JP6675087B2 - 郵便箱の口金取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、郵便箱の口金取付構造に関する。
通常、郵便箱は、郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の周縁部に、郵便箱の投入口を構成する口金が取り付けられている。特許文献1には、このような郵便箱の口金取付構造の一例が記載されている。
すなわち、特許文献1記載の口金取付構造は、郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の上縁部に、外方に突出する係止受部を形成し、郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の下縁部に、内方に引っ込み傾斜する傾斜受部を形成する。また、口金の上縁部に、内方に突出する係止部を形成し、口金の下縁部に、内方に突出傾斜する傾斜部を形成する。そして、口金の取付時には郵便箱本体の係止受部に口金の係止部を係止するとともに、郵便箱本体の傾斜受部に口金の傾斜部を当接し、斜め上方に向けて挿通したねじなどの固定具によって固定する構成になっている。
特開2006−223457号公報
ところで、特許文献1記載の口金取付構造では、郵便箱本体の係止受部に口金の係止部を係止したり、その係止を解除したりする際、口金を上下方向に移動させる必要がある。しかし、この移動が、郵便箱本体の傾斜受部と口金の傾斜部との接触によって容易にできず、その分作業に手間が掛かるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その課題は、前述した係止などのために口金を上下動させる必要があるときその移動を容易にでき、作業の効率化を図り得る郵便箱の口金取付構造を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本発明は、郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の周縁部に、郵便箱の投入口を構成する口金が取り付けられた郵便箱の口金取付構造として、以下のような構成にする。すなわち、前記郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の上縁部には、下方に凹んでなる嵌合溝が設けられ、前記郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の下縁部には、固定具が挿入可能な挿入孔を有する固定具受け体が上下動可能に設けられている。また、前記口金の上縁部には、前記嵌合溝に嵌合可能な突起部が設けられ、前記口金の下縁部には、前記固定具受け体の挿入孔に対応して、前記固定具が挿入可能な挿入孔を有する固定部が設けられている。そして、前記口金の取付状態では前記突起部が前記嵌合溝に嵌め込まれ、前記固定部の下方又は前方斜め下方からこの固定部の挿入孔及び前記固定具受け体の挿入孔に前記固定具が通された状態で前記固定部と前記固定具受け体とが固定されている構成にする。
本発明における郵便箱の口金取付構造によれば、口金の取付時に突起部を嵌合溝に嵌め込むために口金を上下動させるときその移動を容易にできるので、作業の効率化を図ることができる。
図1は本発明の一実施形態に係る郵便箱の斜視図である。 図2は前記郵便箱の分解斜視図である。 図3は図1のX−X線における拡大断面図である。 図4Aは前記郵便箱の主要部である郵便箱本体の斜視図であり、図4Bは図4A中の固定具受け体の設置付近の拡大図である。 図5は前記郵便箱の一部品である口金の裏面側から見た斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る郵便箱1の全体構成を示す。なお、図1中、F方向を前方、R方向を後方として説明する。
郵便箱1は、郵便物を収納する箱状の郵便箱本体10と、郵便箱1の投入口2を構成する口金30とを備えている。郵便箱本体10の外面は、前壁部10a、後壁部10b、上壁部10c、底壁部10d及び左右一対の側壁部10e,10eで構成されている。
郵便箱本体10の前壁部10aの上部には、図3及び図4にも示すように、左右方向に長い矩形状の投入口用開口部11が設けられており、投入口用開口部11は、前壁部10aの内側に設けたフラップ12により覆われている。フラップ12は、その上縁側を支点として前壁部10aに開閉可能に支持されているとともに、バネにより閉じ方向に付勢されている。よって、フラップ12は、通常、投入口用開口部11を閉塞し、郵便箱1の投入口2から郵便物が投入されるときフラップ12が後方に回転して投入口用開口部11を開くようになっている。
郵便箱本体10の後壁部10bには、図2に示すように、その略全面に亘る大きさの矩形状の取出口13が設けられているとともに、取出口13を開閉可能に閉塞する取出扉14が設けられている。利用者は、取出扉14を開くことで取出口13から郵便箱本体10内に収納された郵便物を取り出すことができる。
郵便箱本体10の上壁部10cは、金属製の天板15により構成されている。天板15の前端部は、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の上縁部(詳しくはその上半部分)を構成している。また、天板15の前端部は、前壁部10aの投入口用開口部11の上縁部以外の他の部位よりも前方に突出する突出部16を構成している。
突出部16の上面は、天板15の突出部16以外の上面よりも所定寸法(後述する口金30の上枠部31における凹部35の上壁部35aの厚み分)だけ低くなっており、突出部16の基端に沿って段差部17が構成されている。また、突出部16の左右両端面は、天板15の突出部16以外の左右両端面よりもそれぞれ所定寸法(後述する口金30の側枠部32の厚み分)だけ天板15の幅方向中心線側に近寄って位置している。
突出部16の上面には下方に凹んでなる嵌合溝18が設けられている。嵌合溝18は、段差部17に沿ってその全長に亘って形成され、あるいは左右2箇所にそれぞれ段差部17に沿って所定の長さに形成されている。
郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部には、ねじなどの固定具21が挿入可能な挿入孔22を有する固定具受け体23が上下動可能に設けられている。
固定具受け体23は、図4A及び図4Bに詳示するように、投入口用開口部11の横幅寸法の半分程度の長さを有する断面L字状の部材である。すなわち、固定具受け体23は、前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部に沿って鉛直に固定される固定部23aと、固定部23aの下端側から前方に向かって水平に突出する突出部23bと有している。固定部23aの左右2箇所にはそれぞれ上下方向に長い長孔24が設けられているとともに、長孔24を通してねじなどの固定具25が前壁部10aに固定されていて、固定具受け体23が長孔24に沿って上下動可能に設けられている。固定具受け体23の上下動可能な距離(つまり長孔24の上下方向の長さ寸法)は、嵌合溝18の深さ寸法と同一又はそれよりも少し大きい程度である。突出部23bの長手方向(左右方向)中央部には挿入孔22が設けられている。
一方、口金30は、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の周縁部に取り付けられている。口金30は、図1ないし図3に示し、図5にも示すように、投入口2の上縁部を構成する上枠部31と、投入口2の左右側縁部をそれぞれ構成する左右一対の側枠部32,32と、投入口2の下縁部を構成する表札部33及び下枠部34とを有している。これらの部分31〜34が一連につながることで、口金30は、矩形枠状の外形でもって投入口2を構成している。投入口2は、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11に連通している。
口金30の上枠部31には突出部16を後方から嵌め込む凹部35が形成されている。凹部35は、口金30の上端に位置する上壁部35aと、投入口2の上縁に位置する下壁部35bとを有し、この両壁部35a,35b間に突出部16が後方から嵌め込まれる。
凹部35の上壁部35aの内面側には左右2つのフック部材36,36が設けられている。各フック部材36は、金属製の薄板からなる。また、各フック部材36は、上壁部35aの内面に溶接又は接着剤などにより固定された固定部36aと、固定部36aの後端を下方に折り曲げてなりかつ嵌合溝18に嵌合可能な突起部36bとを有している。各フック部材36の固定部36aを上壁部35aの内面に固定するに当たっては、上壁部35aの内面に上方にフック部材36の厚み分だけ凹んだ凹み37を設け、この凹み37に各フック部材36の固定部36aを固定する。これにより、フック部材36の固定状態ではフック部材36の固定部36aの下面と上壁部35aの内面とが面一になる。
凹部35の下壁部35bには、後述する照明装置52の導光部材53に対応して、左右方向に長い窓用開口部38が設けられているとともに、窓用開口部38を覆うカバー39が設けられている。カバー39は、透光性を有している。カバー39の左右方向の両端部は、それぞれ下壁部35bの内面(上面)と下壁部35bに形成した保持部40との間に挟まれて保持されている。保持部40の上面と突出部16の前面部16aの下端との間には嵌合溝18の深さ寸法よりも大きな隙間41が設けられている。
また、口金30の下枠部34には、固定具受け体23の突出部23bに対応して、この突出部23bの前端部を収容可能な凹部46と、凹部46の下壁部と連続しかつ突出部23bの下面に当接可能な固定部47とが形成されている。凹部46及び固定部47は、いずれも口金30の下枠部34の左右方向の略全長に亘って形成されている。固定部47の左右方向中央部には、固定具受け体23の挿入孔22に対応して、固定具21が挿入可能な挿入孔48が設けられている。
しかして、口金30の取付時には、口金30の上枠部31側では、口金30の凹部35内に郵便箱本体10の突出部16を嵌め込むとともに、各フック部材36の突起部36bをそれぞれ嵌合溝18に嵌め込む。また、口金30の下枠部34側では、先ず、固定具受け体23を長孔24を介して少し上方に持ち上げた状態で、口金30の凹部46に固定具受け体23の突出部23bの前端部を収納する。その後、口金30の固定部47の下方から固定部47の挿入孔48及び固定具受け体23の挿入孔22に固定具21を挿入して固定部47と固定具受け体23とを固定する。以上によって、口金30の取付構造が構成されている。なお、口金30の取付状態では、図1に示すように、口金30の上枠部31の上面と郵便箱本体10の上壁部10cの上面とが面一になり、口金30の側枠部32と郵便箱本体10の側壁部10eとが面一になる。
郵便箱本体10の突出部16は、内部に空洞部51を有している。空洞部51は、下方に開放された形状になっている。また、空洞部51は、突出部16の左右方向の略全長に亘って形成されている。空洞部51内には口金30の内面を照射する照明装置52が設けられている。
照明装置52は、空洞部51内を左右方向に延びる棒状の導光部材53と、導光部材53の長手方向(左右方向)の端面に対向する位置に設けられた発光ダイオードなどからなる光源54と、導光部材53及び光源54を収納したケース55とを有している。
光源54から出た光は、導光部材53の長手方向の端面から導光部材53に入る。この光は、導光部材53の反対側の端面に向かって進行し、この進行の過程で導光部材53の上面によって下面側に拡散反射し、この後、導光部材53の下面から下側に向かって出射する。これにより、導光部材53は、長手方向の全長に亘って発光する。
ケース55の両端は、それぞれブラケット及びねじなどの固定具を介して突出部16に固定されている。ケース55には、導光部材53の下面に対向して、透光性を有する窓部56が設けられている。導光部材53の下面から出た光は、ケース55の窓部56、口金30のカバー39及び窓用開口部38を通して、口金30の内面に至り当該内面を照らす。
なお、図1中、61は口金30の上枠部31の前面部31aに設けられた照度センサなどのセンサ、62は同じく口金30の上枠部31の前面部31aに設けられた居住者の氏名などを表示する表示部であって、表示部62は透光性を有している。また、表示部62に対向して、突出部16の前面部16aには切欠部63(図2参照)が、ケース55には窓部がそれぞれ設けられていて、導光部材53の側面から出た光が、これらを通して表示部62を裏側から照らすようになっている。
次に、前記実施形態の作用効果を説明するに、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の周縁部に、郵便箱1の投入口2を構成する口金30を取り付ける場合の作業手順を述べながら説明する。
すなわち、口金30の上縁部である上枠部31側では、口金30の凹部35内に郵便箱本体10の突出部16を嵌め込むとともに、各フック部材36の突起部36bをそれぞれ嵌合溝18に嵌め込む。この際、口金30の凹部35内で突出部16との間の隙間が最も小さくなる箇所は、保持部40との間の隙間41であるが、この隙間41は、嵌合溝18の深さ寸法よりも大きくなっている。このため、口金30の凹部35内に突出部16を嵌め込んだ状態のままで口金30を、一旦上方に持ち上げ、その後下方に移動させることにより、各フック部材36の突起部36bをそれぞれ嵌合溝18に嵌め込むことができる。この結果、作業を容易かつ迅速に行うことができ、作業の効率化を図ることができる。
また一方、口金30の下縁部である下枠部34側では、先ず、固定具受け体23を長孔24を介して少し上方に持ち上げた状態で、口金30の凹部46に固定具受け体23の突出部23bの前端部を収納することにより、仮取付状態とする。この状態のとき、口金30の上枠部31側で口金30を上下動させながら各フック部材36の突起部36bを嵌合溝18に嵌め込んだり、その嵌め込みを外したりすることがある。この際、固定具受け体23は、郵便箱本体10の前壁部10aに上下動可能に設けられているため、仮取付状態のままでも口金30を容易に上下移動させることができ、作業の効率化をより図ることができる。
その後、口金30の固定部47の下方から固定部47の挿入孔48及び固定具受け体23の挿入孔22に固定具21を挿入して固定部47と固定具受け体23とを固定する。以上によって、口金30の取付作業が終了する。また、取付時とは逆の作業手順によって、口金30を取り外すことができる。
このように、本実施形態の口金30の取付構造では、口金30の取付や取外しなどの作業を容易かつ迅速に行うことができ、作業の効率化を図ることができる。
その上、口金30を固定するための固定具21は、口金30の固定部47の下方から固定部47の挿入孔48及び固定具受け体23の挿入孔22に挿入して固定部47と固定具受け体23とを固定している。このため、郵便箱1の前方から見て固定具21が目立つことは少なく、その分見栄えを良好にすることができる。
また、口金30の上枠部31側では、口金30に設けたフック部材36の突起部36bが郵便箱本体10の突出部16の上面に設けた嵌合溝18に嵌め込むだけでなく、口金30の凹部35内に郵便箱本体10の突出部16を嵌め込む構成になっている。このため、上枠部31側での口金30の取付強度を高めることができる。
しかも、突出部16の上面は、天板15の突出部16以外の上面よりも所定寸法だけ低くなっており、また、突出部16の左右両端面は、天板15の突出部16以外の左右両端面よりもそれぞれ所定寸法だけ天板15の幅方向中心線側に近寄って位置している。そして、口金30の取付状態では、口金30の上枠部31の上面と郵便箱本体10の上壁部10cの上面とが面一になり、口金30の側枠部32と郵便箱本体10の側壁部10eとが面一になる。このため、口金30と郵便箱本体10とが外観的に一体感を増すことになり、郵便箱1の外観を良好にすることができる。
さらに、突出部16は、内部に空洞部51を有しており、空洞部51内には口金30の内面を照射する照明装置52が設けられている。このため、夜間などに口金30の内面が照明装置52によって照らされることになり、郵便箱1の機能を高めることができる。特に、本実施形態の場合、口金30は、投入口2の下縁部に表札部33を有しているため、表札部33の照明として有効である。
加えて、固定具受け体23は、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部に沿って固定される固定部23aと、固定部23aの下端側から前方に突出する突出部23bとを有している。固定部23aには、上下方向に長い長孔24が設けられているとともに、長孔24を通して固定具25が固定されていて、固定具受け体23が長孔24に沿って上下動可能に設けられている。突出部23bには挿入孔22が設けられている。この構成では、長孔24の形成と固定具25を用いるだけで固定具受け体23を郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部に上下動可能に設けることができるので、実施化を図る上で有利である。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば前記実施形態では、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の上縁部に、当該前壁部10aの他の部位よりも前方に突出した突出部16を形成する一方、口金30の上枠部31に、突出部16を嵌め込む凹部35を形成した。しかし、本発明の形態としては、このような構成は必須のものではない。郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の上縁部に、下方に凹んでなる嵌合溝18を設ける一方、口金30の上枠部31に、嵌合溝18に嵌合可能な突起部36bを設ける。口金30の取付状態では口金30の上枠部31側で単に、突起部36bを嵌合溝18に嵌め込むだけの構成にしてよい。
また、前記実施形態では、口金30の下枠部34に設けた固定部47の下方から固定部47の挿入孔48及び固定具受け体23の挿入孔22に固定具21を挿入して固定部47と固定具受け体23とを固定するように構成した。しかし、本発明の形態としては、これに限らず、固定部47の前方斜め下方から固定部47の挿入孔48及び固定具受け体23の挿入孔22に固定具21を挿入して固定部47と固定具受け体23とを固定するように構成してもよい。この場合でも、郵便箱1の前方から見て固定具21が目立つことは少なく、見栄えを良好にすることができる。
さらに、前記実施形態では、口金30の上枠部31に、嵌合溝18に嵌合可能な突起部36bを設けるに当たり、口金30とは別体でかつ突起部36bを有するフック部材36を用いた。しかし、本発明の形態としては、口金30に突起部を一体的に設けるようにしてもよいのは勿論である。
加えて、前記実施形態では、凹部35の下壁部35bの窓用開口部38を覆うカバー39を設けるに当たり、カバー39の左右方向の両端部を、それぞれ下壁部35bの内面と下壁部35bに形成した保持部40との間に挟んで保持する構成にした。しかし、本発明の形態としては、カバー39の保持ないし固定のために別の手段を用いてもよい。例えば、凹部35の下壁部35bの窓用開口部38にカバーを下壁部35bと面一に嵌め込んで凹凸構造又は接着剤などにより固定する構成にしてもよい。この場合、下壁部35bの上面と突出部16の前面部16aの下端との間に、嵌合溝18の深さ寸法よりも大きな隙間を設ければ、実施形態の場合と同様の効果を奏することができる。つまり、凹部35内に突出部16を嵌め込んだ状態のままで口金30を上下動させながらフック部材36の突起部36bを嵌合溝18に嵌め込むことができ、作業を容易かつ迅速に行うことができる。
以上説明したように、本発明の第1の形態は、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の周縁部に、郵便箱1の投入口2を構成する口金30が取り付けられた郵便箱1の口金取付構造として、下記のような構成とする。
すなわち、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の上縁部には、下方に凹んでなる嵌合溝18が設けられている。郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部には、固定具21が挿入可能な挿入孔22を有する固定具受け体23が上下動可能に設けられている。一方、口金30の上縁部には、嵌合溝18に嵌合可能な突起部36bが設けられ、口金30の下縁部には、固定具受け体23の挿入孔22に対応して、固定具21が挿入可能に挿入孔48を有する固定部47が設けられている。口金30の取付状態では突起部36bが嵌合溝18に嵌め込まれ、固定部47の下方又は前方斜め下方から固定部47の挿入孔48及び固定具受け体23の挿入孔22に固定具21が通された状態で固定部47と固定具受け体23とが固定されている。
この構成では、口金30の取付時などには口金30の上縁部(上枠部)31側で口金30を上下動させながら突起部36bを嵌合溝18に嵌め込んだり、その嵌め込みを外したりすることがある。この際、口金30の下縁部(下枠部)34側で固定部47と固定具受け体23とが接触している状態のときでも、固定具受け体23は、郵便箱本体10の前壁部10aに上下動可能になっているため、口金30を容易に上下動させることができる。この結果、作業を容易にかつ迅速に行うことができ、作業の効率化を図ることができる。その上、郵便箱1の前方から見て固定具21が目立つことは少なく、その分見栄えを良好にすることができる。
本発明の第2の形態は、下記のような構成とする。すなわち、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の上縁部には、前壁部10aの他の部位よりも前方に突出した突出部16が形成され、突出部16の上面に嵌合溝18が設けられている。一方、口金30の上縁部31には、突出部16を嵌め込む凹部35が形成され、凹部35の上壁部35aの内面側に突起部36bが設けられている。
この構成では、口金30の上縁部31側では、口金30に設けた突起部36bが郵便箱本体10の前壁部10aに設けた嵌合溝18に嵌め込むだけでなく、口金30の凹部35内に郵便箱本体10の突出部16を嵌め込む構成になっている。このため、上縁部31側での口金30の取付強度を高めることができる。
本発明の第3の形態は、下記のような構成とする。すなわち、突出部16は、内部に空洞部51を有しており、空洞部51内には口金30の内面を照射する照明装置52が設けられている。
この構成では、夜間などに口金30の内面が照明装置52によって照らされることになり、郵便箱1の機能を高めることができる。
本発明の第4の形態は,下記のような構成とする。すなわち、固定具受け体23は、郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部に沿って固定される固定部23aと、固定部23aの下端側から前方に突出する突出部23bとを有している。固定部23aには、上下方向に長い長孔24が設けられているとともに、長孔24を通して固定具25が固定されていて、固定具受け体23が長孔24に沿って上下動可能に設けられている。突出部23bには挿入孔22が設けられている。
この構成では、長孔24の形成と固定具25を用いるだけで固定具受け体23を郵便箱本体10の前壁部10aの投入口用開口部11の下縁部に上下動可能に設けることができるので、実施化を図る上で有利である。
1 郵便箱
2 投入口
10 郵便箱本体
10a 前壁部
11 投入口用開口部
16 突出部
18 嵌合溝
21 固定具
22 挿入孔
23 固定具受け体
23a 固定部
23b 突出部
24 長孔
25 固定具
30 口金
31 上枠部(上縁部)
34 下枠部(下縁部)
35 凹部
35a 上壁部
36b 突起部
47 固定部
48 挿入孔
51 空洞部
52 照明装置

Claims (3)

  1. 郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の周縁部に、郵便箱の投入口を構成する口金が取り付けられた郵便箱の口金取付構造であって、
    前記郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の上縁部には、下方に凹んでなる嵌合溝が設けられ、前記郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の下縁部には、固定具が挿入可能な挿入孔を有する固定具受け体が上下動可能に設けられており、
    前記口金の上縁部には、前記嵌合溝に嵌合可能な突起部が設けられ、前記口金の下縁部には、前記固定具受け体の挿入孔に対応して、前記固定具が挿入可能な挿入孔を有する固定部が設けられており、
    前記口金の取付状態では前記突起部が前記嵌合溝に嵌め込まれ、前記固定部の下方又は前方斜め下方からこの固定部の挿入孔及び前記固定具受け体の挿入孔に前記固定具が通された状態で前記固定部と前記固定具受け体とが固定されており、
    前記郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の上縁部には、当該前壁部の他の部位よりも前方に突出した突出部が形成され、この突出部の上面に前記嵌合溝が設けられており、前記口金の上縁部には、前記突出部を嵌め込む凹部が形成され、この凹部の上壁部の内面側に前記突起部が設けられていることを特徴とする郵便箱の口金取付構造。
  2. 前記突出部は、内部に空洞部を有しており、この空洞部内には前記口金の内面を照射する照明装置が設けられている請求項1記載の郵便箱の口金取付構造。
  3. 前記固定具受け体は、前記郵便箱本体の前壁部の投入口用開口部の下縁部に沿って固定される固定部と、この固定部の下端側から前方に突出する突出部とを有しており、前記固定部には、上下方向に長い長孔が設けられているとともに、この長孔を通して固定具が固定されていて、前記固定具受け体が長孔に沿って上下動可能に設けられており、前記突出部には前記挿入孔が設けられている請求項1又は請求項2に記載の郵便箱の口金取付構造。
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