JP2019063258A - キャビネット - Google Patents

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和典 井上
Kazunori Inoue
和典 井上
慎哉 棚田
Shinya Tanada
慎哉 棚田
村上 徹
Toru Murakami
徹 村上
明子 宮本
Akiko Miyamoto
明子 宮本
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Abstract

【課題】収納部に収納された電気機器をコンセントに接続することができ、且つ、収納容量を十分に確保できるキャビネットを提供する。【解決手段】キャビネット1は、前面に開口26が形成された収納部と、プラグ差込部を有するコンセント6とを備える。収納部の側板20,21、底板、天板又は背板24のいずれかで構成される板状部材30に厚み方向に貫通した貫通孔31が形成される。貫通孔31にコンセント6が配置される。プラグ差込部が収納部の内側に臨む。【選択図】図4

Description

本発明はキャビネットに関する。
特許文献1には、洗面化粧台が開示されている。この洗面化粧台は、電気機器に給電するための電源コンセントが、キャビネットの下方の機器設置空間を覆うカバー部に設置されている。
特開2014−30648号公報
前記電源コンセントは、キャビネットの下方に位置するカバー部に設置されている。このため、電気機器がキャビネットの収納空間に収納された状態において、当該電気機器のプラグを電源コンセントに接続することが容易ではない。また、キャビネットとは別に電源コンセントを設置するためのスペースが必要になるため、キャビネットのサイズが小さくなって、キャビネットの収納容量が小さくなりやすい。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、収納部に収納された電気機器をコンセントに接続することができ、且つ、収納容量を十分に確保できるキャビネットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る一態様のキャビネットは、以下に示す特徴を有する。キャビネットは、前面に開口が形成された収納部と、プラグ差込部を有するコンセントとを備える。前記収納部の側板、底板、天板又は背板のいずれかで構成される板状部材に厚み方向に貫通した貫通孔が形成される。前記貫通孔に前記コンセントが配置される。前記プラグ差込部が前記収納部の内側に臨む。
本発明に係る一態様のキャビネットは、収納部に収納された電気機器をコンセントに接続することができ、且つ、収納容量を十分に確保できる。
図1は、本発明に係る一実施形態のキャビネットを備えた洗面化粧台の正面図である。 図2は、同上のキャビネットの箱体及び扉を示した斜視図である。 図3は、同上の箱体を示した斜視図である。 図4は、図3のA-A線断面図である。 図5は、同上の扉を開いた状態における箱体の正面図である。
以下に示す実施形態は、キャビネットに関し、詳しくは、コンセントを有するキャビネットに関する。
本実施形態のキャビネット1は、図1に示すように、洗面台7の上方に設置され、洗面台7と併せて洗面化粧台8を構成する。
洗面化粧台8は、部屋の壁90に沿って設置される。以下、洗面化粧台8について、設置状態における方向を用いて説明する。具体的には、洗面化粧台8から壁90側に向かう方向を後方とし、洗面化粧台8から壁90と反対側に向かう方向を前方とする。また、洗面化粧台8を前方から見たときを基準にして、左右方向を定義する。
洗面台7は、壁90に沿った状態で床91の上に設置される。洗面台7は、洗面台7の上面を構成するカウンター70と、カウンター70に設けられた洗面ボウル71と、洗面ボウル71に水を供給するための水栓72とを備えている。
キャビネット1は、複数の箱体2と、複数の扉4と、複数の照明装置5とを備えている。本実施形態のキャビネット1は、三面鏡として利用されるミラーキャビネットであり、3個の箱体2と、3枚の扉4と、左右一対の照明装置5とを備えている。
複数の箱体2は、左右方向に並んだ状態で、壁90に取り付けられる。各箱体2は共通の構成を有している。このため、以下では、各箱体2の共通する構成については、複数の箱体2のうちの左右方向の中央に配置される箱体2を示した図3に基づいて説明する。
各箱体2は、前方に開口した箱状に形成されている。本実施形態では、各箱体2が物品を収納するための収納部を構成している。
図3に示すように、各箱体2は、左右の側板20,21、底板22、天板23及び背板24を備えている。左右の側板20,21、底板22、天板23及び背板24の各々は、木製であって、矩形板状に形成されている。
左右の側板20,21の各々の厚み方向は、左右方向と平行である。底板22及び天板23の各々の厚み方向は、上下方向と平行であり、背板24の厚み方向は、前後方向と平行である。
左右の側板20,21は、左右方向に間隔をあけて配置されており、対向している。底板22は、左右の側板20,21の下部の間に配置されており、左右両端部が左右の側板20,21にそれぞれ連結されている。天板23は、左右の側板20,21の上部の間に配置されており、左右両端部が左右の側板20,21にそれぞれ連結されている。背板24は、外周端部が、左右の側板20,21の後端部、底板22の後端部及び天板23の後端部に連結されている。
左右の側板20,21は、箱体2の左右の側壁をそれぞれ構成している。底板22、天板23及び背板24は、箱体2の底部、頂部及び後壁をそれぞれ構成している。箱体2の内側には、左右の側板20,21、底板22、天板23及び背板24で囲まれた収納空間25が形成されている。
箱体2の前面には、左右の側板20,21の前端部、天板23の前端部及び背板24の前端部で囲まれた開口26が形成されており、収納空間25は開口26を介して前方に開放される。
各箱体2の外面は、左右の側板20,21の外面、底板22の下面、天板23の上面及び背板24の後面で構成されている。各箱体2の内面は、左右の側板20,21の内面、底板22の上面、天板23の下面及び背板24の前面で構成されている。
本実施形態のキャビネット1は、各箱体2の収納空間25に適宜配置される棚板27をさらに備えている。棚板27は、各箱体2に1枚又は複数枚配置される。棚板27は、その左右両端部がダボ等を用いて左右の側板20,21にそれぞれ連結され、左右の側板20,21の間に架け渡される。
複数の箱体2には、図1に示す複数の扉4がそれぞれ回転可能に連結される。各扉4は、対応する箱体2の開口26(図3参照)を開閉する。
本実施形態の各扉4は、鏡扉であって、図4に示すように、板状の扉本体40と、扉本体40の前面に取り付けられ扉本体40の前面全体に亘る鏡41とを有している。
各扉4の扉本体40の左右方向の一端部は、対応する箱体2における側板20の前端部又は側板21の前端部に、ヒンジ(図示せず)を介して、縦軸回りに回転可能に連結されている。具体的に3枚の扉4のうちの左右方向における中央に配置された扉4は、中央の箱体2の左側の側板20に回転可能に連結される。また、左側に配置された扉4は、左側の箱体2の右側の側板21に回転可能に連結され、右側に配置された扉4は、右側の箱体2の左側の側板20に回転可能に連結される。
図3に示すように、中央の箱体2の左右の側板20,21の下端部は、底板22よりも下方に突出している。中央の箱体2の下方には、中央の箱体2の底板22と左右の側板20,21の下端部とで囲まれた機器設置空間28が形成されている。
本実施形態のキャビネット1は、電源ボックス10及びコンセントボックス16をさらに備えている。
電源ボックス10及びコンセントボックス16は、機器設置空間28に左右方向に並んだ状態で設置される。電源ボックス10は、中央の箱体2の左側の側板20(扉4が連結された側板20)の下端部に沿って配置される。コンセントボックス16は、中央の箱体2の右側の側板21の下端部に沿って配置され、電源ボックス10と左右方向において隣接する。
電源ボックス10及びコンセントボックス16は、図2に示すように、中央の扉4によって前方が覆われる。
図3に示す電源ボックス10は、電線(図示せず)を介して商用電源等の外部電源に電気的に接続される。コンセントボックス16の前面は、電源ボックス10の前面よりも後方に位置している。
コンセントボックス16は、ヘアドライヤー等の電気機器(図示せず)に電力を供給するための電源コンセントである。図5に示すように、コンセントボックス16は、電線11を介して電源ボックス10に電気的に接続される。以下、電線11を第1電線11という。第1電線11は、電源ボックス10及びコンセントボックス16の後方に位置しており、前方に露出しない。図3に示すように、コンセントボックス16の前面には、複数のプラグ差込口17が形成されている。
図2に示すように中央の扉4が閉じた状態にあるとき、中央の扉4と図3に示すコンセントボックス16の前面との間には、下方に開放された隙間18が形成される。利用者は、電気機器のプラグを、隙間18の下方から隙間18を通じてプラグ差込口17に差し込むことで、コンセントボックス16から電気機器に電力を供給することができる。
キャビネット1は、中央の箱体2の内部に収納された電気機器に電力を供給するためのコンセント6をさらに備えている。
コンセント6は、箱体2の側板20,21、底板22、天板23又は背板24のいずれかで構成される板状部材30に設置される。本実施形態の板状部材30は、中央の箱体2における右側の側板21である。
図4に示すように、板状部材30(側板21)には、板状部材30の厚み方向(左右方向)に貫通した貫通孔31が形成されている。コンセント6は貫通孔31に配置された状態で、板状部材30に取り付けられる。
コンセント6は、電源コンセントである。本実施形態のコンセント6は、プラグ差込部60(図3参照)を有するコンセント本体61と、コンセント本体61が取り付けられたコンセントプレート62とを備えている。コンセントプレート62は板状部材30の内面に沿って配置され、コンセント本体61は貫通孔31に配置される。
コンセント本体61は、筐体63と、筐体63に内蔵された電気接続部(図示せず)とを備えている。図3に示すように、筐体63には、複数のプラグ差込部60が形成されている。本実施形態では、筐体63における左側(箱体66の内側)の端部に、左側に向かって突出した嵌込突部64が上下方向に複数形成されており、各嵌込突部64にプラグ差込部60が形成されている。
各プラグ差込部60は、複数の差込孔600で構成されている。各プラグ差込部60の複数の差込孔600には、電気機器のプラグが有する複数の電極をそれぞれ差し込むことができる。
本実施形態のコンセント本体61は、複数のプラグ差込部60にそれぞれ対応する複数の前記電気接続部を有しており、各電気接続部は、複数の端子で構成されている。各電気接続部の複数の端子には、対応するプラグ差込部60の複数の差込孔600に差し込まれた複数の電極が、それぞれ電気的に接続される。
本実施形態のコンセントプレート62は、長手方向が上下方向と平行な矩形板状に形成されている。コンセントプレート62には、窓部65が形成されている。本実施形態の窓部65は、コンセントプレート62において上下方向に並んだ複数の嵌込孔650で構成されている。各嵌込孔650はコンセントプレート62の厚み方向に貫通している。
コンセント本体61の複数の嵌込突部64は、コンセントプレート62の複数の嵌込孔650にそれぞれ嵌め込まれている。コンセント本体61はこの状態でコンセントプレート62に取り付けられている。
コンセント6は、板状部材30の内面に沿って配置されたコンセントプレート62が、ねじ等の固着具(図示せず)により板状部材30に固定されることで、板状部材30に取り付けられる。このように板状部材30にコンセント6が取り付けられたとき、コンセント6の複数のプラグ差込部60は、収納部の内側に臨む。
図4に示すように、コンセント本体61(筐体63)における右側(中央の箱体2の外側)の端部は、板状部材30よりも右側に突出する。すなわち、コンセント本体61は、板状部材30よりも右側に突出した突出部分66を有する。
本実施形態のキャビネット1は、図5に示すように、コンセント6と、電源ボックス10とを電気的に接続する電線12をさらに備えている。以下、この電線12を第2電線12という。
第2電線12は、第1部分121と第2部分122とを有している。第1部分121は、電源ボックス10からコンセントボックス16の後方を通過し、板状部材30の下端部を貫通して板状部材30の外面側に導出される。第2部分122は、第1部分121の電源ボックス10とは反対側の端から板状部材30の外面に沿って上方に延び、第1部分121とは反対側の端がコンセント本体61の突出部分66から筐体63の内部に導入される。
利用者は、図3に示す中央の箱体2に収納された電気機器のプラグを、コンセント6のプラグ差込部60に差し込むことにより、コンセント6から電気機器に電力を供給することができる。このため、電気シェーバー又は電動歯ブラシ等の電気機器を中央の箱体2に収納した状態で、当該電気機器の充電等を行うことが可能になる。
本実施形態のコンセント6は、図4に示すように、板状部材30の貫通孔31に配置されるので、板状部材30から左側(箱体2の内側)に向かって大きく突出し難い。このため、中央の箱体2の収納空間25を十分に確保することができる。また、コンセント6で発生した熱を、貫通孔31を介して箱体2の外部に逃がすこともでき、コンセント6は高温になり難い。
また、コンセント本体61は、板状部材30よりも右側に突出した突出部分66を有する。このため、本実施形態のようにコンセント本体61の左右長さが、板状部材30の厚みよりも長い場合にも、コンセント6を板状部材30から左側に向かって大きく突出しないように設置することができる。
図3に示すように、中央の箱体2の左右の側板20,21には、一対の照明装置5がそれぞれ取り付けられる。一対の照明装置5は、それぞれ中央の箱体2の左右の側板20,21の外面に沿って配置される。すなわち、一対の照明装置5のうちの一方は、中央の箱体2と左側の箱体2との間に配置され、他方は、中央の箱体2と右側の箱体2との間に配置される。
各照明装置5は、長手方向が上下方向と平行な直線状に形成されている。各照明装置5は、対応する側板20,21の上下方向の全長に亘る。各照明装置5は、光源50から照射された光を導光部材51(図4参照)に導入し、この光を導光部材51の前面から出射することで、導光部材51の前方を照明する。
図4に示すように、本実施形態の各照明装置5は、対応する側板20,21に取り付けられるベース52と、ベース52に組み込まれた導光部材51と、ベース52に対して固定された光源50(図3参照)とを有している。
ベース52は、長手方向が上下方向と平行な直線状に形成されている。ベース52は、対応する側板20,21の前部の外面に沿って配置され、ねじ等の固着具(図示せず)により対応する側板20,21に取り付けられる。
ベース52には、図4に示すように前方に開口した嵌込溝部53が、ベース52の上下方向の全長に亘って形成されている。嵌込溝部53には導光部材51が嵌め込まれている。
導光部材51は、例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明な樹脂から形成される。本実施形態の導光部材51は、長手方向が上下方向と平行な直線状に形成されており、ベース52の上下方向の全長に亘っている。
導光部材51は、光が入射する入光部54(図3参照)と、入光部54から入射した光を出射する出光部55とを備えている。本実施形態では、入光部54が導光部材51の上端面で構成され、出光部55が導光部材51の前面で構成されている。
導光部材51の後面には、入光部54から入射した光が、導光部材51の前面(出光部55)の全体から均一に出射されるように、入光部54から入射した光を拡散して反射する拡散反射部56が設けられている。拡散反射部56は、例えば導光部材51の後面に形成された溝又は微細な凹凸、あるいは、導光部材51の後面に印刷、蒸着又は二色成形等によって設けられた反射性を有する物質である。
本実施形態の各照明装置5は、ベース52に取付けられる表面カバー57をさらに備えている。表面カバー57は透光性を有している。表面カバー57は、導光部材51の前方に配置され、導光部材51の出光部55を覆う。出光部55から前方に出射された光は、表面カバー57を透過して表面カバー57の前方に出る。
図3に示すように本実施形態の各照明装置5は、一対のキャップ58と、回路基板(図示せず)とをさらに備えている。一対のキャップ58は、ベース52の上下両端部にそれぞれ取り付けられている。ベース52の上端部には、前記回路基板が取り付けられており、この回路基板は一対のキャップ58のうちの上側のキャップ58で覆われている。
光源50は、1又は複数のLED(light emitting diode)で構成されている。本実施形態の光源50は前記回路基板に実装されており、これにより、導光部材51の入光部54に対向する位置に配置されている。
光源50から発せられた光は、入光部54から導光部材51に入射した後、導光部材51の左右の側面又は出光部55に当たって繰り返し全反射しつつ、入光部54とは反対側の端部に向かって進む。この過程において、前記光が図4に示す拡散反射部56に当たると、この光は拡散反射部56で拡散反射され、これにより、出光部55から前方に出射される。
一対の照明装置5のうちの右側の照明装置5(板状部材30に取り付けられた照明装置5)は、コンセント6の突出部分66の前方に配置される。このため、コンセント6の突出部分66は、右側の照明装置5によって前方が覆われる。
また、右側の照明装置5は、図5に示すように、コンセント6に接続された第2電線12の第2部分122の前方に配置される。このため、第2部分122は、右側の照明装置5によって前方が覆われる。また、第2電線12の第1部分121は、前方に位置するコンセントボックス16で覆われる。
本実施形態のキャビネット1は、各照明装置5を操作するための操作ユニット19を備えている。操作ユニット19は、中央の扉4の扉本体40に取り付けられる。操作ユニット19は、利用者が手を扉4の前面側から扉4に近づけたときにこの手を検知するセンサー(図示せず)と、このセンサーの検知結果に基づいて各照明装置5を制御する制御回路(図示せず)とを備えている。
キャビネット1は、操作ユニット19と電源ボックス10とを電気的に接続する電線13と、操作ユニット19と左側の照明装置5とを電気的に接続する電線14と、操作ユニット19と右側の照明装置5とを電気的に接続する電線15とをさらに備えている。以下、電線13を第3電線13といい、電線14を第4電線14といい、電線15を第5電線15という。
第3電線13は、第1部分131、第2部分132及び第3部分133を有している。第1部分131は、電源ボックス10から、中央の箱体2の左側の側板20を貫通して当該側板20の左側(外面側)に導出される。第2部分132は、第1部分131の電源ボックス10とは反対側の端から、中央の箱体2の左側の側板20の外面に沿って上方に延びる。
第3部分133は、第2部分132の第1部分131とは反対側の端から、中央の箱体2の左側の側板20を貫通して中央の箱体2の内側に延びる。第3部分133は、中央の箱体2の内側に延びた後、中央の扉4の扉本体40を貫通して扉本体40と鏡41との間に導入される。第3部分133は、扉本体40と鏡41との間に導入された後、当該扉本体40と鏡41との間において下方に延びて操作ユニット19に接続される。
第3電線13の第2部分132は、一対の照明装置5のうちの左側の照明装置5の後方に配置される。このため、第2部分132は左側の照明装置5によって前方が覆われる。
第4電線14は、第1部分141及び第2部分142を有している。第1部分141は、操作ユニット19から中央の扉4の扉本体40と鏡41との間において上方に延びた後、扉本体40を貫通して中央の箱体2の内側に向かって延びる。
第2部分142は、第1部分141の操作ユニット19とは反対側の端から、中央部の箱体2の左側の側板20を貫通して当該側板20の左側に導出され、この後、左側の照明装置5の回路基板に接続される。
第5電線15は、第1部分151及び第2部分152を有している。第1部分151は、操作ユニット19から中央の扉4の扉本体40と鏡41との間において上方に延びた後、扉本体40を貫通して中央の箱体2の内側に向かって延びる。
第2部分152は、第1部分151の操作ユニット19とは反対側の端から中央の箱体2の左側の側板20を貫通して当該側板20の左側に導出され、この後、中央の箱体2の背板24の後方を通って、右側の照明装置5の回路基板に接続される。
なお、本実施形態のキャビネット1は適宜設計変更可能である。例えば、本実施形態においてコンセント6が設置される板状部材30は、中央の箱体2の右側の側板21であるが、中央の箱体2の左側の側板20、底板22、天板23又は背板24であってもよい。
また、キャビネット1が備える箱体2(収納部)の数は、3個に限られない。例えば、キャビネット1は、箱体2を1個だけ備えてもよいし、箱体2を2個だけ備えてもよい。また、キャビネット1は、箱体2を4個以上備えてもよい。
また、例えば箱体2の内部が、棚板27又は縦板からなる仕切板で仕切られた場合、コンセント6は仕切板に設けられてもよい。すなわち、この場合、箱体2には、前記仕切板により前方に開口した収納部が複数形成され、これら複数の収納部のうちの任意の収納部の内面を構成する仕切板が、板状部材30となる。
また、本実施形態のコンセント6は、突出部分66の全体が前方から照明装置5で覆われているが、突出部分66の一部のみが前方から照明装置5で覆われてもよい。また、本実施形態の第2電線12は、第2部分のみが前方から照明装置5で覆われているが、第2電線12の全体が前方から照明装置5で覆われてもよい。
また、コンセント6の突出部分66及び第2電線12の第2部分122は、照明装置5以外の機器又はカバー材等の部材によって前方が覆われてもよい。また、コンセント6の突出部分66の前方及び第2電線12の第2部分12の前方は、覆われなくてもよい。
また、本実施形態のコンセント6は、板状部材30よりも外側に向かって突出した突出部分66を有しているが、コンセント本体61の左右長さが、貫通孔31の左右長さよりも短い場合等は、突出部分66を有さなくてもよい。
また、コンセント6は、プラグ差込部60を一つだけ備えてもよい。また、コンセント6は、コンセントプレート62を有さないコンセントであってもよい。また、コンセント6は、電源コンセントに限られず、例えばモジュラーコンセントやLANコンセント等であってもよい。
また、各キャビネット1が備える、左右の側板20,21、底板22、天板23及び背板24の各々は、木製に限られず、樹脂製又は金属製であってもよい。
また、照明装置5の光源50は、LEDに限定されず、例えば、有機エレクトロルミネッセンス、白熱電球又は蛍光灯等であってもよい。また、照明装置5は従来から知られている照明装置であってもよい。例えば、照明装置5は、光源として、上下方向に並ぶ複数のLED、あるいは、上下方向に延びた蛍光灯等を備え、この光源から直接光を照射する照明装置であってもよい。
また、キャビネット1が備える照明装置5の数は、2個に限られず、1個であってもよいし、3個以上であってもよい。また、キャビネット1は照明装置5を備えなくてもよい。
また、キャビネット1は棚板27を備えなくてもよい。また、キャビネット1は、扉4を備えなくてもよい。また、キャビネット1は、洗面化粧台8が備えるキャビネット1に限定されず、ミラーキャビネット以外のキャビネットであってもよい。
以上説明した実施形態のキャビネット1は、以下に示す特徴を有する。キャビネット1は、前面に開口26が形成された収納部(中央の箱体2)と、プラグ差込部60を有するコンセント6とを備える。収納部の側板20,21、底板22、天板23又は背板24のいずれかで構成される板状部材30に厚み方向に貫通した貫通孔31が形成される。貫通孔31にコンセント6が配置される。プラグ差込部60が収納部の内側に臨む。以下、この特徴を有するキャビネット1を第1の態様のキャビネット1という。
第1の態様のキャビネット1におけるコンセント6は、プラグ差込部60が収納部の内側に臨むように設置される。このため、収納部に収納される電気機器のプラグをプラグ差込部60に差し込んでコンセント6に接続することができる。また、コンセント6は板状部材30の貫通孔31に配置されるため、コンセント6を板状部材30から収納部の内側に向かって大きく突出しないように設置することができる。このため、収納部の収納容量を十分に確保することができる。
また、前記実施形態のキャビネット1は、第1の態様のキャビネット1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。コンセント6が板状部材30よりも収納部の外側に向かって突出する。以下、このキャビネット1を第2の態様のキャビネット1という。
第2の態様のキャビネット1は、コンセント6のサイズが、板状部材30の厚みの範囲内に納まらないサイズであっても、コンセント6を板状部材30から収納部の内側に向かって大きく突出しないように設置することができる。
また、前記実施形態のキャビネット1は、第2の態様のキャビネット1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。キャビネット1は、照明装置5をさらに備える。板状部材30は側板21である。照明装置5が板状部材30の外面に沿って配置される。コンセント6において板状部材30よりも収納部の外側に向かって突出した部分(突出部分66)が、照明装置5の後方に配置される。以下、このキャビネット1を第3の態様のキャビネット1という。
第3の態様のキャビネット1は、照明装置5によりコンセント6の突出部分66を前方から覆い隠すことができる。
また、前記実施形態のキャビネット1は、第1又は第2の態様のキャビネット1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。キャビネット1は、照明装置5と、コンセント6に接続される電線12(第2電線12)とをさらに備える。板状部材30は側板21である。照明装置5が板状部材30の外面に沿って配置される。電線12が照明装置5の後方に配置される。以下、このキャビネット1を第4の態様のキャビネット1という。
第4の態様のキャビネット1は、照明装置5により電線12を前方から覆い隠すことができる。
また、前記実施形態のキャビネット1は、第1〜第4のいずれかの態様のキャビネット1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。コンセント6は、一端部にプラグ差込部60が形成されたコンセント本体61と、前記一端部が嵌め込まれる窓部65が形成されたコンセントプレート62とを有する。コンセントプレート62が板状部材30の内面に沿って配置される。コンセント本体61が貫通孔31に配置される。以下、このキャビネット1を第5の態様のキャビネット1という。
第5の態様のキャビネット1にあっては、コンセント本体61の一端部が、コンセントプレート62の窓部65に嵌め込まれたコンセント6を、板状部材30から収納部の内側に向かって大きく突出しないように設置することができる。
また、前記実施形態のキャビネット1は、第1〜第5のいずれかの態様のキャビネット1が有する特徴に加えて、以下に示す付加的な特徴を有する。キャビネット1は、開口26を開閉する鏡扉(扉4)をさらに備える。以下、このキャビネット1を第6の態様のキャビネット1という。
第6の態様のキャビネット1は、ミラーキャビネットとして利用することができる。
1 キャビネット
12 第2電線(電線)
2 箱体(収納部)
20 側板
21 側板
22 底板
23 天板
24 背板
26 開口
30 板状部材
31 貫通孔
4 扉
5 照明装置
6 コンセント
60 プラグ差込部
61 コンセント本体
62 コンセントプレート
65 窓部
66 突出部分

Claims (6)

  1. 前面に開口が形成された収納部と、
    プラグ差込部を有するコンセントとを備え、
    前記収納部の側板、底板、天板又は背板のいずれかで構成される板状部材に厚み方向に貫通した貫通孔が形成されており、この貫通孔に前記コンセントが配置され、前記プラグ差込部が前記収納部の内側に臨んだキャビネット。
  2. 前記コンセントが前記板状部材よりも前記収納部の外側に向かって突出した請求項1に記載のキャビネット。
  3. 照明装置をさらに備え、
    前記板状部材は前記側板であり、
    前記照明装置が前記板状部材の外面に沿って配置されており、
    前記コンセントにおいて前記板状部材よりも前記収納部の外側に向かって突出した部分が、前記照明装置の後方に配置された請求項2に記載のキャビネット。
  4. 照明装置と、
    前記コンセントに接続される電線とをさらに備え、
    前記板状部材は前記側板であり、
    前記照明装置が前記板状部材の外面に沿って配置されており、
    前記電線が前記照明装置の後方に配置される請求項1又は請求項2に記載のキャビネット。
  5. 前記コンセントは、
    一端部にプラグ差込部が形成されたコンセント本体と
    前記一端部が嵌め込まれる窓部が形成されたコンセントプレートとを有し、
    前記コンセントプレートが前記板状部材の内面に沿って配置され、
    前記コンセント本体が前記貫通孔に配置された請求項1〜4のいずれか1項に記載のキャビネット。
  6. 前記開口を開閉する鏡扉をさらに備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載のキャビネット。
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