JP2016122175A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Daichi Hosokawa
大地 細川
飯塚 哲也
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Abstract

【課題】表示品位の低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供する。【解決手段】第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、第1方向に順に並んだ第1主遮光部、第2主遮光部、及び、第3主遮光部と、第1方向に交差する第2方向に順に並んだ第1副遮光部及び第2副遮光部と、前記第1主遮光部と前記第1副遮光部とが交差する交差部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、を備え、前記第1副遮光部について、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも大きく、前記第2副遮光部について、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも小さい、液晶表示装置。【選択図】図4A

Description

本発明の実施形態は、液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、例えば、一対の基板間に所定のギャップを形成するための柱状のスペーサを備えている。スペーサの周囲では、液晶分子の配向不良などに起因して光漏れが生ずるおそれがある。このような光漏れ対策として、例えば、スペーサと重なる遮光層の面積がスペーサと重ならない遮光層の面積よりも大きく形成される技術が知られている。また、他の例では、スペーサと重なる拡張部及びスペーサと重ならない拡張部を有する遮光層を配置して、スペーサが配置される画素とスペーサが配置されない画素とで開口率の差を低減する技術も知られている。
特開2013−7955号公報 特開2014−2385号公報
本実施形態の目的は、表示品位の低下の抑制が可能な液晶表示装置を提供することにある。
本実施形態によれば、
第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、第1方向に順に並んだ第1主遮光部、第2主遮光部、及び、第3主遮光部と、第1方向に交差する第2方向に順に並んだ第1副遮光部及び第2副遮光部と、前記第1主遮光部と前記第1副遮光部とが交差する交差部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、を備え、前記第1副遮光部について、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも大きく、前記第2副遮光部について、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも小さい、液晶表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、第1方向に順に並んだ第1主遮光部及び第2主遮光部と、第1方向に交差する第2方向に順に並んだ第1副遮光部、第2副遮光部、及び、第3副遮光部と、前記第1主遮光部と前記第1副遮光部とが交差する交差部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、を備え、前記第1主遮光部について、前記第1副遮光部と前記第2副遮光部との間の第1方向に沿った幅は、前記第2副遮光部と前記第3副遮光部との間の第1方向に沿った幅よりも小さい、液晶表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、第1方向に順に並んだ第1乃至第4開口部を区画するとともに、前記第1開口部の第2方向に並んだ第5開口部及び前記第4開口部の第2方向に並んだ第6開口部を区画し、且つ、前記第5開口部と前記第6開口部との間であって前記第2開口部及び前記第3開口部の第2方向に並んだ領域に延在した延在部を有する遮光部と、前記延在部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、を備えた、液晶表示装置が提供される。
本実施形態によれば、
第1方向に順に並んだ第1乃至第4ソース配線、及び、第2方向に順に並んだ第1乃至第3ゲート配線を備えた第1基板と、前記第1基板と対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、前記第1乃至第4ソース配線とそれぞれ対向する第1乃至第4主遮光部と、前記第1乃至第4主遮光部と交差し、前記第2ゲート配線と対向する副遮光部と、前記第2ソース配線と前記第3ソース配線との間に位置するスペーサと、前記スペーサの周囲に位置するスペーサ遮光部と、を備え、前記スペーサ遮光部は、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間において前記第2主遮光部及び前記副遮光部と一体的に形成された第1部分と、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間において、前記第2主遮光部、前記第3主遮光部、及び、前記副遮光部と一体的に形成された第2部分と、前記第3主遮光部と前記第4主遮光部との間において前記第3主遮光部及び前記副遮光部と一体的に形成された第3部分と、を有する、液晶表示装置が提供される。
図1は、本実施形態の液晶表示装置を構成する表示パネルPNLの構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示したアレイ基板ARにおける画素PXの構造例を示す平面図である。 図3は、図2に示した画素構造を有する表示パネルPNLの構成を概略的に示す断面図である。 図4Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第1構成例を示す平面図である。 図4Bは、図4Aに示した副遮光部SLX3の構成例を示す平面図である。 図4Cは、遮光部SL及びスペーサSPの第1変形例を示す平面図である。 図5Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第2構成例を示す平面図である。 図5Bは、遮光部SL及びスペーサSPの第2変形例を示す平面図である。 図6Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第3構成例を示す平面図である。 図6Bは、遮光部SL及びスペーサSPの第3変形例を示す平面図である。 図7Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第4構成例を示す平面図である。 図7Bは、遮光部SL及びスペーサSPの第4変形例を示す平面図である。 図8は、遮光部SL及びスペーサSPの第5構成例を示す平面図である。 図9は、図8に示したスペーサSPと対向するアレイ基板ARの構造を示す平面図である。 図10は、遮光部SL及びスペーサSPの第6構成例を示す平面図である。 図11は、遮光部SL及びスペーサSPの第7構成例を示す平面図である。 図12は、遮光部SL及びスペーサSPの第8構成例を示す平面図である。 図13は、遮光部SL及びスペーサSPの第9構成例を示す平面図である。 図14は、単位画素UPの他の構成例を示す図である。 図15は、単位画素UPの他の構成例を示す図である。 図16は、単位画素UPの他の構成例を示す図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、本実施形態の液晶表示装置を構成する表示パネルPNLの構成を概略的に示す図である。
すなわち、表示パネルPNLは、アレイ基板(第1基板)ARと、アレイ基板ARに対向配置された対向基板(第2基板)CTと、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQと、を備えている。アレイ基板ARと対向基板CTとは、これらの間に所定のギャップを形成した状態でシール材SEによって貼り合わせられている。ギャップは、後述するスペーサSPによって形成される。液晶層LQは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間のギャップにおいてシール材SEによって囲まれた内側に保持されている。表示パネルPNLは、シール材SEによって囲まれた内側に、画像を表示するアクティブエリア(表示エリア)ACTを備えている。アクティブエリアACTは、マトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている。
アレイ基板ARは、アクティブエリアACTにおいて、第1方向Xに沿って延出したゲート配線G、第1方向Xに交差する第2方向Yに沿って延出したソース配線S、各画素PXにおいてゲート配線G及びソース配線Sと電気的に接続されたスイッチング素子SW、各画素PXにおいてスイッチング素子SWと電気的に接続された画素電極PEなどを備えている。コモン電位の共通電極CEは、アレイ基板ARまたは対向基板CTに備えられ、複数の画素電極PEと対向する。なお、ゲート配線Gは第1方向Xに平行な直線状に形成されていなくても良いし、ソース配線Sは第2方向Yに平行な直線状に形成されていなくても良い。すなわち、ゲート配線G及びソース配線Sは、屈曲していてもよいし、一部が分岐していても良い。
なお、表示パネルPNLの詳細な構成については説明を省略するが、TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Aligned)モードなどの基板主面(X−Y平面)の法線に沿った縦電界を利用する表示モード、あるいは、基板主面に対して斜め方向に傾斜した傾斜電界を利用する表示モードでは、画素電極PEがアレイ基板ARに備えられる一方で、共通電極CEが対向基板CTに備えられる。また、IPS(In−Plane Switching)モード、FFS(Fringe Field Switching)モードなどの基板主面に沿った横電界を利用する表示モードでは、画素電極PE及び共通電極CEの双方がアレイ基板ARに備えられている。さらには、表示パネルPNLは、上記の縦電界、横電界、及び、傾斜電界を適宜組み合わせて利用する表示モードに対応した構成を有していても良い。
駆動ICチップ2及びフレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)基板3などの表示パネルPNLの駆動に必要な信号供給源は、アクティブエリアACTよりも外側の周辺エリア(非表示エリア)PRPに位置している。図示した例では、駆動ICチップ2及びFPC基板3は、対向基板CTの基板端部CTEよりも外側に延出したアレイ基板ARの実装部MTに実装されている。
図2は、図1に示したアレイ基板ARにおける画素PXの構造例を示す平面図である。なお、ここでは、表示モードの一例として、FFSモードを適用した表示パネルPNLの画素構造について説明する。
アレイ基板ARは、ゲート配線G1及びゲート配線G2、ソース配線S1及びソース配線S2、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE、第1遮光膜SL1などを備えている。
ゲート配線G1及びゲート配線G2は、第1方向Xに沿ってそれぞれ延出し、第2方向Yに間隔をおいて並んでいる。ソース配線S1及びソース配線S2は、概ね第2方向Yに沿ってそれぞれ延出し、第1方向Xに間隔をおいて並んでいる。ゲート配線G1及びゲート配線G2と、ソース配線S1及びソース配線S2とは、互いに交差している。
スイッチング素子SWは、ゲート配線G2とソース配線S1との交差部付近に位置し、ゲート配線G2及びソース配線S1と電気的に接続されている。スイッチング素子SWは、半導体層SCを備えている。半導体層SCは、例えば多結晶シリコン(p−Si)によって形成されている。
図示した例のスイッチング素子SWは、ゲート電極WG1及びゲート電極WG2を有するダブルゲート構造のスイッチング素子である。ゲート電極WG1及びゲート電極WG2は、いずれも半導体層SCと対向するゲート配線G2の一部である。半導体層SCは、その一端側がソース配線S1と電気的に接続され、他端側が画素電極PEと電気的に接続されている。ソース配線S1は、コンタクトホールCH1を介して半導体層SCの一端側にコンタクトしている。半導体層SCの他端側と画素電極PEとの間には、中継電極REが位置している。中継電極REは、コンタクトホールCH2を介して半導体層SCの他端側にコンタクトしている。画素電極PEは、コンタクトホールCH3を介して中継電極REにコンタクトしている。第1遮光膜SL1は、ソース配線S1とソース配線S2との間において、島状に形成されている。この第1遮光膜SL1は、ゲート電極WG2と対向する領域において、半導体層SCの背面側に配置されている。
共通電極CEは、複数の画素電極PEと対向するように形成されている。共通電極CEは、画素電極PEの背面側に配置されている。画素電極PEには、共通電極CEと向かい合うスリットSLAが形成されている。スリットSLAは、第1方向X及び第2方向Yとは異なる方向に延出しており、一例では、ソース配線S1及びソース配線S2とほぼ平行に延出している。図示した例では、1個の画素電極PEに形成されるスリットSLAの本数は2本であるが、1本でも良いし、3本以上であってもよい。また、スリットが形成されていない画素電極であってもよい。なお、ここでの背面側とは、後述する第1絶縁基板10と対向する側に相当する。
図3は、図2に示した画素構造を有する表示パネルPNLの構成を概略的に示す断面図である。ここでは、説明に必要な構成のみを図示している。
表示パネルPNLは、アレイ基板ARと、対向基板CTと、液晶層LQと、スペーサSPと、を備えている。スペーサSPは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に介在している。一例では、スペーサSPは、対向基板CTに形成されているが、アレイ基板ARに形成されていても良い。
アレイ基板ARは、ガラス基板や樹脂基板などの透明な第1絶縁基板10を用いて形成されている。アレイ基板ARは、第1絶縁基板10の対向基板CTに対向する側に、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、第4絶縁膜14、第5絶縁膜15、ゲート配線G、ソース配線S(S1乃至S4)、画素電極PE1乃至PE3、共通電極CE、第1配向膜AL1などを備えている。なお、以下のアレイ基板ARの説明において、「上」とは、対向基板CTに近接する側を意味する。
第1絶縁膜11は、第1絶縁基板10の上に配置されている。第2絶縁膜12は、第1絶縁膜11の上に配置されている。第3絶縁膜13は、第2絶縁膜12の上に配置されている。ソース配線S(S1乃至S4)は、第3絶縁膜13の上に形成されている。第4絶縁膜14は、第3絶縁膜13の上に配置され、ソース配線S(S1乃至S4)を覆っている。なお、図2に示した第1遮光膜SL1は第1絶縁基板10と第1絶縁膜11との間に位置し、スイッチング素子SWの半導体層SCは第1絶縁膜11と第2絶縁膜12との間に位置し、ゲート配線Gやゲート電極WG1及びWG2は第2絶縁膜12と第3絶縁膜13との間に位置し、中継電極REは第3絶縁膜13と第4絶縁膜14との間に位置している。
共通電極CEは、第4絶縁膜14の上に配置されている。共通電極CEは、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの透明な導電材料によって形成されている。共通電極CEは、第5絶縁膜15によって覆われている。
画素電極PE1乃至PE3は、第5絶縁膜15の上に配置され、共通電極CEと向かい合っている。画素電極PE1乃至3には、それぞれスリットSLAが形成されている。画素電極PE1乃至PE3は、例えば、ITOやIZOなどの透明な導電材料によって形成されている。画素電極PE1乃至PE3は、第1配向膜AL1によって覆われている。第1配向膜AL1は、第5絶縁膜15も覆っている。第1配向膜AL1は、水平配向性を示す材料によって形成され、アレイ基板ARの液晶層LQに接する面に配置されている。
一方、対向基板CTは、ガラス基板や樹脂基板などの透明な第2絶縁基板20を用いて形成されている。対向基板CTは、第2絶縁基板20のアレイ基板ARに対向する側に、第2遮光膜SL2、カラーフィルタCF1乃至CF3、オーバーコート層OC、第2配向膜AL2などを備えている。
第2遮光膜SL2は、第2絶縁基板20のアレイ基板ARと対向する側に配置されている。第2遮光膜SL2は、画素の境界に沿って配置され、画素電極PE1乃至3とそれぞれ対向する開口部AP1乃至AP3を形成する。図示した例では、第2遮光膜SL2は、ソース配線S1乃至S4と対向する位置に形成されている。第2遮光膜SL2は、黒色の樹脂材料や、遮光性の金属材料によって形成されている。
カラーフィルタCF1乃至CF3のそれぞれは、第2絶縁基板20のアレイ基板ARと対向する側に配置され、その一部が第2遮光膜SL2に重なっている。一例では、カラーフィルタCF1は開口部AP1に配置され、カラーフィルタCF2は開口部AP2に配置され、カラーフィルタCF3は開口部AP3に配置されている。カラーフィルタCF1乃至CF3は、互いに異なる色に着色された樹脂材料によって形成されている。一例では、カラーフィルタCF1は赤色のカラーフィルタであり、カラーフィルタCF2は緑色のカラーフィルタであり、カラーフィルタCF3は青色のカラーフィルタである。なお、これらのカラーフィルタCF1乃至CF3の他に、青、赤、緑とは異なる色のカラーフィルタが追加されてもよく、一例では白色あるいは実質的に透明のカラーフィルタが追加されても良い。
オーバーコート層OCは、カラーフィルタCF1乃至CF3を覆っている。オーバーコート層OCは、透明な樹脂材料によって形成されている。第2配向膜AL2は、オーバーコート層OCを覆っている。第2配向膜AL2は、水平配向性を示す材料によって形成され、対向基板CTの液晶層LQに接する面に配置されている。
スペーサSPは、例えば柱状に形成され、オーバーコート層OCからアレイ基板ARに向かって延出している。このスペーサSPは、ソース配線Sと対向する位置に形成されており、図示した例では、ゲート配線Gとソース配線Sとが交差する位置に対向している。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、第1配向膜AL1及び第2配向膜AL2が向かい合うように配置されている。このとき、アレイ基板ARと対向基板CTの間には、後述する柱状のスペーサSPにより、所定のセルギャップが形成される。アレイ基板ARと対向基板CTとは、セルギャップが形成された状態でシール材SEによって貼り合わせられている。液晶層LQは、アレイ基板ARの第1配向膜AL1と対向基板CTの第2配向膜AL2との間に封入されている。
このような構成の表示パネルPNLに対して、その背面側には、バックライトユニットBLが配置されている。バックライトユニットBLとしては、種々の形態が適用可能であるが、その詳細な構造については説明を省略する。
アレイ基板ARの外面すなわち第1絶縁基板10の外面には、第1偏光板PL1を含む第1光学素子OD1が配置されている。対向基板CTの外面すなわち第2絶縁基板20の外面には、第2偏光板PL2を含む第2光学素子OD2が配置されている。第1偏光板PL1の第1吸収軸及び第2偏光板PL2の第2吸収軸は、例えばクロスニコルの位置関係にある。
次に、遮光部SLの第1構成例について説明する。
図4Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第1構成例を示す平面図である。
遮光部SLは、第1方向Xに並んだ複数の主遮光部SLYと、第2方向Yに並んだ複数の副遮光部SLXとを備えている。これらの主遮光部SLY及び副遮光部SLXは、主に第2遮光膜SL2によって形成されている。また、副遮光部SLXの少なくとも一部は、第1遮光膜SL1によって形成されている。
主遮光部SLYは、第2方向Yに沿って延出している。図示した例では、主遮光部SLYは、その一部が屈曲し、第1方向X及び第2方向Yとは異なる方向に平行な部分を有しているが、その延出方向は概ね第2方向Yと平行である。副遮光部SLXは、第1方向Xに沿って直線状に延出している。これらの主遮光部SLY及び副遮光部SLXは、互いに交差し、マトリクス状に並んだ開口部APを形成する。
カラー表示を実現するための単位画素UPは、複数の異なる色画素によって構成されている。単位画素UPとは、アクティブエリアに表示されるカラー画像を構成する最小単位である。図示した例では、単位画素UPは、第1方向Xに並んだ3つの画素PXR、PXG、PXBによって構成されている。画素PXRは赤色を表示する赤色画素であり、画素PXGは緑色を表示する緑色画素であり、画素PXGは青色を表示する青色画素である。各開口部APは、画素PXR、画素PXG、及び、画素PXBに対応して形成されている。
カラーフィルタCF1乃至CF3の各々は、第2方向Yに沿って延出し、第2方向Yに並んだ複数の開口部APと重なっている。カラーフィルタCF1乃至CF3は、この順に第1方向Xに並んでいる。隣り合うカラーフィルタ同士の端部は、主遮光部SLYと重なっている。一例では、カラーフィルタCF1は赤色に着色されたカラーフィルタであり、カラーフィルタCF2は緑色に着色されたカラーフィルタであり、カラーフィルタCF3は青色に着色されたカラーフィルタである。
ここで、複数の主遮光部SLYのうちの主遮光部SLY1乃至SLY4、及び、複数の副遮光部SLXのうちの副遮光部SLX1乃至SLX3に着目する。副遮光部SLX2は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY3との間で第2方向Yに拡張されている。つまり、副遮光部SLX2について、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間の第2方向Yに沿った幅W1、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間の第2方向Yに沿った幅W2は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間の第2方向Yに沿った幅W3よりも大きい。このため、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2との交差部CRは、他の主遮光部と副遮光部との交差部よりも大きな面積を有するように拡張されている。
スペーサSPは、拡張された交差部CRと対向する位置に配置されている。このスペーサSPは、交差部CRのほぼ中央に位置している。つまり、スペーサSPは、副遮光部SLX2と同一直線上に位置している。このため、スペーサSPの周辺は、比較的広い範囲に亘って遮光されている。
一方、副遮光部SLX1は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY3との間で第2方向Yに縮小されている。つまり、副遮光部SLX1について、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間の第2方向Yに沿った幅W11、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間の第2方向Yに沿った幅W12は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間の第2方向Yに沿った幅W13よりも小さい。なお、幅W11と幅W12とはほぼ同等である。同様に、副遮光部SLX3は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY3との間で第2方向Yに縮小されている。つまり、副遮光部SLX3について、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間の第2方向Yに沿った幅W21、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間の第2方向Yに沿った幅W22は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間の第2方向Yに沿った幅W23よりも小さい。なお、幅W21と幅W22とはほぼ同等である。
開口部AP1乃至AP3は、第1方向Xにこの順に並んでいる。開口部AP1は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP2は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP3は、主遮光部SLY3及びSLY4と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP1及び開口部AP2は、開口部AP3よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP1及び開口部AP2のそれぞれの面積は、開口部AP3の面積とほぼ同等である。
開口部AP4乃至AP6は、第1方向Xにこの順に並んでいる。開口部AP4は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP5は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP6は、主遮光部SLY3及びSLY4と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP4及び開口部AP5は、開口部AP6よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP4及び開口部AP5のそれぞれの面積は、開口部AP6の面積とほぼ同等である。
つまり、第1構成例においては、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2とが交差する交差部CRを拡張して、スペーサSPを配置するとともにスペーサSPの周囲を遮光する領域を形成する一方で、スペーサSPを中心として四方に位置する開口部(図示した例ではAP1、AP2、AP4、AP5)をそれぞれ第2方向Yにずらして形成し、交差部CRを拡張したことによる開口部の面積の低下を抑制している。つまり、スペーサSPが配置される位置の周辺は、比較的広い範囲に亘って遮光されている。このため、スペーサSPの周囲で液晶分子の配向不良が生じたとしても、これに起因した光漏れを抑制することが可能となる。また、光漏れに起因したコントラスト比の低下を抑制することが可能となる。したがって、表示品位の低下を抑制することが可能となる。
加えて、スペーサSPの位置を中心とした周囲の開口部の面積の低下を抑制し、開口率の差に起因した視認性の劣化を抑制することが可能となる。したがって、表示品位の低下をさらに抑制することが可能となる。
図4Bは、図4Aに示した副遮光部SLX3の構成例を示す平面図である。
副遮光部SLX3は、図2などを参照して説明した第1遮光膜SL1と、図3などを参照して説明した第2遮光膜SL2とで構成されている。なお、第2遮光膜SL2については、図中に一点鎖線で示している。
第1遮光膜SL1は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間に亘って第1方向Xに延出したセグメントSL11と、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間に島状に形成されたセグメントSL12と、を備えている。つまり、セグメントSL11は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY3との間で第1方向Xに延出している一方で、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間には延出していない。セグメントSL11及びSL12は、例えば画素電極PEと中継電極REとを電気的に接続するコンタクトホールCH3と重なっている。
第2遮光膜SL2は、主遮光部SLY1、主遮光部SLY2、主遮光部SLY3、主遮光部SLY4の他に、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間に亘って第1方向Xに延出したセグメントSL21を備えている。セグメントSL21は、主遮光部SLY3及び主遮光部SLY4と繋がっている。第2遮光膜SL2は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間で途切れている。
つまり、図示した例では、副遮光部SLX3は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間においては第1遮光膜SL1のセグメントSL11によって構成され、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間においては第2遮光膜SL2のセグメントSL21によって構成されている。
図4Aを参照して説明したように、副遮光部SLX3において、セグメントSL11は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間で幅W21を有するとともに、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間で幅W22を有する。また、副遮光部SLX3において、セグメントSL21は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間で、幅W21及び幅W22よりも大きい幅W23を有する。
このような構成の副遮光部SLX3を適用することにより、スペーサSPを配置するのに伴う開口部の面積の低下を抑制することが可能となる。また、コンタクトホールCH3と重なる領域は第1遮光膜SL1によって遮光されている。このため、コンタクトホールCH3の窪みに起因したギャップムラあるいは液晶分子の配向乱れが生じたとしても、表示に寄与しないため、表示品位の劣化を抑制することが可能となる。
図4Cは、遮光部SL及びスペーサSPの第1変形例を示す平面図である。
第1変形例は、第1構成例と比較して、単位画素UPが第1方向Xに並んだ4つの画素PXW、PXR、PXG、PXBによって構成された点で相違している。画素PXWは、白色あるいは実質的に透明な画素である。各開口部APは、画素PXW、画素PXR、画素PXG、及び、画素PXBに対応して形成されている。
カラーフィルタCF1乃至CF4の各々は、第2方向Yに沿って延出し、第2方向Yに並んだ複数の開口部APと重なっている。カラーフィルタCF1乃至CF4は、この順に第1方向Xに並んでいる。隣り合うカラーフィルタ同士の端部は、主遮光部SLYと重なっている。一例では、カラーフィルタCF1は白色あるいは透明なカラーフィルタであり、カラーフィルタCF2は赤色に着色されたカラーフィルタであり、カラーフィルタCF3は緑色に着色されたカラーフィルタであり、カラーフィルタCF4は青色に着色されたカラーフィルタである。
スペーサSPは、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2との交差部CRと対向する位置に配置されている。スペーサSPの周辺は、拡張された遮光部SLによって比較的広い範囲に亘って遮光されている。
開口部AP1及び開口部AP2は、開口部AP3よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP1及び開口部AP2のそれぞれの面積は、開口部AP3の面積とほぼ同等である。また、開口部AP4及び開口部AP5は、開口部AP6よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP4及び開口部AP5のそれぞれの面積は、開口部AP6の面積とほぼ同等である。
このような第1変形例においても、上記の第1構成例と同様の効果が得られる。
次に、遮光部SLの第2構成例について説明する。第2構成例は、第1構成例と比較して、遮光部SLの副遮光部SLXが第2遮光膜SL2のみによって形成された点で相違している。
図5Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第2構成例を示す平面図である。
遮光部SLは、第1方向Xに並んだ複数の主遮光部SLYと、第2方向Yに並んだ複数の副遮光部SLXとを備えている。副遮光部SLXは、第2遮光膜SL2によって形成されている。図示した例では、主遮光部SLYも第2遮光膜SL2によって形成されており、主遮光部SLYは副遮光部SLXと繋がっている。各画素の色やカラーフィルタCF1乃至CF3の色については、第1構成例と同様に選択可能である。
ここで、複数の主遮光部SLYのうちの主遮光部SLY1乃至SLY4と、複数の副遮光部SLXのうちの副遮光部SLX1乃至SLX3に着目する。なお、スペーサSPは、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2との交差部CRと対向する位置に配置されている。
副遮光部SLX2について、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間の第2方向Yに沿った幅W1、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間の第2方向Yに沿った幅W2は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間の第2方向Yに沿った幅W3よりも大きい。副遮光部SLX1について、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間の第2方向Yに沿った幅W11、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間の第2方向Yに沿った幅W12は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間の第2方向Yに沿った幅W13よりも小さい。副遮光部SLX3について、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間の第2方向Yに沿った幅W21、及び、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間の第2方向Yに沿った幅W22は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間の第2方向Yに沿った幅W23よりも小さい。
開口部AP1及び開口部AP2は、開口部AP3よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP4及び開口部AP5は、開口部AP6よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。
このような第2構成例によれば、第1構成例と同様の効果が得られる。
図5Bは、遮光部SL及びスペーサSPの第2変形例を示す平面図である。
第2変形例は、第2構成例と比較して、単位画素UPが第1方向Xに並んだ4つの画素PXW、PXR、PXG、PXBによって構成された点で相違している。各開口部APは、画素PXW、画素PXR、画素PXG、及び、画素PXBに対応して形成されている。各画素の色やカラーフィルタCF1乃至CF4の色については、第1変形例と同様に選択可能である。副遮光部SLXは、いずれも第2遮光膜SL2によって形成されている。なお、スペーサSPは、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2との交差部CRと対向する位置に配置されている。
開口部AP1及び開口部AP2は、開口部AP3よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP1及び開口部AP2のそれぞれの面積は、開口部AP3の面積とほぼ同等である。また、開口部AP4及び開口部AP5は、開口部AP6よりも第2方向Yに沿ってスペーサSPから離間する側にずれている。開口部AP4及び開口部AP5のそれぞれの面積は、開口部AP6の面積とほぼ同等である。
このような第2変形例においても、上記の第2構成例と同様の効果が得られる。
次に、遮光部SLの第3構成例について説明する。第3構成例は、第1構成例と比較して、主遮光部の一部が細く形成された点で相違している。
図6Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第3構成例を示す平面図である。
遮光部SLは、第1方向Xに並んだ複数の主遮光部SLYと、第2方向Yに並んだ複数の副遮光部SLXとを備えている。これらの主遮光部SLY及び副遮光部SLXは、主に第2遮光膜SL2によって形成されているが、その少なくとも一部が第1遮光膜SL1によって形成されていても良い。
単位画素UPは、第1方向Xに並んだ3つの画素PXR、PXG、PXBによって構成されている。各開口部APは、画素PXR、画素PXG、及び、画素PXBに対応して形成されている。各画素の色やカラーフィルタCF1乃至CF3の色については、第1構成例と同様に選択可能である。
ここで、複数の主遮光部SLYのうちの主遮光部SLY1乃至SLY4と、複数の副遮光部SLXのうちの副遮光部SLX1乃至SLX4に着目する。主遮光部SLY2と副遮光部SLX2との交差部CRは、他の主遮光部と副遮光部との交差部よりも大きな面積を有するように拡張されている。スペーサSPは、拡張された交差部CRと対向する位置に配置されている。
主遮光部SLY2は、副遮光部SLX1と副遮光部SLX3との間で第1方向Xに縮小されている。つまり、主遮光部SLY2について、副遮光部SLX1と副遮光部SLX2との間の第1方向Xに沿った幅W31、及び、副遮光部SLX2と副遮光部SLX3との間の第1方向Xに沿った幅W32は、副遮光部SLX3と副遮光部SLX4との間の第1方向Xに沿った幅W33よりも小さい。なお、幅W31と幅W32とはほぼ同等である。
また、主遮光部SLY1について、副遮光部SLX1と副遮光部SLX2との間の第1方向Xに沿った幅W41、及び、副遮光部SLX2と副遮光部SLX3との間の第1方向Xに沿った幅W42は、副遮光部SLX3と副遮光部SLX4との間の第1方向Xに沿った幅W43よりも小さい。なお、幅W41と幅W42とはほぼ同等である。同様に、主遮光部SLY3について、副遮光部SLX1と副遮光部SLX2との間の第1方向Xに沿った幅W51、及び、副遮光部SLX2と副遮光部SLX3との間の第1方向Xに沿った幅W52は、副遮光部SLX3と副遮光部SLX4との間の第1方向Xに沿った幅W53よりも小さい。なお、幅W51と幅W52とはほぼ同等である。
開口部AP1乃至AP3は、第2方向Yにこの順に並んでいる。開口部AP1は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP2は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP3は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX3及びSLX4とで区画されている。開口部AP1の第1方向Xに沿った幅W61、及び、開口部AP2の第1方向Xに沿った幅W62は、開口部AP3の第1方向Xに沿った幅W63よりも大きい。なお、幅W61及び幅W62はほぼ同等である。また、開口部AP1及び開口部AP2のそれぞれの面積は、開口部AP3の面積とほぼ同等である。
開口部AP4乃至AP6は、第2方向Yにこの順に並んでいる。開口部AP4は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP5は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP6は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX3及びSLX4とで区画されている。開口部AP4の第1方向Xに沿った幅W64、及び、開口部AP5の第1方向Xに沿った幅W65は、開口部AP6の第1方向Xに沿った幅W66よりも大きい。なお、幅W64及び幅W65はほぼ同等であり、また幅W61及び幅W62とも同等である。また、開口部AP4及び開口部AP5のそれぞれの面積は、開口部AP6の面積とほぼ同等である。つまり、開口部AP1乃至AP6は、いずれもほぼ同等の面積を有している。
つまり、第3構成例においては、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2とが交差する交差部CRを拡張して、スペーサSPを配置するとともにスペーサSPの周囲を遮光する領域を形成する一方で、スペーサSPを中心として四方に位置する開口部(図示した例ではAP1、AP2、AP4、AP5)をそれぞれ第1方向Xに拡張して形成し、交差部CRを拡張したことによる開口部の面積の低下を抑制している。
このような第3構成例によれば、第1構成例と同様の効果が得られる。加えて、スペーサSPの位置を中心とした周囲の開口部の面積の低下を抑制し、開口率の差に起因した視認性の劣化を抑制することが可能となる。したがって、表示品位の低下をさらに抑制することが可能となる。
図6Bは、遮光部SL及びスペーサSPの第3変形例を示す平面図である。
第3変形例は、第3構成例と比較して、単位画素UPが第1方向Xに並んだ4つの画素PXW、PXR、PXG、PXBによって構成された点で相違している。各開口部APは、画素PXW、画素PXR、画素PXG、及び、画素PXBに対応して形成されている。各画素の色やカラーフィルタCF1乃至CF4の色については、第1変形例と同様に選択可能である。スペーサSPは、主遮光部SLY2と副遮光部SLX2との交差部CRと対向する位置に配置されている。
開口部AP1及び開口部AP2は、開口部AP3よりも第1方向Xに沿って拡張されている。開口部AP1及び開口部AP2のそれぞれの面積は、開口部AP3の面積とほぼ同等である。また、開口部AP4及び開口部AP5は、開口部AP6よりも第1方向Xに沿って拡張されている。開口部AP4及び開口部AP5のそれぞれの面積は、開口部AP6の面積とほぼ同等である。つまり、開口部AP1乃至AP6は、いずれもほぼ同等の面積を有している。
このような第3変形例においても、上記の第3構成例と同様の効果が得られる。
次に、遮光部SLの第4構成例について説明する。
図7Aは、遮光部SL及びスペーサSPの第4構成例を示す平面図である。
遮光部SLは、第1方向Xに並んだ複数の主遮光部SLYと、第2方向Yに並んだ複数の副遮光部SLXとを備えている。これらの主遮光部SLY及び副遮光部SLXは、主に第2遮光膜SL2によって形成されているが、その少なくとも一部が第1遮光膜SL1によって形成されていても良い。各画素の色やカラーフィルタCF1乃至CF3の色については、第1構成例と同様に選択可能である。
ここで、複数の主遮光部SLYのうちの主遮光部SLY1乃至SLY5、及び、複数の副遮光部SLXのうちの副遮光部SLX1乃至SLX3とで区画された開口部AP1乃至AP6に着目する。
開口部AP1乃至AP4は、第1方向Xにこの順に並んでいる。開口部AP1は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP2は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP3は、主遮光部SLY3及びSLY4と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP4は、主遮光部SLY4及びSLY5と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。
開口部AP5は、開口部AP1の第2方向Yに並んでいる。この開口部AP5は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP6は、開口部AP4の第2方向Yに並んでいる。この開口部AP6は、主遮光部SLY4及びSLY5と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。一方で、開口部AP2及び開口部AP3の第2方向Yに並んだ領域には開口部は形成されていない。すなわち、遮光部SLは、開口部AP5と開口部AP6との間であって、且つ、開口部AP2及び開口部AP3の第2方向Yに並んだ領域に延在した延在部SLEを有している。つまり、隣り合う2画素分の開口部が遮光部SLによって遮光されている。一例では、延在部SLEによって遮光された領域は、青色のカラーフィルタCF3及び赤色のカラーフィルタCF1と重なる領域(つまり、青色画素及び赤色画素に対応した領域)である。なお、隣り合う3画素分以上の開口部が遮光部SLによって遮光されても良い。
なお、図示した例では、遮光部SLの延在部SLEは、第2開口部AP2の第2方向Yに並んだ領域でカラーフィルタCF3と重なり、また、第3開口部AP3の第2方向Yに並んだ領域でカラーフィルタCF1と重なっているが、延在部SLEと重なるカラーフィルタを省略しても良い。延在部SLEと隣り合う他の開口部との間でセルギャップを揃えるためには、延在部SLEとカラーフィルタとが重なっていることが望ましい。
スペーサSPは、延在部SLEと対向する位置に配置されている。つまり、スペーサSPが配置される位置の周辺は、比較的広い範囲に亘って遮光されている。このため、スペーサSPの周囲で液晶分子の配向不良が生じたとしても、これに起因した光漏れを抑制することが可能となる。また、光漏れに起因したコントラスト比の低下を抑制することが可能となる。したがって、表示品位の低下を抑制することが可能となる。
また、このような第4構成例によれば、主遮光部SLYと副遮光部SLXとの交差部にスペーサSPを配置する場合と比較して、スペーサSPと重なる遮光部SLを局所的に拡張する必要がなく、スペーサSPの周囲に位置する画素とその他の画素とで開口部での開口率の差を考慮する必要がなくなる。
また、スペーサSPは、赤色画素及び青色画素に対応した領域に延在した延在部SLEに配置されている。赤色、緑色、青色の3原色のうち、最も比視感度が高い色は緑色である。つまり、スペーサSPは、比較的目立たない2色の画素に対応した領域を遮光する遮光部SLに配置されている。このため、表示品位への影響を低減することが可能となる。
図7Bは、遮光部SL及びスペーサSPの第4変形例を示す平面図である。
第4変形例は、第4構成例と比較して、単位画素UPが第1方向Xに並んだ4つの画素PXW、PXR、PXG、PXBによって構成された点で相違している。各開口部APは、画素PXW、画素PXR、画素PXG、及び、画素PXBに対応して形成されている。各画素の色やカラーフィルタCF1乃至CF4の色については、第1変形例と同様に選択可能である。
遮光部SLは、隣り合う2画素分の開口部を遮光した延在部SLEを有している。一例では、延在部SLEは、緑色のカラーフィルタCF3及び青色のカラーフィルタCF4と重なる領域(つまり、緑色画素及び青色画素に対応した領域)に延在している。スペーサSPは、延在部SLEと対向する位置に配置されている。
また、スペーサSPは、緑色画素及び青色画素に対応した領域に延在した延在部SLEに配置されている。赤色、緑色、青色、白色の4色のうち、最も視認されやすい色は白色である。つまり、スペーサSPは、比較的目立たない色の画素に対応した領域を遮光する遮光部SLに配置されている。
このような第4変形例においても、上記の第4構成例と同様の効果が得られる。
図8は、遮光部SL及びスペーサSPの第5構成例を示す平面図である。
遮光部SLは、第1方向Xに並んだ複数の主遮光部SLYと、第2方向Yに並んだ複数の副遮光部SLXと、スペーサ遮光部EXと、を備えている。主遮光部SLY、副遮光部SLX、及び、スペーサ遮光部EXは、主に第2遮光膜SL2によって形成されているが、その少なくとも一部が第1遮光膜SL1によって形成されていても良い。主遮光部SLYは、ソース配線Sと対向し、副遮光部SLXは、ゲート配線Gと対向している。
ここで、複数の主遮光部SLYのうちの主遮光部SLY1乃至SLY4、複数の副遮光部SLXのうちの副遮光部SLX1乃至SLX3、及び、開口部AP1乃至AP6に着目する。主遮光部SLY1乃至SLY4は、第1方向Xに順に並んだソース配線S1乃至S4とそれぞれ対向している。副遮光部SLX1乃至SLX3は、第2方向Yに順に並んだゲート配線G1乃至G3とそれぞれ対向している。
副遮光部SLX1乃至SLX3は、いずれも主遮光部SLY1乃至SLY4と交差している。主遮光部SLY1乃至SLY4は、それぞれ第1方向Xに沿ってほぼ一定の幅を有している。副遮光部SLX1及びSLX3は、それぞれ第2方向Yに沿ってほぼ一定の幅を有している。
スペーサ遮光部EXは、スペーサSPの周囲に位置している。一例では、スペーサSPは、X−Y平面において、ソース配線S2とソース配線S3との間に位置し、また、ゲート配線G2と重なっている。スペーサ遮光部EXは、スペーサSPを中心として等方的に延在している。
スペーサ遮光部EXは、少なくとも3つの部分P1乃至P3を有している。部分P1は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間において、主遮光部SLY2及び副遮光部SLX2と一体的に形成されている。部分P2は、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間において、主遮光部SLY2、主遮光部SLY3、及び、副遮光部SLX2と一体的に形成されている。部分P3は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間において、主遮光部SL3及び副遮光部SLX2と一体的に形成されている。図示した例では、部分P1乃至P3は、いずれもゲート配線G2よりも、ゲート配線G1側に位置している。
図示したスペーサ遮光部EXは、さらに、3つの部分P4乃至P6を有している。部分P4乃至P6は、いずれもゲート配線G2よりも、ゲート配線G3側に位置している。部分P4は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間において、主遮光部SLY2及び副遮光部SLX2と一体的に形成されている。部分P5は、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間において、主遮光部SLY2、主遮光部SLY3、及び、副遮光部SLX2と一体的に形成されている。部分P6は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間において、主遮光部SL3及び副遮光部SLX2と一体的に形成されている。これらの部分P1乃至P6は、主遮光部SLY2及びSLY3と、副遮光部SLX2とを伴ってほぼ円形の領域を形成している。
開口部AP1乃至AP3は、第1方向Xにこの順に並んでいる。開口部AP1は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP2は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。開口部AP3は、主遮光部SLY3及びSLY4と副遮光部SLX1及びSLX2とで区画されている。部分P1は、開口部AP1のうち、スペーサSPに近接する略三角形状の領域と重なっている。部分P2は、開口部AP2のうち、スペーサSPに近接する略四角形状の領域と重なっている。部分P3は、開口部AP3のうち、スペーサSPに近接する略三角形状の領域と重なっている。部分P2の面積は、一例では、部分P1及びP3のそれぞれの面積よりも大きい。
開口部AP4乃至AP6は、第1方向Xにこの順に並んでいる。開口部AP4は、開口部AP1の第2方向Yに並んでいる。開口部AP4は、主遮光部SLY1及びSLY2と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP5は、開口部AP2の第2方向Yに並んでいる。開口部AP5は、主遮光部SLY2及びSLY3と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。開口部AP6は、開口部AP3の第2方向Yに並んでいる。開口部AP6は、主遮光部SLY3及びSLY4と副遮光部SLX2及びSLX3とで区画されている。部分P4は、開口部AP4のうち、スペーサSPに近接する略三角形状の領域と重なっている。部分P5は、開口部AP5のうち、スペーサSPに近接する略四角形状の領域と重なっている。部分P6は、開口部AP6のうち、スペーサSPに近接する略三角形状の領域と重なっている。部分P5の面積は、一例では、部分P4及P6のそれぞれの面積よりも大きい。
開口部AP1乃至AP6は、いずれも同等の面積を有する四角形状に形成されているが、上記の通り、それぞれスペーサ遮光部EXの部分P1乃至P6と重なっているため、それぞれの実質的な面積は異なっている。一例では、開口部AP1及び開口部AP4はほぼ同等の面積を有している。開口部AP2及び開口部AP5はほぼ同等の面積を有している。開口部AP3及び開口部AP6はほぼ同等の面積を有している。開口部AP2の面積は、開口部AP1及びAP3の面積よりも小さい。これらの開口部AP1乃至AP6の面積の大小関係については、スペーサSPの位置あるいはスペーサ遮光部EXの位置によって異なる。また、表示パネルPNLは、セルギャップを形成するためのスペーサの他に、定常状態でセルギャップよりも小さい高さのサブスペーサを備えている場合もある。サブスペーサの周囲に別途スペーサ遮光部を設ける場合には、開口部AP1乃至AP6の面積の大小関係は、図示した例とは異なる場合もあり得る。
開口部AP1乃至AP6には、それぞれカラーフィルタCF1乃至CF6が配置されている。一例では、第2方向Yに並ぶカラーフィルタがそれぞれ同一色のカラーフィルタである。例えば、カラーフィルタCF1及びCF4が緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2及びCF5が青色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3及びCF6が赤色カラーフィルタである。また、他の例では、第2方向Yに並ぶカラーフィルタがそれぞれ異なる色のカラーフィルタである。例えば、カラーフィルタCF1及びCF6が緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2及びCF4が赤色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3及びCF5が青色カラーフィルタである。
なお、別の観点では、スペーサ遮光部EXは、副遮光部SLX2が局所的に拡張されたものとみなすこともできる。すなわち、副遮光部SLX2は、開口部AP1乃至AP3と開口部AP4乃至AP6との間に位置している。副遮光部SLX2は、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間で第2方向Yに沿って拡張され、上記の部分P2及びP5を構成している。また、副遮光部SLX2は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間において、スペーサSPと近接する側で第2方向Yに沿って拡張され、上記の部分P1及びP4を構成している。副遮光部SLX2は、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間において、スペーサSPと近接する側で第2方向Yに沿って拡張され、上記の部分P3及びP6を構成している。副遮光部SLX2は、主遮光部SLY1と主遮光部SLY2との間において幅W1を有し、主遮光部SLY2と主遮光部SLY3との間において幅W2を有し、主遮光部SLY3と主遮光部SLY4との間において幅W3を有している。幅W2は、幅W1及びW3よりも大きい。
スペーサSPは、スペーサ遮光部EXと対向している。つまり、スペーサSPが配置される位置の周辺は、広範囲に亘って遮光されている。このため、スペーサSPの周囲で液晶分子の配向不良が生じたとしても、これに起因した光漏れを抑制することが可能となる。また、光漏れに起因したコントラスト比の低下を抑制することが可能となる。したがって、表示品位の低下を抑制することが可能となる。
また、第2方向Yに並ぶ開口部にそれぞれ異なる色のカラーフィルタが配置される場合、スペーサSPを挟んで第2方向Yに並ぶカラーフィルタCF2及びCF5は、緑色以外の色のカラーフィルタであることが望ましい。例えば、スペーサSPは、赤色のカラーフィルタCF2と、青色のカラーフィルタCF5との間に配置される。つまり、スペーサSPは、比較的目立たない2色の画素に延在したスペーサ遮光部EXに配置されている。このため、表示品位への影響を低減することが可能となる。
図9は、図8に示したスペーサSPと対向するアレイ基板ARの構造を示す平面図である。ここでは、説明に必要な主要部のみを図示し、また、画素電極PE1乃至PE3を点線で示し、遮光部SLを一点鎖線で示している。
スイッチング素子SW1乃至SW3は、第1方向Xに並んでいる。スイッチング素子SW1は、ゲート配線G2及びソース配線S1と電気的に接続されている。スイッチング素子SW1は、ソース配線S1とソース配線S2との間に位置する中継電極RE1を備えている。スイッチング素子SW2は、ゲート配線G2及びソース配線S2と電気的に接続されている。スイッチング素子SW2は、ソース配線S2とソース配線S3との間に位置する中継電極RE2を備えている。スイッチング素子SW3は、ゲート配線G2及びソース配線S3と電気的に接続されている。スイッチング素子SW3は、ソース配線S3とソース配線S4との間に位置する中継電極RE3を備えている。
中継電極RE1及びRE3は、第1方向Xに沿った同一直線上に位置している。中継電極RE2は、中継電極RE1と中継電極RE3との間に位置し、中継電極RE1及びRE3よりもゲート配線G2から離間する側に延出している。また、中継電極RE1と画素電極PE1とを接続するためのコンタクトホールCH31は、中継電極RE3と画素電極PE3とを接続するためのコンタクトホールCH33と、第1方向Xに沿った同一直線上に位置している。中継電極RE2と画素電極PE2とを接続するためのコンタクトホールCH32は、コンタクトホールCH31及びCH33よりもゲート配線G2から離間する側に位置している。また、コンタクトホールCH32は、X−Y平面において、遮光部SLのうち部分P2と重なっている。
スペーサSPは、ソース配線S2とソース配線S3との間に位置し、その一部がX−Y平面において中継電極RE32と重なっている。また、スペーサSPは、X−Y平面において、コンタクトホールCH32とは重ならない。このため、スペーサSPがコンタクトホールCH32に落下することがなく、所望のセルギャップを得ることが可能となる。
図10は、遮光部SL及びスペーサSPの第6構成例を示す平面図である。
図10に示した第6構成例は、図8に示した第5構成例と比較して、スペーサ遮光部EXの形状が相違している。図示した例では、スペーサ遮光部EXは、4つの部分P11乃至P14を有している。部分P11は上記の部分P4に相当し、部分P12は上記の部分P2に相当し、部分P13は上記の部分P3に相当し、部分P14は上記の部分P5に相当する。部分P11は、主遮光部SLY1及びSLY2の間に位置している。部分P12及びP14は、主遮光部SLY2及びSLY3の間に位置している。部分P13は、主遮光部SLY3及びSLY4の間に位置している。部分P12及びP13は、ゲート配線G2よりもゲート配線G1側に位置している。部分P11及びP14は、ゲート配線G2よりもゲート配線G3側に位置している。スペーサSPは、部分P12及びP14の間に位置している。
図示した例では、スペーサSPと開口部AP1との間の第1距離L11は、スペーサSPと開口部AP2との間の第2距離L12よりも短い。また、スペーサSPと開口部AP3との間の距離、スペーサSPと開口部AP4との間の距離、及び、スペーサSPと開口部AP5との間の距離は、それぞれ第2距離L12と同等である。また、スペーサSPと開口部AP6との間の距離は、第1距離L11と同等である。スペーサSPを囲む6個の開口部AP1乃至AP6のうち、開口部AP1及びAP6は最大の面積を有し、開口部AP2及びAP5は最小の面積を有している。開口部AP3は、開口部AP2よりも大きく、開口部AP1よりも小さい面積を有している。開口部AP4は、開口部AP5よりも大きく、開口部AP6よりも小さい面積を有している。
開口部AP1乃至AP6には、それぞれカラーフィルタCF1乃至CF6が配置されている。一例では、カラーフィルタCF1及びCF6が緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2及びCF4が赤色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3及びCF5が青色カラーフィルタである。
このような第6構成例によれば、第5構成例と同様の効果が得られるのに加えて、スペーサ遮光部EXは、比視感度が高い緑色の開口部には形成されず、比較的目立たない赤色及び青色の開口部に形成されるため、表示品位への影響をさらに低減することが可能となる。
図11は、遮光部SL及びスペーサSPの第7構成例を示す平面図である。
図11に示した第7構成例は、図10に示した第6構成例と比較して、スペーサ遮光部EXの形状が相違している。図示した例では、スペーサ遮光部EXは、2つの部分P21及びP22を有している。部分P21は上記の部分P2に相当し、部分P22は上記の部分P5に相当する。部分P21及びP22は、主遮光部SLY2及びSLY3の間に位置している。部分P21は、ゲート配線G2よりもゲート配線G1側に位置している。部分P22は、ゲート配線G2よりもゲート配線G3側に位置している。スペーサSPは、部分P21及びP22の間に位置している。
図示した例では、第6構成例と同様に第1距離L11は第2距離L12よりも短い点に加えて、スペーサSPと開口部AP3との間の第3距離L13は、第2距離L12よりも短い。第1距離L11は、第3距離L13と同等である。また、スペーサSPと開口部AP4との間の距離、及び、スペーサSPと開口部AP6との間の距離は、それぞれ第1距離L11と同等である。また、スペーサSPと開口部AP5との間の距離は、第2距離L12と同等である。スペーサSPを囲む6個の開口部AP1乃至AP6のうち、開口部AP1、AP3、AP4、及び、AP6は最大の面積を有し、開口部AP2及びAP5は最小の面積を有している。
開口部AP1乃至AP6には、それぞれカラーフィルタCF1乃至CF6が配置されている。一例では、カラーフィルタCF1及びCF6が緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2及びCF4が赤色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3及びCF5が青色カラーフィルタである。
このような第7構成例によれば、第6構成例と同様の効果が得られるのに加えて、スペーサ遮光部EXは、スペーサSPを挟んで第2方向Yに並んだ2つの開口部AP2及びAP5に形成されるため、表示品位への影響をさらに低減することが可能となる。
図12は、遮光部SL及びスペーサSPの第8構成例を示す平面図である。
この第8構成例では、第1方向Xに並んだ複数の主遮光部SLYのうちの主遮光部SLY1乃至SLY3、第2方向Yに並んだ複数の副遮光部SLXのうちの副遮光部SLX1乃至SLX3、及び、開口部AP1乃至AP8に着目する。
副遮光部SLX1乃至SLX3は、いずれも主遮光部SLY1乃至SLY3と交差している。主遮光部SLY1乃至SLY3は、それぞれほぼ一定の幅を有している。副遮光部SLX1及びSLX3は、それぞれほぼ一定の幅を有している。
図示した例では、スペーサSPは、X−Y平面において、ゲート配線G2とソース配線S2との交差部と重なっている。スペーサ遮光部EXは、スペーサSPを中心として当方的に延在している。詳述しないが、スペーサ遮光部EXは、主遮光部SLY1乃至SLY3、及び、副遮光部SLX2と一体的に形成された部分を有している。
開口部AP1乃至AP4は、第1方向Xにこの順に並んでいる。開口部AP5乃至AP8は、開口部AP1乃至AP4のそれぞれ第2方向Yに並んでいる。副遮光部SLX2は、開口部AP1乃至AP4と開口部AP5乃至AP8との間に位置している。主遮光部SLY1は、開口部AP1と開口部AP2との間、及び、開口部AP5と開口部AP6との間に位置している。主遮光部SLY2は、開口部AP2と開口部AP3との間、及び、開口部AP6と開口部AP7との間に位置している。主遮光部SLY3は、開口部AP3と開口部AP4との間、及び、開口部AP7と開口部AP8との間に位置している。
スペーサ遮光部EXが副遮光部SLX2の一部とみなす場合、副遮光部SLX2は、開口部AP1と開口部AP5との間の第2方向Yに沿った幅W1、開口部AP2と開口部AP6との間の第2方向Yに沿った幅W2、開口部AP3と開口部AP7との間の第2方向Yに沿った幅W3、及び、開口部AP4と開口部AP8との間の第2方向Yに沿った幅W4を有している。幅W2は、幅W1よりも大きい。幅W3は、幅W4よりも大きい。
開口部AP1乃至AP8には、それぞれカラーフィルタCF1乃至CF8が配置されている。一例では、第2方向Yに並ぶカラーフィルタがそれぞれ同一色のカラーフィルタである。例えば、カラーフィルタCF1、CF4、CF5、及び、CF8が緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2及びCF6が青色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3及びCF7が赤色カラーフィルタである。
スペーサSPは、スペーサ遮光部EXと対向しているため、上記の第5構成例で説明したのと同様の効果が得られる。
図13は、遮光部SL及びスペーサSPの第9構成例を示す平面図である。
図13に示した第9構成例は、図12に示した第8構成例と比較して、スペーサ遮光部EXの形状が相違している。スペーサSPと開口部との間の距離に着目すると、スペーサSPと開口部AP1との間の第1距離L21は、スペーサSPと開口部AP2との間の第2距離L22よりも短い。スペーサSPと開口部AP3との間の距離、スペーサSPと開口部AP6との間の距離、及び、スペーサSPと開口部AP7との間の距離は、それぞれ第2距離L22と同等である。また、スペーサSPと開口部AP4との間の距離、スペーサSPと開口部AP5との間の距離、及び、スペーサSPと開口部AP8との間の距離は、それぞれ第1距離L21と同等である。スペーサSPを囲む8個の開口部AP1乃至AP8のうち、開口部AP1、AP4、AP5、及び、AP8は最大の面積を有し、開口部AP2、AP3、AP6、及び、AP7は最小の面積を有している。一例では、カラーフィルタCF1及びCF6が緑色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF2及びCF4が赤色カラーフィルタであり、カラーフィルタCF3及びCF5が青色カラーフィルタである。
このような第9構成例によれば、第5構成例と同様の効果が得られるのに加えて、スペーサ遮光部EXは、比視感度が高い緑色の開口部には形成されず、比較的目立たない赤色及び青色の開口部に形成されるため、表示品位への影響をさらに低減することが可能となる。
上記の第1乃至第9構成例はいずれも組み合わせ可能であり、また、第1乃至第4変形例はいずれも組み合わせ可能である。
上記の第1乃至第9構成例、及び、第1乃至第4変形例は、いずれも単位画素UPが第1方向に並んだ3つまたは4つの色画素によって構成された場合について説明したが、単位画素UPの構成はこれらに限られるものではない。単位画素UPの他の構成について以下に説明する。
図14は、単位画素UPの他の構成例を示す図である。
すなわち、単位画素UPは、画素PXR1、画素PXG1、画素PXB、画素PXR2、画素PXG2、及び、画素PXWによって構成されている。画素PXR1、画素PXG1、及び、画素PXBは、第1方向Xに並んでいる。画素PXR2、画素PXG2、及び、画素PXWは、第1方向Xに並んでいる。画素PXR1及び画素PXR2は、第2方向Yに並び、例えばいずれも赤色画素である。画素PXG1及び画素PXG2は、第2方向Yに並び、例えばいずれも緑色画素である。画素PXB及び画素PXWは、第2方向Yに並び、例えば、画素PXBは青色画素であり、画素PXWは白色画素である。なお、図中の各色画素について、同一色を表示する色画素には同一のハッチングを施して区別している。
図15は、単位画素UPの他の構成例を示す図である。
すなわち、単位画素UPは、画素PXR1、画素PXG1、画素PXB、画素PXR2、画素PXG2、及び、画素PXWによって構成されている。画素PXR1及び画素PXG1は、第2方向Yに並んでいる。また、画素PXR1及び画素PXG1は、画素PXBと第1方向Xに並んでいる。画素PXR2及び画素PXG2は、第2方向Yに並んでいる。また、画素PXR2及び画素PXG2は、画素PXWと第1方向Xに並んでいる。画素PXR1及び画素PXR2は、第2方向Yに並び、例えばいずれも赤色画素である。画素PXG1及び画素PXG2は、第2方向Yに並び、例えばいずれも緑色画素である。画素PXB及び画素PXWは、第2方向Yに並び、例えば、画素PXBは青色画素であり、画素PXWは白色画素である。なお、図中の各色画素について、同一色を表示する色画素には同一のハッチングを施して区別している。
図16は、単位画素UPの他の構成例を示す図である。
すなわち、単位画素UPは、第1方向Xに並んだ3種類の画素(赤色画素)PXR、画素(緑色画素)PXG、画素(青色画素)PXBを備えている。単位画素UPにおいて、1行目は3つの画素PXR、画素PXG、画素PXBがこの順に並び、2行目は3つの画素PXB、画素PXR、画素PXGがこの順に並び、3行目は3つの画素PXG、画素PXB、画素PXRがこの順に並び、4行目は3つの画素PXB、画素PXR、画素PXGがこの順に並んでいる。なお、図中の各色画素について、同一色を表示する色画素には同一のハッチングを施して区別している。
図14乃至16に示した単位画素UPにおいても、上記の第1乃至第9構成例、及び、第1乃至第4変形例で説明した遮光部SLを適用することにより、表示品位の低下を招くことなく、スペーサSPを配置するための領域を形成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、表示品位の低下を抑制することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
PNL…表示パネル AR…アレイ基板 CT…対向基板 LQ…液晶層
SL…遮光部 SLY…主遮光部 SLX…副遮光部
AP…開口部 CR…交差部
SL1…第1遮光膜 SL2…第2遮光膜
CF1〜CF4…カラーフィルタ

Claims (18)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    第1方向に順に並んだ第1主遮光部、第2主遮光部、及び、第3主遮光部と、
    第1方向に交差する第2方向に順に並んだ第1副遮光部及び第2副遮光部と、
    前記第1主遮光部と前記第1副遮光部とが交差する交差部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、を備え、
    前記第1副遮光部について、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも大きく、
    前記第2副遮光部について、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも小さい、液晶表示装置。
  2. さらに、前記第1主遮光部及び前記第2主遮光部と、前記第1副遮光部及び前記第2副遮光部とで区画された第1開口部と、
    前記第2主遮光部及び前記第3主遮光部と、前記第1副遮光部及び前記第2副遮光部とで区画された第2開口部と、を備え、
    前記第1開口部は、前記第2開口部よりも前記スペーサから離間する側にずれている、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記第2副遮光部は、前記第1基板に形成された第1遮光膜と、前記第2基板に形成された第2遮光膜と、を備え、
    前記第1遮光膜は、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間で第1方向に延出し、
    前記第2遮光膜は、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間で途切れ、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間で第1方向に延出している、
    請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2副遮光部は、前記第2基板に形成された第2遮光膜を備え、
    前記第2遮光膜は、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間の第2方向に沿った幅が、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間の第2方向に沿った幅よりも小さい、請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  5. 第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    第1方向に順に並んだ第1主遮光部及び第2主遮光部と、
    第1方向に交差する第2方向に順に並んだ第1副遮光部、第2副遮光部、及び、第3副遮光部と、
    前記第1主遮光部と前記第1副遮光部とが交差する交差部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、を備え、
    前記第1主遮光部について、前記第1副遮光部と前記第2副遮光部との間の第1方向に沿った幅は、前記第2副遮光部と前記第3副遮光部との間の第1方向に沿った幅よりも小さい、液晶表示装置。
  6. 前記第2主遮光部について、前記第1副遮光部と前記第2副遮光部との間の第1方向に沿った幅は、前記第2副遮光部と前記第3副遮光部との間の第1方向に沿った幅よりも小さい、請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. さらに、前記第1主遮光部及び前記第2主遮光部と、前記第1副遮光部及び前記第2副遮光部とで区画された第1開口部と、
    前記第1主遮光部及び前記第2主遮光部と、前記第2副遮光部及び前記第3副遮光部とで区画された第2開口部と、を備え、
    前記第1開口部の第1方向に沿った幅は、前記第2開口部の第1方向に沿った幅よりも大きい、請求項5または6に記載の液晶表示装置。
  8. 第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    第1方向に順に並んだ第1乃至第4開口部を区画するとともに、前記第1開口部の第2方向に並んだ第5開口部及び前記第4開口部の第2方向に並んだ第6開口部を区画し、且つ、前記第5開口部と前記第6開口部との間であって前記第2開口部及び前記第3開口部の第2方向に並んだ領域に延在した延在部を有する遮光部と、
    前記延在部と対向する位置に配置され、前記第1基板と前記第2基板との間に介在するスペーサと、
    を備えた、液晶表示装置。
  9. 第1方向に順に並んだ第1乃至第4ソース配線、及び、第2方向に順に並んだ第1乃至第3ゲート配線を備えた第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    前記第1乃至第4ソース配線とそれぞれ対向する第1乃至第4主遮光部と、
    前記第1乃至第4主遮光部と交差し、前記第2ゲート配線と対向する副遮光部と、
    前記第2ソース配線と前記第3ソース配線との間に位置するスペーサと、
    前記スペーサの周囲に位置するスペーサ遮光部と、を備え、
    前記スペーサ遮光部は、
    前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間において前記第2主遮光部及び前記副遮光部と一体的に形成された第1部分と、
    前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間において、前記第2主遮光部、前記第3主遮光部、及び、前記副遮光部と一体的に形成された第2部分と、
    前記第3主遮光部と前記第4主遮光部との間において前記第3主遮光部及び前記副遮光部と一体的に形成された第3部分と、を有する、液晶表示装置。
  10. さらに、前記第1ソース配線と前記第2ソース配線との間に位置する第1中継電極と、前記第2ソース配線と前記第3ソース配線との間に位置する第2中継電極と、前記第3ソース配線と前記第4ソース配線との間に位置する第3中継電極と、を備え、
    前記第1中継電極及び前記第3中継電極は、第1方向に沿った同一直線上に位置し、
    前記第2中継電極は、前記第1中継電極よりも前記第2ゲート配線から離間する側に延出している、請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. さらに、第1コンタクトホールを介して前記第1中継電極と電気的に接続される第1画素電極と、第2コンタクトホールを介して前記第2中継電極と電気的に接続される第2画素電極と、第3コンタクトホールを介して前記第3中継電極と電気的に接続される第3画素電極と、を備え、
    前記第1コンタクトホール及び前記第3コンタクトホールは、第1方向に沿った同一直線上に位置し、前記第2コンタクトホールは、前記第1コンタクトホールよりも前記第2ゲート配線から離間する側に位置している、請求項10に記載の液晶表示装置。
  12. 前記スペーサは、平面視で、その一部が前記第2中継電極と重なり、前記第2コンタクトホールとは重なっていない、請求項11に記載の液晶表示装置。
  13. 前記第2コンタクトホールは、平面視で、前記第2部分と重なっている、請求項12に記載の液晶表示装置。
  14. 前記第1乃至第3部分は、前記第2ゲート配線よりも前記第1ゲート配線側に位置する、請求項9に記載の液晶表示装置。
  15. 前記スペーサ遮光部は、さらに、前記第2ゲート配線よりも前記第3ゲート配線側に位置する第4乃至第6部分を有し、
    前記第4部分は、前記第1主遮光部と前記第2主遮光部との間において前記第2主遮光部及び前記副遮光部と一体的に形成され、
    前記第5部分は、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間において、前記第2主遮光部、前記第3主遮光部、及び、前記副遮光部と一体的に形成され、
    前記第6部分は、前記第3主遮光部と前記第4主遮光部との間において前記第3主遮光部及び前記副遮光部と一体的に形成された、請求項14に記載の液晶表示装置。
  16. 前記スペーサ遮光部は、さらに、前記第2主遮光部と前記第3主遮光部との間において、前記第2主遮光部、前記第3主遮光部、及び、前記副遮光部と一体的に形成された第4部分を有し、
    前記第2部分は、前記第2ゲート配線よりも前記第1ゲート配線側に位置し、
    前記第4部分は、前記第2ゲート配線よりも前記第3ゲート配線側に位置する、請求項9に記載の液晶表示装置。
  17. 前記第1部分は、前記第2ゲート配線よりも前記第3ゲート配線側に位置する、請求項16に記載の液晶表示装置。
  18. 前記第3部分は、前記第2ゲート配線よりも前記第1ゲート配線側に位置する、請求項17に記載の液晶表示装置。
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