JP2016132521A - 荷役装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品をより確実に把持することができる荷役装置を提供する。【解決手段】一実施形態に係る荷役装置は、把持部、駆動部、物品認識部、把持認識部、判断部及び制御部を備える。把持部は、物品を把持する。駆動部は、前記把持部を移動させる。物品認識部は、保管領域に配置される前記物品の状態を認識する。把持認識部は、前記把持部の把持状態を認識する。判断部は、前記把持認識部の認識結果に基づいて、前記把持状態が安定か不安定かを判断する。制御部は、前記把持部及び前記駆動部を制御するものであって、前記物品認識部の認識結果に基づいて決定される把持位置で前記把持部が前記物品を把持する第1把持動作を制御し、前記把持状態が不安定と判断された場合に、把持位置を変更した上で前記把持部が前記物品を把持し直す第2把持動作を制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、荷役装置に関する。
物品の荷役作業は重労働であり、近年では人材確保が難しくなっている。このため、デパレタイジングなどの荷下ろし作業の自動化が求められている。荷下ろし作業を行う従来の荷役装置では、一度に広範囲の情報を取得可能な画像センサなどの光学センサが荷下ろし対象の物品を認識するために使用される。しかしながら、物品が複雑な柄を持つ場合、隙間なくぴったりと接触して物品が配置されている場合、紐や張り紙などの障害物が物品のエッジを隠している場合などには、光学センサの特性上、正確な認識を行うことができない。不正確な認識結果に基づいて物品の把持を行うと、把持に失敗することがある。
特開平9−239682号公報 特開2010−247959号公報
本発明が解決しようとする課題は、物品をより確実に把持することができる荷役装置を提供することである。
一実施形態に係る荷役装置は、把持部、駆動部、物品認識部、把持認識部、判断部及び制御部を備える。把持部は、物品を把持する。駆動部は、前記把持部に接続され、前記把持部を移動させる。物品認識部は、保管領域に配置される前記物品の状態を認識する。把持認識部は、前記把持部の把持状態を認識する。判断部は、前記把持認識部の認識結果に基づいて、前記把持状態が安定か不安定かを判断する。制御部は、前記把持部及び前記駆動部を制御するものであって、前記物品認識部の認識結果に基づいて決定される把持位置で前記把持部が前記物品を把持する第1把持動作を制御し、前記把持状態が不安定と判断された場合に、把持位置を変更した上で前記把持部が前記物品を把持し直す第2把持動作を制御する。
第1の実施形態に係る荷役装置の機械構造を示す側面図。 第1の実施形態に係る荷役装置の制御系を示すブロック図。 積み山の上面を形成する物品を検出する方法例を示す図。 図3に示した検出方法に利用する面選択方法例を示す図。 物品認識部が出力する認識結果の一例を示す図。 物品認識部が出力する認識結果の他の例を示す図。 物品認識部が出力する認識結果のさらに他の例を示す図。 把持部に4つの吸盤が設けられる場合において把持認識部が出力する認識結果の一例を示す図。 把持部に4つの吸盤が設けられる場合において把持認識部が出力する認識結果の他の例を示す図。 把持部に8つの吸盤が設けられる場合において把持認識部が出力する認識結果の一例を示す図。 把持部に8つの吸盤が設けられる場合において把持認識部が出力する認識結果の他の例を示す図。 第1の実施形態に係る荷役装置の処理手順例を示すフローチャート。 第1の実施形態の変形例に係る荷役装置の処理手順例を示すフローチャート。 保管領域の一例を示す図。 把持部の把持面を示す図。 第1の実施形態の変形例に係る第1把持動作の第1例を示すフローチャート。 第1の実施形態の変形例に係る第1把持動作の第1例を示すフローチャート。 第1の実施形態の変形例に係る第1把持動作の第2例を説明する図。 第2の実施形態に係る荷役装置の機械構造を示す側面図。 第2の実施形態に係る荷役装置の制御系を示すブロック図。 第2の実施形態に係る把持部の把持状態が安定か不安定かを判断する方法例を説明する図。 第2の実施形態に係る把持部の把持状態が安定か不安定かを判断する方法例を説明する図。 第2の実施形態に係るに係る荷役装置の動作例を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る荷役装置の機械構造を示す側面図。 第3の実施形態に係る荷役装置の動作例を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら種々の実施形態を説明する。実施形態は、保管領域から荷下ろし領域に物品を移送する荷役装置に関する。以下の実施形態では、同一の番号を付した要素については同様の動作を行なうものとして、重ねての説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る荷役装置100の機械構造を概略的に示す側面図であり、図2は、第1の実施形態に係る荷役装置100の制御系を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、物品151が保管領域としてのパレット150上に積み重ねられており、荷役装置100は、上方からアプローチして物品151を1つずつ把持し、荷下ろし領域(図示せず)に移送する。荷下ろし領域は、例えば、作業台又はコンベア装置であり得る。パレット150上に積み重ねられた物品151全体を積み山(stack)とも称する。荷役装置100は、物品151を把持する把持部107と、把持部107に接続され、把持部107を移動させる駆動部102と、を備える。
把持部107は、吸着により物品151を把持する。具体的には、把持部107は、図示しない真空ポンプに連結された複数の吸盤(吸着パッドとも称する)108を備える。把持部107は、吸盤108の姿勢を変更するために2つの回転関節を備える。駆動部102は、3軸直動機構である。具体的には、駆動部102は、ベース103と、第1方向に移動可能にベース103に支持された直動部104と、第2方向に移動可能に直動部104に支持された直動部105と、第3方向に移動可能に直動部105に支持された直動部106と、を備える。第1方向、第2方向及び第3方向は互いに直交する。把持部107は直動部106の端部に配置されている。
なお、図1に示される把持部107及び駆動部102の構造は一例であり、把持部107及び駆動部102は、図1に示される構造に限定されない。例えば、把持部107は、挟持により物品151を把持するものであってもよい。
荷役装置100は、図2に示すように、物品認識部201、把持認識部202、判断部203及び制御部204をさらに備える。判断部203及び制御部204は、IC(integrated circuit)やLSI(large-scale integration)などで構成される演算装置を備えるコンピュータにより実現することができる。
物品認識部201は、物品151の状態を認識する。物品認識部201は、図1に示される画像センサ111を備える。画像センサ111は、パレット150の上方に配置され、図1の例では、駆動部102のベース103に取り付けられている。画像センサ111は、積み山を撮像して画像情報を生成する。画像センサ111は、距離センサを搭載し、画像情報とともに距離情報を取得する。物品認識部201は、画像センサ111によって生成された画像情報及び距離情報に基づいて、物品151の状態を認識する。
例えば、物品認識部201は、画像情報及び距離情報に基づいて、積み山の上面を形成する1つ又は複数の物品151を検出する。図3は、積み山の上面を形成する物品151を検出する方法例を示している。図3に示すように、物品認識部201は、全体画像(画像情報)から積み山の上面に対応するマスク画像を生成し、全体画像にマスク画像を適用し、その結果得られた画像から輪郭を検出する。マスク画像を生成する処理は、例えば、図4に示す面選択方法を用いて実行することができる。図4に示される面選択方法は、ある範囲の距離情報を抽出し、抽出結果を平均化し、その結果得られた面から所望の面を選択する。物品認識部201は、例えば、積み山の上面を形成する各物品151の中心位置(検出中心位置とも称する)を認識結果として出力する。認識結果は、積み山の上面を形成する各物品151の輪郭に関する情報を含んでいてもよい。検出された輪郭によって定められる面(物品の上面に対応する)を検出面と称する。
図5A、図5B及び図5Cは、想定される物品認識部201の認識結果の例を示す。積み山の上面は同じ形状の12個の物品により形成されている。図5Aは、理想的な条件下で画像情報が良好に得られた場合における認識結果を示している。この場合、物品間の境界が正しく認識され、全ての物品が正確に検出されている。点T1〜T12は、積み山の上面を形成する物品の中心位置を示す。
図5Bは、物品上面にしわ、柄、汚れがある場合や、物品にコントラストの大きいラベルが貼り付けられている場合に得られる認識結果を示している。この場合、9つの物品が検出され、これらの物品は、実際より小さく、形が不揃いである。図5Cは、エッジが硬く尖っている物品が隙間なく並べられている場合に得られる認識結果を示している。この場合、実際の物品間の境界はほとんど認識できず、室内照明による他の無関係な物体の影などが物品間の境界として誤認識されることが想定される。このような誤った認識結果に基づき把持を行うと、物品の重心から離れた位置を持ち上げることになり得る。その場合、物品を持ち上げるにつれて物品の姿勢が傾き、他の積載物品の荷崩れを引き起こし、或いは、移送途中に物品を落下させる可能性がある。他にも、物品と物品の隙間上で吸着を試みたために吸着に失敗するなど、処理を中断せざるを得ない状況が発生しやすい。
なお、物品認識部201は、画像センサ111に限らず、物品に関する情報を取得可能な他のセンサを使用してもよい。画像センサは、大局的に対象の情報を取得できるため好ましい。
把持認識部202は、把持部107の把持状態を認識する。把持認識部202は、図1に示される複数の圧力センサ112を備える。各圧力センサ112は、対応する吸盤108内に又は対応する吸引系統内に設けられ、対応する吸盤108の内部圧力を検出する。把持認識部202は、例えば、複数の圧力センサ112によって検出された圧力値を認識結果として出力する。圧力センサ112は、吸盤108に作用する力を検出する力センサの一例である。例えば、圧力センサ112に替えて、3軸力センサ又は3つの1軸力センサが各吸盤108に設けられていてもよい。
判断部203は、把持認識部202の認識結果に基づいて、把持部107の把持状態が安定(良好)か不安定(不良)かを判断する。図6A及び図6Bは、把持部107に4つの吸盤108が設けられる場合における把持認識部202の認識結果の例を示す。図7A及び図7Bは、把持部107に8つの吸盤108が設けられる場合における把持認識部202の認識結果の例を示す。図6A及び図7Aに示される認識結果では、全ての吸盤108の圧力が小さい値になっている。図6B及び図7Bに示される認識結果では、圧力が大気圧に近い吸盤108と圧力が小さい吸盤108とが存在し、圧力値に勾配(空間的な偏り)が生じている。
本実施形態では、各吸盤108の圧力が閾値より小さい場合に、その吸盤108が吸着に成功していると見なし、各吸盤108の圧力が閾値以上である場合に、その吸盤108が吸着に失敗していると見なす。判断部203は、図6A及び図7Aに示すように、複数の吸盤108の圧力すべてが閾値より小さい場合に、把持状態が安定であると判断する。判断部203は、図6B及び図7Bに示すように、吸盤108の圧力に空間的な偏りが生じている場合に、把持状態が不安定であると判断する。
なお、把持状態が安定か不安定かを判断する方法は、上述した例に限定されない。例えば、把持状態が安定であると判断する条件は緩和されてもよい。具体的には、多数の(例えば8つの)吸盤108が設けられる場合には、一部の(例えば2つの)吸盤108の圧力が閾値以上であっても、大部分の(例えば6つの)吸盤108の圧力が閾値より小さければ、把持状態が安定であると判断してもよい。
また、必ずしも検出はアナログ値で行う必要はない。デジタル値での検出の場合、センサ数を3以上とするか、吸着試行回数を3回以上する必要がある。
制御部204は、駆動部102及び把持部107を制御する。制御部204は、物品認識部201の認識結果に基づいて初期把持位置を決定し、決定した初期把持位置で把持部107に物品151を把持させる。具体的には、制御部204は、検出中心位置を把持部107の基準位置(例えば把持面の中心位置)の目標値に設定し、把持部107の基準位置が検出中心位置に一致するよう把持部107を移動させ、把持部107の真空ポンプを作動する。本実施形態では、物品認識部201の認識結果に基づいた把持動作を第1把持動作と称する。このとき、把持部107の把持状態が安定か不安定かが判断部203によって判断される。
把持状態が安定と判断された場合、制御部204は、物品151の移送を継続する。把持状態が不安定と判断された場合、制御部204は、把持位置を変更した上で把持部107が物品151を把持し直す第2把持動作を制御する。具体的には、制御部204は、把持部107に物品151を解放させ、把持位置を変更した上で把持部107に物品151を再び把持させる。把持位置を変更する方法は、例えば、新たな把持位置をランダムに決定する方法、把持認識部202の認識結果に基づいて新たな把持位置を決定する方法などがある。前者は、計算量が少ないという利点を有する。後者としては、例えば、図6Bの矢印に示されるように、圧力が小さい吸盤108の方に把持位置をずらす方法が用いられる。ずらす量(オフセット量)は、予め定められていてもよく、検出面のサイズに基づいて決定されてもよい。把持認識部202の認識結果に基づいた決定方法は、把持状態を改善できる可能性が高い。第2把持動作は、把持状態が安定と判断されるまで繰り返し制御される。
本実施形態では、把持状態が不安定と判断された場合に把持位置を変更した上で物品を把持し直すことにより、物品の状態を正確に認識できない場合であっても、物品をうまく把持することができる。従って、物品把持の成功率が向上する。その結果、物品をより確実に移送することができる。また、本実施形態では、物品の情報(例えばサイズや形状)を予め登録する必要がない。
次に、本実施形態に係る荷役装置100の動作について説明する。
図8は、荷役装置100の処理手順例を概略的に示している。図8に示される処理手順は、積み山の上面を形成する1以上の物品151のうちのいずれか1つを把持する一連の処理に対応する。まず、試行回数が1に初期化される。
図8のステップS801では、物品認識部201は物品151の状態を認識する。ステップS802では、駆動部102及び把持部107は物品認識部201の認識結果に基づいて動作する。ステップS803では、把持部107は物品151を吸着する。ステップS804では、制御部204は、物品151を少し持ち上げるために、把持部107を上昇させる。ステップS805では、判断部203は、m個の吸盤108の圧力に勾配(空間的な偏り)があるかどうかを判断する。ここで、mは2以上の整数である。勾配がない場合、制御部204は、物品151の移送を継続する。勾配がある場合、ステップS806に進む。
ステップS806では、制御部204は、ハンドサイズが物品サイズより充分小さいか否かを判定する。一例では、ハンドサイズは把持部107の把持面(吸盤108が設けられる面)の面積であり、物品サイズは検出面の面積である。他の例では、把持部107の把持面の縦と横の寸法が物品151の検出面の縦と横の寸法と比較されてもよい。
ハンドサイズが物品サイズと同程度又は大きい場合、把持位置の変更による状況の改善は期待できない。このため、制御部204は、把持位置を変更することなく、物品151の移送を試みる。具体的には、ステップS811では、制御部204は、物品151をもう少し持ち上げるために、把持部107を上昇させる。ステップS812では、制御部204は、m個の吸盤108の圧力に大きな変化があるかどうかを判断する。圧力に大きな変化がない場合、把持状態が安定している、すなわち、把持成功と見なすことができる。この場合、物品151の移送が続けられる。圧力に大きな変化がある場合、制御部204は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。
ステップS806においてハンドサイズが物品サイズより充分小さい場合、ステップS807に進む。この場合、制御部204は、把持位置を変更することが可能であると判断し、第2把持動作を制御する。ステップS807では、制御部204は、物品151を一旦置くように駆動部102及び把持部107を制御する。
ステップS808では、制御部204は、試行回数が予め定めた値Lより小さいかどうかを判断する。試行回数が値Lより小さい場合、ステップS809に進む。ステップS809では、駆動部102は、偏りがある方向に(具体的には圧力が小さい吸盤108の方へ)把持部107を移動させる。ステップS810では、制御部204は、試行回数を1だけインクリメントする。その後、処理手順はステップS803に戻る。ステップS808において試行回数が値Lに等しい場合、制御部204は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係る荷役装置は、把持部の把持状態を認識する把持認識部と、把持状態が安定か不安定かを判断する判断部と、を備え、把持状態が不安定である場合に把持位置を変更した上で物品を把持し直す。これにより、物品把持の成功率を向上することができ、物品をより確実に移送することができる。
[第1の実施形態の変形例]
図9から図13を参照して、第1の実施形態の変形例に係る荷役装置を説明する。第1の実施形態の変形例に係る荷役装置は、図1及び図2に示される第1の実施形態に係る荷役装置100と同様の構成を備える。第1の実施形態の変形例に係る荷役装置は、一部の動作が第1の実施形態に係る荷役装置100と異なる。ここでは、第1の実施形態に係る荷役装置100と異なる動作について主に説明する。
図9は、第1の実施形態の変形例に係る荷役装置の処理手順例を概略的に示している。図9に示される処理手順は、図8に示される処理手順にステップS901及びステップS902の処理を追加したものである。ステップS901及びステップS902の処理は、ステップS803の処理とステップS804の処理との間に追加される。ステップS801〜S812の処理は、図8を参照して上述したものと同じであるので、説明を省略する。
図9のステップS803では、把持部107が物品151を吸着する。ステップS901では、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。この判定は、例えば、把持認識部202の認識結果に基づいて行う。従って、第1の実施形態の変形例に係る第1把持動作では、物品認識部201の認識結果とともに把持認識部202の認識結果も用いる。
把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、ステップS902に進む。ステップS902では、制御部204は、把持位置を変更し、把持部107を移動させる。その後に、処理手順はステップS803に戻る。
把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理手順はステップS804に進む。
ステップS901及びS902の処理によって、少なくとも1つの吸盤108が物品151を吸着する。その結果、物品151を持ち上げるステップS804の処理が失敗することが防止される。
ステップS803、ステップS901及びステップS902による一連の処理について2つの具体例を挙げて説明する。
第1例では、保管領域が3方向に設けられた壁面によって区切られている場合を想定する。具体的には、図10に示すように、上方から見て「コ」字型の壁面によって規定される空間に物品が積み重ねられる。保管領域を4分割して得られる部分領域を部分領域1〜4とする。この場合、各物品の重心位置は、部分領域1〜4のいずれかに存在する。さらに、図11に示すように、把持部107の把持面の縦と横の寸法をA、Bとし、吸盤108の直径をDとし、物品151の検出面の縦と横の寸法をE、Fとする。図11の例では、把持部107の把持面の四隅に4つの吸盤108が配置されている。図11において、位置Xcは把持面の中心位置を示し、位置Xlは把持面の左側位置を示し、位置Xrは把持面の右側位置を示し、位置Xbは把持面の奥側位置を示し、位置X1〜X4は4つの吸盤108の位置を示す。位置Xlは位置X1と位置X3との中間に設定されている。位置Xrは位置X2と位置X4との中間に設定され、位置Xbは位置X1と位置X2との中間に設定されている。制御部204は、把持部107の幅A、長さBと吸盤108の直径Dと物品151の幅E、長さFとの関係に応じて把持位置を変更する。
図12A及び図12Bは、第1例に係るステップS803、ステップS901及びステップS902による一連の処理を示している。図12AのステップS1201では、物品サイズ(E×F)がハンドサイズ(A×B)より大きいか否かが判断される。物品サイズがハンドサイズより大きい場合、処理手順はステップS1202に進む。
ステップS1202では、制御部204は、検出中心位置を把持部107の中心位置Xcの目標値に設定し、把持部107を移動させる。具体的には、制御部204は、把持部107の中心位置Xcが検出中心位置に一致するように把持部107を移動させる。ステップS1203では、把持部107が物品151を把持する。ステップS1204では、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理手順は、図9のステップS804に進む。把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、ステップS1207に進む。ステップS1207では、把持部107は物品151を解放する。すなわち、制御部204が把持部107の真空ポンプを停止する。処理手順はステップS1208に進む。
ステップS1208では、制御部204は、検出中心位置を把持部107の位置Xlの目標値に設定し、把持部107を移動させる。ステップS1209では、把持部107が物品151を把持する。ステップS1210では、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理手順は、図9のステップS804に進む。把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、処理手順はステップS1211に進む。ステップS1211では、把持部107は物品151を解放する。処理手順はステップS1212に進む。
ステップS1212では、制御部204は、検出中心位置を把持部107の位置Xrの目標値に設定し、把持部107を移動させる。ステップS1213では、把持部107が物品151を把持する。ステップS1214では、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理手順は、図9のステップS804に進む。把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、処理手順はステップS1215に進む。ステップS1215では、把持部107は物品151を解放する。処理手順は図12BのステップS1217に進む。
ステップS1217では、制御部204は、検出中心位置を把持部107の位置Xbの目標値に設定し、把持部107を移動させる。ステップS1218では、把持部107が物品151を把持する。ステップS1219では、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理手順は図9のステップS804に進む。把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、処理手順はステップS1220に進む。ステップS1220では、把持部107は物品151を解放する。処理手順はステップS1222に進む。
ステップS1222では、制御部204は、検出中心位置が部分領域1〜4のいずれに存在するかを決定する。検出中心位置が位置する部分領域を部分領域kとする。kは1、2、3、4のいずれかである。ステップS1223では、制御部204は、検出中心位置を把持部107の位置Xkの目標値に設定し、把持部107を移動させる。ステップS1224では、把持部107が物品151を把持する。ステップS1225では、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理が終了し、図9のステップS804に進む。把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、処理手順はステップS1226に進む。ステップS1220では、把持部107は物品151を解放する。この場合、制御部204は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。
図12AのステップS1201において物品サイズがハンドサイズと同じ又はより小さい場合、処理手順はステップS1205に進む。物品サイズがハンドサイズと同じ又はより小さい場合、把持部107は、複数の吸盤108の一部を用いて物品151を把持する。
ステップS1205では、制御部204は、物品151の幅Eが把持部107の幅の半分より大きい(E>A/2)、かつ、物品151の長さFが把持部107の長さBより大きい(F>B)か否かを判断する。E>A/2、かつ、F>Bである場合、処理手順はステップS1207に進む。ステップS1207では、制御部204は、検出中心位置が保管領域の左側に位置するか否かを判断する。検出中心位置が保管領域の左側に位置する場合、ステップS1208に進む。この場合、ステップS1208の次のステップS1209では、把持部107は、左側に配置された2つの吸盤108を用いて物品151を把持する。検出中心位置が保管領域の右側に位置する場合、ステップS1212に進む。この場合、ステップS1212の次のステップS1213では、把持部107は、右側に配置された2つの吸盤108を用いて物品151を把持する。
ステップS1205においてE>A/2、かつ、F>Bを満たさない場合、処理手順は図12BのステップS1216に進む。ステップS1216では、制御部204は、物品151の幅Eが把持部107の幅より大きい(E>A)、かつ、物品151の長さFが把持部107の長さBの半分より大きい(F>B/2)を満たすか否かを判断する。E>A、かつ、F>B/2である場合、処理手順はステップS1217に進む。この場合、ステップS1217の次のステップS1218では、把持部107は、奥側に配置された2つの吸盤108を用いて物品151を把持する。E>A、かつ、F>B/2を満たさない場合、処理手順はステップS1221に進む。
ステップS1221では、制御部204は、物品151の幅Eが吸盤108の直径Dより大きい(E>D)、かつ、物品151の長さFが吸盤108の直径Dより大きい(F>D)か否かを判断する。E>D、かつ、F>Dである場合、処理手順はステップS1222に進む。この場合、ステップS1222に後続するステップS1224では、把持部107は、対応する1つの吸盤108を用いて物品151を把持する。E>D、かつ、F>Dを満たさない場合、制御部204は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。
上述した第1例によれば、把持部107が壁面に衝突することを防止しながら、把持部107の1以上の吸盤108に物品を把持させることができる。
第2例では、物品認識部201の認識結果は、複数の把持位置候補を含む。図13は、物品認識部201が複数の把持位置候補を生成する方法例を示している。図13に示すように、物品認識部201は、画像センサ111によって得られた画像情報から物品の輪郭を検出する。物品認識部201は、検出した輪郭の中心を第1把持位置候補とする。物品認識部201は、検出した輪郭の短手方向に沿って輪郭を分割し、その結果得られる2つの領域の中心を第2把持位置候補及び第3把持位置候補とする。物品認識部201は、長手方向に沿って輪郭を分割し、その結果得られる2つの領域の中心を第5把持位置候補及び第6把持位置候補とする。物品認識部201は、さらなる把持位置候補を得るために、さらなる領域分割を行うことができる。
制御部204は、まず、把持部107に第1把持位置候補で物品151を把持させる。具体的には、制御部204は、第1把持位置候補を把持部107の基準位置の目標値に設定し、把持部107の基準位置が第1把持位置候補に一致するよう把持部107を移動させ、把持部107に物品151を把持させる。続いて、制御部204は、1以上の吸盤108が把持に成功したかどうかを判断する。把持に成功した吸盤108が1以上存在する場合、処理が終了し、図9のステップS804に進む。把持に成功した吸盤108が1つも存在しない場合、制御部204は、把持部107に第2把持位置候補で物品151を把持させる。このようにして、制御部204は、1以上の吸盤が把持に成功するまで把持位置を変更する。
ステップS803、ステップS901及びステップS902による一連の処理は、上述した第1例及び第2例を組み合わせて実行してもよい。
以上のように、第1の実施形態の変形例に係る荷役装置によれば、少なくとも1つの吸盤108が物品151を吸着する処理を追加することにより、物品把持の成功率をより向上することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、把持部に設けられた圧力センサを用いて把持部の把持状態が安定か不安定かを判断する例を説明している。第2の実施形態では、画像センサを利用して把持部の把持状態が安定か不安定かを判断する例を説明する。
図14は、第2の実施形態に係る荷役装置1400の機械構造を概略的に示す側面図であり、図15は、第2の実施形態に係る荷役装置1400の制御系を概略的に示すブロック図である。荷役装置1400は、図14に示すように、物品を把持する把持部107と、把持部107を支持し、把持部107を移動させる駆動部102と、を備える。荷役装置1400は、図15に示すように、物品認識部1501、判断部1503及び制御部1504をさらに備える。
物品認識部1501は、物品の状態を認識する。物品認識部1501は、図13に示される画像センサ111を備える。画像センサ111は、パレット150の上方に配置されている。画像センサ111は、積み山を撮像して画像情報を生成する。画像センサ111は、距離センサを搭載し、画像情報とともに距離情報を取得する。物品認識部1501は、画像センサ111によって生成された画像情報及び距離情報に基づいて、物品151の状態を認識する。物品認識部1501は、積み山の上面を形成する各物品の輪郭及び中心位置を認識結果として出力する。
画像センサ111は、把持部107が物品151の把持を試みて物品151を少し持ち上げた状態で積み山を再び撮像する。以下では、把持部107が物品151を把持する前に物品認識部1501が出力する認識結果を第1認識結果と称し、把持部107が物品151を持ち上げた状態で物品認識部1501が出力する認識結果を第2認識結果と称する。
判断部1503は、第1認識結果及び第2認識結果に基づいて、把持部107の把持状態が安定か不安定かを判断する。図16A及び図16Bを参照して、把持部107の把持状態が安定か不安定かを判断する方法例を説明する。図16A及び図16Bにおいて、位置A1は、第1認識結果に含まれる物品151の検出中心位置を示し、位置A2は、第2認識結果に含まれる物品151の検出中心位置を示す。図16Aに示すように、判断部1503は、位置A1と位置A2との間の距離(位置A1と位置A2との差の絶対値)dが予め定めた閾値d0より小さい場合に、把持状態が安定であると判断する。図16Bに示すように、判断部1503は、距離dが閾値d0以上である場合に、把持状態が不安定であると判断する。
制御部1504は、駆動部102及び把持部107を制御する。制御部1504は、物品認識部1501の第1認識結果に基づいて初期把持位置を決定し、決定した初期把持位置で把持部107に物品151を把持させる。具体的には、制御部1504は、検出中心位置を把持部107の基準位置の目標値に設定し、把持部107の基準位置が検出中心位置に一致するよう把持部107を移動させ、把持部107の真空ポンプを作動させる。本実施形態では、物品認識部1501の第1認識結果に基づいた把持処理を第1把持動作と称する。このとき、把持部107の把持状態が安定か不安定かが判断部1503によって判断される。把持状態が安定と判断された場合、制御部1504は、物品151の移送を継続する。把持状態が不安定と判断された場合、制御部1504は、把持部107に物品151を解放させ、把持位置を変更した上で把持部107に物品151を再び把持させる。このような第2把持動作は、把持状態が安定と判断されるまで繰り返される。
本実施形態では、把持状態が不安定と判断された場合に把持位置を変更した上で物品を把持し直すことにより、物品把持の成功率を向上することができる。さらに、本実施形態は、把持部107の把持状態を認識するために専用のセンサ(例えば第1の実施形態に係る圧力センサ)を設ける必要がなく、第1の実施形態よりも低コスト化を図ることができる。ただし、把持部107が物品151を把持した状態で取得した画像情報から物品151の状態を認識できるように、把持部107を物品151に対して充分小さくする必要がある。
次に、本実施形態に係る荷役装置1400の動作について説明する。
図17は、荷役装置1400の処理手順例を概略的に示している。まず、試行回数が1に初期化される。図17のステップS801では、物品認識部1501は、物品の状態を認識し、第1認識結果を出力する。ステップS1702では、駆動部102及び把持部107は第1認識結果に基づいて動作する。ステップS803では、把持部107は物品151を吸着する。ステップS804では、制御部1504は、物品151を少し持ち上げるために、把持部107を上昇させる。物品認識部1501は、物品151の状態を認識し、第2認識結果を出力する。ステップS1305では、判断部1503は、現在の目標位置と第2認識結果による物品151の中心位置との差分(具体的には上述した距離d)が閾値以上であるかどうかを判断する。ここで、mは2以上の整数である。差分が閾値より小さい場合、制御部1504は、物品151の移送を継続する。差分が閾値以上である場合、ステップS806に進む。
ステップS806では、制御部1504は、ハンドサイズが物品サイズより充分小さいか否かを判定する。ハンドサイズが物品サイズと同程度又は大きい場合、ステップS811に進む。ステップS811では、制御部1504は、物品151をもう少し持ち上げるために、把持部107をさらに上昇させる。把持部107の上昇中に、物品認識部1501は、物品151の状態を随時に認識する。ステップS1712では、制御部1504は、第2認識結果に大きな変化があるかどうかを判断する。具体的には、制御部1504は、物品151の検出面が時間とともに大きく変化するかどうかを判断する。第2認識結果に大きな変化がある場合、制御部1504は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。第2認識結果に大きな変化がない場合、制御部1504は、物品151の移送を継続する。
ステップS806においてハンドサイズが物品サイズより充分小さい場合、ステップS807に進む。ステップS807では、制御部1504は、物品を一旦置くように把持部107及び駆動部102を制御する。
ステップS808では、制御部1504は、試行回数が予め定めた値Lより小さいかどうかを判断する。試行回数が値Lより小さい場合、ステップS1709に進む。ステップS1709では、制御部1504は、ステップS804の後に取得された第2認識結果に基づいて把持位置を決定し、把持部107に決定した把持位置で物品151を把持させる。具体的には、制御部1504は、第2検出結果に含まれる物品151の中心位置を目標位置に設定し、把持部107の基準位置が目標位置に一致するように、把持部107を移動させる。ステップS810では、制御部1504は、試行回数を1だけインクリメントする。その後、処理はステップS803に戻る。ステップS808において試行回数が値Lに等しい場合、制御部1504は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。
以上のように、第2の実施形態に係る荷役装置によれば、第1の実施形態に説明したものと同様の効果を得ることができる。さらに、把持部の把持状態を認識するために専用のセンサを設ける必要がなく、第1の実施形態よりも低コスト化を図ることができる。
なお、把持部の把持状態をより正確に認識するために、別の画像センサが把持部107に設けられてもよい。この場合、物品認識部1501は、把持部107が把持を試みる前は、パレット150の上方に設けられた画像センサ111で認識を行い、把持部107が物品151を把持した状態では、把持部107に設けられた画像センサで認識を行う。把持部107に設けられた画像センサで認識を行うことにより、近接して撮像することができ、高解像度の画像情報を得ることができる。
さらに、第2の実施形態に係る処理手順(図17)に、第1の実施形態の変形例に関して説明した処理(具体的には、図9に示されるステップS901及びS902の処理)が追加されてもよい。
[第3の実施形態]
第1の実施形態及び第2の実施形態では、物品の上方から物品にアクセスする場合を説明している。第3の実施形態では、物品の側方から物品にアクセスする場合について説明する。
図18は、第3の実施形態に係る荷役装置1800の機械構造を概略的に示している。図18に示すように、物品151が保管領域としてのパレット150上に積み重ねられており、荷役装置1800は、側方からアプローチして物品151を1つずつ把持し、荷下ろし場所(図示せず)に移送する。
荷役装置1800は、第1の実施形態に係る荷役装置100(図1及び図2)と同様の構成を有する。すなわち、荷役装置1800は、把持部107、駆動部102、画像センサ111を含む物品認識部201、圧力センサ112を含む把持認識部202、判断部203及び制御部204を備える。第3の実施形態では、把持部107が側方からのアクセスに適した形態に変更されていること、画像センサ111が積み山の側面を撮像可能な位置に配置されていることが、第1の実施形態と異なる。具体的には、本実施形態では、吸盤108が物品151の側面に向くように配置され、画像センサ111が駆動部102の直動部106に取り付けられている。
次に、本実施形態に係る荷役装置1800の動作について説明する。
図19は、荷役装置1800の動作例を概略的に示している。まず、試行回数が1に初期化される。図19のステップS801では、物品認識部201は、物品151の状態を認識する。ステップS802では、駆動部102及び把持部107は、物品認識部201の認識結果に基づいて動作する。ステップS803では、把持部107は物品151を吸着する。ステップS804では、制御部204は、物品151を少し引き出すために、把持部107を水平に移動させる。ステップS805では、判断部203は、m個の吸盤108の圧力に勾配(空間的な偏り)があるかどうかを判断する。ここで、mは2以上の整数である。勾配がない場合、制御部204は、物品151の移送を継続する。勾配がある場合、ステップS806に進む。
ステップS806では、制御部204は、ハンドサイズが物品サイズより充分小さいか否かを判定する。ハンドサイズが物品サイズと同程度又は大きい場合、ステップS1911に進む。ステップS1911では、駆動部102は、物品151をもう少し引き出すために、把持部107を水平方向にさらに移動させる。ステップS812では、制御部204は、m個の吸盤108の圧力に大きな変化があるかどうかを判断する。圧力に大きな変化がない場合、把持状態が安定している、すなわち、把持成功と見なすことができる。この場合、物品151の移送が続けられる。圧力に大きな変化がある場合、制御部204は、把持失敗と判断し、物品151の移送を終了する。
ステップS806において把持部107のサイズが物品のサイズより充分小さい場合、ステップS1907に進む。ステップS1907では、制御部204は、物品151を一旦押し戻すように駆動部102及び把持部107を制御する。なお、制御部204は、物品を単に解放するように駆動部102及び把持部107を制御してもよい。
ステップS808では、制御部204は、試行回数が予め定めた値Lより小さいかどうかを判断する。試行回数が値Lより小さい場合、ステップS809に進む。ステップS809では、制御部204は、偏りがある方向に把持部107を移動させる。ステップS810では、制御部204は、試行回数を1だけインクリメントする。その後、処理はステップS803に戻る。ステップS808において試行回数が値Lに等しい場合、制御部204は、把持失敗と判断し、物品の移送を終了する。
以上のように、第3の実施形態に係る荷役装置によれば、第1の実施形態に説明したものと同様の効果を得ることができる。
なお、第3の実施形態に係る処理手順(図19)に、第1の実施形態の変形例に関して説明した処理(具体的には、図9に示されるステップS901及びS902の処理)が追加されてもよい。
また、物品の側方から物品にアクセスする実施形態においても、第2の実施形態のように、把持状態の判断に、圧力センサに代えて画像センサを利用してもよい。その場合、把持状態の判断に用いる画像センサは、画像センサ111であってもよく、画像センサ111と別の画像センサであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…荷役装置、102…駆動部、103…ベース、104,105,106…直動部、107…把持部、108…吸盤、111…画像センサ、112…圧力センサ、150…パレット、151…物品、201…物品認識部、202…把持認識部、203…判断部、204…制御部、1400…荷役装置、1501…物品認識部、1503…判断部、1503…判断部、1800…荷役装置。

Claims (10)

  1. 物品を把持する把持部と、
    前記把持部に接続され、前記把持部を移動させる駆動部と、
    保管領域に配置される前記物品の状態を認識する物品認識部と、
    前記把持部の把持状態を認識する把持認識部と、
    前記把持認識部の認識結果に基づいて、前記把持状態が安定か不安定かを判断する判断部と、
    前記把持部及び前記駆動部を制御する制御部であって、前記物品認識部の認識結果に基づいて決定される把持位置で前記把持部が前記物品を把持する第1把持動作を制御し、前記把持状態が不安定と判断された場合に、把持位置を変更した上で前記把持部が前記物品を把持し直す第2把持動作を制御する制御部と、
    を具備する荷役装置。
  2. 前記制御部は、前記把持状態が安定と判断されるまで、前記第2把持動作を繰り返し制御する、請求項1に記載の荷役装置。
  3. 前記把持部は、複数の吸盤を備え、
    前記把持認識部は、前記複数の吸盤それぞれに作用する力を検出する複数の力センサを備え、
    前記把持認識部の認識結果は、前記複数の力センサの出力値を含む、請求項1に記載の荷役装置。
  4. 前記制御部は、前記把持認識部の認識結果に基づいて新たな把持位置を決定する、請求項1に記載の荷役装置。
  5. 前記物品認識部の認識結果は、第1把持位置候補及び第2把持位置候補を含む複数の把持位置候補を含み、
    前記把持部は、複数の吸盤を備え、
    前記把持部が前記第1把持位置候補で前記物品を把持する際に前記複数の吸盤すべてが把持に失敗した場合、前記制御部は、前記把持部に前記第2把持位置候補で前記物品を把持させる、請求項1に記載の荷役装置。
  6. 物品を把持する把持部と、
    前記把持部に接続され、前記把持部を移動させる駆動部と、
    前記物品の状態を認識する物品認識部であって、前記把持部が前記物品を把持する前に認識を行うことにより得られる第1認識結果と、前記把持部が前記物品を把持した状態で認識を行うことにより得られる第2認識結果と、を生成する物品認識部と、
    第1認識結果と第2認識結果との比較に基づいて、前記把持部の把持状態が安定か不安定かを判断する判断部と、
    前記把持部及び前記駆動部を制御する制御部であって、前記第1認識結果に基づいて決定される把持位置で前記把持部が前記物品を把持する第1把持動作を制御し、前記把持状態が不安定と判断された場合、把持位置を変更した上で前記把持部が前記物品を把持し直す第2把持動作を制御する制御部と、
    を具備する荷役装置。
  7. 前記制御部は、前記把持状態が安定と判断されるまで、前記第2把持動作を繰り返し制御する、請求項6に記載の荷役装置。
  8. 前記物品認識部は、画像センサを備え、
    前記物品認識部は、前記把持部が前記物品を把持する前に前記画像センサによって取得された画像情報に基づいて前記物品の中心位置を第1中心位置として算出し、前記把持部が前記物品を把持した状態で前記画像センサによって取得された画像情報に基づいて前記物品の中心位置を第2中心位置として算出し、
    前記判断部は、前記第1中心位置と前記第2中心位置との間の距離に基づいて、前記把持状態が安定か不安定かを判断する、請求項6に記載の荷役装置。
  9. 前記制御部は、前記第2認識結果に基づいて新たな把持位置を決定する、請求項6に記載の荷役装置。
  10. 前記第1認識結果は、第1把持位置候補及び第2把持位置候補を含む複数の把持位置候補を含み、
    前記把持部は、複数の吸盤を備え、
    前記把持部が前記第1把持位置候補で前記物品を把持する際に前記複数の吸盤すべてが把持に失敗した場合、前記制御部は、前記把持部に前記第2把持位置候補で前記物品を把持させる、請求項6に記載の荷役装置。
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