JP2016129539A - 郵便受け - Google Patents

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Abstract

【課題】投函物を投函し易い、郵便受けを提供する。
【解決手段】郵便受け1は、箱状であり前面に前開口21aが設けられた郵便受け本体2と、前開口21aの周囲から前方に突出し、前端に前開口21aに通じる投入口74を有する口枠部7と、を備える。また、郵便受け1は、左右方向を軸方向とする回転軸の周りを回転し、郵便受け本体2の内側に配置されるフラップ3を備える。フラップ3は、その上端部に回転中心を有し、前開口21aに後方から近付いて閉塞し且つ、後側に回転することで前開口21aを開放する。フラップ3は、前開口21aを閉塞したとき前開口21aに挿入される突出部52を有する。突出部52の前面は、下側に行く程前側に位置するように傾斜する傾斜面52eとなることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、郵便受けに関する。
従来、前面に前開口が設けられた箱状の郵便受け本体と、前開口の周囲に設けられた口枠部と、左右方向を軸方向とする回転軸周りを回転するフラップと、を備えた郵便受けが知られている(例えば特許文献1参照)。
フラップは、その上端部に回転中心を有し、後方から前開口を閉塞し且つ、後斜め上方に回転することで前開口を開放する。
特開2011−152468号公報
特許文献1に記載されているフラップは、前開口を閉塞した際、前開口に挿入される側面視矩形状の突出部を有する。
この郵便受けでは、ユーザーが、投函物を口枠部の前端の投入口を通して前開口から郵便受け本体内に投函する際、投函物が突出部に当たることにより、フラップが後斜め上方向に回転する機構となっている。
しかし、投函物が厚みのある(例えば前開口の上下方向の寸法と同じ位の厚み)ものであると、投函物によりフラップを回転させる際、突出部の上角部に投函物が引っ掛かり易いため、投函物の郵便受け本体内への投函が妨げられる虞があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、投函物を投函し易い、郵便受けを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
箱状であり前面に前開口が設けられた郵便受け本体と、前記前開口の周囲から前方に突出し、前端に前記前開口に通じる投入口を有する口枠部と、左右方向を軸方向とする回転軸の周りを回転し、前記郵便受け本体の内側に配置されるフラップと、を備え、前記フラップは、その上端部に回転中心を有し、前記前開口に後方から近付いて閉塞し且つ、後側に回転することで前記前開口を開放するものであり、前記フラップは、前記前開口を閉塞したとき前記前開口に挿入される突出部を有し、前記突出部の前面は、下側に行く程前側に位置するように傾斜する傾斜面となることを特徴とする。
本発明の郵便受けでは、フラップに傾斜面が設けられることで、厚みのある投函物を投入しても、投函物に突出部が引っ掛かり難くなり、ユーザーが投函物を投函し易い。
図1は、本実施形態の郵便受けの斜視図である。 図2は、本実施形態の郵便受けの縦断面図である。 図3は、本実施形態のフラップの斜視図である。 図4は、本実施形態の郵便受けの照明部が設けられた部分の縦断面図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態の郵便受け1は、住宅家屋の外構用の門柱に埋め込まれるようにして取り付けられる。本実施形態の外構には、オープン外構、クローズ外構やセミクローズ外溝が用いられる。
郵便受け1は、図1に示すように、箱状の郵便受け本体2を備える。郵便受け本体2は、天面部22、一対の側面部23、底面部24、正面部21及び背面部25を有する略六面体状に形成される。郵便受け本体2は、本実施形態では、直方体状に形成されるが、立方体状でもよい。
ここで、本実施形態において、背面部25から正面部21に向かう方向を前方向、その反対方向を後方向、前後方向とは直角な水平方向を左右方向とする。
郵便受け本体2の正面部21には、図1,2に示すように、その上端部に前開口21aが形成される。前開口21aは、正面部21において前後方向に貫通する。前開口21aは正面視矩形状となり、左右方向に長く、上下方向に短く形成される。
郵便受け本体2の背面部25には、図2に示すように、郵便受け本体2の内部から投函物を取出すために取出し部26が設けられる。取出し部26は、背面部25において前後方向に貫通する取出し開口26aと、取出し開口26aを閉塞又は開放する扉27と、を有する。
取出し開口26aは、背面視矩形状となる。取出し開口26aは、本実施形態では、背面部25の中央部分に形成されるが、その形成される場所は限定されない。すなわち、取出し開口26aは、ユーザーが投函物を取出し易い、大きさ且つ場所に形成される。
以下の扉27に関する詳細な記載では、図2に示すように、扉27が取出し開口26aを閉塞している状態を基準とする。
扉27は、取出し開口26aよりも若干大きく形成される。扉27は、本実施形態では、矩形状に形成される。扉27は、郵便受け本体2の一対の側面部23に架け渡された扉用軸部23aに、回転自在に取付けられる。すなわち、扉27は左右方向を軸方向とする扉用軸部23aの周りを回転する。
扉27の上端部には、軸把持部27aが設けられ、扉27は取出し開口26aを後方から覆うように配置される。これにより、扉27は、後斜め上方に回転することで取出し開口26aを開放し、開放した状態から前斜め下方に回転することで取出し開口26aを閉塞する。扉27は、開放状態のとき傾斜姿勢となり、閉塞状態のとき鉛直姿勢となる。
郵便受け1は、図1,2に示すように、左右方向を軸方向とする回転軸の周りを回転し、郵便受け本体2の内側に配置されるフラップ3を備える。フラップ3は、一対の側面部23の内面に架け渡されて取付けられ、左右方向を軸方向とするフラップ用軸部23bを回転軸とする。フラップ用軸部23bは、本実施形態では、郵便受け本体2の前端部における上端部に配置される。
以下のフラップ3に関する詳細な記載では、図2に示すように、フラップ3が前開口21aを閉塞している状態を基準とする。
フラップ3は、前開口21aよりも若干大きく形成される。フラップ3は、正面視略矩形状となり、左右方向に長く、上下方向に短く形成される。また、フラップ3は、その上端部に回転中心を有し、前開口21aに後方から近付くように配置される。
フラップ3は、図2,3に示すように、その上端部に設けられフラップ用軸部23bに回転可能に支持される軸受け部4と、軸受け部4から連設され前開口21aを閉塞又は開放するフラップ本体5と、を有する。
本実施形態のフラップ3では、図3に示すように、その上端部における左右の両端部に一対の軸受け部4が設けられる。なお、軸受け部4の設けられる場所や数は特に限定されない。また、本実施形態の郵便受け1では、郵便受け本体2にフラップ用軸部23bが設けられ、フラップ3に軸受け部4が設けられているが、郵便受け本体2に軸受けを設け、フラップ3に軸を設けてもよい。
軸受け部4は、図3に示すように、フラップ用軸部23bを挿通させる挿通孔41cが形成された軸受け本体41と、フラップ本体5と軸受け本体41とを繋ぐ連設部42と、で設けられる。
軸受け本体41は、図3に示すように、フラップ3の左右方向の中央側に位置し、前方に開口したC字状の中央側円弧状部41aを有する。また、軸受け本体41は、フラップ3の左右方向の外側に位置し、後方に開口したC字状の外側円弧状部41bを有する。
このように、本実施形態の軸受け本体41は、中央側円弧状部41aと外側円弧状部41bとで形成されるが、その構成は限定されるものではない。
フラップ3は、フラップ用軸部23bと軸受け部4とにより、フラップ3が後斜め上方に回転することで前開口21aを開放し、開放した状態から前斜め下方向に回転することで前開口21aを閉塞することができる。フラップ3は、開放状態のとき傾斜姿勢となり、閉塞状態のとき鉛直姿勢となる。
フラップ本体5は、図2,3に示すように、軸受け部4の下端部から下方に向けて連設される基部50と、基部50から前方に突出し閉塞時に前開口21aに挿入される突出部52と、を有する。
基部50は、図2,3に示すように、閉塞時に前開口21aの周縁部の後端部に接触する接触部51を有する。
接触部51には、図3に示すように、閉塞時に前開口21aにおける上縁部の後端部に接触する上縁接触部51aと、閉塞時に前開口21aにおける下縁部の後端部に接触する下縁接触部51bと、が設けられる。また、接触部51には、閉塞時に前開口21aにおける左縁部及び右縁部の夫々の後端部に接触する一対の左右縁接触部51cが設けられる。
接触部51が設けられることにより、図2に示すように、前開口21a閉塞時のフラップ3の位置決めが行われる。
突出部52は、図2,3に示すように、上縁接触部51aから前方に向かって連設される上面部52aと、下縁接触部51bから前方に向かって連設される下面部52bと、を有する。また、突出部52は、左右縁接触部51cから前方に向かって連設される一対の側面部52cと、上面部52aと下面部52bと側面部52cとに連設される前面部52dと、を有する。
上面部52aは、上縁接触部51aの前面から垂直に突出する。上面部52aは、本実施形態では、図2に示すように、前開口21aの前後方向における中間位置まで突出して設けられる。また、上面部52aと前開口21aの上縁部との間には、フラップ3が回転自在に移動するための隙間61が形成される。
下面部52bは、下縁接触部51bの前面から垂直に突出する。下面部52bは、本実施形態では、図2に示すように、前開口21aの前後方向における前端位置まで突出して設けられる。なお、下面部52bは、前開口21aの前端位置よりも前方に突出して設けられてもよい。また、下面部52bと前開口21aの下縁部との間には、フラップ3が回転自在に移動するための隙間62が形成される。
上記したように、下面部52bは上面部52aよりも前方に突出して設けられる。
側面部52cは、図3に示すように、左右縁接触部51cから垂直に突出する。側面部52cの上端部は上面部52aの突出先端まで突出し、側面部52cの下端部は下面部52bの突出先端まで突出する。そして、側面部52cの前端部は、下側に行く程前側に位置するように傾斜して設けられる。
前面部52dの前面は、突出部52における前面となる。前面部52dの前面は、本実施形態では、図2,3に示すように、下側に行く程前側に位置するように傾斜する傾斜面52eとなる。
傾斜面52eの傾斜角度(上面部52aと下面部52bとの突出長さの差と、突出部52の上下長さと、から求められる傾斜角度)は、本実施形態では、側面部52cの前端部の傾斜角度と等しく設けられる。
ここで、突出部52において、上面部52aと下面部52bと側面部52cと前面部52dとの連設部分には面取りが施されることが好ましい。
本実施形態のフラップ3では、図2に示すように、その前面が傾斜面52eとなっているので、突出部52の上角部が下角部よりも後方に位置する。ここで、ユーザーが厚みのある投函物でフラップ3を後側に回転させたとき、まず鉛直姿勢のフラップ3の突出部52の下端部に投函物が接触する。その後、傾斜姿勢となるフラップ3の傾斜面52eに接触していく。
このとき、突出部52の下角部は、フラップ3の回転に伴い、投函物から離れていく。そして、突出部52の上角部は、突出部52の下角部の位置よりも後方に位置するので、投函物が接触し難くなっており、投函物に突出部52の上角部が引っ掛かり難い。すなわち、フラップ3の前面部52dの前面が傾斜面52eとなっているため、前面部52dの前面が垂直面の場合と比較して、傾斜姿勢となったときのフラップ3の位置が高い位置となり、投函物に突出部52の上角部が引っ掛かり難くなっている。
また、郵便受け1には、フラップ3を前方に向かって付勢する付勢手段(図示せず)が設けられてもよい。付勢手段は、例えば、コイルばねで構成される。
付勢手段は、そのコイル状に巻き回された線材の長手方向の一端(第一端)と、その反対側の他端(第二端)とが、その接線方向に直線状に伸びるように形成される。第一端と第二端とのなす角度は、所定の角度である。
付勢手段は、コイル中心にフラップ用軸部23bが通された状態で、一端がフラップ3の背面に当接し、他端が郵便受け本体2の内面に当接するようにして取り付けられる。これにより、フラップ3を前開口21aの周縁の後端部に向かって付勢することができる。
なお、付勢手段は設けられていなくてもよく、通常時にフラップ3の自重によって前方に回動するように構成されてもよい。
上記したような郵便受け本体2には、図1,2に示すように、前開口21aの周囲に口枠部7が設けられる。口枠部7は、例えば、ステンレス等の金属や、合成樹脂によって形成される。口枠部7は、郵便受け本体2の正面部21の前面から垂直(前方)に向かって突出して設けられる。
口枠部7は、左右方向に長く、上下方向に短く形成される。口枠部7の長手方向の寸法は、正面部21の左右方向の寸法と同じ寸法に形成される。そして、口枠部7の短手方向の寸法は、前開口21aの短手方向の長さよりも長く形成される。また、口枠部7は、正面視において、前開口21aの周囲を囲むようにして配置される。
口枠部7は、図1,2に示すように、天板部71、底板部72、一対の側板部73を有する。口枠部7は、前後方向に開口する略筒形状に形成される。ここで、口枠部7の天板部71の上面は、郵便受け本体2における天面部22の上面と面一となる。また、口枠部7の側板部73の外側の面は、郵便受け本体2における側面部23の外側の面と面一となる。
このような口枠部7が設けられることにより、雨水がフラップ3に付着し難くなる。
口枠部7の前側の開口は、本実施形態では、図2に示すように、郵便受け1の投入口74となる。また、口枠部7の後側の開口は、前開口21aと連通する。これにより、投入口74は、口枠部7の後側の開口を介して前開口21aと通じる。
投函物は、ユーザーにより口枠部7の投入口74を通って投入された後、フラップ3を後方に押し込んで前開口21aを開放させる。そして、投函物は、前開口21aを通って、郵便受け本体2の内部に収容される。
口枠部7には、図1に示すように、一対の側板部73に架け渡される縦面部75が設けられる。縦面部75は、左右方向に長く、上下方向に短い。縦面部75の長手方向の寸法は、口枠部7の内側の左右方向の全長に亙る寸法に等しく形成されている。
縦面部75は、図1,2に示すように、正面視において、前開口21aに重ならないように配置される。縦面部75は、口枠部7の内側の下部に設けられる。なお、ここで言う口枠部7の下部とは、口枠部7の上下方向の中央よりも下方を意味する。ここで、縦面部75は、口枠部7の底板部72における内面72aに接していなくてもよい。
縦面部75は、前面に氏名が表示される表札として用いられることが好ましい。なお、縦面部75が表札として用いられる場合には、縦面部75に氏名を直接表示してもよいし、氏名が記載されたプレートを縦面部75に固定してもよい。
縦面部75は、例えば、インターフォンを設置するための設置台として用いてもよいし、住所を表示してもよい。また、縦面部75に、液晶ディスプレイを固定して、デジタル画像や文字を表示させてもよい。このとき、縦面部75を液晶ディスプレイによって構成してもよい。
縦面部75と口枠部7の底板部72における内面72aとの間には、図2に示すように、水抜き用隙間76が形成されることが好ましい。水抜き用隙間76は、口枠部7の内面72aと縦面部75の下端との間において左右方向の全長に亙って設けられる。
これにより、仮に、縦面部75を越えて雨水が浸入しても、雨水は、水抜き用隙間76を通って、口枠部7の外に排出される。また、フラップ3の傾斜面52eを伝ってその下端から流下した雨水も排出される。
また、口枠部7の内面72aは、図2に示すように、前側に行く程下側に位置するように傾斜することが好ましい。これにより、内面72aに付着した雨水が流下し易くなり、水抜き用隙間76を通って排出される雨水が、さらに排出され易くなる。
口枠部7の内側には、図2に示すように、その上部で且つ縦面部75よりも前方に配置され、縦面部75に向かって発光する照明部8が設けられる。照明部8は、本実施形態では、天板部71の内面に設置される。
照明部8は、図4に示すように、口枠部7における左右方向と平行に配置される導光棒81と、導光棒81の左右方向の端面から光を入射させる光源82と、筐体9と、を備える。
導光棒81は、左右方向に長く形成される長尺物であり、例えば、アクリルによって形成される。導光棒81の左右方向の両端面は入射面81aである。また、導光棒81の上端には光拡散部81bが設けられており、導光棒81の下方に臨む面が、出射面81cである。この導光棒81の出射面81cは、縦面部75に向くように配置される。
光源82は、入射面81aに対向するように配置される。本実施形態の光源82は、基板82aにLED82bが実装されて構成される。光源82は、本実施形態では、導光棒81の長手方向の両端に夫々一つづつ合計二つ設置されているが、その数は限定されない。
筐体9は、導光棒81に沿って設けられた本体部91と、光源82を保持する光源保持部92と、を備える。
本体部91は、下方に開口する断面略C字状となる。本体部91の下方の開口には、図4に示すように、透明板93が取り付けられている。透明板93は、導光棒81の出射面81cに対向配置される。
光源保持部92は、図4に示すように、光源82を保持する有底筒状の基台部92aと、基台部92aに取り付けられて導光棒81を支持する支持部92bと、を有する。
基台部92aは、導光棒81側に向かって開口する。基台部92aの奥面には、図4に示すように、光源82の基板82aが接触状態で取り付けられる。この基板82aは、光源82における熱発生部であり、基台部92aに熱的に接続される。
また、基台部92aは、口枠部7に熱的に接続される。これにより、光源82から発生した熱は、基台部92aを介して口枠部7に伝導し放熱される。
支持部92bは、基台部92aに嵌め込み固定される。そして、支持部92bは、導光棒81の端部を支持する。また、本実施形態の支持部92bは、光源82を覆う部分を有するので、透明な部材(例えば、アクリル)によって形成される。これにより、光源82から発せられた光は、支持部92bを透過して入射面81aに向かう。
光源82から発せられた光は、入射面81aから入射し、導光棒81内において全反射を繰り返しながら導光棒81の長手方向に沿って進行する。このとき、光拡散部81bで反射した光は乱反射し、出射面81cから出射する。この出射面81cから出射した光は、透明板93を透過して縦面部75に向かう。これにより、光源82から発せられた光は縦面部75を照らす。
上記した構成を備えた郵便受け1では、突出部52の上角部は、突出部52の下角部の位置よりも後方に位置し、投函物に突出部52の上角部が引っ掛かり難いので、ユーザーが郵便受け1に投函物を投函し易くなる。
さらに、上角部が引っ掛かることで発生する虞のある投函物の損傷を抑制することができる。
また、突出部52の下面部52bが、前開口21aの前端位置よりも前方に突出して設けられると、フラップ3にかかり傾斜面52eに沿って流下する雨水が、郵便受け本体2の内部に浸入し難くなる。
本実施形態の郵便受け1は以下の構成を備える。
郵便受け1は、箱状であり前面に前開口21aが設けられた郵便受け本体2と、前開口21aの周囲から前方に突出し、前端に前開口21aに通じる投入口74を有する口枠部7と、を備える。また、郵便受け1は、左右方向を軸方向とする回転軸の周りを回転し、郵便受け本体2の内側に配置されるフラップ3を備える。フラップ3は、その上端部に回転中心を有し、前開口21aに後方から近付いて閉塞し且つ、後側に回転することで前開口21aを開放する。フラップ3は、前開口21aを閉塞したとき前開口21aに挿入される突出部52を有する。突出部52の前面は、下側に行く程前側に位置するように傾斜する傾斜面52eとなることを特徴とする。
これにより、厚みのある投函物を投入しても、投函物に突出部52の上角部が引っ掛かり難いため、投函物を投函し易くなる。
口枠部7は、内側の下部に左右方向の全長に亘って設けられる縦面部75と、縦面部75と口枠部7の底板部72における内面72aとの間に形成される水抜き用隙間76と、を有することが好ましい。
これにより、雨水除けの縦面部75を越えて雨水が浸入しても、雨水は水抜き用隙間76を通って口枠部7の外に排出される。
口枠部7の底板部72における内面72aが、前側に行く程下側に位置するように傾斜することが好ましい。
これにより、口枠部7の底板部72における内面72aに付着した雨水が排出され易くなる。
縦面部75が表札であることが好ましい。
これにより、表札と郵便受け1が一体になるので外観をシンプルにすることができる。
口枠部7の内側には、その上部で且つ縦面部75よりも前方に配置され、縦面部75に向かって発光する照明部8が設けられることが好ましい。
これにより、縦面部75の表示が見え難くなるのを防ぐことができる。
照明部8は、口枠部7における左右方向と平行に配置される導光棒81と、導光棒81の左右方向の端面から光を入射させる光源82と、を備える。照明部8では、導光棒81における縦面部75に向く面が出射面81cであることが好ましい。
これにより、光源82が点光源であったとしても、線状に発光させることができ、縦面部75を効果的に照らすことができる。
照明部8では、光源82が口枠部7に熱的に接続され、口枠部7を介して放熱する構成であることが好ましい。
これにより、光源82が熱の影響を受けるのを防ぐことができる。
1 郵便受け
2 郵便受け本体
21a 前開口
23 側面部
23b フラップ用軸部
3 フラップ
4 軸受け部
5 フラップ本体
52 突出部
52e 傾斜面
7 口枠部
74 投入口
75 縦面部
76 水抜き用隙間
8 照明部
81 導光棒
82 光源
9 筐体

Claims (7)

  1. 箱状であり前面に前開口が設けられた郵便受け本体と、
    前記前開口の周囲から前方に突出し、前端に前記前開口に通じる投入口を有する口枠部と、
    左右方向を軸方向とする回転軸の周りを回転し、前記郵便受け本体の内側に配置されるフラップと、を備え、
    前記フラップは、
    その上端部に回転中心を有し、前記前開口に後方から近付いて閉塞し且つ、後側に回転することで前記前開口を開放するものであり、
    前記フラップは、
    前記前開口を閉塞したとき前記前開口に挿入される突出部を有し、
    前記突出部の前面は、下側に行く程前側に位置するように傾斜する傾斜面となることを特徴とする郵便受け。
  2. 前記口枠部は、
    内側の下部に左右方向の全長に亘って設けられる縦面部と、
    前記縦面部と前記口枠部の底板部における内面との間に形成される水抜き用隙間と、を有することを特徴とする請求項1に記載の郵便受け。
  3. 前記口枠部の底板部における内面が、前側に行く程下側に位置するように傾斜することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の郵便受け。
  4. 前記縦面部が表札であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の郵便受け。
  5. 前記口枠部の内側には、その上部で且つ前記縦面部よりも前方に配置され、前記縦面部に向かって発光する照明部が設けられることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の郵便受け。
  6. 前記照明部は、
    前記口枠部における左右方向と平行に配置される導光棒と、
    前記導光棒の左右方向の端面から光を入射させる光源と、を備え、
    前記導光棒における前記縦面部に向く面が出射面であることを特徴とする請求項5に記載の郵便受け。
  7. 前記照明部では、前記光源が前記口枠部に熱的に接続され、前記口枠部を介して放熱する構成であることを特徴とする請求項6に記載の郵便受け。
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