JP2016123280A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
魚釣用スピニングリール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016123280A JP2016123280A JP2014263974A JP2014263974A JP2016123280A JP 2016123280 A JP2016123280 A JP 2016123280A JP 2014263974 A JP2014263974 A JP 2014263974A JP 2014263974 A JP2014263974 A JP 2014263974A JP 2016123280 A JP2016123280 A JP 2016123280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- fishing
- spool
- spinning reel
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】釣糸Lが巻回される釣糸巻回胴部3aの前側にフランジ部3bが設けられ、後側に円筒部3cが設けられたスプール3を備え、ハンドル5の回転操作に連動して回転するロータ2の釣糸案内部21を介して、釣糸巻回胴部3aに釣糸Lを巻回する魚釣用スピニングリールであって、スプール3は、円筒部3cの前部に設けられた大径部31と、円筒部3cの後部に設けられ、大径部31よりも小径とされた小径部33と、小径部33の後端部に設けられ、円筒部3cの軸方向と鋭角を成して前方へ延出する釣糸係止部34と、を備える構成とした。
【選択図】図3
Description
この魚釣用スピニングリールでは、解れた釣糸を係止突部に係止することができ、糸落ちを未然に防止することができる。
この魚釣用スピニングリールでは、解れた釣糸を凹部に係止することができ、糸落ちを未然に防止することができる。
また、解れや糸ふけ現象等によって釣糸の巻き付け位置が後方へずれた際に、釣糸を小径部に絡ませつつ釣糸係止部に好適に係止することができるので、糸落ちを効果的に防止することができる。
また、釣糸係止部は、径方向外側への突出量を抑えながら延出量(係止される面積)を確保しているので、釣糸の巻き付け位置が後方へずれた際に、釣糸の引っ掛かり性がよい。したがって、糸落ちを効果的に防止することができる。
スプール3には解れた釣糸を係止することができる釣糸係止部34が設けられている。
ピニオンギヤ8aの中央部の軸受12aは、その後端がピニオンギヤ8aの前端、およびリール本体1の前側中央に形成された凹所の支持部1bに突き当てられて保持されている。また、軸受12aは、前端が転がり式一方向クラッチ10の内輪9によって軸方向で抜け止めされている。
一方、ピニオンギヤ8aの後側の軸受12bは、ピニオンギヤ8aの後端とリール本体1に形成された支持部1fとに挟持されることにより固定されている。
一方向クラッチ10は、リール本体1の下部に設けられた切換部材11に連動しており、切換部材11を回動操作することで、一方向クラッチ10が作動状態と非作動状態とに切り換えられるように構成されている。この場合、切換部材11を作動状態に切り換えることで、ハンドル5(ロータ2)の逆転方向の回転(釣糸放出方向の回転)が防止される。
このような一方向クラッチ10は、保護カバー13によってその外周が包囲されて保護されている。
補強部材26は、一対のアーム部23間に架設されており、一方のアーム部23の側部から他方のアーム部23の側部に向けて後方に向けて湾曲するアーチ状(略U字状、リール本体1に向けて湾曲凸状)に形成されている。
釣糸Lの放出または巻き取りの一連の操作の中で、釣糸Lの巻き付け状態が崩れて釣糸Lが解れたり、張力変化、風の影響等による糸ふけ現象により釣糸Lの巻き付け位置が後方へずれたりすることがある。この場合に、例えば、図5に示すように、後方へずれた釣糸Lは、釣糸Lの巻き付け時の張力(または釣糸Lの放出時の張力)により、円筒部3cの大径部31から傾斜部32に沿って(傾斜部32に当接または離間して)前側から後側へ移動し、小径部33に巻き付くようにして小径部33上を後端部に向けて移動する(案内される)。
ここで、釣糸係止部34は、円筒部3cの軸方向と鋭角θ2を成して前方へ延出しているので、小径部33上を移動してきた釣糸Lは、釣糸係止部34に確実に係止されることとなる。これによって、釣糸係止部34よりも後方への釣糸Lの移動が規制されて小径部33上に釣糸Lが保持される。
解れや糸ふけ現象等により釣糸巻回胴部3aから外れた釣糸Lが、図6に示すように、釣糸係止部34を越えてスプール3の後方(ロータ2の筒部22上)に仮に糸落ちした場合には、その後に、釣糸Lの巻き付け時の張力(または釣糸Lの放出時の張力)によって釣糸Lに前方向の力が加わると、釣糸係止部34の後面37を通って釣糸巻回胴部3a側に釣糸Lが戻される。
ここで、釣糸係止部34の後面37は、後方へ向けて漸次小径となる傾斜面とされており、ロータ2の筒部22の外周面に対しても前傾となる傾斜面に形成されているので、釣糸Lに前方向の力が加わった際に、釣糸係止部34を釣糸Lがスムーズに乗り越え、釣糸巻回胴部3a側に好適に移動される。
また、解れや糸ふけ現象等によって釣糸Lの巻き付け位置が後方へずれた際に、釣糸Lを小径部33に絡ませつつ釣糸係止部34に好適に係止することができるので、糸落ちを効果的に防止することができる。
また、釣糸係止部34は、径方向外側への突出量を抑えながら延出量(係止される面積)を確保しているので、釣糸Lの巻き付け位置が後方へずれた際に、釣糸Lの引っ掛かり性がよい。したがって、糸落ちを効果的に防止することができる。
例えば、前記実施形態で示した釣糸係止部34の変形例として、釣糸係止部34を小径部33の周方向に間隔を空けて複数設けてもよい。このようにした場合には、釣糸係止部34が周状に設けられているものに比べてスプール3の軽量化を図ることができるので、魚釣操作性が向上する。
3 スプール
3a 釣糸巻回胴部
3b フランジ部
3c 円筒部
5 ハンドル
21 釣糸案内部
31 大径部
33 小径部
34 釣糸係止部
L 釣糸
Claims (4)
- 釣糸が巻回される釣糸巻回胴部の前側にフランジ部が設けられ、後側に円筒部が設けられたスプールを備え、ハンドルの回転操作に連動して回転するロータの釣糸案内部を介して、前記釣糸巻回胴部に釣糸を巻回する魚釣用スピニングリールであって、
前記スプールは、
前記円筒部の前部に設けられた大径部と、
前記円筒部の後部に設けられ、前記大径部よりも小径とされた小径部と、
前記小径部の後端部に設けられ、前記円筒部の軸方向と鋭角を成して前方へ延出する釣糸係止部と、を備えることを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記釣糸係止部の最大外径は、前記大径部の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記釣糸係止部は延出端へ向けて先細り形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記釣糸係止部は周方向に間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014263974A JP6405230B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 魚釣用スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014263974A JP6405230B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 魚釣用スピニングリール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016123280A true JP2016123280A (ja) | 2016-07-11 |
JP6405230B2 JP6405230B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=56356685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014263974A Active JP6405230B2 (ja) | 2014-12-26 | 2014-12-26 | 魚釣用スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6405230B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113728988A (zh) * | 2017-12-12 | 2021-12-03 | 古洛布莱株式会社 | 钓鱼用旋压式卷线器 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3946963A (en) * | 1974-08-01 | 1976-03-30 | Berkley & Company, Inc. | Drag assembly for spinning reels with fixed indicator bezel |
JPS5555562Y2 (ja) * | 1978-02-02 | 1980-12-23 | ||
JPS5784883U (ja) * | 1980-11-15 | 1982-05-25 | ||
JPS6363370U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-04-26 | ||
JPH0520562U (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-19 | リヨービ株式会社 | 魚釣り用スピニングリール |
JPH063077U (ja) * | 1993-05-28 | 1994-01-18 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
JPH07231738A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-09-05 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
JP2001286244A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Shimano Inc | スピニングリールのスプール |
-
2014
- 2014-12-26 JP JP2014263974A patent/JP6405230B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3946963A (en) * | 1974-08-01 | 1976-03-30 | Berkley & Company, Inc. | Drag assembly for spinning reels with fixed indicator bezel |
JPS5555562Y2 (ja) * | 1978-02-02 | 1980-12-23 | ||
JPS5784883U (ja) * | 1980-11-15 | 1982-05-25 | ||
JPS6363370U (ja) * | 1986-10-17 | 1988-04-26 | ||
JPH0520562U (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-19 | リヨービ株式会社 | 魚釣り用スピニングリール |
JPH063077U (ja) * | 1993-05-28 | 1994-01-18 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
JPH07231738A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-09-05 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
JP2001286244A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-16 | Shimano Inc | スピニングリールのスプール |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113728988A (zh) * | 2017-12-12 | 2021-12-03 | 古洛布莱株式会社 | 钓鱼用旋压式卷线器 |
CN113728988B (zh) * | 2017-12-12 | 2023-11-14 | 古洛布莱株式会社 | 钓鱼用旋压式卷线器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6405230B2 (ja) | 2018-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102124823B1 (ko) | 낚시용 스피닝 릴 | |
JP6405230B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
EP3498092B1 (en) | Fishing spinning reel | |
JP5879215B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP5008693B2 (ja) | スピニングリールのスプール | |
JP2010172298A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP2010252707A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP5894545B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP2007289055A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP6948295B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP2018113916A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP4939573B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP4346632B2 (ja) | スピニングリールのスプール | |
JP6783667B2 (ja) | 魚釣用スピニングリールのスプール及び魚釣用スピニングリール | |
JP2002153173A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP6871142B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP7116102B2 (ja) | 魚釣用スピニングリールのスプール及び魚釣用スピニングリール | |
JP2010227007A (ja) | スピニングリールのスプールリング | |
JP4351690B2 (ja) | スピニングリールのスプール | |
JP7105642B2 (ja) | 両軸受リール | |
JP5228135B2 (ja) | スピニングリールのロータ交換部品 | |
JP2022125646A (ja) | 魚釣用スピニングリールのスプール及び魚釣用スピニングリール | |
JP2008118918A (ja) | 魚釣用スピニングリ−ル | |
JP2009148203A (ja) | スピニングリールの釣り糸案内部品及びスピニングリールのロータ | |
JP6247138B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6405230 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |