JP2016131653A - アプリケーションプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機実機からの遊技をそのまま継続可能なアプリを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係るアプリケーションプログラムは、遊技機を模したシミュレーションゲームを実行するアプリケーションプログラムであって、遊技機から該遊技機の内部状態情報を取得する取得手段と、シミュレーションゲームの内部状態を決定するためのパラメータに、内部状態情報を設定する設定手段と、パラメータに基づく内部状態からシミュレーションゲームを開始するゲーム手段として機能させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、アプリケーションプログラムに関する。
近年、パチンコ機においては、確率変動状態が高確率(例えば、80%等)で継続する機種が増えてきている。また、パチスロ機においては、ART(アシストリプレイタイム)などの機能が搭載され、時間をかけて少しづつコインを増やしていくタイプの機種が主流である。このような背景の下、遊技者の遊技時間は、従来よりも長くなる傾向にあり、実際、確率変動状態やART状態が終了するまでに、長遊技時間を要している。
このため、思いのほか遊技時間が長くなってしまった結果、例えば、遊技者の都合や店舗の閉店時間などの理由により、確率変動状態やART状態中にも関わらず、遊技者は遊技を中断せざるを得ずにくやしい思いをする場合も少なくない。
この点に関する技術として、遊技を一旦終了した場合にも、当該遊技の状態を次回の遊技に引き継がせることが可能な遊技機が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−28371号公報
しかしながら、特許文献1に記載される発明の場合、再び店舗に足を運ぶことができない場合には、遊技を再開することはできないという問題がある。また、閉店時間の場合にも、遊技再開をすることはできない。
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面では、遊技機実機からの遊技をそのまま継続可能なアプリを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るアプリケーションプログラムは、遊技機を模したシミュレーションゲームを実行するアプリケーションプログラムであって、前記遊技機から該遊技機の内部状態情報を取得する取得手段と、前記シミュレーションゲームの内部状態を決定するためのパラメータに、前記内部状態情報を設定する設定手段と、前記パラメータに基づく内部状態から前記シミュレーションゲームを開始するゲーム手段として機能させる。
本発明の実施形態によれば、一つの側面では、遊技機実機からの遊技をそのまま継続可能なアプリを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る遊技システムの外観図である。 本発明の一実施形態に係るパチンコ機の制御系構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯端末20の制御系構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る内部状態情報の出力処理を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る内部状態情報の設定処理を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係る遊技システムの遊技例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る遊技システムの遊技例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
[実施形態1]
<構成>
(遊技機及び携帯端末の外観構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技システムの外観図である。図1に示されるように、遊技システム1は、遊技機の一つとしてのパチンコ機(弾球遊技機)10と、携帯端末20とを含む。
パチンコ機10は、いわゆる確率変動機能を有するデジタルパチンコ機(デジパチ機)である。遊技者が操作ハンドル101を操作し、上受皿102上の遊技球の打ち出しを行うと、遊技盤103内に遊技球が打ち出される。打ち出された遊技球が始動口104に入賞すると、パチンコ機10内部では、大当たり抽選が行われる。また、始動口104に遊技球が入賞すると同時に映像表示装置105に表示された図柄(例えば、3つの数字図柄など)が変動し、大当たり抽選に当選した場合、例えば、停止図柄が揃うなどして、大当たり状態が発生する。大当たり状態が発生すると、大入賞口106が大当たりラウンド数の回数分、開閉する。
また、パチンコ機10は、停止図柄が特定図柄(例えば、奇数図柄等)で揃った場合や、停止図柄に関わらず大当たり後所定ゲーム回数の間(例えば、確率変動100%突入のST機等)、大当たり抽選確率がアップする確率変動状態(高確率状態)に突入する。パチンコ機10が確率変動状態に突入すると、非確率変動状態(低確率状態)と比べ、大幅に大当たりに当選し易くなるため、遊技者は、確率変動状態の間一気の出玉を獲得することが可能である。
また、パチンコ機10は、操作ボタン107を備える。遊技者はパチンコ機10での遊技を終了する際、操作ボタン107を押下する。パチンコ機10は、操作ボタン107が押下されると、映像表示装置105に、携帯端末20が読み取り可能なコード(例えば、QRコード(登録商標))を表示する。
携帯端末20は、遊技者が保有するスマートフォンやタブレット端末である。遊技者はこのような携帯端末20に対して任意のアプリケーション(以下、単にアプリという)を追加できる。本実施形態に係る携帯端末20には、アプリの一つとしての「遊技機アプリ」が予め追加されている。遊技者は遊技を終了する際、携帯端末20を用いて、パチンコ機10に表示されたコード(例えば、QRコード(登録商標))を撮影し、遊技機アプリでこれを読み取る。
なお、本実施形態に係る遊技機アプリとは、例えば、パチンコ機(弾球遊技機)又はパチスロ機(回胴式遊技機)を模したシミュレーションゲームのプログラムである。このため、遊技者が遊技機アプリを実行すると、あたかも実機を遊技する如く、携帯端末20の画面上でパチンコやパチスロを遊技(ゲーム)することが可能である。
(遊技機の制御系構成)
図2は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の制御系構成を示す図である。図2に示されるように、パチンコ機10は、基板系として、主基板120及び周辺基板121を有する。
主基板120は、メイン制御部としての機能を有するメイン制御基板である。主基板120は、各種演算、パチンコ機10の制御等を行うCPU(Central Processing Unit)120aと、パチンコ機10の各種制御プログラムや大当たり抽選用の抽選テーブル等を記憶したROM(Read Only Memory)120bと、プログラムの作業領域としての又は一時的なデータ(現在の内部状態情報を含む)の記憶等を行う書き換え可能なRAM(Random Access Memory)120cと、操作ボタン107や各センサ等からの入力や周辺基板121にコマンドを送出する等の出力を行う入出力部120dとを備えている。
周辺基板121は、サブ制御部としての機能を有するサブ制御基板である。周辺基板121は、主基板120から受信した遊技に要するコマンドに応じて演出処理を実行する。周辺基板121は、演出制御等を行うCPU121aと、映像表示装置105、照明装置122、スピーカ123の制御を行うプログラムを記憶したROM121bと、プログラムの作業領域としての又は一時的なデータの記憶を行うRAM121cと、映像表示装置105の駆動を行うVDP(VideoDisplay Processor)121eと、スピーカ123から音声や効果音を発生するための音源IC121fと、入出力部121dとを備えている。
また、周辺基板121のROM121bには、映像表示装置105、照明装置122、スピーカ123を用いて様々な演出を行うための演出データが記憶されている。周辺基板121は、主基板120から出力される信号によって、ROM121bに記憶している演出データから演出内容を決定し、決定した演出内容を実現する。例えば、周辺基板121は、決定した演出内容に基づいて、映像表示装置105に映像を出力させたり、照明装置122に照明を稼働させる。
また、本実施形態に係るパチンコ機10は、操作ボタン107を備える。遊技者はパチンコ機10での遊技を終了する際、操作ボタン107を押下する。主基板120aは、遊技者により操作ボタン107が押下されると、操作ボタン107からの入力信号を受信する。主基板120aは、入力信号を受信すると、RAM120cに記憶されているパチンコ機10現在の内部状態情報を取得し、周辺基板121に送信する。周辺基板121は、主基板120aから内部状態情報を受信すると、パチンコ機10の内部状態情報を、例えばQRコード(登録商標)などの携帯端末20が読み取り可能なコード情報に、変換し、映像表示装置105に映像として出力する。
(携帯端末の制御系構成)
図3は、本発明の一実施形態に係る携帯端末20の制御系構成を示す図である。図3に示されるように、携帯端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、内臓ストレージ204、入力装置205、表示装置206、通信装置207、音声入出力装置208を有する。
CPU201は、各種プログラム(遊技機アプリを含む)の実行や演算処理を行う。ROM202は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM203は、CPU201での処理を一時的に記憶したり、遊技機アプリに関するデータやパラメータを記憶したりする作業エリアである。
内蔵ストレージ204は、各種データ及び遊技機アプリのプログラムなどを格納する。
入力装置205は、画面上のタップ座標(タッチ座標)を検知可能なタッチパネルにより実現される。よって、入力操作は、画面上のタッチパネルと、プログラムにより制御されるソフトウェアキー等とにより実現される。また、表示装置206は、タッチパネルと重畳されるディスプレイである。この表示装置206上には、例えば、パチンコやパチスロのシミュレーションゲームが表示される。
通信装置207は、電話回線やWiFi(登録商標)を介し、他装置との通信を行う。音声入出力装置208は、音声の入出力を行う装置であり、例えば、パチンコやパチスロのシミュレーションゲーム音声が出力される。
撮影装置209は、携帯端末20に搭載されるカメラである。具体的な用途として、撮影装置209は、パチンコ機10の映像表示装置105に表示されるコード(例えば、QRコード(登録商標))を撮影する。
本実施形態に係る携帯端末20において、撮影装置209によりQRコード(登録商標)が撮影されると、CPU201はQRコード(登録商標)に含まれているパチンコ機10の内部状態情報を読み取る。そして、CPU201は、この内部状態情報を、遊技機アプリのパラメータとして読み込むことで、パチンコ機10実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする。
なお、パチンコ機又はパチスロ機を模したシミュレーションゲームは、携帯端末20上、CPU201が内蔵ストレージ204に格納された遊技機アプリのプログラムをRAM203上で実行することにより実現される。
(内部状態情報)
本実施形態に係るパチンコ機10は、複数の内部状態を有し、滞在する内部状態によって、遊技者が獲得しうるゲーム結果の優越度合いが異なる。よって、内部状態情報は、パチンコ機10において、現在時点滞在する内部状態を示す情報となる。
例えば、パチンコ機10は、いわゆる確率変動機能を有するデジタルパチンコ機である。このため、内部状態情報は、通常状態(非確率変動状態)、又は、確率変動状態のいずれかを有する。
また、パチンコ機10がさらにST(スペシャルタイム)機能を有する場合、内部状態情報は、確率変動状態という情報に加え、大当たり後から消化STゲーム数及び残りSTゲーム数の情報を含む。
また、パチンコ機10が時間短縮機能を有する場合、内部状態情報は、時短状態という情報に加え、時短開始から、消化時短ゲーム数及び残り時短ゲーム数の情報を含む。
パチンコ機10は、内部状態に応じて、現在時点の内部状態情報を、RAM120cに記憶している。また、内部状態が変化するに伴い、RAM120cの内部状態情報を更新する。
なお、内部状態情報には、例えば、確率変動中であれば、当該確率変動の累積獲得出玉数、大当たり回数(連チャン数)、各大当たり間隔ゲーム数、大当たり種別(大当たり、小当たり、確変・非確変など)、各大当たり発生の時刻などの遊技履歴情報を含む。これら遊技履歴情報は、パチンコ機10実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする際、遊技アプリ側へ引き継ぎうる情報であるためである。また、内部状態情報には、通常状態中の場合も含めた総累積獲得出玉数、総大当たり回数、各大当たり間隔ゲーム数、大当たり種別(大当たり、小当たり、確変・非確変など)、各大当たり発生の時刻などの遊技履歴情報を含むものとする。
<内部状態情報の出力処理>
図4は、本発明の一実施形態に係る内部状態情報の出力処理を示すフローチャート図である。
まず、図4(a)について説明する。本動作主体は、パチンコ機10の主基板120である。
S1:主基板120aは、操作ボタン107から入力信号を受信したか否かを判定する。遊技者は、パチンコ機10での遊技を中断する場合、操作ボタン107を押下する。主基板120aは、入力信号を受信した場合、S2へ進む。
S2:主基板120は、入力信号を受信すると、RAM120cから内部状態情報を取得する。
S3:主基板120は、内部状態情報を周辺基板121に送信する。
続いて、図4(b)について説明する。本動作主体は、パチンコ機10の周辺基板121である。
S4:周辺基板121は、主基板120から内部状態情報を受信したか否かを判定する。周辺基板121は、内部状態情報を受信した場合、S5へ進む。
S5:周辺基板121は、受信した内部状態情報からコード画像を生成する。具体的には、周辺基板121は、内部状態情報をコード情報に変換し、コード化したコード情報を画像化することでコード画像を生成しうる。なお、コード画像は、QRコード(登録商標)に限られることはなく、例えば、バーコードや、その他のコードを適用してもよい。
S6:周辺基板121は、コード画像を映像表示装置105に表示する。
<内部状態情報の出力処理>
図5は、本発明の一実施形態に係る内部状態情報の設定処理を示すフローチャート図である。本動作主体は、携帯端末20のCPU201である。
S21:CPU201は、撮影装置209によりコード画像が撮影されたことにより、コード画像を取得できたか否かを判定する。コード画像を取得できた場合、S22へ進む。
S22:CPU201は、S21で取得したコード画像から内部状態情報を読み取る。なお、CPU201は、コード画像に対してデコード処理を実行することで内部状態情報を読み取ることができる。この点、内蔵ストレージ204には、予めコード画像をデコード処理するためのプログラムが格納されており(例えば、QRコード(登録商標)の読み取りプログラム等)、CPU201は、当該プログラムを実行することで当該コード処理を実行しうる。
S23:CPU201は、S22において内部状態情報を取得できたか否かを判定する。内部状態情報を取得できた場合、S24へ進む。一方、内部状態情報を取得できない場合、再びS21へ進む。この場合、うまくコード画像を撮影できなかった旨を通知の上、遊技者に再撮影を促すとよい。
S24:CPU201は、遊技機アプリに、内部状態情報を設定(適用)する。具体的には、内部状態情報を遊技機アプリのパラメータとして読み込ませることで、遊技機アプリが読み込んだパラメータに従って遊技機の内部状態に反映させる。これにより、遊技者は、携帯端末20の遊技機アプリ上、パチンコ機10実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする。
例えば、確率変動中の状態でパチンコ機10からの遊技を中断した場合、内部状態情報は、確率変動状態という情報を有する。また、パチンコ機10がさらにST機能を有する場合、内部状態情報は、大当たり後から消化STゲーム数及び残りSTゲーム数の少なくともいずれかの情報を含む。
よって、この場合、遊技機アプリには、確率変動状態、大当たり後から消化STゲーム数及び残りSTゲーム数の情報がパラメータとして設定されるので、遊技者は、遊技機アプリ上、確率変動状態、大当たり後から消化STゲーム数及び残りSTゲーム数の情報が引き継がれた状態から、遊技(ゲーム)を開始可能となる。
<遊技例>
図6は、本発明の一実施形態に係る遊技システムの遊技例を示す図である。
まず、遊技者は、携帯端末20上、パチンコ機(パチンコ機10と同一機種)を模したシミュレーションゲームである遊技機アプリを起動する。図6(a)のように、起動直後、遊技機アプリにおけるパチンコ機は初期状態にある。また、各パラメータも、例えば、「大当たり回数」:0、「確変回数」:0、「出玉」:0というように初期値となっている。
次いで、遊技者は、例えば遊技者の都合や店舗の閉店時間などの理由等により、パチンコ機10の遊技を終了する場合、パチンコ機10の実機に備え付けられている操作ボタン107(図1参照)を押下する。
パチンコ機10は、操作ボタン107が押下されると、パチンコ機10の内部状態情報を、例えばQRコード(登録商標)など携帯端末20が読み取り可能なコード情報に変換し、映像表示装置105に映像として出力する。また併せて、パチンコ機10は、映像表示装置105上、「お持ちの携帯端末のカメラでコードを読み取って下さい。」などのガイダンスを表示する。
次いで、遊技者が遊技機アプリ上の「メニュー」からカメラを起動すると、画面上、「パチンコ台に表示されたQRコード(登録商標)をカメラで読み取ってください。パチンコ台実機の状態をそのままアプリで引き継ぎます。」と表示される。遊技者は、表示に促されるようにして、図6(b)のように、携帯端末20のカメラで、映像表示装置105に表示されたQRコード(登録商標)を撮影する。遊技者は撮影を完了すると、「OK」を押下する。
遊技機アプリには、読み取られたQRコード(登録商標)に基づいて内部状態情報が読み込まれる。即ち、パチンコ機10実機の内部状態情報が遊技機アプリのパラメータとして読み込まれることで、遊技機アプリ上、読み込んだパラメータに従って、シミュレーションゲームの内部状態に反映される。具体的に、図6(c)のように、各パラメータは、例えば、「ST確変12回目」、「ST残り50回」、「大当たり回数」:25、「確変回数」:18、「出玉」:34567というようにパチンコ機10実機における遊技終了時点のパラメータ値となっている。
このように本実施形態によれば、遊技者は、携帯端末20の遊技アプリ上、パチンコ機10実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする。これにより、遊技機アプリ上、パチンコ機10実機からの遊技状態をそのまま引き継いでそのまま遊技(ゲーム)をプレイすることが可能であるので、店舗で遊技を続けた場合にどのようになっていたかを手軽に楽しめる。また、携帯端末20の遊技機アプリで遊技(ゲーム)可能であるため、場所や時間に拘束されることはなく、例えば電車移動中や都合を終えた後など、遊技者の時間があるときにどこでも遊技(ゲーム)を楽しむことが可能である。
[実施形態2]
次に、本発明の一実施形態に係る遊技システム1において、パチンコ機10に代えて、パチスロ機30に適用することも可能である。
(内部状態情報)
本実施形態に係るパチスロ機30は、複数の内部状態を有し、滞在する内部状態によって、遊技者が獲得しうるゲーム結果の優越度合いが異なる。よって、内部状態情報は、パチスロ機30において、現在時点滞在する内部状態を示す情報となる。
例えば、パチスロ機30は、AT(アシストタイム)、RT(リプレイタイム)、ART(アシストリプレイタイム)といった特殊状態遊技機能を有する。
ATは、通常ゲーム時、高確率で小役が成立しているにも関わらず、押し順や狙う絵柄が的中しないと揃えられない機種で、AT状態に突入すると、液晶画面上やドットなどで押し順や狙うべき絵柄をナビしてくれる機能である。RTは、RT状態に突入すると、リプレイ確率が通常ゲーム時よりも大幅にアップする。さらにARTは、AT+RTをいう。
このように、ART、AT、RT状態などは、遊技者に有利な特別な条件で遊技を進行できるいわば特別遊技状態である(まとめて大当たりをいう)。よって、パチスロ機30の内部状態情報は、通常状態、ART、AT、及びRT状態、さらには、これらART、AT、及びRTの前兆状態などを有する。
また、パチスロ機30が規定ゲーム回数によって大当たりが発生する機種の場合、内部状態情報は、既消化ゲーム回数の情報を含む。
また、パチスロ機の場合、大当たり確率や子役確率などにおいて、複数の設定段階(例えば、設定1〜6)が設けられていることがある。よって、一例として、内部状態情報は、この設定値を含みうる。但し、設定値は、店舗側が任意で決定する値であり、遊技者には通常非公開であるため、パチスロ機30の内部状態情報からこの設定値を除外するようにしてもよい。
なお、内部状態情報には、例えば、特殊状態中であれば、当該特殊状態の累積獲得コイン数、大当たり回数(連チャン数)、各大当たり間隔ゲーム数、大当たり種別(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、ART等への突入・非突入など)、各大当たり発生の時刻などの遊技履歴情報を含む。これら遊技履歴情報は、パチスロ機30実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする際、遊技アプリ側へ引き継ぎうる有用な情報である。また、内部状態情報には、通常状態中の場合も含め、総累積獲得コイン数、総大当たり回数、各大当たり間隔ゲーム数、大当たり種別(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、ART等への突入・非突入など)、各大当たり発生の時刻などの遊技履歴情報を含むものとする。
<遊技例>
図7は、本発明の一実施形態に係る遊技システムの遊技例を示す図である。
まず、遊技者は、携帯端末20上、パチスロ機(パチスロ機30と同一機種)を模したシミュレーションゲームの遊技機アプリを起動する。図7(a)のように、起動直後、遊技機アプリにおけるパチスロ機は初期状態にある。また、各パラメータも、例えば、「BIG回数」:0、「ART回数」:0、「コイン数」:0というように初期値となっている。
次いで、遊技者は、例えば遊技者の都合や店舗の閉店時間などの理由等により、パチスロ機30の遊技を終了する場合、実機に備え付けられている所定の操作ボタン(非図示)を押下する。
パチスロ機30は、所定の操作ボタンが押下されると、パチスロ機30の内部状態情報を、例えばQRコード(登録商標)などの携帯端末20が読み取り可能なコード情報に変換し、パチスロ機30が備える映像表示装置に映像として出力する。また併せて、パチスロ機30は、映像表示装置上、「お持ちの携帯端末のカメラでコードを読み取って下さい。」などのガイダンスを表示する。
次いで、遊技者が遊技機アプリ上の「メニュー」からカメラを起動すると、画面上、「パチスロ台に表示されたQRコード(登録商標)をカメラで読み取ってください。パチスロ台実機の状態をそのままアプリで引き継ぎます。」と表示される。遊技者は、表示に促されるようにして、図7(b)のように、携帯端末20のカメラで、映像表示装置に表示されたQRコード(登録商標)を撮影する。遊技者は撮影を完了すると、「OK」を押下する。
遊技機アプリには、読み取られたQRコード(登録商標)に基づいて内部状態情報が読み込まれる。即ち、内部状態情報が遊技機アプリのパラメータとして読み込まれることで、遊技機アプリ上、読み込んだパラメータに従って、シミュレーションゲームの内部状態に反映される。具体的に、図7(c)のように、各パラメータは、例えば、「ART残り86回」、「2048枚GET」、「BIG回数」:17、「ART回数」:9、「コイン数」:2048というようにパチスロ機30の遊技終了時点のパラメータ値となっている。
本実施形態によれば、遊技者は、携帯端末20の遊技機アプリ上、パチスロ機30実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする。これにより、遊技機アプリ上、パチスロ機30実機からの遊技状態をそのまま引き継いでそのまま遊技(ゲーム)をプレイすることが可能であるので、店舗で遊技を続けた場合にどのようになっていたかを手軽に楽しめる。また、携帯端末20の遊技機アプリで遊技(ゲーム)可能であるため、場所や時間に拘束されることはなく、例えば電車移動中や都合を終えた後など、遊技者の時間があるときにどこでも遊技(ゲーム)を楽しむことが可能である。
なお、パチスロ機の場合、規定ゲーム回数によって大当たり等が発生する機種がある。このような機種の場合、内部状態情報は、既消化ゲーム回数の情報を含む。ゆえに、天井間近で実機の遊技を中断した場合、携帯端末20の遊技機アプリ上、その天井間近のゲーム回転数から遊技(ゲーム)を再開できる。天井からの大当たり当選は特別な恩恵が得られる場合も少なくなく、天井到達後の遊技は楽しみが大きい。なお、天井とは、前回ボーナス後から一定ゲーム数を超えると、ボーナスやART等の特殊状態の状態に突入すること、またその一定ゲーム数のことをいうものである。
また、パチスロ機の場合、大当たり確率などに複数の設定段階(例えば、設定1〜6)が設けられていることがあるが、パチスロ機30の内部状態情報からはこの設定値を除外するようにしてもよい。この場合、携帯端末20の遊技機アプリ上の設定値については、遊技者に設定値を明示しないまま、複数の設定段階(例えば、設定1〜6)のうちランダムに一の設定値を決定することができる。
(補足)
パチンコ機及びパチスロ機の大当たり抽選方法は、完全確率抽選である。しかしながら、大当たり確率が理論値通りに収束するためには、一定ボリュームの抽選回数が必要である。このため店舗内に設置されるパチンコ機の大当たり回数、出玉数・コイン数には、一時的に理論値よりも多い・少ないという現象(波という)が発生する。即ち例えば、ある日には大当たりがスペックよりも多く発生し、またある日には大当たりがスペック通り全く発生しない。
そこで、パチンコ機10及びパチスロ機30を含む遊技機において発生した大当たり回数や出玉数の波を表現するため、遊技アプリ側でも遊技機実機の波を引き継ぐようにしてもよい。即ち、遊技機実機からの内部状態情報に基づいて、実際の大当たり確率がその実機機種の大当たり発生確率(理論値)よりも所定値以上超えている場合、波を遊技機アプリ側でも意図的に引き継がせるため、遊技機アプリ側の大当たり確率(理論値)をアップさせる。これにより、遊技機実機側で理論値を超えた波が発生した場合、携帯端末20の遊技機アプリ上、実機からの遊技を、波(好調傾向)を含めそのままの状態を引き継いで継続遊技可能となる。なお、携帯端末20では遊技機アプリゆえ、自由に大当たり抽選確率を変更することが可能である。
<総括>
近年、遊技機における遊技性の多様化に伴い、遊技者の遊技時間は従来よりも長くなりつつある。このため、思いのほか遊技時間が長くなってしまった結果、例えば、遊技者の都合や店舗の閉店時間などの理由により、確率変動中やART状態中にも関わらず、遊技者は実機の遊技を中断せざるを得ずにくやしい思いをする遊技者も少なくない。
本実施形態によれば、遊技者は、携帯端末20の遊技機アプリ上、パチンコ機10やパチスロ機30などの遊技機実機からの遊技をそのままの状態を引き継いで継続遊技可能とする。これにより、遊技機アプリ上、遊技機実機からの遊技状態をそのまま引き継いでそのまま遊技(ゲーム)をプレイすることが可能であるので、店舗で遊技を続けた場合にどのようになっていたかを手軽に楽しめる。また、携帯端末20の遊技機アプリで遊技(ゲーム)可能であるため、場所や時間に拘束されることはなく、例えば電車移動中や都合を終えた後など、遊技者の時間があるときにどこでも遊技(ゲーム)を楽しむことが可能である。
以上、本実施形態に係る遊技システム1によれば、遊技機実機からの遊技をそのまま継続可能なアプリを提供することができる。
なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正及び変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細及び添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
10 パチンコ機
30 パチスロ機
201 CPU
209 撮影装置

Claims (5)

  1. 遊技機を模したシミュレーションゲームを実行するアプリケーションプログラムであって、
    前記遊技機から該遊技機の内部状態情報を取得する取得手段と、
    前記シミュレーションゲームの内部状態を決定するためのパラメータに、前記内部状態情報を設定する設定手段と、
    前記パラメータに基づく内部状態から前記シミュレーションゲームを開始するゲーム手段として機能させるためのアプリケーションプログラム。
  2. 前記取得手段は、
    前記遊技機に表示されたコード画像を撮影する撮影手段と、
    前記コード画像から前記内部状態情報を読み取る読取手段と、
    を含む請求項1記載のアプリケーションプログラム。
  3. 前記遊技機は、パチンコ機であって、
    前記内部状態情報は、
    前記パチンコ機の確率変動状態、累積獲得出玉数、大当たり回数、各大当たり間隔ゲーム数、大当たり種別、大当たり発生の時刻の、少なくとも何れかの情報を含む、請求項1又は2記載のアプリケーションプログラム。
  4. 前記遊技機は、パチスロ機であって、
    前記内部状態情報は、
    前記パチスロ機の特別遊技状態、該特別遊技状態の前兆状態、累積獲得コイン数、大当たり回数、各大当たり間隔ゲーム数、大当たり種別、各大当たり発生の時刻の、少なくとも何れかの情報を含む、請求項1又は2記載のアプリケーションプログラム。
  5. 前記遊技機からの前記内部状態情報に含まれる大当たり確率が該遊技機の大当たり発生確率よりも所定値以上超えている場合、前記シミュレーションゲームの大当たり確率を、前記大当たり発生確率よりも大きくする、請求項1ないし4何れか一項記載のアプリケーションプログラム。
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