JP2016124141A - コンクリートミキサ - Google Patents

コンクリートミキサ Download PDF

Info

Publication number
JP2016124141A
JP2016124141A JP2014265053A JP2014265053A JP2016124141A JP 2016124141 A JP2016124141 A JP 2016124141A JP 2014265053 A JP2014265053 A JP 2014265053A JP 2014265053 A JP2014265053 A JP 2014265053A JP 2016124141 A JP2016124141 A JP 2016124141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scraper
stirring
tank
connecting sleeve
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014265053A
Other languages
English (en)
Inventor
隆 雨甲斐
Takashi Amagai
隆 雨甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYODA SOILTEC CO Ltd
Original Assignee
CHIYODA SOILTEC CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIYODA SOILTEC CO Ltd filed Critical CHIYODA SOILTEC CO Ltd
Priority to JP2014265053A priority Critical patent/JP2016124141A/ja
Publication of JP2016124141A publication Critical patent/JP2016124141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 攪拌槽内で砂利等の噛み込みが発生することを防止し、生コンクリートを均質に製造でき、攪拌槽内から効率的に無駄なく取り出すことができるコンクリートミキサを提供する。
【解決手段】 縦置き円筒状の攪拌槽2内に、上下動可能な連結スリーブ5を介して攪拌軸6に取り付けられた攪拌翼3と回転スクレーパ4が配置されている。回転スクレーパ4は、スクレーパアーム4aと、その先端に、原位置から攪拌軸6の回転方向後方へ揺動可能に軸着され、ばね部材によって前記原位置への復帰習性が付与されている可動スクレーパ片4bから構成され、攪拌槽2の側壁内周面と可動スクレーパ片4bとの間に砂利等が噛み込まれると、可動スクレーパ片4bは、回転スクレーパ4の回転方向後方にばね部材の付勢力に抗して揺動して噛み込まれた砂利等を開放する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、縦置き円筒状の攪拌槽内で攪拌翼を回転させて生コンクリートを製造するコンクリートミキサに関し、特に、攪拌翼の下方に設けられた回転スクレーパと攪拌槽の隙間への砂利等の噛み込みを防止できるコンクリートミキサに関する。
従来、水、セメント、及び、砂利や砕石等の骨材を練り混ぜて生コンクリートを製造する装置としては、例えば、特許文献1で提案されているものがある。
前記文献に記載されている「強制練りコンクリート・ミキサ」は、攪拌翼を支持する腕が、コンクリート原料を攪拌・混合する円形の練りまぜ槽内の中央部で回転駆動されるローターに固定されており、当該ローターの回転とともに攪拌翼が練りまぜ槽の底部を旋回して、槽内に投入されたコンクリート原料を攪拌する構造になっている。また、練り上げられたコンクリートは、練りまぜ槽の底部に設けられているゲートを開くことによって、前記ゲート下方に設けられたホッパーに取り出される構造になっている。
前記攪拌翼は、その前面下縁に所定値以上の抵抗力が作用すると、腕に対して当該攪拌翼の下部が板ばねの付勢力に抗して後方に揺動する。その際、この揺動運動の中心は、攪拌翼の前面下縁が後方に向かうに従って下降する円弧に沿うように定められている。
そして、ローターの回転とともに攪拌翼が前進する際に、練りまぜ槽の底壁と攪拌翼の下縁との間に砂利が噛み込まれて、下縁に作用する抵抗力が板ばねの付勢力より大きくなると、攪拌翼の下部が後方に揺動する。
その際、攪拌翼の下部の前面下縁は円弧状に降下して前記底壁との隙間が減少するため、噛み込まれた砂利は粉砕され、砂利の噛み込みが外れると攪拌翼の下部は板ばねの作用で原位置に復帰する。
特開昭48−97154号公報
前記特許文献1で提案されている発明においては、攪拌翼と練りまぜ槽の底壁との間に噛み込まれた砂利に硬質のものが混入していて破砕できなかった場合には、攪拌翼やこれをローターに取り付けている腕等に過大な負荷が作用してこれらの部品を破損したり、また、ローターを駆動するモータに大きな負担が加わって損傷を生じる虞があった。
また、砂利の噛み込みを破砕することで解消しているため、攪拌翼やこれを支持する腕等の剛性や強度を高める必要があり、また、噛み込んだ砂利の破砕時には、攪拌翼に、コンクリート原料の攪拌抵抗に加えて破砕抵抗が作用するため、ロータを駆動するモータに出力の大きなものを用いる必要があり、製造コストが高くなる問題があった。
さらに、攪拌翼が練りまぜ槽の底部で回転して原料を攪拌する構造であるため、練り混ぜ槽の上方にあるコンクリート原料の攪拌が不十分になるとともに、練りまぜ槽底部のゲートを開いて生コンクリートを取り出す際に、ゲート位置より底部中心側に存在する一部の生コンクリートが練り混ぜ槽内に残って無駄になってしまう問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題点を解決し、攪拌槽内で砂利や砕石等の噛み込みが発生することを防止し、且つ、均質な生コンクリートを製造できるとともに、生コンクリートを攪拌槽内から効率的に無駄なく取り出すことができるコンクリートミキサを提供することを目的とする。
前記目的のために提供される本発明のコンクリートミキサは、底部外周に開閉自在な取出口を有する縦置き円筒状の攪拌槽と、前記攪拌槽の中心軸線回りに回転自在に支持され、回転駆動源によって回転駆動される垂直な攪拌軸と、前記攪拌軸に伴って回転し、且つ当該攪拌軸に対して上下動可能に外嵌された中空円筒状の連結スリーブと、前記連結スリーブ又は攪拌軸に固定され、攪拌軸の回転軸線に対して回転対称となるように、攪拌槽の内側に配置された複数の攪拌翼と、前記連結スリーブに固定され、攪拌軸の回転軸線に対して回転対称となるように攪拌槽の内側底部に配置された複数の回転スクレーパとを備えている。
前記それぞれの回転スクレーパは、基端側が連結スリーブに外接するように固定され、先端側が攪拌槽の側壁内周面に向けて攪拌軸の回転方向後方に平面視弓状に湾曲して延びるスクレーパアームと、当該スクレーパアームの先端に原位置から前記回転方向後方へ揺動可能に軸着され、ばね部材によって前記原位置への復帰習性が付与されている可動スクレーパ片から構成され、前記原位置においては、可動スクレーパ片の先端と攪拌槽の側壁内周面との隙間が最小になるように設定され、スクレーパアームと可動スクレーパ片の回転方向前側の側面にはそれぞれ、下端縁部が攪拌槽の底面を摺動する、柔軟に弾性撓み変形可能なスクレーパパッドが取り付けられていることを特徴としている。
本発明のコンクリートミキサにおいては、回転スクレーパから連結スリーブに作用する回転抵抗が過大になった場合に、連結スリーブを介して回転スクレーパを攪拌軸に対して上方へ変位させて、攪拌槽底面からスクレーパパッドを離間させる手段を備えていることが望ましい。また、攪拌翼は連結スリーブ外周面に固定され、当該攪拌翼の下部に回転スクレーパのスクレーパアームが一体に形成されていることも望ましい。
請求項1に記載された発明に係るコンクリートミキサによれば、回転スクレーパのスクレーパアームは、基端側が連結スリーブ外周面の略接線方向に長手方向を向けて当該連結スリーブ外周面に固定されており、先端側が攪拌軸の回転方向後方に平面視弓状に湾曲しているため、コンクリート原料の混練時には、その回転によって攪拌槽底部近傍では、攪拌槽の中心部から半径方向外側へ向かうコンクリート原料の攪拌流を発生させることができるため、攪拌翼と協働して均質な生コンクリートを短時間で製造することができる。
また、製造された生コンクリートを攪拌槽から取り出す際には、回転スクレーパの回転によって、攪拌槽底部外周に設けられた取出口に向けて生コンクリートを効率的に連続して排出することができるとともに、攪拌槽内に取り残されて無駄になる生コンクリートの量を可及的に少なくでき、使用後の攪拌槽の洗浄作業も容易になる。
さらに、回転スクレーパには、その回転方向後方へ揺動可能に軸着され、ばね部材によって原位置への復帰習性が付与されている可動スクレーパ片がそれぞれのスクレーパアーム先端に設けられているため、可動スクレーパ片と攪拌槽の側壁内周面との間に砂利等が噛み込まれた場合には、回転スクレーパの回転につれて当該可動スクレーパ片がばね部材の付勢力に抗して揺動して噛み込まれた砂利等が開放されるため、回転スクレーパや攪拌槽の損傷や過負荷による回転駆動源の損傷を防止することができる。
また、回転スクレーパは、攪拌軸に対して上下動可能に外嵌された連結スリーブに取り付けされているため、スクレーパアームと可動スクレーパ片の回転方向前側の側面にそれぞれ取り付けられているスクレーパパッドの下端縁部は、上方から負荷される前記スクレーパアーム等の重量によって弾性変形して常時、攪拌槽の底面に当接している。
そのため、これらのスクレーパパッドの下端縁部は、攪拌槽底面との摺動接触により、多少不均一に摩耗が進行しても当該底面との間に隙間が生じることはなく、長期にわたって部品交換することなく、当初の性能を維持しておくことができる。
請求項2に記載された発明に係るコンクリートミキサによれば、回転スクレーパのスクレーパパッドの下端縁部と攪拌槽底面との間に砂利等が噛み込まれて、回転スクレーパから連結スリーブに作用する回転抵抗が過大になった場合に、回転スクレーパは連結スリーブとともに攪拌軸に対して上方へ変位する。
その結果、攪拌槽底面からスクレーパパッドが離間して噛み込んだ砂利等が開放されるため、回転スクレーパや攪拌槽の損傷や過負荷による回転駆動源の損傷を防止することができる。
請求項3に記載された発明に係るコンクリートミキサによれば、回転スクレーパのスクレーパアームを攪拌翼の下部に一体に構成することによって、剛性や耐久性を高めることができ、信頼性が向上する。また、部品点数が少なくて済むため、製造コストを低減することができるとともに、メンテナンス作業も容易になる。
本発明のコンクリートミキサの1実施形態を示す、縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 平常稼働時における可動スクレーパ片の状態を示す図である。 塊状物回避時における可動スクレーパ片の状態を示す図である。 図1のC−C断面図である。 連結スリーブの下限位置調整機構の斜視図である。 連結スリーブの下限位置調整機構の縦断面図である。 図8のD−D断面図である。 図8のE−E断面図である。 本発明のコンクリートミキサの別の実施形態を示す、縦断面図である。 図11のF−F断面図である。 攪拌翼の先端近傍部分を裏側から見た斜視図である。 攪拌翼の先端近傍部分の分解図である。 攪拌翼の先端近傍部分を表側から見た斜視図である。 平常稼働時における可動スクレーパ片の状態を示す図である。 塊状物回避時における可動スクレーパ片の状態を示す図である。
以下、本発明の1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るコンクリートミキサの1実施形態を示す縦断面図であって、同図に示すコンクリートミキサ1は、コンクリート杭の打設に使用する生コンクリートを現場で製造するために用いられるものである。
前記コンクリートミキサ1は、図示していない機枠に周囲の3カ所をロードセルを介して支持されている縦置き円筒状の攪拌槽2を有しており、前記ロードセルによって、攪拌槽2の全体重量を計量しながら、当該攪拌槽2内に水、セメント、及び、砂利等の骨材をそれぞれ必要量順次投入した後、攪拌翼3によってこれらの原料を所定時間攪拌・混合することで生コンクリートを製造する。
また、製造された生コンクリートは、攪拌翼3の下方に設けられている回転スクレーパ4によって、攪拌槽2の底部外周に設けられている図示していない取出口から外部へ取り出される。なお、前記取出口は、生コンクリートの取り出し時のみ開かれるゲート機構を備えている。
攪拌翼3及び回転スクレーパ4は、連結スリーブ5を介して攪拌槽2の中心部に回転自在に設けられている垂直な攪拌軸6に連結されている。前記攪拌軸6の上端は、フランジ形軸継手7を介して中間軸8の下端に連結されている。
前記中間軸8は、攪拌槽2の上端中央部に支持されている受枠9の下部に取り付けられている上下一対の軸受10a、10bによって、攪拌槽2の垂直な中心軸線回りに定位置で回転自在に支持されており、その上端は、別のフランジ形軸継手11を介して、当該受枠9上面に取り付けられている減速機12の出力軸と連結されている。
前記減速機12の上方には、回転駆動源としてのモータ13が一体に設けられており、このモータ13の回転が前記減速機12で減速されて攪拌軸6に伝達され、攪拌翼3と回転スクレーパ4が攪拌槽2内で回転する。
なお、本実施形態のコンクリートミキサ1においては、攪拌槽2への水やセメント、砂利等の原料の供給や、攪拌・混合動作は、図示していない制御手段によって、所定のプログラムに従い自動的に実行されるようになっている。
図2は、図1のA−A断面を示す図であって、同図に示すように、攪拌翼3は、攪拌軸6の回転軸線に対して回転対称となるように、連結スリーブ5の外周面の互いに反対側の2カ所に取り付けられている。
これらの攪拌翼3はそれぞれ、垂直な矩形状の攪拌板3aと、水平な板状の支持アーム3bから構成されており、当該支持アーム3bは連結スリーブ5に固定されている。これらの攪拌板3aは、その回転方向に対して後端側が攪拌槽2の側壁内周面に接近するように傾けることで、コンクリート原料を攪拌する際に、攪拌槽2の半径方向内側から外側へ向かう攪拌流が生じるようにしてある。
また、本実施形態のものにおいては、図1に示すように、攪拌槽2の側壁内周面の回転スクレーパ4より高い位置に、攪拌翼3と協働して攪拌槽2の側壁内周面近傍で原料の攪拌流を上下方向に偏向させるための垂直な固定翼板14を突設してある。前記固定翼板14は、図2に示すように、攪拌槽2の側壁内周面に等間隔に4カ所設けられている。
次に、図3は、図1のB−B断面を示す図であって、同図ならびに図1に示すように、回転スクレーパ4は、攪拌槽2の内側底部に配置されていて、攪拌軸6の回転軸線に対して回転対称となるように、連結スリーブ5の外周面の下部4カ所にそれぞれ固定されている。なお、図3においては、攪拌槽2の底部外周に設けられている生コンクリートの取出口2aの位置を仮想線で表示してある。
また、図3に示すように、それぞれの回転スクレーパ4は、基端側が連結スリーブ5に外接するように固定され、先端側が攪拌槽2の側壁内周面に向けて攪拌軸6の回転方向後方に平面視弓状に湾曲して延びるスクレーパアーム4aを有している。
これらのスクレーパアーム4aの先端には可動スクレーパ片4bが設けられている。図4に示すように、可動スクレーパ片4bは、その基端部裏面側に揺動支持片4cを有しており、この揺動支持片4cは、スクレーパアーム4aの先端部の上下の両端面にそれぞれ固定されている、一対の連結板4dの間に一部侵入して、軸4eでこれらの連結板4dに対して揺動自在に軸着されている。
また、それぞれのスクレーパアーム4aは、角棒状のストラット4fによって補強されている。図3に示すように、それぞれのストラット4fの基端側は、対応するスクレーパアーム4aの基端側と隣接して、連結スリーブ5に外接するように固定されており、また先端側は、図4に示すように、前記一対の連結板4d間に差し込まれて、軸4eの近傍でこれらの連結板4dに固定されている。
また、スクレーパアーム4aの回転方向後側の側面には、連結板4dの近傍にばね取付片4gが設けられている。前記ばね取付片4gと揺動支持片4cとの間には、ばね部材としての引っ張りコイルばね4hが張設されており、この引っ張りコイルばね4hの弾性付勢力によって、可動スクレーパ片4bの後端面は平常稼働時においては、同図に示すように、スクレーパアーム4aの前端面に当接した非曲折位置(原位置)に維持されている。
一方、図5に示すように、スクレーパアーム4aの回転中に、攪拌槽2の側壁内周面と可動スクレーパ片4b間に砂利等の塊状物Sを噛み込んで、可動スクレーパ片4bに大きな負荷が作用した場合には、同図に示すように、可動スクレーパ片4bは、引っ張りコイルばね4hの付勢力に抗して軸4eを中心に、回転スクレーパ4の回転方向と反対向きに揺動して塊状物Sを乗り越えて回避する。
そして、回転スクレーパ4がさらに回転して、可動スクレーパ片4bの先端が塊状物Sから開放されると、可動スクレーパ片4bは前記引っ張りコイルばね4hの付勢力によって、再び原位置すなわち、図4に示す非曲折位置に復帰する。なお、可動スクレーパ片4bの先端と攪拌槽2の側壁内周面との隙間は、前記非曲折位置において最小になるように設定されている。
スクレーパアーム4aと可動スクレーパ片4bの、回転方向前側の側面にはそれぞれ、下端縁部が攪拌槽2の底面を摺動する、柔軟に弾性撓み変形が可能なゴム製のスクレーパパッド4i、4jが取り付けられている。 これらのスクレーパパッド4i、4jは、図4に示すように、スクレーパアーム4aに対して可動スクレーパ片4bが非曲折位置(原位置)にあるときは、長手方向に段差なく連続している。
ここで、図1に示す攪拌軸6と連結スリーブ5間の連結構造について説明する。図6に示すように、連結スリーブ5の内周面と攪拌軸6の外周面にはそれぞれ、横断面角形の棒状の回転伝達部材5a、6aが円周方向に等間隔に4カ所、長手方向を上下方向に向けて固定されている。連結スリーブ5は、これらの回転伝達部材5a、6aどうしの円周方向の当接によって、攪拌軸6から回転が伝達されるとともに、当該攪拌軸6に対して上下動が可能になっている。
攪拌軸6の外周面と連結スリーブ5側の各回転伝達部材5aの間、ならびに、連結スリーブ5の内周面と攪拌軸6側の各回転伝達部材6aと間はそれぞれ、砂等の粒子を噛み込んで連結スリーブ5が攪拌軸6に対して上下変位に支障が生じることのないように、若干の隙間を空けてある。また、これらの隙間に侵入した粒子が容易に排出されるように、外筒5は攪拌軸6に対して所定の角度範囲内で回動可能に連結されている。
なお、攪拌軸6に対して連結スリーブ5の回転を制限し、且つ、上下変位を可能とする構造はこれに限定するものではなく、攪拌軸6と連結スリーブ5間はスプラインや滑りキー等の周知の連結手段で連結することも可能である。
次に、攪拌軸6に対する連結スリーブ5の下限位置を調整する機構について説明する。
図7及び図8に示すように、攪拌軸6の上方位置には、その外周面の互いに直径方向の反対側の位置にそれぞれ、懸架腕15が水平に突設されている。
これらの懸架腕15には、攪拌軸6の回転方向前側の側面に開口する平面視U字状のボルト受け溝15aが形成されていて、その内部に吊りボルト16のねじ部16a側が嵌入されている。
また、これらの吊りボルト16の上端部はそれぞれ、ダブルナットとして螺着されている一対のナット17a、17b、及び、座金18を介して懸架腕15の上面に係合保持されている。
図9と図10はそれぞれ、図8中の懸架腕15のD−D断面図とE−E断面図であって、これら図に示すように、懸架腕15には、ボルト受け溝15aからの吊りボルト16の脱落を防ぐための抜け止めピン19が水平方向に装着されている。
抜け止めピン19は、図10に示すように外周面に雄ねじが形成されている頭部19aと、これより小径で外周面が平滑な細長いピン本体19bから構成されていて、前記頭部19aを懸架腕15の外側端面15bとボルト受け溝15aとの間に貫通形成されたねじ孔15cに螺合し、当該ねじ孔15cと対向するボルト受け溝15aの内壁面に形成されたピン受け穴15d内にピン本体19bの先端を挿入して固定されている。なお、詳細な図示は省略するが、抜け止めピン19のボルト頭部19aには、懸架腕15への着脱を行うための、レンチ挿入用の6角穴が形成されている。
また、図7及び図8に示すように、連結スリーブ5の上端部近傍の外周面には、これらの吊りボルト16のボルト頭部16bとそれぞれ係合する一対の吊りブロック20が突設されている。
これらの吊りブロック20はそれぞれ、前述した懸架腕15の直下位置に設けられていて、これらの懸架腕15に形成されているボルト受け溝15aと鉛直方向に重なる位置に、それぞれ吊りボルト16のボルト頭部16bの首下部分を嵌入するボルト受け溝20aが形成されている。
図8に示すように、ボルト頭部16bは、座金21を介して吊りブロック20の下面に係合している。またボルト受け溝20aには、前述した懸架腕15のボルト受け溝15aと同様に、抜け止めピン19を適用して吊りボルト16の脱落を防止してある。
図1及び図2に示すように、回転スクレーパ4は連結スリーブ5に固定されているため、攪拌軸6に対する連結スリーブ5の下限位置を吊りボルト16に対するダブルナット17a、17bの螺合位置を移動させることにより、スクレーパアーム4aと可動スクレーパ片4bの回転方向前側の側面にそれぞれ取り付けられているスクレーパパッド4i、4jの下端縁部と攪拌槽2の底面との間に、スクレーパパッド4i、4jの弾性変形による適正な押し付け力が作用するように調整することができる。
また、これらのスクレーパパッド4i、4jが長期の使用によって摩耗して押し付け力が低下したり底面との間に隙間が生じた場合には、吊りボルト16に対するダブルナット17a、17bの螺合位置を再調整することで、当初の適正な状態を復元することができる。
なお、前述したような、攪拌軸6に対する連結スリーブ5の下限位置を調整する機構は、スクレーパパッド4i、4jの素材が硬質で摩耗しにくい場合には、省略することも可能である。
以下、前述したように構成されているコンクリートミキサ1の動作を説明する。図1において、攪拌槽2内にコンクリート原料となる水、セメント、及び砂利等の骨材を投入し、モータ13を起動して攪拌軸6を回転駆動すると、前記攪拌軸6の外周に装着されている連結スリーブ5を介して攪拌翼3とその下方の回転スクレーパ4が回転する。
攪拌翼3が回転すると、コンクリート原料はその回転方向に動かされると同時に、遠心力の作用と攪拌板3aの傾斜によって、攪拌槽2の半径方向外側に押し出される。攪拌槽2の側壁内周面に衝突したコンクリート原料の流れは、ここで側壁に沿った上下方向の流れに偏向される。
この際、攪拌翼3とともに回転している回転スクレーパ4によって、攪拌槽2の底部中心側のコンクリート原料は半径方向外側に押し出され、攪拌翼3によって攪拌槽2の側壁内周面に押し出された原料とともに、攪拌槽2の側壁内周面に突設されている固定翼板14に沿って攪拌槽2の上部へ移動する。
攪拌槽2の側壁内周面を上昇する原料の流れは、攪拌翼3の上方で攪拌槽2の半径方向内側に向かって中心部で下降し、垂直面内の循環流を生じる。この循環流によって、攪拌槽2内のコンクリート原料の攪拌・混合が促進され、短時間で均質な生コンクリートが製造される。
攪拌槽2内で製造された生コンクリートは、攪拌軸6を回転させたまま、図3に仮想線で図示されている取出口2aのゲート機構(図示せず)を開放すると、回転スクレーパ4によって、攪拌槽2内から取出口2aへ排出される。
この際、同図に示すように、回転スクレーパ4を構成する平面視弓状に湾曲したスクレーパアーム4aと可動スクレーパ片4bのそれぞれに取り付けられている、柔軟に弾性撓み変形可能なスクレーパパッド4i、4jが、攪拌槽2の底面上の生コンクリートを出口2aへ連続的に払い出すため、攪拌槽2内の生コンクリートを効率的に取り出すことができる。
また、本実施形態のものにおいては、稼働中にスクレーパパッド4i、4jの下端縁部と攪拌槽2の底面との間に砂利等が侵入した場合、これらのスクレーパパッド4i、4jが柔軟に撓んで乗り越えることができる。
また、連結スリーブ5は、攪拌軸6に対してダブルナット17a、17bで調整されている下限位置から上方への変位が可能であるため、特にスクレーパアーム4aの下方にスクレーパパッド4iの撓み変形だけでは対応できない大粒の砂利や砕石等の塊状物が噛み込まれた場合には、回転スクレーパ4全体が連結スリーブ5とともに攪拌軸6に対して上方に変位して噛み込んだ砂利等を乗り越えることが可能である。
なお、可動スクレーパ片4bのスクレーパパッド4jの下端縁部と攪拌槽2の底面間に大きな砂利等を噛み込んだ場合には、先に図5で説明した可動スクレーパ片4bの先端と攪拌槽2底部の側壁内周面間に砂利等を噛み込んだ場合と同様に、回転スクレーパ4の回転に伴って可動スクレーパ片4bが回転方向後方に揺動して噛み込みを解除することができる。
また、前述した実施形態においては、攪拌翼3を連結スリーブ5の外周面に取り付けているが、本発明はこれに限定するものではなく、攪拌翼3は攪拌軸6の外周面に直接固定してあってもよい。
さらに、図6において、連結スリーブ5の内周面の回転伝達部材5a、または、攪拌軸6の外周面の回転伝達部材6aの何れか一方を省略するか、もしくは、これらの回転伝達部材5a、6aを用いずに、連結スリーブ5の内径と攪拌軸6の外径を適合させて、連結スリーブ5を攪拌軸6に対して回転可能とし、懸架腕15と吊りブロック20間を、吊りボルト16に代えてワイヤで連結してもよい。
ここで、ワイヤは、通常の負荷状態で回転スクレーパ4を回転させたときに、スクレーパパッド4i、4jが攪拌槽2の底面と摺動接触状態を維持できるような長さとする。なお、必要に応じて、懸架腕15と吊りブロック20間のワイヤの長さを調整する手段を設けてもよい。
また、この場合、スクレーパアーム4a下方のスクレーパパッド4iと攪拌槽2の底面との間に砂利等が噛み込まれて回転スクレーパ4に回転抵抗が加わり、連結スリーブ5の回転が攪拌軸6に対して遅れると、ワイヤには大きな張力が作用するため、連結スリーブ5は攪拌軸6に対して上方へ引き上げられる。
その結果、連結スリーブ5に伴って回転スクレーパ4が上方へ変位して、攪拌槽2の底面からスクレーパパッド4iが離間して砂利等の噛み込みが解除されるので、前述したように、噛み込まれた砂利等が直接回転スクレーパ4全体を上方に押し上げて砂利等を乗り越える場合と比較して、噛み込みをより効果的に解除することができる。
なお、回転スクレーパ4から連結スリーブ5に作用する回転抵抗が過大になった場合に、連結スリーブ5を回転スクレーパ4とともに攪拌軸6に対して上方へ変位させて、攪拌槽2の底面からスクレーパパッド4i、4jを離間させる手段は、ワイヤのみに限定するものではなく、チェーンを用いてもよい。
さらに、回転スクレーパから連結スリーブに作用する回転抵抗が過大になった場合に、連結スリーブを介して回転スクレーパを攪拌軸に対して上方へ変位させて、攪拌槽底面からスクレーパパッドを離間させる手段としては、前述した懸架腕15や吊りブロック20を省略し、攪拌軸の下部外周面にリード角の大きな多条の雄ねじ部を形成し、連結スリーブの内周面に前記雄ねじ部に適合する雌ねじ部を形成して、攪拌軸と連結スリーブとを螺合させた構造としてもよい。
この場合、通常の稼働状態においては、連結スリーブはその自重や回転スクレーパ等の重量により、攪拌軸の下端近傍に降りている状態で、攪拌軸とともに回転している。そして、攪拌槽の底面と回転スクレーパ間に砂利等を噛み込んで回転抵抗が過大になった場合には、連結スリーブと攪拌軸との間で回転のずれが生じ、連結スリーブは回転スクレーパとともに攪拌軸に対して上方へ螺動して、砂利等の噛み込みを解除する。
また、前述した実施形態のものにおいては、固定翼板14は、攪拌槽2の側壁内周面に垂直に取り付けてあるが、これに限定するものではなく、攪拌槽の側壁内周面の近傍で攪拌流を上方に偏向させる機能を有していればよい。
例えば、それぞれの固定翼板を、同一の傾斜角で上方が攪拌翼の回転方向前方に傾斜するように取り付けてもよい。なお、固定翼板の枚数や上下の長さ及び半径方向の幅等は適宜設定することが可能であり、また、固定翼板は省略してもよい。
次に、図11は、本発明に係るコンクリートミキサの別の実施形態を示す縦断面図であって、同図に示すコンクリートミキサ1’は、前述したコンクリートミキサ1において別個に設けられていた攪拌翼3と回転スクレーパ4に代えて、これらの機能をあわせ持つ攪拌翼22を設けたものである。
なお、図11において、前述したコンクリートミキサ1と構造が共通する部分については、図1中で用いている符号と同一のものを用いている。また、図11中の攪拌槽2の側壁内周面には、前述した固定翼板14と同様に、固定翼板23が4カ所設けられている。
これらの固定翼板23は、攪拌槽2の側壁内周面に対してそれぞれ上下一対の取付片23aを介して垂直に固定されている。なお、これらの固定翼板23は、先の実施形態における固定翼板14よりも攪拌槽2の半径方向幅がやや広いものを使用している。
図11のF−F断面を示す図12図から明らかなように、コンクリートミキサ1’の攪拌翼22は、攪拌軸6の周囲に回転対称に4カ所設けられており、それぞれ、基端側が連結スリーブ5’に外接するように固定され、先端側が攪拌槽2の側壁内周面に向けて攪拌軸6の回転方向後方に大きく平面視弓状に湾曲して延びる、矩形板状の攪拌翼本体22aと、前記攪拌翼本体22aの先端下部に揺動自在に軸着された可動スクレーパ片22bとを備えている。
なお、前述したコンクリートミキサ1と本実施形態のコンクリートミキサ1’は使用している攪拌槽2が共通であるため、コンクリートミキサ1’の連結スリーブ5’は、コンクリートミキサ1の連結スリーブ5よりも上下寸法が若干長く、また、図11に示すボルト16’は、コンクリートミキサ1のボルト16より短いものを使用しているが、それぞれの機能は両者とも同じである。
図12に示すように、攪拌翼本体22aの先端近傍部分は、攪拌槽2の側壁内周面の円周方向に向いており、可動スクレーパ片22bは、その原位置において、攪拌翼本体22aの先端から攪拌槽2の側壁内周面に向けて略直角に張り出して取り付けられている。
図13は、攪拌翼22の先端近傍部分を裏側から見た斜視図であって、同図に示すように、可動スクレーパ片22bは攪拌翼本体22aにばねヒンジ機構22cを介して取り付けられている。
前記ばねヒンジ機構22cは、図14に示すように、攪拌翼本体22aの先端近傍の裏側下部に固定されている上下一対の軸受環22dと、可動スクレーパ片22bの基端部に固定されている上下一対の軸受環22eを、軸22fで回動可能に連結して構成されている。
また、前記一対の軸受環22eの間には、軸22fが貫通するねじりコイルばね22gをばね部材として組み込んである。軸22fには、軸受環22d、22eに対する抜け止めのために、一方の端に大径部を形成し、他方の端に止め環22hを装着する環状溝を形成してある。
前記ねじりコイルばね22gは、可動スクレーパ片22bをその先端側が軸22f回りに攪拌翼本体22aの回転方向前側に揺動付勢している。図15は、攪拌翼22の先端近傍部分を表側から見た斜視図であって、同図に示すように、攪拌翼本体22aの表側の先端下部には、可動スクレーパ片22bの前側側面に当接する上下一対の直角三角形状のストッパ22iが固定されており、可動スクレーパ片22bの前方へ揺動範囲はこれらのストッパ22iによって制限されている。
また、同図及び図11に示すように、攪拌翼本体22aの下部と可動スクレーパ片22bのそれぞれの回転方向前側の側面には、下端縁部が攪拌槽2の底面を摺動する、柔軟に弾性撓み変形が可能なゴム製のスクレーパパッド22j、22kが取り付けられている。
図16に示すように、通常の稼働時には、可動スクレーパ片22bはねじりコイルばね22gの付勢力によって前記ストッパ22iに当接した原位置に保持されている。
この位置では、可動スクレーパ片22bは、攪拌翼本体22aの先端に対して略直角に向いていて、可動スクレーパ片22bの先端と攪拌槽2の側壁内周面との隙間は最小になっている。
なお、前記ねじりコイルばね22gには、可動スクレーパ片22bがコンクリート原料中を移動する際に受ける流動抵抗では、攪拌翼本体22aの回転方向後方に揺動しない強さを有するものが用いられている。
一方、図17に示すように、攪拌槽2の側壁内周面と可動スクレーパ片22bとの間に砂利等の塊状物Sを噛み込んで、可動スクレーパ片22bに大きな負荷が作用した場合には、可動スクレーパ片22bは、ねじりコイルばね22gの付勢力に抗して軸22fを中心に、攪拌翼本体22aの回転方向と反対向きに揺動して塊状物Sを乗り越える。
そして、攪拌翼本体22aがさらに回転して、可動スクレーパ片22bの先端が塊状物Sから開放されると、可動スクレーパ片22bはねじりコイルばね22gの付勢力によって、再び図16に示す原位置に復帰する。
以上に説明したコンクリートミキサ1’は、先に説明した実施形態におけるコンクリートミキサ1において別個に設けられていた攪拌翼3と回転スクレーパ4に代えて、これらの機能を合わせた攪拌翼22を用いているため、部品点数が少なく、組み立てやメンテナンス作業が容易になる。
特に、それぞれの攪拌翼本体22aは、矩形状に切断した鋼板を湾曲させて製作することができ、製造が容易で製造コストを安くできるとともに、補強部材を用いずに必要な剛性と強度を確保できるため、耐久性と信頼性を高めることができる。
本発明のコンクリートミキサは、生コンクリートの製造の他、泥状物や粉粒物等の攪拌・混合装置として利用することも可能である。
1、1’ コンクリートミキサ
2 攪拌槽
2a 取出口
3 攪拌翼
3a 攪拌板
3b 支持アーム
4 回転スクレーパ
4a スクレーパアーム
4b 可動スクレーパ片
4c 揺動支持片
4d 連結板
4e 軸
4f ストラット
4g ばね取付片
4h 引っ張りコイルばね(ばね部材)
4i、4j スクレーパパッド
5 連結スリーブ
5a 回転伝達部材
6 攪拌軸
6a 回転伝達部材
7 フランジ形軸継手
8 中間軸
9 受枠
10a、10b 軸受
11 フランジ形軸継手
12 減速機
13 モータ(回転駆動源)
14 固定翼板
15 懸架腕
15a ボルト受け溝
15b 外側端面
15c ねじ孔
15d ピン受け穴
16 吊りボルト
16a ねじ部
16b ボルト頭部
17a、17b ナット(ダブルナット)
18 座金
19 抜け止めピン
19a 頭部
19b ピン本体
20 吊りブロック
20a ボルト受け溝
21 座金
22 攪拌翼
22a 攪拌翼本体
22b 可動スクレーパ片
22c ばねヒンジ機構
22d、22e 軸受環
22f 軸
22g ねじりコイルばね(ばね部材)
22h 止め環
22i ストッパ
22j、22k スクレーパパッド
23 固定翼板
23a 取付片

Claims (3)

  1. 底部外周に開閉自在な取出口を有する縦置き円筒状の攪拌槽と、
    前記攪拌槽の中心軸線回りに回転自在に支持され、回転駆動源によって回転駆動される垂直な攪拌軸と、
    前記攪拌軸に伴って回転し、且つ当該攪拌軸に対して上下動可能に外嵌された中空円筒状の連結スリーブと、
    前記連結スリーブ又は攪拌軸に固定され、攪拌軸の回転軸線に対して回転対称となるように、攪拌槽の内側に配置された複数の攪拌翼と、
    前記連結スリーブに固定され、攪拌軸の回転軸線に対して回転対称となるように攪拌槽の内側底部に配置された複数の回転スクレーパとを備え、
    前記それぞれの回転スクレーパは、基端側が連結スリーブに外接するように固定され、先端側が攪拌槽の側壁内周面に向けて攪拌軸の回転方向後方に平面視弓状に湾曲して延びるスクレーパアームと、当該スクレーパアームの先端に原位置から前記回転方向後方へ揺動可能に軸着され、ばね部材によって前記原位置への復帰習性が付与されている可動スクレーパ片から構成され、
    前記原位置においては、可動スクレーパ片の先端と攪拌槽の側壁内周面との隙間が最小になるように設定され、
    スクレーパアームと可動スクレーパ片の回転方向前側の側面にはそれぞれ、下端縁部が攪拌槽の底面を摺動する、柔軟に弾性撓み変形可能なスクレーパパッドが取り付けられていることを特徴とするコンクリートミキサ。
  2. 回転スクレーパから連結スリーブに作用する回転抵抗が過大になった場合に、連結スリーブを介して回転スクレーパを攪拌軸に対して上方へ変位させて、攪拌槽底面からスクレーパパッドを離間させる手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のコンクリートミキサ。
  3. 攪拌翼は連結スリーブ外周面に固定され、当該攪拌翼の下部に回転スクレーパのスクレーパアームが一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリートミキサ。
JP2014265053A 2014-12-26 2014-12-26 コンクリートミキサ Pending JP2016124141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014265053A JP2016124141A (ja) 2014-12-26 2014-12-26 コンクリートミキサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014265053A JP2016124141A (ja) 2014-12-26 2014-12-26 コンクリートミキサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016124141A true JP2016124141A (ja) 2016-07-11

Family

ID=56356885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014265053A Pending JP2016124141A (ja) 2014-12-26 2014-12-26 コンクリートミキサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016124141A (ja)

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106799789A (zh) * 2017-01-10 2017-06-06 成都佳美嘉科技有限公司 新型建筑用搅拌机
CN107127139A (zh) * 2017-06-28 2017-09-05 长兴金耀再生资源利用有限公司 一种厨余垃圾分选机
CN107149892A (zh) * 2017-07-11 2017-09-12 河南省亚安绝缘材料厂有限公司 一种绝缘漆生产混合用搅拌轴
CN107160563A (zh) * 2017-07-11 2017-09-15 童龙范 一种桥梁施工设备
CN108501209A (zh) * 2018-03-30 2018-09-07 周雅婷 建筑混凝土搅拌器
CN108527651A (zh) * 2018-05-29 2018-09-14 江苏力连重工机械有限公司 一种自洁混凝土搅拌机
CN108811490A (zh) * 2017-02-27 2018-11-13 有限公司神技Ati 提高均质性的水泥土制造装置
CN110608976A (zh) * 2019-10-19 2019-12-24 临安鼎昇建材有限公司 一种用于检测混凝土外加剂适应性的装置
CN110640904A (zh) * 2019-10-29 2020-01-03 深圳市奈士迪技术研发有限公司 一种用于桥梁施工的排料效率高的混凝土搅拌设备
CN111231115A (zh) * 2020-02-19 2020-06-05 浙江广厦建设职业技术学院 一种循环搅拌混凝土搅拌机
CN111993592A (zh) * 2020-09-07 2020-11-27 杨淑芬 一种混凝土弹性搅拌器
CN112571622A (zh) * 2021-01-08 2021-03-30 义乌市芮楚科技有限公司 一种用于混凝土自动清洁的搅拌装置
CN112705069A (zh) * 2020-12-07 2021-04-27 萍乡众大高新材料有限责任公司 一种大孔径采石膨胀剂拌合生产装置
CN112706285A (zh) * 2020-12-31 2021-04-27 刘一鸣 一种基于水利建设用的混凝土密实搅拌装置
CN112895141A (zh) * 2020-02-17 2021-06-04 王琰 一种环保型加气混凝土用多功能混合装置
CN112957966A (zh) * 2021-03-03 2021-06-15 佛山市南海区力亿金属辅助材料有限公司 一种用于除蜡水的加工装置
CN113232156A (zh) * 2021-05-18 2021-08-10 安徽鑫生新型建材有限公司 一种特种砂浆生产工艺及生产设备
CN113500695A (zh) * 2021-08-06 2021-10-15 德州海天机电科技有限公司 一种物料搅拌器和大方量料斗
CN113524437A (zh) * 2021-06-21 2021-10-22 河南省大地建材集团有限公司 一种混凝土搅拌机及其使用方法
CN113664987A (zh) * 2020-07-07 2021-11-19 王翠 一种混凝土管桩的生产工艺
CN113815113A (zh) * 2021-09-09 2021-12-21 北京城建集团有限责任公司 一种混凝土搅拌装置
CN113910449A (zh) * 2021-10-13 2022-01-11 安徽福苗建设有限公司 一种水利水电工程建筑用搅拌装置及使用方法
CN114223366A (zh) * 2021-12-17 2022-03-25 中国热带农业科学院南亚热带作物研究所 一种单行粉末状固态有机肥施肥机
CN114261076A (zh) * 2022-01-10 2022-04-01 山东润德复合材料有限公司 基于高强双抗双向塑料土工格栅的挤出设备
CN114290519A (zh) * 2021-12-30 2022-04-08 穆俊丽 一种道路桥梁施工用混凝土搅拌机
CN114458012A (zh) * 2021-12-24 2022-05-10 华能秦煤瑞金发电有限责任公司 一种用于混凝土浇筑加工的上料装置
CN114622561A (zh) * 2022-03-10 2022-06-14 宋水亮 一种水利工程施工用灌浆设备及其灌浆方法
CN114642914A (zh) * 2022-04-14 2022-06-21 河南工程学院 环境工程固液分离装置
CN114932629A (zh) * 2022-06-17 2022-08-23 江西清江建设发展有限公司 一种房屋建筑用多类建筑水泥混合设备
RU213653U1 (ru) * 2022-07-14 2022-09-21 Общество с ограниченной ответственностью "Екатеринодарстрой" Бетоносмеситель
CN115155412A (zh) * 2022-07-12 2022-10-11 山东高速物资储运有限公司 环保型改性沥青生产装置及生产方法
CN115301098A (zh) * 2022-08-05 2022-11-08 王文辉 一种工厂生产的功能陶瓷的制备装置
CN115401794A (zh) * 2022-09-27 2022-11-29 无锡南方混凝土有限公司 用于制备透水混凝土的再生骨料搅拌装置
CN115416155A (zh) * 2022-07-31 2022-12-02 华能西藏雅鲁藏布江水电开发投资有限公司 一种混凝土搅拌装置
CN115487723A (zh) * 2022-09-06 2022-12-20 王勤 一种锂离子电池正极浆料及其制备工艺
CN116175768A (zh) * 2023-01-29 2023-05-30 宜兴市凯达耐火材料有限公司 一种耐火浇注料的混合搅拌方法、设备
CN116872362A (zh) * 2023-09-05 2023-10-13 泰州市金衡建筑材料检测有限公司 一种具有多方向混匀功能的水泥胶砂搅拌装置
CN117509791A (zh) * 2024-01-04 2024-02-06 山西亚鑫新能科技有限公司 脱硫废液蒸发系统以及方法

Cited By (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106799789A (zh) * 2017-01-10 2017-06-06 成都佳美嘉科技有限公司 新型建筑用搅拌机
CN108811490A (zh) * 2017-02-27 2018-11-13 有限公司神技Ati 提高均质性的水泥土制造装置
CN107127139A (zh) * 2017-06-28 2017-09-05 长兴金耀再生资源利用有限公司 一种厨余垃圾分选机
CN107149892A (zh) * 2017-07-11 2017-09-12 河南省亚安绝缘材料厂有限公司 一种绝缘漆生产混合用搅拌轴
CN107160563A (zh) * 2017-07-11 2017-09-15 童龙范 一种桥梁施工设备
CN107160563B (zh) * 2017-07-11 2018-12-21 南京浦口科创投资集团有限公司 一种桥梁施工设备
CN108501209A (zh) * 2018-03-30 2018-09-07 周雅婷 建筑混凝土搅拌器
CN108527651A (zh) * 2018-05-29 2018-09-14 江苏力连重工机械有限公司 一种自洁混凝土搅拌机
CN110608976A (zh) * 2019-10-19 2019-12-24 临安鼎昇建材有限公司 一种用于检测混凝土外加剂适应性的装置
CN110640904A (zh) * 2019-10-29 2020-01-03 深圳市奈士迪技术研发有限公司 一种用于桥梁施工的排料效率高的混凝土搅拌设备
CN112895141A (zh) * 2020-02-17 2021-06-04 王琰 一种环保型加气混凝土用多功能混合装置
CN111231115A (zh) * 2020-02-19 2020-06-05 浙江广厦建设职业技术学院 一种循环搅拌混凝土搅拌机
CN111231115B (zh) * 2020-02-19 2021-04-13 浙江广厦建设职业技术学院 一种循环搅拌混凝土搅拌机
CN113664987A (zh) * 2020-07-07 2021-11-19 王翠 一种混凝土管桩的生产工艺
CN111993592A (zh) * 2020-09-07 2020-11-27 杨淑芬 一种混凝土弹性搅拌器
CN112705069A (zh) * 2020-12-07 2021-04-27 萍乡众大高新材料有限责任公司 一种大孔径采石膨胀剂拌合生产装置
CN112706285A (zh) * 2020-12-31 2021-04-27 刘一鸣 一种基于水利建设用的混凝土密实搅拌装置
CN112571622A (zh) * 2021-01-08 2021-03-30 义乌市芮楚科技有限公司 一种用于混凝土自动清洁的搅拌装置
CN112957966A (zh) * 2021-03-03 2021-06-15 佛山市南海区力亿金属辅助材料有限公司 一种用于除蜡水的加工装置
CN113232156A (zh) * 2021-05-18 2021-08-10 安徽鑫生新型建材有限公司 一种特种砂浆生产工艺及生产设备
CN113524437A (zh) * 2021-06-21 2021-10-22 河南省大地建材集团有限公司 一种混凝土搅拌机及其使用方法
CN113500695A (zh) * 2021-08-06 2021-10-15 德州海天机电科技有限公司 一种物料搅拌器和大方量料斗
CN113815113A (zh) * 2021-09-09 2021-12-21 北京城建集团有限责任公司 一种混凝土搅拌装置
CN113910449A (zh) * 2021-10-13 2022-01-11 安徽福苗建设有限公司 一种水利水电工程建筑用搅拌装置及使用方法
CN114223366A (zh) * 2021-12-17 2022-03-25 中国热带农业科学院南亚热带作物研究所 一种单行粉末状固态有机肥施肥机
CN114223366B (zh) * 2021-12-17 2022-11-18 中国热带农业科学院南亚热带作物研究所 一种单行粉末状固态有机肥施肥机
CN114458012A (zh) * 2021-12-24 2022-05-10 华能秦煤瑞金发电有限责任公司 一种用于混凝土浇筑加工的上料装置
CN114458012B (zh) * 2021-12-24 2023-12-01 华能秦煤瑞金发电有限责任公司 一种用于混凝土浇筑加工的上料装置
CN114290519A (zh) * 2021-12-30 2022-04-08 穆俊丽 一种道路桥梁施工用混凝土搅拌机
CN114261076A (zh) * 2022-01-10 2022-04-01 山东润德复合材料有限公司 基于高强双抗双向塑料土工格栅的挤出设备
CN114622561A (zh) * 2022-03-10 2022-06-14 宋水亮 一种水利工程施工用灌浆设备及其灌浆方法
CN114622561B (zh) * 2022-03-10 2024-02-09 湖南巴陵水利水电建筑工程有限公司 一种水利工程施工用灌浆设备及其灌浆方法
CN114642914A (zh) * 2022-04-14 2022-06-21 河南工程学院 环境工程固液分离装置
CN114642914B (zh) * 2022-04-14 2023-08-15 河南工程学院 环境工程固液分离装置
CN114932629A (zh) * 2022-06-17 2022-08-23 江西清江建设发展有限公司 一种房屋建筑用多类建筑水泥混合设备
CN115155412A (zh) * 2022-07-12 2022-10-11 山东高速物资储运有限公司 环保型改性沥青生产装置及生产方法
CN115155412B (zh) * 2022-07-12 2023-11-14 山东高速物资储运有限公司 环保型改性沥青生产装置及生产方法
RU213653U1 (ru) * 2022-07-14 2022-09-21 Общество с ограниченной ответственностью "Екатеринодарстрой" Бетоносмеситель
CN115416155A (zh) * 2022-07-31 2022-12-02 华能西藏雅鲁藏布江水电开发投资有限公司 一种混凝土搅拌装置
CN115416155B (zh) * 2022-07-31 2023-12-01 华能西藏雅鲁藏布江水电开发投资有限公司 一种混凝土搅拌装置
CN115301098A (zh) * 2022-08-05 2022-11-08 王文辉 一种工厂生产的功能陶瓷的制备装置
CN115487723A (zh) * 2022-09-06 2022-12-20 王勤 一种锂离子电池正极浆料及其制备工艺
CN115401794B (zh) * 2022-09-27 2024-01-23 无锡南方混凝土有限公司 用于制备透水混凝土的再生骨料搅拌装置
CN115401794A (zh) * 2022-09-27 2022-11-29 无锡南方混凝土有限公司 用于制备透水混凝土的再生骨料搅拌装置
CN116175768B (zh) * 2023-01-29 2023-11-10 宜兴市凯达耐火材料有限公司 一种耐火浇注料的混合搅拌方法、设备
CN116175768A (zh) * 2023-01-29 2023-05-30 宜兴市凯达耐火材料有限公司 一种耐火浇注料的混合搅拌方法、设备
CN116872362B (zh) * 2023-09-05 2023-12-01 泰州市金衡建筑材料检测有限公司 一种具有多方向混匀功能的水泥胶砂搅拌装置
CN116872362A (zh) * 2023-09-05 2023-10-13 泰州市金衡建筑材料检测有限公司 一种具有多方向混匀功能的水泥胶砂搅拌装置
CN117509791A (zh) * 2024-01-04 2024-02-06 山西亚鑫新能科技有限公司 脱硫废液蒸发系统以及方法
CN117509791B (zh) * 2024-01-04 2024-03-19 山西亚鑫新能科技有限公司 脱硫废液蒸发系统以及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016124141A (ja) コンクリートミキサ
CN107964849B (zh) 一种具有连续碎土和连续搅拌作用的路基改良土搅拌机
CN107469699A (zh) 一种具有扶正功能的晃动式涂料混料装置
JP6391605B2 (ja) 二軸剪断式破砕機
JP7010462B2 (ja) スラッジ破砕機およびそれを用いた破砕方法
CN104056565A (zh) 强力混合机
JPS58500473A (ja) 混合装置、粒状材料に使用するその撹拌器及び調製粒状材料の製造方法
CN2882781Y (zh) 离心齿式曲臂锤片破碎机
JP3432789B2 (ja) 強制二軸式コンクリートミキサーの回転軸清掃リング
JP4914256B2 (ja) 分散型混合・造粒装置
CN205130109U (zh) 一种混凝土双轴搅拌机
CN204136225U (zh) 自振式混凝土搅拌机
CN203874714U (zh) 强力混合机
CN204471597U (zh) 一种干混砂浆搅拌机
EP2617544A1 (en) A batch mixer for mixing concrete and a method for mixing concrete in a batch mixer
CN202046673U (zh) 一种给料机
JP2005335973A (ja) コンクリート用骨材再生装置
JP2010284587A (ja) 粘着性被破砕物用破砕機
KR20200087072A (ko) 스크린장착 파쇄기, 스크린장착 파쇄기의 제어장치 및 스크린장착 파쇄기의 운전방법
JP4245945B2 (ja) 解砕コンベア装置
JP2012081368A (ja) 破砕機
JP2008237942A (ja) 造粒方法、造粒機及び焼却灰によるブロックの製造方法
JP2019111531A (ja) 竪型破砕混合機
JP2005074395A (ja) 破砕バケット
JP6144637B2 (ja) 自動緊張装置及びそれを用いた汚泥掻寄機