の塗装等にも用いることができる。
孔径の具体的な数値としては、例えば、中空粒子の孔径としては、0.1nm以上が好ましい。また、5μm以下が好ましく、3μm以下がより好ましく、2μm以下がさらに好ましく、200nm以下が特に好ましく、1nm以下が最も好ましい。
また、中空粒子は中が空間になっているため比重が軽く沈殿しにくい。よって、顔料が沈殿しにくい光硬化性インクを提供できる。なお、中空粒子外装の光の乱反射により白色が得られるため、白色インクとして好適に使用できる。
また、インクの顔料である中空粒子が沈殿し難いことによって次の利点がある。まず、従来は、顔料の沈殿を防ぐため、印刷装置がインクを循環する機構を備えるものがあるが、このような機構が不要になる。また、ヘッド内でのインクの顔料の沈殿を防ぐため、また、沈殿した顔料を排出するため、印刷以外の時に、インクを吐出してヘッド内のインクをリフレッシュすることがあるが、このような吐出が不要になるため、無駄になるインクの量を削減することができる。
中空粒子の材料は特に限定されないが、例えば樹脂によって形成され得る。中空粒子を形成するための樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂等が挙げられる。
中でも、スチレン−アクリル樹脂が好ましい。また、スチレン−アクリル樹脂は架橋されていてもよい。これらの材料によって中空粒子を形成すると、その表面の孔の径がより小さいため、未硬化の光硬化性化合物による侵入をより防ぐことができる。
また、中空粒子を形成する樹脂はスチレン−アクリル樹脂及びスチレン−アクリル樹脂の架橋物から選ばれる少なくとも1種であり、光硬化性化合物はアクリルアミドであることがより好ましい。これらの樹脂により形成される中空粒子の分子間の隙間の径は、これらの光硬化性化合物に対して小さいため、当該光硬化性化合物が当該隙間に侵入しにくくなる。
また、本発明に係るインクジェット用インク組成物の一側面において、中空粒子は、第1の樹脂から形成される外殻層及び第2の樹脂から形成される内壁層を備えることがより好ましい。外殻層の隙間を内壁層が塞ぐことにより、未硬化の光硬化性化合物の侵入を防ぐことができる。
第1の樹脂としては、例えば、上述の中空粒子を構成する樹脂として例示したように、アクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレン−アクリル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂等が好ましく、中でも、スチレン−アクリル樹脂が好ましい。また、スチレン−アクリル樹脂は架橋されていてもよい。また、例えば、JSR社製のSX8782(D)及びSX866(B)を好適に採用できる。
第2の樹脂としては、第1の樹脂と異なる材質のものであってもよく、同じ材質のものであってもよい。同じ材質のものであっても、第1の樹脂で中空構造を形成した後に、中空に第2の樹脂による内壁層を形成することによって、外殻層の隙間と内壁層の隙間とで、内壁層の内側に、未硬化の光硬化性化合物が侵入し難くなる。
また、第2の樹脂の具体例としては、例えば、樹脂の屈折率および溶解性の観点から、好ましくはフッ素系樹脂(例えば、ポリテトラフルオロエチレン、テフロン(登録商標)、サイトップ(旭硝子社製))、アクリル酸系樹脂(例えば、ポリアクリル酸樹脂、ポリアクリル酸ナトリウム樹脂)、メタクリル酸系樹脂(例えば、ポリメチルメタクリル酸樹脂)、スチレン系樹脂(例えば、ポリスチレン樹脂)、およびポリカーボネート系樹脂(例えば、ポリカーボネート樹脂)からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、より好ましくは、サイトップ(旭硝子社製)等の非晶質フッ素系樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
また、外殻層と内壁層とが密着している場合には、外殻層及び内壁層における樹脂分子間の隙間の一部が、他方の層の表面で覆われる。また、例えば、外殻層と内壁層との間に隙間が有っても、外殻層及び内壁層の2層によって、内壁層の中に未硬化の光硬化性化合物が侵入し難くなる。
このような外殻層及び内壁層を備える中空粒子としては、例えば、上記特許文献1(特開2010−31196号公報)に記載の方法等によって好適に製造することができる。
また、中空粒子の表面の孔径が0.1nm以上、1nm以下であり、光硬化性化合物の分子長が例えば1nm以上、5μm以下であることがより好ましい。中空粒子を構成する樹脂の分子間の隙間の径と、上記光硬化性化合物の長さ方向の分子長とがこの関係にあれば、当該光硬化性化合物の大きさは当該隙間の径に対して大きいため、当該光硬化性化合物が当該隙間に侵入しにくくなる。
また、中空粒子の大きさについては、所望の色等に応じて様々なものを採用できるが、例えば、0.2μm以上が好ましく、0.4μm以上がより好ましく、また、1.1μm以下が好ましく、1.0μm以下がより好ましく、0.8μm以下がさらに好ましい。0.2μm以上とすることで良好な色合い(例えば白)を得ることができる。1.1μm以下とすることで、粒子の沈降を抑制し、良好な分散性を得ることができる。
また、上述の中空粒子の大きさの記載は、中空粒子が外殻層と内壁層とを備える形態である場合においては、外殻層についての説明である。内壁層の大きさについては、外殻層の中に入る大きさであればよい。
ここで、図1を用いて本発明に係るインクジェット用インク組成物に含まれる中空粒子の構造について説明する。図1は本発明に係るインクジェット用インク組成物に含まれる中空粒子の一例の構造を示す模式図である。
図1の(a)に示すように、中空粒子の一例である中空粒子10は、外殻層1及び内壁層2を備えている。内壁層2の内側が空隙となっている。外殻層1と内壁層2とは密着しているため、外殻層1及び内壁層2における樹脂分子間の隙間の一部が、他方の層の表面で覆われる。そのため、当該空隙に未硬化の光硬化性化合物が侵入し難い。
また、図1の(b)に示すように、中空粒子の一例である中空粒子11は、外殻層1’及び内壁層2’を備えている。内壁層2’の内側が空隙となっている。外殻層1’と内壁層2’とは密着しておらず、間に隙間が形成されている。このような形態の場合、外殻層1’及び内壁層2’の2層によって、内壁層の中に未硬化の光硬化性化合物が侵入し難くなる。
〔光硬化性化合物〕
本発明に係るインクジェット用インク組成物に含まれる光硬化性化合物は、光の照射を受けることで硬化するものであればよい。例えば、紫外線の照射により重合する硬化型モノマー及び硬化型オリゴマーが挙げられる。硬化型モノマーとしては、例えば、低粘度アクリルモノマー、ビニルエーテル類、オキセタン系モノマー又は環状脂肪族エポキシモノマー等が挙げられる。硬化型オリゴマーとしては、例えば、アクリル系オリゴマーが挙げられる。
中でも、アクリルアミドが好ましくが、N−ジメチルアクリルアミド、N−ジエチルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミドがより好ましい。これらは単独でインク組成物に含まれていてもよく、複数種が混合されて含まれていてもよい。分子が大きいため、中空粒子の表面の孔に侵入しにくいからである。
なお、N−ジメチルアクリルアミド、N−ジエチルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミドは、分子長が1nm以下であることから、光硬化性化合物としてこれらのアクリルアミドを採用する場合、中空粒子の表面の孔径が1nm以下であることがより好ましい。
また、上述のように、中空粒子を形成する樹脂はスチレン−アクリル樹脂及びスチレン−アクリル樹脂の架橋物から選ばれる少なくとも1種であり、光硬化性化合物はアクリルアミドであることがより好ましい。これらの樹脂により形成される中空粒子の分子間の隙間の径は、これらの光硬化性化合物に対して小さいため、当該光硬化性化合物が当該隙間に侵入しにくくなる。
〔溶媒〕
本発明に係るインクジェット用インク組成物は溶媒をさらに含むことが好ましい。溶媒の具体例としては、特に限定されず、様々な溶媒を採用し得る。
溶媒を含むことで、分子量の大きな光硬化性化合物を採用することができる。光硬化性樹脂の分子量を大きくすると粘性が高くなり、インクジェット印刷装置に用いる場合に目詰まりを起こす等の問題が生じ得る。しかし、溶媒を含むことで、粘性を低く抑え、分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることができる。
重量平均分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることで、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して、残存することを防ぐことができる。つまり、中空粒子を構成する樹脂分子間の隙間から、未硬化の光硬化性化合物が侵入する可能性があるが、分子量が大きいものは体積も大きいものが多いため、隙間から入りにくくなる。未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に残存すると、得られる印刷物から外部に滲出してしまい、人体に悪影響を及ぼすリスクがある。しかし、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内に侵入して残存することを防ぐことにより、このリスクを抑制することができる。
なお、溶媒が中空粒子の内部に侵入することが考えられる。ただし、溶媒が中空粒子の内部に侵入して残存しても、印刷物を乾燥する際に揮発して放出される。
ソルベントUVインクに含まれる有機溶媒としては、光硬化性化合物を溶解すものであればよい。例えば、炭化水素系溶剤、アルコール類、エステル系溶剤、エーテル系溶剤、ケトン系溶剤、グリコール誘導体が挙げられる。
グリコール誘導体としては、例えば、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールモノエチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールモノブチルエーテルプロピオネート、ジエチレング
リコールモノメチルエーテルプロピオネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルプロピオネート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルプロピオネート、プロピレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルプロピオネート、エチレングリコールモノメチルエーテルブチレート、エチレングリコールモノエチルエーテルブチレート、エチレングリコールモノブチルエーテルブチレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルブチレート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルブチレート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルブチレート、プロピレングリコールモノメチルエーテルブチレート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルブチレート等のグリコールエーテル類、グリコールエーテルアセテート類が挙げられる。
炭化水素系溶剤としては、例えば、芳香族炭化水素系溶剤、塩化炭化水素系溶剤、脂環式炭化水素系溶媒、脂肪族炭化水素系溶媒が挙げられ、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、エチルベンゼンなどが挙げられる。
エステル系溶剤としては、例えば、ギ酸プロピル、ギ酸−n−ブチル、ギ酸イソブチル、ギ酸アミル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸第二ブチル、酢酸−n−アミル、酢酸イソアミル、酢酸メチルイソアミル、酢酸第二ヘキシル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸−n−ブチル、酪酸メチル、酪酸エチル、乳酸メチル、γ−ブチロラクトンなどが挙げられる。
ケトン系溶剤としては、例えば、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、エチル−n−ブチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、メシチルオキシドなどが挙げられる。
上述した各溶媒は、使用する浸透防止剤の溶解性、インクの吐出安定性、及び、目的とする被記録媒体上におけるインクの乾燥性を考慮して、1種を単独で用いてもよく、沸点の異なる2種類以上の溶媒を任意で組み合わせて用いてもよい。
溶媒の含有量は、中空粒子及び光硬化性化合物を混合したものの粘度を低下させる量であることがより好ましく、中空粒子、光硬化性化合物及び光重合開始剤を混合したものの粘度が25℃の環境下で20mPa・secであるとき、当該粘度を25℃の環境下で3mPa・sec以上、18mPa・sec以下にする量がより好ましい。また、例えば、インク組成物全体に対して、10重量%以上、90重量%以下であることが好ましく、40重量%以上、80重量%以下であることがより好ましい。
〔その他の成分〕
本発明に係るインクジェット用インク組成物は、紫外線硬化型化合物、金属粒子及び溶媒以外に、本発明に係るインクジェット用インク組成物の特性を損なわない範囲において、その他の成分をさらに含んでいてもよい。その他の成分としては、例えば、光重合開始剤、連鎖移動剤、レベリング剤、分散剤、浸透促進剤、保湿剤、定着剤、防黴剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、増粘剤、増感剤(増感色素)、安定剤、着色剤(金属粒子以外)、沈降防止剤、光安定剤等の各種添加剤が挙げられる。光安定剤としては、例えばヒンダート・アミン系光安定剤が挙げられる。
光重合開始剤としては、例えば、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(モルフォリノフェニル)−ブタノン−1、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)フェニルフォスフィンオキサイド、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン等が挙げられる。これらは1種で用いてもよく、複数種で用いてもよい。
連鎖移動剤としては、例えば、2−メルカプトベンゾチアゾール、γ−メルカプトキシプロピルトリメトキシシラン、2,4−ジフェニル−4−メチルペンテン等が挙げられる。
〔用途〕
本発明に係るインクジェット用インク組成物は、特に溶媒を含まない態様において、ヘッドを加熱して吐出する用途に用いることが好ましい。
インクジェット装置のヘッドを加熱することで、分子量の大きな光硬化性化合物を採用することができる。つまり、光硬化性樹脂の分子量を大きくすると粘性が高くなり、インクジェット印刷装置に用いる場合に目詰まりを起こす等の問題が生じ得る。しかし、ヘッドを加熱することで、粘度を低く抑え、分子量の大きな光硬化性樹脂を用いることができ、未硬化の光硬化性化合物が中空粒子内部に侵入しにくいインクとなる。
ヘッドの加熱温度は、インクの組成、目的とする粘度等に応じて適宜設定すればよく、例えば、15℃以上、60℃以下が好ましい。
なお、ヘッドを過度に加熱すると、インクジェット印刷装置自体に損傷を与えたり、インクを揮発させたり、成分を劣化させたりすることがある。このように、ヘッドの加熱温度として許容される閾値以上の加熱を行なわないと、粘度が十分に下がらない成分である場合には、溶媒を加えて粘度調整を行なうことがより好ましい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、インクジェット印刷等の印刷分野に利用することができる。
1、1’ 外殻層
2、2’ 内壁層
10、11 中空粒子

Claims (10)

  1. 内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、
    光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、
    上記中空粒子及び上記光硬化性化合物を混合したものの粘度を低下させる量の溶媒、
    を含むことを特徴とするインクジェット用インク組成物。
  2. 内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、
    光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、を含むことを特徴とするヘッドを加熱して吐出するためのインクジェット用インク組成物。
  3. 内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、
    光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、を含み、
    上記樹脂層は、孔径が上記光硬化性化合物の分子長未満である多孔質状であることを特徴とするインクジェット用インク組成物。
  4. 光重合開始剤をさらに含み、
    上記中空粒子、上記光硬化性化合物及び上記光重合開始剤を混合したものの粘度が25℃の環境下で20mPa・secであり、
    上記溶媒の量は、当該粘度を、25℃の環境下で3mPa・sec以上、18mPa・sec以下にする量であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット用インク組成物。
  5. 上記孔径は上記分子長の1/2未満であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット用インク組成物。
  6. 溶媒をさらに含むことを特徴とする請求項2、3又は5に記載のインクジェット用インク組成物。
  7. 上記樹脂層が、第1の樹脂から形成される外殻層及び第2の樹脂から形成される内壁層を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物。
  8. 上記中空粒子を形成する樹脂はスチレン−アクリル樹脂及びスチレン−アクリル樹脂の架橋物から選ばれる少なくとも1種であり、上記光硬化性化合物はアクリルアミドであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物。
  9. 上記光硬化性化合物はN−ジメチルアクリルアミド、N−ジエチルアクリルアミド及びN−ヒドロキシエチルアクリルアミドから選ばれる少なくとも1つであり、上記樹脂層は1nm以下の径の孔が形成されている多孔質状のものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のインクジェット用インク組成物。
  10. 内部に空間が形成された樹脂層を備える中空粒子、光が照射されることで硬化する光硬化性化合物、を含むインクジェット用インク組成物を用いて、ヘッドを加熱して吐出することを特徴とする印刷物の製造方法。
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