JP2016127380A - 原稿読取装置 - Google Patents

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小澤 淳也
Junya Ozawa
淳也 小澤
大森 正樹
Masaki Omori
正樹 大森
尚人 竹下
Naohito Takeshita
尚人 竹下
雅大 前田
Masahiro Maeda
雅大 前田
佳弘 花形
Yoshihiro Hanagata
佳弘 花形
井上 英明
Hideaki Inoue
英明 井上
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Abstract

【課題】原稿に拘わらずセット位置の視認性に優れ原稿読取装置の読取部を共用可能で、かつ厚紙やカードなどの可撓性原稿にダメージを与えることなく製品外形がコンパクトな原稿読取装置を提供する。
【解決手段】ADF2は、供給トレイ31を有し原稿を供給する供給部30と、スキャナ3の第1の読取部10に対向するように配置され、供給部30から供給された原稿の他面側を読み取る第2の読取部40と、供給トレイ31の下方に配置された第1および第2の排出口60、70と、可撓性原稿を、供給トレイ31を始点として読取部10、40の一側を経て他側に搬送し第1の排出口60を介して排出するための第1の搬送路P1と、不撓性原稿を、供給トレイ31を始点として読取部10、40の他側を経て一側に搬送し第2の排出口70を介して排出するための第2の搬送路P2とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は原稿読取装置に係り、特に、原稿の一面側を読み取る原稿読取手段を備えた原稿読取装置であって、通常のシート原稿とクレジットカードなどのカード原稿を共通の原稿読取手段を用いて読取可能な原稿読取装置に関する。
従来、スキャナ、ファクシミリ、複写機等の原稿読取装置が広く知られている。このような原稿読取装置は原稿読取部を備えており、原稿を自動的に原稿読取部(プラテン)上に搬送するADF(オートドキュメントフィーダ)等の原稿搬送装置と一体化されて使用される場合が多い。
この種の原稿読取装置の中には、一体化された原稿搬送装置で普通紙等の可撓性原稿や厚紙やカード等の不撓性原稿を搬送して、搬送された原稿の表裏面を読み取る原稿読取装置が知られている。
例えば、特許文献1では、普通紙と厚紙の読み取りを両立させるために、原稿搬送装置において、普通紙を上方から給紙しUターン搬送して下方に排出する搬送路を採用する一方で、厚紙は、普通紙の給紙トレイの下方に配置された排紙トレイから供給し、ストレート状に原稿読取部を経て装置外に排出する搬送路を採用している。
また、特許文献2では、普通紙と厚紙の読み取りを両立させるために、原稿搬送装置において、普通紙を上方から給紙しUターン搬送して下方に排出する搬送路を採用する一方で、厚紙は、普通紙と共用の給紙トレイから供給し、ストレート状に原稿読取部を経て装置外に排出する搬送路を採用している。
特開平8−152882号公報(図1、図2参照) 特開2007−049300号公報(図1参照)
ところで、特許文献1には、普通紙(可撓性原稿)と厚紙(不撓性原稿)の読み取りを両立させるために給紙位置を異ならせることでUターンパスとストレートパスを持つ原稿読取装置が開示されているが、厚紙の給紙部が普通紙の供給部の下方(普通紙の排出部)に配置されるため、ユーザにとって、厚紙をセットする際にセット位置を認識することが難しく、通常の使い勝手とは異なるという課題がある。また、特許文献2には、この課題を解決する形で給紙部を普通紙と厚紙とで共用し、Uターンパスとストレートパスを持つ原稿読取装置が開示されているが、読取部が上方の位置に限定されるため、原稿の表裏面のいずれか一方の読み取りを原稿読取装置の読取部と共用できない構成となっている。
本発明は上記事案に鑑み、原稿に拘わらずセット位置の視認性に優れ原稿読取装置の読取部を共用可能で、かつ厚紙やカードなどの可撓性原稿にダメージを与えることなく製品外形がコンパクトな原稿読取装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、シートを積載する供給トレイと、供給トレイから原稿を供給する供給部と、供給部から供給される原稿が搬送される供給搬送路と、搬送された原稿を読み取る原稿読取手段と、原稿を原稿読取手段へ搬送する読取搬送部と、原稿読取手段へ原稿が搬送される読取搬送路と、原稿読取手段で読み取られた原稿を排出するための排出口と、を備え、供給搬送路と読取搬送路とは互いに交差する方向に搬送路を形成し、読取搬送部は、原稿に当接して搬送する第1の位置と、読取搬送路から離れて退避する第2の位置に移動可能な移動手段を有し、読取搬送部は、給送部と原稿読取手段との間に配置されることを特徴とする。
第1の態様において、装置の小型化を図るために、読取搬送路は、供給トレイと原稿読取手段の間に、原稿を落下させて搬送方向を変更するためのチャンバ内の空間を搬送路の一部として含むようにしてもよい。このとき、さらに装置の小型化を図るために、供給搬送路と読取搬送路とが交わる位置に、読取搬送路に沿うように原稿を案内するためのガイド部材が配されており、ガイド部材はチャンバの少なくとも一面を構成していることが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、原稿の一面側を読み取る第1の原稿読取手段を備えた原稿読取装置であって、原稿搬送装置と一体化された原稿読取装置において、原稿搬送装置が、供給トレイを有し原稿を供給する供給部と、供給部から供給された原稿の他面側を読み取る第2の原稿読取手段と、供給トレイの下方に配置され、第1ないし第2の原稿読取手段で読み取られた原稿を排出するための第1および第2の排出口と、可撓性原稿用の搬送路であって、原稿を、供給トレイを始点として第1ないし第2の原稿読取手段の一側を経て他側に搬送し第1の排出口を介して排出するための第1の搬送路と、不撓性原稿用の搬送路であって、原稿を、供給トレイを始点として第1ないし第2の原稿読取手段の他側を経て一側に搬送し、第2の排出口を介して排出するための第2の搬送路と、第2の搬送路にあって、第1ないし第2の原稿読取手段へ、原稿を送り出す読取搬送部と、を備え、読取搬送部は、原稿に当接して搬送する第1の位置と、読取搬送路から離れて退避する第2の位置に移動可能な移動手段を有し、読取搬送部は、給送部と原稿読取手段との間に配置される。
また、小型化された製品の中に可撓性原稿用の搬送路と不撓性原稿用の搬送路とを形成する為に、読取搬送部は、第1の位置では第1の搬送路(可撓性原稿用の搬送路)を塞ぎ、チャンバ内の少なくとも一面と当接する位置に配置され、第2の位置では第1の搬送路を通過して退避する位置に配置されるようにしてもよい。
さらに、チャンバ内には原稿搬送補助手段を備え、原稿を落下させて搬送方向を変更する際に、原稿を読取搬送路へ押し出すようにしてもよい。
さらに、ガイド部材の一端に、供給部から落下した原稿を検知する原稿落下検知手段を備え、原稿が供給部から供給され、所定時間経過後に原稿落下検知手段が検知しない時に、原稿搬送補助手段を動作させるようにしてもよい。
本発明によれば、供給搬送路と読取搬送路とが互いに交差する方向に搬送路を形成する画像読取装置で、原稿を供給する供給部と読取を行う原稿読取手段との間に、原稿に当接して搬送する位置と、読取搬送路から離れて退避する位置とに移動可能な移動手段を有する読取搬送部を備えることで、カードや厚紙などの不撓性原稿にダメージを与えることなく搬送し、読取が行えるという効果を得ることができる。
また、装置内に設けたチャンバ内を落下させ、搬送方向を変えてから読取搬送部を移動して原稿に当接させるため、不撓性原稿の搬送方向の長さの許容量が増え、さらに搬送経路をコンパクトに形成できるので、製品の外形を小型化することができる。
本発明が適用可能な実施形態のADF装着スキャナの正断面図である。 実施形態のADF装着スキャナの要部拡大正断面図である。 傾斜部材の拡大正面図である。 繰出しローラ、供給ローラおよび分離ローラの関係を模式的に示す斜視図である。 ADFのカード搬送動作を示す説明図その1であり、カードが第2の供給口にセットされた状態を示す。 ADFのカード搬送動作を示す説明図その2であり、カードが供給ローラで搬送されカード後端が供給ローラと分離ローラとでニップされたぎりぎりの状態を示す。 ADFのカード搬送動作を示す説明図その3であり、カードが供給ローラと分離ローラとのニップから開放された状態を示す。 ADFのカード搬送動作を示す説明図その4であり、カードの先端部がリードローラにニップされた状態を示す。 ADFのカード搬送動作を示す説明図その5であり、カードが水平搬送路上を搬送されている状態を示す。 ADFのカード搬送動作を示す説明図その6であり、カードが第2の排出トレイに排出された状態を示す。 (a)及び(b)図は、リードローラが退避位置及び進出位置に移動した状態を示す。 リードローラを支持移動するアーム部内部構成を示す説明図。 傾斜部材切り欠いて設けた傾斜部をカードが搬送される状態を示す説明図。 傾斜部材の突出ガイド部に沿って普通紙原稿が搬送される状態を表す説明図。 ADFの全体斜視図 カード原稿読取制御のフローチャート
以下、図面を参照して、本発明をADF装着スキャナに適用した実施の形態について説明する。
(構成)
<全体構成>
図1に示すように、本実施形態のADF装着スキャナ1は、原稿読取装置としてのスキャナ3に原稿搬送装置としてのADF2が装着されることで構成されている。ADF装着スキャナ1はスキャナ3側でパーソナルコンピュータ等の図示しない上位機器に接続されており、上位機器からのコマンド(指令)に従って原稿の表裏面を読み取るように構成されている。なお、ADF2はスキャナ3に、スキャナ3は上位機器に、それぞれ図示しないコネクタ付ケーブルを介して接続されている。
<スキャナ3>
図1および図2に示すように、スキャナ3は上面が開口した箱状のフレーム11を有しており、開口部は透明なコンタクトガラス(フラットベッド読取ガラス)12で封口されている。フレーム11の内側両端部間には、長手方向(図1の左右)に沿って原稿の一面側を読み取る第1の読取部10を摺動可能に保持する円柱状のガイドシャフト15が架設されている。
また、スキャナ3は、フレーム11の内側に、第1の読取部10をスキャナ3の長手方向に沿って移動させる図示しないタイミングベルトを有している。第1の読取部10は、一面が開口した箱状の筺体内に、光源、ロッドレンズ、光電変換素子を有して構成されている。このため、スキャナ3は、コンタクトガラス12上に、例えば、シート状の原稿が載置された場合に、第1の読取部10を移動させつつ原稿の一面側を読み取ることができる。
コンタクトガラス12の一側(図1、2の左側)には、フレーム11とともにスキャナ3の筺体の一部を構成する樹脂製の傾斜部材14を介して、コンタクトガラス12より若干上側の位置に、フレーム11に形成された開口を封口する透明なコンタクトガラス(ADF読取ガラス)13が嵌め込まれている。
図2および図3に示すように、傾斜部材14の一側下部には、コンタクトガラス12に当接するガラス当接部14aが形成されており、このガラス当接部14aとコンタクトガラス12との間には図示しない粘着剤が介在している。傾斜部材14の他側下部には、コンタクトガラス13を下方から支えるガラス支持部14eが形成されており、このガラス支持部14eとコンタクトガラス13との間には図示しない粘着剤が介在している。
また、傾斜部材14は、図3の紙面手前側に水平方向に対して傾斜した傾斜部14bを有しており、図3の紙面奥側にはADF2側に湾曲状に突出した突出ガイド部14dが形成されている。
さらに、傾斜部14bの一端側には、傾斜部14bを溝状に切り欠くことで傾斜部材14を水平方向に矯正するガイド当接部14cが形成されている。ガイド当接部14cが溝状に形成されている(傾斜部材14に窪みが形成されている)理由については後述する(<傾斜部材14>参照)。なお、図1および図2では、第1の読取部10がホーム位置(初期設定位置)に位置付けられた状態を示している。
スキャナ3は、最も一側寄り(図1、2の左側)の位置に排出トレイ16を有している。排出トレイ16の一端部側(図1、2の下側)には軸受が固着しており、フレーム11に突設されたピンに対しこの軸受が回動することで、排出トレイ13の他側部がADF2のカバーフレーム21に当接する折りたたみ位置(図2の実線参照)と排出された原稿を受け入れる原稿受け入れ位置(図2の二点鎖線参照)との間で回動可能に構成されている。
また、スキャナ3は、上位機器の指令(コマンド)に従って働くマイクロコンピュータとページメモリ等のメモリを有する図示しない制御部を有しており、制御部は、第1の読取部10で読み取ったデータを上位機器に送信する。また、制御部は、ADF2の第2の読取部40(後述)が読み取ったデータも併せて上位機器に転送する機能を有している。なお、制御部は必ずしも上述したメモリを必須とするものではなく、例えば、データの送信(転送)先がコピー機等のプリンタの場合には、データをメモリに一時的に格納することなくプリンタのメモリに直接送信(転送)するようにしてもよい。
さらに、フレーム3には、ホーム位置に位置付けられた第1の読取部10より一側(図1、2の左側)寄りの位置であって長手方向と交差する両側(図1および図2の紙面手前側および奥側)の位置に、ADF2を構成するフレーム21から下側(スキャナ3側)に向けて突設された2本の円柱状脚部(不図示)にそれぞれ嵌合する長孔状の脚受け(不図示)が形成されており、ADF2の脚部がスキャナ3の脚受けに挿入されることにより、ADF2がスキャナ3に装着され、スキャナ3(ホーム位置に位置付けられた第1の読取部10)とADF2(第2の読取部40)との相対位置が定まる。
<ADF2>
ADF2は、大別して、供給トレイ31を有し原稿を供給する原稿供給部30と、原稿搬送路を有する本体部50とで構成されており、図1に示すように、供給トレイ31は、供給トレイ31の長手方向の先端32とは反対側の基端33側で本体部50に装着・保持されている。なお、供給トレイ31は基端33側が本体部50に着脱可能に構成されていてもよい。
1.原稿供給部30
図2に示すように、供給トレイ31には、基端33に対し先端32寄りの位置に、不撓性原稿を本体部50(の第2の搬送路P2)に案内するための第2の供給口36が形成されている。第2の供給口36は供給トレイ31に対して斜設されており、供給トレイ31を貫通している。なお、本実施形態では、操作性を高めるために、第2の供給口36は供給トレイ31の幅方向(長手方向と交差する方向)の一側(図1、2の紙面手前側)に形成されているが、他側(図1、2の紙面奥側)に形成されていてもよい。
また、供給トレイ31は、基端33に対し本体部50側に延設され供給トレイ31より厚さの薄い板状の延設部34を有している。延設部34は、供給トレイ31に載置された可撓性原稿が、本体部50側に配されたローラ(後述する繰出しローラ51、供給ローラ52)に巻き込まれないようにするために設けられたものである。
なお、供給トレイ31は、供給トレイ31に載置された可撓性原稿を検出するための反射型センサ(不図示)と、第2の供給口36に装填(セット)された不撓性原稿を検出するための透過型センサ(不図示)とを有している。
2.本体部50
図2に示すように、本体部50は、ADF2の筺体の一部を構成し本体部50を上側から覆うカバーフレーム21と、同様にADF2の筺体の一部を構成し本体部50の下側を覆うとともに、内底面側で不撓性原稿を案内するガイドとしても機能するガイドフレーム26とを有している。また、供給トレイ31の下方には排出トレイ22が配置されているが、本実施形態ではガイドフレーム26が延設されて排出トレイ22を構成している。
本体部50の内部かつ供給トレイ31の延設部34の先端近傍には、可撓性原稿を案内するための略水平(コンタクトガラス12と平行)な搬送ガイド24が配置されている。搬送ガイド24の上方には可撓性原稿を繰り出す繰出しローラ41が配置されており、搬送ガイド24と繰出しローラ41との間で形成される空間が可撓性原稿を本体部50側に供給するための第1の供給口35とされている。
従って、可撓性原稿を第1の搬送路P1に案内するための第1の供給口35と、不撓性原稿を第2の搬送路P2に案内するための第2の供給口36とは、供給トレイ31の先端32(図1参照)とは反対側の基端33を跨ぎ、第2の供給口36が供給トレイ31の搬送方向上流側に位置に形成されている。また、可撓性原稿および不撓性原稿は、供給トレイ31を始点としてそれぞれ第1の搬送路P1および第2の搬送路P2に案内される。
操出しローラ41の可撓性原稿搬送方向下流側には給紙ローラ42が配されている。給紙ローラ42は、搬送ガイド24から延設された延設部に一端が固着したバネにより給紙ローラ42側に付勢され供給トレイ31上に重ねて載置された可撓性原稿を分離するための分離パッド49に当接している。
操出しローラ41の軸芯と給紙ローラ42の軸芯とは、両側が連結部材38に軸支されており、図示しないギアを介して同期して回転するように構成されている。連結部材38には、供給トレイ31に可撓性原稿をセットする際の突き当ての目安となる(可撓性原稿をセットした際に原稿が給紙ローラ42と分離パッド49とで構成される分離部に押し込まれることを防止する)シャッタ39がカバーフレーム21に対して回動可能に取り付けられている。
搬送ガイド24から延設された延設部はさらに延設されており、このさらに延設された部分に複数のコロが配置されている。コロの可撓性原稿搬送方向下流側にはリードローラ43(駆動ローラ)が配置されており、リードローラ43に対向してニップローラ44が配置されている。また、リードローラ43の可撓性原稿搬送方向下流側、かつ、スキャナ3のコンタクトガラス13に対向する位置には、リードローラ45が配置されている。なお、リードローラ43とリードローラ45との間には、可撓性原稿を案内するとともに、ADF2の筺体の一部を構成するガイドフレーム27が配されている。
リードローラ45の可撓性原稿搬送方向下流側には、原稿供給部30から供給された可撓性原稿および不撓性原稿の他面側を読み取る第2の読取部40と、第2の読取部40の下側を覆うコンタクトガラス25とが配設されている。第2の読取部40はスキャナ3の第1の読取部10に対向するように配置されており、コンタクトガラス25はスキャナ3のコンタクトガラス13と平行に(略水平に)配置されている。第2の読取部40は、第1の読取部10と同様に、一面が開口した箱状の筺体内に、光源、ロッドレンズ、光電変換素子を有して構成されている。
第2の読取部40の可撓性原稿搬送方向下流側には、リードローラ46(駆動ローラ)が配置されている。リードローラ46は、図11に示すアーム部材71の一端に回転自在に取り付けられている。アーム部材71は、リードローラ46が取り付けられた端部と対向する側で、アーム回動軸72に回動自在に支持されている。
アーム回動軸72は、図示しないモータの回転駆動により回動し、正転、逆転を制御することで、図11(a)に示す上方に対しした退避位置と、図11(b)に示すガイドフレーム26に当接する下側(スキャナ3の傾斜部14側)に進出した進出位置にアーム部材71及びリードローラ46を移動させる。なお、アーム回動軸72の駆動は、後述するリードローラ47と共通のモータ(図示しない)を使用して電磁クラッチで連結し、搬送する原稿の方向に応じて電磁クラッチ(図示しない)のON−OFFを切り替え、制御しても良い。
図12を用いて、リードローラ46の動作をさらに詳しく説明する。図11(b)に示すガイドフレーム26に当接する下側に進出した進出位置にアーム部材71及びリードローラ46を移動させる際、アーム回動軸72を図中で示す左向きの回転で回し、回動させる。
アーム部材71を振り下ろした向きと対向する向き(図中で示す右側から左側)に不撓性原稿を搬送する。アーム回動軸72を軸として回動軸プーリー74、ぷーリーギア72、リードローラ46の回転軸上にリードローラギア75が順番に配置されている。
回動軸プーリー74とプーリーギア72の間には、さらに中継ベルト73が掛けられ、アーム回動軸72の回転がプーリーギア72に伝達する。プーリーギア72とリードローラギア75は互いのギヤ歯が噛合しプーリーギア72の回転がリードローラ46に伝わる。これにより、アーム部材71を振り下ろす動作と、リードローラ46を不撓性原稿搬送方向に回転させる動作を共通の回転方向で駆動することができる。
また、リードローラ46の可撓性原稿搬送方向下流側には、リードローラ47(駆動ローラ)が配置されており、リードローラ47に対向してニップローラ48が配置されている。
また、第2の読取部40の可撓性原稿搬送方向下流側には、斜設され可撓性原稿を搬送する際のガイド部材となる板状(断面形状が略直線状の)の搬送ガイド23が配置されている。搬送ガイド23とガイドフレーム26とで画定される断面三角形状の空間(以下、チャンバCh若しくはチャンバCh内の空間という。)は、不撓性原稿を搬送するための搬送路としても機能する。
上述したように、第2の供給口36は供給トレイ31を貫通している。その先には、図2に示すように、供給ローラ52、操出しローラ51および分離ローラ53が配置されている。図4に示すように、分離ローラ53は供給ローラ52に対向配置されており、操出しローラ51は供給ローラ52と同軸の両側に配置されている。操出しローラ51は、半月状で供給ローラ52より硬度の低い材質で構成されており、操出しローラ51の半月状部分の平らな面の縁を不撓性原稿に当接させて回動させることにより第2の供給口36に装填された不撓性原稿を1枚ずつ分離搬送する。
すなわち、操出しローラ51の断面形状が単純な断面円形では操出力が弱いため、操出しローラ51は半月状を呈しており、半月状部分の平らな面の縁で不撓性原稿を叩き落とす機能を発揮する。繰り出された不撓性原稿は供給ローラ52と分離ローラ53とのニップ点に到達する。後述するように不撓性原稿の例としてICカードや磁気カードが挙げられるが、このような不撓性原稿の材質は樹脂であり表面がつるつるしている(摩擦力が低い)ため、硬度を下げ半月状部分を設けることで不撓性原稿の繰出しを確保している。なお、供給ローラ52と操出しローラ51との同軸上にはスリットが形成された図示しない円盤が嵌着しており、このスリットを透過型センサで検出することにより、操出しローラ51の半月状部分の平らな面の位置を把握することができる。
図2に示すように、ガイドフレーム26は上方に屈曲して再度下方に屈曲することで排出トレイ22と一体化されている。この上方に屈曲し再度下方に屈曲する頂部の位置に、可撓性原稿を排出トレイ22に排出する排出ローラ54が配置されている。また、分離ローラ53と同軸には排出ローラ54に対向するローラが嵌着している(図4では不図示)。そして、排出ローラ54とこれに対向するローラとのニップ点の右側寄りの位置が可撓性原稿を排出トレイ22に排出するための第1の排出口60とされている。
排出ローラ54の下方には複数の羽根を有するパドル55が配置されている。パドル55にも上述した駆動ローラと同様にモータの回転駆動力が伝達され、この回転力により不撓性原稿の後端部に接触して、進出位置に位置付けられたリードローラ46に不撓性原稿の先端が確実にニップされることをアシストする機能を有している。(パドル55の制御方法に関しては後述するカードの搬送・読取動作の中でさらに詳しく説明する。)
また、搬送ガイド23の他側端とガイドフレーム26の頂部との間、および、搬送ガイド23の一側端とガイドフレーム26の一側端との間には、それぞれ、チャンバCh内に不撓性原稿を案内し排出するための開口が形成されている。なお、チャンバCh内のガイドフレーム26の略水平から上方に屈曲する位置には、搬送ガイド23の他側端とガイドフレーム26の頂部との間の開口を介してチャンバCh内に案内された不撓性原稿の落下を検出する原稿落下検知手段78が配置されている。
図2に示すように、原稿落下検知手段78は、ガイドフレーム26の外側に回動支点を有し、落下してきた不撓性原稿の重量で下方に回動するセンサフラグ76と、回動支点を挟んで対向する側に設けられた遮蔽部に有無により検知を行う原稿落下検知センサ77(透過型センサ)とで構成されている。
センサフラグ76は、その回動軸に不撓性原稿の重量に反発しない程度の弱い反発力を有するバネ(図示しない)を備えている。よって、不撓性原稿がチャンバCh内に落下してセンサフラグ76を押し下げていない時は、センサフラグ76は押し上げられ、その他端の遮光部が原稿落下検知センサ77を遮光している。
さらに、スキャナ3のコンタクトガラス13の一側端部と、ガイドフレーム27の先端部との間で画定される開口が、不撓性原稿をADF2から排出するための第2の排出口70とされている。なお、図1および図2から明らかなとおり、第1の排出口60および第2の排出口70は原稿供給部30の下方に形成されており、本実施形態では、第2の排出口70が第1の排出口60より低い(スキャナ3側の)位置に配置されている。
上述した駆動ローラ41〜43、45〜47、および51〜54は単一のモータを駆動源として正逆の両方向に回転し、可撓性原稿を搬送する際と不撓性原稿を搬送する際とでは真逆の方向に回転する。一方、パドル55は常に反時計廻り方向に回転する。また、ADF2は、上位機器の指令に従ってスキャナ3のマイクロコンピュータのスレーブとして働くスレーブコンピュータを有する制御部を有しており、制御部は、供給トレイ31やチャンバCh内に配された原稿落下検知センサ77の出力を監視するとともに、第2の読取部40で読み取ったデータをスキャナ3の制御部(ページメモリ)に送信する。
3.搬送路
ADF2は、可撓性原稿搬送用の第1の搬送路P1と、不撓性原稿搬送用の第2の搬送路P2とを有している。第1の搬送路P1は図2の紙面手前側から奥側までのほぼ全域に亘る搬送路であるのに対し、第2の搬送路P2は、本実施形態では、図2の紙面手前側の所定幅を有した搬送路である(図2の紙面奥側は第2の搬送路P2を構成しない。)。第1の搬送路P1は、可撓性原稿を、供給トレイ31を始点として第1の読取部10および第2の読取部40の一側(図1、2の左側)を経て他側(図1、2の右側)に搬送し第1の排出口60を介して排出トレイ22に排出するための搬送路であり、第2の搬送路P2は、不撓性原稿を、供給トレイ31を始点として第1の読取部10および第2の読取部40の他側(図1、2の右側)を経て一側(図1、2の左側)に搬送し第2の排出口70を介して排出トレイ16に排出するための搬送路であるが、詳しくは次のとおりである。
すなわち、第1の搬送路P1は、可撓性原稿を供給トレイ31から第1の読取部10および第2の読取部40の一側に給送するための略U字状の第1の給送路Ps1と、コンタクトガラス25とコンタクトガラス13との間で画定され第1の読取部10および第2の読取部40の一側から他側に至る略水平な水平搬送路Phと、可撓性原稿を第1の読取部10および第2の読取部40の他側から搬送ガイド23に沿って搬送し第1の排出口60を介して排出トレイ22に排出するための第1の排出路Pd1とで構成されている。
第1の給送路Ps1には上述したローラ41〜45と複数のコロが配設されており、第1の排出路Pd1には上述したローラ46〜48が配設されている。なお、可撓性原稿を搬送する際には、リードローラ46は退避位置に位置しており、回転動作はするが可撓性原稿を搬送路上で積極的に搬送する機能は有しておらず、搬送される可撓性原稿を下側から案内する傾斜部材14の突出ガイド部14dに対して可撓性原稿の上側への飛び出しを規制するガイドとして機能する。
一方、第2の搬送路P2は、不撓性原稿を供給トレイ31から第1の読取部10および第2の読取部40の他側に給送するための第2の給送路Ps2と、コンタクトガラス25とコンタクトガラス13との間で画定され第1の読取部10および第2の読取部40の他側から一側に至る略水平な水平搬送路Phと、不撓性原稿を第1の読取部10および第2の読取部40一側からスキャナ3のコンタクトガラス13に沿って第2の排出口70を介して排出トレイ70に排出するための第2の排出路Pd2とで構成されている。
第2の給送路Ps2に沿って上述したローラ51〜53、パドル55、チャンバCh、リードローラ46等が配設されており、チャンバCh内の空間で不撓性原稿の搬送方向(姿勢)が変更されるが、この詳細(パドル55、チャンバChおよびリードローラ46の協動による不撓性原稿の姿勢変更)については後述する(<姿勢変更>参照)。不撓性原稿を搬送する際には、リードローラ46は進出位置に位置付けられる(図8参照)。この時、リードローラ46は可撓性原稿の第1の排出路Pd1を塞ぐことになる。しかし、可撓性原稿と不撓性原稿が同時に搬送されることはない為、共有するスペースにリードローラ46を移動可能にしたことで、製品を小型化することが可能になる。
また、第1の読取部10および第2の読取部40は、水平搬送路Phを介して互いに対向するように配置されており、水平搬送路Phは第1の搬送路P1および第2の搬送路P2の一部として共通に構成されている。さらに、第2の排出路Pd2はスキャナ3のコンタクトガラス13に沿って第2の排出口70まで形成されているので、本実施形態では、第2の排出路Pd2は略水平な搬送路である。
4.可撓性原稿および不撓性原稿
ここで、可撓性(かとうせい)原稿および不撓性(ふぎょうせい)原稿について説明する。可撓性原稿の典型例として普通紙等のシート状原稿やフィルム状原稿等を挙げることができる。一方、不撓性原稿の典型例としてはICカードや磁気カード等の情報記録カード、トレーディングカードやトランプ等のカード、厚紙、金属板などの板状部材等を挙げることができる。この例からも明らかなとおり、不撓性原稿は、例えば、金属板のように完全な剛性を有する原稿の他に、若干の撓みや曲げが許容される(復元可能)原稿のも含まれるが、上記の例に則して云えば、略U字状の第1の給送路Ps1を有する第1の給送路P1を介して搬送すると原稿自体が損傷してしまう(復元不能)ものを示している。
(動作)
次に、ADF装着スキャナ1の原稿搬送・読取動作について説明する。以下では、説明を簡単にするために、可撓性原稿に普通紙、不撓性原稿に磁気カード(以下、カードと略称する。)を用いた場合について例示する。また、スキャナ3の第1の読取部10はホーム位置に位置付けられており、第1の読取部10および第2の読取部40の調光動作等が完了しているものとする。なお、上述した特許文献に開示された技術や上記構成から普通紙の搬送・読取動作については明らかなためごく簡単に説明し、カードの搬送・読取動作を中心に説明する。
1.普通紙の搬送・読取動作
オペレータにより供給トレイ31に普通紙が重ねられて載置され第1の供給口35にこれらの普通紙がセットされると、ローラ41、42の回転により1枚目の普通紙が分離され、分離された1枚目の普通紙(の先端)はローラ42〜45の回転駆動力により第1の給送路Ps1上を第1の読取部10および第2の読取部40の一側まで搬送される。これらのローラによる普通紙の搬送はさらに継続して行われ、水平搬送路Phを介して互いに対向するように配置された第1の読取部10および第2の読取部40により普通紙の表裏面が読み取られる。
ローラ47、48、54もローラ41〜45に同期して回転しており、普通紙は第1の排出路Pd1上を第1の排出口60に向けて搬送され第1の排出口60を介して排出トレイ22上に排出される。以下、同様に2枚目以降の普通紙の搬送・読取動作が行われ、供給トレイ31に配された反射型センサが普通紙のエンプティ状態を検出した時点の最後の普通紙の搬送・読取動作が終了すると、上述したローラの回転動作が停止する。なお、供給トレイ31に配された反射型センサが普通紙のエンプティ状態を検出した旨の情報はADF2の制御部からスキャナ3の制御部にも送信され、スキャナ3の制御部は上位機器へデータを送信する際にこの情報を参照する。
2.カードの搬送・読取動作
図5に示すように、オペレータにより供給トレイ31に形成された第2の供給口36にカードが重ねて装填(セット)され、スキャナ3の制御部から読取開始の指示を受けると、リードローラ46を退避位置に移動させる。その後、ローラ51〜53の回転により1枚目のカードCが分離され、分離された1枚目のカードの先端は搬送ガイド23の他側端とガイドフレーム26の頂部との間で画定された開口を介してチャンバCh内の空間に案内される。
カードCは供給ローラ52の回転駆動力により水平方向に対し斜めの姿勢状態でなおもチャンバCh内の空間に案内される。図6は、カードCが供給ローラ52によりチャンバCh内に向けて搬送されカードCの後端が供給ローラ52と分離ローラ53とでニップされたぎりぎりの状態を示している。なお、この時点でカードCの先端はガイドフレーム26に当接していない。
<姿勢変更>
図7および図8に示すように、供給ローラ52および分離ローラ53のニップが解除されたカードCは、チャンバCh内で落下し、その先端がガイドフレーム26の内底面若しくはスキャナ3の傾斜部材14の傾斜部14bの上面に当接する。このとき、パドル55は回転していない。
カードCの後端は、そのままガイドフレーム26に落下するか、パドル55の羽根に接触してその位置に留まる。チャンバ内に配された原稿落下検知手段78により、カードCの後端がガイドフレーム26に落下したのか判断できる。
供給ローラが回転を始め、所定時間経過後に原稿落下検知手段78が検知しない場合は、パドル55を反時計廻り方向に回転させる。供給ローラ52および分離ローラ53のニップが解除されたカードCの後端部は回転するパドル55の羽根による回転力が加わる。
この結果、カードCの先端は、供給ローラ52および分離ローラ53のニップが解除されチャンバCh内で落下してガイドフレーム26若しくは傾斜部材14の上面に当接していた位置に対し、より第1の読取部10および第2の読取部40の他側寄りの位置に移動する。すなわち、チャンバCh内でカードCは落下して搬送方向(姿勢)が変更され、その先端は搬送ガイド23の一側端とガイドフレーム26の一側端との間で画定されたチャンバChの開口を飛び出して、カードCの先端部がリードローラ46と傾斜部材14の傾斜部14bとの間で確実にニップされる位置まで移動する。
チャンバCh内に配された透過型センサから成る原稿落下検知手段78がカードCの後端を検出した所定時間経過後、リードローラ46は退避位置から進出位置に移動する。これにより、カードCの先端部はリードローラ46と傾斜部材14の傾斜部14bとの間でニップされる。なお、リードローラ46を含む他のローラの回転方向は上記「1.普通紙の読取動作」で述べた回転方向とは逆方向に回転する。カードCはリードローラ46の回転駆動力により第2の給送路Ps2上を第1の読取部10および第2の読取部40の一側まで搬送される。
図9に示すように、上述したローラによるカードCの搬送はさらに継続して行われ、水平搬送路Phを介して互いに対向するように配置された第1の読取部10および第2の読取部40により普通紙の表裏面が読み取られる。
<傾斜部材14>
ここで、スキャナ3において、傾斜部材14を介してコンタクトガラス13がコンタクトガラス12より若干高い位置に位置付けられた理由について説明する。
上述したように、スキャナ3の傾斜部材14にはガイドフレーム26の一側端を受け入れるために(ガイドフレーム26の一側端との係合用の)溝状のガイド当接部14cが形成されている。上述したように、不撓性原稿のカードCはチャンバCh内の空間で一旦略水平方向に姿勢を変化させた後水平搬送路Phに搬送されるが、その際、カードCをより水平方向の姿勢とするために、ガイドフレーム26の一側端はガイド当接部14cに食い込むように(ガイドフレーム26の一側端がガイド当接部14cの溝状の窪みに収容されるように)位置付けられる。このため(カードCを水平搬送路Phに略水平に搬入するために)、傾斜部材14は強度等の観点から肉厚を確保する必要があり、その結果、スキャナ3においてコンタクトガラス13はコンタクトガラス12より若干高い位置に位置付けられる。
傾斜部14bのガイドフレーム26側の端部は、ガイドフレーム26の一側端よりも高くなるように設定する。この相互の位置の設定は、ガイドフレーム26を搬送されるカードCの先端が傾斜部14bにスムーズに受け渡しを可能とする。
更に、傾斜部14bのコンタクトガラス13側の端部は、コンタクトガラス13よりも高い位置となるように設定する。これは、普通紙の搬送経路と関係する。図3に示すとおり、普通紙が第1の読取部10および第2の読取部40で表裏面が読み取れられた後、湾曲状に突出した突出ガイド部14dに案内され第1の排出路Pd1に搬送される。
コンタクトガラス13から突出ガイド部14dへの原稿の搬送をスムーズに行うために、突出ガイド部14dのコンタクトガラス13側の端部より、コンタクトガラス13の方が高い位置に配置されている。これに対し、搬送方向が反対となるカードCがコンタクトガラス13の端部に引っかからないように、傾斜部14bのコンタクトガラス13側の端部は、コンタクトガラス13よりも高い位置となるように設定する。
さらに図13(a)、(b)を用いて、傾斜部材14を説明する。傾斜部材14の略中央部に傾斜部14bが設けられている。傾斜部14bの搬送方向と直交する方向の幅は、カードCの幅(一般的な磁気カードの規格幅)よりも若干広い程度に設定する。
カードCの幅の規格値と、普通紙の幅の規格値(例えばA6相当の普通紙)は大きく異なる。よって、カードCの搬送経路として傾斜部材14の中央部を切り欠き傾斜部14bを設けても、図13(b)に示すように、傾斜部14bを挟んだ両脇の突出ガイド部14dに普通紙は案内され、第1の排出路Pd1へと搬送される。
また、傾斜部14bの切り欠きにより形成される傾斜部側壁14fは、カードCの規格幅よりも若干広い程度に設定されているため、カードCを第1の読取部10および第2の読取部40へ搬送する際に、搬送ガイドとしての機能を果たす。
説明をカードCの搬送・読取動作に戻すと、図10に示すように、第1の読取部10および第2の読取部40により普通紙の表裏面が読み取られた後、カードCは第2の排出路Pd2上を第2の排出口70まで搬送され、そこから落下することで原稿受け入れ位置に位置付けられた排出トレイ16上に排出される。
以下、同様に2枚目以降のカードの搬送・読取動作が行われ、供給トレイ31に配された透過型センサがカードのエンプティ状態を検出した時点の最後のカードCの読取動作が終了すると、上述したローラの回転動作が停止する。なお、供給トレイ31に配された透過型センサがカードのエンプティ状態を検出した旨の情報はADF2の制御部からスキャナ3の制御部にも送信され、スキャナ3の制御部は上位機器へデータを送信する際にこの情報を参照する。
<カード供給口>
次に、カードCを給紙トレイ31に載置するための第2の供給口36について図14を用いて説明する。第2の供給口36は、その開口部をカードCの短手方向の幅に合わせて、スロット状の溝で形成する。これにより、カードCは長手方向の幅で第2の供給口にセットすることはできず、カードCがチャンバCh内に落下して姿勢を変えてから、リードローラ46のニップ位置に未達となる不具合を避けることができる。
また、第2の供給口36は、カードCの短手方向の幅に合わせたスロット状の溝であるため、その溝がカードCの側板となり、幅方向のガイド部材を別途設ける必要がない。
更に、第2の供給口36は、第1の供給口35よりも急な角度に傾斜を持たせる。カードCは第2の供給口36に差し込み、給紙ローラ52に当接させてセットする。第2の供給口36は、普通紙の供給部である第1の供給口35と異なった角度(より垂直に近い角度)でカードCをセットすることにより、カードCの自重を用いてカードを給紙ローラ52と分離ローラ53のニップ点である分離部に導くことが可能となり、アームを振り下ろすピックアップ機構を省いた形態で、カードCを1枚ずつ給送することが可能となる。
また、第2の供給口36が供給トレイ31の搬送方向上流側の位置に形成されているため、カードCの投入が容易に判断、確認でき、カードCの誤セットが防止できる。しかもそれだけでなく、カードCがセットされている状態で第1の供給口35に普通紙をセットしようとすると、原稿が持ち上げられるため、カード原稿と普通紙原稿を同時にセットしてしまうことを防止することもできる。
<カードの搬送制御>
カードCの、読取開始のスタートから第1の読取部10および第2の読取部40で読取が開始されるまでの制御について図15を用いて説明する。オペレータが図示しない上位機器からの読取開始指令(コマンド)をADF装着スキャナ1の制御部に送信する。読取開始のコマンドを受信すると、最初にリードローラ46を退避位置に退避させる。
これは、可撓性原稿の場合は、リードローラ46がその搬送路を塞ぐ位置を中継して回動移動するため、搬送路を確保するためにリードローラ46は退避させる必要がある。不撓性原稿の場合は、リードローラ46がガイドフレーム26に当接していると、上方から落下させるカードCがチャンバCh内でその姿勢を変えることの障害となり、また、リードローラ46のニップ点にカードCが到達することができない。よって、読取開始コマンドを受信して、最初にリードローラ46を退避させる動作は、可撓性原稿、不撓性原稿供に共通の動作となる。
次に第2の供給口36に原稿(カードC)がセットされているか、第2の供給口36内に設けたセンサで検出を行う。供給口36にカードがセットされていない場合は、可撓性原稿読取の制御ステップへと移行する。(ここでは、カードの搬送制御を主に説明するため、可撓性原稿の読取制御については細述しない。)
第2の供給口36にカードがセットされていることが検知されると、供給ローラ52、繰出しローラ51を回転させ、第2の給紙口36に装填されたカードCを1枚ずつ分離搬送する。カードCか供給開始されてから所定時間経過後に原稿落下検知センサが検知しない場合、パドル55を回転させる。
カードCが供給ローラ52と分離ローラ53のニップ点から解除され、チャンバCh内に落下するが、カードCの後端がパドル55の羽根に引っ掛って停止する可能性があるが、パドル55の回転によりカードCの後端部が押し出され、確実にリードローラ46のニップ点までカードCを押し出すことができる。
カードCの直接の落下、もしくはパドル55の押し出しによる追加の落下で、原稿落下検知手段がカードCの後端部を検知し、リードローラ46を進出位置に移動させる。移動させたリードローラ46は、ガイドフレーム26もしくは傾斜部14bの上に進んだカードCにニップし、第1の読取部10および第2の読取部40へとカードCを搬送することができる。その後、第1の読取部10および第2の読取部40にてカードCの表裏を読取開始する。
(作用効果等)
次に、ADF装着スキャナ1の作用効果等について説明する。
本実施形態のADF装着スキャナ1では、可撓性原稿(普通紙)の搬送路である第1の搬送路P1と不撓性原稿(カードC)の搬送路である第2の搬送路P2との始点をともに原稿供給部30を構成する供給トレイ31としている。このため、可撓性原稿および不撓性原稿に拘わらず原稿のセット位置の視認性を高めることができ、この結果、原稿を原稿供給部30にセットする際の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態のADF装着スキャナ1では、可撓性原稿(普通紙)を、第1の搬送路上P1を、供給トレイ31を始点として第1の読取部10および第2の読取部40の一側を経て他側に搬送して第1の読取部10および第2の読取部40で読み取り、不撓性原稿(カードC)を、第2の搬送路P2上を、供給トレイ31を始点として第1の読取部10および第2の読取部40の他側を経て一側に搬送して第1の読取部10および第2の読取部40で読み取るので、スキャナ3の第1の読取部10を共用することができる。
また、本実施形態のADF装着スキャナ1では、ADF2の第2の読取部40をスキャナ3に備えられホーム位置に位置付けられた第1の読取部10に対向するように配置したので、対向配置されない場合と比較して、ADF装着スキャナ1を構成するスキャナ3およびADF2の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態のADF装着スキャナ1では、不撓性原稿(カードC)を落下させて搬送方向を変更するためのチャンバCh内の空間を第2の搬送路P2を構成する第2の搬送路Ps2の一部としている。供給トレイ31に対して斜設された第1の供給口35を介して(水平方向に対して傾斜状態で)搬送されたカードCを、回動機構で挟持して略水平状態まで回動させた後略水平状態のまま落下させたり、回動後エレベータを用いたりする構成も考えられるが、そのような構成は装置の大型化を招くのに対して、本実施形態ではチャンバChで足りるため、装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態のADF装着スキャナ1では、第1の読取部10および第2の読取部40の他側と第1の排出口60との間に、第1の搬送路P1に沿うように不撓性原稿(カードC)を案内するための搬送ガイド23が配されており、搬送ガイド23はチャンバChの一面を構成している。このため、さらに装置の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態のADF装着スキャナ1では、ローラを正逆転することで(特に、第2の読取部40の一側に配されたリードローラ45を正逆転駆動することで)、可撓性原稿(普通紙)および不撓性原稿(カードC)を、それぞれ第1の搬送路P1、第2の搬送路P2上を搬送するように構成したので、一層装置の小型化を図ることができる。
また、本実施形態のADF装着スキャナ1では、第2の搬送路P2を構成する第2の給送路Ps2において、チャンバCh内でカードCの後端部にパドル55の羽根による回転力が加えられ、カードCの先端部がリードローラ46と傾斜部14bとの間で確実にニップ可能な位置まで移動するので、第2の給送路Ps2上でカードCを確実に搬送することができる。さらに、本実施形態のADF装着スキャナ1では、スキャナ3の傾斜部材14にガイドフレーム26の一側端を受け入れるガイド当接部14cを形成したので、不撓性原稿のカードCに余分な力を加えることなく、水平搬送路Phに搬入することができる。
なお、本実施形態では、原稿読取装置としてスキャナ3を例示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、スキャナの他に、背景技術欄で例示したファクシミリ、複写機等の原稿読取装置にも適用可能である。
また、本実施形態では、ADF2側でガイドフレーム26から延設された排出トレイ22を例示したが、第1の排出口60の下方にはスキャナ3のコンタクトガラス13が配置されるため(コンタクトガラス13が代用できるため)、排出トレイ22はなくてもよく、または、排出トレイ22はガイドフレーム26若しくは本体部50に対して着脱可能であってもよい。
また、本実施形態では、断面直線状の搬送ガイド23を用いて断面三角形状のチャンバChを例示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、断面直線状の搬送ガイド23に代えて断面曲線状の搬送ガイドを用いるようにしてもよい。このような態様では、当該搬送ガイドはチャンバChの2面を構成することとなる。
さらに、本実施形態では、リードローラ46の退避位置と進出位置との間の進退をアームの回動動作で移動するソレノイドとバネで行う例を示したが、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、ソレノイドとバネ用いて移動を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、すべての駆動ローラを単一のモータで駆動する例を示したが、クラッチ機構を採用して特定のローラのみ駆動させるようにしてもよい。例えば、第1の搬送路P1を構成する第1の給送路Ps1に配されたローラ41〜45のうち、カードCを搬送する際は、第2の搬送路P2を構成する第2の排出路Pd2上に配されたリードローラ45のみ逆転駆動するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、ADF2の第2の読取部40の位置を、スキャナ3のホーム位置に位置付けられた第1の読取部10に対向する位置とした例を示したが、本発明はこれに制限されるものではない。第1の読取部10および第2の読取部40は水平搬送された原稿を読み取れればよいため、両者が対向することなく離間していてもよい。また、スキャナ3の第1の読取部10はガイドロッド15上を移動可能なため、この移動可能な範囲において、ADF2の制御部のROMに格納された情報に従って、スキャナ3の第1の読取部10を移動させ、スキャナ3の第1の読取部10とADF2の第2の読取部40とが対向しないようにしてもよい。
さらにまた、本実施形態では、供給トレイ31に第1の供給口35を斜設してカードCをチャンバCh内に搬送する例を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、供給トレイ31は、供給トレイ31に対して回動可能で供給トレイ31より小さなトレイを供給トレイ31の一部として有していてもよい。このような態様では、オペレータが小さなトレイにカードをセットし回動させることで、若しくは、モータで回動させることで、カードをローラ51〜53に対して適正な位置(角度)に位置付けるようにしてもよい。
以上述べたとおり、本発明は、原稿に拘わらずセット位置の視認性に優れ原稿読取装置の読取部を共用可能な原稿読取装置および原稿搬送装置を提供するものであるため、原稿読取装置および原稿搬送装置の製造、販売に寄与するので、産業上の利用可能性を有する。
1 ADF装着スキャナ
2 ADF(原稿搬送装置)
3 スキャナ(原稿読取装置)
10 第1の読取部(第1の原稿読取手段)
23 搬送ガイド(ガイド部材)
30 原稿供給部(供給部)
40 第2の読取部(第2の原稿読取手段)
45 リードローラ(第1の給送手段の一部、少なくとも1つのローラ)
46 リードローラ(第2の給送手段の一部)
60 第1の排出口
70 第2の排出口
C カード(不撓性原稿)
Ch チャンバ
P1 第1の搬送路
Ps1 第1の給送路
Pd1 第1の排出路
Ph 水平搬送路
P2 第2の搬送路
Ps2 第2の給送路
Pd2 第2の排出路
P 普通紙










































Claims (7)

  1. シートを積載する供給トレイと、
    前記供給トレイから原稿を供給する供給部と、
    前記供給部から供給される前記原稿が搬送される供給搬送路と、
    搬送された前記原稿を読み取る原稿読取手段と、
    前記原稿を前記原稿読取手段へ搬送する読取搬送部と、
    前記原稿読取手段へ前記原稿が搬送される読取搬送路と、
    前記原稿読取手段で読み取られた前記原稿を排出するための排出口と、を備え
    前記供給搬送路と前記読取搬送路とは互いに交差する方向に搬送路を形成し、
    前記読取搬送部は、前記原稿に当接して搬送する第1の位置と、前記読取搬送路から離れて退避する第2の位置に移動可能な移動手段を有し、
    前記読取搬送部は、前記給送部と前記原稿読取手段との間に配置されることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記読取搬送路は、前記供給トレイと前記原稿読取手段との間に、前記原稿を落下させて搬送方向を変更するためのチャンバ内の空間を搬送路の一部として含むことを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記原稿読取手段と前記排出口との間に、前記読取搬送路に沿うように前記原稿を案内するためのガイド部材が配されており、前記ガイド部材は前記チャンバの少なくとも一面を構成していることを特徴とする請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 原稿の一面側を読み取る第1の原稿読取手段を備えた原稿読取装置であって、原稿搬送装置と一体化された原稿読取装置において、
    前記原稿搬送装置が、
    供給トレイを有し前記原稿を供給する供給部と、
    前記供給部から供給された原稿の他面側を読み取る第2の原稿読取手段と、
    前記供給トレイの下方に配置され、前記第1ないし第2の原稿読取手段で読み取られた原稿を排出するための第1および第2の排出口と、
    可撓性原稿用の搬送路であって、前記原稿を、前記供給トレイを始点として前記第1ないし第2の原稿読取手段の一側を経て他側に搬送し前記第1の排出口を介して排出するための第1の搬送路と、
    不撓性原稿用の搬送路であって、前記原稿を、前記供給トレイを始点として前記第1ないし第2の原稿読取手段の他側を経て一側に搬送し前記第2の排出口を介して排出するための第2の搬送路と、
    前記第2の搬送路にあって、前記第1ないし第2の原稿読取手段へ、前記原稿を送り出す読取搬送部と、を備え、
    前記読取搬送部は、前記原稿に当接して搬送する第1の位置と、前記読取搬送路から離れて退避する第2の位置に移動可能な移動手段を有し、
    前記読取搬送部は、前記給送部と前記原稿読取手段との間に配置されることを特徴とする原稿読取装置。
  5. 前記読取搬送部は、前記第1の位置では前記第1の搬送路を塞ぎ、前記チャンバ内の少なくとも一面と当接する位置に配置され、前記第2の位置では前記第1の搬送路を通過して退避する位置に配置されることを特徴とする請求項4項に記載の原稿読取装置。
  6. 前記チャンバ内には、さらに原稿搬送補助手段を備え、
    前記原稿を落下させて搬送方向を変更する際に、当該原稿を前記読取搬送路へ押し出すことを特徴とする請求項4に記載の原稿読取装置。
  7. 前記ガイド部材の一端に、さらに前記供給部から落下した原稿を検知する原稿落下検知手段を備え、
    前記原稿が前記供給部から供給され、所定時間経過後に前記原稿落下検知手段が検知しない時に、前記原稿搬送補助手段を動作させることを特徴とする請求項6に記載の原稿読取装置。
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