JP6815180B2 - ミラーキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、ミラーキャビネットに関する。
従来、洗面化粧台等において、ミラー部の設けられた収納棚であるミラーキャビネットが設けられている。このミラーキャビネットに、照明装置と、人間等の物体が近づいたことを検知するセンサ部とを設け、非接触でミラー部の周囲に配置した照明装置の点灯等の制御を行うものが提案されている。センサ部は、ミラーキャビネットの上部に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−255687号公報
センサ部を、ねじ等の締結部材によってミラーキャビネットに固定した場合、センサ部が故障した場合に交換する際に対応した工具が必要になり、交換等のメンテナンス作業が容易でないという問題があった。
本発明は、メンテナンス作業が容易なセンサ部を有するミラーキャビネットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、物体の近接及び動きを検知するセンサ部(例えば、後述のセンサ部42)を有する照明装置(例えば、後述の照明装置4)と、前記照明装置が取り付けられるキャビネット本体(例えば、後述のキャビネット本体3)と、を備えるミラーキャビネット(例えば、後述のミラーキャビネット1)であって、前記センサ部は、前記キャビネット本体に取り付けられるセンサベース(例えば、後述のセンサベース45)と、前記センサベースに着脱可能なケーシング(例えば、後述のケーシング44)と、前記センサベース及び前記ケーシングを互いに係合させる係合部(例えば、後述の係合部400)と、を有するミラーキャビネットを提供する。
また、前記係合部は、前記ケーシングに設けられ、前記センサベースに係合可能な爪部(例えば、後述の爪部441)と、前記センサベースに形成され、前記爪部が係合する爪係合凹部(例えば、後述の爪係合凹部456)と、により構成されることが好ましい。
また、前記センサベースが取り付けられる前記キャビネット本体の取り付け面は、略水平面又は略鉛直面であることが好ましい。
また、前記取り付け面(例えば、後述の底面部33)には、前記照明装置の配線(例えば、後述の配線432)が挿通される挿通孔(例えば、後述の挿通孔331)が形成され、前記センサベースは、前記配線が挿通される貫通孔(例えば、後述の貫通孔451)が形成された本体部(例えば、後述の本体部450)と、前記本体部から突出する突起部(例えば、後述の突起部453)と、を有し、前記突起部は、前記センサベースが前記取り付け面に取り付けられた状態で前記挿通孔内に収容され、且つ、前記配線の端子を仮固定可能な仮固定部(例えば、後述の仮固定部454)を有することが好ましい。
また、前記本体部は、板状に形成され、前記ケーシング側の面には前記キャビネット本体側に凹む凹部(例えば、後述のベース凹部455)が形成され、前記突起部は、前記凹部における前記キャビネット本体側に配置されることが好ましい。
また、前記センサベース及び前記ケーシングは、弾性変形可能な部材で構成され、
前記ケーシングの内側縁を前記センサベースの外側縁に沿ってスライドさせることで、前記ケーシングが前記センサベースに係合することが好ましい。
本発明によれば、メンテナンス作業が容易なセンサ部を有するミラーキャビネットを提供することができる。
本実施形態のミラーキャビネットを示す正面側斜視図である。 本実施形態のミラーキャビネットの斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本実施形態のセンサ部の斜視図である。 本実施形態のセンサベースの上面の斜視図である。 本実施形態のセンサベース下面の斜視図である。 本実施形態のセンサ部を取り付けた状態を説明する説明図である。 本実施形態のセンサ部付近の分解斜視図である。
図1は、本実施形態に係るミラーキャビネット1が設けられた洗面化粧台100の正面側斜視図である。洗面化粧台100は、ミラーキャビネット1と、洗面カウンター7と、下部キャビネット8と、を有する。
洗面カウンター7は、上部が開口して水を受ける凹部を有する洗面ボウル71と、洗面ボウル71が配置されるカウンター部72と、水栓73とを有する。
下部キャビネット8は、洗面カウンター7の下部に配置される。下部キャビネット8は、水栓73及び洗面ボウル71の排水口から延びる配管を収納するとともに、周囲に収納空間を有する。
図2は、ミラーキャビネット1の斜視図である。
ミラーキャビネット1は、図2に示すように、洗面化粧台100の洗面ボウル71の奥側で洗面ボウル71よりも上部に配置される鏡付きの収納部である。ミラーキャビネット1は、ミラー部2と、キャビネット本体3と、照明装置4と、表示板5と、を有する。
ミラー部2は、ミラーキャビネット1の前面に配置され、長方形の鏡が三枚連続して形成される三面鏡である。ミラー部2は、ミラーキャビネット1における開閉可能な扉として機能する。ミラー部2は、第1ミラー扉21、第2ミラー扉22及び第3ミラー扉23と、を有する。
第1ミラー扉21は、幅方向の中央に配置され、三枚のうち最も面積の広い鏡である。
第2ミラー扉22及び第3ミラー扉23は、第1ミラー扉21の左右方向両側にそれぞれ配置され、第1ミラー扉21の幅よりも狭い。第1ミラー扉21、第2ミラー扉22及び第3ミラー扉23は、幅方向の一方側にヒンジ部(図示せず)が配置され、ヒンジ部を回転させることで他方側を開閉するように構成されている。
図3は図1のA−A断面図である。
キャビネット本体3は、図3に示すように、ミラー部2の裏側に配置され、ミラー部2と対応する寸法を有する収納棚である。キャビネット本体3は、それぞれが板状の部材で構成される背板部31と、側面部32と、底面部33と、天面部34と、複数の棚板35と、を有する。また、図1及び図2に示すように、キャビネット本体3は、第1収納棚310と、第2収納棚320と、第3収納棚330と、を有する。
背板部31は、洗面化粧台100が配置される空間の壁面に沿って配置され、ミラー部2全体の裏側に位置する。
側面部32は、ミラー部2の上下方向に全部で四枚配置される。すなわち、側面部32は、キャビネット本体3の左右方向両端部に位置する外側側面部32a、32dと、第1ミラー扉21の左右方向両端部に位置し、第1ミラー扉21と第2ミラー扉22、及び第1ミラー扉21と第3ミラー扉23それぞれの間を区切る仕切り側面部32b及び32cとを有する。側面部32a〜32dにより、第1ミラー扉21、第2ミラー扉22及び第3ミラー扉23の裏側に、三つに分割された第1収納棚310、第2収納棚320及び第3収納棚330が形成される。
底面部33は、背板部31の下端部に配置され、背板部31から背板部31に直交する手前方向へ延びる一枚の板材である。底面部33は、第1ミラー扉21の下面にのみ配置されており、第2ミラー扉22及び第3ミラー扉23の下面には配置されていない。底面部33は、後述するように、センサ部42が取り付けられる取り付け面となる。底面部33には、照明装置4の配線432を挿通させる挿通孔331が形成される(図8参照)。
挿通孔331は、底面部33の下面から天面部34側へ略垂直方向に向かって、底面部33の厚さの1/2程度に延び、そこから屈曲して底面部33の面方向に沿って背板部31の方向へ延びるように形成される(図8参照)。
天面部34は、背板部31の上端部に配置され、背板部31から背板部31に直交する手前方向へ延びる一枚の板面である。
棚板35は、外側側面部32a、32d及び仕切り側面部32b、32cの間に略水平方向に延びるように渡される板材である。棚板35は、固定されていてもよく、使用者によって任意の位置に配置を変更できるように構成されてもよく、その両方を含む構成であってもよい。
なお、図2に示すように、第三収納棚330の下方には、電気機器用の差し込みプラグ穴6(コンセント)が配置されている。
照明装置4は、キャビネット本体3に取り付けられて、ミラー部2を照らす装置である。照明装置4は、上部照明410と、縦照明420と、を有する。また、照明装置4は、上部照明410及び縦照明420を発光させる発光部41と、センサ部42と、制御部43とを有する。
上部照明410は、図2に示すように、天面部34における第1ミラー扉21の上方に配置される。上部照明410は、第1ミラー扉21の鏡面から前方へ突出している。
縦照明420は、第1ミラー扉21、第2ミラー扉22及び第3ミラー扉23それぞれの境界に上下方向に延びるように配置される。縦照明420は、仕切り側面部32b、32cに取り付けられる照明カバーの内部に、以下に説明する発光部41が配置されることで構成される。
発光部41は、上部照明410及び縦照明420に配置されるLED電球である。発光部41は、上部照明410及び縦照明420内に配置された基板に取り付けられる。なお、図3に示すように、発光部41の電源基板47は、第1収納棚310の内部で、仕切り側面部32bの内側に配置されている。
センサ部42は、人間等の物体の近接及び動きを検知する赤外線センサである。センサ部42は、図2に示すように、ミラー部2よりも下方に配置されている。センサ部42は、第1収納棚310の底面部33で、第1ミラー扉21の鏡面よりも奥側、すなわち背板部31側に配置されている。
図3に示すように、センサ部42は、底面部33の奥行方向における略中央部から斜め下方を向いて配置されており、検知範囲S1と、を有する。
検知範囲S1は、この範囲で使用者が手指をかざすと、センサ部42が人体等の物体の接近を正常に検知する範囲である。検知範囲S1は、センサ部42から円錐状に外側に向かって広がるように設定されており、広範囲にわたっているが、第1ミラー扉21のミラー部2より前には出過ぎないように設定されている。
図4は、センサ部42の斜視図である。
センサ部42は、図4に示すように、センサ本体430と、係合部400と、ケーシング44と、センサベース45と、を有する。
センサ本体430は、例えば近赤外線反射検出方式の赤外線センサのモジュールである。センサ本体430は、センサ部42の前面(ミラー部2側)に露出している。
ケーシング44は、略立方体の形状で六面を有するとともに、爪部441を有する。ケーシング44は、樹脂等の弾性変形可能な可撓性を有する部材で構成される。
上面44aは、開口しており、内部にセンサ本体430や端子431a、431b、配線432等を収容可能になっている。上面44aは、キャビネット本体3の底面部33に当接する。
底面44b、一対の側面44c、44dの下縁は、図3に示すように、センサ部42をキャビネット本体3の底面部33に取り付けた状態で下方から上方へ、手前側から奥側へ向かって上り傾斜するように傾斜している。
前面44eは、後面44fよりも面積が大きく、前面44eにセンサ本体430が露出する開口が形成されている。
ケーシング44は、前面44e側よりも後面44f側の方が、高さが低く形成される。すなわち、前面44eと後面44fの上端は、直線上にはなく、後面44fの上端の方が低い位置に形成されている(図7参照)。図示されないが、一対の側面44c、44dの上端は、前面44eの上端と同一直線上にあり、後面44fのみが低くなっている。後面44fの上端は、以下に説明するセンサベース45の後端が重なっている。
爪部441は、ケーシング44の側面44c及び側面44dの上縁側の内側面に、内側へ向かって突出するように四つ形成される。詳細には、爪部441は、側面44c及び側面44dの前側に一対、後ろ側に一対、側面44c及び側面44dとで互いに対向するように配置される。爪部411は、側面44c及び側面44dの上端の内側面から、上面視略三角形状に突出する。爪部441は、以下に説明するセンサベース45の爪係合凹部456に係合し、係合部400の一方を構成する。
図5はセンサベース45の上面(キャビネット本体3側の面)図である。
センサベース45は、底面部33に固定されてキャビネット本体3に取り付けられる。センサベース45は、ケーシング44をスライド可能に係合させる基部となる。センサベース45は、樹脂等の弾性変形可能な可撓性を有する部材で構成される。図5に示すように、センサベース45において、センサベース45が底面部33に取り付けられた場合に、ミラー部2側を前F、背板部31側を後ろB、前Fから後ろBを見た場合の一方を左側L、他方を右側Rとする。
センサベース45は、本体部450と、突起部453と、を有する。
本体部450は、板状に形成される略矩形形状の部材である。本体部450は、貫通孔451と、一対のねじ留め用孔452と、凹部としてのベース凹部455(図6参照)と、爪係合凹部456と、を有する。
貫通孔451は、底面部33に取り付けた状態で前後方向に延び、センサベース45の左右方向の略中央部に形成される。貫通孔451は、四隅を丸く面取りした略長方形の形状である。貫通孔451には、照明装置4の配線432が挿通される。
ねじ留め用孔452は、貫通孔451を挟んで左右方向の一方と他方にそれぞれ形成される。ねじ留め用孔452は、貫通孔451の前寄りに配置される。
爪係合凹部456は、センサベース45の前後方向に延びる一対の外側縁に形成される四つの凹部である。爪係合凹部456は、側縁の前端側に一対、後端側に一対側縁よりわずかに内側に切り欠かれて形成される。爪係合凹部456は、ケーシング44の爪部441が係合可能なように爪部441の寸法と対応している。また、爪係合凹部456の近傍には、爪部441がパチンとしまるように、ケーシング44の爪部441の近傍の形状と対応するような凹凸が刻まれている。爪係合凹部456は、ケーシング44の爪部441が係合し、係合部400の他方を構成する。
図6はセンサベース45の下面(ケーシング44側の面)図である。
ベース凹部455は、図6に示すように、本体部450の下面側に形成され、上面側に凹んでいる。ベース凹部455は、センサベース45の後端側の部分が凹み、中央部及び前F側よりも厚さが薄くなることで形成されている。
図5に戻って、突起部453は、図5に示すように、本体部450から上方に突出し、貫通孔451の後ろB側に配置される。すなわち、突起部453は、ベース凹部455のキャビネット本体3側の面に配置される(図7参照)。突起部453は、仮固定部454を有するように形成される。突起部453は、貫通孔451の後端の周囲の縁から三方向、すなわち貫通孔451の左右方向における一方及び他方の側壁453b、453cと、貫通孔451の後端部側の後壁453dと、から上方へ突出し、これら三方向から起立した壁が上方で接続されるように上面453aを形成する。側壁453b、453c及び後壁453dの間の角は、切り欠かれている。突起部453は、センサベース45が底面部33に固定された状態で、底面部33の挿通孔331内に収容される。
仮固定部454は、貫通孔451の左右方向における一方及び他方の側壁453b、453cと、貫通孔451の後端部側の後壁453dと、上面453aで囲まれる内側の空間である。仮固定部454には、配線432の端子431aが仮固定される。
制御部43は、仕切り側面部32b及び32cの上端部に配置される基板のCPUである。また、制御部43は、センサ部42の検知結果に基づいて、発光部41の発光を制御する。
表示板5は、第1ミラー扉21の下縁の幅方向における一方側に設けられる。表示板5は、センサ部42の位置を示す目印である。表示板5は、略台形形状で、下底が第1ミラー扉21の下縁に沿うように配置される。表示板5は、第1ミラー扉21の下端部に接着されて取り付けられる。
次に、図7及び図8を参照して、センサ部42の取り付け方法について説明する。
図7は、センサ部42を取り付けている状態の側面断面図である。図8はセンサ部42を取り付けた底面部33及びセンサ部42の分解斜視図である。
図7に示すように、まず、センサ部42のセンサベース45のねじ留め用孔452にねじを挿通し、底面部33にセンサベース45を締結して固定する。
ミラーキャビネット1には、内部に予め制御部43及び発光部41等を接続した配線432が配置され、端部に配線432の端子431aが設けられている。
そこで、端子431aを、センサ部42内のセンサ本体430から延びる配線432の端子431bと繋げる。センサベース45の上面には、突起部453が形成され、突起部453の内側に、仮固定部454が形成されている。このため、作業時に端子431aが上方へ上がってミラーキャビネット1の内部に戻りそうになるときには、仮固定部454の上面453aに引っ掛かって仮固定され、それより上への移動が防止される。
また、センサベース45は、所定の強度を確保するため、ねじ留め用孔452の形成されたセンサベース45の前F側は厚くなっているが、後ろB側には前F側よりも薄くなったベース凹部455が形成されている。このため、貫通孔451に指を挿入して端子431aを取り出そうとするときに、上方にある配線432や端子431aに近付きやすい。
端子431aは、センサ本体430から延びている端子431bと接続される。そして、センサ部42のケーシング44内に収納される。
図8に示すように、底面部33に形成されている挿通孔331は、底面部33の面方向に延びている。このため、端子431aから延びる配線432は、底面部33の上面側ではなく、内部を面方向に沿って通り、背板部31側で視認されない位置に配置される。
次に、ケーシング44を、センサベース45の前方から後方へ近づけて、ケーシング44の内側縁をセンサベースの外側縁に沿ってスライドさせる。詳細には、センサベース45の外側縁にケーシング44の側面44c及び側面44dの内側縁を押しつけるようにして手前から奥側へ移動させる。すると、ケーシング44の側面44c及び側面44dの内面に形成されている爪部441が、センサベース45の爪係合凹部456に係合し、パチンと嵌まる。このように、ケーシング44及びセンサベース45を互いに係合させる係合部400が爪部411及び爪係合凹部456により構成される。そして、ケーシング44がセンサベース45を介してキャビネット本体3に着脱可能に取り付けられる。
なお、スライドさせるとき、ケーシング44の後面44fの上端は、前面44e、一対の側面44c、44dよりも低くなっているので、センサベース45が取り付けられていても、前F側から後ろB側へスライド移動させるときに、後面44fがセンサベース45にぶつかりにくい。また、後面44fと、一対の側面44c、44dとでコの字状の切り欠きが形成されるので、一対の側面44c、44dによってスライドする方向をガイドさせやすい。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、ミラーキャビネット1を、物体の近接及び動きを検知するセンサ部42を有する照明装置4と、照明装置4が取り付けられるキャビネット本体3と、を含んで構成した。また、センサ部42を、キャビネット本体3に取り付けられるセンサベース45と、センサベース45に着脱可能なケーシング44と、センサベース45及びケーシング44を互いに係合させる係合部400と、を含んで構成した。
本実施形態では、センサ部42をキャビネット本体3に取り付ける際に、専用の金具や、専用の金具を取り扱う工具等を必要とせずに、センサベース45及びケーシング44を互いに係合させる係合部400により取り付けることができる。このため、センサ部42が故障等した場合に、交換や修理等のメンテナンス作業が容易になる。
本実施形態によれば、係合部400を、ケーシング44に設けられ、センサベース45に係合可能な爪部441と、センサベース45に形成され、爪部441が係合する爪係合凹部456と、により構成した。
本実施形態では、係合部400が爪部441及び爪係合凹部456の単純な形状で構成されるため、係合部400を有するケーシング44やセンサベース45の製造が容易であるとともに、取り付け作業も容易かつわかりやすい。
本実施形態によれば、センサベース45を取り付けるキャビネット本体3の取り付け面を、略水平面又は略鉛直面とした。これにより、ミラーキャビネット1の構成や、三面鏡であるか一面鏡であるか、開閉式であるか引き戸式であるかにかかわらず、所望の位置にセンサ部42を取り付けることができる。したがって、様々な構成のミラーキャビネットにおいて、センサ部42が故障等した場合に、交換や修理等のメンテナンス作業が容易になる。
本実施形態によれば、底面部33に、照明装置4の配線432が挿通される挿通孔331を形成した。また、センサベース45を、配線432が挿通される貫通孔451が形成された本体部450と、本体部450から突出する突起部453と、を含んで構成し、突起部453を、センサベース45が底面部33に取り付けられた状態で挿通孔331内に収容され、且つ、配線432の端子431aを仮固定可能な仮固定部454を含んで構成した。
ミラーキャビネット1の出荷の際、キャビネット本体3内部に配置されている配線432の端部に設けられている端子431aが、運搬中にキャビネット本体3の奥の方へ潜って行ってしまう場合がある。しかし、本実施形態によれば、センサベースの突起部453の内側に仮固定部454が形成されているので、端子431aを仮固定部454内に収めた状態で運搬でき、端子431aを仮固定しておくことができる。すると、取り付け作業時にすぐに端子431aを取り出すことができるので、作業性が向上する。
また、キャビネット本体3内部に配置されている配線432をセンサ部42から延びる配線432と接続する際に、端子431aを摘まんで取り出そうとするとき、端子431aが指等に当たって上へ戻ってしまうようなことがある。しかし、本実施形態によれば、突起部453が仮固定部454を有しているので、端子431aを仮固定部内で仮に固定させることができ、さらに作業性が向上する。
本実施形態によれば、本体部450を、板状に形成し、ケーシング44側の面に、キャビネット本体3側に凹むベース凹部455を形成した。また、突起部453を、ベース凹部455におけるキャビネット本体3側に配置した。本体部450は、ねじ留めにより底面部33に締結されるため、ねじを隠す所定の厚みと強度を必要とするが、本体部450が厚いと端子431aを取り出す作業がしづらくなる。本実施形態によれば、本体部450にベース凹部455が形成されているので、強度を確保する厚みを備える一方で、端子431aを取り出す作業を行う位置の厚さを薄くすることができ、作業性が向上する。また、突起部453が、ベース凹部455の上に位置しているので、厚みが薄くなっているベース凹部455側で端子431aを取り出す作業を行い、突起部453の仮固定部454を利用できるので、作業性が向上する。
本実施形態によれば、センサベース45及びケーシング44を、弾性変形可能な部材で構成した。また、ケーシング44の内側縁をセンサベース45の外側縁に沿ってスライドさせることでケーシング44をセンサベース45に係合させた。これにより、ケーシング44をセンサベース45に合わせて移動させるだけでケーシング44がセンサベース45に係合するので、容易にセンサ部42をキャビネット本体3に取り付けることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、センサベース45を取り付ける取り付け面としての底面部33は略水平面であり、床等の洗面化粧台の設置面と略平行であるが、これに限られない。例えば、キャビネット本体3の略鉛直方向に配置されている面に取り付けられていてもよい。略鉛直方向に配置されている面の例としては、側面部32や、ミラー部2の裏面、また、ミラー部2を一面鏡として構成した場合には、ミラー部の扉を開けた内側に配置する幕板等が例示できる。
また、上記実施形態では、係合部400は、ケーシング44に形成される爪部411及びセンサベース45に形成される爪係合凹部456により構成されているが、これに限られない。ケーシング側に凹部が形成され、センサベース側に爪部等の突起が形成されていてもよい。また、係合部は、爪部のような突起と突起に対応する凹部との組み合わせに限られない。センサベース又はケーシングの側面に溝を形成して、蓋のように回し嵌める等、センサベースとケーシングが着脱可能に係合することを可能にする構成であれば、限定されない。
また、上記実施形態では、洗面化粧台100に設けられるミラーキャビネットを例に説明したが、これに限られない。洗面ボウルや水栓等の洗面施設が設けられていないミラーキャビネットに用いられてもよい。
1 ミラーキャビネット
3 キャビネット本体
4 照明装置
42 センサ部
45 センサベース
331 挿通孔
431a、431b 端子
400 係合部
441 爪部
450 本体部
451 貫通孔
453 突起部
454 仮固定部
455 ベース凹部(凹部)
456 爪係合凹部
432 配線

Claims (6)

  1. 物体の近接及び動きを検知するセンサ部を有する照明装置と、
    前記照明装置が取り付けられるキャビネット本体と、を備えるミラーキャビネットであって、
    前記センサ部は、
    前記キャビネット本体に取り付けられるセンサベースと、
    前記センサベースに着脱可能なケーシングと、
    前記センサベース及び前記ケーシングを互いに係合させる係合部と、を有し、
    前記センサベースが取り付けられる前記キャビネット本体の取り付け面は、略水平面又は略鉛直面であり、
    前記取り付け面には、前記照明装置の配線が挿通される挿通孔が形成され、
    前記センサベースは、前記配線が挿通される貫通孔が形成された本体部と、前記本体部から突出する突起部と、を有し、
    前記突起部は、前記センサベースが前記取り付け面に取り付けられた状態で前記挿通孔内に収容され、且つ、前記配線の端子を仮固定可能な仮固定部を有するミラーキャビネット。
  2. 前記本体部は、板状に形成され、前記ケーシング側の面には前記キャビネット本体側に凹む凹部が形成され、
    前記突起部は、前記凹部における前記キャビネット本体側に配置される請求項1に記載のミラーキャビネット。
  3. 前記センサベース及び前記ケーシングは、弾性変形可能な部材で構成され、
    前記ケーシングの内側縁を前記センサベースの外側縁に沿ってスライドさせることで、前記ケーシングが前記センサベースに係合する請求項1又は2に記載のミラーキャビネット。
  4. 物体の近接及び動きを検知するセンサ部を有する照明装置と、
    前記照明装置が取り付けられるキャビネット本体と、を備えるミラーキャビネットであって、
    前記センサ部は、
    前記キャビネット本体に取り付けられるセンサベースと、
    前記センサベースに着脱可能なケーシングと、
    前記センサベース及び前記ケーシングを互いに係合させる係合部と、を有し、
    前記センサベース及び前記ケーシングは、弾性変形可能な部材で構成され、
    前記ケーシングの内側縁を前記センサベースの外側縁に沿ってスライドさせることで、前記ケーシングが前記センサベースに係合するミラーキャビネット。
  5. 前記センサベースが取り付けられる前記キャビネット本体の取り付け面は、略水平面又は略鉛直面である請求項に記載のミラーキャビネット。
  6. 前記係合部は、
    前記ケーシングに設けられ、前記センサベースに係合可能な爪部と、
    前記センサベースに形成され、前記爪部が係合する爪係合凹部と、により構成される請求項1〜5のいずれか1項に記載のミラーキャビネット。
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