JP2016130518A - ショベル - Google Patents

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Nobuyuki Ishii
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Abstract

【課題】排気ガス中のパティキュレート(PM)を捕集し、NOxを還元除去する排ガス浄化装置を備えたショベルを提供すること。【解決手段】本発明の実施例に係るショベルは、油圧ポンプにより駆動されるブーム及びアームと、ディーゼルエンジン1と、ディーゼルエンジン1からの排気ガスを大気中に排出する前に浄化するためにターボチャージャ8の下流に設けられたディーゼルパティキュレートフィルタ16と、ディーゼルパティキュレートフィルタ16の下流に設けられた選択還元触媒19と、有する。【選択図】図1

Description

本発明はショベルに関する。
近年、ディーゼルエンジンを搭載した車両では、高次の排ガス規制に対応すべく、ディーゼルエンジンの排気系に排ガス浄化装置が設置され、ディーゼルエンジンからの排ガスは、排気管の下流側に設けたNOx還元触媒を通って大気中に放出される。
従来、この種の排ガス浄化装置としては、液体還元剤(例えば、尿素水溶液)を用いた選択還元型のNOx浄化装置が多く採用されている。しかしながら、液体還元剤を用いる排ガス浄化装置は、液体還元剤がなくなると排ガスの浄化処理を行うことができなくなってしまう。また、液体還元剤がなくなってもエンジンは稼動を維持できるため、液体還元剤がなくなった状態でエンジン稼動を維持すると多量のNOxが排出されることになる。
これを回避するため、従来では液体還元剤の残量が少なくなった際にこれを検出し、警報を発すると共に強制的にエンジンの出力を低下或いはエンジンを停止させることが行われていた(特許文献1)。
特開2002−371831号公報
しかしながら、特許文献1はショベルに搭載されるディーゼルエンジンの排ガス浄化装置については言及していない。また、従来の排ガス浄化装置は、液体還元剤の残量が少なくなり強制的にエンジンの出力を低下或いはエンジンを停止させる際には、運転者に知らせることなく直ちにエンジン出力の低下或いはエンジン停止が行われていた。
アームやバケット等を備えたショベルでは、このようにエンジン出力の低下或いはエンジン停止が急に行われると、ショベルの運転者に動揺を与えるおそれがある。作業途中でエンジンが停止した場合には、アームやバケット等の機器も停止するためである。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、排気ガス中のパティキュレート(PM)を捕集し、NOxを還元除去する排ガス浄化装置を備えたショベルを提供することを目的とする。また、液体還元剤の残量が少なくなり、これに伴いエンジンの運転条件制限を行うことが必要となった際、運転条件制限の実行前にこれを運転者に告知しうるショベルを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の実施例に係るショベルは、油圧ポンプにより駆動されるブーム及びアームと、ディーゼルエンジンと、前記ディーゼルエンジンからの排気ガスを大気中に排出する前に浄化するためにターボチャージャの下流に設けられたディーゼルパティキュレートフィルタと、前記ディーゼルパティキュレートフィルタの下流に設けられた選択触媒還元システムと、有する。また、本発明の別の実施例に係るショベルは、複数の段階に分けて表示装置で前記ショベルの状態の告知を行うコントローラを有し、前記コントローラは、液体還元剤の残量が少なくなっている状態を告知した後、次の状態になるまでの残り時間を表示する。
上述の手段により、排気ガス中のパティキュレート(PM)を捕集し、NOxを還元除去する排ガス浄化装置を備えたショベルを提供することができる。また、液体還元剤の減少に伴いエンジンの運転条件制限を行うことが必要となった際、運転条件制限の実行前にこれを運転者に告知するショベルを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態である建設機械の排ガス浄化装置の構成図である。 図2は、モード設定装置を示す図である。 図3は、機械コントローラが実行する処理を示すフローチャートである。 図4は、図3のフローチャートに示す動作内容を表形式で示す図である。 図5は、モニターに表示される表示例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1に、本発明の第1実施形態である建設機械の排ガス浄化装置を概略的に示す。本実施形態に係る排ガス浄化装置2は、油圧ショベル等の建設機械に設けられたディーゼルエンジン1から排出される排気ガスを浄化するものである。
ディーゼルエンジン1は、図示しない燃料タンクから高圧ポンプにより燃料が供給され、この高圧燃料を燃焼室内に直接噴射し燃焼させることにより駆動する。このディーゼルエンジン1及び高圧ポンプ等は、エンジンコントロールモジュール4(以下、ECMという)により制御される。
ディーゼルエンジン1からの排気ガスは、ターボチャージャ8を経た後にその下流の排気通路9に流され、排ガス浄化装置2により浄化処理が行われた後、大気に排出される。
一方、エアクリーナ10から吸気通路11内に導入された吸入空気は、ターボチャージャ8及びインタークーラ13等を通過してディーゼルエンジン1に供給される。
排気通路9には、上流側から排気ガス中のパティキュレート(PM)を捕集するパティキュレートフィルタ(DPF)16と、排気ガス中のNOxを還元除去する選択還元型NOx触媒(SCR)19とが直列に設けられている。
選択還元型NOx触媒19は、液体還元剤(例えば、尿素又はアンモニア等)が供給されている時に排気ガス中のNOxを連続的に還元除去するものである。本実施形態では取扱いの容易さから液体還元剤として尿素水を用いている。
排気通路9の選択還元型NOx触媒19の上流側には、選択還元型NOx触媒19に尿素水を供給するための尿素水噴射弁20が設けられている。尿素水噴射弁20は尿素水供給ライン21を介して尿素水タンク23(液体還元剤タンク)に接続されている。
また、尿素水供給ライン21には尿素水供給ポンプ22が設けられている。尿素水タンク23内に貯留された尿素水は、尿素水供給ポンプ22により尿素水噴射弁20に供給され、尿素水噴射弁20から排気通路9の選択還元型NOx触媒19の上流位置に噴射される。
尿素水噴射弁20から噴射された尿素水は、選択還元型NOx触媒19に供給される。供給された尿素水は、選択還元型NOx触媒19内において加水分解してアンモニアを生成する。このアンモニアが選択還元型NOx触媒19内で排ガスに含まれるNOxを還元し、これにより排ガスの浄化が行われる。
第1のNOセンサ14は、尿素水噴射弁20の上流側に配設されている。また、第2のNOセンサ15は選択還元型NOx触媒19の下流側に配設されている。この各NOセンサ14、15は、各々の配設位置における排ガス内の各NO濃度を検出する。
尿素水タンク23には尿素水残量センサ24が配設されている。この尿素水残量センサ24は、尿素水タンク23内の尿素水残量を検出する。
上記した各センサ14、15、24、尿素水噴射弁20、及び尿素水供給ポンプ22は、排ガス浄化装置コントローラ5に接続されている。排ガス浄化装置コントローラ5は、第1及び第2のNOセンサ14、15で検出されるNOx濃度に基づき、尿素水噴射弁20及び尿素水供給ポンプ22により適正量の尿素水が噴射されるよう噴射量制御を行う。
また、排ガス浄化装置コントローラ5は、尿素水残量センサ24から出力される尿素水残量に基づき、尿素水残量の尿素水タンク23の全容積に対する割合を読み取る。本実施形態では、この尿素水タンク23の全容積に対する尿素水残量の割合を尿素水残量Aというものとする。従って、尿素水残量Aが50%であるとは、尿素水タンク23の容量の半分の尿素水が尿素水タンク23内に残存していることを示す。
排ガス浄化装置コントローラ5は、通信手段によりディーゼルエンジン1の制御を行うECM4と接続されている。また、ECM4は通信手段により機械コントローラ6に接続されている。
機械コントローラ6は、ブーム、アーム等を駆動する油圧ポンプ、及びブームシリンダ、アームシリンダ等の油圧システムに対しオイルの供給及び供給停止を行う各種制御弁等の制御を行う。この機械コントローラ6は、通信手段を介してエンジンコントロールモジュール(ECM)4及び排ガス浄化装置コントローラ5と接続されている。
よって、排ガス浄化装置コントローラ5が有している排ガス浄化装置2の各種情報は、機械コントローラ6が共有しうる構成となっている。なお、ECM4、排ガス浄化装置コントローラ5、機械コントローラ6は、それぞれCPU、ROM、RAM、入出力ポート、及び記憶装置等を含む。
機械コントローラ6には、モニター7(表示装置)及びモード設定装置18(作業モード設定手段)が接続されている。モニター7には、警報及び運転条件表示が表示される。この警報及び運転条件表示については、説明の便宜上後述するものとする。
モード設定装置18は、作業モードを切り替える装置である。図2は、モード設定装置18を拡大して示している。本実施形態に係る建設機械では、モード設定装置18により作業モードを目標エンジン回転数に応じてSPモード、Hモード、Aモードの3つのモードに切り替えられる構成となっている。このモード設定装置18は、スイッチノブ18aを回転操作し、指示部18bをSP、H、Aの各表示に合わせることによりモード切り替えを行うことができる。
次に、図3及び図4を用いて、上記構成とされた排ガス浄化装置2の動作の一実施形態について説明する。図3は、機械コントローラ6が実行する排ガス浄化装置2の動作処理を示している。また、図4は図3のフローチャートに示す動作内容を表形式で具体的に示す図である。なお、図3に示す処理は所定時間毎に繰り返し実行されるルーチン処理である。また、図3ではステップを「S」と略称すると共に「%」の表示を略している。
図3に示す処理が起動すると、先ず機械コントローラ6は排ガス浄化装置コントローラ5を介して、尿素水タンク23内の尿素水残量Aを読み取る。前記のように尿素水残量Aは、排ガス浄化装置コントローラ5が尿素水残量センサ24の検出結果に基づき、尿素水タンク23の全容積に対する尿素水残量の割合を読み取ったものである。
ステップ10では、この尿素水残量Aが15%を超えているか否かが判断される。尿素水残量Aが15%を超えている状態は、尿素水残量が多いため、エンジン出力及び油圧システムを通常動作させても問題がない状態である。
このため、ステップ10で肯定判断(YESの判断)がされた場合は、処理はステップ11に進み、図4に示す動作(I)が実行される。即ち、尿素水噴射、エンジン出力、及び油圧システムは通常動作が維持され、また後述する警報表示及びカウントダウンは実行されない。このステップ11が実行されると、処理はステップ10に戻る。
一方、ステップ10で否定判断(NOの判断)がされると、処理はステップ12に進む。ステップ12では、尿素水残量Aが10%を超し、かつ15%以下であるか否かが判断される。本実施形態では、尿素水残量Aが15%以下になると、尿素水残量が減少したことを運転者に知らせる警告を行うと共に、ディーゼルエンジン1及び油圧システムに運転条件制限を適宜実行する構成となっている。
よって、ステップ12で肯定判断が行われた場合は、ステップ15において図4に示す動作(II)が実行される。即ち、尿素水噴射及び油圧システムは通常動作が維持されるが、ディーゼルエンジン1ではエンジン出力が10%低減される運転条件制限が実施される。
本実施形態では、機械コントローラ6はステップ15の動作(II)を行う前に、ステップ13において警報を表示すると共に、ステップ14においてカウントダウンを実施する。
ステップ13で実施される警報は、モニター7に表示される。運転者は、このモニター7の警報を見ることにより尿素水残量が減少したことを確認することができる。
従来の排ガス浄化装置でも、この警報が表示される構成とされたものはあった。しかしながら、従来の排ガス浄化装置は、この警報が表示された後にどのくらいの時間で運転条件制限が実行されるのかを知ることができなかった。
これに対し、本実施形態では、ステップ13による警報の表示と同時又は後で、ステップ15による動作(II)の実行前に、ステップ14においてカウントダウンを実施する構成としている。このカウントダウンは、運転条件制限の実行時期を運転者に告知するために実施されるものである。
ここで運転条件制限とは、尿素水タンク23内の尿素水の残量が既定残量以下となった時に実施されるものである。具体的な運転条件制限としては、ECM4が実行するディーゼルエンジン1のエンジン出力の低減、エンジン回転数の低減及び停止処理、排ガス浄化装置コントローラ5が実行する尿素水の噴射停止処理、及び機械コントローラ6が実行する油圧システムの油圧出力の低減及び停止処理等である。
本実施形態では、カウントダウンをステップ13で実施される警報の表示と共に、モニター7に表示する構成としている。図5は、ステップ14によりカウントダウンが表示されたモニター7を示している。
同図に示すように、モニター7にはステップ13による警報表示M1と共に、ステップ14によるカウントダウン表示M2及びカウントダウン終了後に実行される運転条件制限の表示M3が表示されている。本実施形態に係るカウントダウン表示M2は、10本の長さの異なるバー表示が時間経過と共に色変化(例えば、白から黒に変化)する構成とされている。よって、運転者はカウントダウン表示M2により、後どの位で運転条件制限が実行されるのかを判断することができる。
なお、カウントダウン表示は本実施形態に係るものに限定されるものではなく、他の表示方法(例えば、時計表示等)を用いても、また音声により告知を行う構成としてもよい。また、本実施形態ではカウントダウンの時間は1分に設定されているが、このカウントダウンの時間も適宜設定が可能なものである。
ステップ14によるカウントダウンが終了すると、処理はステップ15に進んで、エンジン出力を10%低下させる運転条件制限が実行される。このステップ15の運転条件制限が実行されると、処理はステップ10に戻る。
一方、ステップ12で否定判断がされると、処理はステップ16に進む。ステップ16では、尿素水残量Aが6%を超し、かつ10%以下であるか否かが判断される。
ステップ16で肯定判断が行われた場合は、ステップ15において図4に示す動作(III)が実行される。即ち、尿素水噴射及び油圧システムは通常動作が維持されるが、ディーゼルエンジン1ではエンジン出力が20%低減される運転条件制限が実施される。
機械コントローラ6は、ステップ15の動作(III)を行う前にも、ステップ17の警報表示を行うと共に、ステップ18のカウントダウンを実施する。このステップ17、18の処理を実行することにより、モニター7には図5に示したのと同じ表示が行われる。
よって運転者は、動作(III)が実行される前においても、カウントダウン表示M2により後どの位で運転条件制限が実行されるのかを判断することができる。
ステップ18によるカウントダウンが終了すると、処理はステップ19に進んで、エンジン出力を20%低下させる運転条件制限が実行される。このステップ19の運転条件制限が実行されると、処理はステップ10に戻る。
一方、ステップ16で否定判断がされると、処理はステップ20に進む。ステップ20では、尿素水残量Aが0%を超し、かつ6%以下であるか否かが判断される。
ステップ20で肯定判断が行われた場合は、ステップ23の図4に示す動作(IV)が実行される。即ち、尿素水噴射は維持されるが、ディーゼルエンジン1ではエンジン出力が50%低減され、更に油圧システムでは出力が50%低減される運転条件制限が実施される。
機械コントローラ6は、ステップ23の動作(IV)を行う前にも、ステップ21の警報表示を行うと共に、ステップ22のカウントダウンを実施する。このステップ21、22の処理を実行することにより、モニター7には警報表示M1、カウントダウン表示M2、及びカウントダウン終了後に実行される運転条件制限の表示M3が表示される。
この際、動作(IV)においては油圧システムの運転条件制限も実行されるため、運転条件制限の表示M3としては、その旨も合わせた表示が行われる。具体的には、表示M3として「もう少しでエンジン出力及び油圧システム出力が低下します」に例示されるような表示が行われる。
よって運転者は、動作(IV)が実行される前においても、カウントダウン表示M2により後どの位で運転条件制限が実行されるのかを判断することができる。
ステップ22によるカウントダウンが終了すると、処理はステップ23に進んで、上記の動作(IV)の運転条件制限が実行される。このステップ23の運転条件制限処理が実行されると、処理はステップ10に戻る。
一方、ステップ20で否定判断がされると、換言すると尿素水残量Aが0%になったと判断されると、ステップ26の図4に示す動作(V)が実行される。即ち、排ガス浄化装置2は尿素水噴射が停止され、ディーゼルエンジン1も停止され、更に油圧システムも停止される運転条件制限が実施される。
機械コントローラ6は、このステップ23の動作(V)を行う前にも、ステップ24の警報表示を行うと共に、ステップ25のカウントダウンを実施する。このステップ24、25の処理を実行することにより、モニター7には警報表示M1、カウントダウン表示M2、及びカウントダウン終了後に実行される運転条件制限の表示M3が表示される。
この際、動作(V)においては尿素水噴射停止、エンジン停止、及び油圧システム停止という運転条件制限が実行されるため、運転条件制限の表示M3としては、その旨の表示が行われる。具体的には、表示M3として「もう少しでエンジンの停止が行われます」に例示されるような表示が行われる。
よって運転者は、動作(V)が実行される前においても、カウントダウン表示M2により後どの位で運転条件制限が実行されるのかを判断することができる。
ステップ25によるカウントダウンが終了すると、処理はステップ26に進んで、上記の動作(V)の運転条件制限が実行される。このステップ26の運転条件制限が実行されると、処理はステップ10に戻る。
上記のように本実施形態に係る排ガス浄化装置2では、ステップ15、19、23、26で動作(II)、(III)、(IV)、(V)の各運転条件制限が実行される前に、運転者はステップ14、18、22、25で実施されるカウントダウン表示M2により、後どの位で運転条件制限が実行されるのかを判断することができる。
よって、予め運転者は運転条件制限が実行される時期を知ることができる。運転条件制限が実行されても運転者に動揺を与えるようなことはない。また、運転者はカウントダウン表示M2により、運転条件制限が実行される前に建設機械を安全な状態にすることができ、作業の安全性を確保することができる。
更に、運転条件制限が実行されることにより当該建設機械は実施できなくなる動作が発生することが考えられるが、予め運転条件制限を運転者に知らせることにより、作業者により作業内容の変更を行うことが可能となる。これにより、尿素水が減少した時の建設機械の運転を、現場の作業内容に合わせて効率的に実施することが可能になる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
本発明は、液体還元剤を用いた排ガス浄化装置を有する建設機械及び自動車に広く適用が可能なものである。
1 ディーゼルエンジン
2 排ガス浄化装置
4 エンジンコントロールモジュール(ECM)
5 排ガス浄化装置コントローラ
6 機械コントローラ
7 モニター
9 排気通路
11 吸気通路
16 パティキュレートフィルタ
18 モード設定スイッチ
19 選択還元型NOx触媒
20 尿素水噴射弁
21 尿素水供給ライン
22 尿素水供給ポンプ
23 尿素水タンク
24 尿素水残量センサ

Claims (6)

  1. 油圧ポンプにより駆動されるブーム及びアームと、
    ディーゼルエンジンと、
    前記ディーゼルエンジンからの排気ガスを大気中に排出する前に浄化するためにターボチャージャの下流に設けられたディーゼルパティキュレートフィルタと、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタの下流に設けられた選択還元触媒と、有する、
    ショベル。
  2. 前記ディーゼルパティキュレートフィルタと前記選択還元触媒との間に配置された排気通路と、
    前記排気通路に配置された、液体還元剤タンクに貯留された液体還元剤を噴射する噴射弁と、
    前記排気通路において前記噴射弁の上流側に配置されたNOxセンサと、を有する、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記ディーゼルパティキュレートフィルタと前記選択還元触媒との間に配置された排気通路と、
    前記排気通路に配置された、液体還元剤タンクに貯留された液体還元剤を噴射する噴射弁と、
    前記排気通路において前記噴射弁の下流側に配置されたNOxセンサと、を有する、
    請求項1に記載のショベル。
  4. 前記排気通路はU字状に湾曲し、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタと前記選択還元触媒とは直列に且つ互いに隣接するように接続される、
    請求項2又は3に記載のショベル。
  5. 複数の段階に分けて表示装置で前記ショベルの状態の告知を行うコントローラを有し、
    前記コントローラは、液体還元剤の残量が少なくなっている状態を告知した後、次の状態になるまでの残り時間を表示する、
    請求項1乃至4の何れかに記載のショベル。
  6. 前記コントローラは、液体還元剤の残量を検出する残量検出装置の検出結果に基づいて複数の段階に分けて前記表示装置で前記ショベルの状態の告知を行う、
    請求項5に記載のショベル。
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