JP2013111138A5 - - Google Patents
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このような遊技機の中には、変動入賞装置が入賞容易な状態となる確率の低い第1動作状態(通常動作状態)から入賞容易な状態となる確率の高い第2動作状態(時短動作状態)へ移行する制御を可能とし、変動表示ゲームが特別結果態様となる場合に、振り分けテーブルを用いて所定の確率で抽選を行い、その抽選に当選した場合に変動入賞装置を第1動作状態から第2動作状態に移行するようにし、更に、第2変動表示ゲームで特別結果態様となった場合には、第1変動表示ゲームで特別結果態様となった場合よりも上記抽選に当選する確率が高くなるよう設定された振り分けテーブルを用いたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記のような遊技機は、第1変動表示ゲームと第2変動表示ゲームとで抽選に当選する確率が異なるとはいえ、遊技の興趣を十分に高めているとは言えなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、始動入賞領域への遊技球の入賞に基づいて複数の識別情報を変動させる変動表示ゲームを実行し、該変動表示ゲームの停止結果態様が予め定めた特別結果態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、遊技の興趣を高めることを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、変動表示ゲームが行われる際に、当該変動表示ゲームの実行に関する設定内容と、当該変動表示ゲームの実行契機となった始動記憶の種類との組み合わせに基づいて、特別結果態様となった場合に発生させる特別遊技状態の内容を決定するので、どの設定状態にあるときに第1,第2どちらの変動表示ゲームが実行されたかによって、特別遊技状態が発生した場合に遊技者が得られる遊技価値が異なるため、遊技の興趣を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記遊技制御装置は、前記複数の特別遊技状態として、第1特別遊技状態と、前記第1特別遊技状態よりも遊技者の得られる遊技価値の小さな第2特別遊技状態と、を発生可能であり、前記変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となる確率として、通常確率または該通常確率よりも前記特別結果態様となる確率の高い高確率を設定可能な確率設定手段を備え、前記変動表示ゲームの実行に関する設定内容として、前記確率設定手段により設定された確率を用い、前記通常確率状態においては、前記第1変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第1特別遊技状態を、前記第2変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第2特別遊技状態を発生可能とする一方、前記高確率状態においては、前記第1変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第2特別遊技状態を、前記第2変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第1特別遊技状態を発生可能とすることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、通常確率状態においては、第1変動表示ゲームの実行により第1特別遊技状態が、第2変動表示ゲームの実行により第2特別遊技状態がそれぞれ発生可能となり、高確率状態ではその逆になるので、遊技球を入賞させた始動入賞領域が第1,第2の何れであるかにより得られる遊技価値が異なってくる。このため、遊技価値の高い第1特別遊技状態を発生させたい遊技者は、通常確率状態では第1始動入賞領域に、高確率状態では第2始動入賞領域に遊技球が入賞するよう操作部を操作するようになる。このように、大当り終了後に設定される確率状態によって、遊技者が右打ち・左打ちのどちらを行うと所望の大当りを発生させられるかを考えながら打ち分けるので、発生させたい特別遊技状態(獲得したい遊技価値)を自ら選んでいるという感覚が高まり、遊技が単調になってしまうのを防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記遊技制御装置は、前記特別遊技状態が終了した後に所定回数実行される変動表示ゲームにおいては、停止結果態様が特別結果態様となった場合に前記第2特別遊技状態よりも遊技者の得られる遊技価値の大きな特別遊技状態を発生させることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、特別遊技状態が終了した後に所定回数実行される変動表示ゲームにおいては、第2特別遊技状態よりも遊技者の得られる遊技価値の大きい特別遊技状態を発生させるので、入賞させたい始動入賞領域とは異なる始動入賞領域への入賞に基づく始動記憶が特別遊技状態終了時に既に存在した場合に、その始動記憶に基づく特図変動表示ゲームが実行され、遊技者が望まない(遊技価値の低い)特別結果態様が発生してしまうということを防ぐことができる。
なお、上記発明において、前記第2始動入賞領域は、遊技球を受け入れ難い第1状態と遊技球を受け入れ易い第2状態とに変換可能な変換部材を備え、前記遊技制御装置は、所定条件の成立に基づき所定の確率で抽選を行い、該抽選に当選した場合に前記変換部材を所定時間に亘って前記第2状態から前記第1状態へ変換させる制御を実行可能な変換制御実行手段と、該抽選に当選し前記変換制御実行手段が前記変換部材の変換制御を行う確率として、第1変換確率または該第1変換確率よりも高い第2変換確率を設定可能な変換確率設定手段と、を備え、前記変動表示ゲームの実行に関する設定内容には、前記変換確率設定手段により設定された変換確率が含まれたものとしてもよい。
ここで、「所定条件の成立」とは、遊技領域に設けられた所定の始動領域(普図始動ゲート)を遊技球が通過することなどを指す。
ここで、「所定条件の成立」とは、遊技領域に設けられた所定の始動領域(普図始動ゲート)を遊技球が通過することなどを指す。
このようにすれば、変換確率設定手段によって第2変換確率が設定されると、第1変換確率が設定された場合よりも変換部材が頻繁に第2状態となるので、変換部材の動作(開放頻度)をみることにより、変換確率設定手段によって設定されている確率が第1,第2どちらの変換確率であるか推測することが可能となる。また、どちらの始動入賞領域に入賞させればどの特別遊技状態が発生可能となるのか手がかりを得ることができるので遊技の興趣が高まる。なお、第2変換確率が設定された状態では、第2変動表示ゲームにおいて(第2始動入賞領域への入賞を契機として)所望の特別遊技状態が発生可能となるように設定しておくことにより、第2変動表示ゲームの回転率が上がるだけでなく、大当りとなって高い遊技価値が得られる可能性も高まるので、遊技の興趣が高まる。
また、上記発明において、前記装飾表示装置は、前記遊技領域の中央部に設けられ、
前記第2始動入賞領域は、前記装飾表示装置の右側を流下する遊技球のみ入賞可能となる位置に設けられているものとしてもよい。
前記第2始動入賞領域は、前記装飾表示装置の右側を流下する遊技球のみ入賞可能となる位置に設けられているものとしてもよい。
このようにすれば、第2始動入賞領域を遊技領域の装飾表示装置よりも右側を流下する遊技球のみ入賞可能となる位置に設けたので、遊技機に備えられる打球発射装置の操作部を、遊技球が装飾表示装置の右側を流下するように操作する(右打ちを行う)ことにより、第2始動入賞領域へ集中して遊技球を入賞させることが可能となる。また、所望の始動入賞領域に入賞させるには操作部に対する高い操作精度が必要とされるので、狙い打ちを楽しみたい遊技者にとっては遊技の興趣が高まる。
本発明によれば、複数の識別情報を変動させる変動表示ゲームを表示可能な装飾表示装置を備え、変動表示ゲームの停止結果態様が予め定めた特別結果態様となった場合に遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、遊技の興趣を高めることができる。
Claims (3)
- 複数の識別情報を変動させる変動表示ゲームを表示可能な装飾表示装置と、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられた始動入賞領域へ遊技球が入賞したことに基づいて前記変動表示ゲームの進行制御を行う遊技制御装置と、当該遊技制御装置からの指令情報に基づき前記変動表示ゲームの表示制御を行う演出制御装置と、を備え、
前記変動表示ゲームの停止結果態様が予め定めた特別結果態様となった場合に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機において、
前記始動入賞領域は、所定位置に設けられる第1始動入賞領域と、前記第1始動入賞領域とは異なる位置に設けられる第2始動入賞領域と、を備え、
前記遊技制御装置は、
遊技者の得られる遊技価値の異なる複数の特別遊技状態を発生可能に構成され、
前記第1始動入賞領域への遊技球の入賞に基づき第1変動表示ゲームの実行に関する複数の乱数を抽出して第1始動記憶として記憶し、前記第2始動入賞領域への遊技球の入賞に基づき第2変動表示ゲームの実行に関する複数の乱数を抽出して第2始動記憶として記憶する始動記憶保留手段を備え、
前記変動表示ゲームが行われる際に、前記変動表示ゲームの実行に関する設定内容と、当該変動表示ゲームの実行契機となった始動記憶の種類との組み合わせに基づいて、前記特別結果態様となった場合に発生させる特別遊技状態を複数の中から何れかに決定することを特徴とする遊技機。 - 前記遊技制御装置は、
前記複数の特別遊技状態として、第1特別遊技状態と、前記第1特別遊技状態よりも遊技者の得られる遊技価値の小さな第2特別遊技状態と、を発生可能であり、
前記変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となる確率として、通常確率または該通常確率よりも前記特別結果態様となる確率の高い高確率を設定可能な確率設定手段を備え、
前記変動表示ゲームの実行に関する設定内容として、前記確率設定手段により設定された確率を用い、
前記通常確率状態においては、前記第1変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第1特別遊技状態を、前記第2変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第2特別遊技状態を発生可能とする一方、
前記高確率状態においては、前記第1変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第2特別遊技状態を、前記第2変動表示ゲームの停止結果態様が前記特別結果態様となった場合に前記第1特別遊技状態を発生可能とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記遊技制御装置は、前記特別遊技状態が終了した後に所定回数実行される変動表示ゲームにおいては、停止結果態様が特別結果態様となった場合に前記第2特別遊技状態よりも遊技者の得られる遊技価値の大きな特別遊技状態を発生させることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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