JP2016122170A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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Description
電子写真感光体、
該電子写真感光体を帯電する帯電部材、
該電子写真感光体に現像剤を供給する現像剤担持体、及び
該帯電部材または該現像剤担持体と、該電子写真感光体との間隔を保持する間隔保持部材を有し、
該電子写真感光体が、
支持体上に下引き層、電荷発生層、及び電荷輸送層をこの順に有する第一の領域と、
支持体上に下引き層、及び電荷輸送層をこの順に有する第二の領域と、
を有し、
該電荷輸送層が表面層であり、
該下引き層が、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有し、
該電荷輸送層が、ポリカーボネート樹脂及びポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも一方と、電荷輸送物質とを含有し、
該間隔保持部材が、該電子写真感光体の第二の領域の表面と当接することを特徴とするプロセスカートリッジに関する。
該電子写真感光体を帯電する帯電部材、
該電子写真感光体に現像剤を供給する現像剤担持体、及び
該帯電部材または該現像剤担持体と、該電子写真感光体との間隔を保持する間隔保持部材とを有する電子写真装置であって、
該電子写真感光体が、
支持体上に下引き層、電荷発生層、及び電荷輸送層をこの順に有する第一の領域と、
支持体上に下引き層、及び電荷輸送層をこの順に有する第二の領域と、
を有し、
該電荷輸送層が表面層であり、
該下引き層が、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有し、
該電荷輸送層が、ポリカーボネート樹脂及びポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも一方と、電荷輸送物質とを含有し、
該間隔保持部材が、該電子写真感光体の第二の領域の表面と当接することを特徴とする電子写真装置に関する。
支持体上に下引き層、電荷発生層、及び電荷輸送層をこの順に有する第一の領域と、
支持体上に下引き層、及び電荷輸送層をこの順に有する第二の領域と
を有し、
該電荷輸送層が表面層であり、
該下引き層が、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有し、
該電荷輸送層が、ポリカーボネート樹脂及びポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも一方と、電荷輸送物質とを含有することを特徴とする電子写真感光体に関する。
支持体としては、導電性を有するもの(導電性支持体)が好ましい。例えば、アルミニウム、鉄、ニッケル、銅、金などの金属または合金で形成されている支持体を用いることができる。また、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、ガラスなどの絶縁性支持体上にアルミニウム、クロム、銀、金などの金属の薄膜を形成した支持体が挙げられる。また、絶縁支持体上に酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛などの導電性材料の薄膜や、銀ナノワイヤーを加えた導電性インクの薄膜を形成した支持体が挙げられる。支持体の表面には、電気的特性の改善や干渉縞の抑制のため、陽極酸化などの電気化学的な処理や、湿式ホーニング処理、ブラスト処理、切削処理などを施してもよい。
支持体上には、下引き層が設けられる。下引き層は、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有する。
次に、金属酸化物粒子について説明する。金属酸化物粒子としては、例えば、酸化亜鉛、鉛白、酸化アルミニウム、酸化インジウム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化チタン、酸化マグネシウム、酸化アンチモン、酸化ビスマス、スズをドープした酸化インジウム、アンチモンやタンタルをドープした酸化スズ、酸化ジルコニウムなどの粒子が挙げられる。これらの中でも、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズの粒子が好ましい。
下引き層上には、電荷発生層が設けられる。
電荷輸送層に用いられる電荷輸送物質としては、例えば、多環芳香族化合物、複素環化合物、ヒドラゾン化合物、スチリル化合物、ベンジジン化合物、トリアリールアミン化合物、トリフェニルアミンなどが挙げられる。また、これらの化合物から誘導される基を主鎖または側鎖に有するポリマーも挙げられる。
本発明の電子写真装置の全体構成について説明する。図4は、本発明の実施の形態における電子写真装置100の概略断面を示す図である。
次に、図5を用いて、本発明の電子写真装置100に装着されるプロセスカートリッジ8の全体構成について説明する。図5は、電子写真感光体9と現像ローラ22が当接した状態におけるプロセスカートリッジ8の概略断面図である。
長さ260.5mm、直径30mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(導電性支持体)とした。
下記式(3)で示されるブロックイソシアネート基を有するイソシアネート化合物16部、
ポリビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBM−1、積水化学工業(株)製)9部、
2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン(東京化成工業(株)製)1部を、
メチルエチルケトン60部と1−ブタノール60部の混合溶剤に加えて分散液を調製した。
上記式(1−6)で示される構造単位を有し重量平均分子量が50,000であるポリカーボネート樹脂10部を、
ジメトキシメタン30部とクロロベンゼン70部の混合溶剤に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を、電荷発生層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、塗膜を60分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
評価機としてヒューレットパッカード(株)製のレーザービームプリンター(商品名:HP LaserJet Enterprise600 M603、非接触現像方式、プリント速度:A4縦60枚/分)を改造し、接着力の評価を行った。製造した電子写真感光体は、HP LaserJet Enterprise600 M603用のプロセスカートリッジに装着した。電子写真感光体と現像剤担持体の間隔を保持するために、支持体の一端側及び他端側から約9mm位置を中心として、4mm幅の回転できる円筒状でPOM素材の間隔保持部材を当接させた。当接力は30Nとした。カートリッジに装着した電子写真感光体に対して、画像形成領域は、支持体の一端側より20mmの位置から支持体の一端側より240.5mmの位置までの領域となるようにした。したがって、非画像形成領域は、支持体の一端側より0mmの位置から20mmの位置までの領域及び支持体の一端側より240.5mmの位置から260.5mmの位置までの領域となる。そして、電子写真感光体の第二領域の表面に、間隔保持部材が当接することを確認した。
A:膜に変化はなく、良好
B:膜に軽微な感光層の浮きがみられる
C:膜に感光層の浮きがはっきりとみられるが、剥がれには至らない
D:膜の剥がれが見られる
実施例1のポリカーボネート樹脂を、上記式(1−1)で示される構造単位と、上記式(1−5)で示される構造単位を6/4の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が50,000であるポリカーボネート樹脂に変更した。それ以外は実施例1と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表1に示す。
実施例1のポリカーボネート樹脂を、上記式(1−3)で示される構造単位と、上記式(1−7)で示される構造単位を5/5の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が70,000であるポリカーボネート樹脂に変更した。それ以外は実施例1と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表1に示す。
実施例1のポリカーボネート樹脂を、上記式(2−1)で示される構造単位と、上記式(2−2)で示される構造単位を5/5の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が100,000であるポリエステル樹脂に変更した。それ以外は実施例1と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表1に示す。
実施例1のポリカーボネート樹脂を、上記式(2−5)で示される構造単位を有し重量平均分子量が100,000であるポリエステル樹脂に変更した。それ以外は実施例1と同様に電子写真感光体を製造し、同様に評価を行った。結果を、表1に示す。
実施例1〜5の電子写真感光体の第二の領域に当接する間隔保持部材の当接力を10Nとした以外はそれぞれ実施例1〜5と同様に接着力の評価を行った。結果を、表1に示す。
実施例1〜10で用いた下引き層用塗布液のシランカップリング剤で表面処理された酸化亜鉛粒子を、γ−アミノプロピルトリメトキシシランで表面処理した酸化チタン粒子に変更した。それ以外はそれぞれ実施例1〜10と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例1と同様に接着力の評価を行った。結果を、表1に示す。
実施例1〜5の支持体(アルミニウムシリンダー)を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した以外はそれぞれ実施例1〜5と同様に電子写真感光体を製造した。
評価機としてヒューレットパッカード(株)製のレーザービームプリンター(商品名:HP LaserJet Enterprise 500 Color M551、接触現像方式、プリント速度:A4縦30枚/分)を改造し、接着力の評価を行った。製造した電子写真感光体をHP LaserJet Enterprise 500 Color M551用のプロセスカートリッジに装着した。電子写真感光体と現像剤担持体の間隔を保持するために、支持体の一端側及び他端側から約9mm位置を中心として、2mm幅の回転できる円筒状でPOM素材の間隔保持部材を当接させた。当接力は10Nとした。カートリッジに装着した電子写真感光体に対して、画像形成領域は、支持体の一端側より20mm位置から支持体の一端側より241.6mmの位置までの領域となるようにした。したがって、非画像形成領域は、支持体の一端側より0mmの位置から20mmの位置までの領域及び支持体の一端側より241.6mmの位置から261.6mmの位置までの領域となる。そして、電子写真感光体の第二領域の表面に、間隔保持部材が当接することを確認した。
A:膜に変化はなく、良好
B:膜に軽微な感光層の浮きがみられる
C:膜に感光層の浮きがはっきりとみられるが、剥がれには至らない
D:膜の剥がれが見られる
実施例21〜25の電子写真感光体の第二の領域に当接する間隔保持部材の当接力を3Nとした以外はそれぞれ実施例21〜25と同様に接着力の評価を行った。結果を、表2に示す。
実施例21〜30で用いた下引き層用塗布液のシランカップリング剤で表面処理された酸化亜鉛粒子を、γ−アミノプロピルトリメトキシシランで表面処理した酸化チタン粒子に変更した。それ以外はそれぞれ実施例21〜30と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例21と同様に接着力の評価を行った。結果を、表2に示す。
実施例1、21で用いた下引き層用塗布液の上記式(3)で示されるブロックイソシアネート基を有するイソシアネート化合物16部を、上記式(3)で示されるブロックイソシアネート基を有するイソシアネート化合物を含む溶液(商品名:スミジュールBL3175、固形分75%、住化バイエルウレタン(株)製)21.3部に変更した。それ以外は実施例1と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例21と同様に接着力の評価を行った。結果を、表3に示す。
長さ260.5mm、直径30mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(導電性支持体)とした。
下記式(5)で示されるメチロール基がブチルエーテル化された基を有するトリアジン化合物を含む溶液(商品名:J−820−60、固形分60%、DIC(株)製)50部、
アルキッド樹脂(商品名:M−6405−50、固形分50%、DIC(株)製)20部、
2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン(東京化成工業(株)製)1部を、
メチルエチルケトン60部と1−ブタノール60部の混合溶剤に加えて分散液を調製した。
上記式(1−6)で示される構造単位を有し重量平均分子量が50,000であるポリカーボネート樹脂10部を、
ジメトキシメタン30部とクロロベンゼン70部の混合溶剤に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を、電荷発生層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、塗膜を60分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
評価機としてヒューレットパッカード(株)製のレーザービームプリンター(商品名:HP LaserJet Enterprise600 M603、非接触現像方式、プリント速度:A4縦60枚/分)を改造し、接着力の評価を行った。製造した電子写真感光体は、HP LaserJet Enterprise600 M603用のプロセスカートリッジに装着した。電子写真感光体と現像剤担持体の間隔を保持するために、支持体の一端側及び他端側から約9mm位置を中心として、4mm幅の回転できる円筒状でPOM素材の間隔保持部材を当接させた。当接力は30Nとした。カートリッジに装着した電子写真感光体に対して、画像形成領域は、支持体の一端側より20mmの位置から支持体の一端側より240.5mmの位置までの領域となるようにした。したがって、非画像形成領域は、支持体の一端側より0mmの位置から20mmの位置までの領域及び支持体の一端側より240.5mmの位置から260.5mmの位置までの領域となる。そして、電子写真感光体の第二領域の表面に、間隔保持部材が当接することを確認した。
A:膜に変化はなく、良好
B:膜に軽微な感光層の浮きがみられる
C:膜に感光層の浮きがはっきりとみられるが、剥がれには至らない
D:膜の剥がれが見られる
実施例101のポリカーボネート樹脂を、上記式(1−1)で示される構造単位と、上記式(1−5)で示される構造単位を6/4の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が50,000であるポリカーボネート樹脂に変更した。それ以外は実施例101と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表4に示す。
実施例101のポリカーボネート樹脂を、上記式(1−3)で示される構造単位と、上記式(1−7)で示される構造単位を5/5の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が70,000であるポリカーボネート樹脂に変更した。それ以外は実施例101と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表4に示す。
実施例101のポリカーボネート樹脂を、上記式(2−1)で示される構造単位と、上記式(2−2)で示される構造単位を5/5の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が100,000であるポリエステル樹脂に変更した。それ以外は実施例101と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表4に示す。
実施例101のポリカーボネート樹脂を、上記式(2−5)で示される構造単位を有し重量平均分子量が100,000であるポリエステル樹脂に変更した。それ以外は実施例101と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表4に示す。
実施例101〜105の電子写真感光体の第二の領域に当接する間隔保持部材の当接力を10Nとした以外はそれぞれ実施例101〜105と同様に接着力の評価を行った。結果を、表4に示す。
実施例101〜110で用いた下引き層用塗布液のシランカップリング剤で表面処理された酸化亜鉛粒子を、γ−アミノプロピルトリメトキシシランで表面処理した酸化チタン粒子に変更した。それ以外はそれぞれ実施例101〜110と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例101と同様に接着力の評価を行った。結果を、表4に示す。
実施例101〜105の支持体(アルミニウムシリンダー)を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した以外はそれぞれ実施例101〜105と同様に電子写真感光体を製造した。
評価機としてヒューレットパッカード(株)製のレーザービームプリンター(商品名:HP LaserJet Enterprise 500 Color M551、接触現像方式、プリント速度:A4縦30枚/分)を改造し、接着力の評価を行った。製造した電子写真感光体をHP LaserJet Enterprise 500 Color M551用のプロセスカートリッジに装着した。電子写真感光体と現像剤担持体の間隔を保持するために、支持体の一端側及び他端側から約9mm位置を中心として、2mm幅の回転できる円筒状でPOM素材の間隔保持部材を当接させた。当接力は10Nとした。カートリッジに装着した電子写真感光体に対して、画像形成領域は、支持体の一端側より20mm位置から支持体の一端側より241.6mmの位置までの領域となるようにした。したがって、非画像形成領域は、支持体の一端側より0mmの位置から20mmの位置までの領域及び支持体の一端側より241.6mmの位置から261.6mmの位置までの領域となる。そして、電子写真感光体の間隔保持部材の当接領域において、電子写真感光体は、支持体上に下引き層、下引き層の直上に電荷輸送層を有する部分があることを確認した。
A:膜に変化はなく、良好
B:膜に軽微な感光層の浮きがみられる
C:膜に感光層の浮きがはっきりとみられるが、剥がれには至らない
D:膜の剥がれが見られる
実施例121〜125の電子写真感光体の第二の領域に当接する間隔保持部材の当接力を3Nとした以外はそれぞれ実施例121〜125と同様に接着力の評価を行った。結果を、表5に示す。
実施例121〜130のシランカップリング剤で表面処理された酸化亜鉛粒子を、γ−アミノプロピルトリメトキシシランで表面処理した酸化チタン粒子に変更した。それ以外はそれぞれ実施例121〜130と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例121と同様に接着力の評価を行った。結果を、表5に示す。
長さ260.5mm、直径30mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)を支持体(導電性支持体)とした。
酸化亜鉛粒子(平均一次粒径:50nm、比表面積:19m2/g、テイカ(株)製)13.5部を、
メタノールとブタノールとの混合溶剤に分散して下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を支持体上に浸漬塗布して塗膜を形成し、塗膜を温度140℃で20分間乾燥して、膜厚30μmの下引き層を形成した。
上記式(1−6)で示される構造単位を有し重量平均分子量が50,000であるポリカーボネート樹脂10部を、
ジメトキシメタン30部とクロロベンゼン70部の混合溶剤に溶解させることによって、電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を、電荷発生層上に浸漬塗布して塗膜を形成し、塗膜を60分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
評価機としてヒューレットパッカード(株)製のレーザービームプリンター(商品名:HP LaserJet Enterprise600 M603、非接触現像方式、プリント速度:A4縦60枚/分)を改造し、接着力の評価を行った。製造した電子写真感光体は、HP LaserJet Enterprise600 M603用のプロセスカートリッジに装着した。電子写真感光体と現像剤担持体の間隔を保持するために、支持体の一端側及び他端側から約9mm位置を中心として、4mm幅の回転できる円筒状でPOM素材の間隔保持部材を当接させた。当接力は30Nとした。カートリッジに装着した電子写真感光体に対して、画像形成領域は、支持体の一端側より20mmの位置から支持体の一端側より240.5mmの位置までの領域となるようにした。したがって、非画像形成領域は、支持体の一端側より0mmの位置から20mmの位置までの領域及び支持体の一端側より240.5mmの位置から260.5mmの位置までの領域となる。そして、電子写真感光体の非画像形成領域及び間隔保持部材の当接領域において、電子写真感光体は、電子写真感光体の第二領域の表面に、間隔保持部材が当接することを確認した。
A:膜に変化はなく、良好
B:膜に軽微な感光層の浮きがみられる
C:膜に感光層の浮きがはっきりとみられるが、剥がれには至らない
D:膜の剥がれが見られる
実施例201のポリカーボネート樹脂を、上記式(1−1)で示される構造単位と、上記式(1−5)で示される構造単位を6/4の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が50,000であるポリカーボネート樹脂に変更した。それ以外は実施例201と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表6に示す。
実施例201のポリカーボネート樹脂を、上記式(1−3)で示される構造単位と、上記式(1−7)で示される構造単位を5/5の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が70,000であるポリカーボネート樹脂に変更した。それ以外は実施例201と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表6に示す。
実施例201のポリカーボネート樹脂を、上記式(2−1)で示される構造単位と、上記式(2−2)で示される構造単位を5/5の割合(mol比率)で有し、重量平均分子量が100,000であるポリエステル樹脂に変更した。それ以外は実施例201と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表6に示す。
実施例201のポリカーボネート樹脂を、上記式(2−5)で示される構造単位を有し重量平均分子量が100,000であるポリエステル樹脂に変更した。それ以外は実施例201と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表6に示す。
実施例201〜205の電子写真感光体の第二の領域の表面に当接する間隔保持部材の当接力を10Nとした以外はそれぞれ実施例201〜205と同様に接着力の評価を行った。結果を、表6に示す。
実施例201〜210で用いたシランカップリング剤で表面処理された酸化亜鉛粒子を、γ−アミノプロピルトリメトキシシランで表面処理した酸化チタン粒子に変更した。それ以外はそれぞれ実施例201〜210と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例201と同様に接着力の評価を行った。結果を、表6に示す。
実施例201〜205の支持体(アルミニウムシリンダー)を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した以外はそれぞれ実施例201〜205と同様に電子写真感光体を製造した。
評価機としてヒューレットパッカード(株)製のレーザービームプリンター(商品名:HP LaserJet Enterprise 500 Color M551、接触現像方式、プリント速度:A4縦30枚/分)を改造し、接着力の評価を行った。製造した電子写真感光体をHP LaserJet Enterprise 500 Color M551用のプロセスカートリッジに装着した。電子写真感光体と現像剤担持体の間隔を保持するために、支持体の一端側及び他端側から約9mm位置を中心として、2mm幅の回転できる円筒状でPOM素材の間隔保持部材を当接させた。当接力は10Nとした。カートリッジに装着した電子写真感光体に対して、画像形成領域は、支持体の一端側より20mm位置から支持体の一端側より241.6mmの位置までの領域となるようにした。したがって、非画像形成領域は、支持体の一端側より0mmの位置から20mmの位置までの領域及び支持体の一端側より241.6mmの位置から261.6mmの位置までの領域となる。そして、電子写真感光体の第二の領域の表面は、間隔保持部材と当接することを確認した。
A:膜に変化はなく、良好
B:膜に軽微な感光層の浮きがみられる
C:膜に感光層の浮きがはっきりとみられるが、剥がれには至らない
D:膜の剥がれが見られる
実施例221〜225の電子写真感光体の第二の領域の表面に当接する間隔保持部材の当接力を3Nとした以外はそれぞれ実施例221〜225と同様に接着力の評価を行った。結果を、表7に示す。
実施例221〜230で用いたシランカップリング剤で表面処理された酸化亜鉛粒子を、γ−アミノプロピルトリメトキシシランで表面処理した酸化チタン粒子に変更した。それ以外はそれぞれ実施例221〜230と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例221と同様に接着力の評価を行った。結果を、表7に示す。
実施例1で用いた下引き層用塗布液を、以下のように調製した以外は実施例1と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表8に示す。
フェノール樹脂(商品名:プライオーフェンJ−325、樹脂固形分:60質量%、大日本インキ化学工業(株)製)100部を、1−メトキシ−2−プロパノール50部に加えて分散液を調製した。この分散液に、平均粒径0.8mmのガラスビーズを用いて縦型サンドミルにて18℃雰囲気下で4.5時間分散処理した。分散処理後、得られた分散液にシリコーン樹脂粒子(商品名:トスパール120、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ(株)製、平均粒径2μm)22部とシリコーンオイル(商品名:SH28PA)0.002部を添加して攪拌することで、下引き層用塗布液を調製した。この下引き層用塗布液を支持体上に浸漬塗布して塗膜を形成し、塗膜を30分間150℃で加熱、重合させることによって、膜厚が30μmの下引き層を形成した。
実施例4で用いた下引き層用塗布液を比較例1に記載の下引き層用塗布液に変更した以外は、実施例4と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表8に示す。
実施例6で用いた下引き層用塗布液を、比較例1に記載の下引き層用塗布液に変更した以外は実施例6と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表8に示す。
実施例9で用いた下引き層用塗布液を、比較例1に記載の下引き層用塗布液に変更した以外は、実施例9と同様に電子写真感光体を製造し、同様に接着力の評価を行った。結果を、表8に示す。
比較例1の支持体を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した。それ以外は比較例1と同様に電子写真感光体を製造し、実施例21と同様に接着力の評価を行った。結果を、表9に示す。
比較例2の支持体を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した。それ以外は比較例2と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例21と同様に接着力の評価を行った。結果を、表9に示す。
比較例3の支持体を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した。それ以外は比較例3と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例21と同様に接着力の評価を行った。結果を、表9に示す。
比較例4の支持体を、長さ261.6mm、直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金)に変更した。それ以外は比較例4と同様に電子写真感光体を製造した。そして、実施例21と同様に接着力の評価を行った。結果を、表9に示す。
クロスカット試験は、JIS K5600−5−6に基づいて行った。ただし、評価は温度15℃、湿度10%RHの環境下に48時間以上静置した後、クロスカット試験を行った。カットには単一切り込み工具を用い、刃を塗膜に対して約60°に立てた状態で手動で行った。製造した電子写真感光体の塗膜の膜厚は約50μmであるので、カットの間隔は1mmとした。
102 下引き層
103 電荷発生層
104 電荷輸送層
110a、110b 間隔保持部材
8 プロセスカートリッジ
22 現像剤担持体
10 帯電部材
Claims (17)
- 電子写真装置本体に着脱可能に構成されたプロセスカートリッジであって、該プロセスカートリッジが、
電子写真感光体、
該電子写真感光体を帯電する帯電部材、
該電子写真感光体に現像剤を供給する現像剤担持体、及び
該帯電部材または該現像剤担持体と、該電子写真感光体との間隔を保持する間隔保持部材を有し、
該電子写真感光体が、
支持体上に下引き層、電荷発生層、及び電荷輸送層をこの順に有する第一の領域と、
支持体上に下引き層、及び電荷輸送層をこの順に有する第二の領域と、
を有し、
該電荷輸送層が表面層であり、
該下引き層が、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有し、
該電荷輸送層が、ポリカーボネート樹脂及びポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも一方と、電荷輸送物質とを含有し、
該間隔保持部材が、該電子写真感光体の第二の領域の表面と当接することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記電子写真感光体の第一の領域が、前記電子写真感光体の画像形成領域にあり、
前記電子写真感光体の第二の領域が、前記電子写真感光体の非画像形成領域にある請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 前記電子写真感光体の第一の領域が、さらに、前記電子写真感光体の非画像形成領域の画像形成領域側にある請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記下引き層の結着樹脂が、ウレタン樹脂である請求項1から3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記ウレタン樹脂が、イソシアネート化合物と、ヒドロキシ基を有する熱可塑性樹脂とを含む組成物の重合物である請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記下引き層の結着樹脂が、アミノ樹脂である請求項1から3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記アミノ樹脂が、トリアジン化合物と、ヒドロキシ基を有する熱可塑性樹脂とを含む組成物の重合物である請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
- 前記下引き層の結着樹脂が、ポリアミド樹脂である請求項1から3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
- 電子写真感光体と、
該電子写真感光体を帯電する帯電部材、
該電子写真感光体に現像剤を供給する現像剤担持体、及び
該帯電部材または該現像剤担持体と、該電子写真感光体との間隔を保持する間隔保持部材とを有する電子写真装置であって、
該電子写真感光体が、
支持体上に下引き層、電荷発生層、及び電荷輸送層をこの順に有する第一の領域と、
支持体上に下引き層、及び電荷輸送層をこの順に有する第二の領域と、
を有し、
該電荷輸送層が表面層であり、
該下引き層が、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有し、
該電荷輸送層が、ポリカーボネート樹脂及びポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも一方と、電荷輸送物質とを含有し、
該間隔保持部材が、該電子写真感光体の第二の領域の表面と当接することを特徴とする電子写真装置。 - 前記電子写真感光体の第一の領域が、前記電子写真感光体の画像形成領域にあり、
前記電子写真感光体の第二の領域が、前記電子写真感光体の非画像形成領域にある請求項9に記載の電子写真装置。 - 前記電子写真感光体の第一の領域が、さらに、前記電子写真感光体の非画像形成領域の画像形成領域側にある請求項10に記載の電子写真装置。
- 前記下引き層の結着樹脂が、ウレタン樹脂である請求項9から11のいずれか1項に記載の電子写真装置。
- 前記ウレタン樹脂が、イソシアネート化合物と、ヒドロキシ基を有する熱可塑性樹脂とを含む組成物の重合物である請求項12に記載の電子写真装置。
- 前記下引き層の結着樹脂が、アミノ樹脂である請求項9から11のいずれか1項に記載の電子写真装置。
- 前記アミノ樹脂が、トリアジン化合物と、ヒドロキシ基を有する熱可塑性樹脂とを含む組成物の重合物である請求項14に記載の電子写真装置。
- 前記下引き層の結着樹脂が、ポリアミド樹脂である請求項9から11のいずれか1項に記載の電子写真装置。
- 電子写真感光体が、
支持体上に下引き層、電荷発生層、及び電荷輸送層をこの順に有する第一の領域と、
支持体上に下引き層、及び電荷輸送層をこの順に有する第二の領域と
を有し、
該電荷輸送層が表面層であり、
該下引き層が、金属酸化物粒子と、結着樹脂としてウレタン樹脂、アミノ樹脂、ポリアミド樹脂のいずれかを含有し、
該電荷輸送層が、ポリカーボネート樹脂及びポリエステル樹脂からなる群より選択される少なくとも一方と、電荷輸送物質とを含有することを特徴とする電子写真感光体。
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